JPS6267222A - エンジンの燃焼室 - Google Patents

エンジンの燃焼室

Info

Publication number
JPS6267222A
JPS6267222A JP20743785A JP20743785A JPS6267222A JP S6267222 A JPS6267222 A JP S6267222A JP 20743785 A JP20743785 A JP 20743785A JP 20743785 A JP20743785 A JP 20743785A JP S6267222 A JPS6267222 A JP S6267222A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piston
squish
engine
combustion chamber
curved surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20743785A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Shiraishi
徹 白石
Toshiharu Masuda
益田 俊治
Yoshihiko Imamura
今村 善彦
Tatsuya Uesugi
達也 上杉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP20743785A priority Critical patent/JPS6267222A/ja
Publication of JPS6267222A publication Critical patent/JPS6267222A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、エンジンの燃焼室に関するものである。
(従来技術) エンジンにおいては、その高出力化を図るためのひとつ
の手段として燃焼室の容積を小さくして混合気の圧縮比
を高めることが知られており、このような技術思想に立
脚する従来技術としては、例えば特開昭54−1458
08号公報に開示される如くピストン上面に凹陥状の燃
焼室を形成し、これによって該燃焼室容積の縮少を図る
ようにしたいわゆるボウルインピストンタイプのエンジ
ンが知られている。
一方、近年、吸気弁あるいは排気弁を一気筒当たり複数
個設けて吸・排気効率を向上させもってエンジンの出力
アップを図るようにした多弁式エンジンも開発されてい
る。
また、このような多弁式エンジンに上記の如きボウルイ
ンクイブのピストンを適用する場合には、冬服・排気弁
が燃焼室にうまく臨むようにする必要があり、このこと
から、ピストン上面を屋根状に傾斜する2つの傾斜面を
有するペントルーフ状に形成し、この2つの傾斜面部分
にそれぞれ所定個数づつ吸・排気ポートを形成するよう
にしたいわゆるペントルーフタイプピストンをもつエン
ジンも開発されている。
ところで、一般にピストン上面に燃焼室を形成したボウ
ルインピストンタイプのエンジンにおいては、燃焼室に
臨んで形成されるスキッシュゾーンのボリュームが、他
の形状のピストンを備えたエンジンに比して大きくなる
。ところが、このスキッシュゾーンのボリュームを縮小
させることは、燃焼室容積を小さくして混合気の高圧縮
比化を図るというボウルインピストンタイプエンジンの
特性を堅持することを意図する限りにおいて自ずと限界
がある。
このことは、上述の如くボウルインピストンのピストン
上面をペントルーフ状に形成した型式のエンジンにおい
ても同様である。
従って、このようにスキッシュゾーンのボリュームが比
較的大きくなる形式のエンジンにおいては、スキッシュ
ゾーンのボリューム増大に伴なってスキッシュ量が増加
するところから、スキッシュの強さが比較的弱くなり混
合気の撹拌混合作用が低下するという傾向がある。この
ため、スキッンユゾーン部分における混合気の燃焼が燃
焼室内部の燃焼に比して緩慢になり、未燃炭化水素(以
下、これをHCと略称する)の発生量が増加し、エンノ
ンの排気エミッションの悪化を招くというおそれがある
(発明の目的) 本発明は」−記従来技術の項で指摘した問題点を改善し
ようとするもので、混合気のミキシング作用を促進させ
て高水準の燃焼特性を得るようにしたエンジンの燃焼室
を提供することを[」的とするものである。
(目的を達成するための手段) 本発明は上記の目的を達成するための手段として、ピス
トン−L而がピストン径方向に傾斜する2而で構成され
ているペントルーフ状のピストンを有するエンジンにお
いて、上記ピストン上面の2つの傾斜面のうち少なくと
もいずれか一方をピストン円周方向に傾斜させたもので
ある。
(作 用) 本発明では上記の手段により、ピストン径方向に傾斜す
るペントルーフ状の2つの傾斜面のうち少なくともいず
れか一方がピストン周方向へも傾斜せしめられているた
