JPS6272775A - 接着剤組成物 - Google Patents

接着剤組成物

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JPS6272775A
JPS6272775A JP21299885A JP21299885A JPS6272775A JP S6272775 A JPS6272775 A JP S6272775A JP 21299885 A JP21299885 A JP 21299885A JP 21299885 A JP21299885 A JP 21299885A JP S6272775 A JPS6272775 A JP S6272775A
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JP
Japan
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fluororubber
adhesive composition
adhesive
pref
metal
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JP21299885A
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Rikito Eguchi
力人 江口
Shoji Hagiwara
萩原 祥司
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Nok Corp
Original Assignee
Nok Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、接着剤組成物に関する。更に詳しくは、金属
とフッ素ゴムとの接着などに好適に用いられる溶液状の
接着剤組成物に関する。
〔従来の技術〕および〔発明が解決しようとする問題点
〕金属とフッ素ゴムとの接着には、従来有機シラン系の
接着剤が使用されていたが、この接着剤を使用した場合
には、外気環境によって金属、特に鋼板の表面が発錆し
、これが接着側れの原因となっていた。
本発明者らは、かかる接着側れの原因となる発錆を抑制
し、耐剥離力にすぐれたこの種用途の接着剤を求めて種
々検討の結果、特定の有機シラン化合物にアルキルアン
モニウム塩を防錆剤として添加せしめることにより、か
かる課題が効果的に解決されることを見出した。
〔問題点を解決するための手段〕
従って、本発明は金属とフッ素ゴムとの接着などに好適
に使用される溶液状の接着剤組成物に係り、この溶液状
の接着剤組成物は、ビニルトリアルコキシシラン、γ−
アミノプロピルトリアルコキシシランおよびアルキルア
ンモニウム塩防錆剤を含有してなる。
ビニルトリアルコキシシランとしては、好ましくはビニ
ルトリエ(−キシシランが用いられる。また、γ−アミ
ノプロピルトリアルコキシシランとしては、好ましくは
γ−アミノプロピルトリエトキシシランが用いられるが
、これ以外にγ−アミノプロピルトリメトキシシラン、
N−(β−アミノエチル)−γ−アミノプロピルトリメ
トキシシランなどのγ−アミノプロピルトリメトキシシ
ランも用いることができる。
防錆剤として用いられるアルキルアンモニウム塩として
は、好ましくは4級アンモニウム塩、例えばラウリルト
リメチルアンモニウムクロライド、ステアリルトリメチ
ルアンモニウムクロライド、オレイルトリメチルアンモ
ニウムクロライド、ドデシルトリメチルアンモニウムク
ロライドなどの。
炭素数5〜18のアルキル基を少くとも1個有する4級
アンモニウム塩が用いられる。
以上の各成分は、溶液状の接着剤組成物として調製され
、その溶液を形成する溶媒としては、一般にアルコール
−水混合溶媒が用いられる。アルコールとしては、メタ
ノール、エタノールなどが例えば等重量の混合物として
用いられる。水は、ビニルトリアルコキシシランおよび
γ−アミノプロピルトリアルコキシシランの加水分解に
よるシラノール化促進剤として作用させる目的で、一般
にこれらのアルコキシシラン類100重景部当り約1〜
IO重量部の割合で用いられる。
接着剤組成物は、トリアルコキシシラン100重量部当
リアルキルアンモニウム塩防錆剤約0.1〜5重量部の
割合でかつアルコール−水混合溶媒によって代表される
