JPS6269341A - 仮想計算機システム - Google Patents

仮想計算機システム

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JPS6269341A
JPS6269341A JP60208376A JP20837685A JPS6269341A JP S6269341 A JPS6269341 A JP S6269341A JP 60208376 A JP60208376 A JP 60208376A JP 20837685 A JP20837685 A JP 20837685A JP S6269341 A JPS6269341 A JP S6269341A
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博昭 佐藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は仮想計算機システムに係り、特に主記憶アクセ
スによるオーバヘッドの削除に好適な仮想計算機システ
ムに関する。
〔発明の背景〕
仮想計算機システムは、1つの実計算機l=で複数のオ
ペレーティング・システムを動作させることによって、
あたかも複数の計算機システムが存在するかのような制
御するものである。実計算機システム上に実現する仮想
的な計算機は実計算機と区別して仮想計算Ia(VM 
: Virtual、 Machine)と呼ばれる。
ごのVMを制御するためのプログラムは仮想計算機モニ
タ(V M Mon1tor : VMM)と呼ばれる
。VMMが実計算機システムのハードウェア資源を各V
Mに時間的、空間的に分割割当てを行うことによって仮
想計算機システムが実現される9゜ 各VMに割当てらハるハードウェア資源としては命令処
理装置、主記憶、入出力装置等があり、従来、命令処理
装置は時分割方式で、主記憶は実計算機の仮想記憶方式
を利用して空間または時分割方式で、入出力装置はVM
毎に専用的(空間分割)または共用(時分割)すること
によって実ハードウェア資源のVMの割当てが行われて
いる。
VMMの機能としては、■命令処理装置および入出力装
置のVMへの割当て、■実および仮想計算機の主記憶の
管理、■VMで直接実行できなかった命令および割込み
のシミュlノージョン等がある。
主記憶の管理に係る点について説明すると、VMMはそ
れ自身が仮想記憶方式を利用して実M4算機仮想記憶ア
ドレス空間をVMの実記憶アドレス空間として割当てる
ので、VMの仮想アドレスを実計算機と実アドレスに変
換するためには2段階のアドレス変換が必要となる。こ
の2段階のアドレス変換は、先ず。VM上ではアドレス
変換テーブルを用いてアドレス変換を行って、VMでの
実アドレスすなわちV M Mでの仮想アドレスを求め
次いで実計算機すなわちVMMでの7ドレス変換テーブ
ルを用いて実アドレスを求めることによる。
ところが、VMでのアドレス変換テーブルをアクセスす
るには、VMでのアドレス変換テーブルそのものがVM
Mの仮想アドレス空間に存在し、従来の実計算機システ
ムは1段階のアドレス変換機能しか有しでいないため、
この2段階のアドレス変換はVMMが行わざるを得す、
複雑でかつ多大のアドレス変換オーバーヘッドを生じる
ことになる。この2戊階のアト1ノス変換を簡素化して
実計算機による7トレス変換を使用できろようにするた
めに、V M MはVMでの仮想アドレスを直接VMM
での実アドレスに変換するためのテーブルを作成し、V
Mでの仮想アドレスから実計算機の実アドレスへのアド
レス変換が1段階で済むようにしている。VMMのこの
操作によって作成されるアドレス変換テーブルはシャド
ウテーブルと呼ばれる。
仮計算機システムにおけるオーバヘッドとし、て大きな
ものには、」二記VMMの機能であるところのシャドウ
・テーブルの管理すなわちアドレス変換に伴うオーバヘ
ッドと、VMで直接実行できない命令および割込みのV
MMによるシミュレーションによるオーバヘッドがある
従来、この種のオーバヘッドを削除する方法として、V
MMによるシミュレーションを頻雑に発生するVMの命
令をファームウェア化することによってVMがVMMに
割込むことなく直接実行できるようにして、命令および
割込みのシミュレーションに伴うオーバヘッドを削除す
る方法、また。
