JPS6268683A - 被溶接鋼材の表面処理方法 - Google Patents

被溶接鋼材の表面処理方法

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JPS6268683A
JPS6268683A JP20778685A JP20778685A JPS6268683A JP S6268683 A JPS6268683 A JP S6268683A JP 20778685 A JP20778685 A JP 20778685A JP 20778685 A JP20778685 A JP 20778685A JP S6268683 A JPS6268683 A JP S6268683A
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welding
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welded
solvent
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Kunihiro Kanetani
金谷 邦弘
Yoichi Kawahara
河原 洋一
Sakae Kurita
栗田 栄
Shigeyoshi Suzuki
鈴木 重良
Mikio Ikeda
池田 幹雄
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Taiho Kogyo Co Ltd
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Caterpillar Mitsubishi Ltd
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Taiho Kogyo Co Ltd
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Caterpillar Mitsubishi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野〕 この発明は、被溶接鋼材の溶接部のスパッタ付着防止を
目的とした被溶接鋼材の表面処理方法に関するものであ
り、特に水ベースのスパッタ付着防止剤を用いた場合に
起る問題点を改良するようにしたものである。
(従来の技術) 溶接部周辺の母材などに付着したスパッタはグラインダ
ーや、タガネ等の工具を使用して取り除かなければなら
ないが、従来こt等のスパッタ付着防止を目的とした鋼
材の溶接部周辺の表面処理方法又は処理剤として次の様
な例がある。
(1)  特公昭llコー/コ9号公報=フェノール系
、アルキッド系、ポリウレタン系、尿素系、メラミン系
の合成樹脂と溶剤とを配合した塗料状のスパッター付着
防止剤。
(2)特公昭117−.3.2に7.3号公報:溶接部
周辺に熱硬化性樹脂を塗布することによりスパッタ、ス
ラグ、フラックス等の付着を防止する方法。
(3)特公昭3/−29g7/号公報、特公昭ぬ一4f
02り5号公報:フィラーとして炭化ケイ素又は両性化
合物、酸性無機質を塗料の構成成分中に配合したスパッ
タ付着防止剤。
(4)特開昭!2−1IIItダ3 号公報:アルキッ
ド樹脂に酸化カルシウムと酸化第二鉄の複合焼結粉末体
を添加したスパッタ付着防止剤。
(5)特公昭何−コ1Iooワ 号公報、特公昭17g
−19010号公報、特公昭’!t−JOJ、37号公
報:脱水素した防錆顔料と樹脂成分とを溶剤に混合した
溶接性を阻害しない防錆塗料。
(6)特公昭!クー/4A91号公報、特公昭りj−,
27クデ号公報、特公昭q3−−710号公報:造滓剤
となるべき成分を含む顔料と樹脂成分とを溶剤に混合し
た溶接性を改善する開先部の防錆塗料。
上記した各発明はいずちも油性の樹脂又はこの樹脂に耐
熱性或は造滓性のある無機フィラーを添加した塗料状組
成物を溶接部分及びその周辺に塗布し、鋼材の表面に極
めて安定な塗膜を形成することKより溶接スパッタの付
着を防止したり開先部の防錆を図るものである。
しかし、この方法においては塗布時に気化する溶剤−罠
よって火災の危険性、毒性、また作業環境の悪化等がも
たらされるなどの欠、点がある。
また、最近上述の溶剤タイプに替えて作業環境の改善、
労働安全などを目的とする不燃性の水ベース処理剤や、
この水ペース処理剤を使用した鋼材の表面処理法が提案
さnている。この様な水ペース処理剤としては次の様な
例がある。
(7)特公昭’IA−/、3g10  号公報:胡粉、
タルクに水溶性のフェノール樹脂と界面活性剤とt配合
したペースト状の溶接スパッタ付着防止剤。
