JPS6273559A - 非水系二次電池 - Google Patents

非水系二次電池

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Publication number
JPS6273559A
JPS6273559A JP60212242A JP21224285A JPS6273559A JP S6273559 A JPS6273559 A JP S6273559A JP 60212242 A JP60212242 A JP 60212242A JP 21224285 A JP21224285 A JP 21224285A JP S6273559 A JPS6273559 A JP S6273559A
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JP
Japan
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negative electrode
alkali metal
metal ions
solid
secondary battery
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Application number
JP60212242A
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English (en)
Inventor
Riichi Shishikura
利一 獅々倉
Hiroshi Konuma
博 小沼
Toshiyuki Sakai
酒井 敏幸
Hidenori Nakamura
英則 中村
Masataka Takeuchi
正隆 武内
Masao Kobayashi
小林 征男
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Hitachi Ltd
Resonac Holdings Corp
Original Assignee
Showa Denko KK
Hitachi Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M4/00Electrodes
    • H01M4/02Electrodes composed of, or comprising, active material
    • H01M4/36Selection of substances as active materials, active masses, active liquids
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M10/00Secondary cells; Manufacture thereof
    • H01M10/36Accumulators not provided for in groups H01M10/05-H01M10/34
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 り棗−匹且且±1 本発明は、エネルギー密度が高く、自己放電が小さく、
サイクル寿命が長く、かつ充・放電効率(クーロン効率
)の良好な非水系二次電池に関するものである。
正釆皇且薯 現在、汎用されている二次電池には、鉛蓄電池、Ni/
Cd電池等がある。これらの二次電池は、単セルの電池
電圧がせいぜい2.0V程度であり、一般には水溶液系
電池である。近年、電池電圧を高くとることができる二
次電池として、liを負極に用いた電池の二次電池化の
研究が盛んに行なわれている。
1iを電極に用いた場合には、水とliとの高い反応性
のため、電解液としては非水系を用いることが必要であ
る。
しかし、Llを負極活物質として二次電池反応を行なう
場合には、充電時にl−i+が還元されるとぎにデンド
ライトが生じ、充・放電効率の低下及び正・負極の短絡
等の問題がある。そのため、デンドライトを防止し、9
4極の充・放電効率、サイクル寿命を改良するための技
術開発も数多く報告されており、例えばメチル化した環
状エーテル系溶媒を電池の電解液の溶媒として用いる方
法〔ケー・エム・アブラハム等゛リチウム バッテリー
ズパ、ジエー・ビー・カルパフ1編集。
アカデミツクプレス発行、ロンドン(1983年);に
