JPS6270367A - アスコルビン酸もしくはエリソルビン酸誘導体 - Google Patents
アスコルビン酸もしくはエリソルビン酸誘導体Info
- Publication number
- JPS6270367A JPS6270367A JP21193785A JP21193785A JPS6270367A JP S6270367 A JPS6270367 A JP S6270367A JP 21193785 A JP21193785 A JP 21193785A JP 21193785 A JP21193785 A JP 21193785A JP S6270367 A JPS6270367 A JP S6270367A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- acid
- ascorbic acid
- erythorbic
- ascorbic
- erythorbic acid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Anti-Oxidant Or Stabilizer Compositions (AREA)
- Furan Compounds (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、一般式(I)
(式中、nは12〜20の整数を示す)で示される文献
未記載の新規化合物であるアスコルビン酸もしくはエリ
ソルビン酸誘導体に関するものである。
未記載の新規化合物であるアスコルビン酸もしくはエリ
ソルビン酸誘導体に関するものである。
前記一般式(I)で示されるアスコルビン酸(エリソル
ビン酸)誘導体はすぐれた脂溶性と抗酸化性を有し、そ
れ単独あるいはトコフェロ・・−ル等との併用により食
品や生体での抗酸化剤として有用である。
ビン酸)誘導体はすぐれた脂溶性と抗酸化性を有し、そ
れ単独あるいはトコフェロ・・−ル等との併用により食
品や生体での抗酸化剤として有用である。
アスコルビン酸(エリソルビン酸)は食品などの抗酸化
剤として知られているが、脂溶性および抗酸化性が必ず
しも十分でないため種々のアシル[換体の合成が試みら
れ、たとえば特開昭49−87655公報には前記一般
式(I)におけるnが8以下の5,6−ジアシル置換体
の製法が記載されているが、かかる5、6−ジアシル置
換体によっても尚脂溶性および抗酸化性が十分であると
は言えなかった。
剤として知られているが、脂溶性および抗酸化性が必ず
しも十分でないため種々のアシル[換体の合成が試みら
れ、たとえば特開昭49−87655公報には前記一般
式(I)におけるnが8以下の5,6−ジアシル置換体
の製法が記載されているが、かかる5、6−ジアシル置
換体によっても尚脂溶性および抗酸化性が十分であると
は言えなかった。
また、アスコルビン酸(エリソルビン酸)の2.6−位
、2−15および6−位、2−98−15−および6−
位がそれぞれアシル置換された アシル体も知られてい
るが、これらについては一般に置換数が多い程詣溶性に
はすぐれるものの、抗酸化剤としての効果のためには2
−位および/または8−位が置換されていないことが必
要であるため、これらの多アシル置換体では抗酸化剤と
しての目的を達し得なかった。
、2−15および6−位、2−98−15−および6−
位がそれぞれアシル置換された アシル体も知られてい
るが、これらについては一般に置換数が多い程詣溶性に
はすぐれるものの、抗酸化剤としての効果のためには2
−位および/または8−位が置換されていないことが必
要であるため、これらの多アシル置換体では抗酸化剤と
しての目的を達し得なかった。
このようなことから、本発明者らは脂溶性にすぐれ、か
つ抗酸化性にも優れたアスコルビン酸(エリソルビン酸
)誘導体を開発すべ(検討の結果、新規化合物である前
記一般式(I)で示されるアスコルビン酸(エリソルビ
ン酸)誘導体の開発に成功した。
つ抗酸化性にも優れたアスコルビン酸(エリソルビン酸
)誘導体を開発すべ(検討の結果、新規化合物である前
記一般式(I)で示されるアスコルビン酸(エリソルビ
ン酸)誘導体の開発に成功した。
かかる一般式(1)で示されるアルコルビン酸(エリソ
