JPS6268829A - プライマ−組成物 - Google Patents

プライマ−組成物

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JPS6268829A
JPS6268829A JP60207333A JP20733385A JPS6268829A JP S6268829 A JPS6268829 A JP S6268829A JP 60207333 A JP60207333 A JP 60207333A JP 20733385 A JP20733385 A JP 20733385A JP S6268829 A JPS6268829 A JP S6268829A
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JP
Japan
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epoxy resin
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molecule
elastomer
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Ryuzo Mikami
三上 隆三
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DuPont Toray Specialty Materials KK
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Toray Silicone Co Ltd
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  • Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 本発明は、プライマー組成物に関するものであり、詳し
くは硬化したシリコーンエラストマーと加熱加硫型エラ
ストマー間に、優れた接着性を付与するためのプライマ
ー組成物に関する。
[従来の技術] 加熱加硫型エラストマーは直接に金属、ガラス、セラミ
ックス、プラスチックス等の各種材料に接着しないため
、接着性を付与するためのプライマー組成物についての
研究が種々なされできている。例えば、特公昭4210
756号公報、特公昭46−30397号公報、特公昭
47−18994号公報、特公昭48−23659号公
報等が挙げられる。
しかしながら、従来のプライマー組成物、特に多官能性
単量体であるフルフキジシランやアセトキシシランでは
被覆形成性に劣り、接着性の点でも問題があった。そ・
こで本発明者は先に、特開昭57−18’067.1号
公報に示すとおり接着性、被覆形成性、耐熱性および防
錆性に優れた加熱加硫型シリコーンエラストマー用プラ
イマー組成物を開発した。
ところで、従来のプライマー組成物は、適宜選択した加
熱加硫型の、2種類のエラス)マ、−同  、十を同時
に加熱加硫した場合は接着で外でも、−1−硬化したシ
リコーンエラストマーと未加硫の加熱加硫型エラストマ
ー(シリコーンゴム、天然および合成ゴム)との場合は
、接着しないか、接着不良となり優れた接着性を得るこ
とは 、。
殆んど不可能であるという欠点があった。
[発明か解決しようとする問題点1 本発明は、以−1―述べたような従来公知のプライマー
組成物の欠点、すなわち、−1硬化したシリコーンエラ
ストマーと加熱加硫型エラストマーの接着性不良という
欠点を解決することを   ′目的とし、鋭意研究した
結果、特開昭57−180674号公報に記載のプライ
マー組成物を  、使用することにより、両者間の接着
性を高めることができるか、そのうもの特定の条件を選
択することによって、完全に接着することを見出したも
のである。
[問題点を解決するための手段と作用1すなわち、本発
明は (A)(イ) 1分子中にエポキシJ1(と水酸基を含
有するエポキシ01脂と1 、  (ロ)、1分子中に少なくとも1個の脂肪族イ;
飽和結合を有するケイ木原了結合有R71’没、少なく
とも1個のケイ素原子結合湿気加水分解性基を、有する
シリコーン化合物とを、(−ロ→!友′!ン中−の加水
分解−性入りの当−置数−(イ)成分中の水酸基の!1
1V数 が、1以−1−になる条件で縮合反応させてなる、エポ
キシ基とケイ素原子結合湿気加水分解性基を含有するオ
