JPS6263606A - 高炉の原料装入装置 - Google Patents

高炉の原料装入装置

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JPS6263606A
JPS6263606A JP20466985A JP20466985A JPS6263606A JP S6263606 A JPS6263606 A JP S6263606A JP 20466985 A JP20466985 A JP 20466985A JP 20466985 A JP20466985 A JP 20466985A JP S6263606 A JPS6263606 A JP S6263606A
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JP
Japan
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raw material
charging
blast furnace
chute
distribution
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Pending
Application number
JP20466985A
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English (en)
Inventor
Shuichi Taniyoshi
谷吉 修一
Mitsuru Kiguchi
木口 満
Yoji Miyazaki
宮崎 容治
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JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、高炉の原料装入装置に係り、特に、固定ホッ
パから排出される原料を、旋回シュートを介して高炉内
に装入するようにした高炉のrg、料装入装置の改良に
関する。 なお、本発明は、いわゆるベル式、あるいはベルレス式
の装入様式は問われない。
【従来の技術】
高炉の炉頂部には、一般に炉内に粒塊抗原r1を投下分
布するための旋回機能を有したシュートが設けられ、こ
のシュートによって均一な炉内分布装入が行われるよう
になっている。 従来の高炉の原料装入装置の一例を第5図に示す。 ここでは動作が簡易ないわゆるベル式の装入様式の例が
示されているが、ベルレス式の装入様式であっても同様
である。 図において、1は装入コンベアであって、貯鉱槽あるい
は貯骸槽(図示省略)より高炉原料である各種鉱石及び
コークスを炉頂へ搬送するためのもの、2.3は固定ホ
ッパで、その原料をaP内へ装入する前に一時滞留を行
うもの、4.5は排出ゲートで、固定ホッパ2.3の底
部に位置して開閉動作により原料を排出するあのである
。又、6.7は、炉頂ガスをシールするためのシール弁
、8は固定シュート、9は旋回シュートである。これら
は、小ベル10の直上に位置して、原料分布を均一にす
る目的で設置されている。 従来は、原料が通過する前に投入位置に旋回シュート9
の口を移動させ、停止した後に原料を通過させるいわゆ
る断続旋回によって原料装入が行われていた。しかしな
がら、近年では、より良好な分布を得るため、原料通過
前から通過終了まで一定方向に連続旋回(例えば第5図
の矢印方向)させるものが採用されるようになっている
。このため旋回シュートをhN回させるための駆動力も
大官量化し、従来の電動駆動に代わって油圧駆動のもの
が使用されるようになってきている。図中11は油圧モ
ータであり、この回転力によって旋回シュート9を駆動
する。油圧モータ11は、電動機12を駆動源とする油
圧ポンプ13の発生油圧により回転するもので、油圧ポ
ンプ13と油圧モータ11との間の油圧配管経路には、
油圧モータ11の正転、逆転、制動等を行うための電磁
弁ユニット14が設置されている。 以上の従来装置における動作の流れを第6図に示す。ま
ず旋回シュート9をどちらかの方向に連続旋回駆動させ
、加速が終了してほぼ定速回転となるタイミングにシー
ル弁6.7を閉動作とし、この閉動作の検出と同時にゲ
ート4.5を閉動作とする。これにより固定ホッパ2.
