JPS6267046A - プロスタサイクリン類及びこれらを含有する薬剤 - Google Patents

プロスタサイクリン類及びこれらを含有する薬剤

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JPS6267046A
JPS6267046A JP20453985A JP20453985A JPS6267046A JP S6267046 A JPS6267046 A JP S6267046A JP 20453985 A JP20453985 A JP 20453985A JP 20453985 A JP20453985 A JP 20453985A JP S6267046 A JPS6267046 A JP S6267046A
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Masakatsu Shibazaki
正勝 柴崎
Mikiko Sodeoka
幹子 袖岡
Katsuhiko Izeki
克彦 伊関
Maki Shinoda
篠田 真樹
Chiyoko Ishiyama
石山 千代子
Yoshio Hayashi
林 良夫
Tomei Oguri
小栗 東明
Toshimoto Kanayama
金山 敏司
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Mitsubishi Kasei Corp
Sagami Chemical Research Institute
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Mitsubishi Kasei Corp
Sagami Chemical Research Institute
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 及五分! 新規なプロスタサイクリン類およびそれを血流改善、抗
血栓などの循環改善薬、又は抗潰瘍薬として使用する用
途に関するものである。
監來玖± プロスタサイクリン(以下PGIaと記す、)は天然生
理活性物質として知られ、次式により示される構造を有
し、 その化学名は(5Z、13E)−(9α、11α、15
S)−6,9−エポキシ−11,15−ジヒドロキシブ
ロスター5.13−ジエン酸である。PG1富チ+−(
Nature)、263,663  (1976))。
かかる作用を示すPC11は血小板凝集の亢進、さらに
は血栓性傾向の増大により誘発される脳血栓、心筋梗塞
、急性狭心症の予防および治療に有用であり、動脈硬化
性疾患の予防および治療に応用できるものと期待され、
いわゆる血流改善薬としての開発力5期待される。
またPCl、をが含むプロスタグランジン類には、胃粘
膜保護作用および胃粘膜血流増加作用が知られており(
゛83炎症セミナー「プロスタグランジン」予稿集50
ページ(日本炎症学会主催)〕、かか44作を示すPC
1,はill&瘍に代表される消化管潰瘍の予防および
治療に応用できるものと期待される。
しかしながら、PCItは非常に不史定な物質であり、
このことは医−品としての実用化に対し障害となってい
る。
かかる障害を解決すぺ(PGImの6.9位炭素間の酸
素原子を炭素原子に置き換えた安定類縁体の研究が行わ
れてきた。0P−41483(特開昭54−13054
3)に代表される一般式(Il1)で示されるカルバサ
イクリン系化合物〔特開昭54−1305433、化学
式(1’V)で示される\′1 9 (0)−メタ;−Δ’−PC11(特開昭56−3
2436)はいずれも化学的に安定なpc1ml総化合
物である。また9 (o)−メタVプロスタサイクリン
(カルバサイクリン)の5位二重結合を6(9ff)位
3.L、え。、。)−7必クーΔ・・−・や −PC1,(イソカルバサイタリン、化学式(■υ化学
的に十分安定であり、強力な生理活性を有するr’G1
xll縁化合物とし°CK告さ片C〔特開昭59−13
7445)。
(OP−41483^、Iiクロベンf$)本発明考ら
は、室温においてほとんどda’*<起らない安定で且
つ優れた薬理的性質を存するプロスタサイクリン類の盪
供を目的として幅広い研究を行なった結果、新規なプロ
スタサイクリン類を創製し、該化合物が強力な血小板凝
集抑制作用、血圧降下作用、血管拡張作用および抗潰瘍
作用をもち、かつ毒性が低いことを見い出し、本発明を
完成するに至った。
すなわち本発明は式(1) (式中、R1は−CosR″基(基中、Rs水素原子、
又は炭素数1 = 12の直鎖もしくは分枝鎖アルキル
基、又は炭素数7〜12のアラルキル基、又は置換され
ていないか少なくとも1個の炭素数1〜4のアルキル基
で置換されている炭素数4〜7のシクロアルキル基ヌは
yt換もしくは非置換のフェニル基、又は1当量のカチ
オンを表わす)、又は−CONR轟R?基(基中、Rh
 、 R1は同じでも異なってもよいか各々水素原子、
又は炭素数1〜lOのアルキル基、又はR1とR1はそ
れらが結合している窒素原子と一諸になって更にヘテロ
原子を含有していてもよい5〜6員の置換もしくは非置
換の環を表わりを表わし、Aは 1)  −CH−CH−CH−CH− m−C=C−CI(tCHl− 1i1)   CHICHt   CIC−1v)  
−CH=N−OCR1− v )  −CHxCHx−N H−CHz−vi1)
−C=CH−CHxCHt− N であり、Bはトランス−CH−CH−又は−C=C−基
を表わし、R″は炭素数3〜lOの直鎖もしくは分枝鎖
アルキル基、又は置換されていないか少なくとも1個の
炭素数1〜4のアルキル基で置換されている炭素数4〜
7のシクロアルキル基、又は炭素1113〜12の直鎖
もしくは分枝鎖アルケニル基、又は炭素数3〜8の直鎖
もしくは分枝鎖アルキニル基、又は置換されていてもよ
いフェニル基又はフェノキシ基で、あるいは炭素数1−
6のアルコキシ基で、あるいは炭素数5〜8のシクロア
ルキル基で置換されている炭素数1〜3の1!換アルキ
ルを表わし、Rzは水素原子、メチル基又はビニル基を
表わし、R1は水素原子、又は炭素数1〜7のアシル基
、トリ (炭素数1〜7)炭化水素−シリル基、又は水
酸基の酸素原子と共にアセタール結合を形成する基を表
わし、Aで表わされる置換基中の二重結合はE又は2、
又はそれらの混合物であり、R寞で表わされる置換基中
の不斉中心はR−配置又はS−配置、又はそれらの混合
物である。〕で表わされるプロスタサイクリン類に関す
る。またこれらプロスタサイクリン類又はその酸の非毒
性塩あるいはこれらのシクロデキストリン包接化合物を
有効成分とする循環改善作用および抗潰瘍作用を有する
薬剤に関する。
RIは=CHよR5又は−CONR”R’を表わし、こ
こでR%は水素原子、又は炭S数1〜12の直鎖もしく
は分枝鎖アルキル基、又は炭素数7〜12のアラルキル
基、又は置換されていないか少なくとも1個の炭素数1
〜4のアルキル基で置換されている炭素数4〜7のシク
ロアルキル基、又は置換もしくは非置換のフェニル基、
又は1当量のカチオンである。炭素数1〜12の直鎖も
しくは分枝鎖アルキル基としては、例えばメチル、エチ
ル、n−プロピル、1so−プロピル、n−ブチル、5
eC−ブチル、t+5rt−ブチル、n−ペンチル、1
so−アミル、n−ヘキシル、n−ヘプチル、n−オク
チル、n−ノニル、n−デシル、n−ウンデシル、n−
ドデシル等を挙げることができる。
炭素数7〜12のアルキル基としては、例えば、ベンジ
ル、l−フェネチル、2−フェネチル、3−フェニルブ
チル、4−フェニルブチル、1−(2−ナフチル)エチ
ル、2− (1−ナフチル)工されている炭素数4〜7
のシクロアルキル基とじチル、1−ブチルシクロブチル
、2−メチルシクロブチル、2−プロピルシクロブチル
、3−エチルシクロブチル、3−プロピルシクロブチル
、2,3゜4−トリエチルシクロブチル、シクロペンチ
ル、3−エチルシクロペンチル、3−プロピルシクロペ
ンチル、3−ブチルシクロペンチル、3−tert−ブ
チルシクロペンチル、2.2−ジメチルシクロヘキシル
、(l−メチル−3−プロピル)シクロペンチル、(2
−メチル−4−プロピル)シクロペンチル、シクロヘキ
シル、3−エチルシクロ−・キシル、3−1so−プロ
ピルシクロヘキシル、4−メチルシクロヘキシル、4−
エチルシクロヘキシル、4−プロピルシクロヘキシル、
4−tert−ブチルシクロヘキシル、2.2−ジメチ
ルシクロヘキシル、2.6−ジメチルシクロヘキシル、
(2,6−シメチルー4−プロピル)シクロヘキシル、
シクロヘプチル等を挙げることができる。
置換もしくは非置換のフェニル基の置換基としては、例
えば、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、炭素数2〜7のア
シロキシ基、ハロゲン原子で置換されていてもよい炭素
数1〜4のアルキル基、ハロゲン原子で置換されていて
もよい炭素数1〜4のアルコキシ基、ニトリル基、カル
ボキシ基又は炭素数2〜7のアルコキシカルボニル基等
が好東ましい、ここでハロゲン原子としては、弗素、塩
素又は臭素等、特に弗素又は塩素が好ましい、炭素数2
〜7のアシロキシ基としては、例えばアセトキシ、プロ
ピオニルオキシ、n−ブチリルオキシ、ジイルオキシ等
を挙げることができる。
ハロゲンで置換されていてもよい炭素数1〜4のアルギ
ル基としては、メチル、エチル、n−プロピル、i!O
−プロピル、?+−ブチル、クロロメチル、ジクロロメ
チル、トリフルオロメチル等を好ましいものとして挙げ
ることができる。ハロゲ羊 ン置換されていてもよ、い炭素数1〜4のアルコキシ基
としては、メトキシ、エトキシ、n−プロポキシ、1s
o−プロポキシ、n−ブトキシ、クロロメトキシ、ジク
ロロメトキシ、トリフルオロメトキシ等を好ましいもの
として挙げることができる。炭素数2〜7のアルコキシ
カルボニル基としては、メトキシカルボニル、エトキシ
カルボニル、ることができる、置換基の数としては、上
記の如装置tA11〜3個、好ましくは1個持つことが
できる。−当量のカチオンとしては、例えばNa”、K
゛などのアルカリ金属カチオン、l/2Cat4.1ノ
2 M g 1−11/3A+s−などの2価もしくは
3価の金属カチオン、アンモニウムイオン、テトラメチ
ルアンモニウムイオンなどのアンモニウムカチ々水素原
子、又は炭素数1〜10のアルキル基、緒になって更に
ヘテロ原子を含をしていてもよい5〜6員の置換もしく
は非置換の環を表わす、ここで炭素数1−10のアルキ
ル基としては、例えばメチル、エチル、n−プロピル、
130−プロピル、n−ブチル、5oc−ブチル、te
rt−ブチル、n−ペンチル、l5o−アミル、n−ヘ
キシル、n−ヘプチル、n−オクチル、n−ノニル、n
−デシル等を挙げることができる。
また上記置換もしくは非置換の環りこおける置換基とし
ては、ハロゲン原子で置換されていてもよいエチル、n
−プロピル、13o−プロピル、n−ブチル、クロロメ
チル、ジクロロメチル、トリフルオロメチル等を挙げ、
b%ができる。上記置換もしくは非置嬶のでは、上記置
換基を1〜3個好ましくは1個持つことができる。また
へテロ原子と\す/ イル、1−ピペリジル、モルホリル、ピペラジル又は5
.6−シヒドロフエナントリジル基などを挙げることが
できる。
R1としては、R1が炭素数1〜12の直鎖もしくは分
枝鎖アルキル基である一COOR’i、特にジカルボニ
ル基が好ましい。
Aは 1 ) −CH−CI −CH−CH−11)−CミC
CHtCHx− iii)’−CHtCHx−CミC− 1v)  CH”N−0−CH*− vi1)−C−CH−CHtCHx− N であり、Bはトランス−CH−C11−又は直鎖もしく
は分枝鎖アルキル基、又は置換されていないか少なくと
も1個の炭素数1〜4のアルキル基で置換されている炭
素数4〜7のシクロアルキル基、又は炭素数3〜12の
直鎖もしくは分枝鎖アルケニル基、又は炭素数3〜8の
直鎖もしくは分枝鎖アルキニル基、又は置換されていて
もよいフェニル基又はフェノキシ基で、あるいは炭素数
1〜6のアルコキシ基で、あるいは炭素数5〜8のの直
鎖もしくは分枝鎖アルキル基としてはれ一プロピル、n
−ブチル、n−ペンチル、l−メチルペンチル、2−メ
チルペンチル、1.2−ジメチルペンチル、n−ヘキシ
ル、1−メチルヘキシル、2−メチルヘキシル、1.2
−ジメチルへキシル、n−ヘプチル、n−オクチル、n
−ノニル、n−デシル等、好ましくはn−ペンチル、1
−メチルペンチル、2−メチルペンチル、1.2−ジメ
チルペンチル、n−ヘキシル、l−メチルヘキシル、2
−メチルヘキシル等を挙げることができる。
置換されていないか少な(とも1個の炭素数l〜4のア
ルキル基で置換されている炭素数4〜7の1−プロピル
シクロブチル、l−ブチルシクロブチル、l−ペンチル
シクロブチル、2−メチルシクロブチル、2−プロピル
シクロブチル、3−エチルシクロブチル、3−プロピル
シクロブチル、2.3.4− )リエチルシクロブチル
、シクロペンチル、2−ペンチルシクロペンチル、2.
