JPS6268603A - 金属スラブの熱間幅圧延方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は竪型ＥＥ延機で金部スラブを幅方向に圧延する
熱間幅Ｅｉ核技術関するもので、更に詳しくは金属スラ
ブの熱間幅圧延時ＶＣ発生する先後端部異形部の灰長を
防止するための熱間幅圧延技術に関するものである。

（従来の技術） 連続鋳造スラブの保有顕熱を有効に利用し得る連続鋳造
工程と製品形状を作り出すａＥ延工程とを直結するプロ
セスを実現する目的〃）ら金属スラブ幅のサイズ集約化
が図られている。このため、圧延工程に必要なスラブ＠
を作るため、連続鋳造設備の下流で大きな幅圧下がおこ
なわれる。

この金属スラブの熱間幅圧延法は連恍涛造スラブを対象
としており、従来の鋼塊？対象とした分塊圧延法に比較
してＢ：延時のロール接触弧長と平均板幅の比、即ちロ
ール間隙形状比が０１〜０．２と小さいこと、１回当り
の繰返し竪ロール幅王下量が２００〜３００咽と大きい
ことなどである。

このため、被圧延材である金属スラブの先後端部にフィ
ツヅユテールと呼ばれる異形部が発生する。

この金属スラブの先後端に生じたフィッシュテールは圧
延後に切断しなければなら々い個所であり、このため従
来の幅圧下圧延に於てはクロップロスが犬きく、製品歩
留が大幅に低下していた。

幅圧下量に伴い増大するりσツゾロスの低減に関しては
従来〃＼ら金ぴスラブ先後端部をプレスで挟圧して狭幅
に変形させる予圧形方法が多く提案されている。例えば
、特開昭５８−１８１４０１号公報に提示される、熱間
圧延に於て幅殺し圧延前にスラブの先端部お裏び後端部
の幅方向両側をプレスに工って狭幅に予成形圧延（Ｐ）
を行うこと、該ヌラブケ幅方向に垂直ロールに１って幅
殺し圧延（Ｖ）　ｋ行うこと、該スラブを厚み方向に水
平ロールｌＬよって水平ＥＥ延（Ｈ）ｔ−行うこと、前
記のＰ−ｖ−Ｈの圧延工程を複数回繰返すこと、前記予
圧形圧延を行う位置をスラブ端面〃・ら１００〜５００
＋＋ｍ離れた位置とし、前記各工程の予原形圧延に於け
るプレス圧下量？各工程の幅殺し圧延前のスラブ幅刀）
ら水平圧延後のスラブ幅を差引いた量に設定すること全
特徴とした幅圧下圧延方法、前記のＰ−ＶＥＥ延を複数
回繰返した後前記のＨＥ延を行うこと全特徴とした幅圧
下圧延方法などである。

（発明が解決しようとする問題点） これら従来のいずれの方法も圧延能不が大幅に低下する
。即ち、Ｐ−ｙ’−Ｈ，Ｐ−Ｖ・・・Ｈの繰返しプレス
幅圧下圧延法はプレス予圧形のための被圧延材の位置決
め及びプレス動作工程のための停止時間が幅圧下の繰返
し毎に必要である。従って、これらの方法は連続鋳造ス
ラブの保有顕熱？利用し得る連続鋳造過程と圧延過程と
を結合するプロセスを実現するためになされた幅大圧下
竪型圧延機への採用は不可能である。連続鋳造工程と熱
間圧延工程と？直結している幅圧延工程で広幅スラブ〃
１ら狭幅スラブの各種スラブＫｌ造する場合、前後工程
の能力に合わせた王延能率が必要で、円滑なＥＥ延を阻
害して圧延時間をいたずらに廷長することなく被圧延材
の先後端部のクロップロスを低減させることが要求され
る。

本発明は上記問題点を解決した効果的な金属スラブの熱
間幅圧延技術を提供することを目的とするものである。

（問題点？解決するための手段） 本発明は上記した問題点を解決する之め、竪型圧延機で
被圧延材の両端面部分と両端面で）ら難れた部位全幅狭
に立形する工程を含み幅方向圧延をおこなうごとを特徴
とする金属スラブの熱間ＥＥ延方法、お工び、水平圧延
機？少なくとも１台と竪型圧延機全２台配設した熱間圧
延機料の被圧延金属スラブの幅壬下装置ｔに該被圧延金
属スラブに予成形？形成するロール予立形油圧制例装置
全設置したことを特徴とする金属スラブの熱間圧延装置
を手段とする− （作用） １Ｌ下、本発明の作用を図面に依り説明する。

