JPS6271582A - 揺動選別装置における計数装置 - Google Patents
揺動選別装置における計数装置Info
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- JPS6271582A JPS6271582A JP19278886A JP19278886A JPS6271582A JP S6271582 A JPS6271582 A JP S6271582A JP 19278886 A JP19278886 A JP 19278886A JP 19278886 A JP19278886 A JP 19278886A JP S6271582 A JPS6271582 A JP S6271582A
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- grains
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、脱ぶ装置、揺動選別装置等を有する籾摺り選
別機に係り、詳しくは上記揺動選別装置のサンプリング
装置から流下される穀粒の計数装置に関する。
別機に係り、詳しくは上記揺動選別装置のサンプリング
装置から流下される穀粒の計数装置に関する。
従来、穀粒を計数樋を用いてたとえば光学的検知部を通
過させ、穀粒の通過量を計数する装置はよく知られて°
いるが、従来の計数装置におていは、その計数樋が直線
またはそれに近い形状のものであったため、計数樋の長
さが短い場合、計数樋の上流から順次送られてくる穀粒
が検知部を通過する際に穀粒相互間に所定の間隔が保て
ず、たとえば連続した状態あるいは重なり合った状態に
なってしまい、計数ミスを生じてしまう欠点を有してい
た。また、上記欠点を無くすように、計数樋の長さを穀
粒間隔が所定長さに保たれるような長さにすると、上記
したような計数ミスは回避することができるものの、装
置が極めて大型のものになってしまうという欠点があっ
た。
過させ、穀粒の通過量を計数する装置はよく知られて°
いるが、従来の計数装置におていは、その計数樋が直線
またはそれに近い形状のものであったため、計数樋の長
さが短い場合、計数樋の上流から順次送られてくる穀粒
が検知部を通過する際に穀粒相互間に所定の間隔が保て
ず、たとえば連続した状態あるいは重なり合った状態に
なってしまい、計数ミスを生じてしまう欠点を有してい
た。また、上記欠点を無くすように、計数樋の長さを穀
粒間隔が所定長さに保たれるような長さにすると、上記
したような計数ミスは回避することができるものの、装
置が極めて大型のものになってしまうという欠点があっ
た。
そこで、本発明は、計数樋を、その上部に傾斜直線流下
部を、その下部に加速曲線流下部を配設して構成し、更
に上記計数樋に加振器を設け、該計数樋をその傾斜直線
流下部に略々直交する方向に加振するように構成し、以
って選穀板からサンプリング筒を経て流下する玄米、混
合米そして籾等の穀粒量を小型化された装置で正確に計
数できるようにした揺動選別装置の計数装置を提供する
ことを目的とするものである。
部を、その下部に加速曲線流下部を配設して構成し、更
に上記計数樋に加振器を設け、該計数樋をその傾斜直線
流下部に略々直交する方向に加振するように構成し、以
って選穀板からサンプリング筒を経て流下する玄米、混
合米そして籾等の穀粒量を小型化された装置で正確に計
数できるようにした揺動選別装置の計数装置を提供する
ことを目的とするものである。
以下、図面に沿って、本発明による実施例について説明
する。
する。
籾摺り選別機1は、第1図に示すように、脱ぶ装置2、
揚穀装置3及び揺動選別装置5より構成されている。そ
して、上記脱ぶ装置2は、張込みホッパー6、供給Wk
調節弁7、一対のゴムロール9a、9bより成る脱ぶロ
ール9、排塵ファンlO等より構成され、上記張込みホ
ッパー6内に供給された籾Bは、供給量調節弁7で設定
された流量で回転駆動されるゴムロール9a、 9b間
に流下し、そこで摺出されて玄米、ふ、しいなそして籾
の混合穀粒となって流下し、排塵ファン10によりふ及
びしいなCが風選・分離されるようになっている。
揚穀装置3及び揺動選別装置5より構成されている。そ
して、上記脱ぶ装置2は、張込みホッパー6、供給Wk
調節弁7、一対のゴムロール9a、9bより成る脱ぶロ
