JPS6268577A - 粉体の分級装置 - Google Patents

粉体の分級装置

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JPS6268577A
JPS6268577A JP20819885A JP20819885A JPS6268577A JP S6268577 A JPS6268577 A JP S6268577A JP 20819885 A JP20819885 A JP 20819885A JP 20819885 A JP20819885 A JP 20819885A JP S6268577 A JPS6268577 A JP S6268577A
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JP
Japan
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powder
nozzle
raw material
classifier
pressurized fluid
Prior art date
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Pending
Application number
JP20819885A
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English (en)
Inventor
博之 村田
知地 正紘
稔 若林
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Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、ファインセラミックス、新金属材料医薬品、
トナーな−どの微粉体の分級装置に関するものである。
「従来技術」 従来、ミクロン領域(1〜20μm)やサブミクロン領
域(0,1〜1μm)の微粉体をシャープに分級するた
めに各種の分級機が使用されていた。
例えば、気体や液体の噴流が壁面に沿って流れるコアン
ダ効果を利用して、円柱面に沿って粉体を流動させた時
に生ずる粒径の相違に基づく遠心力の差によって分級す
るものがある。また、機械的にロータを回転させたとき
の回転流による遠心力と半径方向に流れる抗力によって
分級するものもある。
前者は、粉体を高速で固定壁面に沿って流動させるもの
であり、後者は、これとは逆にロータや羽根などの壁面
を回転させるものである。
しかし、分級を高精度に、かつ高能率で達成するiには
、次に示す事項を満足させることが必要である。
fll  気体または液体中に、完全に解砕2分離され
た粉体を分散させること。
(2)気体または液体中に分散した粉体に遠心力などの
強力な分離力を長時間にわたって作用させること。
分級しようとする原料は凝集物を形成する傾向があるの
で、分級することが困難であり、かつ、微粉になる程、
凝集し易い、特にサブミクロン領域にある窒化ケイ素は
凝集性が強いので、そのままの状態で分級することは非
常に困難である。
このための手段として、凝集した粉体を解砕して、気体
または液体中に分散させるために、粉体を分級機に導入
する前段処理として、粉体を含んだ流体がノズル中を通
過する時の粒子同士の衝突および摩擦を利用して解砕1
分散させるようにした分級装置が知られている。
このような分級装置に用いる分散機としては、例えば特
開昭59−213464号公報に示されるようなものが
あり、かかる分級装置は、第5図に示すように構成され
ている。
すなわち、原料供給機1に接続された粉体送出管2が、
圧力源3から導設され、ノズル4の流入口に接続された
流体送出管5に接続されている。
ノズル4の流出口と分級機6の供給口とは粉体供給管7
によって接続され、分級機6には粗粉出口8および細粉
出口9が設けられている。
したがって、原料供給機1に供給された原料10は、粉
体送出管2へ送出され、ついで圧力源3から流体送出管
5へ送出された流体のエゼクタ作用によって吸引され、
粉体が流体中に混合した混合流となってノズル4に導入
される。
ノズル4によって解砕2分散された粉体を含む混合流は
分級機6に供給され、分級された粗粉は粗粉出口8から
、また細粉は細粉出口9から取り出される。
ここに圧力源3は、流体が気体のときはコンプレフサな