ルビン酸)誘導体において、1〕の数は作用効果の上で
重要な意味をもち、nが12から20の範囲にある場合
に脂溶性および抗酸化性の両方に非常にずぐ1また効果
を発揮するが、特に生体内での抗酸化作用においてはn
が12より小さい物質ではその効果が得られないか極め
て不十分であるのに対し、nが12〜20の場合に非常
にすぐれた抗酸化性を発揮するという特徴を有する、。
ルビン酸)誘導体において、1〕の数は作用効果の上で
重要な意味をもち、nが12から20の範囲にある場合
に脂溶性および抗酸化性の両方に非常にずぐ1また効果
を発揮するが、特に生体内での抗酸化作用においてはn
が12より小さい物質ではその効果が得られないか極め
て不十分であるのに対し、nが12〜20の場合に非常
にすぐれた抗酸化性を発揮するという特徴を有する、。
かかるー・般式(I)で示されるアスコルビン酸(エリ
ソルビン酸)誘導体は、たとえばアスコルビン酸(エリ
ソルビン酸)をアシル化して2゜5.6−トリアジル置
換体を得、次いでこれを2−位のみの選択的脱アシル化
を行うことにより製造される。
ソルビン酸)誘導体は、たとえばアスコルビン酸(エリ
ソルビン酸)をアシル化して2゜5.6−トリアジル置
換体を得、次いでこれを2−位のみの選択的脱アシル化
を行うことにより製造される。
ここで、第1段階のアシル化は通常のアシル化方法がそ
のまま適用され、アスコルビン酸(エリソルビン酸)と
炭Xj14=22のIM鎖状龜和u1!肪族ヒノカルポ
ン酸、その酸ハライド(たとえば酸クロリド)またはそ
の0無水物などのアシル化剤を酸性触媒または塩基性縮
合剤の存在下に反応させることにより行われる。
のまま適用され、アスコルビン酸(エリソルビン酸)と
炭Xj14=22のIM鎖状龜和u1!肪族ヒノカルポ
ン酸、その酸ハライド(たとえば酸クロリド)またはそ
の0無水物などのアシル化剤を酸性触媒または塩基性縮
合剤の存在下に反応させることにより行われる。
また、第2工程の2−位のみの遇択的脱アシル化は、通
常メタノールなどの求核試薬の存在下、必要に応じて酢
酸などの弱酸性化合物の共存下に加熱処理することによ
り容昂に行われる。
常メタノールなどの求核試薬の存在下、必要に応じて酢
酸などの弱酸性化合物の共存下に加熱処理することによ
り容昂に行われる。
カくシて得られる一般式(1)で示されるアスコルビン
酸(エリソルビン酸)u導体の具体例として、たとえば
5.6−ジー0−ミリストイJL/7スコ71/ ヒン
酸もしくはエリソルビンu、5゜6−ジー0−バルミト
イルアスコルビン酸もしくはエリソルビン酸、5.6−
ジー0−ステアリルアスコルビン酸もしくはエリソルビ
ン酸、5.6−ジー0−エイコサノイルアスコルビン酸
もしくはエリソルビン酸、5.6−・ジー〇−ドコサノ
イルアスコルビン酸もしくはエリソルビン酸などが例示
される。
酸(エリソルビン酸)u導体の具体例として、たとえば
5.6−ジー0−ミリストイJL/7スコ71/ ヒン
酸もしくはエリソルビンu、5゜6−ジー0−バルミト
イルアスコルビン酸もしくはエリソルビン酸、5.6−
ジー0−ステアリルアスコルビン酸もしくはエリソルビ
ン酸、5.6−ジー0−エイコサノイルアスコルビン酸
もしくはエリソルビン酸、5.6−・ジー〇−ドコサノ
イルアスコルビン酸もしくはエリソルビン酸などが例示
される。
以下、実施例にまり本・発明を説明する。
実施例1
7 ス’:331/ビン酸17.619 (0,1モル
) トビリジン1501の混合物に塩化ミリストイルイ
) ル’/ 4.051 (0,8モル)を20℃で2時間
かけ”C滴下し、その後同温度で5時間攪拌した。
) トビリジン1501の混合物に塩化ミリストイルイ
) ル’/ 4.051 (0,8モル)を20℃で2時間
かけ”C滴下し、その後同温度で5時間攪拌した。
反応終了後、反応液にクロロホルム及び10%塩酸を加
えて抽出処理を行い、抽出クロロホルム層を10%塩酸
、水の順で洗浄した。クロロホルムを留去後、生じた結
晶をn−ヘキサンから再結晶し、さらにエーテルから再
結晶して41gの2.5.6−トリーミリストイルアス
コルビン酸を得た。mp、86〜89℃ つLNN22、’5 、6 トリーミリストイルアス
コルビン酸80.0f(0,0872モル)、氷酢酸8
4N及びメタノール150fを混合し、65℃で8時間