ール9、排塵ファンlO等より構成され、上記張込みホ
ッパー6内に供給された籾Bは、供給量調節弁7で設定
された流量で回転駆動されるゴムロール9a、 9b間
に流下し、そこで摺出されて玄米、ふ、しいなそして籾
の混合穀粒となって流下し、排塵ファン10によりふ及
びしいなCが風選・分離されるようになっている。
また、揚穀装置3は、玄米パケット列1)および混合米
パケット列12を並設するバケットコンヘアよりなり、
玄米パケット列1)は玄米シュータ13から玄米Aを受
け、上方に移送して玄米取出口15に導き、また混合米
パケット列12は混合米移送用スクリューコンベア16
から混合米ABを受け、上方に移送して供給樋17に導
いて、後述する揺動選別装置5に混合米を供給するよう
になっている。
パケット列12を並設するバケットコンヘアよりなり、
玄米パケット列1)は玄米シュータ13から玄米Aを受
け、上方に移送して玄米取出口15に導き、また混合米
パケット列12は混合米移送用スクリューコンベア16
から混合米ABを受け、上方に移送して供給樋17に導
いて、後述する揺動選別装置5に混合米を供給するよう
になっている。
そして、揺動選別装置5は一体構成された均分槽19と
選別槽20を備えており、該選別槽20内には多数の選
穀板21a 、21b 、21cが配設され、また均分
槽19は前記供給樋17に連通され均分弁22を介して
選R+ii、21の上部に連通されており、均分弁22
によって必要に応じて使用する選穀板21・・・の段数
を選択することができるようになっている。上記選別槽
20即ち選穀板21・・・は3次元に傾斜して、即ち図
に示すように横方向において右下りに傾斜し、かつ縦方
向において紙面に対して前方向が下がるように傾斜して
配設されており、かつ平行リンク機構を用いた揺動装置
23により所定方向の往復振動運動が与えられるように
なっている。そして、選穀板21・・・は横方向傾斜角
度θを調節し得ると共に、その縦方向下端即ち出口部分
には玄米仕切板25及び籾仕切板26が配設されており
、これら仕切板25.26はそれぞれその横方向位置X
及びXmを調整し得るようになでいる。更に、玄米仕切
板25及び籾仕切板26にはそれぞれ移送樋27.29
が連結されており、選穀板21・・・から流下した玄米
A、籾B及びその混合米ABは仕切板25.26及び樋
27゜29に仕切られてそれぞれ玄米誘導シェーク13
、混合米誘導シュータ30及び籾還元口31に導かれ、
更に玄米誘導シュータ13は前述したように玄米移送用
パケット列1)に導かれ、混合米誘導シュータ30はロ
ール9下部の摺出し混合米と一緒に混合米移送用スクリ
ューコンベア16に導かれ、かつ籾還元口31は張込み
ホッパー6に導通している。 又、第2図に示すように
、選穀板21・・・の出口部分における横方向上部分、
即ち必ず玄米Aが位置しかつ側板の影響を受けずに一定
層厚になっている部分X、aに所定孔(丸又は角)又は
切欠き等よりなる玄米サンプリング筒32が形成されて
おり、また同様に横方向下部分、即ち必ず籾Bが位置し
かつ一定層厚になっている部分xbに籾サンプリング筒
33が形成されている。更に、選穀板21・・・におけ
る玄米仕切板26との間の混合米流下端部には混合米サ
ンプリング筒35が玄米仕切板25と一体に移動するよ
うに設けられている。そして、これらサンプリング筒3
2.33.35は夫々サンプリングした穀粒を選別槽2
0下部に設けた計数装置37へ導くように配設されてい
る。なお、サンプリング筒35は左右に大きく移動する
構造であるため、そこからの穀粒を安定に計数装置37
に導くように、たとえば漏斗状の中間樋36が設けられ
る。
選別槽20を備えており、該選別槽20内には多数の選
穀板21a 、21b 、21cが配設され、また均分
槽19は前記供給樋17に連通され均分弁22を介して
選R+ii、21の上部に連通されており、均分弁22
によって必要に応じて使用する選穀板21・・・の段数
を選択することができるようになっている。上記選別槽
20即ち選穀板21・・・は3次元に傾斜して、即ち図
に示すように横方向において右下りに傾斜し、かつ縦方
向において紙面に対して前方向が下がるように傾斜して
配設されており、かつ平行リンク機構を用いた揺動装置
23により所定方向の往復振動運動が与えられるように
なっている。そして、選穀板21・・・は横方向傾斜角