実主記憶の一部領域を固定的にVMに割当てて、VMの
仮想実記憶と実計′a、機の実記憶とが一定の関係で直
接対応するようにしてシャドウ・テーブルを不用にする
方法がある。
主記憶アクセスに係るA“−バヘッドを削除するものと
して特公昭57−40584号公報には、VM毎に主記
憶の領域の割当てを行って、その領域の開始アドレスと
終了アドレスを保持しておき。
VMが主記憶をアクセスするどきにはVへ1の仮想実ア
ドレスにL記開始アトl/スを加算することで実記憶ア
ドレスを得ること(、′lよっでシャドウテーブルを不
要とし、上記アドレス変換に伴うオーバヘッドを削除す
ると共に、終了アドレスと比較することにより実記憶の
保護をも行う方法が開示されている。しかしながら、命
令処理装置で動作中のVMと、入出力装置で動作中のV
Mとが一致する保証は得らないのが一般的であり、この
ような場合における入出力動作に係るアドレス変換の方
法についての開示がなされていない。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、入出力処理を含めて仮想計算機システ
ムにおける主記憶アクセスに係るオーバヘッドを削除す
る方式を提供することにある。
〔発明の概要〕
本は、個々の命令処理装置と入出力装置の入出力動作を
制御するサブチャネルとに、当該装置上で動作するオペ
レーティング・システムの識別情報と当該オペレーティ
ング・システムに割当てられた主記憶領域の開始アドレ
スと終了アドレスとを設定する手段と、当該装置すなわ
ち命令処理装置あるいはサブチャネルに発生した主記憶
アドレスに該割当てられている主記憶領域の開始アドレ
スを加算する手段と、該加算されたアドレスと該割当て
られている主記憶領域の終了アドレスとを比較する手段
とに加えて1個々のサブチャネルに特定のオペレーティ
ング・システムに専有されるか複数のオペレーティング
・システムで共用されるかの識別情報を設定し保持する
手段と、オペレーティング・システムがアクセスしよう
としたサブチャネルが専有か共有かを判定する手段と、
サブチャネルをアクセスしようとしたオペレーティング
・システムの識別情報とサブチャネルが保持しているオ
ペレーティングシステムの識別とを比較する手段とを設
け、仮想計算機システムにおける主記憶アクセス時のオ
ーバヘッドを入出力処理をも含めて削除すると共に、主
記憶およびサブチャネルの保護を行うものである。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の一実施例について図面により説明する。
第2図は仮想計算機システムにおける実計算機システム
の構成を示す。図中、lは主記憶装置。
2は記憶制御装置、3は命令処理装置、4は入出力処理
装置、5は入出力装置群である。3および4の各処理装
置は各々1台のときもあれば、複数台のときもあるが、
本実施例では、それぞれが1台の場合を示しである。仮
想記憶制御方式に係るアドレス変換機構は命令処理装置
3に存在する。
記憶制御装置2は、命令処理装置3および入出力処理装
置4の主記憶装置1へのアクセスを制御すると共に、命
令処理装置3と入出力処理装置4との間にあって、入出
力命令の実行および入出力割込みに係るインタフェース
を制御する。
第3図は、7Mモニタ(VMM)がVMを実計算機にデ
ィスパッチし、ディスパッチされたVMが実計算機で動
作する場合の様子を示す。VMMは。
VMを実計算機にディスパッチするときには7Mディス
パッチ命令を発行するが、この命令を発行する前に、7
Mディスパッチ命令のオペランドである主記憶上のVM
状態記述ブロックにディスパッチするVMの実行に関す
る情報を設定しておく。
この情報には、少なくともディスパッチするVMが実行
すべき先頭の命令アドレスを含む処理状態a (psw
)、汎用レジスタ、浮動少数点レジスタ、制御レジスタ
、プリフィクスレジスタ等の従来のVMシステムと同様
にVMの処理再開に必要となる情報に加えて、本発明に
よって追加されたVMの識別情報、当VMに割当てた主
記憶領域に関する情報を含んでいる。主記憶領域に関す
る情報には、ディスパッチされるVMに割当てられた主
記憶の開始アドレスと終了アドレスを含んでおり、これ
らの情報は7Mモニタによって予じめ割当てられた領域
に関する値が設定される。
7Mディスパッチ命令が発行されると、命令処理装置は