加熱攪拌した。反応終了後、反応液に水800g及びト
ルエン200fを加えて抽出処理を行い、抽出トルエン
層からトルエンを留去して粗結晶を得、これにクロロホ
ルム80gとn−ヘキサン7ONからなる混合溶媒を加
えて粗結晶を加温、溶解実施例8 実施例1の方法に準じてエリソルビン酸と塩化バルミト
イルを反応させて街た2、5゜6−ドリーバルミドイル
エリソルビン酸81.Og(0,0848モル)、メタ
ノール1.501および氷酢酸B4.’liを混合し、
65℃で7時間加熱攪拌した。
えて抽出処理を行い、抽出クロロホルム層を10%塩酸
、水の順で洗浄した。クロロホルムを留去後、生じた結
晶をn−ヘキサンから再結晶し、さらにエーテルから再
結晶して41gの2.5.6−トリーミリストイルアス
コルビン酸を得た。mp、86〜89℃ つLNN22、’5 、6 トリーミリストイルアス
コルビン酸80.0f(0,0872モル)、氷酢酸8
4N及びメタノール150fを混合し、65℃で8時間
加熱攪拌した。反応終了後、反応液に水800g及びト
ルエン200fを加えて抽出処理を行い、抽出トルエン
層からトルエンを留去して粗結晶を得、これにクロロホ
ルム80gとn−ヘキサン7ONからなる混合溶媒を加
えて粗結晶を加温、溶解実施例8 実施例1の方法に準じてエリソルビン酸と塩化バルミト
イルを反応させて街た2、5゜6−ドリーバルミドイル
エリソルビン酸81.Og(0,0848モル)、メタ
ノール1.501および氷酢酸B4.’liを混合し、
65℃で7時間加熱攪拌した。
以下、実施例2と同様に処理して5 、6 =−ジー0
−バルミトイル−D−エリソルビン酸の結晶941fを
得た。
−バルミトイル−D−エリソルビン酸の結晶941fを
得た。
1n、p 71〜78℃
〔d″)D +11.0° (CHCLII)1H−N
MRスペクトル(270MHz )t o ) 実施例4 実施例1の方法に準じてアスコルビン酸と塩化ステアリ
ルを反応させて得た2、5.6・−・l・リーヘース7
アリルアスコルビン酸2a、0y(0,0286モル)
、メタノール115fおよび氷酢酸2B、Ofを混合し
、65℃で18時間加熱攪拌した。
MRスペクトル(270MHz )t o ) 実施例4 実施例1の方法に準じてアスコルビン酸と塩化ステアリ
ルを反応させて得た2、5.6・−・l・リーヘース7
アリルアスコルビン酸2a、0y(0,0286モル)
、メタノール115fおよび氷酢酸2B、Ofを混合し
、65℃で18時間加熱攪拌した。
以下、実施例2と同様に処理して5.6−ジーO−ステ
アリル−L−アスコルビン酸の結晶6.1fを得た。
アリル−L−アスコルビン酸の結晶6.1fを得た。
m、9 88〜85℃
〔α] −24,0° (CHCt8■〕
’H−NMR:x、ベクトル(270MHz )実施例
5 実施例1の方法に準じてアスコルビン酸と塩化ドコサノ
イルを反応させ°C得た2、5゜6−ドリードコサツイ
ルアスコルビン酸15.0f(0,0181モル)、メ
タノール75jli5よび氷酢酸15gを混合し、10
時間加熱攪拌した。
5 実施例1の方法に準じてアスコルビン酸と塩化ドコサノ
イルを反応させ°C得た2、5゜6−ドリードコサツイ
ルアスコルビン酸15.0f(0,0181モル)、メ
タノール75jli5よび氷酢酸15gを混合し、10
時間加熱攪拌した。
以下、実施例2と同様に処理して5.6−ジー0−ドコ
サノイル−し−アスコルビン酸の結晶4.81を得た。
サノイル−し−アスコルビン酸の結晶4.81を得た。
m、I) 85〜87℃
〔α] D−2(10° (CHCzs)’H−NMR
スペクトル(270MHz )参考例1 5.6−ジー0−ステアリルアスコルビン酸のベンゼン
に対する溶解址を常法で測定した結果、1,6q/1−
ベンゼン(28℃)であった。
スペクトル(270MHz )参考例1 5.6−ジー0−ステアリルアスコルビン酸のベンゼン
に対する溶解址を常法で測定した結果、1,6q/1−
ベンゼン(28℃)であった。
一方、同様にし°C測定した6−モツー〇−ステアリル
アスコルビン酸のベンゼンに対する溶解凰は、0.15
vq / 1 m/ベンゼン(28℃)であった。
アスコルビン酸のベンゼンに対する溶解凰は、0.15