ルガノシリコーン変+1.エポキシ樹脂       
   1(10重w部CB)  有機チタン酸エステル
類 40〜.1 (1(1重駁部 より成ることを特徴とする、硬化したシリコーンエラス
トマーに加熱加硫型エラストマーを接着させるためのプ
ライマー庫11戒物に上って[1的を達成することがで
きる。
次に、本発明で使用される各成分について説明する。
本発明に用いられる(八)成分はプライマー紹成物の主
成分となるものであり、接着性と良好=3− な被覆形成性をイー1与するための重要な成分である。
これは(イ)成分と(ロ)成分の縮合反応生成物からな
る。(イ)成分は、1分子中に(ロ)成分の湿気加水分
解性基と反応し得る水酸基と、エポキシ基とを有するエ
ポキシ樹脂である。このエポキシ樹脂には水酸基と千ポ
キシ基とを有していれば、変性エポキシ樹脂、例えばシ
リコーン変性エポキシ樹脂、であってもよ、い。・エポ
キシ樹脂としては従来公知のものが使用できるが好まし
くは、ビスフェノール系であり、とりわけ一般式 (nは1〜19の整数)で示される豆スフエノールAと
エピクロルヒドリン、との縮合物であるエポキシ樹脂が
好ましい。エポキシ基当量としては、180〜4000
の範囲が好ましい。分子量は平均分子量として300〜
6000の範囲が好ましく、特に好ましくは700〜2
000である。
4一 本発明で用いられる(口)成分は、(イ)成分との縮合
反応後基材への接着性によび加熱加硫型エラストマーと
の接、着性を付すするために、1分子中に少なくとも1
個の脂肪族不飽和結合を有するケイ素原子結合有機基と
、(イ)成分の水酸基と反応し得る少なくとも1個のケ
イ素原子結合湿気加水分解性基を有することが必要であ
る。    − (ロ)成分は常温で液状を呈するものが好ましく、この
ようなものとして、不飽和、結合を有するケイ素原子結
合有機基とケイ素原子・結合湿気加水分解性基を有する
シラン、このシランを不飽和基を変化させずに部分加水
分解縮合させたシリコーン化合物、このシランと他のケ
イ素原子結合湿気加水分解性基を有するシランとを部分
加水分解縮合させたオルガノシリコーン化合物がある。
その具体例として化学式 %式%) CII 3CII 。
elf2=CC00(C112)3Si(OCllp)
2゜CIl、        C1+3 Cl12=C−C00(C112)3SiOCl13゜
CIl。
C112=CC00(C112)3Si(OC2115
)3゜CIl、=C1ISi(OC11=)1.ClI
2二C11Si(OCII3)2゜C112=CllS
i (OC2115)、 、CH2−Cl1Si (O
C21150CIl−)3゜CI(。
C112=CC00(C112)、5i(OOCCII
3)−1Ct12=C11Si(OOCCII、)3゜
CI+□=C11C112Si(OCII3)3  を
有するシラン、これ−7= らのシランの部分共加水分解縮合物、これらのシランと
化学式CII、5i(OCI!3)、。
(C11,)zSi(OCII3)2.(C113)2
Si(OC2115)21C6115Si(OCII3
)3.(C6I15)aSi(OCII3)2゜(C1
13)(C6115)Si(OCII、)2.CIl、
5iCI、。
(c113>2sic+2.c611ssic+3.(
c6115)2sic+2゜(C113)(C6H=)
SiC12,5iCl、、5i(OC!l3)−。
5i(OC2115)−CF3C112Cl12Si(
OCII−)−を有するシランとを部分加水分解させた
シリコーン化合物がある。
以上のうもでも、ビニルトリアルコキシシラン、アリル
トリアルコキシシラン、γ−メタクリロキシプaピルト
リアルコキシシラン、γ−アクリロキシプロピルシリア
ルコキシシランが特に好ましい。
(イ)成分と(ロ)成分とは室温で縮合反応させてもよ
いが、40〜200℃温度で縮合反応させることが望ま
しい。
この綜合反応に際して、 は、1未満では、縮合反応の際にゲル化を起こしやすく
、綜合反応時にゲル化を起こさせなくとも、(八)成分
に、(B)成分であるチタン酸エステル類を加えた時に
、ゲル化しやすいからである。この比率が、大きくなる
ほど縮合反応時のゲル化、(B)成分添加時のゲル化が
起こりにくくなる。すなわち、いわゆる−液性の状態で
貯蔵安定性が優れたものとなる。又、縮合反応に際して
、溶媒、希釈剤を用いても良い。
縮合反応において注意すべき点は、エポキシ樹脂に含ま