度θを調節し得ると共に、その縦方向下端即ち出口部分
には玄米仕切板25及び籾仕切板26が配設されており
、これら仕切板25.26はそれぞれその横方向位置X
及びXmを調整し得るようになでいる。更に、玄米仕切
板25及び籾仕切板26にはそれぞれ移送樋27.29
が連結されており、選穀板21・・・から流下した玄米
A、籾B及びその混合米ABは仕切板25.26及び樋
27゜29に仕切られてそれぞれ玄米誘導シェーク13
、混合米誘導シュータ30及び籾還元口31に導かれ、
更に玄米誘導シュータ13は前述したように玄米移送用
パケット列1)に導かれ、混合米誘導シュータ30はロ
ール9下部の摺出し混合米と一緒に混合米移送用スクリ
ューコンベア16に導かれ、かつ籾還元口31は張込み
ホッパー6に導通している。 又、第2図に示すように
、選穀板21・・・の出口部分における横方向上部分、
即ち必ず玄米Aが位置しかつ側板の影響を受けずに一定
層厚になっている部分X、aに所定孔(丸又は角)又は
切欠き等よりなる玄米サンプリング筒32が形成されて
おり、また同様に横方向下部分、即ち必ず籾Bが位置し
かつ一定層厚になっている部分xbに籾サンプリング筒
33が形成されている。更に、選穀板21・・・におけ
る玄米仕切板26との間の混合米流下端部には混合米サ
ンプリング筒35が玄米仕切板25と一体に移動するよ
うに設けられている。そして、これらサンプリング筒3
2.33.35は夫々サンプリングした穀粒を選別槽2
0下部に設けた計数装置37へ導くように配設されてい
る。なお、サンプリング筒35は左右に大きく移動する
構造であるため、そこからの穀粒を安定に計数装置37
に導くように、たとえば漏斗状の中間樋36が設けられ
る。
計数装置37は、第2図〜第5図に示すように、その下
端部を籾摺り選別機1の機体等に設けられた静止支点3
9に枢支された機枠40を備え、該機枠40上にたとえ
ば金属板あるいわ合成樹脂等で一体に形成された玄米用
計数樋41、混合米用計数樋42そして籾用計数樋43
が設けられている。また、機枠40の上端部には加振器
45が設けられ、機体40を前記支点39を中心に計数
樋41〜43の傾斜直線流下部41a〜43aに略直交
方向に振動を与えるようになっている。また、計数樋4
1〜43は、その上端部において、第3図に詳示されて
いるように、夫々その対応するサンプリング筒32.3
3.35の位置に応じて異なる高さで配設され、その下
端部において、第5図に示すように、同一の高さで配設
されるようになっており、第2図に詳示するように、夫
々長さがS、−S、の静摩擦角以下の所定傾斜角Pで直
線状に配設された傾斜直線流下部41a〜43aと、水
平距離tが等しく高さがh1〜h2で放物線状の加速曲
線流下部41b〜43bとを境界点a、b、cで連結す
るようにして構成されている。
端部を籾摺り選別機1の機体等に設けられた静止支点3
9に枢支された機枠40を備え、該機枠40上にたとえ
ば金属板あるいわ合成樹脂等で一体に形成された玄米用
計数樋41、混合米用計数樋42そして籾用計数樋43
が設けられている。また、機枠40の上端部には加振器
45が設けられ、機体40を前記支点39を中心に計数
樋41〜43の傾斜直線流下部41a〜43aに略直交
方向に振動を与えるようになっている。また、計数樋4
1〜43は、その上端部において、第3図に詳示されて
いるように、夫々その対応するサンプリング筒32.3
3.35の位置に応じて異なる高さで配設され、その下
端部において、第5図に示すように、同一の高さで配設
されるようになっており、第2図に詳示するように、夫
々長さがS、−S、の静摩擦角以下の所定傾斜角Pで直
線状に配設された傾斜直線流下部41a〜43aと、水
平距離tが等しく高さがh1〜h2で放物線状の加速曲
線流下部41b〜43bとを境界点a、b、cで連結す
るようにして構成されている。
そして、機枠40の計数樋41.42.43下端部には
、第5図に示すように夫々光学式の検知器46.47゜
49が対設されていて、計数樋41〜43の下端部近傍
から中間部にかけては検知器46.47.49が外から
の光で誤計数を生じないように爪光カバー50が設けら
れている。なお、検知器の検知方式によって異なるが、
例えば穀粒の反射光を検知する方式のものでは、爪光カ
バー50に覆われた部分における該カバー50及び計数