vq / 1 m/ベンゼン(28℃)であった。
参考例2
本発明化合物および比較化合物の生体内における抗酸化
性を比較するため、酸化反応を受は易い生体膜をモデル
としたリポソーム系(人工膜)で酸化実験を行った。
性を比較するため、酸化反応を受は易い生体膜をモデル
としたリポソーム系(人工膜)で酸化実験を行った。
尚、リポソーム系として、不飽和脂肪酸エステルを有し
く酸化され易い)、生体に近似した大豆ホスファチジル
コリンを選んでこれを大豆リポソーム系とし、また、飽
和脂肪酸エステルを有する(酸化されない)シミリスト
イルホスファチジルコリンを選んでこれをi〆 ジミリストイルボソーム系とした。
く酸化され易い)、生体に近似した大豆ホスファチジル
コリンを選んでこれを大豆リポソーム系とし、また、飽
和脂肪酸エステルを有する(酸化されない)シミリスト
イルホスファチジルコリンを選んでこれをi〆 ジミリストイルボソーム系とした。
次に実験方法を示し、その結果を表−1に示す。
0、1 M NaCt水溶液中に大豆ホスファチジル
コリン(大豆PC)のリポソームを調整し、水溶性連鎖
開始剤として2.2′−アゾビス(2−アミジノプロパ
ン)塩酸W (AAPH)を80mMの濃度となるよう
に水系に加え、87℃、空気下で酸化を行う。
コリン(大豆PC)のリポソームを調整し、水溶性連鎖
開始剤として2.2′−アゾビス(2−アミジノプロパ
ン)塩酸W (AAPH)を80mMの濃度となるよう
に水系に加え、87℃、空気下で酸化を行う。
AAPHの熱分解により生成したラジカルは大豆PCリ
ポソーム中の脂質を攻撃し、自動酸化を開始させる。こ
の糸にアスコルビン酸誘導体を添加すると、AAPHか
ら生成゛するラジカル及び脂質から生じるペルオキシラ
ジカルを捕捉して酸化を抑制する。アスコルビン酸誘導
体が消費されつくすと、酸化は速かに進行する。
ポソーム中の脂質を攻撃し、自動酸化を開始させる。こ
の糸にアスコルビン酸誘導体を添加すると、AAPHか
ら生成゛するラジカル及び脂質から生じるペルオキシラ
ジカルを捕捉して酸化を抑制する。アスコルビン酸誘導
体が消費されつくすと、酸化は速かに進行する。
この抑制している期間を誘導期(t inh )と呼ぶ
が、t inhが長いほど抗酸化性が太き(1B) いことを意味1°る。
が、t inhが長いほど抗酸化性が太き(1B) いことを意味1°る。
シミリストイルホスファチジルコリン(ジ辷りストイル
PC)のリポソームも同様に調IIされる。
PC)のリポソームも同様に調IIされる。
Rt −C−0−CH2
C1,(B CL(8
(AAPH)
表−1の系では、シミリスl−イルPOリポソームと酸
化され易い大豆PCリボン・・−ムの両者を共存させ、
そのどちらか〃一方のりyI?リポソーム酸化剤を添加
した。
化され易い大豆PCリボン・・−ムの両者を共存させ、
そのどちらか〃一方のりyI?リポソーム酸化剤を添加
した。
表かられかるように、lシun、 No、2では5゜6
−ジーO−オクタノイルアスコルビン酸をシミリストイ
ルPC中に添加したにもかかわラス、大豆P Ccy)
t inhが851Qsecになり、抗酸化性が認め
られた。この事は、5.6−ジー0−オクタノイルアス
コルビン酸がシミリストイルPCから大証PCへ移動し
、にでラジカルを捕捉した結果であり、このものがリポ
ソーム間を行き来し、リポソーム内に保持されにくい性
質を有し、従−で、生体内での使用の際、生体内に保持
されにくい性質を有しているといえる。
−ジーO−オクタノイルアスコルビン酸をシミリストイ
ルPC中に添加したにもかかわラス、大豆P Ccy)
t inhが851Qsecになり、抗酸化性が認め
られた。この事は、5.6−ジー0−オクタノイルアス
コルビン酸がシミリストイルPCから大証PCへ移動し
、にでラジカルを捕捉した結果であり、このものがリポ
ソーム間を行き来し、リポソーム内に保持されにくい性
質を有し、従−で、生体内での使用の際、生体内に保持
されにくい性質を有しているといえる。
一方、Run、 No、4に示される」:うに5.6−
ジー0−バルミトイルアスコルビン酸をシミリストイル
PCに添加した揚台は、しっかりとシミリストイルPC
中に保持され、従、−】て、大σPCはAAPHより発
生したラジカルにより速やかに酸化されてtinhがO
