JPS6265988A - セラミツク焼成用窯道具の製造法 - Google Patents
セラミツク焼成用窯道具の製造法Info
- Publication number
- JPS6265988A JPS6265988A JP60202533A JP20253385A JPS6265988A JP S6265988 A JPS6265988 A JP S6265988A JP 60202533 A JP60202533 A JP 60202533A JP 20253385 A JP20253385 A JP 20253385A JP S6265988 A JPS6265988 A JP S6265988A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ceramic
- firing
- resistance
- raw material
- mullite
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Porous Artificial Stone Or Porous Ceramic Products (AREA)
- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
- Furnace Charging Or Discharging (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、陶磁器、タイルや電子工業用セラミック等を
焼成する時に使用する棚板、サヤ等の窯道具に関するも
のである。
焼成する時に使用する棚板、サヤ等の窯道具に関するも
のである。
（従来の技術）
従来のこのような窯道具に使用されているものの材質と
しては例えば特開昭５７−７１８５８号に示すように、
炭化珪素質、アルミナ質、コージェライト質、ムライト
質等であるが、炭化珪素質は酸化雰囲気中では酸化し易
く又、価格が高いという問題がある。アルミナ質は高耐
火性であるものの、耐クリープ性や耐スポール性に問題
があり、コージェライト質は、１，２００〜１，３００
℃以上の温度に耐え難い。又、市販のムライト質も、耐
クリープ、耐スポール性に十分でないのが現状である。
しては例えば特開昭５７−７１８５８号に示すように、
炭化珪素質、アルミナ質、コージェライト質、ムライト
質等であるが、炭化珪素質は酸化雰囲気中では酸化し易
く又、価格が高いという問題がある。アルミナ質は高耐
火性であるものの、耐クリープ性や耐スポール性に問題
があり、コージェライト質は、１，２００〜１，３００
℃以上の温度に耐え難い。又、市販のムライト質も、耐
クリープ、耐スポール性に十分でないのが現状である。
（発明が解決しようとする問題点）
棚板やサヤ等の窯道具は高温度（例えば１．５００℃）
で荷重を受けて使用される為、熱間で繰り返し使用する
とたわみによシ変形したυ、又数百度の炉内から取出し
て放冷される為、熱衝撃を受ける。その為、耐クリープ
性、耐スポール性に優れていることが重要である。加え
て窯道具上で焼成される被焼成体との反応を生じるもの
であってはならない。
で荷重を受けて使用される為、熱間で繰り返し使用する
とたわみによシ変形したυ、又数百度の炉内から取出し
て放冷される為、熱衝撃を受ける。その為、耐クリープ
性、耐スポール性に優れていることが重要である。加え
て窯道具上で焼成される被焼成体との反応を生じるもの
であってはならない。
性を高めることができれば、耐クリープ性及び耐スポー
ル性両面の改善ができるため、この点について種々研究
検討して本発明を完成させたものであってその要旨とす
るところは、電融ムライト原料を１０〜９０ｗｔ％、残
部をアルミナ原料、シリカ原料の１種又は２種及び焼成
中に焼失する材料を外掛で０．２〜２．ｏｖｏ１％添加
したものを成形し、１．５ｏｏ〜１，８００℃で焼成す
ることを特徴とするセラミック焼成用窯道具の製造法で
ある。
ル性両面の改善ができるため、この点について種々研究
検討して本発明を完成させたものであってその要旨とす
るところは、電融ムライト原料を１０〜９０ｗｔ％、残
部をアルミナ原料、シリカ原料の１種又は２種及び焼成
中に焼失する材料を外掛で０．２〜２．ｏｖｏ１％添加
したものを成形し、１．５ｏｏ〜１，８００℃で焼成す
ることを特徴とするセラミック焼成用窯道具の製造法で
ある。
すなわち、電融ムライト原料とアルミナ原料、シリカ原
料の１種又は２種を焼成中に焼失する材料（例えば、ピ
ッチコークス、木屑、ポリビニルアルコール、メチルメ
タクリレート、スチレンビーズ等の１種又は２種以上）
の０．２〜２． Ｏｖｏｌチと共に適当なバインダーで
混練し、乾式成形又は鋳込等で成形し１，５００℃〜１
，８００℃で焼成するものである。
料の１種又は２種を焼成中に焼失する材料（例えば、ピ
ッチコークス、木屑、ポリビニルアルコール、メチルメ
