JPS62682Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS62682Y2
JPS62682Y2 JP1980158108U JP15810880U JPS62682Y2 JP S62682 Y2 JPS62682 Y2 JP S62682Y2 JP 1980158108 U JP1980158108 U JP 1980158108U JP 15810880 U JP15810880 U JP 15810880U JP S62682 Y2 JPS62682 Y2 JP S62682Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
cap
mouth tube
window hole
top plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1980158108U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5781841U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1980158108U priority Critical patent/JPS62682Y2/ja
Publication of JPS5781841U publication Critical patent/JPS5781841U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS62682Y2 publication Critical patent/JPS62682Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、特に液体芳香剤用の収納容器に関す
るものであつて、容器の開閉を簡単に達成し得る
ようにすると共に開口状態の微調整を可能なもの
とし、更には温度差によつて生じる内左の変化に
判い開口時に芳香剤が直接浸出してしまうことの
ないようにすることを目的とするものである。
液体芳香剤を収納する容器は、倒してしまつて
内容液が漏れない構造にしなければならず、しか
も当然ながら芳香が外部に流出することが要求さ
れる。
しかも液体芳香剤は、容器の密封時に於て、温
度の上昇により内圧が増加し、その状態で開封す
ると内容液が圧力によつて外部に直接噴出してし
まう虞れがあつた。
本考案に係る芳香剤容器は、上述した点に鑑み
て案出されたものであつて、壜本体に立設した口
筒部内から浸透体を吊下げると共に、窓孔に穿つ
た中キヤツプを回動自在に組み付け、更に中キヤ
ツプを被嵌する形態で周面に窓孔を穿つた外キヤ
ツプを本体に回動自在且つ抜け出し不能に組み付
け、外キヤツプの回転と一体的に中キヤツプの回
動を図つたものであり、以下その実施例を図面に
従つて説明する。
先ず符号1は容器本体であつて主として硝子で
成形され、胴部2に連続する頂板の中心部に口筒
部3が立設されている。
当該口筒部3の外周面には螺条5が刻設されて
おり、更に当該螺条5の下方であつて口筒部3の
下部には係止突条6が周設されている。尚、図示
例では口筒部3と頂板との連続部には180〔゜〕
の角度で対向して一対の係止突起7が設けられて
いる。
次いで口筒部3内上端部には保持治具8が密に
嵌入される。当該保持治具8は外径が口筒部3の
内径にほぼ等しい円筒形状の筒部9の上端外周面
に鍔部10を周設した構成であつて、口筒部3内
に筒部9が上方よりきつく嵌め込まれ、且つ鍔部
10下面が口筒部3上端面に密着して当接するこ
とになる。そして筒部9内には、フエルト等によ
る液体浸透性のよい材質による浸透体31が嵌装
される形態で吊り下げられ、その下端は本体1内
の底部にまで到達していて本体1内の芳香剤Aを
浸み上げて気化させることが出来るようになつて
いる。
次に本体1の口筒部3には、有頂板円筒形状の
中キヤツプ13が螺合組み付けされる。
即ち、中キヤツプ13の胴部15内面には螺条
18が刻設されてあり、該螺条18を口筒部3の
螺条5と螺合させることにより組み付けるのであ
るが、その頂板14の下面には、口筒部3上端部
内に嵌め込まれた保持治具8の鍔部10上面に対
応してシール条17が設けられてあり、中キヤツ
プ13を口筒部3に螺合限まで組み付けた際に該
シール条17が鍔部10上面に密に当接して本体
1の密封が達成されるようになつている。
中キヤツプ13の胴部15上端部には、等間隔
に数個の窓孔16が穿たれており、また、胴部1
5外周面下部には一個若しくは数個の縦突条19
が設けられている。
次いで、符号20は有頂板円筒形状の外キヤツ
プであつて中キヤツプ13を被嵌する形態で中キ
ヤツプ13とは回転不能で且つ上下動自在に、本
体1に回転自在に組み付けられる。
即ち、頂板21から連続する周壁22には、数
本の窓孔23が縦に穿設されてあり、周壁22の
内周面には中キヤツプ13外周面の縦突条19に
対応して縦溝24が設けられ、縦突条19が縦溝
24内に上方より嵌入することによつて、外キヤ
ツプ20と中キヤツプ13との相互回転は防止さ
れる。上記縦溝24は、図示例では、周壁22内
面に平行に二本の縦突条を設けて形成されてい
る。そして更には周壁22内面下端部には、アン
ダーカツト25が設けられていて、該アンダーカ
ツト25が本体1の頂面4に組み付くことによ
り、外キヤツプ20は本体1に抜け出し不能且つ
回転自在に組み付けられるのであるが、その具体
