JPS6264189A - 画像処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、固体撮像素子を用いたカラーテレビカメラの
画像処理装置に関するものである。

従来の技術 従来のビジコン管を用いたテレビカメラでは管自体の寿
命が短かく、機械的振動等に弱いので、工業用途では以
前よシセンサ自体の固体化が望まれてきた。

現在、工業用としてＣＣＤカメラが用りられるようにな
ってきた。用途によっては一度ミラー反射を介して再生
像を観察する場合があシ、左右反転像にする必要がある
。また自動車後方のカメラ撮像画面を、運転中のドライ
バーがバックミラー画面と同等の画像でモニタしようと
するには、テレビカメラ再生像を左右反転させなければ
ならない等の処理が発生する。この場合、従来のテレビ
カメラはビジコン管に偏向コイルを用いてビーム走査さ
せているので、走査を逆にする場合は偏向コイル端子を
逆に接続するだけで実現することができた。

しかし、近年実用化されてきた”ＣＣＤカメラでは、受
光面に発生した電荷を駆動パルスで転送させ出力させる
従来と全く異なる信号発生・機構のため、従来の手段で
は通用せず、逆転送で信号出力させる構成にない点でカ
メラ使用上、問題点の−つとなっている。

この問題点を解決するには、ＣＣＤの構造自体を変更す
る方法と、カラー複合信号を一度デコーダ回路を介して
三原色（ＲＧＢ　）信号に変換した後、この三原色信号
を個々にＡ／Ｄ変換器、記憶回路、Ｄ／Ａ変換器を用い
て画像の左右反転処理を行う方法がある。

発明が解決しようとする問題点 しかし、前者にあっては、構成の複雑化、コストアップ
の問題がある。また後者にあっては、各原色について画
像の左右反転処理系統を必要とするため、構成の複雑化
、コストアップの問題がある。

そこで、本発明は、上記従来の問題点を解決するもので
、固体撮像素子を用いたカラーテレビカメラの画像を簡
単な構成で、しかも低コストで左右反転させることがで
きるようにした画像処理装置を提供しようとするもので
ある。

問題点を解決するための手段 そして上記問題点を解決するための本発明の技術的な手
段は、輝度信号と被変調カラー信号を含むカラー複合信
号を入力して直接Ａ／Ｄ変換するＡ／Ｄ変換器と、この
Ａ／Ｄ変換器の出力信号の画像信号を記憶し、記憶時と
逆の走査順序で読み出される記憶回路と、この記憶回路
からの出力信号をＤ／Ａ変換するＤ／Ａ変換器と、Ａ／
Ｄ入力点のカラーバースト信号を逆位相のカラーバース
ト信号に変換し、この逆位相のカラーバースト信号を上
記Ｄ／Ａ変換器の出力信号に付加する手段を備えたもの
である。

作用 上記技術的手段による作用は次のようになる。

即ち、輝度信号と被変調カラー信号を含むカラー複合信
号を直接Ａ／Ｄ変換器に入力してＡ／Ｄ変換し、その出
力信号の画像信号を記憶回路に書き込む。この記憶回路
から書き込み時と逆の順序で読み出し、画像の左右反転
像を出力する。この出力信号をＤ／Ａ変換器でＤ／Ａ変
換する。一方、Ａ／Ｄ入力点のカラーバースト信号を逆
位相のカラーバースト信号に変換し、この逆位相のカラ
ーバースト信号を上記Ｄ／Ａ変換器の出力信号に付加す
る。これによりカラーモニタ内のデコーダ回路でカラー
信号を分離し、三原色信号を発生させ、三原色画像信号
としてモニタ上に再生することができる。従ってサブキ
ャリヤ処理系の回路を必要とするが、Ａ／Ｄ変換器、記
憶回路、Ｄ／Ａ変換器系が一系統でよく簡略化を図るこ
とができる。

実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。図は
本発明の一実施例における画像処理装置を示すブロック
回路図である。

図において、ｌは固体撮像素子を用いたカラーテレビカ
メラの輝度信号と被変調カラー信号を含むカラー複合信
号、２はカラー複合信号ｌを直接Ａ／Ｄ変換するＡ／Ｄ
変換器、３はＡ／Ｄ変換器２の出力信号の画像信号を記
憶し、記憶時と逆の走査順序で信号を出力する画像の左
右反転処理用の記憶回路、４は記憶回路３の出力信号を
Ｄ／Ａ変換するＤ／Ａ変換器である。５はカラー複合信
号ｌから同期パルスを抽出する同期分離回路、６は同期
分離回路５の信号により出力するクロ、り信号発生回路
で、その信号をＡ／Ｄ変換器２、Ｄ／Ａ変換器４に与え
る。７は同期分離回路５より発生したＶＤ、ＨＤ信号に
よシカウンタが駆動され、記憶回路３の書き込み、読み
出し順序を制御するアドレス制御回路、８は上記ＶＤ、
ＨＤ信号によｐＡ／Ｄ入力点のカラー複合信号ｌ中のカ
ラーバースト信号を抽出するパーストゲート回路、９は
パーストゲート回路８のカラーバースト信号を１８０”
移相（反転）する位相回路、１０は位相回路９により移
相された逆位相のカラーバースト信号を規定レベルに調
整する反転バースト発生回路、１１はＤ／Ａ変換器４の
出力信号に反転バースト発生回路１０からの逆位相（反
転）カラーバースト信号を加算し、左右反転のカラー複
合信号１２を発生する加算回路である。