、H0^braham et at、  in “Li
thium Batteries ” 。
J、P、Gabano、 editor、 Acade
mic press、 London(1983) )
や電解液系にポリエチレングリコール、ポリプロピレン
グリコール、ポリエチレンオキサイド等の添加物を加え
、li界面にイオン導電性の保護皮膜を形成する方法(
ジャーナル・オブ・バワーソーシズ、第12巻、第2号
、第83頁〜144頁(1984年)  ; Jour
nal of Power 5ources、  12
(1984)や特開昭60−41773号公報等)。ま
た、電極自体をAIと合金化することにより、[iのデ
ンドライトを防止する方法〔特開昭59−108281
号公報〕等が提案されている。
さらに、負極活物質として、アルカリ金属やLi /A
ρのごとき、アルカリ金属合金の他に主鎖に共役二重結
合を有する導電性高分子を用いることも知られている〔
ジェー・エイチ・カーフマン、ジエー・ダブル・カウフ
7−.ニー・ジエー・ヒーガー、アール・カーナー、ニ
ー・ジー・マクダイアミド、フィジックスレビュー、、
826巻。
第2327頁(1982年)  ; J、tl、Kau
fman、 J、W、Kaw4er。
A、J、Heeger、  R,にaner、  A、
G、HacDiarmid、  Phys。
Rev、、 826 2327 (1982))この方
法で用いられる導電性高分子としては、ポリアセチレン
をはじめ、ポリチオフェン、ポリパラフェニレン等がよ
く知られている。またグラファイトや他の層間化合物を
負極活物質に用いることも知られている。
日 ゛し と アルカリ金属イオンを吸蔵放出する電極を負極に用いる
場合、その電極反応容量を実用的なレベルに上げ、その
反応が高効率で可逆的に繰り返し行なえ、かつ自己放電
を少なくするためには、従来の公知技術では充分満足す
るものではない。
即ち、アルカリ金属イオンの還元時に生ずるデンドライ
トを防止するためには、アルカリ金属とAfJやMg等
との合金を負極に用いることでデンドライトの発生をか
なり改善できる。しかし、この場合、l−iの利用率が
低い場合にのみ可逆性が得られ、l−iの利用率を高く
するとデンドライトを生じるとともに、電極自身の崩壊
が起こり、実用化には不充分である。また、9橿活物質
表面をポリエチレンオキサイド等のイオン導電性保護膜
で覆うことでもデンドライト発生を防止できるものの、
その効果は小さく、合金化にイオン導電性保護皮膜の被
覆を併用しても充分な改善には至らない。
その理由としては、従来技術のイオン導電性保護皮膜で
は、負極上を皮膜が一様に完全に覆っているわけではな
く、空孔の多い皮膜と考えられ、皮膜自身のイオン導電
性が充分でないためと考えられる。さらに、アルカリイ
オンの還元反応においては、反応律速が合金中のアルカ
リ土属イオンの拡散速度に依存すると考えられ、塊状の
合金表面のみを保護皮膜で覆っても合金表面近くのアル
カリ金属イオン濃度が合金内部に比べて高濃度になり、
合金の内部と表層部の相状態が異なり、合金中に内部応
力が発生し、合金に亀裂が生じたり、皮膜を通過してデ
ンドライトが成長するものと考えられる。
また、主鎖に共役二重結合を有する導電性高分子やグラ
ファイト等を負極に用い、アルカリ金属イオンのドーピ
ング・アンド−ピング反応を利用する方法は、デンドラ
イトを防止することには有効ではあるが、高ドーピング
レベルで電流密度を高くした場合には、上記と同様にデ
ンドライトを生じたり、電解液と副反応を生じたり、ま
た電極自身の劣化を引き起こしたりして、充・放電効率
及びサイクル寿命が充分ではない。
さらに、電解液に用いる溶媒をアルカリ金属と反応しに
くい溶媒に替えてもデンドライトを完全に防止すること
は不可能であり、アルカリ金属イオンの高い利用率での
可逆性は充分ではない。
I、   f’、7だ一0工1 本発明者らは、前記従来技術の欠点を解決すべく鋭意検
討した結果、負極として固体状イオン導電体とアルカリ
金属イオンを吸蔵放出する他の負極材料との複合体を用
いることによって、充・放電の可逆性が良好であり、サ
イクル寿命が長く、高エネルギー密度を有し、自己放電
率が極めて低い、高性能の非水系二次電池が得られるこ
とを見出し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は、正極、負極及び電解液を主要構成要素