2−ジメチルシクロペンチル、3−エチルシクロペンチ
ル、3−プロピルシクロペンチル、3−ブチルシクロペ
ンチル、3−terL −ブチルシクロペンチル、(1
−メチル−3−プロピル)シクロペンチル、(2−メチ
ル−3−プロピル)シクロペンチル、(2−メチル−4
−プロピル)シクロペンチル、シクロヘキシル、3−エ
チルシクロヘキシル、3−iso−プロピルシクロヘキ
シル、4−メチルシクロヘキシル、4−エチルシクロヘ
キシル、4−プロビルシクロヘキシル、4−tart−
ブチルシクロヘキシル、2.6−ジメチルシクロヘキシ
ル、2.2−ジメチルシクロヘキシル、(2゜6−シメ
チルー4−プロピル)シクロヘキシル、シクロヘプチル
等、好ましくはシクロペンチル、シクロヘキシル等を挙
げることができる。
炭素数3〜12の直鎖もしくは分枝鎖アルケニル基とし
ては、例えばアリル、3−ブテニル、2−ブテニル、3
−メチル−2−ブテニル、4−ペンテニル、3−ペンテ
ニル、4−メチル−3−ペンテニル、2−ペンテニル、
5−へキセニル、4−へキセニル、3−メチル−4−へ
キセニル、5−、ケI メタル−2−ヘキセニル、2.5−ジメチル−3−へキ
セニル、6−へブテニル、5−へブテニル、2−エチル
−5−ヘプテニル、2.6−シメチルー5−へブテニル
、7−オクテニル、8−ノネニル、9−デセニル、10
−ウンデセニル、11−ドデセニル等、好ましくは3−
ペンテニル、2゜6−シメチルー5−へブテニル等を挙
げることができる、炭素数3〜8の直鎖もしくは分枝鎖
アル3−ブチニル、2−メチル−3−ブチニル、2−エ
チル−3−ブチニル、4−ペンチニル、3−ペンチニル
、1−エチル−3−ペンチニル、1−メチル−3−ペン
チニル、2−メチル−3−ペンチニル、1.2−ジメチ
ル−3−ペンチニル、1゜1−ジメチル−3−ペンチニ
ル、2.2−ジメチル−3−ペンチニル、3−へキシニ
ル、1−メチル−3−へキシニル、2−メチル−3−へ
キシニル、1.2−ジメチル−3−へキシニル、1. 
1−ジメチル−3−ヘキシニル、2.2−ジメチル−3
−へ−t”zニル、4−へブチニル、5−オクテニル等
、好ましくは、1−メチル−3−ペンチニル、l−メチ
ル−3−へキシニル、2−メチル−3−ヘキシニル等を
挙げることができる。置換さあってもよ(、例えばメチ
ル、エチル、n−プロピル、1so−プロピルを挙げる
ことができる。
メトキシ、エトキシ、n−プロポキシ、n−ブトキシ、
1so−ブトキシ、tart−ブトキシ、n−ペントキ
シ、n−ヘキソキシなどの炭素数1〜6のアルコキシ基
;シクロペンチル、シクロヘキシル等の炭素数5〜8の
シクロアルキル基で置換されている。これ1錠の置換基
はさらにR・の置換基として挙げた置換基によって置換
されていてもよい、置換されている炭素数1〜3のアル
キル基とし”ζは、これらのうち、例えば弗素原子、塩
素原子、メチル、エチルもしくはトリフルオロメチル基
で置換されていてもよいフェノキシ基もしくはフェニル
基によっ゛て置換された炭素数1〜2のアルキル基、又
はプロポキシメチル、2−エトキシエチル、2−プロポ
キシエチル、ブトキシメチル、(2−エトキシ−1−メ
チル)エチル、シクロヘキシルメチル、1−シクロヘキ
シ必ンチル、2−シクロヘキシルエチル等が好ましい。
Rtとしては、特に、n−ペンチル、2−メチルペンチ
ル1、t、t−ジメチルペンチルチルヘキシル、2−メ
チルヘキシル、2。6−ブチニル、1−メチル−3−ヘ
キシニル、2−メチル−3−へキシニル、(2−エトキ
シ−1−メチ汗/ ル)≠チル、シクロペンチル、シクロヘキシル、2−シ
クロヘキシルエチル、■ーシクロヘキシルエチル、フェ
ネチルが好ましい。
Rsとしては水素原子、メチル又はビニル基が挙げられ
る。
R4は水素原子、又は炭素数1〜7のアシル基、トリ 
(炭素数1〜7)炭化水素−シリル基、又は水酸基の酸
素原子と共にアセタール結合を形成する基を表わす.こ
こで炭素数1〜7のアシル基としては、例えばアセチル
、プロピオニル、n−ブチリル、iso−ブチリル、n
−バレリル、Is。
−バレリル、カプロイル、エナンチル、ベンゾイル等、
好ましくはアセチル、又はベンゾイル等が挙げられる.
トリ(炭素数′1〜7)炭化水素−シリル基としては、
例えばトリメチルシリル、トリニブチルジフェニルシリ
ル基の如きジフェニルアルキルシリル、トリベンジルシ
リル基又はジメチル(2.4.6−)リーtsrtーブ
チルフェノキシ)シリル基等を好ましいものとして挙げ
ることができる。
水酸基の酸素原子と共にアセタール結合を形成する基と
しては、例えばメトキシメチル、1−エトキシエチル、
2−メトキシプロピル、2−エトキシ−2−プロピル、
(2−メトキシエトキシ)メニル)基又は6.6−シメ
チルー3−オキサ−2を挙げることができる。これらの
うち、2−テトラヒドロピラニル、2−テトラヒドロフ
ラニル、l−エトキシエチル、2−メトキシ−2−プロ
ピル、(2−メトキシエトキシ)メチル、4− (4−
メトキシテトラヒドロピラニル)、6.6−シメチルー
3−オキサ−2−オキソビシクロ(3,1,0)へキス
−4−イル基が好ましい。
チルジメチルシリル基、tart−プチルジフェ)基、
6,6−シメチルー3−オキサ−2−オキソビシクロ(
3,1,0)へキス−4−イル基、ジメチル(2,4,
6−トリーtart−ブチルフェノキシ)シリル基が特
に好ましい。
本発明により提供されるプロスタサイクリン類の具体例
を以下に挙げる。
1 ) 2.3.4.5−+トラデヒドl:l−9  
(0) −メタノ−Δ4+9g+  ’7’ロスタグラ
ンジン!。
2) 2.3,4,5,18,18,19.19−オク
タデヒドロ−16−メチル−9(o)−メタノ−Δ4′
1^−プロスタグランジン11 3) 4,4,5.5−テトラデヒドロ−9(0)−メ
タノ−Δ6(9ワーブロスタグランジン■14 ) 4
,4.5,5.18,18.19.19−オクタデヒド
ロ−16−メチル−9(0)−メタノ−Δ&(t/l−
プロスタグランジン!1 S) 2’+L3+3−+トラデヒドo−9(0)−)
)ノ=Δ畠(病−プロスタグランジン■16 ) 2.
2.3.3−テトラデヒドロ−16−メチル−■1 7 ) 2,2.3.3−テトラデヒドロ−17−メチ
ル−20−インプロピリデン−9(o)−メタノ−Δ6
(−)−プロスタげンI。
832.2.3.3−テトラデヒドロ−16,17,1
B、 19.20−ペンタノルー15−シクロペンチル
−9(0)9) 2.2.3.3−テトラデヒドロ−1
6,17,18,19,20−ペンタノルー15−シク
ロヘキシル−9(O)10) 2,2,3.3.18.