、VM状態記述ブロック内の上記情報を処理装置内部の
所定のレジスタに取込んで、VMモードとなってVMの
命令処理を実行する。VMの命令実行処理の中断は次の
いずれかによって行われる。1つはVM自身では直接実
行できない命令または情況に出合ったときで、このとき
には7Mディスパッチ命令の次の命令に制御が移り、7
Mモニタによってシミュレーションが行われ、その後に
再度VMディスパッチ命令が発行される。
もう1つは、VMが走行中にVMが直接処理できない割
込みが発生したときで、7Mモニタの割込み処理ルーチ
ンに制御が渡り、7Mモニタによって割込みの処理が行
われる。上記いずれの場合も7Mモニタに制御が渡る前
に、命令処理装置3で実行中のVMの処理を再開するの
に必要な情報はすべて前述のVM状態記述ブロックに退
避させ、再開に備えることが行われる。7Mモニタに制
御が渡るとVMモードは解除される。
第1図に本発明の仮想計算機システムにおける実主記憶
の領域分割とVMへの領域割当て、およびVM状態記述
ブロック内の主記憶領域情報との関係を示す。各VMに
対応するVM状態記述ブロックには、そのVMに割当て
られた主記憶領域の開始アドレスと終了アドレスとを保
持する。VMmとV M nは主記憶上の同一領域を共
用するので、VM状態記述ブロック内の開始アドレスと
終了アドレスは両VM共に同じ値を保持することになる
第4図は命令処理装置3におけるアドレス変換機構のう
ち本発明に関係する部分を示したもので、この図を用い
て本発明における命令処理装置3でのアドレス変換を説
明する。
第4図において、10は主記憶装置1から読出したデー
タを保持するレジスタ(FDR)、11はセグメント・
テーブルの起点アドレスを保持するレジスタ(STOR
)+  12は命令ユニットから送られてくる命令アド
レスまたはオペランドのアドレスを保持するレジスタ(
LAR)、13はVMの識別情報を保持するレジスタ(
VMIDR)、14は割当てられた主記憶領域の開始ア
ドレスを保持するレジスタ(SAR)、15は同じく終
了アドレスを保持するレジスタ(E A R)である。
16はアドレス変換前および変換後のアトIノス対を保
持するための変換索引バッファ(TLB)、17はLA
R12のアドレスからT T−B 16内のエントリの
アドレスを決定するためのTLBエン1−り制御回路(
T L B C)である。18と19はアドレス加算器
、20〜22.26〜281よ比較器である。23はV
Mモード時に使用するプリフィクスアドレスを保持する
レジスタ(GPFX)、24はVMモードでないときに
使用するプリフィクスアドレスを保持するためのレジス
タ(HPFX)、25はプリフィクス回路、27はアド
レス変換後の主記憶への絶対アドレスを保持するレジス
タ(AAR)である。
命令処理袋ぼ3は、VMMの命令列を処理中にVMディ
スパッチ命令をデコードすると、前述のVM状態記述ブ
ロックの読出しを行って、ディスパッチされたVMの処
理に必要なセットアツプ動作に入る。セットアツプ動作
では、VM状態記述ブロック内のセグメントテーブル起
点アドレス(これは、同ブロック内の制御レジスタフィ
ールドにある)、VMfi別情報、主記憶領域の開始ア
ドレスと終了アドレス、プリフィックスをそれぞれ、5
TORI 1、VMTDR13,5AR14、EAR1
5、GPFX23へ設定する。このときに用いられる主
記憶アドレスの生成方法は従来技術と変わるところはな
い。上記セットアツプ動作が完了すると、命令処理装置
3は(図示はしていないが)同じ<VM状態記述ブロッ
ク内から読出したPSWを命令処理装置内の所定の場所
に設定すると共にVMモードとなって、ディスパッチさ
れたVMの命令処理装置を開始する。
第4図でのアドレス変換は次の様に行われる、命令列の
処理によって生成された仮想アドレスが命令ユニットに
よってLAR12に設定される。
このアドレスは、セグメント番号(SX)、ページ番号
(px) 、ページ内アドレス(DX)の部分で構成さ
れている。セグメント番号とページ番号の部分、および
VMIDR13の内容はTLBC17に入力されてTL
Bl、6内のエントリを選択し、対応するエントリが読
出される。読出されたTLBエントリはVMill別情
報(VMID)。
セグメントテーブル起点アドレス(STO)、セグメン
ト/ページ番号(LA)および該当ページの主記憶上の