樋41〜43の内面に艶消しの黒色塗装を施し、又穀粒
の光を吸収する方式のものでは、カバー50の内面を黒
色に、かつ計数樋41.43の内面を平滑・鏡面にし、
検知器の検知精度が高められる。
、第5図に示すように夫々光学式の検知器46.47゜
49が対設されていて、計数樋41〜43の下端部近傍
から中間部にかけては検知器46.47.49が外から
の光で誤計数を生じないように爪光カバー50が設けら
れている。なお、検知器の検知方式によって異なるが、
例えば穀粒の反射光を検知する方式のものでは、爪光カ
バー50に覆われた部分における該カバー50及び計数
樋41〜43の内面に艶消しの黒色塗装を施し、又穀粒
の光を吸収する方式のものでは、カバー50の内面を黒
色に、かつ計数樋41.43の内面を平滑・鏡面にし、
検知器の検知精度が高められる。
本実施例は以上のような構成よりなるので、籾摺り選別
機1は、脱ぶ装置2の張込みホッパー7からの籾Bはゴ
ムロール9により摺出されて流下し、更にふ及びしいな
Cが排藁ファンIOで風選・分離され、そして、ふ等が
分離された摺出し混合米ABはスクリューコンベア16
及び混合米パケット列12を介して揺動選別装!!5の
供給樋17に送られ、更に均分槽19から選穀板21・
・・に流下される。
機1は、脱ぶ装置2の張込みホッパー7からの籾Bはゴ
ムロール9により摺出されて流下し、更にふ及びしいな
Cが排藁ファンIOで風選・分離され、そして、ふ等が
分離された摺出し混合米ABはスクリューコンベア16
及び混合米パケット列12を介して揺動選別装!!5の
供給樋17に送られ、更に均分槽19から選穀板21・
・・に流下される。
そして、該選穀板21・・・で玄米A、混合米AB及び
籾Bに揺動選別され、玄米Aは玄米誘導シュータ13及
び玄米パケット列1)を介して玄米取出口15から取出
され、また混合米ABは混合米誘導シュータ30からの
混合米と一緒に再び供給樋17に送られ、また籾Bは籾
還元口31から再び張込みホッパ6に還元される、とい
う一連の最適な籾摺り選別動作を、第5図に示した検知
器46.47.49のような各種センサ、図示外の各種
アクチュエータそしてマイクロコンピュータ−等の制御
装置の作動に基づいて自動的に継続して行なう。その際
、揺動選別装置5の選穀板21・・・上で選別された玄
米、混合米そして籾は夫々対応するサンプリング筒32
.33゜35を通って夫々の穀粒の全量に正確に比例し
た量だけサンプリングされ、計数装置37の夫々対応す
る計数樋41.42.43の入口部に導びかれる。する
と、傾斜直線流下部41a〜43aの傾斜角Pが静摩擦
角以下の角度に設定さているため、各穀粒はそのままの
状態では傾斜直線流下部41a〜43aの上部に堆積し
て流下しないが、加振器45によって支点39を中心に
機枠40が振動を与えられているため堆積しようとする
穀粒はその振動により、第6図に示すように、傾斜直線
流下部41a〜43aに沿って略々等速度で整列しなが
ら流下する。尚、各計数樋41,42.43はその上端
で加振器45により加振されているため、支点39に近
づくにつれて、即ち穀粒が流下するにつれて振動は小さ
くなる。ついで、各穀粒が各境界点a ”−cを超えて
加速曲線流下部41b〜43bに至ると、各穀粒の流下
速度は次第に大きくなり、境界点a ”−c付近では連
続又は−都電なりあっていた穀粒は流下するに従って各
穀粒間の間隔d、〜d4は次第に拡がり、計数樋41〜
43の下端部に位置する検知器46.47.49部分で
は各穀粒は完全にかい離し、それぞれ単独の穀粒として
各検知器により計数される。尚、ぞの際、傾斜直線流下
部418〜43aにおいて、加振器45による加振力と
穀粒自体の重さにより各穀粒は流下する傾斜直線流下部
41a〜43aの長さS、〜S、に応じた穀粒間隔とな
り、即ち、各穀粒のサンプリングされた流量が同じとす
ると、長さS。
籾Bに揺動選別され、玄米Aは玄米誘導シュータ13及
び玄米パケット列1)を介して玄米取出口15から取出
され、また混合米ABは混合米誘導シュータ30からの
混合米と一緒に再び供給樋17に送られ、また籾Bは籾
還元口31から再び張込みホッパ6に還元される、とい
う一連の最適な籾摺り選別動作を、第5図に示した検知
器46.47.49のような各種センサ、図示外の各種
アクチュエータそしてマイクロコンピュータ−等の制御
