JPS627325A - ケ−ブル床貫通部の簡易防災シ−ル工法 - Google Patents
ケ−ブル床貫通部の簡易防災シ−ル工法Info
- Publication number
- JPS627325A JPS627325A JP60143327A JP14332785A JPS627325A JP S627325 A JPS627325 A JP S627325A JP 60143327 A JP60143327 A JP 60143327A JP 14332785 A JP14332785 A JP 14332785A JP S627325 A JPS627325 A JP S627325A
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- Japan
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- cable
- flame
- retardant
- compound
- disaster prevention
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- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
ケーブルが床を貫通する場合の、防災(火災に対Jる)
シールに関りるものである。
シールに関りるものである。
[従来の技術]
従来、ケーブル床貫通部の防災シールの構造としては、
第3図〜第5図に示すものが用いられていた。第3図、
第4図はBCJ−114の評定を取得したシール方法、
第5図はBCドー77の評定を取得したシール方法であ
る。
第3図〜第5図に示すものが用いられていた。第3図、
第4図はBCJ−114の評定を取得したシール方法、
第5図はBCドー77の評定を取得したシール方法であ
る。
第3図〜第5図はケーブル床貫通部の従来技術による防
災シールの横断面図である。
災シールの横断面図である。
第3図において、床貫通部には床2と貫通するケーブル
1との間は断熱材3が気密に充填され、その上に延焼防
止剤4を塗布覆る方法で施工されたものである。
1との間は断熱材3が気密に充填され、その上に延焼防
止剤4を塗布覆る方法で施工されたものである。
また、第4図は、第3図の延焼防止剤の代りに難燃性コ
ンパウンド5を断熱材3の上部に床2にまたがって施し
、その縁を難燃性パブ6で封じる工法のものである。。
ンパウンド5を断熱材3の上部に床2にまたがって施し
、その縁を難燃性パブ6で封じる工法のものである。。
更に、最近では断熱材3の上面と下面に硅酸カルシウム
板7を床2にまたがって施し、ケーブル1と硅酸カルシ
ウム板7とにまたがって難燃性パテ6を施す工法が用い
られて来た。
板7を床2にまたがって施し、ケーブル1と硅酸カルシ
ウム板7とにまたがって難燃性パテ6を施す工法が用い
られて来た。
[発明が解決しようとづる問題点]
しかるに、従来のシール工法としては、第3図に示づ延
焼防止剤の塗布の1ノ法はシールの効果は充分あるが、
1期がかかり、増設、撤去時の作業が困難であり、第4
図の難燃性コンパウンド使用のものは高価であること、
そして難燃性液状コンパウンドのダムを難燃性パテで作
る等作業工数がかかる、しかも、火災の場合煙の通過を
完全にふさぎきれず、更に又、第5図に示す硅酸カルシ
ウムボードと難燃性バブ使用の方法では、やはり火災の
場合煙の通過を完全にふぜぐことが出来ない欠点があっ
た。
焼防止剤の塗布の1ノ法はシールの効果は充分あるが、
1期がかかり、増設、撤去時の作業が困難であり、第4
図の難燃性コンパウンド使用のものは高価であること、
そして難燃性液状コンパウンドのダムを難燃性パテで作
る等作業工数がかかる、しかも、火災の場合煙の通過を
完全にふさぎきれず、更に又、第5図に示す硅酸カルシ
ウムボードと難燃性バブ使用の方法では、やはり火災の
場合煙の通過を完全にふぜぐことが出来ない欠点があっ
た。
本発明の目的は従来の欠点を解消し、火災の場合の煙の
通過を完全に防ぎ、施工がffX1lliで、安価な又
、増設・撤去の1作業が容易な防災シールを提供するこ
とにある。
通過を完全に防ぎ、施工がffX1lliで、安価な又
、増設・撤去の1作業が容易な防災シールを提供するこ
とにある。
E問題点を解決するための手段]
本発明の要旨は、難燃性コンパウンドの層をケーブルと
断熱材との間に−・部設けたことにある。
断熱材との間に−・部設けたことにある。
即ち、ケーブルの床貫通部において、断熱材の層がケー
ブル表面と接触Jる部分の一部を輪状に削り、該部分に
難燃性コンパウンドの層を設け、該層の上部にケーブル
と前記難燃性コンパウンドとそして断熱材にまたがった
難燃性パテの」二手を設けたことを特徴とするケーブル
床貫通部簡易防災シール工法である。
ブル表面と接触Jる部分の一部を輪状に削り、該部分に
難燃性コンパウンドの層を設け、該層の上部にケーブル
と前記難燃性コンパウンドとそして断熱材にまたがった
難燃性パテの」二手を設けたことを特徴とするケーブル
床貫通部簡易防災シール工法である。
し作 用」
従来の方法による断熱材の層とケーブル表面との接触1
べき面に、難燃性コンパウンドの層を一部もつことによ
り、難燃性コンパウンドの層の厚みを従来の方法に比し
厚くとることができる。又、難燃性(液状)コンパウン