どを使用し、流体が液体のときは渦巻ポンプなどを使用
する。
「発明が解決しようとする問題点」 しかし、原料供給機1から供給される粉体は、圧力源3
から送出される流体のエゼクタ作用によって吸引される
にすぎないので、粉体送出管2を通過する粉体の濃度は
、あまり高くない。
この低濃度の粉体は、流体送出管5によって送出される
流体によって希釈されるので、ノズル4を通過するとき
の粉体濃度はかなり小さい、したがって、粉体の粒子同
士が接触する確立が低くなって、解砕2分散が有効に行
われないという欠点があった。
「発明の目的」 本発明はかかる従来の欠点を解消するためになされたも
ので、流体中に含まれた粉流体を、充分に解砕された状
態で分級機に供給することができるような分級装置を提
供することを目的とする。
「問題点を解決するための手段」 上記目的を達成するために、本発明が採用する主たる手
段は、気体又は液体を加圧して吐出する圧力源と、上記
圧力源から供給された加圧流体によるエゼクタ作用で、
原料供給部から供給された原料粉末の解砕・分散を行う
第1のノズルと、上記第1のノズル通過後の原料粉末を
分級する分級機とを有してなる分級装置において、上記
原料供給部に圧力源からの加圧流体を導入する加圧流体
導入手段と、上記加圧流体に伴われて原料供給部から排
出される流体・粉体の混合流を通過させ、原料粉末の解
砕・分散を行う第2のノズルと、上記第2のノズルを通
過した混合流を上記圧力源から上記第1のノズルへ向か
う加圧流体中に混入する合流手段とを具備してなる点を
要旨とする粉体の分級装置である。
「発明の作用」 上記のように構成したので、本発明によれば、粉体を含
む流体は、原料供給部へ導入された加圧流体の作用によ
って粉体濃度が大なる状態で上記第2のノズルに導入さ
れる。第2のノズルはエゼクタ効果を利用するものでな
く供給された混合流の圧力のみによってjj!mを生じ
る。したがって、粉体の粒子同士の接触が促進されて充
分しこ解砕力(なされる、よって凝集した状態の粉体が
分級機に供給されることが防止される。
「実施例」 以下、本発明の実施例を第1図乃至第4図にしたがって
説明し、本発明の理解に供する。尚以下の実施例は、本
発明の具体的−例にすぎず、本発明の技術的範囲を限定
する性格のものではない。
ここに第1図は本発明の一実施例に係る粉体の分級装置
の系統図、第2図はこの分級装置における解砕ノズル通
過後の流体の粒度分布図、第3図はこの分級装置におけ
るノズルの詳細断面図、第4図はこの分級装置における
通過骨と粒径との関係図である。
第1図に示すように、原料供給機21の粉体送出口22
から粉体送出管23が解砕ノズル24(第2のノズル)
に接続されている0図示しない圧力源から導設された圧
縮空気管25は縮流ノズル26を経て合流部下(合流手
段)に接続され、さらに分散ノズル28 (第1のノズ
ル)に接続されている。また前記解砕ノズル24の流出
部は管路36を介して上記合流部Tに接続されている1
合流部Tで合流した後の粉体供給管27は上記したよう
に分散ノズル28を経て気流分級機29の粉体供給口3
0に導かれている。
原料供給機21には、圧縮空気管31および32が接続
されており、気流分級機29には制御用の圧縮空気管3
3が接続され、また粗粉出口34および細粉出口35が
設けられている0図示の分級機29はコアンダ効果を利
用するものが例示的に示されているが、これは機械的に
回転するロータを用いるもの、その他の分級機を用いる
ことができる。
上記構成において、原料36は原料供給機21に供給さ
れ、原料供給機21に導かれた圧縮空気管31および3
2から導入される加圧空気によって、解砕ノズル24へ
送られる。
このときの固気比(粉体と空気の重量比)は1〜5であ
る。このように固気比の値が高いので解砕ノズル24を
通過するときに、流体は粉体の粒子同士の乾式摩擦によ
ってジェット粉砕がなされる。ジェット粉砕後の粒度分
布は、第2図に示すラバール管を使用したときのジェッ
ト粉砕後の粒度分布と同程度のものと考えられる。第2
図において、pは空気圧である。
第3図に示すノズルは、上記解砕ノズル24゜縮流ノズ
ル263分散ノズル282合流部Tの詳細断面図であっ
て、矢線Aで示す原料供給機21よりの粉体流は希釈さ
れることなく解砕ノズル24を遣る内に相互の接触によ
り解砕され、矢線Bで示す圧縮空気25の縮流と合流し
て分散ノズル28によって分散された後、矢線Cの方向