れる水酸基を出来るだけ残存させないことであり、この
ためには従来公知の縮合反応触媒を使用するほうが有利
である。
(B)成分の有機チタン酸エステル類は、湿気不在下で
は、(A)成分に何ら作用せず、湿気存在下では(A)
成分の加水分解性基を縮合反応させで、本発明のプライ
マーkRIt物を硬化させ、風乾性を与えるだけでなく
、基材への密着性、接着性を向上させる重要な作用を有
する。
特にその添加量が、硬化したシリコーンエラストマーと
加熱加硫型エラストマーとを接着させるのに重要な役割
を果たすものであり、(八)成分100重量部に対し、
(II)成分40〜4゜O重量部配合することによって
、優れた接着性を付与できるが、この範囲から外れると
、多くとも少なくとも、接着性が低下士涯 (B)成分の具体例としては、エチルアルコール、イソ
プロピノ1アルコール、ブチルアルコール、シクロヘキ
シ九ナルフール、オクチルアルコール、オクタデシルア
ルコールなどの二価アルコールのチタン酸エステル、エ
チレングリコール、プロピレングリコール、オクチルア
ルコール、ジエチレングリコール、トリプロピレングリ
コール、テトラエチレングリコールなどの二価アルコー
ルのチタン酸エステル、グリセリンナトの三価アルコー
ルのチタン酸エステル、シーN−ブトキシ・ビス(エチ
ルアセチルアセテート)チタン、ジイソプロポキシ・ビ
ス(アセチル・アセトナイド)チタン、ジ−N−ブトキ
シ・ビス(トリエタノールアミナト)チタンなどのチタ
ンキシレート、ジヒドロキシ・ビス(ラクタト)チタン
と、これらのチタン化合物の部分加水分解物などが例示
される。
(B)成分は、」1記のチタン酸エステル類のうちW独
で使用しても良いし、2種類以上を併用しても良い。
本発明のプライマー組成物を製造するには、上記2成分
を単に混合するだけでよい。ただ(B)成分は、湿気に
対して敏感であるから、湿気不存在下で混合するか、混
合後乾燥空気または乾燥チッ素で容器内を置換し、密栓
して保存することが好ましい。
本発明のプライマー組成物を基材に塗布するにあたり、
粘度が高すぎる場合や薄い皮膜を得ようとする場合には
、これらを溶解させ得る有機溶媒で希釈しても良い。こ
のような有機溶媒として、トルエン、キシレン等の芳香
族系溶媒、酢酸エステル系のエステル類、含塩素系溶媒
などが例示される。
また、粘度が低すぎる場合や厚い皮膜を得よ)とする場
合は各種の無機質充填剤、例えば、微粉末シリカを添加
配合しても良い。この目的に適した充填剤としては表面
を例えばトリメチルシリル化した疎水性シリカ充填剤が
ある。
さらに、例えばメルカプトシラン、エポキシシラン、ア
ミノシランなどの接着性付与剤を添加してもよく、また
、ベンガラ、酸化セリウム、鉄の脂肪酸塩、酸化チタン
などの従来公知の耐熱剤、着色剤その他の添加剤を添加
することも、本発明の目的とする効果が損なわれないか
ぎり任意とされる。
[実施例1 以下に、実施例に従って本発明を説明するが実施例中の
部および%はいずれも重量部および重量%を意味する。
実施例1 攪拌装置、還流冷却管および温度計を取り付けた21の
四ツ目フラスコに、平均分子量9()Q〜1000、水
酸基価(当量/1(10g)0゜353、エポキシ基筒
(当量/1 (1o、、)o、  208のビスフェノ
ールタイプのエポキシ樹脂(シェル化学社製エピコート
1001)472゜5部(水酸基の当量数1.67)と
ビニルリフトキシシラン1102.’5部(メトキシ基
の当量数22.3)と反応触媒としてテトラブチルチタ
ネート1部を仕込み(メトキシ基の当量数/水酸基の当
量数=13,4)、攪拌しながら徐々に昇温を行ない、
還流状態で縮合反応を行なっ=11− た。
最初不透明であった反応混合物は、徐々に透明な液体と
なった。その後、副生するメチルアルコールおよび未反
応のビニルトリメトキシシランの一部を、留出管を通し
て反応系外に除去しながら、還流状態で6時間反応を行
なった。
反応終了後、冷却して不揮発分47.5%の淡黄色透明
液体を得すこ。
不揮発分は、赤外吸収スペクトル分析の結果、エポキシ
樹脂の水酸基とビニルトリメトキシシランのメトキシ基
とが縮合してなる、エポキシ基とメトキシ基を含有する
シリコーン変性エポキシ樹脂であることが判明した。
このシリコーン変性エポキシ樹脂と、ビニルトリメトキ
シシランと、テトラブチルチタネートとを、第1表の如
く配合して8種類のプライマー組成物を調製した。
この8種類のプライマー組成物を使用して、有機パーオ