次に上記実施例の動作について説明する。ＮＴＳＣ方式
で輝間信号と被変調カラー信号を含むカラー複合信号（
ＩＶｐｐ）Ｉはアナログ信号であり、このカラー複合信
号１が直接Ａ／Ｄ変換器２に入力され、クロック信号発
生回路６のクロック信号により３．５８ＭＨｚ　Ｘ４の
クロック周波数で８ビツトのディジタル信号に変換され
る。この出力信号の画像信号はアドレス制御回路７によ
り制御されて順次記憶回路３に書き込まれる。記憶回路
３はｌフィールドまたはラインメモリで構成されており
、記憶回路３からはアドレス制御回路７の制御によシ書
き込み時と逆の順序で読み出され、画像の左右反転処理
が行われる。反転像は１フイールドメモリ構成回路の場
合には、ｌフィールド遅延して出力され、またラインメ
モリ構成回路の場合には、ｌ走査線遅延して出力される
。記憶回路３の出力信号はＤ／Ａ変換器４でアナログ信
号に変換され、加算回路１１に入力される。一方、パー
ストゲート回路８でカラー複合信号ｌ中のカラーバース
ト信号（３，５８ＭＨｚバースト正弦波）を抽出し、こ
のカラーバースト信号を位相回路９で１８０　”移相し
た後、この逆位相のカラーバースト信号を反転バースト
発生回路１０で規定レベルに調整して加算回路１１に加
える。これによりＤ／Ａ変換器４の出力信号に逆位相の
カラーバースト信号が加算されて出力信号１２が得られ
る。

この出力信号１２は輝度信号と３．５８ＭＨｚで変調さ
れたカラー信号が左右反転のまま重畳されている。この
カラー信号はカラーモニタに接続されると、モニタのデ
コーダ内で三原色信号に分離される。モニタ内では検波
に用いる基準サブキャリヤ信号がカラー複合信号ｌのカ
ラーバースト信号よ、９１８０”移相しているので、正
しい三原色信号を得ることができる。従ってＣＣＤカラ
ーカメラによるＮＴＳＣ方式のカラー複合信号ｌは左右
反転した三原色画像信号としてモニタ上に再生される。

なお、Ｄ／Ａ変換器４から出力される有効画像部の左右
反転信号に、Ａ／Ｄ入力点のカラーバースト信号を抽出
し、これを１８０　　移相させて加算した後、テレビセ
クトに加えるようにすれば、テレビセクト内のデコーダ
部を変更することなく左右反転像を再生できるので、従
来の一般用テレビセットをそのまま用いることができる
利点があるが、パーストゲート回路８、位相回路９、反
転バースト発生回路１０はデコーダ内に組込むこともで
きる。

発明の効果 以上の説明よシ明らかなように本発明によれば、固体撮
像素子を用いたテレビカメラのカラー複合信号を直接Ａ
／Ｄ変換し、この出力信号から記憶回路により画像を左
右反転処理し、この出力信号をＤ／Ａ変換する。一方、
Ａ／Ｄ入力点のカラーバースト信号を逆位相にして上記
Ｄ／Ａ変換した出力信号に付加するようにしている。従
ってサブキャリヤ処理系（パーストゲート回路、位相回
路、サブキャリヤ発生回路等）の回路を必要とするが、
Ａ／Ｄ変換器、記憶回路、Ｄ／Ａ変換器は一系統で済む
ので、三原色画像の左右反転を簡単な構成で、しかも低
コストで行うことができる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例における画像処理装置を示すブロ
ック回路図である。 ｌ・・・カラー複合信号、２・・・Ａ／Ｄ変換器、３・
・・記憶回路、４・・・Ｄ／Ａ変換器、５・−・同期分
離回路、６・・・クロック信号発生回路、７・・・アド
レス制御回路、８・・・パーストゲート回路、９・・・
位相回路、ＩＯ・・・反転バースト発生回路、１１・・
・加算回路、１２・・・左右反転のカラー複合信号。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 輝度信号と被変調カラー信号を含むカラー複合信号を入
   力して直接Ａ／Ｄ変換するＡ／Ｄ変換器と、このＡ／Ｄ
   変換器の出力信号の画像信号を記憶し、記憶時と逆の走
   査順序で読み出される記憶回路と、この記憶回路からの
   出力信号をＤ／Ａ変換するＤ／Ａ変換器と、Ａ／Ｄ入力
   点のカラーバースト信号を逆位相のカラーバースト信号
   に変換し、この逆位相のカラーバースト信号を上記Ｄ／
   Ａ変換器の出力信号に付加する手段を備えたことを特徴
   とする画像処理装置。