JPS627524B2 - - Google Patents

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JPS627524B2
JPS627524B2 JP54035947A JP3594779A JPS627524B2 JP S627524 B2 JPS627524 B2 JP S627524B2 JP 54035947 A JP54035947 A JP 54035947A JP 3594779 A JP3594779 A JP 3594779A JP S627524 B2 JPS627524 B2 JP S627524B2
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JP
Japan
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circuit
scanning
optical system
image sensor
signal
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JP54035947A
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Tsutomu Hosono
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Fujinon Corp
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Fuji Photo Optical Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自動焦点検出装置に関し、特に一方向
収束性光学系およびイメージセンサーの組合せに
より焦点検出感度の増大を計つた自動焦点検出装
置に関する。
従来より、物体までの距離を自動的に検出する
方式は種々知られている。例えば所定の基線長の
もとに配置された受光素子により左右像合致によ
る視角差に基づいて測距する二重像合致式、受光
素子のデイツプ効果を利用した極値式、光および
超音波等による投射式および三角測量式等である
が、いずれの方式にも一長一短があり、あらゆる
被写体条件に適合することは困難である。
またこれら方式をカメラに応用した場合、前記
被写体条件の他にカメラの条件、例えばカメラ振
れ等の条件を加わりますます困難となる。
また、上記方式に使用される受光素子について
は、cds、ホトダイオードおよびホトトランジス
タ等の単体の受光素子が使用されているが、これ
らの素子は合焦時の出力信号が小さく適正な合焦
信号を得ることおよび合焦方向を知ること等が困
難である。
さらに近年、CCD(電荷転送素子)および
MOS型等のイメージセンサーが上記方式に使用
されるようになつてきて、上記困難はいくらか緩
和されてきたが、この受光素子においても従来方
式にそのまま適応させた場合には走査方向による
感度の違いおよび空間周波数等の問題により種々
の被写体条件を満足することは困難である。
特にこのイメージセンサーを極値方式に応用し
た場合には、走査信号の高調波成分の極大値によ
り合焦信号を得ることになるが、カメラ振れおよ
び被写体の移動による誤信号が前記走査信号に加
算され焦点検出感度が低下又は不可能となる事態
が生ずる。
したがつて、本発明はこれらの困難に鑑みて、
少しでも被写体条件を緩和し得ると共に合焦感度
の良い自動焦点検出装置を提供することを目的と
する。
この目的を達成するために、本発明装置は、光
軸と垂直な一方向成分に対して収束能力を有する
一方向収束光学系とこの光学系の焦線近傍に配置
されかつ走査方向を前記焦線と略垂直に配列され
た自己走査型イメージセンサーと前記光学系と前
記イメージセンサー間の実効距離を可変する走査
機構とによつて構成される。
さらに本発明は、焦点検出信号の極性を機械的
な走査なしに検出する装置を提供することを目的
とし、この目的は合焦検出に用いるイメージセン
サーを光軸に対して傾斜させることにより達成さ
れる。
以下、本発明を添付図面の実施例に基づいて詳
述する。
第1図は本発明を一眼レフカメラに応用した場
合の側面図を示す。