へ送出されて気流分級機29へ導入される。
解砕ノズル24から送出された粉体の混合流は、圧縮空
気25によって10倍以上に希釈され、分級に最適とさ
れる固気比が0.1以下の混合流となって気流分級機2
9へ供給される。
本実施例における分散ノズル28は、粉体の気流中への
分散を確実にするのに効果的であった。
第4図は、本実施例の分級装置による窒化ケイ素の分級
の場合(0得られた通過骨(wt%)と粒径(μm)と
の関係図である。ここにグラフ表示線aは、解砕ノズル
24を第1図に示すように設けた場合のものでたり、グ
ラフ表示線すは解砕ノズル24を設けない場合のもので
ある。また、遠心沈降法で求めた確実に解砕したと考え
られる粒度分布をグラフ表示線Cで示した。
例えば、通過骨が50%の場合に、解砕ノズル24を設
けないときの粒径は3μmであるが、解砕ノズル24を
設けたときの粒径は0,1μmとなり、遠心沈降法によ
る場合の0゜8μmに近づいた。
「発明の効果」 以上説明したように、本発明によれば、気体又は液体を
加圧して吐出する圧力源と、上記圧力源から供給された
加圧流体によるエゼクタ作用で、原料供給部から供給さ
れた原料粉末の解砕・分散を行う第1のノズルと、上記
第1のノズル通過後の原料粉末を分級する分級機とを存
してなる分級装置において、上記原料供給部に圧力源か
らの加圧流体を導入する加圧流体導入手段とミ、上記加
圧流体に伴われて原料供給部から排出される流体・粉体
の混合流を通過させ、原料粉末の解砕・分散を行う第2
のノズルと、上記第2のノズルを通過した混合流を上記
圧力源から上記第1のノズルへ向かう加圧流体中に混入
する合流手段とを具備してなることを特徴とする粉体の
分級装置であるから、流体中に含まれた粉体は、充分に
解砕された状態で分級機に供給される。
したがって、微粉体の場合にあっても、シャープな勝れ
た分級を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る粉体の分級装置の系統
図、第2図はこの分級装置における解砕ノズル通過後の
流体の粒度分布図、第3図はこの分級装置におけるノズ
ルの詳細断面図、第4図はこの分級装置における通過分
と粒径との関係図、第5図は従莱の分級装置の系統図で
ある。 (符号の説明) 21・・・原料供給機   24・・・解砕ノズル25
・・・圧縮空気管   28・・・分散ノズル29・・
・気流分級機。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)気体又は液体を加圧して吐出する圧力源と上記圧
    力源から供給された加圧流体によるエゼクタ作用で、原
    料供給部から供給された原料粉末の解砕・分散を行う第
    1のノズルと、 上記第1のノズル通過後の原料粉末を分級する分級機と
    を有してなる分級装置において、 上記原料供給部に圧力源からの加圧流体を導入する加圧
    流体導入手段と、 上記加圧流体に伴われて原料供給部から排出される流体
    ・粉体の混合流を通過させ、原料粉末の解砕・分散を行
    う第2のノズルと、 上記第2のノズルを通過した混合流を上記圧力源から上
    記第1のノズルへ向かう加圧流体中に混入する合流手段
    と、 を具備してなることを特徴とする粉体の分級装置。
JP20819885A 1985-09-19 1985-09-19 粉体の分級装置 Pending JPS6268577A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63289703A (ja) * 1987-05-19 1988-11-28 Ngk Spark Plug Co Ltd 有機物−セラミック複合材料
JPH03178375A (ja) * 1989-12-06 1991-08-02 Canon Inc 気流分級機及び気流分級方法
JPH05329449A (ja) * 1992-05-27 1993-12-14 Nittetsu Mining Co Ltd 気流分級機における原料供給方法
JP2012200617A (ja) * 2011-03-23 2012-10-22 Kawata Mfg Co Ltd エアロゾル搬送用流路および粉体分級装置

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