絶対アドレス部(PA)から成る。
読出されたVM識別情報とVMIDR13の内容、セグ
メントテーブル起点アドレスと5TORIIの内容、お
よびセグメント/ページ番号とLAR12のセグメント
/ページ番号部とがそれぞれ比較器20,21.22で
比較される。比較I?:t20 。
21.22のすべてが一致を検出したならば、TLBl
6には該当するエントリが登録されていることになり、
読出されたエントリの絶対アドレス部とLAR12のペ
ージ内アドレス部とが結合されてAAR27に設定され
て、主記憶アクセス時の絶対アドレスとなる。
比較器20,21.22のいずれかが不一致を検出する
ときには、TLB I 6から読出されたエントリは別
な仮想アドレスのものであり、次の様にしてアドレス変
換が行われる。
まず、5TORI l内のセグメントテーブル起点アド
レスを用いて主記憶上のセグメントテーブルをエントリ
を読出すため、5TORI 1の内容としてLAR12
のセグメント番号部とを加算器18で加算し、加算結果
をプリフィクス回路25を通してプリフィックス変換を
行う。このときのプリフィックス変換にはVMモード用
に用意されているGPFX23の内容が使用される。プ
リフィックス変換後のアドレスは加算器19によって5
TA14の内容の加算が行われ、AAR27に設定され
て主記憶アクセスのための絶対アドレスとなる。同時に
加算器19の出力は比較器26に入力されてEAR15
の内容との比較が行われる。
比較の結果として、加算器19の出力の方がEAR15
の内容よりも大きいときにはアドレス例外となり、以後
のアドレス変換は中止される。アドレス例外が検出され
ないときには、AAR27内のアドレスは主記憶装置上
1上のセグメントテーブルのエントリアドレスを示して
おり、主記憶からの当該エントリの読出しが行われる。
主記憶から読出されたエントリはFDRIOに設定され
る。これにはページテーブルの起点アドレス部分を含ん
でおり、加算器18に入力さ九て、LAR12のページ
番号部との加算が行われて、上述のセグメントテーブル
エントリの読出しと同様にプリフィックス変換、5AR
14の内容の加算、AAR27への設定、EAR15の
内容との比較が行われる。比較器26により加算器19
の出力の方がEAR15の内容よりも大きいときにはア
ドレス変換例外となり、以後のアドレス変換は中止され
る。アドレス例外が検出されなければ。
AAR27の内のアドレスは主記憶上のページテーブル
のエントリアドレスを示しており、主記憶から当該エン
トリの読出しが行われて、FDRI5への設定が行われ
る。
上記読出されたエントリには、求めようとしたページの
仮想主記憶における実アドレスを含んでいる。このエン
トリは加算器18をそのまN通過させ、プリフィックス
回路25でプリフィックス変換を行ってから、加算器1
9で5AR14の内容との加算、比較器26によるEA
R15の内容との比較を行う。アドレス例外が検出され
なければ、加算器19の出力は求めようとするページの
主記憶上における絶対アドレスであるから、この内容と
LAR12のページ内アドレス部と結合することによっ
て主記憶上のページ内絶対アドレスが得られることにな
る。得られたアドレスのページの起点アドレス部分は、
5TORI 1.VMIDR13、LAR,12のセグ
メント/ページ番号部のそれぞれの内容と共にTLB 
16内の対応するエントリに格納されることにより、一
連のアドレス変換が完了する。
その後、命令処理装置3の同一ページをアクセスする場
合には、上記TLB 16内のエントリが選ばれて使用
されるので、上述のアドレス変換は不用となる。
以上が命令処理装置3における本発明に係るアドレス変
換である。次に、入出力動作について説明する。
第5図は、主記憶上の絶対アドレス空間における入出力
動作に係る制御情報の配置を示すものである0図中、シ
ステム領域はプログラムがアクセスすることのできる領
域であり、プログラムおよびプログラムが扱うデータは
この部分に格納される。ハードウェア領域はプログラム
がアクセスすることのできない領域で、実計算機システ
ムのハードウェアによって使用される領域である。この
ハードウェア領域には、命令処理装置3と入出力処理袋
!!!4とのコミニュケーションに用いられる入出力制
御ブロックと呼ぶ領域(以下l0CBと称す)と、入出