とする非水系二次電池において、負極として固体状イオ
ン導電体とアルカリ金属イオンを吸蔵放出する他の負極
材料との複合体を用いることを特徴とする非水系二次電
池に関する。
負極用複合体電極を作製するために用いられる固体状イ
オン導電体は、エーテル系化合物とアルカリ金属塩とか
らなる複合物、リン酸エステルとアルカリ金属塩とから
なる複合物、エーテル系化合物、リン酸エステル及びア
ル九り金属塩からなる複合物である。
かかる固体状イオン導電体を製造する場合に用いられる
エーテル系化合物としては、1,2−ジメトキシエタン
、1.1−ジメトキシエタン、1,2−ジェトキシエタ
ン、1,2−ジブトキシエタン、テトラヒドロフラン、
1.3−ジオキソラン、4−メチル−1,3−ジオキソ
ラン、1,4−ジオキサン、テトラヒドロフラン、テト
ラヒドロビラン、ポリエチレンオキシド、ポリプロピレ
ン−オキシド等があげられる。これらエーテル系化合物
のうちで好ましいものは、1.2−ジメトキシエタン、
1.1−ジメトキシエタン、1.2−ジェトキシエタン
、1.2−ブトキシエタン、テトラヒドロフラン、4−
メチル−1,3−ジオキソラン、分子mが500以下の
ポリエチレンオキシド(ポリエチレングリコール)であ
る。
アルカリ金属塩としては、例えばLiCρ04゜Li 
BF4 、Li 303 CF3 、Li PFe 。
Lt As Fe 、Na PFs 、Na BF4 
Na Cjl 04 、Na A3 Fe 、KPFe
 。
KAs Fa 、KCρ04 、KBF4等があげられ
る。これらのアルカリ金属塩のうち、好ましいものは、
Li PFe 、Li BF4 、Li As Fa 
KPFe 、KAS Fa 、Na PFe 。
Na As Faであり、特に好ましいものは、しi 
PFe 、Na PFa 、KPFeである。
リン酸エステルは、一般式 C式中、R1,R2、R3は水素原子、炭素数が1〜1
0のアルキル基または炭素数が6〜10のアリール基を
示す。但し、R+ 、R2、R3は同時に水素原子であ
ることはない。〕 上記一般式で表わされるリン酸エステルの代表例として
は、ジメチルホスフェート、トリメチルホスフェート、
トリエチルホスフェート、トリクレジルホスフェート、
モノメチル−ジエチルホスフェート、モノメチル−ジブ
チルホスフェート、メチル−エチル−ブチルホスフェー
ト、メチルーエチル−プロピルホスフェート、トリフェ
ニルホスフェート等があげられる。
これらのリン酸エステルのうち、好ましいものはジメチ
ルホスフェート、トリメチルホスフェート、トリエチル
ホスフェート、モノメチルージ工R3のうち1箇が水素
であり、他が炭素数が4以下のアルキル基であるもの、
またはR1−R3のいずれもが炭素数が4以下のアルキ
ル基であり、かつR1−R3の合計の炭素数が10以下
のものである。
固体状イオン導電体の製造方法としては、以下の方法が
あげられる。
まず、エーテル系化合物(例えばポリエチレンオキサイ
ド)とアルカリ金属塩(例えばLt Cjl 04 )
からなる固体状イオン導電体は、エム・ビー・アーマン
ド等、ファースト・アイオン・トランスポート・イン・
アイオニクス、第5巻、第685頁(1981年)  
(H,B、Armand et at。
Fast Ion Transport in 1on
ics、 5.685 (1981)  )及びデュワ
ード・エフ・シュリーバ−、グレゴリ−・シー・ノアリ
ング1−ン、ケミカル・アンド・エンジニアリング・ニ
ュース、5月、第20巻、第42頁〜第44頁(198
5年)  (Duvard F、5hriver。
Gregory、 C,Farrington、 C&
 [8,May 20 42〜44(1985))に記
載されている方法に従って製造することができる。
また、リン酸ニスデルとアルカリ金属塩からなる固体状
イオン導電体、リン酸エステル、エーテル系化合物及び
アルカリ金属塩からなる固体状イオン導電体は、特願昭
60−142589号に記載されている方法に従って製
造することができる。
上記方法における固体状イオン導電体の具体的な製造方
法としては、リン酸エステル単独、またはリン酸エステ
ルとエーテル系化合物との混合物(体積比10:1〜1
:5.好ましくは1:1〜1:3)に、アルカリ金属塩
を適量、例えばO11モル/ρ〜2.0モル/pの範囲
内で混合した後、数百度、例えば300〜500℃に加
熱処理して製造する方法、及びアルカリ金属塩を例えば
