JPS6268280A - 研削砥石の求心シム形成方法 - Google Patents
研削砥石の求心シム形成方法Info
- Publication number
- JPS6268280A JPS6268280A JP21993486A JP21993486A JPS6268280A JP S6268280 A JPS6268280 A JP S6268280A JP 21993486 A JP21993486 A JP 21993486A JP 21993486 A JP21993486 A JP 21993486A JP S6268280 A JPS6268280 A JP S6268280A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grindstone
- grinding wheel
- shim
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- forming
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はセラミックス又は樹脂製保持体の外周面に硬質
砥粒層を設けた研削砥石の求心シム形成方法に関するも
のである。
砥粒層を設けた研削砥石の求心シム形成方法に関するも
のである。
本発明の目的は、前記研削砥石を砥石スリーブに装着し
た際の硬質砥粒層外周面の振れをなくすることである。
た際の硬質砥粒層外周面の振れをなくすることである。
かかる研削砥石はビトリファイド砥石類似物よりなる多
孔質セラミックス又はレジノイド砥石類似物よりなる樹
脂製保持体外周面に、ダイヤモンド、立方晶窒化硼素等
の硬質砥粒を合成樹脂結合剤あるいはビトリファイド結
合剤にて結合した硬質砥粒層を有し、これを砥石スリー
ブに装着した上研削盤の砥石軸に取付けると、砥石スリ
ーブとの嵌合クリアランスによって砥粒層外径の振れが
少なからず生じていた。前記硬質砥粒は非常に高価であ
り、振れを取り除くための修正量は極力少な(すること
が好ましい。
孔質セラミックス又はレジノイド砥石類似物よりなる樹
脂製保持体外周面に、ダイヤモンド、立方晶窒化硼素等
の硬質砥粒を合成樹脂結合剤あるいはビトリファイド結
合剤にて結合した硬質砥粒層を有し、これを砥石スリー
ブに装着した上研削盤の砥石軸に取付けると、砥石スリ
ーブとの嵌合クリアランスによって砥粒層外径の振れが
少なからず生じていた。前記硬質砥粒は非常に高価であ
り、振れを取り除くための修正量は極力少な(すること
が好ましい。
しかしながら、砥石スリーブ装着の際の振れを少なくす
るためには、砥石スリーブとの嵌合クリアランスを小さ
くすれば良いが、保持体がセラミックス又は樹脂製であ
ると金属製保持体と異なり精密な内径加工が出来ないば
かりでなく、セラミックスの保持体より砥石スリーブ(
鉄)の方が熱−膨張が大きいため、ある程度のクリアラ
ンスが必要であった。
るためには、砥石スリーブとの嵌合クリアランスを小さ
くすれば良いが、保持体がセラミックス又は樹脂製であ
ると金属製保持体と異なり精密な内径加工が出来ないば
かりでなく、セラミックスの保持体より砥石スリーブ(
鉄)の方が熱−膨張が大きいため、ある程度のクリアラ
ンスが必要であった。
従って前記研削砥石を砥石スリーブに装着すると嵌合部
クリアランスに応じた比較的大きな振れが生じていた。
クリアランスに応じた比較的大きな振れが生じていた。
この振れをなくするためには、高価な砥粒をダイヤモン
ドホイールで削り取らなければならず、不経済であると
ともに研削前段階の振れ修正に長時間を票していた。
ドホイールで削り取らなければならず、不経済であると
ともに研削前段階の振れ修正に長時間を票していた。
本発明はこのような問題を解消せんとするものであり、
砥石スリーブとの嵌合クリアランスを小さくし、かつ砥
石スリーブの熱膨張を吸収する弾性力を有する求心シム
を保持体内周面に形成する好適な方法を提供するもので
ある。以下本発明の実施例を図面によって説明する。第
1図において、10は発明の方法によって形成された研
削砥石で、ビトリフプイド砥石類似物よりなる多孔質セ
ラミックス又はレジノイド砥石類似物よりなる保持体1
1と、この保持体11の外周面に層状に設けられたダイ
ヤモンド、立方晶窒化硼素等の硬質砥粒を合成樹脂結合
剤又はビトリファイド結合剤にて結合した硬質砥粒[1
2と、保持体11の中心穴13内周面に設けられた求心
シム14とにより構成されている。かかる研削砥石10
は第2図に示すように砥石スリーブ20に装着された状
態においては、嵌合部外周面20aに求心シム14が当
接して砥石スリーブ20に対する心出しがなされ、フラ
ンジ部材21及び砥石スリーブ20と一体のフランジ部
20bにて挟着保持される。かかる求心シム14の作用
により新たに研削砥石10を砥石スリーブ20に装着し
ても硬質砥粒層12の外径振れは最小限に抑えられる。