第２図（ａｌｌｃ於て、金属スラブ１全幅方向に圧延し
た場合、噛込みｇ！ｊＡ６及び噛抜は端７にフィッシュ
テールと呼ばれる異形部が発生する。この異形部の発生
メカニズムは、幅大圧下圧延では第２図（ｈｌに示す両
端部を除いた部分（以下定常部と称す）の邪王睡にＬつ
で生じる異形部６ａ、７ａと第２図（ｃ）に示す端部変
形６ｂ、７ｂの異形部の合成に工り生じると考えられる
。従って、フィッシュテール全減少せしめるには、定常
部圧延及び端部変形によって生じる異形部の発生を防止
すれば工い・幅大圧下圧延では竪ロールによる繰返し幅
圧下圧延で連続する幅圧下量が２００〜３００−と大き
いにも拘らず、田延時のロール接触弧長と平均板幅の比
、即ちロール間隙形状比が０．１〜ｏ２と小さく圧下刃
が幅中央部まで浸透しないため、端部変形ＩＣよる異形
部の減少は困難である。本発明法は第２図（ｂ）に示す
定常部ＥＥ延にＬつで生じる異形部全改善し工つとする
ものである。

第３図（ａ）　、　（ｂ）は金暴スラブの噛抜は端のＦ
ｆ！変形の挙動全示しｔものである。第３図（，１にお
いて、金属スラブ１（一点鎖線、板幅寸法ＷＩ）に竪ｏ
　−ル２，４で幅方向圧延を行い余端スラブｌ（実線、
板幅寸法Ｗｚ）１に得る場合、噛抜は端は自由端であり
拘束がないため、塑性流動曲線８（破線）の変化エリ知
れる様に幅瑞部は幅中央の廷伸工りも圧延方向に変形し
やすく、両者の延伸差より記述の定常部変形による異形
部７ａが生じる。この友め、本発明者等は幅側端部の変
形を防止するため長手途中に予圧形部位を設けｅｉｉ注
流注流線曲線化全調査し′ｆｃ、この結果、次の冗見ケ
得た。

即ち、第３図（ｂ）に示す様に、幅圧延に於いて幅端部
近傍で幅中央部に比し先進するメタルが予成形部位５に
埋捷り幅端部の塑性流動曲線８が改善されること、予成
形部位の位置ΔｌＩ、Δ１２　　は定常部変形のＰＩｉ
性流動白線８が長手方向位置に工す大きく変化しないた
め、噛抜は端側であれば塑性流動曲線が改善されること
、予成形部位は複薮個所設けることにエリ大幅に塑性流
動曲線が改善されること、等々に工す定常部変形による
異形部７ａ（第３図（ａ））の発生が大幅に防止され、
７ｃとなる。

本発明者等は、これらの細見にＬす、第１図（−）に示
すカリバー付竪ロール２，４と水平ロール３による構匠
下（Ｃ於いて、金属スラブ１全可逆圧延に工り福を減少
せしめる過程において、竪ロール２．４にエリ第１図（
ｂ）に示す如く予成形部位５ａ。

Ｓｂｉ形放形成め幅方向圧延を行う熱間幅圧廷方法？完
成した。

本圧延法に工れは複数個の予成形部位の形匠が同時に可
能であること、予成形部位の形成時２０−ルに工り保持
されるため金属スラブ１が長手方向に逃げることなく端
面予成形も容易であること、圧延過程で任意に予成形が
実施でき、予成形工程を別途設ける必９がないこと、等
々から円滑な圧延を阻害して王廷時間をいたずらに延長
することなく予成形出廷が実施可能であり、クロップロ
スが犬＠に改善できる。

従って、本発明法は連続鋳造工程と熱間圧延工程とを直
結するプロセス下の幅圧下圧延機への採用が可能となり
、歩留向上の多大の匠果全あげることが出来る。

次に本発明法の圧延を実施する圧延機例全第４図に示す
。図に於て、竪型圧延機の竪ロール２（４）はチョック
９により支持さ九ており、ロール駆動ヌピンＰルＳに連
結され、駆動可能に横圧されている。チョック９はヨー
ク１０にエリ一体に結合され、ヨーク１０はその後面の
固定ハウジング１１中央部に設けたプルパックシリンダ
ー１２で図中右方へ牽引力を受け、各圧下スクリュー１
３の先端に設けたプレツノヤーブロック１４に押圧当接
されている。圧下スクリュー１３は固定ノ・ウジフグ１
１内に回り止めを介して一定長前後進可能に装置された
圧下ナツト１５ｉＣ螺合すると共に後端部においてウオ
ームホイールギヤー１６にスライＰキー係合されている
。従って、幅方向の圧下量調整は図示しない駆動源でロ
ールアジャスター１７及びウオームホイールギヤー１６
金介して伝え″られる駆動力に工り圧下スクリュー１３
を回転させ、ヨーク１０を前進或いは後退させることに
工って行なわれる。更に予成形部位を底形可能ならしめ
るためスクリュー１３を包囲して環状ピストン１８及び
環状シリンダー１９からなる装置が装着され、環状シリ
ンダー１９は固定ノ・ウジングＩＩＶｃ定置され、一方
環状ピストン１８は圧下ナツト１５の背面に当接されて
いる。符号２０はピストン１８とシリンダー１９とで形
匠される液室空隙であり、この空隙に圧力がかかつてい
ないときには該空隙は無くなり、ピストン１８の右端は
シリンダー１９の底に当接することになる。