まず被写体からの光は撮影レンズ1を介して反
射ミラー2に入射し、ここで90度光路が変更され
ピントグラス5およびコンデンサーレンズ4等の
フアインダー系へと導びかれる。
また前記反射ミラー2の一部には光透過面(図
示せず)が形成され、この光透過面を通過した被
写体光は補助ミラー3により90度光路が変更され
フイルム面7と等価な位置に配置された視野絞り
8および光路変更ミラー9を介して結像レンズ1
0およびレンチキユラーレンズ11からなる一方
向収束光学系に入射され、イメージセンサー12
上に一方向だけ結像された縦縞の像を形成する。
ここで前記視野絞り8はイメージセンサー12
の視界を制限するもので、撮影者による測距範囲
の可変あるいは変換レンズ等の焦点距離の違い等
によつて手動的あるいは自動的に可変するように
なす事も可能である。
さらにイメージセンサー12からの走査信号は
後述する制御回路13により処理されサーボモー
ター14を介して前記撮影レンズ1を駆動する。
前記一方向収束光学系は第5図イに示すように
結像レンズ10およびレンチキユラーレンズ11
によつて一方向に収束性(図中x軸方向)および
他の方向に発散性(図中y軸方向)を持たせてあ
るが、この光学系は一方向(x軸方向)にだけ収
束性があれば良いからy軸方向の収束性はx軸方
向に比べ弱いか、無いかあるいは発散性があるか
のいずれでも良い。
したがつて、第5図ロに示す如くx軸方向の曲
率を持つたシリンドリカルレンズでも同様な効果
が得られる。
この一方向収束光学系によつてイメージセンサ
ー12上に被写体像がどのように結像されるかを
第2図を参照して説明する。
ここで、前記一方向収束光学系の収束方向は、
イメージセンサー12の受光素子アレイ12iの
走査方向(x軸方向)に対応して決めてあるた
め、x軸方向には所定の倍率で結像されy軸方向
は所定の倍率で発散され結果として前記アレイ1
2iの方向に対して垂直な縦縞の模様となる。
このように受光素子アレイ12i上に縦縞に被
写体像を結像することによりy軸方向へのカメラ
ブレ(実際のカメラブレはこの方向がほとんどで
ある)による走査信号は変化しないこと、前記ア
レイ12i一ラインであるがこのラインと垂直方
向に対しても広い視野を走査することになるので
走査位置と撮影者が確認するためのターゲツトと
のパラツクスの調節が容易となることおよび被写
体のパターンがどのようなものであつても受光素
子アレイ12iの走査方向と一方向収束光学系の
焦線とがほぼ垂直の関係にあるため最も変化率の
大きい信号が得られること等の利点が得られる。
次に前記イメージセンサー12および制御回路
13の回路構成を第3図を参照して詳細に説明す
る。ここで第1図と同一符号は同一作用物を示す
ものとする。
まずイメージセンサー12としてCCD(電荷
転送素子)が用いられこのCCDはクロツクパル
ス発生器13−1からのパルスによりCCD駆動
回路13−2を介して順次走査される。この走査
信号は平滑増幅回路13−4、微分回路13−5
および絶対値回路13−6により走査信号の高周
波成分が取出され、かつ整流される。この整流信
号はゲート回路13−8により電源投入時および
CCD12の不連続走査によるノイズが除去され
ピーク値ホールド回路13−9に入力される。こ
のホールド回路13−9の出力信号はアツプダウ
ンカウンター13−10をリセツトする。このカ
ウンター13−10は撮影レンズを駆動するため
のステツピングモーター14がサーチスキヤン中
はアツプ入力にパルスが入力され、およびデイテ
クトスキヤン中はダウン入力にパルスが入力され
カウント数がマイナスになると桁下げ信号がカウ
ンター13−10から出力されこの信号により前
記モーター14をストツプさせる。
第4図イ,ロ,ハ,ニおよびホは第3図に示す
各回路の出力波形を示すもので電源投入時をtoと
してn回目の走査終了時間をtn(n=0、1、2
……n)とする。
以下本発明装置の動作を第1図、第2図、第3
図および第4図を参照して説明する。
レリーズ第1段により電源スイツチが投入され
ると、モーター14はクロツクパルスにより撮影
レンズ1を無限位置から至近位置まで移動させ
る。(サーチスキヤン) このサーチスキヤン中にCCD12の走査信号
のうち高周波成分が最大の時点で例えば第4図の