1B、19.19−オクタデヒドロ−16−メチル−9
(0)−メタノ−Δ蟲(す)−プロスタグランジン11 11) 2.2.3.3.18.18.19,19−オ
クタデヒドロ−16,20−ジメチル−9(0)−メタ
ノ−Δ60カープロスタグランジンI。
12)4−アザ−3−オキサ−4,5−ジデヒドロ−9
(0)−メタノ−Δ6 twit−プロスタグランジン
I。
13)4−アザ−3−オキサ−4,5−ジデヒドロ〜1
6.17.18.19.20−ペンタノルー15−シク
ロペンチルー9 (0)−メタノ−Δ−L91)−プロ
スタグランジン■1 14)4−アザ−3−オキサ−4,5−ジデヒドロ−1
6,17,18,19,20−ペンタノルー15−シク
ロへキシル−9(O)−メタノ−Δ−(9山−プロスタ
グランジン1゜ 15) 4.5.18.1B、19.19−へキサデヒ
ドロ−4−アザ−3−オキサ−16−メチル−9(o)
−メタノ−Δ101′−プロスタグランジン1゜16)
3−アザ−9(o)−メタノ−Δ“(す)−プロスタグ
ランジン■。
17)3−アザ−16〜メチル−18,18,19,1
9−テトラデヒドロ−9(0)−メタノ−Δ6(1き隻
−プロスタグランジン■1 1B)  2. 3−ジ/JLz−1.4−インター0
7sニレン−4−オキサ−9(o)−メタノ−Δ1°′
〜プロスタグランジン!1 19)  2. 3−ジノル−1,4−インター0−フ
ェニレン−4−オキサ−16−メチル−18,18,1
9゜l9−テトラデヒドロ−9(O)−メタノ−Δ−(
す)−プロスタグランジン!。
20)  4. 5−ジデヒドロ−5−シアノ−9(o
)−メタノーΔ1911−プロスタグランジン!。
21) 4,5,18,18,19.19−へキサデヒ
ドロ−5−シアノ−16−メチル−9(0)−メタノ−
Δ−(0)−プロスタグランジン11 22)(1)〜(21)のメチルエステル23)(1)
〜(21)のエチルエステル24)  (1) 〜(2
1)のtart−ブチルエステル25)  (22)の
l l −tert−ブチルジメチルシリルエーテル 26)  (23)の1ltert−ブチルジメチルシ
リしエーテル 27)(24)の11−tart−ブチルジメチルシリ
ルエーテル 28)  (25)の15−tart−ブチルジメチル
シリlジエーテル 29)(26)の15−tart−プチルジメチルシt
エーテル エーテル 31)  (28)の11−(テトラヒドロ−2−ピラ
ニル)エーテル 32)  (23)の11−(テトラヒドロ−2−ピラ
ニル)エーテル 33)  (24)の11−(テトラヒドロ−2−ピラ
ニル)エーテル 34)  (−31)の15−(テトラヒドロ−2−ピ
ラニル)エーテル 35)(32)の15−(テトラヒドロ−2−ピラニル
)エーテル 36)  (33)の15−(テトラヒドロ−2−ピラ
ニル)エーテル 37)  (1)〜(21)のカルボン酸のナトリウム
塩、アンモニウム塩、カリウム塩 (薬 剤) 本発明化合物を血流改善薬、抗血栓薬、抗圧薬および抗
潰瘍薬として臨床に応用するに際し、有効な投与方法は
経口あるいは非経口投与であり、1同量0.1μg〜1
00■を、好ましくは186〜1mを1日1回又は数回
投与することが望ましい、しかし正確な投与量は患者の
年齢、体重、症状、投与経路および投与回数による。1
0投与のための固形製剤としては錠剤、火剤、敗荊およ
び顆粒剤が含まれる。このような固形製剤においては、
ひとつ又はそれ以上の活性物質が、少なくともひとつの
不活性な希釈剤、例えば事項化性デンプン、バレイシッ
デンブン、アルギン酸、マンニットあるいは乳糖と混合
される。製剤は常法に従って希釈剤以外の添加剤、例え
ばステアリン酸マグネシウムのような滑沢剤を含有して
もよい、経口投与のための液体製剤は薬剤的に受容され
る乳濁剤、溶液剤、懸濁剤、あるいはエリキシル剤を含
み、一般的に用いられる不活性な希釈剤以外に補助剤、
例えば浸潤剤、懸濁補助剤、甘味剤、風味剤、芳香剤あ
るいは防腐剤を含む、またその外に経口投与剤として、
ひとつ又はそれ以上の活性れる。
直腸内投与のための固形剤としては、ひとつ又はそれ以
上の活性物質を含む少なくともひとつの不活性な基剤、
例えばカカオ脂、マクロゴールド、ウィチェプゾールか
ら成りそれ自体は公知の方法で処理される坐剤が含まれ
る。更に外用塗布剤としての軟コウ剤等が挙げられる。
非経口投与のための製品は、無菌の水性あるいは非水性
溶液剤又は乳濁剤を含有する。非水性の溶剤又は懸濁剤
としてはプロピレングリコール、ポリエチレングリコー
ル、オリーブ油のような植物油、オレイン酸エチルのよ
うな注射しうる有機酸エステルがある。
このような製剤または防腐剤、浸潤剤、乳化剤、分散剤
のような補助剤を含むことができる。それらは例えばバ
クテリア保留フィルターをとおす濾過、殺菌剤の配合あ
るいは照射によって無菌化される。また無菌の固形製剤
を製造し、使用直前に無菌の注射用溶媒に溶解して使用
することができる。
(合成法) 一般式(1)で示される本発明化合物は、例えば〔第4
5同右機合成シンポジウム(を機合成化学協会主催)講
演要旨集51〜54ページ〕にその合成法とともに記載
されており既に公知な化合物(fV)を出発物質として
、以下に示すルートにより製造することができる。
〔式中、Sl=はt−ブチルジメチルシリル基、THP
はテトラヒドロ−2−ピラニル基を表わす、〕一般式(
1)において、Aが−CH−CH−CH−CH−であり
、Bがトランス−CH−CH−5Rsが水素である化合
物は、amlに示す合成経路にて製造される。
■             ■ σl’MP ■ ■                   xI 〔式中、THP、SIe、R’、R諺は前記定義に同じ
、〕 1−腹一上 工程1−1は化合物(V[)を、塩基処理とした化合物
(■)を得る工程である。塩基としては、水素化ナトリ
ウムが特に好ましく、反応はエーテ℃〜30℃で行われ
る。
工程1−2は化合物(■)を、テトラ−n−ブチルアン
モニウム フルオライド又はセシウム フルオライド等
の弗素化合物で脱シリル化する工程である0反応は通常
テトラヒドロフラン、エチルエーテル等のエーテル類中
、0℃〜30℃で行ワれる。
工程1−3は、化合物(V1)のヒドロキシメチル基を
酸化してアルデヒドとし、これに、(R”O)寓P (
0)CHsC(0)−R雪〔式中、R”Gよ前記定義と
同じ R1は炭素数1〜3のアルキル基を表す、〕を塩
塩処理して得られるウィティフヒ試薬と反応させること
により、化合物(IX)を得る工程である。ヒドロキシ
メチル基の酸化に際しては、−級アルコールをアルデヒ
ドに酸化するアミン−ピリジン・二酸化イオウ複合体−
ジメチルスルホキシドの系を用いる酸化法が特に好まし
く用いられる0反応は通常10℃〜40℃の温度範囲で
1分〜2時間程度行われる。酸化剤の量は原料化合物(
Xll1)に対して2〜100当量と過剰に用いるのが
好ましい、こうして得られたアルデヒドは精製すること
なしに次のウィティンヒ反応を行うことが好ましい、ウ
ィティソヒ反応で用いる塩基としては水素化ナトリウム
、水素化カリウム又はカリウムtart−ブトキシドが
好ましく、ウィティンヒ試薬の量はアルデヒドに対して
1〜10当量、好ましくは1〜5当量である0反応はテ
トラヒドロフラン、ジメトキシ等のエーテル類中、−2
0℃〜50℃で行われる。
工程1−4は化合物(Iりを、還元して化合物(X)を
得る工程である。還元試薬としてはR1を還元しないも
のが好ましく、例えばナトリウムボロハイドライド、亜
鉛ボロハイドライド、ジフェニル錫ハイドライド又はリ
チウム トリー5ee−ブチルボロハイドライドのよう
なトリアルキルボロハイドライドおよび286−シーt
ert−ブチル−4−メチルフェノールによって修飾さ
れたジーigo−プチルアルミナムハイドライド、又は
1゜1−ビー2−ナフトールとエタノールのような低級
アルコールによって修飾されたリチウムアルミナムハイ
ドライド等が挙げられる0反応溶媒としては、メタノー
ル、エタノール等の低級アルコール類、エチルエーテル
、テトラヒドロフラン、ジオキサンのようなエーテル類
、ベンゼン又はトルエンのような芳香族炭化水素類が挙
げられる。還元状lll6使用量は原料化合物であるα
、β−不飽和カルボニル化合物に対し、好ましくは0.
