JPS5927068A - 低温可燃性液体貯槽の構築方法 - Google Patents
低温可燃性液体貯槽の構築方法Info
- Publication number
- JPS5927068A JPS5927068A JP12583183A JP12583183A JPS5927068A JP S5927068 A JPS5927068 A JP S5927068A JP 12583183 A JP12583183 A JP 12583183A JP 12583183 A JP12583183 A JP 12583183A JP S5927068 A JPS5927068 A JP S5927068A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bedrock
- layer
- concrete
- organic foam
- storage tank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
従来、低温可燃性液体貯槽の断熱は、パーライト粉粒に
代表される粉体、ポリウレタンフォームに代表される有
機発泡体、泡状のグラス材に代表される無機発泡体が一
般的に用いられている。
代表される粉体、ポリウレタンフォームに代表される有
機発泡体、泡状のグラス材に代表される無機発泡体が一
般的に用いられている。
しかし粉体断熱は安価で高い断熱性能を有するが、貯槽
型式によっては採用できないこと、万一漏液事故が発生
した場合、断熱層内に侵入した後の初期蒸発が極めて大
きい等の難点がある。
型式によっては採用できないこと、万一漏液事故が発生
した場合、断熱層内に侵入した後の初期蒸発が極めて大
きい等の難点がある。
又、有機発泡体は一般に断熱性能は優れているが、高価
であり、万一火災が発生した場合難燃処理を施したとし
ても燃焼及び有害ガスの発生は避けられない。又、漏液
に対し、独立気泡率の高いものは、初期蒸発を極めて少
くする長所を有しているが、発泡体内への液やガスの浸
透は赴けられず、パージが困難であり、漏洩後の措置が
榛めて危険作業となる等の難点が指摘される。
であり、万一火災が発生した場合難燃処理を施したとし
ても燃焼及び有害ガスの発生は避けられない。又、漏液
に対し、独立気泡率の高いものは、初期蒸発を極めて少
くする長所を有しているが、発泡体内への液やガスの浸
透は赴けられず、パージが困難であり、漏洩後の措置が
榛めて危険作業となる等の難点が指摘される。
無機発泡体は火災事故には有利であり、又、泡状のグラ
ス材等の独立気泡率は極めて高い信頼性があり、有機発
泡体の難点を解決しているが、一般に断熱性能は有機発
泡体に比べて劣り、又変形追従性が極めて悪いといつ難
点が指摘され、更に断熱性能を同等として有機発泡体と
比較すると総合建設コストは高(なるばかりか、現場発
泡は困難である。
ス材等の独立気泡率は極めて高い信頼性があり、有機発
泡体の難点を解決しているが、一般に断熱性能は有機発
泡体に比べて劣り、又変形追従性が極めて悪いといつ難
点が指摘され、更に断熱性能を同等として有機発泡体と
比較すると総合建設コストは高(なるばかりか、現場発
泡は困難である。
本願は以上の点に鑑み発明したもので、外部火災に対し
、コンクリート壁或は岩盤等で保護されている低温可燃
性液体貯槽の断熱に対し、漏液事故時の初期蒸発量及び
ガスや液の断熱層内への侵入を極めて少なくし自己の火
災に対する断熱層の耐火性を確保する断熱構造を容易に
形成でき且つ低コストで提供するようにした低温可燃性
液体貯槽の構築方法に係るものである。
、コンクリート壁或は岩盤等で保護されている低温可燃
性液体貯槽の断熱に対し、漏液事故時の初期蒸発量及び
ガスや液の断熱層内への侵入を極めて少なくし自己の火
災に対する断熱層の耐火性を確保する断熱構造を容易に
形成でき且つ低コストで提供するようにした低温可燃性
液体貯槽の構築方法に係るものである。
今、その目的を達するための一実施例を説明すれば、コ
ンクリート製外壁を有する地上タンク、コンクリート製
躯体を有する地下もしくは半地下タンク、岩盤内の地下
タンクにおいて、コンクリート壁もしくは岩盤(11の
表面にポリウレタンフォームとMM性の良好な樹脂ライ
ニング、鋼板等の防水材層(2)を設けた後、コンクリ
ート壁或は岩盤(llに一定間隔毎で数多の表層断熱材
(後記の不燃性断熱ボード)の取付支持部材(3)を埋
設固定すると共に、該支持部材(3)の内端に泡状のグ
ラス材等の耐火性無機質発泡体より成る不燃性断熱ボー
ド(4)をコンクリート壁或は岩盤(11の表面と所定
の間隔(1)を設けて取付けた後、コンクリート壁或は
岩盤(1)と不燃性断熱ボード(4)とで形成する空間
(η内で防水材層(2)及び不燃性断熱ボード(4)の
近傍にガラス繊維等より成る補強用メッ7=(5)を挿
入配設した後に、前記空間(7)内に硬質ポリウレタン
等の有機発泡体′原液を注入発泡させて硬質ポリウレタ
ン等の有機発泡断熱材層(6)を形成し、防水材層(2
)、支持部材(3)、不燃性断熱ボード(4)及び有機
発泡断熱材層(6)を強固に一体に結合して成るもので