め、スキッンユゾーンに発生するスキッシュはピストン
周方向への旋回流となり、このため、例えば、スキッシ
ュによる旋回流がスワールの旋回方向と同方向である場
合には、該スワールの旋回力が増強されこれにより混合
気のミキシング作用が促進され、またスキッシュによる
旋回流がスワールの旋回方向と逆方向である場合には、
スキッシュによる旋回流とスワールによる旋回流とがピ
ストン周方向において相互に衝突混合しこれにより混合
気のミキシング作用が促進されることになる。
(実施例) 以下、第1図ないし第5図を参照して本発明の好適な実
施例を説明する。
(構成) 第1図には本発明の実施例に係る自動車用エンジンの燃
焼室部分が示されている。このエンジンは第1図及び第
3図に示す如く2つの吸気ボート6A、6Bとひとつの
排気ポ ドアを備えた多弁型エンジンであり、第1図な
いし第3図において符号lはピストン嵌挿穴15を有す
るシリンダブロック、2はシリンダブロック1の上面1
bJ−に衝合固定されたシリンダヘッド、3はピストン
である。
シリンダヘッド2は、第1図及び第2図に示4゛ように
その下面2aの−に記ピストン嵌挿穴15に重合する位
置に、略皿状の四部14を形成している。この凹部14
は、その径方向において対向する2位置からそれぞれそ
の中央部に向かってト昇傾斜する2つの傾斜面14a、
14bと該傾斜面14a、14bの両端部に位置する2
つの弯曲面14c。
14dとを有している。この2つの傾斜面14a。
14bのうち、一方の傾斜面14a(以下、第1の傾斜
面という月4aには、エンジンの高負荷運転時において
のみ開口される第1の吸気ボート6Aと、エンジンの全
負荷域を通じて開[コされる第2の吸気ボート6Bか並
設間[コされている。尚、この第1の吸気ボート6Aに
は、エンジンの運転状態に応じて該第1の吸気ボート6
Aを開閉する開閉弁13が設けられている。一方、第2
の傾斜面14bには、排気ボート7が開口されている。
尚、第1図において符号8は吸気弁、9は排気弁、IO
は点火栓である。
ピストン3は、第1図及び第2図並びに第4図及び第5
図に示す如くその上面3aの中央部に、適宜容積をもち
、燃焼室4として機能する凹陥部5を形成している。又
、このピストン3の上面3aは、上記シリンダヘッド2
の凹部I4の一対の傾斜面14a、14bと一対の弯曲
面14c、14dに対してそれぞれ近接対向可能な2つ
の傾斜面(特許請求の範囲中の傾斜面に該当する)3b
、3cと2つの弯曲面3d、3eとを有するペントルー
フ状に形成されている。このピストン3をエンジン側に
装着した状態においては、その一対の傾斜面のうち一方
の傾斜面3b(以下、第1の傾斜面という)が上記シリ
ンダヘッド2の第1の傾斜面14aに、他方の傾斜面3
c(以下、第2の傾斜面という)が上記シリンダヘッド
2の第2の傾斜面14bに、また一対の弯曲面のうち、
一方の弯曲面3d(以下、第1の弯曲面という)が上記
シリンダヘッド2の第1の弯曲面14cに、他方の弯曲
面3e(以下、第2の弯曲面という)が上記シリンダヘ
ッド2の第2の弯曲面14dにそれぞれ対向せしめられ
るようになっている。又、ピストン3の上死点位置にお
いては、第1図及び第2図に示す如くピストン3側の2
つの傾斜面3b、3cとシリンダヘッド2側の2つの傾
斜面14a、14bとの間においてはこれら各傾斜面が
それぞれ平行状態で近接対向して両者間にそれぞれ僅少
のクリアランスをもつ傾斜面側スキッシュゾーン11.
11が形成され、また第2図に示す如くピストン3側の
2つの弯曲面3d、3eとシリンダヘッド2側の2つの
弯曲面14c、14dとの間においてはこれら各弯曲面
がそれぞれ近接対向して両者間に僅少のクリアランスを
もつ側端部側スキッシュゾーンl 2,12がそれぞれ
形成される。
さらに、この実施例においては、本発明を適用してピス
トン上面3aの2つの傾斜面3b、3cを第2図及び第
5図に示す如くピストン周方向へ適宜角度づつ傾斜させ
ている。即ち、第1の傾斜面3bは、第5図において羽
矢印Aで示す如く第1弯曲=7− 面3d側から第2弯曲面3e側に向って下降傾斜し、ま
た第2の傾斜面3cは、羽矢印Bで示す如く第2弯曲面
3e側から第1弯曲面3d側に向って下降傾斜している
(換言すれば、この第1の傾斜面3bと第2の傾斜面3
Cは、平面的に見ればピストン周方向の同一方向に向け
て下降傾斜している)。
尚、第1図及び第2図において符号20は、燃焼室4(
即ち、凹陥部5)の周囲を囲むようにしてピストン内部
に形成された断熱用の中空部である。
(作動並びにその作用) 吸気ボート6 A、6 Bを介してエンジンの燃焼室4
内に吸入された混合気は、ピストン3により圧縮され、
点火栓により着火燃焼せしめられる。
この場合、ピストン3の上面3a上に形成されるスキッ
シュゾーンから燃焼室中央側に向けて吹出されるスキッ
シュ流により混合気のミキシングが促進され、混合気の