的実施形態は、図示例では以下の如くである。
つまり、本体1の頂面4には、口筒部3の外周
に沿つて、表示板26が乗載して嵌め込み固定さ
れている。当該表示板26は幅広なリング状の平
板部27内周端部に短筒状の筒片28を立設し、
該筒片28の上端外周面に前記外キヤツプ20の
アンダーカツト25に対応する係止突条29を突
周設した構成であつて、従つて筒片28の外径は
外キヤツプ20の内径とほぼ等しく、表示板26
は本体1と一体となつて外キヤツプ20を回動自
在且つ上方への抜け出し不能に保持するのであ
る。
ところで上記表示板26は外キヤツプ20を保
持すると同時に、外キヤツプ20の回動量を示す
ようになつている。即ち、平板部27の上面に
は、所定の間隔をあけて放射状に例えば「閉」
「中」「全開」といつたような表示Bを付すると共
に、外キヤツプ20の頂板21上面に指示標Cを
付しておく(第2図参照)。そして外キヤツプ2
0と一体的に回動する中キヤツプ13の回動限即
ち本体1が密封された状態に於て指示標Cが平板
部27の「閉」の表示Bを指示するようにし、外
キヤツプ20を回動させて後述するように中キヤ
ツプ13の窓孔16が完全に開いた状態に於いて
指示標Cが「全開」の表示Bを指示するようにす
るのである。
また、前記表示板26の筒片28の内周面上端
には斜め上方に向けて係止片30が突設されてい
て、該係止片30上端が口筒部3の係止突条6下
面に当接するようになつており、更に平板部27
内周縁には、本体1の頂面4に設けられた係止突
起7に周方向に係合する凹部が形成されている。
さて、第3図、第4図は前述した保持治具8の
実施例を示したものである。
つまり、浸透体31を吊下保持する保持治具8
には、前述したように閉塞時に於ける温度差によ
つて生じる内圧の上昇による芳香剤Aの浸出を防
ぐべく、本体1内を浸透体31を介することなく
直接開放する通気路を形成するのがよい。
そこで第3図に示す如く、係止治具8を二重壁
構造とし、この二重壁の上端間を連設する頂板部
分に通気孔1を開孔するなり、第4図に示す如く
一条螺子12により浸透体31を保持するように
して、保持治具と浸透体31との間に間隙Sを形
成し、この間隙Sを通して本体1内の空気を通過
させる。
この第4図実施例の場合、本体1が開放された
状態のまま誤まつて倒しても、この間隙Sは小さ
いので、液体芳香剤は通過出来ず漏出を防ぐこと
が出来る。
本考案に係る芳香剤容器は以上説明したような
構成となつている。
従つて第1図に示した如く中キヤツプ13のシ
ール条17が保持治具8の鍔部10上面に当接し
た本体1の密封状態で外キヤツプ20を所定開放
方向に回動させると、外キヤツプ20と中キヤツ
プ13とは縦突条19と縦溝24とによつて周方
向に係合しているので中キヤツプ13もまた口筒
部3との螺合が解かれて同一方向に回動する。こ
のとき外キヤツプ20はアンダーカツト25によ
り本体1に係止しているので、上方への抜け出し
は防止されるが中キヤツプ20は縦溝24に沿つ
て上昇することになり、第1図で仮想線にて示し
た如く窓孔16が口筒部3上端より臨んで内部と
連通状態となり、芳香は該窓孔16から外キヤツ
プ20内を通過して窓孔23から外部に流出する
のである。
逆に上記窓孔16を閉じるには外キヤツプ20
を逆方向に回転させて中キヤツプ20を下降せし
めればよく、この上記開口状態に応じて前出の表
示板26に於ける表示B等が定められることにな
る。
本考案は以上説明したような構成、作用となつ
ている。
従つて本体の開閉及び開状態の調整が極めて簡
単である。また外観上、開状態と閉状態が変わら
ないので外部から内部の構造が見えず甚だ体裁の
よいものとなつている。そして部品が少なく組み
立ても容易であり、本考案は優れて有効なもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る容器の半断面図、第2図
は同じく平面図、第3図は保持治具の実施例を示
す断面図、第4図は他の実施例を示す断面図であ
る。 1……本体、3……口筒部、8……保持治具、
13……中キヤツプ、16……窓孔、20……外
キヤツプ、23……窓孔、26……表示板、31
………浸透体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外周面に螺条5を刻設した口筒部3を胴部2か
    ら立設した本体1と、該本体1の口筒部3に密に
    組付いて、前記本体1内に収納された液体芳香剤
    Aを浸透させて気化させるフエルト等の浸透体3
    1を吊下保持する保持治具8と、前記口筒部3に
    螺合する有頂板円筒形状で、頂板14下面に前記
    口筒部3の開口部を密封するシール条17を設け
    ると共に胴部15の上端部に窓孔16を設けた中
    キヤツプ13と、該中キヤツプ13を被嵌する有
    頂円筒形状で、前記中キヤツプと回転不能ではあ
    るが上下動自在に縦突条19と縦溝24により組
    み付くと共に前記本体1に対し回動自在で且つ抜
    け出し不能にアンダーカツト25により組付き、
    更に周壁22に窓孔23を設けた外キヤツプ20
    とから成る芳香剤容器。
JP1980158108U 1980-11-05 1980-11-05 Expired JPS62682Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980158108U JPS62682Y2 (ja) 1980-11-05 1980-11-05