ドの注入作業が容易に行なわれるばかりでなく、難燃性
Jンバウンドケーブル表面及び断熱材との密着性が向上
する。火災の場合、難燃性コンパウンドの温度は、従来
の方法に比し高温になるので、ケーブル及び断熱材との
密着性は、更によくなり気密性が保持される。
べき面に、難燃性コンパウンドの層を一部もつことによ
り、難燃性コンパウンドの層の厚みを従来の方法に比し
厚くとることができる。又、難燃性(液状)コンパウン
ドの注入作業が容易に行なわれるばかりでなく、難燃性
Jンバウンドケーブル表面及び断熱材との密着性が向上
する。火災の場合、難燃性コンパウンドの温度は、従来
の方法に比し高温になるので、ケーブル及び断熱材との
密着性は、更によくなり気密性が保持される。
又、ケーブルと難燃性コンパウンドと断熱材にまたがっ
た難燃性パテの上手もまた、前記同様火災の場合、温度
があがることにより難燃性コンバンド及び断熱材との相
互の密着性が向トし、気密性が面上し、煙の通過が完全
に防がれることになるのである。
た難燃性パテの上手もまた、前記同様火災の場合、温度
があがることにより難燃性コンバンド及び断熱材との相
互の密着性が向トし、気密性が面上し、煙の通過が完全
に防がれることになるのである。
[実施例]
第1図、第2図は本発明の実施例の横断面図である。第
1図は、BCJ−114相当の2時間耐火用、第2図は
1時間耐火用の実施例を示す。
1図は、BCJ−114相当の2時間耐火用、第2図は
1時間耐火用の実施例を示す。
第1図において床2にケーブル1が貫通している場合、
床の間口形状寸法よりゃや人き目にロックボード断熱材
3(又は、延焼防止剤を表面に塗布乾燥させた、1コツ
クボードでもよい)を裁断し、この中に貫通づべきケー
ブル形状寸法よりやや小さ目に貫通孔を切り扱き、該ボ
ードを床に挿入した。更に、もう一枚のロックボードを
最初の一枚と同じ外側寸法で裁断し、ケーブルの貫通孔
においてはウーブル形状寸法よりゃや大き目(30〜5
C)m程度)に切り抜き、床の開口部を埋める一枚目の
ボードの上に敷設した。そしてケーブル1をロックボー
ドの貫通口に挿入した。
床の間口形状寸法よりゃや人き目にロックボード断熱材
3(又は、延焼防止剤を表面に塗布乾燥させた、1コツ
クボードでもよい)を裁断し、この中に貫通づべきケー
ブル形状寸法よりやや小さ目に貫通孔を切り扱き、該ボ
ードを床に挿入した。更に、もう一枚のロックボードを
最初の一枚と同じ外側寸法で裁断し、ケーブルの貫通孔
においてはウーブル形状寸法よりゃや大き目(30〜5
C)m程度)に切り抜き、床の開口部を埋める一枚目の
ボードの上に敷設した。そしてケーブル1をロックボー
ドの貫通口に挿入した。
次いでニオ【目のロックボードとケーブルとの間隙部に
液状の難燃性(液状)フンパウンドを注入し、該難燃性
(液状)コンパウンドが充分にケーブル周囲と断熱材に
親しんだことを確認し、該難燃性(液状)コンパウンド
が硬化後、難燃性パテの土手を難燃性コンパウンドと断
熱材、そしてケーブルにまたがって貼りつけた。
液状の難燃性(液状)フンパウンドを注入し、該難燃性
(液状)コンパウンドが充分にケーブル周囲と断熱材に
親しんだことを確認し、該難燃性(液状)コンパウンド
が硬化後、難燃性パテの土手を難燃性コンパウンドと断
熱材、そしてケーブルにまたがって貼りつけた。
又、貫通部下面も断熱材とケーブルにまたがって難燃性
パテの土手を施した。
パテの土手を施した。
第2図の場合、ロックボードが1枚のときは、ロックボ
ードのケーブル貫通孔の上部を科目にすりばち状に切り
落し、その隙間に難燃性(液状)コンパウンドを注入し
た。
ードのケーブル貫通孔の上部を科目にすりばち状に切り
落し、その隙間に難燃性(液状)コンパウンドを注入し
た。
そして、難燃性(液状)コンパウンドが充分にケーブル
周囲と断熱材に親しんだことを確認し、該難燃性(液状
)コンパウンドが硬化後、難燃性パテの土手を難燃性コ
ンパウンドと断熱材、そしてケーブルにまたがって貼り
つけた。又、貫通部下面も、難燃性パテで断熱材とケー
ブルにまたがって土手をつくり、気密に心がけた。
周囲と断熱材に親しんだことを確認し、該難燃性(液状
)コンパウンドが硬化後、難燃性パテの土手を難燃性コ
ンパウンドと断熱材、そしてケーブルにまたがって貼り
つけた。又、貫通部下面も、難燃性パテで断熱材とケー
ブルにまたがって土手をつくり、気密に心がけた。
[発明の効果]
(1) 難燃性(液状)コンパウンドの使用量が少な
くて済み、経済的である。
くて済み、経済的である。
(2) 難燃性コンパウンドの高さく厚さ)は通常2
5M程1良以下であるが、本発明の場合、少なくともロ
ックボードの厚み(50tm )が難燃性コンシンパウ
ンドのケーブルとの接触長になるので気密性を保つ層が
厚くなるため気密性が向上し火災の場合煙の通過が防止
された。
5M程1良以下であるが、本発明の場合、少なくともロ
ックボードの厚み(50tm )が難燃性コンシンパウ
ンドのケーブルとの接触長になるので気密性を保つ層が
厚くなるため気密性が向上し火災の場合煙の通過が防止
された。
(3) 断熱材を輪状に削り、難燃性液状コンパウン
ドの充填箇所を作るので、難燃性(液状)コンパウンド
注入の作業性が容易となり、作業能率が向上した。
ドの充填箇所を作るので、難燃性(液状)コンパウンド
注入の作業性が容易となり、作業能率が向上した。