3内の原料はゲート4.5及びシール弁6.7を通過し
て固定シュート8を斜行した後、旋回シ1−ト9により
小ベル10の円周上に装入される。固定ホッパ2.3内
の原料が全て排出されたと思われるに充分な時間的余裕
をみてゲート4.5を閉動作とし、この閉動作の検出と
同時にシール弁6.7を閉動作とする。その後、旋回シ
ュート9を停止させる。 第6図においては斜線部分が旋回シュート9上に原料が
落下しているタイミングを示している。 以上の動作が炉頂バッチの進行に従って順次繰返し行わ
れる。なお、旋回シュート9の回転方向はオペレータの
設定にて遍択することができ、一定炉頂バツチ数毎に切
換えて運用している。
【発明が解決しようとする問題点】
しかながら、上述のようなりξ回シュート9の動作・運
用においては、制御上及び設備上の問題のために小ベル
10の円周上において装入偏差が生じる弊害が指摘され
ている。 まず、制御上の問題を以下に示す。 0時間管理を主体としたシーケンシャル制御のみで旋回
シュート9の位置制御がなされていない。 ■旋回シュート9は油圧駆動のため、温度、粘度及び負
荷(原料量ff1)の変化の影響を受は易く、動作(旋
回)速度が一定でない。 以上の問題により、現状の制御においては、原料落下時
の旋回シュート9の位置、旋回速度、即ち小ベル10の
円周方向の落下位置が無制御状態にあり、均一なる分布
制御が期待できない。 次に、設備上の問題としては以下に示すようなものがあ
る。 i)装入コンベア1より固定ホッパ2.3へ原わ1を搬
送する過程において、貯鉱槽及び貯骸槽より切出ず順序
のずれにより、コンベア長手方向に鉱種、粒度面での偏
析が生じる。これは、そのまま固定ホッパ2.3、固定
シュート8、旋回シュート9での原料排出過程及び小ベ
ル10の円周上の落下位置にまで影響を及ぼすことにな
る。 ii)固定ホッパ2.3からの原料排出状況は一定でな
い。まず、排出開始タイミングはグー1−4.5の動作
ばらつきにより常に一定ではなく、次に排出完了タイミ
ングについても原料重患、種類、粉度等によって変化す
る。 iii )原料排出速度(固定ホッパ2.3内の原料重
量の原料排出時の変化度合)が各バッチ毎及び同じ排出
時間中においても変化する。 iV )固定ホッパ2.3から固定シュート8までの原
料排出経過時間が一定でない。 ■)旋回シュート9上での原料滞留時間が旋回位置によ
って変化する。 以上の各種炉頂機器の設備特性によって小ベル10の円
周上において原料1L鉱種、粒度、鉱石/コークス比等
の偏析が生じることになる。 このような問題に対し、従来、種々の試みがなされてい
る。いくつかの例を挙げると共にその問題点を指摘する
。 A、エンドポイント制御 まず、実開昭58−101855号に開示されているよ
うないわゆるエンドポイント制御がある。 このエンドポインi−制御は、原料落下タイミングを検
出するセンサ(例えば音響センサ、振動センサあるいは
固定ホッパ2.3の重患センサ等が利用されている〉に
て検出した原料落下タイミングから原料の炉内装入終端
位置を判定し、次回の装入始端位置をこの前回装入終端
位胃に合わせて原料を装入するものである。即ち、前回
の装入の原料排出が終了したタイミングの旋回シュート
9の位置(エンドポイント)に、次回の装入の原料排出
量始時の旋回シュート9の位置(スタートポイント)を
合わせるものである。なお、原料排出開始とはゲート4
もしくはゲート5の間を指す。 この装入制御を図式的に表現したのが第7図である。同
図は横軸を旋回シュート9の旋回角度とし、縦軸に時系
列的に各バッチ(k、に+1、k+2、k+3、k+4
・・・)の進行状態を示し、各々の装入状況(スタート
ポイント〜エンドポイント間)を表現している51回装
入当りの旋回角度くスタートポイント〜エンドポイント
間の回転角度)は短期スパン(約1日)で見ればほぼ一
定であるため、各バッチとも同一く同図では360’+
120°)としている、なお実際の旋回回数はもつと多
いがここではスタートポイントとエンドポイントのみに
着目すればよいため省略している。又、旋回方向は旋回
角度方向としている。 本制御、即ちエンドポイント制御の問題は数バッチ毎に
同一パターンが発生することになり、これが装入偏差の
原因となることにある。第7図の例では、k回目とに+
3回目とが同一パターンでの装入となっており、例えば
図のスタートポイント近傍のクロス斜線部分について注
目とすると、約20°、140°、240’の周辺のみ
に偏析が生じることになる。このような現象は、旋回の
重なり角(エンドポイントの旋回角度にリスタートポイ