t3〜t4の第4回目の走査の時点で最大であるとす
ると、この時点でピーク値ホールド回路13−9
からの出力信号は停止し、カウンター13−10
はレンズ1が至近に至るまでアツプカウントを行
なう。
このレンズ1が至近に至つた後図示せぬ機構に
よりモーター14は逆転されると共にカウンター
13−10はダウンカウントを行なう。(デイテ
クトスキヤン) この時前記t3〜t4の時点におけるレンズ1の位
置にレンズ1が至近から到達した時にカウンター
13−10は桁下げ信号を出力し、この出力信号
によりモーター14は停止される。
すなわち第4図ホの信号においてサーチススキ
ヤン中にピーク値ホールド回路13−9の最後の
Hレベルのパルスが発生した時の撮影レンズ1の
移動位置が合焦点位置を示すものであり、この合
焦信号はカウンター13−10内にステツピング
モーター14の制御回路からのパルスとして記憶
される。すなわちピーク値ホールド回路の出力ホ
の最後のHレベルによりカウンター10は最終的
にリセツトされ、それ以降CCDが一連(無限か
ら至近)の走査を終了するまでの間のモーター1
4の回転数と関係したパルスがカウンター13−
10内に記億される。
ここでモーター14の逆回転により、カウンタ
ー13−10のカウント数が減数されてゆく途中
カウント数がマイナスになつた時すなわち前記合
焦点位置にモーター14は停止され、よつて合焦
位置にレンズ1は停止される。
この後レリーズ第2段操作によりシヤツターが
レリーズされミラー2がアツプすると共にシヤツ
ター幕6が走行し一連の露出制御が行なわれる。
以上の説明では前記光学系とイメージセンサー
間の実効距離(光路長)を可変するために撮影レ
ンズ1そのものを移動させる方法であるが、第6
図に示すように走査プリズムにより前記光路長を
変えるようにする方法も有効である。
この方法では、前記走査プリズムは固定プリズ
ム20および可動プリズム21を互いに斜面を向
い合せにして配置され、かつ可動プリズム21の
前記斜面にそつての走査によつて実質的に平行平
面板の厚さを変えるという動作が行なわれる。
この走査プリズムはさらにイメージセンサー1
2前面に配置されて前記光路長を変える。前記走
査は前記撮影レンズ1のサーチススキヤンおよび
デイテクトスキヤンに換えて行なわれるものであ
る。したがつて、前記撮影レンズ1を前記可動プ
リズム21のデイテクトスキヤン中に停止された
位置に対応した前記撮影レンズ1の移動位置又は
移動方向へ移動するだけで合焦動作が行なえ、撮
影レンズ1自体の運動がスムーズとなる。特に映
画撮影器等の如く連続的にフオーカスを制御する
場合に非常に有利となる。
また前記光路長の可変にプリズムを使用するこ
ことは、一般に合焦操作における光路長の変動分
は非常に小さく精度を要するため、この変動分を
拡大できる利点がある。
さらに可動プリズム21を固定プリズム20の
斜面にそつて移動させることは、収差除去および
受光素子アレイ12i上の結像範囲の変動を少な
くする事において有利となる。
第7図は本発明の他の実施例の要部を示すもの
で、前記一方向収束光学系としてのシリンドリカ
ルレンズ11がイメージセンサーの受光素子アレ
イ12ijの走査方向(図示x軸方向)に対して収
束するように配置され、かつイメージセンサー1
2を光軸に対して90度未満の角度で傾斜させて光
軸上に配置したものである。そして、この一方向
収束光学系とイメージセンサーは、第1図に示す
10,11,12にかわつて配置するものとす
る。
この実施例の場合は上記した走査プリズムから
なる光学的走査機構を無くしかつ合焦方向をも知
ることができるものである。
まず初めにこの実施例において受光素子アレイ
12ijが2列の場合をこの場合の制御回路を示す
第8図AおよびBを参照して説明する。この場合
においても前記実施例と同一符号は同一作用物を
示すものとし、また各ブロツクの構成は第3図と
ほぼ同様であるので相違点を中心に述べることと
する。
まず2列の受光素子アレイ12i1および12i2
はクロツクパルス発生器13−1よりのパルスに
よりCCD駆動回路13−2により順次走査され
平滑増幅回路13−4および13−4′により
個々の出力の包絡線が求められる。これらの包絡
線より微分回路13−5および13−5′により
高周波成分が取り出され絶対値回路により直流信