ある。
ンクリート製外壁を有する地上タンク、コンクリート製
躯体を有する地下もしくは半地下タンク、岩盤内の地下
タンクにおいて、コンクリート壁もしくは岩盤(11の
表面にポリウレタンフォームとMM性の良好な樹脂ライ
ニング、鋼板等の防水材層(2)を設けた後、コンクリ
ート壁或は岩盤(llに一定間隔毎で数多の表層断熱材
(後記の不燃性断熱ボード)の取付支持部材(3)を埋
設固定すると共に、該支持部材(3)の内端に泡状のグ
ラス材等の耐火性無機質発泡体より成る不燃性断熱ボー
ド(4)をコンクリート壁或は岩盤(11の表面と所定
の間隔(1)を設けて取付けた後、コンクリート壁或は
岩盤(1)と不燃性断熱ボード(4)とで形成する空間
(η内で防水材層(2)及び不燃性断熱ボード(4)の
近傍にガラス繊維等より成る補強用メッ7=(5)を挿
入配設した後に、前記空間(7)内に硬質ポリウレタン
等の有機発泡体′原液を注入発泡させて硬質ポリウレタ
ン等の有機発泡断熱材層(6)を形成し、防水材層(2
)、支持部材(3)、不燃性断熱ボード(4)及び有機
発泡断熱材層(6)を強固に一体に結合して成るもので
ある。
尚、(8)は支持部材(3)の頭部(9)を嵌合する凹
所、支持部材(3)の頭部(9)は不燃性断熱ボード(
4)の内面より突出しないようにされ、且つ該凹所(8
)にはシール材0(2)が埋設固定されている。
所、支持部材(3)の頭部(9)は不燃性断熱ボード(
4)の内面より突出しないようにされ、且つ該凹所(8
)にはシール材0(2)が埋設固定されている。
又、第3図に示すように不燃性断熱ボード(4)の内面
に直接内壁(メンブレン)Uυを設けるか、第4図に示
すように一定間隔毎って厚板製の内壁(121を設けて
、直接貯蔵液03)が不燃性断熱ボード(4)に接触す
ることを防止することもできるものである。
に直接内壁(メンブレン)Uυを設けるか、第4図に示
すように一定間隔毎って厚板製の内壁(121を設けて
、直接貯蔵液03)が不燃性断熱ボード(4)に接触す
ることを防止することもできるものである。
本願は前記構成よりして防水材層(2)は有機発泡体の
断熱性能を劣化させる水分の浸入を防止することを目的
とし、万一断熱層に厚さ方向のクラックが発生した場合
でも気密液密が確保される。
断熱性能を劣化させる水分の浸入を防止することを目的
とし、万一断熱層に厚さ方向のクラックが発生した場合
でも気密液密が確保される。
又、表層断熱材取付用の支持部材(3)は断熱施工を容
易に行うものであり、熱衝gAを受ける可能性が無く安
価な材料を使用でき、地震等によるコンクリート躯体等
の変形に対し、変形追従性の劣る無機質発泡体より成る
不燃性断熱ボード(4)の崩落を防止できる。
易に行うものであり、熱衝gAを受ける可能性が無く安
価な材料を使用でき、地震等によるコンクリート躯体等
の変形に対し、変形追従性の劣る無機質発泡体より成る
不燃性断熱ボード(4)の崩落を防止できる。
更に補強用メツシー(5)は熱応力その他の外力に対し
有機発泡断熱材層(4)のクラック発生を防止し、且つ
現場で注入発泡される有機発泡断熱層(6)は断熱性と
耐圧性によって主たる断熱層として利用し、且つ不燃性
断熱ボート責4)が受ける液圧力に対して裏面で支持力
を与え、更にガスや液の浸透のし7に(さが漏洩に対し
て有効に活すことかできる。
有機発泡断熱材層(4)のクラック発生を防止し、且つ
現場で注入発泡される有機発泡断熱層(6)は断熱性と
耐圧性によって主たる断熱層として利用し、且つ不燃性
断熱ボート責4)が受ける液圧力に対して裏面で支持力
を与え、更にガスや液の浸透のし7に(さが漏洩に対し
て有効に活すことかできる。
不燃性断熱ボード(4)は不・燃性により有機発泡断熱
材層(6)を保護する細断熱性能も有効に利用され、且
つ有機発泡断熱材層(6)の現賜発泡用の型枠として用
いることができる。更に又、気体や、液の透過度の極め
て少ない材料か表面をコーティングにより不透過性能を
確保したボードとすることにより、漏液に対し、初期蒸
発を極めて少なくする他、漏洩事故後の措置を容易にす
る。
材層(6)を保護する細断熱性能も有効に利用され、且
つ有機発泡断熱材層(6)の現賜発泡用の型枠として用
いることができる。更に又、気体や、液の透過度の極め
て少ない材料か表面をコーティングにより不透過性能を
確保したボードとすることにより、漏液に対し、初期蒸
発を極めて少なくする他、漏洩事故後の措置を容易にす
る。
本願は斜上のようにコンクリート製外壁を有する地上タ
ンク、コンクリート製躯体を有1−る地下もしくは半地
下タンク、岩盤内の地下タンクにおいて、コンクリ 1
壁或は岩盤の表面にポリウレタンフォームと付着性の良
好な防水材層を設けた後、コンクリート壁或は岩盤に一
定間隔毎で数多の支持部材を適宜固定すると共に、該支
持部材の内端に不燃性断熱ボードを固定した後、コンク
リート壁或は岩盤と不燃性断熱ボードで形成する空間に
適宜に補強用メツシーを挿入配設した後に前記空間内に
有機発泡体原液な注入発泡させて有機発泡断熱材層を形
成し防水材層、支持部材、不燃性断熱ボード及び有機発
泡断熱材層を一体に結合して成るので全体として施工が