5〜30等量、特に好ましくは1〜10等量である0反
応温度は一150℃〜80℃、好ましくは、−100℃
〜30℃である。。
工程1−5は、化合物(X)の水酸基保護基を除去して
、化合物(XI)を得る工程である0反応は酢酸、I)
−)ルエンスルホン酸のピリジニウム塩又は陽イオン交
換樹旨等を触媒とし、例えば水、テトラヒドロフラン、
エチルエーテル、ジオキサ80℃で、10分〜3日間程
度行われる。
一般式(1)において、^が−C=C−CH* CH*
であり、Bがトランス−CH−CH−1R3が水素であ
る化合物は、経路2に示す合成経路にて製造される。
I Vl      14X11 肴 1ll xv! χVHXVIII XIX (式中、THP、Sl占、R1は前記定義と同じ、) 亘−〇 工程2−1は化合物(■)に、塩基処理した(EtO)
gPcclsを反応せしめ、化合物(Xl1)薦 を得る工程である。塩基としてはn−ブチルリチウムが
特に好ましい0反応はテトラヒドロフラン、エチルエー
テル又はテトラヒドロフラン−エチルエーテル混合溶媒
中で行われ、反応温度は一100℃〜50℃、特に好ま
しいのは一100℃で反応を開始し、徐々に室温まで昇
温することである。
工程2−2は化合物(Xl1)を、塩基処理し、化合物
(Xll1)を得る工程である。塩基としてはn−ブチ
ルリチウムが特に好ましく、反応はエーテル、テトラヒ
ドロフラン等のエーテル類中、−100℃〜50℃、好
ましくは一78℃〜30℃で行われる。
工程2−3は化合物(Xll1)に、n−ブチルリチウ
ムを作用させリチウム塩とし、次にジメチルアルミナム
クロリド又はジエチルアルミナムクロリドを反応後、更
にβ−プロピオラクトンを反応せしめ化合物(HV)を
得る工程である。n−ブチルリチウムとジメチルアルミ
ナムクロリド又はジエチルアルミナムクロリドとは当量
であり、化合物ff1l1)ニ対し、l−50当量、好
ましくは3〜20当量用いられる。β−プロピオラクト
ン化合物(1111)に対し、1〜50当量用いられる
0反応はエーテル、テトラヒドロフラン等のエーテル類
、又はトルエンの単独又は混合溶媒中で、−100℃〜
30℃、好ましくは一78℃〜0℃で行われ工程2−4
は化合物(Xll1)を、ジアゾメタンのエーテル溶液
で処理し、メチルエステル化する工程である。
工程2−5は化合物(XV)を、工程1−2で用いたの
と同様な反応操作で脱シリカ化し、化合物(XVI)を
得る工程である。
工112−6から2−8は、工程1−3から1−5と全
(同様の反応操作で実施される。
一般式(1)において、Aが−CH,CHI−CミC−
であり、Bがトランス−〇H−CI(−1R3が水素で
ある化合物は、経路3に示す合成経路にて製造される。
V[X! XXV                  XXVI
cooc曳 C00c)f3 XXVI [ XVIII 〔式中、THP、Stキ、R1は前記定義と同じ、S+
=はトリメチルシリル基を表わす、〕■−及一ユ 工程3−1は化合物(V1)を、水素化ホウ素ナトリウ
ム、ジイソブチルアルミナムハイドライド等で還元する
ことにより容易に達成される。
反応はメタノール、エタノール等のアルコール中、又は
トルエン中、−78℃〜O℃で行われる。
工程3−2は化合’Th (XX)を、臭素化して化合
物(XXI)を得る工程である。臭素化試薬としては、
トリフェニルホスフィン−四臭化炭素が好ましく、化合
物(XX) ニ対し、0.01〜0.1当量のトリエチ
ルアミンを共存させると更に好ましい0反応は通常ジク
ロロメタン中、−78℃〜−20.’C行われる。
工程3−3は化合物(XH)に対し、系内においてテト
ラメチルエチレンジアミン存在下n−ブチルリチウムと
(CHsン、S五CミC−CHsとから生成される( 
CHs) s S i C”;−C−CHzLi2を反
応せしめ、化合物(XXII)を得る工程である0反応
はエチルエーテル、テトラヒドロフラン中、−100℃
〜30℃、好ましくは一り0℃〜O℃で行われる。
工程3−4は化合物(XXII)を、工程1−2と全く
同様の反応操作で脱シリル化する工程である。
工程3−5は化合物(XXIII)を、塩化で処理し工
程である。塩基としてはn−ブチルリチウム、水素化ナ
トリウム等が特に好ましく、反応はエチルエーテル、テ
トラヒドロフラン等のエーテル類中、−100℃〜50
℃、好まくしは一100℃〜−20℃で行われる。
工程3−6は化合物(XXmから、工程2−4と全く同
様の反応操作で化合物(XXV)を得る工程である。
工程3−7から工程3−9は、工程1−3から工4ff
l−5と全く同様の反応操作で行われる。
一般式(1)において、人が−CH−N−0−CH,−
であり、Bがトランス−CH−CH−1R3が水素で化
合物は、経路4に示す合成経路にて製造される。
XXXI                 XXXI
IXXIII XXXIV 〔式中、THP、31ζ−% R’、R1は前記定義と
同じ、) 扇二]L−土 工程4−1は化合物(V1)を、塩基の存在下塩酸ヒド
ロキシルアミンを反応せしめ、化合物(XXIX)を得
る工程である。塩基としては#2酸ナトリウムが好まし
く譬、反応はメタノール、エタノール等のアルコール鎖
中、−20℃〜50℃、好ましくは一20℃〜30℃で
行われる。
工程4−2は化合物(XXIりに塩基処理し、次でXC
HIR’ (式中、R1は前記定義と同じ。
Xはハロゲン原子を表わす、〕を反応せしめ、化合物(
XXりを得る工程である。塩基としては水素化ナトリウ
ムが好ましく、反応はトルエン中、−78℃〜150℃
、好ましくは30℃〜150℃で行われる。
工程4−3から、工程4−6は、工程2−5から工程2
−8まで同様の反応操作で行われる。
一般式(1)において、Aが−CH,CHl−NH−C
H富であり、Bがトランス−CH−CH−1R1が水素
原子である化合物は経路5に示す合成経路にて製造され
る。
XXI COCF。
l  0日 XLII+ 〔式中、THP%Stさ、R’、R暑よ前記定義と同じ
、〕 ■−!−上 工程5−1および工程5−2は、工程3−1および工程
3−2と全く同じ反応操作で行われる。
工程5−3は化合物(XXI)を、クラウンエーテル存
在下、ウア、化ヵ1.つJ、7.ア協化し、化合物(X
XXV)を得る工程である。クラウンエーテルとしては
、18−クラウン−61が特に好ましく、反応はアセト
ニトリル中、−50℃〜80℃で、好ましく一20℃〜
30℃で行われる。
工程5−4は化合物(XXXV)に、還元剤を反応せし
め化合物(XXXV[)を得る工程である。還元剤とし
ては系内においてリチウム アルミナムハイドライドと
アルミニウム クロリドとを3対lの比率で反応させた
ものを用いる0反応はエチルエーテル、テトラヒドロフ
ラン等のエーテル鎖中、−70℃〜30℃、好ましくは
一20℃〜20℃で行われる。
工程5−5は化合物(XXXVI)に、ピリジン存在下
、無水トリフルオロ酢酸を反応せしめ、化合物(XXX
VII)を得る工程である0反応はテトラヒドロフラン
等のエーテル鎖中、−20℃〜30℃で行われる。
工程5−6は、塩基存在下、化合物(XXXVII)1
.:XCH,R’ (式中、X、R’は前記定義と同じ
、〕を反応せしめ、化合物(XXXVII+)を得る工
程である。塩基として、粉末状の水酸化カリウムが用い
られ、反応はアセトン中、加熱還流下行われる。
工程5−7から工程5−1Oは、工程2−5から工程2
−8までと全く同様の反応操作で行われる。
工程5−11は化合物(XLII)を、水−メタノール
の混合溶媒中水酸化カリウムで処理し、化合物(XLI
II)を得る工程である0反応は0℃〜50であり、B
がトランス−CH−CH−1R3我水素である化合物は
経路6に示す合成経路にて製造される。    ・ Tl tp XI XLIV                XLVLV
I XLVII              XLVIII
l                 Ll〔式中、T
HP、31キ、R8は前記定義と同じ、〕 代−」[−1 工程6−1および工程6−2は、工程3−1および工程
3−2と金工同じ反応操作で行われる。
工程3−3は化合物(XXI)に、塩基ゝh在下、’R
−ヒドロキシメチルフェノールを反応せしめ、化合物(
XLIV)を得る工程である。塩基としては水素化ナト
リウムが好ましく、反応はテトラヒドロフラン等のエー
テル鎖中、−30℃〜30℃で行われる。
工程6−4は化合物(XLIV)を酸化して、化合物(
XLV)にする工程である。酸化反応に際しては、トリ
エチルアミン−三酸化イオン・ピリジン複合体−ジメチ
ルスルホキシドの系を用いる酸化法が特に好ましく用い
られる0反応温度は通常10℃〜40℃で用いられる酸
化剤の量は2〜100倍モルと過剰に用いるのが好まし
い。
る、塩基としては水酸化カリウムが好ましく、反応はエ
タノール水の混合溶媒中、−20℃〜20℃な行われる
工程6−6は工程2−4と全く同様の反応操作。
で化合物(XLVII)を得る工程である。
工程6−7から工程6−10は、工程2−5から工程2
−8と同様の反応操作で化合物(L1)を得る化合物で
ある。
CHm−であり、Bがトランス−CH−CH−1R3が
水素である化合物は、経路7に示す合成経路にて製造さ
れる。
■         χX XXI XXXV            LITLl夏■ LIV                  LV〔式
中、THp、jst、R1、R8は前記定義と同じ、〕 工程5−3と全く同様の反応操作で行われる。
工程7−4から工程7−6は、工程1−2から工程1−
4と全(同様の反応操作で行われる。
工程7−7は、化合物(LIV)に酸触媒存在下、ジヒ
ドロピランを反応させ化合物(LV)を得る工程である
。酸触媒としてはp−)ルエンスルホン酸、オキシ塩化
リン等が用いられ、反応はジクロロメタン中、−70℃
〜50℃、好ましくは一20℃〜30℃で行われる。
工fii!?−8は化合物(LV)に、塩基存在下R’
CHICHICHO(R1は前記定義と同じ、〕を反応
せしめ化合物(LVI)を得る工程である。
塩基としてはリチウム ジイソプロピルアミドが特に好
ましく、反応はテトラヒドロフラン等のエーテル鎖中、
−150℃〜0℃、好ましくは一100℃〜−50℃で
行われる。
工程7−9は化合物(LVI)を塩基存在下、メタンス
ルホニル クロリドで処理し、化合物(LVl1)を得
る工程である。塩基としてはトリエチルアミンが特に好
ましく、反応はジクロロメタン中、−20℃〜30℃で
行われる。
工程7−1Oは、工程1−5と全く同様の反応操作で行
われる。
一般式(1)において、R1がC0OHである化合物は
経路8に示す合成経路にて製造される。
LVIII            LTX〔式中、A
、B、R”、Rs、Ra、R’ ハ1lil 記定義に
同じ、〕 罎−18 工程8−1の加水分解反応は水酸化ナトリウム又は水酸
化カリウムを含む水、メタノール、又はエタノールの単
独又は混合溶媒中で、−10℃〜100℃で行われるか
、あるいは、例えばリパーゼ等の酵素を用い、水又は水
を含む溶液中で一10℃〜60℃で行われる。生成した
化合物(LIX)は必要に応じて、塩生成反応に付され
相当するカルボン酸塩を与える。塩生成反応はそれ自体
公知であり、カルボン酸とほぼ等量の水酸化カリウム、
水酸化ナトリウムなどの塩基化合物、あるいはアンモニ
ア、トリメチルアミン、モノエタノールアミン、モルホ
リンと通常の方法で中和反応せしめることにより行われ
る。
一般式(Hにおいて、R4が水素原子である化合物は経
路9に示す合成経路にて製造される。
LX                   LX 1
工程9−1は、水酸基の保filの除去工程である。水
酸基の保護基の除去は保rJ基が水酸基の酸素原子と共
にアセタール結合を形成する基の場合には、例えば酢酸
、P−トルエンスルホ、ン酸のピリジニウム塩又は陽イ
オン交換樹脂をわれる。また保!1基がトリ (炭素1
〜7)炭化水素−シリル基の場合には例えば酢酸、テト
ラ−n−ブチル−アンモニウム フルオライド、セシウ
ム フルオライド等の存在下、上記の如く溶媒中、−7
8℃〜80℃で行われる、また保5!基がアシル基の場
合には、例えば水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、水
酸化カルシウムの水溶液もしくは水−アルコール混合溶
液、あるいは炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、ナトリウ
ムメトキシド、カリウムメトキシド、ナトリウムエトキ
シド等を含むメタノール、エタノール等を溶液で行われ
る。
以下実施例を挙げて年発明を説明するが、これらに限定
されるものではない。
参考例1 Vl      l トリクロロメチルホスホン酸エチル149■(0,66
mmo I)をナトラフドロフラン4−11エーテル6
mlの混合溶媒に溶かし、−100℃に冷却した。ここ
にn−ブチルリチウム0.43mmo I  (1,5
4Mo l溶液、0.66mmo 1)を滴下し、15
分間攪拌した後、原料アルデヒドVI228+w+t 
(0,60mmo 1)のエーテル2ml溶液を加えた
0反応液を同温度で30分間、0℃で45分間攪拌し、
水にあけ、エーテルで抽出し、無水vi酸マグネシウム
で乾燥後エーテルをげ減圧留去し残渣をカラムクロマト
グラフィーで精製し、目的のジクロロジエン上239■
(収率89%)を得た。
NMRδ(CD Cl x)  i 6.50 (s 
、IH)。
5.87(broad s、IH)、4.5〜4.6(
m、IH)、0.90(s、9H)、0.03(s。
6H)。
rRn5atH1575,1255,895゜837.