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980158108U JPS62682Y2 (ja) 1980-11-05 1980-11-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5781841U JPS5781841U (ja) 1982-05-20
JPS62682Y2 true JPS62682Y2 (ja) 1987-01-09

Family

ID=29517188

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980158108U Expired JPS62682Y2 (ja) 1980-11-05 1980-11-05

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62682Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS558488B2 (ja) * 1975-01-27 1980-03-04
JPS5510699B2 (ja) * 1971-12-23 1980-03-18

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5554973Y2 (ja) * 1978-07-05 1980-12-19
JPS5555725Y2 (ja) * 1979-01-25 1980-12-24

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5510699B2 (ja) * 1971-12-23 1980-03-18
JPS558488B2 (ja) * 1975-01-27 1980-03-04

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5781841U (ja) 1982-05-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4779773A (en) Container cap with turnable retractable nozzle
US5480054A (en) Brew-through cap for thermal container
JPS62682Y2 (ja)
JPS6124272Y2 (ja)
JPS5821399Y2 (ja) チユ−ブ
JPS6219568Y2 (ja)
JPH0437086Y2 (ja)
JPS5822746Y2 (ja) 液体用芳香剤容器
JPS5830497Y2 (ja) 液体用芳香剤容器
JPH0136772Y2 (ja)
JPH0352685Y2 (ja)
JP2507880Y2 (ja) 回転注出体を備えた蓋体
CN220683067U (zh) 拼装式保鲜罐
JPS622048Y2 (ja)
CN220466261U (zh) 一种瓶盖及灌装产品
JP3889170B2 (ja) 化粧料容器
JPH0523490Y2 (ja)
JPS5932648U (ja) 液体注出容器
JPH026898Y2 (ja)
JPS5830496Y2 (ja) 液体用芳香剤容器
JPH0354019Y2 (ja)
KR200295694Y1 (ko) 병마개 조립체
JPH0312673Y2 (ja)
JPS6327645Y2 (ja)
JPS6238593Y2 (ja)