号に変換される。これらの変換出力からゲート回
路13−8および13−8′により電源投入時に
発生するノイズ及び受光素子アレイ12i1および
12i2の不連続点におけるノイズ成分が除去され
クランプ回路13−20および13−20′にそ
れぞれ入力される。このクランプ回路13−20
および13−20′は所定値より高い信号成分の
みを取り出すもので非合焦信号はこのクランプ回
路でカツトされるため合焦感度を上げるものであ
る。つまり、非合焦時のクランプ回路への入力信
号は、合焦時に比較して高い信号成分が少なく平
担化されている事は、微分回路13−5および1
3−5′の出力信号に高周波成分が少ない事から
明らかである。よつてクランプ回路によりある所
定値より高い信号成分のみを取り出した場合に
は、非合焦時は少なく、一方合焦時は多くなり、
S/N比が高い合焦信号が得られる。
このクランプ回路13−20の出力はV−I変
換回路13−22により電流値に変換され積分コ
ンデンサーCに充電される。
さらに他のクランプ回路13−20′の出力は
反転回路13−21を介してV−I変換回路13
−22′に入力され、この電流出力により前記積
分コンデンサーCは放電される。放電抵抗R1
は、前記積分コンデンサーCの電荷をある時定数
をもつて放電する事により、n−1,n−2,…
…、回目の信号を減衰させ過去の信号が累積され
る事を防止する為のものである。
ここで、前記両信号を積分する理由は被写体の
像のうち例えば奥行きのある被写体では各々の被
写体の平均的な位置を算出するためで、具体的に
は視野内を占有する面積が多い方、コントラスト
の高い方、パターンの境界がはつきりしている方
および輝度の高い方等被写体に合う確率が多い様
にするためである。
前記積分された出力はブリーダ抵抗R2、R2
よびR4によつて所定電圧が与えられたコンパレ
ーターOP1およびOP2の正入力端子および負入
力端子にそれぞれ入力される。
またこのコンパレーターOP1およびOP2の出
力はそれぞれ撮影レンズ駆動モーター14に入力
されているためこのモーター14は前記ブリーダ
抵抗R2、R3およびR4によつて与えられた分割電
圧の中間点で停止することとなる。
ここでコンパレーターOP1およびOP2のコン
パレートレベルに所定の幅をもたせたのは連続的
に合焦制御を行なう場合に合焦信号が小さい時に
前記モーター14を制御するとこの信号はS/N
比が低いため誤信号が発生し誤まつた制御を行な
いハンチング等を行すこととなるため、この様な
信号レベルの時には前記モーター14を停止して
おくためである。
したがつて、このモーター14は前記受光素子
アレイ12i1および12i2の出力が等しくなるよ
うに制御され、すなわち被写体像が2列の受光素
子ラインの中間に結像される時にモーター14は
停止され撮影レンズ1の合焦動作が行なえる。さ
らにこれらコンパレーターOP1およびOP2の出
力により合焦方向をも知ることができる。
またここではモーター14の回転時期は特に規
制を行なつていないが、このモーター14へのパ
ルス的な電圧印加は好ましくないので、この点を
改良したものが第9図に示す回路である。
第9図においては第8図に示すV−I変換回路
13−22および13−22′の出力以後を示し
またクロツクパルス発生回路13−1からの出力
がシーケンス回路13−23を介して前記積分コ
ンデンサーの放電制御および前記コンパレータ
OP1およびOP2の出力を一時記憶するラツチ回
路13−24および13−24′を制御する回路
構成が追加されている。
ここでこれら構成の動作は、第n回目の走査が
終了した時点でのコンパレーターOP1およびOP
2の判定結果がラツチ回路13−24および13
−24′に記憶され、第n+1回目の走査中にそ
の記憶状態に基づいてモーター14が一定時間だ
け回転を規制される。この様に構成することによ
り受光素子アレイ12i1および12i2の走査中の
それぞれの出力によりモーター14は制御され
ず、一走査後の結果に基づいて制御されるためモ
ーター14すなわち撮影レンズ1の運動が非常に
スムーズになる。
以上説明したように受光素子アレイ12ijが2
列の場合では、被写体までの距離が時々刻々と変
化するものに対しても、撮影レンズを動かすべき
方向が判明でき、しかも撮影レンズの移動もハン