775cm−’。
参考例2 をTHF8mlに溶解し、−78℃に冷却した。
ここにn−ブチルリチウム3.27m1  (1,40
Mol溶液、4.57mmo1)を滴下し、同温度で2
時間攪拌復水にあけ、エーテルで抽出し乾燥a濃縮し、
残渣をカラムクロマトグラフィーで精製して目的のエン
イン、4800mg(収率98%)を得た。
NMRδ(CDCI、);6.0?(broads、1
1()、 4.6〜4.8 (m、IT()、 2.9
0(s、IH)、 0.90 (s、9H)、 0.0
5 (s、6H) 。
I Rn s a  t  *  2200 + 12
55 + 838 。
775(Il−’。
参考例3 mlのトルエンに溶かし、−50℃に冷却した。
℃で1.25時間攪拌後β−プロとオラクト7453m
 (6,3mmo +)を加え、−3と一40℃で3時
間反応させた復水にあけIN塩酸で酸性にした後エーテ
ル抽出した。この溶液にジアゾメタンのエーテル溶液を
加えエステル化した溶媒を留去し、カラムクロマトグラ
フィ−で精製して目的のエステル3137■(収率42
%)を得た。
NMRδ(CDCIs); 5.83(br o a 
ds、IH)、4.5〜4.7 (m、IH)、3.7
0(s、3B)、2.5〜2.7 (m、4H)、0.
90(s、9H)、0.05(s、6H)。
IRneat;1740,1255.835Ql −’
 。
参考例4 水素化ナトリウム21w (0,53mmo 1)をT
HF5mlに!濁させここに室温下、3−メトキシカル
ボニル−2−プロペニルホスホン酸ジエチルを加え、3
0分間攪拌した。その後原料アルデヒドVI100■を
加え1時間攪拌した0反応液を水にあけ、エーテルで抽
出した。
乾燥、濃縮後カラムクロマトグラフィーで精製してトリ
エン−エステル475w (収率61%)を得た。
NMRδ(CD CI s)  i 5.6〜7.5 
(m。
5H)、4.5〜4.7 (m、IH)、3.72(s
、3H) 、  0.90 (s、  9H)、0.0
5(s、6B)。
IRneat;1720.1615.1260゜113
5.835備−1゜ 参考例5 Vl      5 アルゴン雰囲気下、α、β−不飽和アルデヒド(2,0
3g、 5.3mmo 1)をトルエン(10m1)に
溶解し、−78℃に冷却、次いでジイソプチルアルミナ
ム ハイドライドのトルエン溶液(1,76M、3.3
6mmo I)を加え、30分間攪拌した0反応終了後
メタノール(1m1)を加え、エチルエーテルで希釈し
、室温まで温度をあげ、飽和食塩水を加える。エチルエ
ーテル渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製
し、アルコール体5 (1,74g、85%)を無色油
状勧賞として得た。
IR(neat);3430.2950,835゜cl
l −’ 。
NMRδ(CDCl5)i 5.66 (b s。
IH)、4.62 (m、IH)、4.12(s、2H
)、3.00 (m、IH)。
0.90  (s、9H)、0.05  (s。
6H)。
Mass  m/z;298  (M”−84)。
241.223.85゜ 参考例6 アルゴン雰囲気下、アルコール体5(517,1■。
1.35mmo1)およびトリエチルアミン(15μ1
)をジクロロメタン(7,1m1)に溶解し、−60℃
に冷却した0次いでトリフェニルホスフィン(537w
、2.03mmo I)および四臭化炭素(679g、
2.03mmo 1)を加え、−50℃で4時間攪拌後
、飽和NaHCO,水溶液を加え、エチルエーテルで抽
出した。抽出液を飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥後、溶媒を留去した。得られた油状物質をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、ブロム体
6(597,1■、99%)を得た。
IR(nea t); 3430,295cm−’。
NMRδ(CDCIs); 5.70 (b s。
IH)、4.60 (m、IH)、4.00(s、2H
)、3.00 (m、IH)。
0.90 (s、9H)、0.05 (s。
6H)。
Mass  m/z;362(M’+2−84)。
360 (M’ −84) 、305,303゜281
.263.85゜ 参考例7 ブロム体6300*g (0,67mmo I)と18
−クラウン−6261* (1,01mmo 1)とを
アセトニトリル15m1に溶かし、室温下ここに青酸カ
リウム68m (1,01mmo 1)を加えた。1時
間攪拌した後炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、エーテ
ルで抽出した。乾燥、濃縮後カラムクロマトグラフィー
で精製してニトリル体J 200■〈収率76%)を得
た。
NMRδ (CDCIs)  ;  5.67(br 
o a ds、IH)、4.5〜4.7  (m、IH
)、3.00(s、2H)、 0.90 (s、9H)
、 0.05(s、6H)。
IRneat;2950.2600,1260゜840
.780cs−’。
参考例8 ニ アルゴン雰囲気下、水素化アルミニウムリチウム32m
 (0,845mmo 1)をエーテル5mlに懸濁し
、0℃でここに塩化アルミニウム38m (0,282
mmo I)のエーテル2ml溶液を加えた。30分間
攪拌後、ニトリル体↓200q (0,512mmo 
1)のエーテル5ml溶液を加えた。1時間攪拌し、反
応液を10%し、tlwiしてアミン体8を得た。この
アミン体をlQmlのTHFに溶解し、室温下ここにピ
リジン119w (1,5mmo 1)次イテ無水トリ
フルオロ酢酸21 On (1,0mmo I)を加え
、1時間攪拌した。この後、溶媒を留去し、濃縮残渣を
カラムクロマトグラフィーで精製してトリフルオロアセ
トアミド体9224■(収率89%)を得た。
NMRδ(CDCIり;5.40 (b r o a d  s、IH) 、4.5〜4.
7(m、III)、2.1〜2.5 (m、4H)。
0.90 <s、9H)、O,C5(s、6H)。
参考例9 アルゴン雰囲気下、アミド体9 310■(0,63m
mo 1)をアセトン] Q m lに溶かし、ここに
水酸化カリウム55■(0,95smo1)を加え、さ
らにα−ブロモ酢fitert−ブブチ185m (0
,95mmo 1)を加え、4時間加熱還流した。冷却
後飽和塩化アンモニウム水溶液にあけ1%塩酸で中和し
、エーテルで抽出した。乾燥、濃縮後カラムクロマトグ
ラフィーで精製してアミドエステル103001111
(収率79%)を得た。
NMRδ (CDCIs); 5.36(br o a
 ds、IH)、4.5〜4.7 (m、IH)、2.
1〜2.6 (m、4M)、1.50  (s、9H)
0.90(s、9H)、0.05.(L6H)。
IR(neat); 1750.1700゜1370.