着火性能が良好に維持されるわけであるが、特に、この
実施例の如くペントルーフ状の2つの傾斜面3b、3c
を有するピストン上面3aの中央部に燃焼室4となる凹
陥部5を形成したピストン3を備えたエンジンにおいて
は、燃焼室4の周囲に形成されるスキッシュゾーン11
.11,12.12のボリュームが比較的大きく、この
ためスキッシュ量の増大によりスキッシュ力が低下し、
該スキッシュゾーン内における混合気の燃焼が緩慢とな
ってHCの発生量が多くなり易いことは既述の通りであ
る。
ところが、この実施例においては本発明を通用して、ピ
ストン上面3aの2つの傾斜面3 b、 3 cをとも
にピストン周方向においてしかも周方向に向けて下降傾
斜させているため、ピストン3の上昇行程時において各
スキッシュゾーン11,1.1,12.12から燃焼室
4側に吹出されるスキッシュは、上記傾斜面3b、3c
の周方向傾斜に起因する周方向力を受けて第5図におい
て矢印Gで示す如くピストン周方向に旋回しながら燃焼
室4内に流入する旋回流とされる。従って、例えば、こ
のスキッシュによる旋回流の方向がスワールによる旋回
流の方向と同一に設定されている場合には、該スキッシ
ュゾーンによりスワールによる旋回流が強められ、スキ
ッシュゾーン11,11,12.12部分における混合
気のミキシング作用が促進されることとなり、また逆に
、スキッシュによる旋回流の方向がスワールによる旋回
流の方向と対向するように設定されている場合には、こ
の両者の衝突・混合作用により該スキッンユゾーン11
゜11.12.12部分における混合気のミキシング作
用が促進されることとなる。このため、スキッシュゾー
ン部分における混合気の燃焼速度が早くなり、それだけ
HCの発生量が抑制され、高水準の燃焼特性並びに排気
エミッション特性が得られることとなる。
尚、上記実施例においては、ピストン上面3aの2つの
傾斜面3b、3cをともにピストン周方向へ傾斜させて
いるが、本発明はこれに限定されるものではなく、例え
ば2つの傾斜面3 b、 3 cのうち、いずれか−刃
側のみをピストン周方向へ傾斜させるようにしてもよい
。この場合でも、上記実施例の場合と同様の作用効果が
得られることは勿論である。
(発明の効果) 本発明は、ピストン上面がピストン径方向に傾斜する2
而で構成されているペントルーフ状のピストンを有する
エンジンにおいて、l−記ピストン1−而の2つの傾斜
面のうち少なくともいずれか一方をピストン円周方向に
傾斜させたごとを特徴とするものである。
従って、本発明のエンジンの燃焼室によれば、ピストン
径方向に傾斜するペントルーフ状の2つの傾斜面のうち
少なくともいずれか一方がピストン周方向へも傾斜せし
められているところからスキッシュゾーンに発生するス
キッシュはピストン周方向への旋回流となり、このため
、例えば、スキッシュによる旋回流がスワールの旋回方
向と同方向である場合には、該スワールの旋回流が増強
されこれにより混合気のミキシング作用が促進され、ま
たスキッシュによる旋回流かスワールの旋回流方向と逆
方向である場合には、スキッシュによる旋回流とスワー
ルによる旋回流とがピストン周方向において相互に衝突
混合しこれにより混合気のミキシング作用が促進される
こととなり、その結果、スキッンユ部分における混合気
の燃焼速度が高まり、該部分におけるHC発生量が可及
的に減少し、それだけ高水準の燃焼特性が実現されると
いう効果が得られることとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係る燃焼室を備えた自動車用
エンジンの縦断面図、第2図は第1図の■−■縦断面図
、第3図は第1図に示したエンジンのボート配置図、第
4図は第1図に示したピストンの斜視図、第5図は第4
図の■−■矢視図である。 1・・・・・シリンダブロック 2・・・・・シリンダヘッド 3・・・・・ピストン 3b、3c ・・・傾斜面 4・・・・・燃焼室 5・・・・・凹陥部 6・・・・・吸気ボート 7・・・・・排気ポート 11.12  ・・・スキッシュゾーン14・・・・凹
部 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、ピストン上面がピストン径方向に傾斜する2面で構
    成されているペントルーフ状のピストンを有するエンジ
    ンにおいて、上記ピストン上面の2つの傾斜面のうち少
    なくともいずれか一方がピストン円周方向に傾斜せしめ
    られていることを特徴とするエンジンの燃焼室。
JP20743785A 1985-09-18 1985-09-18 エンジンの燃焼室 Pending JPS6267222A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20743785A JPS6267222A (ja) 1985-09-18 1985-09-18 エンジンの燃焼室