力装置の制御情報を格納すると共に、l0CB同様に命
、令処理装置3と入出力処理装置4とのコミュニケーシ
ョンにも使用する複数のサブチャネル制御語(以下5C
CWと称す)などが置かれる。第6図及び第7図はそれ
ぞれ、工○CBとsccw内の情報のうち、本発明に係
る部分を示しである。
入出力動作に係る命令としては、プログラムがサブチャ
ネルをアクセスするためのサブチャネル変更命令(以下
MSCH命令と称す)、サブチャネルにおける入出力動
作を開始させるためのサブチャネル動作開始命令群(以
下5SCH命令と称す)などがある、MSCH命令は、
入出力装置に対応して設けられる個々のサブチャネルに
対し、て、それぞれのサブチャネルが制御を行う人出刃
装置の特性に合わせてサブチャネルの所定の動作モード
に設定するためなどに使用される。また、5SCH命令
は、サブチャネルに対して入出力動作の実行を開始させ
るために使用される。
MSCH命令が発行されると、命令のオペランドで指定
されるサブチャネル番号に対応する前述のハードウェア
領域のsccwすなわちサブチャネルが、同じ命令のも
うひとつのオペランドで指定される領域の情報によって
変更を受ける。サブチャネルが入出力を実行中のときに
は変更は行わない。5SCH命令が発行されると、命令
のオペランドで指定されるサブチャル番号に対応するサ
ブチャネルの状態が調べられ、ザブチャネルが入出力動
作可能な状態であれば、同じ命令のもうひとつのオペラ
ンドで指定されるチャネルプログラムアドレスをサブチ
ャネルに設定すると共に、サブチャネル番号と入出力命
令コードすなわち5SCHコードがl0CBに設定され
た後、命令処理装置3から入出力処理装置4へ入出力命
令起動通知が行われる5サブチヤネルがすでに入出力動
作を実行中の場合であるとか、サブチャネルが新たな入
出力動作を受付は不可能な状態であったときには、それ
らの条件に対応したコンディジ3ン・コードが設定され
て命令は終了し、入出力処理装置4への入出力命令起動
通知は行わ九ない。
本発明の実施により、MSCH命令および5SCH命令
の実行はVMモードの場合とそうでない場合とで次のよ
うに異なる。命令処理装置3が7Mモードでないとき、
すなわち、命令処理装置!!3がVMMのプログラムを
実行中のときのMSCH命令では、第7図のサブチャネ
ル情報は何ら制限を受けることなく、MSCH命令のオ
ペランドで指定される領域の情報によって変更を受ける
。命令処理装置3がVMモードのとき、すなわち、命令
処理装置3がVMMから発行されたVMディスパッチ命
令によってVMモードでプログラムを実行中のときの、
MSCH命令では、第7図のサブチャネル情報の変更に
は制限が加えられる。このときは、サブチャネルの専用
/共用識別情報、VMil別情報、開始アドレスおよび
終了アドレスの部分の変更がなされない。サブチャネル
内の専用/共用識別情報は当サブチャネルが特定のVM
によって使用されるか、複数のVMによって共用される
かを示す。また、VMI別情報は当サブチャネルが専有
されることを示すときに、当サブチャネルを専有するV
Mの識別情報が設定される。開始アドレス、終了アドレ
スは、当サブチャネルがアクセス可能な主記憶上の領域
を示すものである。
これらの情報はVMMによってのみ変更することができ
る。第7図におけるその他のサブチャネル制御情報は、
VMモードの如何にか2わらず変更可能である。
次にS S CH命令が発行されたときに、命令処理装
置3がVMモードでないときには、サブチャネル内の専
用/共用識別情報およびVMfi別情報が調べられるこ
とはない。命令処理装置がV Mモードのときには、サ
ブチャネル内の専用/共用識別情報が調べられる。そし
て、サブチャネルが共用の場合には、VMモードでない
ときと同様に入出力処理装置4への入出力命令起動通知
が行われる。サブチャネルが専用の場合、サブチャネル
内のVM識別情報と命令処理装置内のVM識別情報(こ
れは第4図におけるVMIDR13にある)との比較が
行われる。この比較は第4図において。
FDRIOに読み出された当該サブチャネルのVMm別
情報部分とVMIDR13の内容とを比較器28で比較
することによる。比較結果が不一致であれば、現在命令
処理装置3で動作側中のVMによる当サブチャネルのア
クセスがVMMによ−〕で許可されていないことを示し