sec。
ジー0−バルミトイルアスコルビン酸をシミリストイル
PCに添加した揚台は、しっかりとシミリストイルPC
中に保持され、従、−】て、大σPCはAAPHより発
生したラジカルにより速やかに酸化されてtinhがO
sec。
という結果となった。
以上の如< 、5 、6−シオクタノイルーアス:」ル
ピン酸はリポソーム系での保持が悪く、一方、5 、6
−ジパルミトイル−アスコルビン酸では完全にリポソー
ム系に保持されることになる。すなわち、生体モデル系
では保持能力の優れる5、6−ジバルミトイルーアスコ
ルビン酸が抗酸化剤としC優れることを示した。
ピン酸はリポソーム系での保持が悪く、一方、5 、6
−ジパルミトイル−アスコルビン酸では完全にリポソー
ム系に保持されることになる。すなわち、生体モデル系
では保持能力の優れる5、6−ジバルミトイルーアスコ
ルビン酸が抗酸化剤としC優れることを示した。
(18完)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、nは12〜20の整数を示す) で示されるアスコルビン酸もしくはエリソルビン酸誘導
体。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21193785A JPH064610B2 (ja) | 1985-09-24 | 1985-09-24 | アスコルビン酸もしくはエリソルビン酸誘導体 |
US06/906,373 US4822898A (en) | 1985-09-20 | 1986-09-12 | Ascorbic acid or erythorbic acid derivatives |
DE8686307156T DE3667173D1 (de) | 1985-09-20 | 1986-09-17 | Ascorbinsaeure- oder erythorbinsaeurederivate und verfahren zu ihrer herstellung. |
EP86307156A EP0220822B1 (en) | 1985-09-20 | 1986-09-17 | Ascorbic acid or erythorbic acid derivatives and process for producing same |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21193785A JPH064610B2 (ja) | 1985-09-24 | 1985-09-24 | アスコルビン酸もしくはエリソルビン酸誘導体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6270367A true JPS6270367A (ja) | 1987-03-31 |
JPH064610B2 JPH064610B2 (ja) | 1994-01-19 |
Family
ID=16614150
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21193785A Expired - Lifetime JPH064610B2 (ja) | 1985-09-20 | 1985-09-24 | アスコルビン酸もしくはエリソルビン酸誘導体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH064610B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016063896A1 (ja) * | 2014-10-21 | 2016-04-28 | サントリーホールディングス株式会社 | アスコルビン酸誘導体及びこの誘導体を用いた配糖体の製造方法 |
-
1985
- 1985-09-24 JP JP21193785A patent/JPH064610B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016063896A1 (ja) * | 2014-10-21 | 2016-04-28 | サントリーホールディングス株式会社 | アスコルビン酸誘導体及びこの誘導体を用いた配糖体の製造方法 |