(4) M燃性コンパウンド及び難燃性パテの使用部
分が少ないので、増設・撤去の作業も容易になった。
分が少ないので、増設・撤去の作業も容易になった。
第1図、第2図は本発明による実施例の横断面図、第3
図、第4図、第5図は従来の技術による実施例の横断面
図。 1・・・ケーブル、 2・・・床。 3・・・断 熱 材、4・・・延焼防止剤。 5・・・難燃性コンパウンド、6・・・難燃性パテ。 7・・・硅酸カルシウム板。 代理人 弁理士 佐 藤 不二雄 第 1 図 第 2 図鷺3ffi
見 4 躬第 5(21 ■(心!n髪力ILシウム叛〕 手 彩℃ ネ市 i′1−1.を身 (自ざ斉)c6
.2.13 昭和 年 月 日
図、第4図、第5図は従来の技術による実施例の横断面
図。 1・・・ケーブル、 2・・・床。 3・・・断 熱 材、4・・・延焼防止剤。 5・・・難燃性コンパウンド、6・・・難燃性パテ。 7・・・硅酸カルシウム板。 代理人 弁理士 佐 藤 不二雄 第 1 図 第 2 図鷺3ffi
見 4 躬第 5(21 ■(心!n髪力ILシウム叛〕 手 彩℃ ネ市 i′1−1.を身 (自ざ斉)c6
.2.13 昭和 年 月 日
Claims (1)
- (1)ケーブルの床貫通部において、断熱材の層がケー
ブル表面と接触する部分の一部を輪状に削り、該部分に
難燃性コンパウンドの層を設け、該層の上部にケーブル
と前記難燃性コンパウンドとそして断熱材にまたがつた
難燃性パテの土手を設けたことを特徴とするケーブル床
貫通部簡易防災シール工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60143327A JPS627325A (ja) | 1985-06-28 | 1985-06-28 | ケ−ブル床貫通部の簡易防災シ−ル工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60143327A JPS627325A (ja) | 1985-06-28 | 1985-06-28 | ケ−ブル床貫通部の簡易防災シ−ル工法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS627325A true JPS627325A (ja) | 1987-01-14 |
JPH0528045B2 JPH0528045B2 (ja) | 1993-04-23 |
Family
ID=15336204
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60143327A Granted JPS627325A (ja) | 1985-06-28 | 1985-06-28 | ケ−ブル床貫通部の簡易防災シ−ル工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS627325A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2218534A1 (de) * | 2009-02-16 | 2010-08-18 | VOLLMER WERKE Maschinenfabrik GmbH | Vorrichtung zum Bearbeiten von Sägezähnen eines Sägeblattes |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5474297U (ja) * | 1977-11-07 | 1979-05-26 | ||
JPS6062810A (ja) * | 1983-09-13 | 1985-04-11 | 昭和電線電纜株式会社 | ケ−ブル貫通部の施工方法 |
JPS6093425U (ja) * | 1983-11-30 | 1985-06-26 | タツタ電線株式会社 | 電線ケ−ブルの耐火気密貫通部 |
-
1985
- 1985-06-28 JP JP60143327A patent/JPS627325A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5474297U (ja) * | 1977-11-07 | 1979-05-26 | ||
JPS6062810A (ja) * | 1983-09-13 | 1985-04-11 | 昭和電線電纜株式会社 | ケ−ブル貫通部の施工方法 |
JPS6093425U (ja) * | 1983-11-30 | 1985-06-26 | タツタ電線株式会社 | 電線ケ−ブルの耐火気密貫通部 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2218534A1 (de) * | 2009-02-16 | 2010-08-18 | VOLLMER WERKE Maschinenfabrik GmbH | Vorrichtung zum Bearbeiten von Sägezähnen eines Sägeblattes |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0528045B2 (ja) | 1993-04-23 |
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