簡単で、防水側層は万一断熱層に厚さ方向のクラックが
発生した場合でも気密、液密か確保され地震等によるコ
ンクリート躯体の変形に対し支持部材が不燃性断熱ボー
ドの崩落を防止でき、補強用メツシーは有機発泡断熱材
j−のクラック発生を防止し、且つ有機発泡断熱材層は
液圧力を受ける不燃性断熱ボードを支持し、四に又、不
燃性断熱ボードは有機発泡断熱材層を保護する他、発泡
時の型枠として利用できる等の効果を有するものである
。
ンク、コンクリート製躯体を有1−る地下もしくは半地
下タンク、岩盤内の地下タンクにおいて、コンクリ 1
壁或は岩盤の表面にポリウレタンフォームと付着性の良
好な防水材層を設けた後、コンクリート壁或は岩盤に一
定間隔毎で数多の支持部材を適宜固定すると共に、該支
持部材の内端に不燃性断熱ボードを固定した後、コンク
リート壁或は岩盤と不燃性断熱ボードで形成する空間に
適宜に補強用メツシーを挿入配設した後に前記空間内に
有機発泡体原液な注入発泡させて有機発泡断熱材層を形
成し防水材層、支持部材、不燃性断熱ボード及び有機発
泡断熱材層を一体に結合して成るので全体として施工が
簡単で、防水側層は万一断熱層に厚さ方向のクラックが
発生した場合でも気密、液密か確保され地震等によるコ
ンクリート躯体の変形に対し支持部材が不燃性断熱ボー
ドの崩落を防止でき、補強用メツシーは有機発泡断熱材
j−のクラック発生を防止し、且つ有機発泡断熱材層は
液圧力を受ける不燃性断熱ボードを支持し、四に又、不
燃性断熱ボードは有機発泡断熱材層を保護する他、発泡
時の型枠として利用できる等の効果を有するものである
。
第1図は貯槽全体の断面図、第2図乃至第4図は貯槽の
壁体部分の拡大断面図である。 特許出願人 トーヨーカネツ株式会社
壁体部分の拡大断面図である。 特許出願人 トーヨーカネツ株式会社
Claims (1)
- (1) コンクリート製外壁を有する地上タンク、コ
ンクリート製躯体を有する地下もしくは半地下タンク、
岩盤内の地下タンクにおいて、コンクIJ −ト壁或は
岩盤の表面にポリウレタンフォームと付着性の良好な防
水材層を設けた後、コンクリート壁或は岩盤に一定間隔
毎で数多の支持部材を適宜固定すると共に、該支持部材
の内端に不・覇性断熱ボードを固定した後、コンクリー
ト壁或は岩盤と不燃性断熱ボードで形成する空間に適宜
に補強用メツシーを挿入配設した後に前記空間内に有機
発泡体原液を注入発泡させて有機発泡断熱材層を形成し
、防水材層、支持部拐、不燃性断熱ボード及び有機発泡
断熱材層を一体に結合して成ることを特徴とする低温可
燃性液体貯槽の構築方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12583183A JPS5927068A (ja) | 1983-07-11 | 1983-07-11 | 低温可燃性液体貯槽の構築方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12583183A JPS5927068A (ja) | 1983-07-11 | 1983-07-11 | 低温可燃性液体貯槽の構築方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5927068A true JPS5927068A (ja) | 1984-02-13 |
Family
ID=14920014
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12583183A Pending JPS5927068A (ja) | 1983-07-11 | 1983-07-11 | 低温可燃性液体貯槽の構築方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5927068A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58142739A (ja) * | 1982-06-15 | 1983-08-24 | Sanyo Electric Co Ltd | ビ−ムインデツクス型カラ−テレビジヨン受像機 |
JPS63219999A (ja) * | 1987-03-09 | 1988-09-13 | Ohbayashigumi Ltd | コンクリ−ト構造物の断熱構造 |
-
1983
- 1983-07-11 JP JP12583183A patent/JPS5927068A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58142739A (ja) * | 1982-06-15 | 1983-08-24 | Sanyo Electric Co Ltd | ビ−ムインデツクス型カラ−テレビジヨン受像機 |
JPS63219999A (ja) * | 1987-03-09 | 1988-09-13 | Ohbayashigumi Ltd | コンクリ−ト構造物の断熱構造 |
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