溶媒の溶液中有効成分が約3〜8%の濃度になるように
して調製される。なお、トリアルコキシンランは、任意
の割合のビニルトリアルコキシシランとγ−アミノプロ
ピルトリアルコキシシランとから構成されるが、好まし
くは両者は等重量充用いられる。
このようにして調製される接着剤組成物は、例えば金属
とフッ素ゴムとの接着などに好適に使用され、その接着
は具体的には、この接着剤組成物を金属上に塗布し、約
100〜120℃の温度で乾燥処理を行なった後、そこ
にフッ素ゴムの未加硫配合物を接合させ、フッ素ゴムの
加硫温度である約160〜200℃で加圧加硫すること
により行われる。
接合されるフッ素ゴムの未加硫配合物には、一般に含フ
ツ素エラストマー生ゴムにカーボンブラックなどの充填
剤、ポリオール系化合物などの加硫剤および他の必要な
添加剤が配合されている。
〔作用〕および〔発明の効果〕 本発明に係る接着剤組成物は、それを金属とフッ素ゴム
との接着などに用いた場合、外気環境下で金属表面に錆
の発生が全くみられず、そのため発錆に起因する接着剥
れ現象を生ぜず、常に安定した接着効果が得られるとい
う効果が奏せられる。
そればかりではなく、防錆剤として用いられたアルキル
アンモニウム塩は、フッ素ゴムのポリオール加硫の場合
に加硫促進剤としても作用するものと考えられる。即ち
、一般にフッ素ゴムの好ましい加硫剤として使用される
ビスフェノールAFの011基の解離を促進させる効果
があり、そのため金属とフッ素ゴムとの接着界面にアル
キルアンモニウム塩が存在すると、接着が促進される作
用が得られるものと考えられる。
このような効果が奏せられる本発明の接着剤組成物は、
金属とフッ素ゴムとの接着剤などとして、例えばエンジ
ンシール、シリンダーへラドガスケット、高温雰囲気下
でのオイルシールなどに適用して有効に使用することが
できる。
〔実施例〕
次に、実施例について本発明を説明する。
実施例1 エタノール               40  重
量部メタノール                40
ビニルトリエトキシシラン         5γ−ア
ミノプロピルトリエトキシシラン    5ラウリルト
リメチルアンモニウムクロライド 0.1水     
                   5上記各酸分
の混合物からなる溶液状の接着剤組成物を、ショツトブ
ラスト処理により表面を約10〜15μm粗化した軟鋼
板上に塗布した。室温下で溶媒を蒸発させた後、120
℃で5分間加熱し、乾燥させ、次いで30℃、相対湿度
85%の雰囲気中に1日間放置した。
この接着剤塗布軟鋼板に、次の配合組成MTカーボンブ
ラック            20水酸化カルシウム
             6酸化マグネシウム   
           4よりなるフッ素ゴム未加硫配
合物を、JIS K−630190°剥離試験法に従っ
て接合させ、金型を用いて180℃、10分間の加圧加
硫を行ない、加硫接着物を175℃で22時間熱処理し
た。
実施例2 実施例1において、ラウリルトリメチルアンモニウムク
ロライドの代りに、ステアリルトリメチルアンモニウム
クロライドが防錆剤として用いられた。
比較例 市販の有機シラン系接着剤(ロードコーポレーション製
品ケムロック607)を用い、実施例1と同様に軟鋼板
への塗布および加硫接着を行なった。
以上の各実施例および比較例でそれぞれ得られた、接着
剤塗布金属板とフッ素ゴムとの加硫接着物について、前
記剥離試験法による剥離力の測定および剥離後のゴムの
残り部分の面積割合を測定し、併せて発錆状態をa察し
た。得られた結果は5次の表に示される。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ビニルトリアルコキシシラン、γ−アミノプロピル
    トリアルコキシシランおよびアルキルアンモニウム塩防
    錆剤を含有してなる溶液状の接着剤組成物。 2、アルコール−水混合物の溶液からなる特許請求の範
    囲第1項記載の接着剤組成物。 3、金属とフッ素ゴムとの接着に用いられる特許請求の
    範囲第1項または第2項記載の接着剤組成物。
JP21299885A 1985-09-25 1985-09-25 接着剤組成物 Granted JPS6272775A (ja)

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