チング等の支障なしにスムースにでき特にシネカ
メラ等の自動合焦装置として有効である。
第10図の実施例は、特にスチールカメラとし
て上述の方法をさらに改善したもので、極く短時
間の間に撮影レンズを動かすべき移動量をも検出
可能なものでありさらには、機械的な走査部材を
全く必要とせずに行ないうる自動焦点検出装置の
処理回路に関するものである。
この光学的配置は第7図に示すCCD12の受
光素子アレイ12ijを2列以上設けたものであ
り、撮影レンズ1を介さないで直列シリンドリカ
ルレンズ11を被写体に向け被写体像をCCD1
2上に投影するものとする。
以下にこの場合の処理回路を第10図に参照し
て説明する。
ここで第3図と同一符号は同一作用物を示すも
のとする。この場合にも第3図の回路と同様にピ
ーク値ホールド回路13−9よりCCD12より
の信号の高周波成分の最大値が求められるが、さ
らに論理回路13−10によりこの最大値がどの
受光素子アレイで出力されるかを検出して合焦位
置が撮影レンズおよび走査プリズムの移動なしに
決定される。
すなわち、無限距離から至近距離の範囲にある
被写体像は、一方向収束光学系により受光素子ア
レイ12ijのどこかのラインに一番良く焦線を結
び、このラインを走査した時にこの走査信号の高
周波成分が他のラインに比べて最大を示す事にな
る。この信号はピークホールド回路13−9の出
力信号により判断できる。
すなわち、一連の走査を終了するまでの間で、
最後に出力されるHレベルの信号が最大値を示し
た時の信号を示し、この信号が出力された時の走
査中の受光素子アレイのライン上に一番良好な焦
線が結像されている事になる。
この事は、CCD駆動回路13−2から論理回
路13−10へ何番目のCCDラインを走査中で
あるというデータが送られる一方、ピーク値ホー
ルド回路13−9からの最後の出力パルス信号に
よつて最終的にその時のデータがラツチされる。
このラツチの内容はデイジタル的に第何番目の
CCDに焦線が結ばれているという事を示し、よ
つてCCDラインのヒツチ関係及びセルの傾斜角
度の関係により被写体が何mの近傍にあるという
事が解る。したがつて撮影レンズ1をどれだけ移
動させれば良いか判る事になる。
そこでモータ駆動回路13−11によりモータ
ーMがラツチ内容に示される移動量だけ撮影レン
ズ1を移動し、この移動後シヤツターが作動す
る。
ここで2個以上の受光素子アレイを用いて合焦
位置を検出する場合にこのアレイ間に不連続点が
あると、その点を通過する際に発生するノイズが
問題となり本実施例ではゲート回路13−8にお
いてそのノイズを除去しているが、第11図に示
す如くCCD12の各受光素子アレイを連続的に
配置する場合は前記ノイズが簡単に除去できる。
第11図イは各受光素子アレイを垂直に接続し
た場合でこの場合垂直ライン上の信号はCCDへ
の結像に一方向収束光学系を用いているため変化
しない。また第11図ロは各受光素子アレイを次
のアレイと互いに傾斜させて接続した場合であつ
て水平走査時のノイズを除去するようにしたもの
である。
一方CCDラインのピツチを小さくし、ライン
数を増すことにより、より精度アツプすることは
云うまでもないがCCDラインを使用せずには撮
像管を傾けて行なえば何の支障もなくライン数を
増やす事ができ有効である。
このように第10図の実施例の場合は何のメカ
的走査部材を必要とせず被写体までの距離が極く
短時間で判明できる。
本発明は以上説明したように一方向収束光学系
により被写体像をイメージセンサー上に結像させ
この像を走査するようにしたため被写体の模様に
影響を受けにくく、またカメラブレによる信号の
変化も防止できる。
さらにイメージセンサーの採用およびこのイメ
ージセンサーを光軸に対して傾斜させることによ
り機械的走査を極力少なくすることまたは全くな
くすることができる等従来にない安価で高性能な
自動焦点検出装置が提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を一眼レフカメラに応用した場
合の構成図、第2図はこの実施例におけるイメー
ジセンサーの斜視図、第3図はこの実施例におけ
る制御回路のブロツク図、第4図はこのブロツク
図の各点におけるタイムチヤート、第5図は第1