0.1モル/1〜2.0モル/IIの範囲内でリン酸エ
ステル、またはリン酸エステルとエーテル系化合物との
混合溶媒中(体積比10:1〜1:5、好ましくは1:
1〜1:3)に溶解して電解液を調製し、その電解液中
にアルカリ金属を適量、例えば1モル/1以上添加して
アルカリ金属と電解液とを反応させて目的の固体状イオ
ン導電体を製造する方法等があげられる。
これらの方法のうちで簡単でしかも効率よく、固体状イ
オン導電体を製造するためには、後者の電体のうち、好
ましいものは、リン酸エステルとアルカリ金属塩からな
る固体状イオン導電体、リン酸エステル、エーテル系化
合物及びアルカリ金属塩からなる固体状イオン導電体で
ある。なぜならば、リン酸エステルとアルカリ金属塩及
びリン酸エステル、エーテル系化合物及びアルカリ金属
塩からなる固体状イオン導電体は、エーテル系化合物と
アルカリ金属塩からなる固体状イオン導電率に比べて製
造方法が簡単であるばかりでなく、イオン導電率が高く
、かつ負極材料との複合化も容易にできるためである。
複合体を製造するために用いられるもう一つの構成要素
であるアルカリ金属イオンを吸蔵放出する他の負極材料
は、l−i、Na、に箸のアルカリ金属;これらのアル
カリ金属と△ρ、 Mn 、 3n 。
Zn、Bi 、Si 、Pb、Cd及びMqからなる群
から選ばれた少なくとも1種の金屑からなるアルカリ金
属合金:ボリバラフエニレン、ポリ−2,5−アルコキ
シフェニレン、ポリキノサリン及びポリアセチレンから
なる群から選ばれた少なくとも1種の導電性高分子:ア
ルカリ金属またはアルカリ金属合金と1mm性分子との
複合体があげられる。ここでいう複合体とは、アルカリ
金属またはアルカリ金属合金と導電性高分子との均一な
混合物、積層体及び基体となる成分を他の成分で修飾し
た修飾体を意味する。
固体状イオン導電体と負極材料から複合体を製造する方
法としては、(1)負極材料と固体状イオン導電体とを
適量ずつ混ぜ、機械的によくねり込んで複合化する方法
、(2)負極材料の電解液と接触する面に、固体状イオ
ン導電体をそのまま、またはエーテル系溶媒等に溶解さ
せて塗布する方法、(3)アルカリ金属を含有する負極
材料をアルカリ金属塩を含むリン酸エステルまたはリン
酸エステルとエーテル系化合物との混合液中に入れ、負
極活物質とリン酸エステルとの接触部に固体状イオン導
電体を化学的に反応させて作製し、複合化する方法等が
あるが、必ずしもこれらの方法に限定されない。
特に、アルカリ金属イオンを吸蔵放出する他の負極材料
と固体状イオン導電体とを化学的に反応させて複合体を
製造する場合は、負極材料中のアルカリ金属を上記混合
液と反応させ複合化する。
但し、電池用電解液中に0.2〜10%体積濃度のリン
酸エステルを加えて、電池構成後に負極表面上に固体電
解質層を形成し、複合化しても良い。
なお、上記複合化に用いる電解液は、必ずしもアルカリ
金属塩を含まず、リン酸エステル単独またはリン酸エス
テルとエーテル系化合物との混合溶媒系のみであっても
よいが、固体状イオンS*体の導電率を安定に高くする
ためには金属塩を含んだ電解液の方がよい。
その場合の金属塩濃度は、9,5モル/涜〜3.0モル
/1がよく、好ましくは0,8モル/j〜2.0モル/
1がよい。
上記複合体の製造方法のうちで、好ましい方法は(1)
及び(3)の方法である。
本発明の非水系二次電池に用いられる正極材料には特に
制限はなく、例えばTi S2のごときカルコゲナイド
化合物:co 02 、 V205 。
Vs 08等のごとき無機酸化¥lJ:ボリアセチレン
、ポリチオフェン、ポリピロール、ポリアニリン及びこ
れらのポリマーを構成するモノマーの誘導体の重合体等
のごとき主鎖に共役系を有する導電性高分子等をあげる
ことができる。
また、本発明の非水系二次電池に用いられる電解液は、
負極電極に電気化学的に出入りするアルカリ金属イオン
を含む電解質と非水溶媒とからなる非水電解液である。
電解液を11製するために用いられる電解質の代表例と
しては、LI C104、Li BF4 。
しi PFs 、Li CF3303 、Li BBL
I 4 。
1−iBEt2Bt12.NaCj104.NaBF4
゜Na PFe 、KCj 04 、KPFe 、KB
F4 。
Li  I、Li Br、Li Ca2.K1.Na 
I等があげられるが、必ずしもこれらに限定されるもの
ではない。これらの電解質は1種または2fI’以上を