砥石スリーブとの嵌合クリアランスを小さくし、かつ砥
石スリーブの熱膨張を吸収する弾性力を有する求心シム
を保持体内周面に形成する好適な方法を提供するもので
ある。以下本発明の実施例を図面によって説明する。第
1図において、10は発明の方法によって形成された研
削砥石で、ビトリフプイド砥石類似物よりなる多孔質セ
ラミックス又はレジノイド砥石類似物よりなる保持体1
1と、この保持体11の外周面に層状に設けられたダイ
ヤモンド、立方晶窒化硼素等の硬質砥粒を合成樹脂結合
剤又はビトリファイド結合剤にて結合した硬質砥粒[1
2と、保持体11の中心穴13内周面に設けられた求心
シム14とにより構成されている。かかる研削砥石10
は第2図に示すように砥石スリーブ20に装着された状
態においては、嵌合部外周面20aに求心シム14が当
接して砥石スリーブ20に対する心出しがなされ、フラ
ンジ部材21及び砥石スリーブ20と一体のフランジ部
20bにて挟着保持される。かかる求心シム14の作用
により新たに研削砥石10を砥石スリーブ20に装着し
ても硬質砥粒層12の外径振れは最小限に抑えられる。
これによって砥石の振れ修正量も少くなり高価な硬質砥
粒を有効に活用できることになり、砥石修正に要する時
間も大幅に減じられる。
粒を有効に活用できることになり、砥石修正に要する時
間も大幅に減じられる。
次に前記求心シム14の形成方法について説明する。第
3図において砥石スリーブ20又はこれの類似物として
の型部材25を水平面内で回転可能に支持する。型部材
25には、砥石スリーブ20の嵌合部20aと同一外径
寸法をなし、かつ回転中心に対し同心円をなすシム形成
用基準面26が設けられている。この基準面26の軸方
向高さhは研削砥石10の@bより小さくなっており、
その端面にはシリコンゴムの流れ止め作用をなす突起2
7が突設されている。かかる型部材25の基準面26と
前記研削砥石10の中心穴13とを嵌合させる。尚中心
穴13の内径は基準面26の外径より悄々大きく、半径
で0.2鶴程度のクリアランスが形成されるようになっ
ている。このクリアランスが円周方向にほぼ一様になる
ように設定し、ダイヤルインジケータ28を硬質砥粒[
12の外周面に接触させて型部材25を回転させながら
外径振れが最小になるように型部材25の周縁に設けた
調整ねじ29にて研削砥石10の心出しをする。心出し
後前記基準面26と中心穴13とのクリアランスにシリ
コンゴム(2液型RTVゴム)を円周上数個所において
流し込む。かかるシリコンゴムは25℃において粘度2
00ポイズであり、前突起27からあふれない程度流し
込んでおけば重力作用で狭い隙間にも浸透する。このま
ま1昼夜放置すれぼりコンゴムは硬化し型部材25から
抜き取れるようになる。完全硬化するには3〜4日かか
り、硬度45程度まで硬化する。
3図において砥石スリーブ20又はこれの類似物として
の型部材25を水平面内で回転可能に支持する。型部材
25には、砥石スリーブ20の嵌合部20aと同一外径
寸法をなし、かつ回転中心に対し同心円をなすシム形成
用基準面26が設けられている。この基準面26の軸方
向高さhは研削砥石10の@bより小さくなっており、
その端面にはシリコンゴムの流れ止め作用をなす突起2
7が突設されている。かかる型部材25の基準面26と
前記研削砥石10の中心穴13とを嵌合させる。尚中心
穴13の内径は基準面26の外径より悄々大きく、半径
で0.2鶴程度のクリアランスが形成されるようになっ
ている。このクリアランスが円周方向にほぼ一様になる
ように設定し、ダイヤルインジケータ28を硬質砥粒[
12の外周面に接触させて型部材25を回転させながら
外径振れが最小になるように型部材25の周縁に設けた
調整ねじ29にて研削砥石10の心出しをする。心出し
後前記基準面26と中心穴13とのクリアランスにシリ
コンゴム(2液型RTVゴム)を円周上数個所において
流し込む。かかるシリコンゴムは25℃において粘度2
00ポイズであり、前突起27からあふれない程度流し
込んでおけば重力作用で狭い隙間にも浸透する。このま
ま1昼夜放置すれぼりコンゴムは硬化し型部材25から
抜き取れるようになる。完全硬化するには3〜4日かか
り、硬度45程度まで硬化する。
尚シリコンゴムを流し込む前に、前記基準面26側には
離型剤としてシリコングリースを塗布し、研削砥石内周
面は表面を清浄にして油分を除去した上接着前処理剤と
してのプライマT(信越化学士Uj、)にて表面処理を
しておく。
離型剤としてシリコングリースを塗布し、研削砥石内周
面は表面を清浄にして油分を除去した上接着前処理剤と
してのプライマT(信越化学士Uj、)にて表面処理を
しておく。
型部材25から取出した後シリコンゴムの余分な部分、
即ち基準面26と中心穴13内周面との間に流入した部
分以外のシリコンゴムを切取り取り除いておく。
即ち基準面26と中心穴13内周面との間に流入した部
分以外のシリコンゴムを切取り取り除いておく。