装置の作動に基づいて自動的に継続して行なう。その際
、揺動選別装置5の選穀板21・・・上で選別された玄
米、混合米そして籾は夫々対応するサンプリング筒32
.33゜35を通って夫々の穀粒の全量に正確に比例し
た量だけサンプリングされ、計数装置37の夫々対応す
る計数樋41.42.43の入口部に導びかれる。する
と、傾斜直線流下部41a〜43aの傾斜角Pが静摩擦
角以下の角度に設定さているため、各穀粒はそのままの
状態では傾斜直線流下部41a〜43aの上部に堆積し
て流下しないが、加振器45によって支点39を中心に
機枠40が振動を与えられているため堆積しようとする
穀粒はその振動により、第6図に示すように、傾斜直線
流下部41a〜43aに沿って略々等速度で整列しなが
ら流下する。尚、各計数樋41,42.43はその上端
で加振器45により加振されているため、支点39に近
づくにつれて、即ち穀粒が流下するにつれて振動は小さ
くなる。ついで、各穀粒が各境界点a ”−cを超えて
加速曲線流下部41b〜43bに至ると、各穀粒の流下
速度は次第に大きくなり、境界点a ”−c付近では連
続又は−都電なりあっていた穀粒は流下するに従って各
穀粒間の間隔d、〜d4は次第に拡がり、計数樋41〜
43の下端部に位置する検知器46.47.49部分で
は各穀粒は完全にかい離し、それぞれ単独の穀粒として
各検知器により計数される。尚、ぞの際、傾斜直線流下
部418〜43aにおいて、加振器45による加振力と
穀粒自体の重さにより各穀粒は流下する傾斜直線流下部
41a〜43aの長さS、〜S、に応じた穀粒間隔とな
り、即ち、各穀粒のサンプリングされた流量が同じとす
ると、長さS。
なる短い傾斜直線流下部41aの境界点a直前の穀粒間
隔は、長さS、なる長い傾斜直線流下部43aの境界点
C直前の穀粒間隔より短くなっているが、加速曲線流下
部41bの高さhlが加速曲線流下部43bの高さh3
より高いため、夫々の下端部の検知器46.49に到達
するまでに加速曲線流下部41bの検知器46直前の穀
粒間隔は、加速曲線流下部43bの検知器49直前の穀
粒間隔よりも長くなる。従って、計数樋41〜43の傾
斜直線流下部41a〜43aの長さ81〜S3と加速曲
線流下部41b〜43bの高さh1〜h2の比率が違っ
ても、計数樋41〜43に入る各穀粒の流量が同一であ
れば、穀粒はその流量に応じて検知器直前において略一
定間隔で落下し、夫々の検知器46.47.49におい
て同一の計数がなされるようになる。また、上記のよう
に計数装置37の計数樋41〜43を異なる長さの傾斜
直線流下部41a〜43aと、異なる高さの加速曲線流
下部41b〜43bとの組合せで構成すると、計数装置
37の計数樋41〜43の配列を自由にでき、しかも装
置の高さを低くし、装置の巾も狭く構成することができ
るようになる。
隔は、長さS、なる長い傾斜直線流下部43aの境界点
C直前の穀粒間隔より短くなっているが、加速曲線流下
部41bの高さhlが加速曲線流下部43bの高さh3
より高いため、夫々の下端部の検知器46.49に到達
するまでに加速曲線流下部41bの検知器46直前の穀
粒間隔は、加速曲線流下部43bの検知器49直前の穀
粒間隔よりも長くなる。従って、計数樋41〜43の傾
斜直線流下部41a〜43aの長さ81〜S3と加速曲
線流下部41b〜43bの高さh1〜h2の比率が違っ
ても、計数樋41〜43に入る各穀粒の流量が同一であ
れば、穀粒はその流量に応じて検知器直前において略一
定間隔で落下し、夫々の検知器46.47.49におい
て同一の計数がなされるようになる。また、上記のよう
に計数装置37の計数樋41〜43を異なる長さの傾斜
直線流下部41a〜43aと、異なる高さの加速曲線流
下部41b〜43bとの組合せで構成すると、計数装置
37の計数樋41〜43の配列を自由にでき、しかも装
置の高さを低くし、装置の巾も狭く構成することができ
るようになる。
以上説明したように1.本発明によれば、揺動選別装置
5の計数装置37において、その計数樋41〜43を、
上部に傾斜直線流下部41a〜43a、下部に加速曲線
流下部4To〜43bを配設して構成し、更に上記計数
樋41〜43に加振器45を設け、上記計数樋41〜4
3をその傾斜直線流下部41a〜43aに略直交する方
向に加振するように構成したので、各計数樋41〜43
を流下する穀粒を常に所定の間隔でもって検知器46.