タクリレート、スチレンビーズ等の１種又は２種以上）
の０．２〜２． Ｏｖｏｌチと共に適当なバインダーで
混練し、乾式成形又は鋳込等で成形し１，５００℃〜１
，８００℃で焼成するものである。
ここで、電融ムライト原料が１０％未満であると、第１
図に示す様に熱間での耐クリープ性が急激に低下する。
図に示す様に熱間での耐クリープ性が急激に低下する。
又電融ムライト原料が９０重量％を超えると耐スポール
性が低下する。電融ムライト原料に併用されるアルミナ
原料は電融アルミナ焼結アルミナ等であり、シリカ原料
は溶融シリカ珪砂等である。
性が低下する。電融ムライト原料に併用されるアルミナ
原料は電融アルミナ焼結アルミナ等であり、シリカ原料
は溶融シリカ珪砂等である。
また上記のアルミナ原料、シリカ原料の他にアルミナ−
シリカ系原料例えばシリマナイト、カイヤナイト、カオ
リン粘土、蝋石等の使用も有効である。これは、ムライ
ト以外にアルミナ原料、シリカ原料が添加されることに
よって、各骨材の膨張率の違いにより熱応力が緩和され
る為と思われる。
シリカ系原料例えばシリマナイト、カイヤナイト、カオ
リン粘土、蝋石等の使用も有効である。これは、ムライ
ト以外にアルミナ原料、シリカ原料が添加されることに
よって、各骨材の膨張率の違いにより熱応力が緩和され
る為と思われる。
更にムライト原料を使用する場合に焼結晶に比べ、電融
品が耐クリープ性に優れ、又焼成中に焼失する材料を添
加することによって、適度の気孔を生じさせ、繰返し使
用の熱衝撃に十分耐える耐スポール性が具備される。こ
の場合添加量が０．２ｖｏ１％未満だと、十分な耐スポ
ール性が得られず２、 Ｏｖｏｌ’％以上だと、棚板や
サヤとして使用可能な強度を維持できない。
品が耐クリープ性に優れ、又焼成中に焼失する材料を添
加することによって、適度の気孔を生じさせ、繰返し使
用の熱衝撃に十分耐える耐スポール性が具備される。こ
の場合添加量が０．２ｖｏ１％未満だと、十分な耐スポ
ール性が得られず２、 Ｏｖｏｌ’％以上だと、棚板や
サヤとして使用可能な強度を維持できない。
焼成温度は１５００℃未満だとこれまた強度が十分でな
く又、耐クリープ性にも劣り、１．Ｂｏ。
く又、耐クリープ性にも劣り、１．Ｂｏ。
℃以上だと焼成中に変形したり、ムライトがクリストバ
ライトとコランダムに分解し、シリカ成分が揮散して好
ましくない。
ライトとコランダムに分解し、シリカ成分が揮散して好
ましくない。
電融ムライト原料は一般に２４数百℃の温度で熔融され
るもので焼結ムライト原料等に比べ、純度も高く粉体と
しての活性度も低い。その為この原料を使用し、更に１
，５００℃以上の高温で焼成することによって、棚板や
サヤ等の使用温度（通常１，０００〜１，６００℃）に
於ける拡散クリープ現象が起り難い。つまりその結果耐
クリープ性が大きくなる。残部は耐火性骨材であれば良
いがムライト中のアルミナやシリカ成分と反応して低融
点化合物を作り、被焼成物と更に反応することがない様
にする必要がある。その為にはアルミナ原料、シリカ原
料の使用が有効である。
るもので焼結ムライト原料等に比べ、純度も高く粉体と
しての活性度も低い。その為この原料を使用し、更に１
，５００℃以上の高温で焼成することによって、棚板や
サヤ等の使用温度（通常１，０００〜１，６００℃）に
於ける拡散クリープ現象が起り難い。つまりその結果耐
クリープ性が大きくなる。残部は耐火性骨材であれば良
いがムライト中のアルミナやシリカ成分と反応して低融
点化合物を作り、被焼成物と更に反応することがない様
にする必要がある。その為にはアルミナ原料、シリカ原
料の使用が有効である。
又、前記耐火原料に対し焼成中に焼失する材料を外掛で
０．２〜２．０ｖｏ１％添加すると、組織が適度にポー
ラスとなり繰返し使用の熱衝撃に十分耐え、又亀裂が入
っても進展しない為それが微亀裂となって十分な耐スポ
ール性が具備される。
０．２〜２．０ｖｏ１％添加すると、組織が適度にポー
ラスとなり繰返し使用の熱衝撃に十分耐え、又亀裂が入
っても進展しない為それが微亀裂となって十分な耐スポ
ール性が具備される。
（実施例）
以下実施例について説明する。第１表の配合割合に示す
ように粒度０，３藺の粒度４４μｍ の電融ムライト原
料、アルミナ原料、シリカ原料側れか１種以上及び粒度
２００メツシユ以下の焼失材の組合せを変化させた配合
物をＰＶＡ水溶液バインダーを適量添加混練して２００
角×７ＭのＩＣ基板焼成用セッターの供試体をそれぞれ
作成した。
ように粒度０，３藺の粒度４４μｍ の電融ムライト原
料、アルミナ原料、シリカ原料側れか１種以上及び粒度
２００メツシユ以下の焼失材の組合せを変化させた配合
物をＰＶＡ水溶液バインダーを適量添加混練して２００
角×７ＭのＩＣ基板焼成用セッターの供試体をそれぞれ
作成した。
随１〜３は本発明品であり、比較品としては焼結ムライ