、5SCH命令はプログラムチェック条件が検出されて
、入出力処理装置4への入出力命令起動通知がされるこ
となく終了する。比較結果が不一致であれば、入出力処
理装置4への入出力命令起動通知が行わ゛れる。
次に、第8図によって入出力処理装置4におけるアドレ
ス変換について説明する。
第8図において、30は入出力処理装置4の各チャネル
に共通な制御を行う共通制御部、40は各チャネルのう
ち1チヤネルの部分を抜き出したもので、実際には複数
のチャネル部が実装される。
50は主記憶装置1からの読出しデータを保持するため
のレジスタ(CFDR)、51は2人出力制御に係る制
御情報を集中的に保持しておくためのローカル記憶(L
S)、52はLS51をアクセスする際のアドレスを保
持するレジスタ(LSAR)、53はLSARの内容か
らLSのアドレスを生成するためのアドレス生成回路(
L S AC)、54は主記憶上に予め設定されたハー
ドウェア領域のアドレスを生成する回路(MSAC)、
55゜56はそれぞれ加算器の入力レジスタ(A L 
I R)。
57は終了アドレスを保持する(CEAR)、58は加
算器、59は加算器の出力を保持するレジスタ(ALR
)、60は加算器の出力とCEAR57の内容を比較す
るための比較器、61は主記憶アクセス時のアドレスを
保持するレジスタ(C3AR)である、また、チャネル
部40内の71は入出力動作に伴う入出力データの主記
憶アドレスを保持、更新するレジスタ(CDAR)、7
2はチャネルで実行中のCCWを保持、更新するための
レジスタ(OCR)、73.74は主記憶と入出力装置
間の入出力データをバッファリングするためのレジスタ
(C:BR)、75はCCR,72の内容に基づいてI
10インタフェースを制御するための回路である。
さて、命令処理装置3からの入出力処理袋[4に対して
入出力命令起動通知が行われると、入出力処理装置4(
以下、IOPと称す)は、主記憶上のl0CBをCFD
R50に読出し、サブチャネル番号部分をMSAC54
に入力して当該サブチャネルに対応する主記憶アドレス
を生成し、加算器58を通過させ、ALR59、C3A
R61を経由して主記憶からサブチャネル情報を読出す
読出したサブチャネル情報はCFDR50を経由してL
S51の所定の場所に格納する。次いで。
このサブチャネル情報に含まれるチャネル指定情報によ
って指定されるチャネルを選択する。指定されたチャネ
ルが起動可能であると、サブチャネル情報のひとつであ
るCCWアドレス(これは5SCH命令実行時に命令処
理装置によってサブチャネルに設定されるチャネルプロ
グラムアドレスである)をLS51からAL I R5
5へ読み出す。
さらに当サブチャネルに割当てられている主記憶の開始
アドレスと終了アドレスとをそれぞれAILR56、C
EAR57へ読出す、ALIR55の内容とALIR5
6の内容は加算器58によって加算が行われてALR5
9へ設定されると同時に、CEAR57の内容との比較
が比較器60によって行われる。比較器60の出力が、
該加算されたアドレスの方がCEAR57の内容よりも
大きいことを示す場合にはアドレス例外が検出されて、
この入出力起動動作は中止され、入出力割込みによって
プログラムチェック条件が報告されることになる。アド
レス例外が検出されないと、ALR59の内容はCAA
R61を介して主記憶装置へ送られてCFD’R50に
はCCWが読み出される。入出力動作に係るアドレスは
、絶対アドレスとしての属性をもつので、プリフィック
ス変換は行われない。
CCWが読出されると、コマンド部、フラグ部、カウン
ト部はチャネル40内のCCR72へ転送される。CC
Wのデータアドレス部はAL I R55に転送し、コ
マンド部が逆読込みでない場合は1ペ一ジ分のアドレス
を加算し、逆読込みコマンドであれば、1ペ一ジ分のア
ドレスが減算され、ページ内アドレスの部分は削除され
て、LS51内に格納される。次いで、ALIR55の
内容は前述と同様にして開始アドレスの加算と終了アド
レスとの比較が行われる。比較器60によって、アドレ
ス例外が検出されると、この入出力命令起動動作は中止
される。アドレス例外が検出されなければ、ALR59
の内容はチャネル部40内のXDAR71に転送されて
、チャネル部40による入出力動作が開始される。
チャネル部のデータ転送に伴って、CDAR71内のア