図における一方向収束光学系の斜視図、第6図は
他の実施例を示す走査プリズムの配置図、第7図
はさらに他の実施例を示す一方向収束光学系とイ
メージセンサーとの配置図、第8図AおよびBは
第7図の光学系における制御回路のブロツク図、
第9図は第8図に示す制御回路の他の実施例の要
部ブロツク図、第10図は第7図の光学系におけ
る制御回路の他の実施例を示すブロツク図および
第11図は第10図に使用されるイメージセンサ
ーの受光素子アレイの例を示す正面図をそれぞれ
示す。 1……撮影レンズ、2……反射ミラー、3……
補助ミラー、4……コンデンサーレンズ、5……
ピントグラス、6……シヤツター、7……フイル
ム、8……補助絞り、9……方向変換ミラー、1
0……レンズ、11……レンチキユラーレンズ、
12……イメージセンサー、13……制御回路、
13−1……クロツクパルス発生回路、13−2
……CCD駆動回路、13−4……平滑増幅回
路、13−5……微分回路、13−6……絶対値
回路、13−7……ゲート制御回路、13−8…
…ゲート回路、13−9……ピーク値ホールド回
路、13−10……カウンター、13−11……
モーター駆動回路、13−20……クランプ回
路、13−21……反転回路、13−22……V
−I変換回路、13−23……シーケンス回路、
13−24……ラツチ回路、14……モーター、
20および21……走査プリズム、C……積分コ
ンデンサー、R1,R2,R3およびR4……抵抗、OP
1およびOP2……コンパレーター。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 光軸と垂直な一方向成分に対して収束能力を
    有する一方向収束光学系とこの光学系の焦線近傍
    に配置されかつ走査方向を前記焦線と略垂直に配
    置されると共に光軸と垂直な面に対して90゜未満
    の角度で配置された自己走査型イメージセンサー
    とこのイメージセンサーからの走査出力の高周波
    成分を積分しこの積分値の極値を求める処理回路
    とから構成されたことを特徴とする自動焦点検出
    装置。 2 一方向収束光学系をシリンドリカルレンズと
    なしたことを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の自動焦点検出装置。 3 イメージセンサーをCCDとなしたことを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の自動焦点検
    出装置。
JP3594779A 1979-03-27 1979-03-27 Automatic focus detector Granted JPS55127527A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3594779A JPS55127527A (en) 1979-03-27 1979-03-27 Automatic focus detector

Applications Claiming Priority (1)

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JP3594779A JPS55127527A (en) 1979-03-27 1979-03-27 Automatic focus detector

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JPS55127527A JPS55127527A (en) 1980-10-02
JPS627524B2 true JPS627524B2 (ja) 1987-02-18

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ID=12456176

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JP3594779A Granted JPS55127527A (en) 1979-03-27 1979-03-27 Automatic focus detector

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