トを使用したもの（随４）、ムライト１００チのもの（
ｍ５）、焼失材を添加しないもの（ＮＱ６）及び焼失材
の添加量の多いもの（ｍ７）である。
トを使用したもの（随４）、ムライト１００チのもの（
ｍ５）、焼失材を添加しないもの（ＮＱ６）及び焼失材
の添加量の多いもの（ｍ７）である。
上記供試体について物性値を測定した結果、本発明８随
１〜３は比較品に比して曲げ強さ、耐スポール性、耐り
ら−ブ性がいづれも向上した。
１〜３は比較品に比して曲げ強さ、耐スポール性、耐り
ら−ブ性がいづれも向上した。
さらに第１表の実施用回数はＩＣ基盤焼成炉（１，５５
０〜１，５８０℃間×２４時間）で使用した結果であり
、本発明品Ｎ１１４〜３は比較凸隆４〜７に比して１０
倍以上の耐用性を示した。
０〜１，５８０℃間×２４時間）で使用した結果であり
、本発明品Ｎ１１４〜３は比較凸隆４〜７に比して１０
倍以上の耐用性を示した。
（発明の効果）
以上説明したように本発明方法により製造したセラミッ
ク焼成用窯道具は、熱間で繰り返し使用しても、耐スポ
ール性、耐クリープ性に優れている為、飛躍的に、実使
用に於いて耐用寿命を向上させることができた。
ク焼成用窯道具は、熱間で繰り返し使用しても、耐スポ
ール性、耐クリープ性に優れている為、飛躍的に、実使
用に於いて耐用寿命を向上させることができた。
第１図は電融ムライト添加量と耐クリープ性との関係を
示す。縦軸は耐クリープ性を第１表同様たわみ毒として
表わした。 第１図
示す。縦軸は耐クリープ性を第１表同様たわみ毒として
表わした。 第１図
Claims (1)
- 電融ムライト原料を１０〜９０ｗｔ％残部をアルミナ
原料、シリカ原料の１種又は２種及び前記原料に対し、
焼成中に焼失する材料を外掛で０．２〜２．０ｖｏｌ％
添加したものを成形し、１、５００℃〜１、８００℃で
焼成することを特徴とするセラミック焼成用窯道具の製
造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60202533A JPS6265988A (ja) | 1985-09-14 | 1985-09-14 | セラミツク焼成用窯道具の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60202533A JPS6265988A (ja) | 1985-09-14 | 1985-09-14 | セラミツク焼成用窯道具の製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6265988A true JPS6265988A (ja) | 1987-03-25 |
Family
ID=16459071
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60202533A Pending JPS6265988A (ja) | 1985-09-14 | 1985-09-14 | セラミツク焼成用窯道具の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6265988A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6452669A (en) * | 1987-08-24 | 1989-02-28 | Ngk Insulators Ltd | Production of alumina refractory |
| JP2008044814A (ja) * | 2006-08-15 | 2008-02-28 | Ngk Insulators Ltd | セラミックス複合材料及び焼成用敷板 |
| JP2015504841A (ja) * | 2012-01-11 | 2015-02-16 | サン−ゴバン セラミックス アンド プラスティクス，インコーポレイティド | 耐火物及び耐火物を使用したガラス板の形成方法 |
| US9714185B2 (en) | 2011-03-11 | 2017-07-25 | Saint-Gobain Ceramics & Plastics, Inc. | Refractory object, glass overflow forming block, and process for glass object manufacture |
| US9796630B2 (en) | 2011-03-30 | 2017-10-24 | Saint-Gobain Ceramics & Plastics, Inc. | Refractory object, glass overflow forming block, and process of forming and using the refractory object |
| JP2020147477A (ja) * | 2019-03-15 | 2020-09-17 | 黒崎播磨株式会社 | ムライト質れんがの製造方法 |