1140.840cn−’。
参考例10 エステル3 21 ON (0,45mmo I)を5
mlのT HFに溶かし、0℃でここにテトラ0.54
m1  (1M溶液、0.54mmo1)を加え、7時
間V&拌した。この後反応液をi讐尿素ナトリウム水溶
液にあけ、エーテルで抽出し、乾燥、濃縮後カラムクロ
マトグラフィーで精製しアルコール体7 122g(収
率77%)を得た。
NMRδ(CDCIs);5.87(broads、L
H)、4.5〜4.7 (m、IH)、3.70(s、
3H)、2.60(broad s 。
4H)。
IR(neat)  ;3400  (broad)。
1730.1075.1030cm−’。
参考例11 参考例1Oと同じ操作により以下の化合物を合成した。
表1に収率及びスペクトルデータを示す。
参考例12 アルゴン雰囲気下、アルコール体1160曜(0,17
2mmo 1)をトリエチルアミンQ0gmlとジメチ
ルスルホキシド(DMSO)0.5mlに溶解した。こ
こに室温でSow−ピリジン複合体57611 (3,
62mmo I)のDMSOl、5ml溶液を加え、1
0分間攪拌し後エーテルを留去して粗アルデヒド12を
得た。
アルゴン雰囲気下、水素化ナトリウムをTHF4mlに
懸濁し、ここに室温で2−オキソヘプチルホスホン酸ジ
メチルのTHFlmlを加え溶液を加え、40分間攪拌
した0反応液を氷水にあけエーテルで抽出し、乾燥、濃
縮して粗生成物を得た。これを薄層クロマトグラフィー
で精製してエノン1355■(収率72%)を得た。
NMRδ (CDCIs); 6.5〜6.8(m、I
H)、6.13  (dd、IH。
J=16)1x、J−2Hz)、5.83(broad
  s、IH)、4.5〜4.7(m、IH)、3.7
0  (s、3H)。
2.60 (s、4H)。
IR(naa t); 1740,1675゜1625
.1035cm”。
参考例13 参考例12と同様の操作により以下の化合物を合成した
表2に収率及びスペクトルデータを示す。
参考例14 6         込 アルゴン雰囲気下、l−(トリメチルシリル)−1−プ
ロピン(0,12m1.0.81mmo 1)をエチル
エーテルl 、Qm +に溶解し、−12℃でテトラメ
チルエチレンジアミンO,12m1゜n−ブチルリチウ
ム0.58m1を加え、15分間攪拌した。後−78℃
でブロム体1j(119,2■。
0.27mmo 1)のエチルエーテル溶液を加え、1
時間撹拌した。飽和N)f、cI水溶液を加え、エチル
エーテルで抽出し、冷した1九〇CI、水、飽和食塩水
で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒留去
後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し
、ジシリル体Uを定量的に得た。
IR(naa  t)  ;  2930,2850゜
2160.1250cm−’。
NMRδ (CD Cl s)  i  6.37  
(m。
IH)、  4.68  (m、  IH)、  3.
43〜4.01  (m、  4H)、  0.92 
 (s。
9H)、  0.24  (s、  9H)、  0.
01(s、6H)。
参考例15 一/           肥 アルゴン雰囲気下、ジメシリル体、l、4(288■。
0.61mmo1)を、THF16mlに溶解しオライ
ド(3,1m l、3.1mmo I)を加え、3時間
30分攪拌した。飽和NH,CI水溶液を加え、エチル
エーテルで抽出し飽和NaHCO3水溶液、飽和食塩水
で洗浄した。無水硫酸マグムシラムで乾燥後、溶媒留去
し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ーに付し、脱シリルしたアセチレン体り、L (153
■、87.2%)を得た。
IR(neat);3410.3310゜2930.2
120.1440.1260C1l −’ 。
NMRδ(CD CI s)  ; 5.32 (m。
IH)、4.68 (m、IH)、2.73〜3.18
 (m、I H)、2.30 (m。
4H)。
Ma s s   rn/z  ;  290,21 
8,131゜85.67゜ 参考例16 cmlP  L7 アルコン雰囲気下、アセチレン体15 (152■。
0.52mmo +)をTHF13mlに溶解し、−7
8℃でn−ブチルリチウム(0,98m1゜1.56m
mo1)を加え、10分間撹拌した後炭酸ガスを吹き込
んだ、飽和NH4Clを加え、IN−塩酸でpH3〜4
に調整し、酢酸エチルで抽出後、水洗し、無水硅酸マグ
ネシウムで乾燥した。溶媒留去後、得られたカルボン酸
16を精製することなくジアゾメタン処理し、メチルエ
ステル体λ、7−(110,4■、61.0%)を無色
油状物質として得た。
IR(neat);3430,2935゜2865.2
230.1715cm−’。
NMRδ(CDCIs); 5.43 (m。
LH)、4.67 (m、I H)、3.80(s、3
H)、3.03〜4.02 (m。
4H)。
M a s s  rn / z ; 264.215
 +169 。
85.43゜ 参考例17 アルコール休転1から参考例12と同様の操作により1
8を合成した0表3に収率およびスペクトルデータを示
す。
参考例18 mmo1)をメタノール(10rn+)に溶解し、室温
で塩酸ヒドロキシルアミン(108w、1.5mmo1
)の水溶液(0,15m1)を加えた。
−15℃に冷却し、更に炭酸ナトリウム(82■。
0.77mmo1)の水溶液(0,25m1)を加えた
。室温で3日間撹拌後、エチルエーテルで抽出した。抽
出液を飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥
後、溶媒を留去し、油状物質を得た。これをシリカゲル
カラムクロマトグラフィーにて精製し、オキシム体19
 (S l 9.7w、100%)を得た。
IR(nea t); 3340,2930,1628
゜836cx−’。
NMRδ (CDCIs)  ; 7.72  (s、
  I H)  。
7.63  (s、  LH)、  5.83  (m
、  IH)。
0.90  (s、  9H)、  0.05  (s
、  6H)。
Mass   m/z;395  (M”)、  31
1゜254、 236. 159. 85゜アルゴン雰
囲気下、水素化ナトリウム(65w。
1.57mmo1)を無水トルエン(1m1)に懸1.
31mmo1)のトルエン(5m1)溶液を加え、次い
でtart−ブチルブロモアセテート(320#I、1
.98mmo1)を加えた0反応液を100℃で2時間
加熱攪拌後、エチルエーテルで抽出した。抽出液を飽和
食塩水で洗浄、無水硫酸マグムシラムで乾燥後溶媒を留
去し、油状勧賞を得た。これをシリカゲルカラムクロマ
トグラフィーにて精製し、tart−ブチルエステル熱
(647,2■、97%)を得た。
IR(neat);2940,1755.1628個−
1゜ NMRδ (CDCIs); 8.10  (s、  
I H)。
6.09  (m、  IH)、4.73  (m、 
 IH)。
3.79  (s、2H)、  1.54  (s、9
H)。
0.96  (s、  9H)、  0.07  (s
、  6H)。
Mass   m/z;509  (M”)、  42
5゜370、 352. 312. 159. 85゜
参考例21 参考例20 tart−ブチルエステル20 (647,2Nr。
1.27mmo1)から、参考例1Oと全く同様の操作
により、アルコール体21(386,8■。
77%)を無色油状物質として得た。
IR(neat);3470,2940,1750゜1
155cm−’。
NMRδ(CDCIs); 8.02 (s、I H)
−6,01(m、1M)、4.71  (m、IH)。
3.75 (s、2H)、1.53 (s、9H)。
Mass  m/z:395 (M”)、311゜25
5.238.180.85.57゜参考例12と同様の
操作により、以下の化合物を合成した。
!!4に収率およびスペクトルデータを示す。
参考例22 アルゴン雰囲気下、水素化ナトリウム(35■。
(120mw、0.97mmo I)の無水THF (
3m1)溶液を加え、30分間攪拌した0次いでブチ、
ル体6 (261,2m、0.59mmo 1)の無水
THF (5m1)溶液を加え、60℃で更に6時間攪
拌した0反応終了後、エチルエーテルで抽出し、抽出液
を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後
、溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィーにて精製し、を無色油状物質として得た。
IR(neat);3450,1600,1586゜8
35cm°1゜ NMRδ(CDCIり;6.7s〜7.46(m、4H
)、5.68 (m、IH)、4.77(s、IH)、
4.69 (s、IH)、4.60(m、3H)、0.
92 (s、98)。
0.06 (s、6H)。
Mass  m/z;404(M”″)、382゜32
9.131,85゜ ベンジルアルコール体又ユ(198,0■、0.41m
mo1)から、参考例12の酸化反応と同様の操作によ
り粗製アルデヒド匙4、(203■)を得た。こうして
得られたアルデヒド先先をエタノール(4m1)に溶解
し、硝#tR(390sg)の水溶液(8m1)を加え
、水冷下で更に40%KOH水溶液(0,8m1)を滴
下し、0℃で9時間攪拌した0反応液を5Njlal!
で注意深く中和し、Jl終的にpH4〜5とし、酢酸エ
チルで抽出した。
無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を留去し、解し、
水冷下にて、大過剰のジアゾメタン−エチルエーテル溶
液を加えた0反応終了後、蟻酸で過剰のジアゾメタンを
分解した後、直ちに飽和NaHCOs水溶液を加え、エ
チルエーテルで抽出した。抽出液を水及び飽和食塩水で
洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を留去し
た。
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し
、エステル体以(105,6曜、50%)を得た。
IR(neat);2960.1730.171G。
1596.1580,1250.1080(21−’ 
NMRδ(CDe 1s)i 6.78〜7.92(m
、4H)、5.73  (m、IH)、4.60(m、
3H)、3.88  (s、3H)、0.90(s、9
H)、0.05 (s、6H)Mass   m/’x
;516  (M”)、  432゜375、 364
. 223. 159゜131.85゜ 参考例24 エステル体、岨(75,21IIII、  O,15t
nmo I)から、参考例10と全く同様の操作により
、アルコール体、2.?、(58,6■、100%)を
無色油状物質として得た。
[R(neat);3450.1?25,1710゜1
600.1580,1250.1080Cfi −’。
NMRδ (CDCI3); 6.83〜7.96(m
、5H)、5.78  (m、1 )H,4,50〜4
.85  (m、  3H)、  3.92  (s。
3H) 。
Mass   m/xH402(M”)、  318゜
284、 250. 152. 85 参考例25 アルコール体27より参考例12と同様の操作によりエ
ノンVを無色油状物質として1)た(収率42%)。
IR(nOat)  ;2940,172B、1690
゜1662.1620,1600.1590゜1250
、 1080c11−’。
NMRδ (CDCIs)  ;  6.05〜7.9
5(m、  6H)、  5.75  (m、  l1
1)、4.62(m、  3H)、  3.90  (
s、  3H)。
1.20  (d、  J−IHz、  3H)。
Mass   m/z;506  (M”)、  47
5゜422、 404. 352. 270. 85゜
参考例26 シリルエーテル体?(301■、0.77−−01)か
ら参考例10と全く同様の操作によりアルコール体り(
210,2■、98.7%)を無色油状勧賞として得た
IR(neat);3450,2210.1640cm
伺。
NMRδ (CD C1s)  ; 5.63 (m、
2/7H)。
5.15  (m、5/7H)、4.59 (m。
1 H)、  3.07  (m、  I H)。
Mass   m/z;193  (M”−84)。
158、 85. 41゜ 参考例27 アルコール体Uから参考例12と全く同様の操作により
α、β−不飽和ケトン体3 G (108,4■。
81.0%)を得た。
IR(nea L); 2930,2B60,2204
゜1695.1670,1630c+m−’。
NMRδ(CDCl5)i 6.49〜7.05(m、
IH)、5.90〜6.80  (m。
IH)、5.68  (m、1/3H)。
5.21  (m、2/31()、4.55 (m。
1 H)、  3.08  (m、  I H)。
Mass   m/z;287  (M’−84)。
243、 188. 85. 41゜ 参考例28 mmo1)をメタノールCm lに溶解し一78℃で過
剰の水素化ホウ素ナトリウムを加え、−20℃で1時間
撹拌した。アセトンを加え、反応を停止させた後飽和N
H,Cl水溶液を加えた。エチルエーテルで抽出し、飽
和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒
を減圧留去した。
得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに
付し、アルコール体灸、!(107,3■。
98.8%)を、無色油状物質として得た。
IR(neat)  ;3430,2920.2850
゜2205.1640am−’。
NMRδ(CDCW); 5.19 (m。
1115H)、4.84 (m、415H)。
4.2(i (m、IH)、2.70 (m、1M)。
1.48 (m、I H)。
Mass  m/z;271.227,175゜85.