ドレスがページ境界を検出すると、チャネル部40は集
中制御部30ヘアドレスの更新を要求する。アドレス更
新、要求を受けた集中制御部40によって、L S 5
1から対応するチャネルのデータアドレス部、rA始子
アドレス部よび終了アドレス部の読出しと、前述と同様
にしてデータアドレスに対する開始アドレスの加算と終
了アドレスとの比較が行われる。比較器60によってア
ドレス例外が検出されシば、集中制御部30によってチ
ャネル部40の入出力動作終了が指示されて入出力動作
は終了する。アドレス例外が検出されなければ、CDA
R71には新しいアドレスが設定されてデータ転送が続
行される。
〔発明の効果〕
以上説明したように1本発明によれば、命令処理装置で
動作中のVMと入出力装置で動作中のVMとが不一致で
あってもアドレスの変換が可能であり、命令処理のみな
らず入出力動作においてもアドレス変換のオーバヘッド
を削減する効果がある。また、サブチャネルが不要に他
VMによってアクセスされるのを保護する効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の仮想計算機システムにおける実主記憶
の分割とVMへの割当て、およびVM状態記述ブロック
内情報との関係を示す図、第2図は実計算機システムの
構成を示す図、第3図は■MモニタによるVMのディス
パッチの様子を示す図、第4図は命令処理装置における
アドレス変換機構を示す図、第5図は主記憶装置におけ
る入出力制御情報の配置を示す図、第6図は入出力制御
ブロックを示す図、第7図はサブチャネル情報を示す図
、第8図は入出力処理装置におけるアドレス変換機構を
示す図である。 1・・・主記憶装置、 2・・・記憶制御装置、3・・
・命令入出力装置、 4・・・入出力処理装置。 5・・・入出力装置群、  】3・・VM識別情報保持
レジスタ、  14・・・開始アドレス保持レジスタ。 15・・・終了アドレス保持レジスタ、16・・・TL
B、  51・・・ローカル記憶。 57・・・終了アドレス保持レジスタ。 第4図 第5図 第8図 110イ;tyc−ス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数のオペレーティング・システムを命令処理装
    置と入出力処理装置とを含む実計算機システムで動作さ
    せる仮想計算機システムにおいて、実計算機システムの
    主記憶を複数の領域に分割し、該分割した各々の領域を
    、該仮想計算機システムで動作するオペレーティング・
    システムの各々に専有または共用させると共に、前記命
    令処理装置と入出力処理装置とに、当該装置上で動作す
    るオペレーティング・システムの識別情報と当該オペレ
    ーティング・システムに割当てられた主記憶領域の開始
    アドレスと終了アドレスとを設定する手段と、当該装置
    上で動作するオペレーティング・システムが発生した主
    記憶アドレスに前記割当てられている主記憶領域の開始
    アドレスを演算する手段と、該演算したアドレスと前記
    割当てられている主記憶領域の終了アドレスとを比較す
    る手段とを設け、更に、前記入出力処理装置の個々のサ
    ブチャネルが特定のオペレーティング・システムに専有
    されるか複数のオペレーティング・システムで共用され
    るかの識別情報を設定し保持する手段と、オペレーティ
    ング・システムがアクセスしようとしたサブチャネルが
    専有か共有かを判定する手段と、サブチャネルをアクセ
    スしようとしたオペレーティング・システムの識別情報
    と前記保持しているオペレーティング・システムの識別
    情報とを比較する手段とを設けたことを特徴とする仮想
    計算機システム。
JP60208376A 1985-09-20 1985-09-20 仮想計算機システム Expired - Lifetime JPH071491B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010211526A (ja) * 2009-03-10 2010-09-24 Fujitsu Ltd プログラム、コンピュータ及び制御方法

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