| US11814317B2 (en) | 2015-02-24 | 2023-11-14 | Saint-Gobain Ceramics & Plastics, Inc. | Refractory article and method of making |
-
1985
- 1985-09-14 JP JP60202533A patent/JPS6265988A/ja active Pending
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6452669A (en) * | 1987-08-24 | 1989-02-28 | Ngk Insulators Ltd | Production of alumina refractory |
| JP2008044814A (ja) * | 2006-08-15 | 2008-02-28 | Ngk Insulators Ltd | セラミックス複合材料及び焼成用敷板 |
| US9714185B2 (en) | 2011-03-11 | 2017-07-25 | Saint-Gobain Ceramics & Plastics, Inc. | Refractory object, glass overflow forming block, and process for glass object manufacture |
| US9796630B2 (en) | 2011-03-30 | 2017-10-24 | Saint-Gobain Ceramics & Plastics, Inc. | Refractory object, glass overflow forming block, and process of forming and using the refractory object |
| US9902653B2 (en) | 2012-01-11 | 2018-02-27 | Saint-Gobain Ceramics & Plastics, Inc. | Refractory object and process of forming a glass sheet using the refractory object |
| JP2016188170A (ja) * | 2012-01-11 | 2016-11-04 | サン−ゴバン セラミックス アンド プラスティクス，インコーポレイティド | 耐火物及び耐火物を使用したガラス板の形成方法 |
| JP2015504841A (ja) * | 2012-01-11 | 2015-02-16 | サン−ゴバン セラミックス アンド プラスティクス，インコーポレイティド | 耐火物及び耐火物を使用したガラス板の形成方法 |
| JP2018135267A (ja) * | 2012-01-11 | 2018-08-30 | サン−ゴバン セラミックス アンド プラスティクス，インコーポレイティド | 耐火物及び耐火物を使用したガラス板の形成方法 |
| KR20180107281A (ko) * | 2012-01-11 | 2018-10-01 | 생-고뱅 세라믹스 앤드 플라스틱스, 인코포레이티드 | 내화체 및 내화체를 이용한 유리판 성형방법 |
| KR20190124321A (ko) * | 2012-01-11 | 2019-11-04 | 생-고뱅 세라믹스 앤드 플라스틱스, 인코포레이티드 | 내화체 및 내화체를 이용한 유리판 성형방법 |
| JP2019206472A (ja) * | 2012-01-11 | 2019-12-05 | サン−ゴバン セラミックス アンド プラスティクス，インコーポレイティド | 耐火物及び耐火物を使用したガラス板の形成方法 |
| US10590041B2 (en) | 2012-01-11 | 2020-03-17 | Saint-Gobain Ceramics & Plastics, Inc. | Refractory object and process of forming a glass sheet using the refractory object |
| US11814317B2 (en) | 2015-02-24 | 2023-11-14 | Saint-Gobain Ceramics & Plastics, Inc. | Refractory article and method of making |
| JP2020147477A (ja) * | 2019-03-15 | 2020-09-17 | 黒崎播磨株式会社 | ムライト質れんがの製造方法 |
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