(8)特公昭5コ 一23g99号公報:界面活性剤と
防錆剤と一価アルコールと水とを混合したスパッタ付着
防止剤。
(9)特開昭!;7− /31270  号公報:遊離
のカルボン酸基又はスルフォン酸基の/柵板上を有する
アルキッド樹脂若しくはアクリル樹脂と、相溶剤と前記
遊離のカルボン酸及びスルフォン酸基を中和するに必要
なだけのアンモニア又は低級アミンを含む水溶液とから
なる被溶接鋼材の表面処理剤。
(発明が解決しようとする問題点9 以上のような水ベース処理剤は溶剤タイプのものに較べ
て火災の危険性、毒性、作業環境の悪化という問題は見
らnない反面、均一な皮膜を形成するまでに可成りの時
間を要し、溶接作業工程の遅延等の問題を生ずる。
また、乾燥が遅く、立面への塗布の場合タレ等が溶接−
先部に入り込み、プローホールやビットなどの溶接欠陥
を生じ易い欠点がある。
(問題点を解決するための手段〕 この発明は、特に水ベースの処理剤を使用する場合に起
る上述の問題点を改良することを目的とするものであっ
て、この発明は溶接周辺部に発泡成分を含有する処理剤
を塗布し、該発泡成分の発泡作用により泡状の塗膜を形
成するようKして溶接時のスパッタの付着防止を行うも
のである。
こ瓦で、泡状の塗膜を形成する方法としては石鹸又は界
面活性剤の水溶液を、振盪、発泡させて溶接周辺部に刷
毛等で塗布したり、或は石鹸又は界面活性剤の水溶液を
エアースプレーにて噴霧する際に発泡させるようにして
もよい。
こ−で、使用する界面活性剤としては高発泡性のものが
よく、/コ〜/g程度のHLBのものが適当である。
具体的には非イオン性のものではポリオキシエチレンア
ルキルエーテル、ポリオキシアルキルアリルエーテル、
ポリオキシ脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンポリオ
キシブロビレンジエーテル、ポリエチレングライコール
脂肪酸エステル等を挙げることができ、アニオン性のも
のではジアルキルスルホコノ・り酸エステル、高級7/
L/コール硫酸エステルソーダ塩、アルキル硫酸エステ
ルソーダ塩、アルキルアリル硫酸エステルンーダ塩、ポ
リオキシアルキルエーテルリン酸エステル等を挙げるこ
とができる。
なお、石鹸又は界面活性剤を水に溶解させただけでは発
泡しても、すぐに消えてしまう不安定な泡であったり、
泡の大きさが不均一で、均一な被膜とならず実用的でな
い場合には、発泡した泡を十分に木目細かく、安定した
ものとするために、泡安定剤の添加が必要であり、この
場合の安定剤としてはりゲニンスルホン酸塩、ロジン酸
エステル、レシチン、アルカノールアミン、多価アルコ
ール、卵白等を挙げることができる。
また、水中に界面活性剤を用いて蒸発速度の。
速い溶剤を乳化又は可溶化させ、溶接箇所周辺部て塗布
した場合にも、溶剤が直ちに蒸発し、目的に適う泡状の
塗膜を形成することができる。
なお、蒸発速度の速い溶剤としては各種溶剤を使用する
ことができるが、毒性の問題等の生じないフッ素系溶剤
が最適である。
こ−で、フッ素系溶剤としては/、/、コートリクロロ
ー/、J、J−)リフルオロエタン或は/、/、コ、コ
ーチトラクロロ−/、コージフルオロエタン又はこn等
の混合物等を挙げることができる。
更に、前記処理剤を使用して泡状の塗膜を形成する方法
としては前記同様に溶接周辺部に刷毛等で配合品を塗布
したり、或はスプレー等にて噴霧塗布する方法を採用す
ることができる。
なお、この発明の処理剤中には従来と同様に炭酸カルシ
ウム、酸化チタン等の無機顔料からなるスパッタ付着防
止剤を分散させておくこともできる。
(発明の効果) 以上のように、この発明は組成物中に含まれる発泡成分
の発泡作用によって溶接周辺部に泡状の塗膜を形成する
ものであり、このため処理剤が水ベースの場合において
も直ちに泡状の塗膜を形成することができ、したがって
待時間な(そのま〜溶接してもブローホールやビットな
どの溶接欠陥を生ずることな(同時にスパッタ付着防止
効果も従来の水ベースのものに較べて数段の効果を挙げ
ることができる。
また、処理剤中に分散さnたスパッタ付着防止剤はこの
発明では泡状の塗膜表面に付着さn1溶接開先部に直接
接触するものが他の水ペースを使用した場合に較べて非
常圧少ない。このため、立面への塗布においてもタレを
生ずることなく塗布ができ、したがって溶接欠陥が生じ
る可能性が極めて少ない◎ 更に、この発明によnば溶接周辺部に形成さnる泡状の
塗膜の厚みは従来の水ペースのものに較べて数十倍以上
であるため、従来の水ペースの処理剤に較べて極めて確
実にスパッタ付着防止効果を挙げることができる。
(実施例) 以下、この発明の実施例〉示す。
配合例(1) ポリオキシエチレンノニルフェノールエーテル  /!