キサイドで予め硬化させたシリコーンエラストマーシー
)()−レ・シリコーン社製5H52U)の表面をそれ
ぞれ薄膜状に塗布し、室温で30分間乾燥させた。乾燥
後、これらのプライマー処理した面に未加硫の有機パー
オキサイド含有EPDM(エチレンプロピレンターポリ
マー)エラストマーシートを乗せ、200kg/cm2
で加圧下、170°C910分間の条件で加硫した。
加硫後、取り出し冷却してがら、シリコーンエラストマ
ーシートと硬化したEPr)Mエラストマーとの接着性
を調べた。この結果を第1表に示した。
なお、接着性については次の3段階で評価した。
○ : 全面凝集破壊 Δ : 一部凝集破壊 × : 界面剥離 本発明のプライマー組成物である実験No。
1〜4を塗布した硬化シリコーンエラストマーとEPD
Mエラストマーとの間の接着性は非常に良好であった。
これに対し、テトラブチルチタネートの添加量がゼロの
場合は接着性は悪く、30部添加するとかなり接着性は
向上するが十分ではなく、さらに45(>部添加すると
再び接着性が低下する傾向を示した。また、ビニルトリ
メトキシシランとテトラブチルチタネートだけでは接着
性は不良であった。
第1表 実施例2 実施例1で使用した実験No、2のプライマー組成物で
、予め硬化させたシリコーンエラストマーシート(トー
レ・シリコーン社製5H52U)の表面を塗布し、30
分間室温で風乾した。このプライマー処理した面に、有
機パーオキサイドを含有する未加硫のシリコーンエラス
トマーシート(トーレ・シリコーン社製5H82U)を
乗せ、実施例1と同様の条件で加硫した後、接着性を調
べた。
比較例として、実施例1で使用した実験No。
5.7および8のプライマー組成物を用いて、上記と同
様にして接着性を調べた。
これらの結果を第2表に示した。
第2表 [発明の効果] 本発明のプライマー組成物は、特定の条件で製造したオ
ルガノシリコーン変性エポキシ樹脂と特定量の有機チタ
ン酸エステル類から成るので、従来のプライマー組成物
では接着させることが殆んど不可能であった、一旦硬化
したシリコーンエラストマーと未加硫の加熱加硫型エラ
ストマーとを強固に接着させることができる。
したがって、電気電子産業、計測機器産業、自動車産業
、機械産業、土木建築産業、医療用器具産業など、種々
の産業において硬化したシリコーンエラストマーと加熱
加硫型エラストマーとの接着に有用であると同時に、こ
れらの産業を含めた種々の分野でシリコーンエラストマ
ーのより一層の用途がひらけるものと期待される。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (A)(イ)1分子中にエポキシ基と水酸基を含有する
    エポキシ樹脂と、 (ロ)1分子中に少なくとも1個の脂肪族不飽和結合を
    有するケイ素原子結合有機基と、少なくとも1個のケイ
    素原子結合湿気加水分解性基を有するシリコーン化合物
    とを、 (ロ)成分中の加水分解性基の当量数/(イ)成分中の
    水酸基の当量数が、1以上になる条件で縮合反応させて
    なる、エポキシ基とケイ素原子結合湿気加水分解性基を
    含有するオルガノシリコーン変性エポキシ樹脂100重
    量部 (B)有機チタン酸エステル類 40〜400重量部 より成ることを特徴とする、硬化したシリコーンエラス
    トマーに加熱加硫型エラストマーを接着させるためのプ
    ライマー組成物。
JP60207333A 1985-09-19 1985-09-19 プライマ−組成物 Granted JPS6268829A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01139253A (ja) * 1987-11-26 1989-05-31 Duskin Co Ltd 除塵用一体化マットの製法
WO2015093127A1 (ja) * 2013-12-17 2015-06-25 オリンパス株式会社 医療機器用接着剤組成物及び医療機器

Cited By (3)

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JP2015117283A (ja) * 2013-12-17 2015-06-25 オリンパス株式会社 医療機器用接着剤組成物及び医療機器

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