混合して使用してもよく、また、NBu 48F4等の
ような他の電解質と混合して使用してもよい。
非水溶媒としては、一般的に非水溶媒系電池に用いうる
溶媒が用いられるが、代表例としてはアセトニトリル、
ベンゾニトリル等のニトリル類:プロピレンカーボネー
ト、エチレンカーボネート等のカーボネート類:テトラ
ヒドロフラン、3−メチル−テトラヒドロフラン、2−
メチル−テトラヒドロフラン、テトラハイドロビラン、
1,3−ジオキサン、1.4−ジオキソラン、1.2−
ジメトキシエタン等のエーテル類:γ−ブチ0ラクトン
、δ−ブチロラクトン等のラフ1−ン類;ジメチルスル
ホキシド、テトラメチレンサルフォン、ジメチルホルム
アミド等があげられるが、必ずしもこれらに限定される
ものではない。これらの非水溶媒は、1種または2種以
上を混合して使用してもよい。
3護■と迩2 本発明の非水系二次電池は、従来知られている非水系二
次電池に比べて、充・放電の可逆性が良好であり、サイ
クル寿命が長く、高エネルギー密度を有し、自己放電が
極めて低いという利点を有し、各種ポータプル電気機器
、コンピューター用電源等として極めて有用である。
友JJI 以下、実施例及び比較例をあげて本発明をさらに詳細に
説明する。
実施例 1 〔負極の作製〕 市販のL i−A1合金(原子比が50 : 50) 
50.Qηとエムφビー・アーマンド等、ファースト・
アイオン・トランスポート・イン・アイオニクス。
第5巻、第685頁(1981年)に記載されている方
法に従って調製したポリエチレンオキサイドとLi C
fl 04からなる固体状イオン導電体10..0jl
yをアルゴンガス雰囲気下でよく混合した後、混合物1
0.0■を取り出し、加圧成形機により室温で10履φ
の円板状に成形した。この成形品を真空下、100℃で
30分間加熱処理して複合体を得た。
〔正極の作製〕
電解重合法によって製造したポリピロール膜を重合電解
液中で対極と短絡させて中和した後、10、φの円板状
に切り抜いた。この円板状ボリビO−ルの重量は6.0
019であった。
(電池実験〕 第1図に示した実験セルを用い、上記で作製した正極、
負極の間に、Li BF4の濃度が1.5モル/9のプ
ロピレンカーボネート電解液を浸み込ませた厚みが0.
5#*のポリプロピレン製隔膜を挟んで電池の性能を調
べた。
電池実験の方法としては、充N電密を5.0mA/cI
I2とし、充電電気量を2.40クーロンと定め、充電
から行ない、充電終了後、直ちに放電N@も5.077
LA/cm2として、放電終止電圧が1.5Vになるま
で放電した。次いで、直ちに初期充電量と同じ電気量を
充電する充・放電の繰り返し試験を行なった。充・放電
の繰り返し回数10回目だけ、充電終了後、直ちに電池
系を開回路にして240時間室温で放置し、240時間
経過後、5.0mA/c1iの電密で電池電圧が1.5
■になるまで放電して自己放電率を調べた。続いて、初
期と同様に充・放電の繰り返し試験を再び行ない、充・
放電効率が50%に低下するまでのサイクル寿命を求め
た。
その結果、充・放電効率とサイクルとの関係は第2図の
(a)のようになり、サイクル寿命は425回であった
。また、サイクル10回目の240時間の自己放電率は
7%であった。
また、サイクル9回目の放電カーブから求めた正極及び
負極の重量当りのエネルギー密度は12214・h/K
gであった。
実施例 2 実施例1の〔負極の作製〕で用いたポリエチレンオキサ
イドとL i Cj 04からなる固体状イオン導電体
の代わりに、LiCj04を体積比が1=3のトリメチ
ルホスフェートと1.2−ジメトキシエタンの混合溶媒
に1モル/1の濃度になるように溶かした電解液中に過
剰のL1金属箔を入れて反応させ、3日後に反応物の一
部を取り出して85℃で24時間、真空乾燥を行なって
得た固体状イオン導電体を用い、これをLi−A9合金
(原子比が50 : 50)と1=10の重1比で混合
した混合物10.Oqから実施例1と同様な方法で作製
した複合体を負極として用いた以外は、実施例1と全く
同様にして電池実験を行なった。
電池実験の結果、充・放電効率とサイクルの関係は、第
2図の(b)のようになり、サイクル寿命は503回で
あった。サイクル10回目の240時間の自己放電率は
5.2%であった。
また、サイクル9回目の放電カーブから求めた正極及び
負極の重量当りのエネルギー密度は125−・h/lJ
であった。