冬(ノイゲンEA/70:第−工業製薬製)水    
                    gS冬配合
例(2) ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン縮金物 io
q&(プルロニックL−All:旭電化製)水    
                        −
/、/、コートリクロロー/、コ、コートリフルオロエ
タン                       
 lO係(ダイフロン5−3=ダイキン工業fIA)配
合例(3) トリポリオキシエチレンアルキルエ、−チルリン酸エス
テル                   /3係に
ツコールTDP−A :日光ケミカルズ製)水    
                        !
護へ 7、−、コーチトラクロロ−/、−一ジフルオロ
エタン                      
  /6係(ダイフロンS−2;ダイキン工業製)ダイ
フロンS −3lA係 、配合例(4) ポリオキシエチレンノニルフェノールエーテル    
gqb(ノラゲンEA/20:第−工業製薬製〕エチレ
ングリコール                /qb
防錆剤         0.5 防腐剤         0.7% グイ70ンS −、?               
   /Ltチ水                 
      7!、グ壬配合例(51 アルキルアリルスルホン酸アミン塩    、!0.A
Qb(ネオゲンT:第−工業製薬製) ポリオキシアルキレングリコール     2−%(ア
デカカーボールM−2:旭電化製〕防錆剤      
 0.7係 防腐剤       0.7% ダイフロンS−373,0% 水                      6グ
、コ釜配合例(6) ネオゲンT               /2.4グ
%リグニンスルホン酸カルシウム       OJ%
(サンエキスC:出湯国策パルプ製) トリエタノールアミン           o、ic
4防錆剤       0.8 防腐剤       θ、/壬 グイフロンS −2/、2.グ嘔 ダイフロンS−3/λ、弘係 水                      6へ
7幅比較配合例(1) アルキッド樹脂               30係
(ハリスタール223:播磨化成製) /、/、/−トリクロルエタン       乙Oチ炭
酸カルシウム              yO係にニ
ーライトSS:日東粉化製〕 比較配合例(2) 水溶性アルキッド樹脂           J’Z(
ウォーターゾル5−70/:犬日本インキ製〕水   
                    7鵬ブチル
セロソルブ              5媛上記の配
合組成により作製した処理剤について塗布したときの状
態および鋼材溶接時におけるスパッタ付着防止効果なら
びに溶接欠陥の有無を観察した。
試験方法は下記のとおりで、試験結果を表1に示す。
(1) 溶接対象鋼材 材質S3−41.板厚4.5哩を500 x 2oO。
および500 X 250 mrsに裁断して試験片を
作成。
(2)処理剤の塗布方法 (A)  刷毛塗り。
実施例1は処理剤を泡立て器で発泡させたものを刷毛塗
り。
その他は刷毛塗り後発泡。
(B)  スプレー塗布。
実施例2は処理剤暑エヤゾール容器に噴射ガスと共に充
填後、噴射し、発泡状態で塗布。
その他は、手動式スプレー塗布にて噴霧塗布。塗布後約
5秒で均一に発泡し、発泡膜を形成。
なお表1中斧は発泡させないで塗布したもの。
(3)溶接方法 前記2種類の試験片をT形に接合し、その接合両面をす
み肉溶接した。溶接条件は次の通りである。
溶接条件 溶接ワイヤー      /、6爆φ溶接速
度         9m15’j−(ワイヤー送給速
度) 溶接電圧、電流   、yO−t、to v 、 3o
o−roohなお衣1中溶接欠陥数は溶接部破面試験後
のブローホール、ピット数を表わす。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)溶接周辺部に、発泡成分を含有する処理剤を塗布
    し、該発泡成分の発泡作用により泡状の塗膜を形成して
    溶接時のスパッタの付着を防止するようにしたことを特
    徴とする被溶接鋼材の表面処理方法。
  2. (2)発泡成分として蒸発速度の速い溶剤を使用する特
    許請求の範囲第1項記載の方法。
  3. (3)蒸発速度の速い溶剤としてフッ素系溶剤を使用す
    る特許請求の範囲第2項記載の方法。
JP20778685A 1985-09-21 1985-09-21 被溶接鋼材の表面処理方法 Granted JPS6268683A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH039288U (ja) * 1989-05-24 1991-01-29

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5759789A (en) * 1980-09-29 1982-04-10 Fujitsu Ltd Printing hammer

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