JPS6269095A

JPS6269095A - 復水器冷却水流量制御装置

Info

Publication number: JPS6269095A
Application number: JP20870485A
Authority: JP
Inventors: Hideo Nakamura; 英夫中村
Original assignee: Hitachi Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd
Priority date: 1985-09-24
Filing date: 1985-09-24
Publication date: 1987-03-30

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の利用分野〕本発明は、発電プラントの復水器冷却水の流量制御装置
に関する。

〔発明の背景〕

火力、原子カプラントでは、タービン排気を水に戻して
、再使用し、プラントの熱効率を向上させるため、ター
ビン排気と冷却水との熱交換を復水器で行っている。こ
の冷却水は、一般には、海水が使用され、復水器での熱
交換後に再度海に排出される。復水器の管内面には、し
ばしば、水垢或いは泥などが付着し、熱効率の低下と管
の腐食をひきおこすことがある。これらの付着物の除去
を、プラン１−運転中に、しかも、連続、かつ、自動的
に洗浄する復水器細管洗浄装置が設けられている。復水
器細管洗浄装置が動作し、復水器冷却水流量が少ない場
合、スポンジボールが冷却管内に停滞する恐れがあるた
め、正常なボールの楯々を行わせるには、復水器の冷却
水流量は、定格時の６０％（両脚使用時）以上必要であ
る。一方、復水器冷却水流量は、復水器冷却水出口弁の
弁開度制御、或いは、循環水ポンプ可動翼々角度制御さ
れている。従って、安定、かつ、確実なａＩ管洗浄効果
を達成するには、復水器細管洗浄装置と連動した復水器
冷却水制御装置を備えることが望ましい。

第２図は、従来のこの種の火力・原子カプラントの復水
器冷却水制御装置、復水器細管洗７′ｐ′！Ａ置の復水
器冷却水系統図で、図中の１は取水口、２は循環水ポン
プ、４は復水袋、５の入口弁、１３は同じく出口弁、６
はボール補集器、７はボール循環ポンプ、８はボール回
収器の入口弁、１０は同じく出口弁、９はボール回収器
、１１は、ボール分配器である。第１図において、通常
運転時には、復水器５の入［コ弁４は全開、出目弁１３
は。

中間開度にあり、この時、冷却水は、海水の取水口１か
ら循環水ポンプ２により、復水器５の入口弁４を経て復
水器５へ送り込まれ、復水器５で図示しな・い冷却管群
（細／Ｆ？）を通る間にタービン排気と熱交換を終えた
温排水はボール捕集器６を通り、復水器５の出目弁１３
を経て、排水口１４より、海へ排出される。一方、ボー
ルの回収器９に貯えられていたスポンジボールは、ボー
ル循環ポンプ７により、ボール回収番出ロ弁１０．ボー
ル分配器１１を経て、復水Ｉａ５へ送り込まれる。洗浄
後のスポンジボールはボール捕熱器６で捕集され、ボー
ル循環ポンプ７により、再度、復水器５へ送り込まれ、
一定時間、繰返した後、スポンジボールは、ボール回収
器９に貯えられる。

スポンジボールは、冷却水の循環水圧により強制貫通さ
せるが、この循環水圧は、復水器冷却水流樋により決定
される。つまり、復水器冷却水流樋が極端に少ないと、
スポンジボールが冷却管内に停滞する恐れがある。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、復水器細管内面の付着物の除去を確実
する火力・原子力等の発電プラントの復水器冷却水流量
制御装置を提供することにある。

〔発明の概要〕

本発明は復水器５の出口弁１３を開度制御することによ
り、確実な細管洗浄を図るようにしたことを特徴とする
火力・原子等の発電プラントの復水器冷却水制御装置で
ある。

〔発明の実施例〕

第１図は、本発明による火力・原子カプラントの復水器
冷却水制御装置の一実施例を示す。まず、コントロール
スイッチ１７を手動にして開もしくは閉を指令すれば、
復水器５の出口弁１；３は、全問或いは全閉される。ま
た、自動で開く時は、アンド回路１９が出力して開放さ
れる。つまり、自動モードで、復水器細管洗浄装置が作
動したとき（ブロック１８）に、復水器５の出口弁１３
は開放される。尚、コントロールスイッチ１７を引けば
、出口弁１３を中間開度とすることもできる。

復水器細管洗浄装置が作動した時は、復水器出口弁１３
を自動全開するため、冷却水流樋の過少によるスポンジ
ボールの細管内停滞を防ぎ、復水器の熱交換性能を維持
することができる。尚１本発明は、復水器冷却水制御が
循環水ポンプ可動翼で行われる場合にも、可ｌｊＪ翼角
度を増加する回路を追加することにより、実施すること
もできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例の復水器冷却水出口の制御
回路図、第２図は、一般的な復水器冷却水系統図である
。１・・・取水口、２・・・循環水ポンプ、３・・循環水
ポンプ吐出弁、４・・・復水器冷却水人口弁、５・・・
復水器、６・・・ボール捕集器、７・・・ボール循環ポ
ンプ、８゜１０・・ボール回収船出・入弁、９・・・ボ
ール回収器、１１・・・ボール分配器、１３・・・復水
器冷却水出［コ弁、１４・・・排水口、１７・・・コン
トロールスイッチ。１８・・・復水器細管洗浄装置作動接点、１９・・・ア
ンド回路。

Claims

【特許請求の範囲】１、発電プラントのタービン排気を冷却水で冷却して復
水する復水器と、この復水器の管内面の付着物を発電プ
ラント運転中に連続、かつ、自動的に洗浄出来る復水器
細管洗浄装置とより成る発電プラントにおいて、前記復水器細管洗浄装置が動作すると、復水器冷却水流
量を規定す値以上に確保するため、前記復水器の冷却水
出口弁を開度制御することを特徴とする復水器冷却水流
量制御装置。