比較例 1 実施例1で負極に用いた複合体の代わりにli−A1合
金(原子比50:50)のみを10燗φに成形した重1
10.0IItgのベレットを用いた以外は、実施例1
と全く同様にして電池実験を行なった。
電池実験の結果、充・放電効率とサイクルの関係は第2
図の(C)のようになり、サイクル寿命は128回であ
った。サイクル10回目の240時間の自己放電率は3
2.5%であった。また、サイクル9回目の放電カーブ
から求めた正極及び負極の重量当りのエネルギー密度は
103−・11/に9であった。
実施例 3 原子比が60:35:5のLlとliとMOとの合金か
らなる10mφに成形したlff110.04のベレッ
トを、1iPFeを体積比が1:1のトリメチルホスフ
ェートと1,2−ジメトキシエタンの混合溶媒に溶解し
た1iPFeの濃度が1モル/jの電解液中に入れ、ア
ルゴンガス雰囲気下で1時間放置した。合金ベレットを
取り出したどころ、ベレットの表面が電解液と反応して
薄い固体状イオン導電体で覆われた複合体が得られた。
この複合体を負極に用い、市販のTi 82を四塩化炭
素、テトラヒドロフランで洗浄したちの100ffiJ
1部にアセチレンブラック及びポリテトラフルオロエチ
レン7重量部を加えてよく混合し、混合物から12.0
〜をサンプリングし、10.φの円板状に300℃、2
50KI/cm2の圧力で成形したベレットを正極に用
い、1iPFaを1.2−ジメトキシエタンに溶解した
1iPFaの濃度が1モル/1の電解液をポリプロピレ
ン不織布に浸み込ませたものを用い第1図に示した実験
セルを用いて電池実験を行なった。
電池実験は、電池電圧が1.0Vになるまで1.0Tr
LA/c!R2の重曹で放電から行ない、続いて1.0
TrLA/ClR2の重曹で電気口が2.50クーロン
になるまで充電し、電池電圧が1.0Vになるまで放電
する充・放電の繰り返し試験を行なった。また、サイク
ル10回目の充電終了後、電池を開回路にして、実施例
1と同様にして240時間の自己放電テストを行なった
。自己放電テスト終了後は、実施例1と同様に充・放電
の繰り返しテストを再び行ない、充・放電効率が50%
に低下するまでのサイクル寿命を求めた。
この電池のサイクル寿命は415回であり、サイクル9
回目の放電カーブから求めた正極・負極重量当りのエネ
ルギー密度は80.2−・h/Kyであった。
また、240時間の自己放電率は3.8%であった。
比較例 2 実施@3で負極に用いた複合体の代わりに、原、  子
比が80:35:5のl、iとAllとMgとの合金か
らなる10閤φ(成形したベレットをそのまま負極に用
いた以外は、実施例3と全く同様の方法で電池実験を行
なった。
この電池のサイクル9回目の放電カーブから求めた正極
・負極重量当りのエネルギー密度は62.3−・’n/
Kgであった。
また、240時間の自己放電率は78,5%であった。
自己放電テスト終了後、再び充・放電の繰り返し試験を
行なったところ、負極と電解液が反応してすでに電解液
全体がゲル化しており、初回の充電電気512.50ク
ーロンを充電すると充Ift圧が5、Ov以上になり、
安定な充電が不可能であった。
実施例 4 トリエチルホスフェートにLi (J 04を溶解した
L i CN 04の濃度が1モル/j)の電解液をア
ルゴン雰囲気下で徐々に加熱し、3QO℃で10時間保
持した後、室温まで急冷して固体状のイオン導電体を得
た。この固体状イオン導電体を1111!FとAfJC
ρ3とQu(J2触媒でベンゼンから重合して得たポリ
パラフェニレン9〜とをよく混合し、この混合物から1
0顛φのベレットに成形したものを負極に用い、電解液
に1モル/N1度の1−iPFeの2−メチル−テトラ
ヒドロフランを用い、正極には実施例1と同様の方法で
得たポリピロール膜6.0119を用い、充・放電重曹
を1.0mA/α2、充N電気量を2.40クーロン、
放電終止電圧を1.5vとしてサイクル寿命、自己放電
率、エネルギー密度を求めた。
その結果、サイクル寿命は534回であり、240時間
の自己放電率は12.5%であった。また、この電池の
サイクル9回目の放電カーブから求めた正極及び負極重
量当りのエネルギー密度は1113W−h/緒であった
実施例 5 実施例4で用いた負極材料のポリパラフェニレン9.0
119の代わりにポリパラフェニレン7mgと原子比が
50:50のt、i−A1合金粉末2゜OrItgを混
合したものを使用し、これと実施例4と全く同様にして