JPWO2016063896A1 (ja) * | 2014-10-21 | 2017-08-03 | サントリーホールディングス株式会社 | アスコルビン酸誘導体及びこの誘導体を用いた配糖体の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH064610B2 (ja) | 1994-01-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CH648555A5 (fr) | Ester d'un acide thiazolyl acetique. | |
Williams et al. | Disubstituted phosphine oxides and disubstituted phosphinic acids. II. The di-n-alkyl Series1 | |
PL120640B1 (en) | Process for preparing novel o-substituted derivatives of/+/-cyanidan-3-ol-cianidanola-3 | |
JP2014502255A (ja) | 2−ヒドロキシブチロラクトンを製造する方法 | |
JPS6270367A (ja) | アスコルビン酸もしくはエリソルビン酸誘導体 | |
CN113429398A (zh) | 一类苯乙酮肟酯咪唑衍生物及其制备方法和应用 | |
JPH06247956A (ja) | アスコルビン酸誘導体 | |
US4469621A (en) | Molecular aggregate having an ordered structure | |
CA2060268A1 (fr) | Diaryl-2,5 oxadiazoles-1,3,4 hydroxyester, hydroxyacide et acetoxyacide, leur procede de synthese | |
WO1990013554A1 (fr) | Procede de production de derives de ferrocenoyle | |
Chappelow Jr et al. | The Phenylation and Methylation of Alkoxychlorosilanes1 | |
EP0220822B1 (en) | Ascorbic acid or erythorbic acid derivatives and process for producing same | |
US3009952A (en) | Preparation of halogenated isophthalic acids | |
JPS5890598A (ja) | プレグナン誘導体の製造方法 | |
JPS6247892B2 (ja) | ||
JPS58992A (ja) | N−アセチル/イラミン酸誘導体およびその製造方法 | |
JP3265193B2 (ja) | 2−アミノ−3−カルボキシ−1,4−ナフトキノンの製造法 | |
JPS6185396A (ja) | ホスフアチジルコリンの製造方法 | |
RU94045967A (ru) | Способ и промежуточный продукт очистки окситетрациклина | |
US2871261A (en) | Esters of vitamin a | |
JPH0662648B2 (ja) | 高純度レシチンの製造方法 | |
US20020095029A1 (en) | Nucleic acid bulge-detecting agent | |
JPS6261994A (ja) | 第三ホスフインオキシドの製法 | |
HANSSKE et al. | Photolabile and Paramagnetic Derivatives of the Nucleoside X and of Escherichia coli tRNAPhe | |
DE947166C (de) | Verfahren zur Herstellung sulfonsaeuregruppenhaltiger Diphenylmethanabkoemmlinge |