67゜ 参考例29 アルコール体31  (107air、  0.29m
mo 1)をジクロロメタン2.5mlに熔解し一17
℃でジヒドロビシン(136,ul、1.45mmo1
)と少1tのPiミルエンスルホンを加え、20分間攪
拌した。後0℃にて5分間攪拌した。飽和NaHCOx
水溶液を加えエチルエーテルで抽出し、飽和食塩水で洗
浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を留去した。
得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに
付し、テトラヒFOピーy ニルx −チル体v(13
0,5w、99.5%)を無色油状物質として得た。
IR(neat);2950,28T5.2225゜1
740.1640cm−’。
NMRδ(CD Cl s)  ; 5.48 (m。
1115H)、5.15 (m、415H)。
4.60 (m、 2 H) 、 3.04 (m、 
 I H)。
Mass  m/z;355,271,227゜175
.85,67゜ 参考例30 ミドのTHF溶1に一78℃でジテトラヒドロビラニル
エーテル体丸;  (130■、  0.28 m5o
1)を加え、20分間撹拌し、これにメチル−4−オキ
ソプレート(325報、2.8mmo 1)を加え=2
σ℃で15分間攪拌した。飽和NHaCI水f!Jil
llを加え、エチルエーテルで抽出し、飽和食塩水で洗
浄、無水硫酸マグネシウムで乾W後、溶媒留去した。得
られた残渣υは精製することなく次の反応に用いた。゛ IR(neat);3450.2950,2850゜2
735.1735ea−’。
実施例1 α、β−不飽和テトンQ、1.50m (0,113m
mo1)をメタノール5mlに溶解し、−78℃に冷却
した。ここに水素化ホウ素ナトリウム4.7w (0,
124mmo 1)のメタノール2ml溶液を加え、同
温度で45分間−20℃で45分間攪拌した後アセトン
l m lを加え、飽和塩化アンモニウム水にあけ酢酸
エチルで抽出した。乾燥m1llて粗アルコール3J−
55agを得た。このアルコールを65%酢酸水溶液に
溶かし、40℃で2.5時間撹拌した。この後飽和炭酸
水素ナトリウム水溶液にあけ酢酸エチルで抽出し、乾燥
、濃縮して粗ジオールを得た。これをカラムクロマトグ
ラフィーにて精製して高極性成分として15α一ジオー
ル体3516w(収率39%)を得た。
NMRδ(CDCIs);5.81(s、IH)。
5.4〜5.6 (m、2H)、3.56  Cs。
3H)、2.47 Cs、411)。
IR(neat);3430  (broad)。
1720.1200.1190.975cA−’ 。
MS  m/a;360  (M”)、342゜298
゜ 実施例2 実a例1と同逢の操作により以下の化合物を合成した。
表5に収率及びスペクトルデータを示す。
実施例3 15α−ジオール、IJ 15 sir (0,042
g−o1)を1mlのエタノールにi9解し室温でここ
に5%水酸化カリウム水溶液0.2mlを加えた。20
分間攪拌後、1%塩酸で注意深く中和した後酢酸エチル
で抽出、乾燥、濃縮して粗生成物を得た。これヲ中性シ
リカゲルキ島ピラリーカラムで精製して口約のカルボン
酸巧9暉(収率64%)を得j二。
NMRδ (CDCIi)  ;  5.84  (s
、  l H)。
5.4〜5.5  (m、  2H)、  4.47 
 (d d。
1!(、J=8Hz、  J−2Hz)、  0.8〜
0.9  (m、  3M)。
IR(neat)  ;3400  (broad)。
1693、 1085cmm−’。
MS  m/e;328. 284゜ 実施例4 実施例3と同様の操作により以下の化合物を合成した。
表6に収率及びスペクトルデータを示す。
t1 ぺ 実施例5 37           虻 15α−ジオール3725s (0,05mmo +)
を7%4水酸化力リウムメタノール溶液3mlに溶かし
、ここに1mlの水を加え室温で2時間撹拌した。この
後メタノールを減圧留去し、5%塩酸水にて中和した。
この水溶液をMCLゲルCHP20Pを通す事によりゲ
ル中にアミン酸を担持させ、水で洗浄後エタノールで抽
出し、溶媒を留去してアミン#13,315g (収率
83%)を得た。
NMRδ (CDCIs)  ; 5.5〜5.6 (
m。
3H)、  3.9〜4.0 (m、  2H)、  
0.8〜1.0  (m、  3H)。
IR(neat)  ;3400  (broad)。
1615.1380.106106O’。
MS  m/a;333.315,228゜実施例6 実施例5と同様の操作により以下に示す化合物を得た。
ここに収率及びスペクトルデータを示す。
収率 74% スペクトルデータ NMRδ (CDCl5)i 5.4〜5.7 (m。
3H)、4.8〜5.0 (m、2H)、1.74(s
、3H)、0.9〜1.O(m、3H)。
IR(neat);3400  (broad)。
1580、 1410. 1090c*−’。
MS   m/e;362  (M+1)+ 360(
M−1)”。
実施例7 梨 α、β−不飽和不飽和ケトル体実施例1と、全く同様の
方法により以下の化合物を合成した。
表7に収率およびスペクトルデータを示す。
実施例8 ジオール体、4」から実施例3と全く同様の操作表8に
収率およびスペクトルデータを示す。
実施例9 実施例1と全く同様の操作により以下の化合物を得た。
!I9に収率およびスペクトルデータを示す。
orHP  011 表9 実施例3と全く同様の操作により以下の化合物を合成し
た。
表10に収率およびスペクトルデータを示す。
実施例11 α、β−不飽和ケトン28から、実施例1と同様の操作
により、ジオール体43(収率55%)を無色油状物質
として得た。
IR(neat);3390,2930.1?25゜1
600.1590.1250.10853−’。
Mass  m/x;406(M”−18)。
388.362,254,210゜ 153.81゜ 実施例12 ジオール体43をエタノールに溶解し、室温で5%KO
H水溶液を加え、同温度で30分間撹拌した9反応終了
後、5N塩酸で注意深く中和し、最終的にpH3〜4と
し、これを酢酸エチルで抽出した。抽出液を無水硫酸マ
グネシウムで乾燥後%)を得た。
IR(neat)+3300.2920.1?20゜1
600.159 G、1455.1235am−’。
NMRδ(CDCIs); 8.19  (d、J−(
d、J−8,4H1,IH)、5.81(s、  IH
)、5.58  (m、2H)。
4.83  (S、  2H)、  3.40〜4.2
0(m、¥H)、3.13  (m、I H)。
1.79  (s、3H)、0.99  (d、J −
1,3Hz、3/2H)、0.96  (d、J=7.
3Hz、  3/2)1)。
Mass  m/z;410  (M”)、392゜3
48.330,321,295゜ 211、 133. 81゜ ハイドロキシシアノ体33をジクロロメタン2.5ml
に溶解し、水冷下でトリエチルアミン0.47m1塩化
メタンスルホニルクロリド89μlを加え、室温で20
分間攪拌した。l!和食塩水を加え、エチルエーテルで
抽出し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し溶媒留去した。
得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに
付し、低極性部分としてシアノジエン体(Z)45  
(66mg。
42.5%)、高極性部分としてシアノジエン体(E)
46 (56■、36.0%4)を無色油状物質としで
得た。
8体 IR(naat);2950,2850,2230゜1
 ? 35.1440cm−’。
NMRδ(CDCIs) ; 6.4〜7.0 (m。
I H) 、 5.23〜5.70 (m、  I H
) 。
4.85 (m、 IH) 、 4.64 (m、  
1)1)。
3.70 (s、 3H) 、 2.90 (m、  
IH)。
実施例X4 45            超 アルゴン雰囲気下、シアノジエン体45 (66、1m
、0.12mmo 1)をTHFo、12m1,65%
酢酸1.0m lを加え、50℃で55分間攪拌しり、
ilI和N a HCOs水溶液を加え、酢酸エチルで
抽出し、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで
乾燥した。溶媒留去後得られた残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィーに付し、高極性部分としてジオール
体41 (9,(1w、  19.4%)1735 c
s−’。
NMRδ(CDCIs):6.08〜6.19(m、 
 2H)、5.50〜5.61  (m。
2H)、  3.71  (s、  3H)、  3.
19(m、IH)。
Mass   m/z;370. 369. 351゜
325、 298. 245. 143゜99、 67
゜ シアノジエン体46  (56mg、  0.1mmo
 1)から実施例14と全く同様の操作よりジオール体
1735cm−’。
NMRδ(CDCIs)  ;6.09〜6.21(m
、2H)、5.62 (m、2H)。
3.71  (s、3H)、2.96 (m、1M)。
Mass   III/$  ;370. 369. 