本発明法に工り被ＦＥ延材である金にスラブに予成形部
位を膨圧するためには、このピストン１８が７リンダー
１９の底に当接する状態で竪コールを金属ヌラブ幅に圧
下スクリュー１３で設定し、更にピストン１些のストロ
ーク長だけ液室空隙２０に作動油が供給され、ピストン
１８、圧下ナツト１５、圧下スクリュー１３及びプレッ
ノヤーブロック１４を介して、プルパックシリンダー１
２の単引力に抗してヨーク１０を左辺に押圧し、ピスト
ン１８のストｏ−り長だけ拡開させて行なう。

尚、ストローク長は作動油を制御することに：り任意に
調整可能である。

竪型圧延機′に２台配設したヌタンｒ横圧ケ有するＥＥ
延機で２台の竪型圧延機に上記した０−ル予取形油圧制
御装置？併設した上記ロール開度油圧制御装置を設置す
ることに工す、複数個の予成形部位の形匠が同時に可能
となり、竪型圧延機に手放形機能を付加することにエリ
設備費や設備スペースが最小限で工ぐなり、従来のプレ
ス装置に比較して予収形工程時間及び予成形工程ケ含む
ｌＥ延待時間大幅に短縮可能となる。

（実判例） 次に本発明法に工って金兄スラブをＦＥ蛎した具体的実
施例全説明する。圧延条件は表１に示す通りであり、Ｖ
＋−Ｈ−Ｖ２の３スタンＰリノ々−ス圧延方式で連続鋳
造スラブ幅１８００曙、厚２Ｂ０ｒｍ刀・ら目標スラブ
寸法幅１０２０ａ＋、　　目標厚２５０ｆｌ紫製造した
例である。

同時に比較例として行った従来８Ｅ延法は表２（ａ）Ｖ
τ圧延スケジュールを示す様に、％開田５８−１８１４
０１号公報記載通りに圧延を行なった。

表２　王廷スケジュール例 注１）区分のＦ、ＴはＦ：先端、Ｔ；後端てＶｌ、Ｖ２
にＬる予成形全形面することを示す。

注２）０は予波形童？示す。

注３）−は空ノぐヌを示す６ 表３に示すように、本発明法実施例では圧蝿能不が大幅
に向上し、同時にクロップ減少率も大幅に向上した。

弄３　　比較例と実施例の比較 （発明の効果） 連続鋳造工程と熱間圧延工程とを直結するプロセス下の
幅圧延機への従来法にＬる歩留向上圧延法の適用は円滑
な圧延金大幅に阻害するため不可能である、 本発明法によると、２台の竪型圧延機のロール開度油圧
制御装置にロール予成形油田制御装置全設立することに
工り複数個の予成形部位の形尻が同時に可能となり、圧
姫工程の一環として予灰形圧瞠が出来るため（Ｅ延時間
ケ延長することな〈実施円滑、的確に異形部の解消が経
済的にでき、金属スラブのフィッシュテール発生量を生
産性、経済性工〈大幅に減少させることが出来、工業上
非富に有効な効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図に１）は本発明性全実施する圧延機列の一例を示
す図、第１図（ｂ）は予成形部？形成した金にζスラブ
の平面図、 第２図（、）　、　（ｂｌ　、　（ｃ）は幅圧下圧延時
に発生するフィッシュテールの発生メカニズムの説明図
、第３図＋ａｌ　、　（ｂ）は予成形部位の有無の慴生
流動曲線の説明図、 第４図は本発明全実施するａ−ル予成形油圧制御装置例
を示す一部断面側面図である。 １・・・金属スラブ、２・・・竪ロール、３・・・水平
ロール、４・・・竪ロール、５＋　５　ａ　、　５１）
・・・予成形部位、６・・・噛込み端、７・・・噛抜は
瑞、８・・・塑件流劾曲線、９・・・チョック、１０・
・・ヨーク、１１・・・固定ノ・つ・ノング、１２・・
・プレノ々ツクシリンダー、１３・・−圧下スクリユー
、１４・・・プレッシャーブロック、１５・・・圧下ナ
ツト、１６・・・ウオームホイールギヤー、１７・・・
ロールアジャスター、１８・・・環状ピストン、１つ・
・・環状シリンダー、２０・・・液室空隙。 代理人　弁理士　秋　沢　政　光 他２名 ７ｉ′１図 （０）２斐０−′し　　３７ベ甲ロールへ （ｂ） 井２図 （ｂ） メタルノローカ向 圧下方向 ７１′３図 ８！柑流Ｉ７７臼線

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）竪型圧延機で被圧延材の両端面部分と両端面がら
   離れた部位を幅狭に成形する工程を含み幅方向圧延をお
   こなうことを特徴とする金属スラブの熱間圧延方法。
2. （２）水平圧延機を少なくとも１台と竪型圧延機を２台
   配設した熱間圧延機列の被圧延金属スラブの幅圧下装置
   に該被圧延金属スラブに予成形を形成するロール予成形
   油圧制御装置を設置したことを特徴とする金属スラブの
   熱間圧延装置。