47.49を通過させることができ、もって各穀粒の正
確な計数を行なうことができ、それにより夫々の穀粒の
全量が時々刻々どのように変化するかが把握できるよう
になり、籾摺り選別機lの自動制御をよりきめ細かに行
なうことが可能となる。また、計数装置37全体を極め
てコンパクトに構成できるようになるため、籾摺り選別
機lの設計の自由度が増加するようになる。
5の計数装置37において、その計数樋41〜43を、
上部に傾斜直線流下部41a〜43a、下部に加速曲線
流下部4To〜43bを配設して構成し、更に上記計数
樋41〜43に加振器45を設け、上記計数樋41〜4
3をその傾斜直線流下部41a〜43aに略直交する方
向に加振するように構成したので、各計数樋41〜43
を流下する穀粒を常に所定の間隔でもって検知器46.
47.49を通過させることができ、もって各穀粒の正
確な計数を行なうことができ、それにより夫々の穀粒の
全量が時々刻々どのように変化するかが把握できるよう
になり、籾摺り選別機lの自動制御をよりきめ細かに行
なうことが可能となる。また、計数装置37全体を極め
てコンパクトに構成できるようになるため、籾摺り選別
機lの設計の自由度が増加するようになる。
第1図は本発明を適用した籾摺り選別機を示す全体概略
図、第2図はその揺動選別装置の計数装置の拡大図、第
3図は第2図のA−A矢示断面図、第4図は第2図のB
−B矢示断面図、第5図は第2図のC−C矢示断面図、
そして第6図は計数樋の動作説明図である。
図、第2図はその揺動選別装置の計数装置の拡大図、第
3図は第2図のA−A矢示断面図、第4図は第2図のB
−B矢示断面図、第5図は第2図のC−C矢示断面図、
そして第6図は計数樋の動作説明図である。
Claims (2)
- (1)選穀板と、該選穀板の穀粒流下端部に配設された
サンプリング筒と、該サンプリング筒からサンプリング
される穀粒を検知器に導く計数樋と、該計数樋を流下す
る穀粒を計数する検知器とを備えた揺動選別装置の計数
装置において、上記計数樋を、上部に略々直線状の所定
傾斜角からなる傾斜直線流下部を、下部に所定曲線から
なる加速曲線流下部を配設して構成し、更に上記計数樋
に加振器を設け、該計数樋をその傾斜直線流下部に略々
直交する方向に加振するように構成した揺動選別装置に
おける計数装置。 - (2)前記傾斜直線流下部と加速曲線流下部の長さの比
率が夫々異なる複数の計数樋を、それらの下端部を一個
所にまとめて並列的に配設した特許請求の範囲第1項記
載の揺動選別装置における計数装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19278886A JPS6271582A (ja) | 1986-08-20 | 1986-08-20 | 揺動選別装置における計数装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19278886A JPS6271582A (ja) | 1986-08-20 | 1986-08-20 | 揺動選別装置における計数装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6271582A true JPS6271582A (ja) | 1987-04-02 |
JPH03116B2 JPH03116B2 (ja) | 1991-01-07 |
Family
ID=16297006
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19278886A Granted JPS6271582A (ja) | 1986-08-20 | 1986-08-20 | 揺動選別装置における計数装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6271582A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002316099A (ja) * | 2001-04-23 | 2002-10-29 | Agri Techno Yazaki Kk | ゲル被覆種子検査装置 |
-
1986
- 1986-08-20 JP JP19278886A patent/JPS6271582A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002316099A (ja) * | 2001-04-23 | 2002-10-29 | Agri Techno Yazaki Kk | ゲル被覆種子検査装置 |
JP4723750B2 (ja) * | 2001-04-23 | 2011-07-13 | アグリテクノ矢崎株式会社 | ゲル被覆種子検査装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03116B2 (ja) | 1991-01-07 |
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