351゜325. 265. 194. 143゜79
.41゜ 実施例16 灯         リ ジオール体9 (8、Ow、  0.02 mm o 
l )を、エタノール0.08m1に溶解し、リン#暖
街液pH8,0,72m1を加え、26℃でブタ肝エス
テラーゼ800μlを加え、2時間攪拌した。水冷下、
0.5N−塩酸にて、pH4に調節し、酢酸エチζ−出
した。*和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾
燥後溶媒留去した。得られた残渣を中性シリカゲルキャ
ピラリーカラムで精製し、カルボン酸49 (4,8*
、62.3%)を得た。
IR(neat);3350,2940,2860゜2
225.1720cm−’。
NMRδ(CDCIs); 6.08〜6.19(m、
2H)、5.57〜5.62 (m。
28)、3.76〜4.29 (m、3H)。
3.17 (m、IH)。
Mass  m/z;355,337,311゜284
.231,143.99.43゜実施例17 ジオール体人3 (7,0g、0.02mmo 1)か
ら、実施例16と全く同様の操作により、カルボン酸5
0 (3,1111+、  46.3%)を無色油状物
質として得た。
IR(neat)  ;3350,2940.2860
゜2225.1720(III−’。
NMRδ(CDCIs); 6.02〜6,23(m、
2H)、5.63 (m、2H)。
3.71〜4.23 (m、38)、2.98(m、I
H)。
Mass  m/”);355,337,311゜28
4.194,143,91,41゜(薬剤製造) 実施例17 エタノール5mlに溶解した2、3,4.5−テトラデ
ヒドロ−9(O) −メタノ−Δh(vo  −プロス
タグランジン1.5■、カルボキシメチルセルロースカ
ルシウム0.2g、二酸化ケイ素20■、ステアリン酸
マグネシウム0.2g、マンニット5gとし、均一にな
るまでよく混合したのち常法によ性物賞を含む錠剤10
0錠を得た。
実施例18 2.2.3.3,18.18,19.19−オクタデヒ
ドロ−16゜20−ジメチル−9(0)−メタノ−Δ*
+vx+  +プロスタグランジンI1および4−アザ
−3−オキサ−4,5−ジデヒドロ−9(o)−メタノ
−物質を含む錠剤100錠を得た。
実施例19 3−アザ−16−メチル−18,18,19,19−テ
トラデヒドロ−9(0)−メタノ−Δ−19〆) −プ
ロスタグランジンI、 t 1! r tブチルエステ
ルのα−シシクデキストリン包接化合vIJ70■、カ
ルボキシメチルセルロースカルシウム0.2g、二酸化
ケイ素20■、ステアリン酸マグネシウム0.2gおよ
び乾燥マンニットを加え10gとし均一になるまで混合
した後、常法により直接打錠して1錠中50μgの活性
物質を含む錠剤100錠を得た。
、実施例20 4.5−ジデヒドロ−5−シアノ−9(0) −メタノ
−Δ1′) −プロスタグランジン11のαナ シク♂−キストリン包接化合物70■、ステアリ人 ン酸マグネシウム0.23gおよびラクト−Wを加え、
2.3gとし、均一になるまで混合した後、常法により
、3号ゼラチンカプセル中に充填しソ鳩プセル中に50
ggの活性物質を含むカプセル100個を得た。
実施例21 2.2,3.3−テトラデヒドロ−IG、 17.1B
、 19.20−ペンタノルー15−シクロペンチル−
9(0) −メタノ−ΔblJ+  −プロスタグラン
ジン!、のα、j・ シクロVキストリン包接化合物14■をil水100m
1に溶解し、溶液を常法により殺菌消毒し、5ml容量
のアンプメm1注入して、lアンプル中に10tigの
活性物質を含む注射削10G個を得た。
(実験方法) 2週間以上薬物層のない健康成年男子(22〜34歳)
から早朝空腹時に採血した。 3.854クエン酸ナト
リウム水溶液を入れた注射筒を用いて50m1採血し、
直ちに転倒攪拌したのち、200Gで15分間遠心分離
した。上清をPRP (血小板多血症)として分離し、
残渣を更に2000G血症)として分取し、実験に用い
た。PRP250μmをキエベットに入れ、本発明化合
物の1%エタノール水溶液又は1%エタノール水溶液5
μIを添加し、37℃1分間インキエベーシッン後、凝
集誘発剤(ADP)を添加し、凝集の過程をアブリボメ
ーター(Sieneo社)により記録した。ADPの濃
度として各々の血小板に対し、最大凝集を与えるADP
の最小濃度(2〜10.uM)を用いた。血小板凝集抑
制率は次式によって算出した。
抑制率−(A−B/A)X 100 A:溶媒添加時の最大凝集率(5%エタノール水溶液) B:本発明化合物添加時の最大凝集率 本発明化合物の血小板′a集抑制作用は、+CSa値に
よって表11に示す通りである。
7、/′ \]、、/’

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼−( I ) 〔式中、R^1は−CO_2R^5基(基中、R^5は
    水素原子、又は炭素数1〜12の直鎖もしくは分枝鎖ア
    ルキル基、又は炭素数7〜12のアラルキル基、又は置
    換されていないか少なくとも1個の炭素数1〜4のアル
    キル基で置換されている炭素数4〜7のシクロアルキル
    基又は置換もしくは非置換のフェニル基、又は1当量の
    カチオンを表わす)、又は−CONR^6R^7基(基
    中、R^6、R^7は同じでも異なってもよいか各々水
    素原子、又は炭素数1〜10のアルキル基、又はR^6
    とR^7はそれらが結合している窒素原子と一緒になっ
    て更にヘテロ原子を含有していてもよい5〜6員の置換
    もしくは非置換の環を表わす)を表わし、Aは i)−CH=CH−CH=CH− ii)−C≡C−CH_2CH_2− iii)−CH_2CH_2−C≡C− iv)−CH=N−O−CH_2− v)−CH_2CH_2−NH−CH_2−vi)▲数
    式、化学式、表等があります▼ vii)▲数式、化学式、表等があります▼ であり、Bはトランス−CH=CH−又は −C≡C−基を表わし、R^2は炭素数3〜10の直鎖
    もしくは分枝鎖アルキル基、又は置換されていないか少
    なくとも1個の炭素数1〜4のアルキル基で置換されて
    いる炭素数4〜7のシクロアルキル基、又は炭素数3〜
    12の直鎖もしくは分枝鎖アルケニル基、又は炭素数3
    〜8の直鎖もしくは分枝鎖アルキニル基、又は置換され
    ていてもよいフェニル基又はフェノキシ基で、あるいは
    炭素数1〜6のアルコキシ基で、あるいは炭素数5〜8
    のシクロアルキル基で置換されている炭素数1〜3の置
    換アルキルを表わし、R^3は水素原子、メチル基又は
    ビニル基を表わし、R^4は水素原子、又は炭素数1〜
    7のアシル基、トリ(炭素数1〜7)炭化水素−シリル
    基、又は水酸基の酸素原子と共にアセタール結合を形成
    する基を表わし、Aで表わされる置換基中の二重結合は
    E又はZ、又はそれらの混合物であり、R^2で表わさ
    れる置換基中の不斉中心はR−配置又はS−配置、又は
    それらの混合物である、〕で表わされるプロスタサイク
    リン類。 2)一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中R^1は−CO_2R^5基(基中、R^5は水
    素原子、又は炭素数1〜12の直鎖もしくは分枝鎖アル
    キル基、又は炭素数7〜12のアラルキル基、又は置換
    されていないか少なくとも1個の炭素数1〜4のアルキ
    ル基で置換されている炭素数4〜7のシクロアルキル基
    又は置換もしくは非置換のフェニル基、又は1当量のカ
    チオンを表わす)、又は−CONR^6R^7基(基中
    、R^6、R^7は同じでも異なってもよいか各々水素
    原子、又は炭素数1〜10のアルキル基、又はR^6と
    R^7はそれらが結合している窒素原子と一緒になって
    更にヘテロ原子を含有していてもよい5〜6員の置換も
    しくは非置換の環を表わす)を表わし、Aは i)−CH=CH−CH=CH− ii)−C≡C−CH_2H_2− iii)−CH_2CH_2−C≡C− iv)−CH=N−O−CH_2− v)−CH_2CH_2−NH−CH_2−vi)▲数
    式、化学式、表等があります▼ vii)▲数式、化学式、表等があります▼ であり、Bはトランス−CH=CH−又は −C≡C−基を表わし、R^2は炭素数3〜10の直鎖
    もしくは分枝鎖アルキル基、又は置換されていないか少
    なくとも1個の炭素数1〜4のアルキル基で置換されて
    いる炭素数4〜7のシクロアルキル基、又は炭素数3〜
    12の直鎖もしくは分枝鎖アルケニル基、又は炭素数3
    〜8の直鎖もしくは分枝鎖アルキニル基、又は置換され
    ていてもよいフェニル基又はフェノキシ基で、あるいは
    炭素数1〜6のアルコキシ基で、あるいは炭素数5〜8
    のシクロアルキル基で置換されている炭素数1〜3の置
    換アルキルを表わし、R^3は水素原子、メチル基又は
    ビニル基を表わし、R^4は水素原子、又は炭素数1〜
    7のアシル基、トリ(炭素数1〜7)炭化水素−シリル
    基、又は水酸基の酸素原子と共にアセタール結合を形成
    する基を表わし、Aで表わされる置換基中の二重結合は
    E又はZ、又はそれらの混合物であり、R^2表わされ
    る置換基中の不斉中心はR−配置又はS−配置、又はそ
    れらの混合物である。〕で表わされるプロスタサイクリ
    ン類又はその酸の非毒性塩、あるいはこれらのシクロデ
    キストリン包接化合物を有効成分とする循環改善作用お
    よび坑潰瘍作用を有する薬剤。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62129246A (ja) * 1985-08-09 1987-06-11 Terumo Corp 2,4−ペンタジエン酸誘導体およびこれを含有する血小板凝集抑制剤
WO2001010433A1 (fr) * 1999-08-05 2001-02-15 Teijin Limited Ameliorant contre la neuropathie contenant des composes azotes en tant que principe actif

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US7071359B1 (en) 1999-08-05 2006-07-04 Teijin Limited Neuropathy improvers containing nitrogenous compounds as the active ingredient

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