このようにして形成した求心シム14は、硬化後といえ
どもゴム体であるので適度の弾性を有し、砥石スリーブ
20の熱膨張によるクリアランスの変化を吸収すること
ができるので、保持体内周面に亀裂を生じさせるような
応力の発生を防止できる。
どもゴム体であるので適度の弾性を有し、砥石スリーブ
20の熱膨張によるクリアランスの変化を吸収すること
ができるので、保持体内周面に亀裂を生じさせるような
応力の発生を防止できる。
又求心シム14の心出し作用によって砥石スリーブ装着
時の研削砥石の振れを非常に小さくすることができ、砥
石の修正量も少なくなり経済的であるとともに修正時間
も短くてすむ利点を有する。
時の研削砥石の振れを非常に小さくすることができ、砥
石の修正量も少なくなり経済的であるとともに修正時間
も短くてすむ利点を有する。
尚2、上記実施例における求心ジムは中心穴内周面に数
個所付設したものであったが、これに限らず円周方向に
連続したシムであっても有効である。
個所付設したものであったが、これに限らず円周方向に
連続したシムであっても有効である。
図面は本発明の実施例を示すものであって、第1図は本
発明方法によって形成された研削砥石の正面図、第2図
は砥石不リーブ挿着状態における縦断面図、第3図はシ
ム形成状態を示す図である。 10・・・研削砥石、11・・・保持体、12・・・硬
質砥粒層、14・・・求心シム、20・・・砥石スリー
ブ、21・・・フランジ、25・・・型部材。
発明方法によって形成された研削砥石の正面図、第2図
は砥石不リーブ挿着状態における縦断面図、第3図はシ
ム形成状態を示す図である。 10・・・研削砥石、11・・・保持体、12・・・硬
質砥粒層、14・・・求心シム、20・・・砥石スリー
ブ、21・・・フランジ、25・・・型部材。
Claims (1)
- (1)ビトリファイド砥石類似物よりなる多孔質セラミ
ックス又はレジノイド砥石類似物よりなる樹脂製の保持
体外周面に、ダイヤモンド、立方晶窒化硼素等の硬質砥
粒を合成樹脂結合剤又はビトリファイド結合剤にて結合
させた硬質砥粒層を有する研削砥石の求心シム形成方法
であって、水平面内で回転可能に軸承され、砥石スリー
ブの嵌合部と同一外径寸法を有しかつ回転中心に対し同
心円をなすシム形成用基準面を形成した型部材上に前記
研削砥石をほぼ同心状に載置し、ダイヤルインジケータ
を硬質砥粒層の外周面に接触させつつ型部材を回転して
外径振れが最小になるように研削砥石を心出し、心出し
後前記基準面と中心穴とのクリアランスにシリコンゴム
を流し込み、硬化後型部材から型抜きする研削砥石の求
心シム形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21993486A JPS6268280A (ja) | 1986-09-18 | 1986-09-18 | 研削砥石の求心シム形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21993486A JPS6268280A (ja) | 1986-09-18 | 1986-09-18 | 研削砥石の求心シム形成方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6268280A true JPS6268280A (ja) | 1987-03-28 |
JPH028867B2 JPH028867B2 (ja) | 1990-02-27 |
Family
ID=16743313
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21993486A Granted JPS6268280A (ja) | 1986-09-18 | 1986-09-18 | 研削砥石の求心シム形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6268280A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106181791A (zh) * | 2016-08-22 | 2016-12-07 | 哈尔滨理工大学 | 一种组合式砂轮 |
-
1986
- 1986-09-18 JP JP21993486A patent/JPS6268280A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106181791A (zh) * | 2016-08-22 | 2016-12-07 | 哈尔滨理工大学 | 一种组合式砂轮 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH028867B2 (ja) | 1990-02-27 |
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