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20743785A JPS6267222A (ja) 1985-09-18 1985-09-18 エンジンの燃焼室

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6267222A true JPS6267222A (ja) 1987-03-26

Family

ID=16539751

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20743785A Pending JPS6267222A (ja) 1985-09-18 1985-09-18 エンジンの燃焼室

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6267222A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63268929A (ja) * 1987-04-27 1988-11-07 Mazda Motor Corp エンジンの吸気装置
JPH01179128U (ja) * 1988-06-10 1989-12-22
WO1996030632A1 (fr) * 1995-03-28 1996-10-03 Mitsubishi Jidosha Kogyo Kabushiki Kaisha Moteur a combustion interne du type a injection dans le cylindre

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63268929A (ja) * 1987-04-27 1988-11-07 Mazda Motor Corp エンジンの吸気装置
JPH01179128U (ja) * 1988-06-10 1989-12-22
WO1996030632A1 (fr) * 1995-03-28 1996-10-03 Mitsubishi Jidosha Kogyo Kabushiki Kaisha Moteur a combustion interne du type a injection dans le cylindre

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1764491B1 (en) Combustion chamber structure for spark-ignition engine
EP0839997B1 (en) Combustion chamber structure having piston cavity
EP1350014B1 (en) Piston for internal combustion engines
JPS61169612A (ja) 内燃機関
JPH0238768B2 (ja)
JPS591329B2 (ja) 内燃機関
WO1996030633A1 (fr) Moteur a combustion interne du type a injection dans le cylindre
US4452221A (en) High squish dual swirl engine combustion chamber
JPH10317975A (ja) 筒内直接噴射式火花点火機関
JP3327168B2 (ja) 筒内噴射式内燃機関のピストン
US5163395A (en) Two stroke diesel engine
JPS5838610B2 (ja) 内燃機関
JPS6267222A (ja) エンジンの燃焼室
JPS5857613B2 (ja) 内燃機関
US4230073A (en) Combustion chamber of an internal combustion engine
JP2940232B2 (ja) 筒内噴射式内燃機関
JP2936798B2 (ja) 筒内噴射式内燃機関
JPH11287153A (ja) 内燃機関における吸排気ポ―トの配置および内燃機関用吸排気システム
JPS6314023Y2 (ja)
JPH0694808B2 (ja) エンジンの燃焼室
JPH0519008B2 (ja)
JP2867772B2 (ja) 筒内噴射式内燃機関
JP3162145B2 (ja) エンジンの燃焼室構造
JP2936805B2 (ja) 筒内噴射式内燃機関
JPH02248616A (ja) 内燃機関の燃焼室