得たリン酸エステル系固体状イオン導電体1.0■をよ
く混合して、この混合物から10閤φのベレットに成形
したものを負極に用いた以外は、実施例4と全く同様の
方法で電池を作製し、その性能を調べた。
この電池のサイクル寿命は562回であり、240時間
の自己放電率は8.7%であった。また、この電池のサ
イクル9回目の放電カーブから求めた正極及び負極重量
当りのエネルギー密度は120W・h/幻であった。
比較例 3 実施例4で負極に用いた複合体の代わりに、9、Qqの
ポリパラフェニレンと、1.0#I9のポリテトラフル
オロエチレンとの混合物を10sIφのベレットに加圧
成形したものを負極に使用した以外は、実施例4と全く
同様の方法で電池実験を行なった。
この電池のサイクル寿命は125回であった。また、2
40時間の自己放電率は28.5%であり、サイクル9
回目の放電カーブから求めた正極及び負極重量当りのエ
ネルギー密度は102−・h/Nyであった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一興体例である非水系二次電池の特性
測定用電池セルの断面概略図であり、第2図は実施例1
、実施例2及び比較例1における充・放電効率と充・放
電の繰り返し回数との関係を示した図である。 1・・・負極用ニッケルリード線 2・・・負極用ニッケル網集電体 3・・・負 極     4・二・多孔性隔膜5・・・
正 極     6・・・正極用白金網集電体7・・・
正極用白金リード線 8・・・テフロン製容器

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)正極、負極及び電解液を主要構成要素とする非水
    系二次電池において、負極として固体状イオン導電体と
    アルカリ金属イオンを吸蔵放出する他の負極材料との複
    合体を用いることを特徴とする非水系二次電池。
  2. (2)固体状イオン導電体がエーテル系化合物とアルカ
    リ金属塩、リン酸エステルとアルカリ金属塩、またはリ
    ン酸エステル、エーテル系化合物及びアルカリ金属塩か
    らなる特許請求の範囲第(1)項記載の非水系二次電池
  3. (3)アルカリ金属イオンを吸蔵放出する他の負極材料
    がアルカリ金属である特許請求の範囲第(1)項記載の
    非水系二次電池。
  4. (4)アルカリ金属イオンを吸蔵放出する他の負極材料
    がアルカリ金属とAl、Mn、Sn、Zn、Bi、Si
    、Pb、Cd及びMgからなる群から選ばれた少なくと
    も1種の金属との合金である特許請求の範囲第(1)項
    記載の非水系二次電池。
  5. (5)アルカリ金属イオンを吸蔵放出する他の負極材料
    がポリパラフェニレン、ポリ−2,5−アルコキシフェ
    ニレン、ポリキノサリン及びポリアセチレンからなる群
    から選ばれた少なくとも1種の導電性高分子である特許
    請求の範囲第(1)項記載の非水系二次電池。
  6. (6)アルカリ金属イオンを吸蔵放出する他の負極材料
    がアルカリ金属またはアルカリ金属とAl、Mn、Sn
    、Zn、Bi、Si、Pb、Cd及びMgからなる群か
    ら選ばれた少なくとも1種の金属との合金と、ポリパラ
    フェニレン、ポリ−2,5−アルコキシフェニレン、ポ
    リキノサリン及びポリアセチレンからなる群から選ばれ
    た少なくとも1種の導電性高分子との複合体である特許
    請求の範囲第(1)項記載の非水系二次電池。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006295069A (ja) * 2005-04-14 2006-10-26 Asa Denshi Kogyo Kk インジケータランプ
JP2008071919A (ja) * 2006-09-14 2008-03-27 Sharp Corp Led光漏れ防止構造および表示装置

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JP2006295069A (ja) * 2005-04-14 2006-10-26 Asa Denshi Kogyo Kk インジケータランプ
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