ントの旋回角度を単純減痺した値:図の例では120’
)の大小と関係する。この重なり角がOoより180°
に近くなる程、あるいは360°より180゛に近くな
る程スタートポイント位置の変化が大きくなる(図の例
では重なり角は120°でシフト角も120°ずつスラ
イドしている)。これは装入パターン数が少なくなって
(図の例では3パターンの繰返しどなっている)偏析が
促進されることを意味する。逆に1808より00に近
くなる程、あるいは18o0より360°に近くなる程
、スタートポイントの変化が小さくなり、即ちシフト角
が小さくなり、装入パターン数は多くなるが、装入パタ
ーンの変化度合が小さくなり、短期スパンで見ると偏析
が大きくなるという問題が生じる。何れにしても望まし
い状況にはならない。これらを考慮すると重なり角が9
0°あるいは270°近辺になると比較的良好な結果と
なるが、この重なり角は制御が極めて困難である。 上記のような状態にスタートポイント〜エンドポイント
間の回転角度が変化する要素を考宙すると、偏析は更に
増大する場合も生じてくる。以上を集約すると、このエ
ンドポイント制御は、エンドポイントのみに注目してこ
れを基準として次回スタートポイントを制御するもので
、滑の而から見た偏析防止という点ではある稈度有効で
あるが、鉱種、粒度の面から見た偏析防止という点では
有効に機能しないという問題がある。又、エンドボイン
ドとスタートポイントを一致させる制御については、旋
回シュート9の回転が高速且つ速度が一定でないことよ
り、精度の悪いものとなり、エンドポイントとスタート
ポイント−数点において原料が重なったり、あるいは逆
に空白部が生じる等の弊害も生じる。 B、スタートポイント制御 一方、エンドポイント制御に対してスタートポイント制
御と呼ばれる方式がある。これは、例えば特開昭49−
22311号に開示されているように、原料排出状況に
は関係なく、スタートポイントのみに着目して、これを
一定角度ずつずらしていく方式である。従って、原料落
下タイミングを検出するセンサは不要である。本装入制
御を図式的に表現したのが第8図である。この表現方法
は第7図と同様である。又、図では現在一般的に行われ
ているスタートポイント60°シフト方式%式% 本制御、即ちスタートポイント近傍郊の問題は、数バッ
チ毎に同一パターンが発生することになり、これが装入
偏差の原因となっていることにある。 図の例ではに回目とに+5回目とが同一パターンでの装
入となり、以下これが繰返されることになる。従って、
例えば図のスタートポイント近傍のクロス斜線部分のみ
について注目すれば、Q a160” 、120@、1
80°、240’ 、360°の周辺のみに偏析が生じ
ることになる。もしこれを解消するためにシフト角を小
さくすると、長期スパン的には均一化装入が可能となる
が、短期スパン的には大きな偏析を招くことなる。即ち
、例えば図のスタートポイント近傍のクロス斜線部分に
ついて見れば、この部分のバッチ毎の変化が小さく、極
めて小刻みであるため、全周に亘って平均化されるには
多くのバッチ数を必要とする。 又、本制御の晟も大きな欠点は、エンドポイントの位置
を何ら捉えていない点にある。エンドポイントの変化即
ち原料排出時間の変化分を制御に反映していないため、
偏析を助長することになる。 以上述べたエンドポイント制御、スタートポイント制御
の何れによっても、制御上と設備上の秤々の問題のため
に、例えば原料!!!ffi、鉱狸、粒度、鉱石/コー
クス比等の全ての面での変化に対応して均一な装入を行
うことができないというのが現状である。特に、旋回シ
ュート9の旋回速度の変化、及び固定ホッパ2.3から
の原料排出速度の変化を制御に反映していない点が偏析
発生の大きな要因となっている。
【発明の目的】
本発明は、このような従来の問題に鑑みてなされたちの
であって、原料!1!l鉱種、粒度、鉱石/コークス比
等の変化、あるいは設備上のばらつき等の如何に拘わら
ず、常に適切且つ均一な装入分布を得ることができ、安
定した高炉操業を確保することのできる高炉の原料装入
装置を提供することを目的とする。
【問題点を解決するための手段】
本発明は、固定ホッパから排出される原料を、旋回シュ
ートを介して高炉内に装入するようにした高炉の原料装
入装置において、前記固定ホッパ内からの原料排出速度
を検出する手段と、前記旋回シュートの旋回角度を検出
する手段と、前記原料排出速度及び旋回シュートの旋回
角度の情報から高炉内の円周方向の原料分布についての
実績値を求める手段と、該実績値に基づいて以降の原料
装入を行う手段と、を備えたことにより、上記目的を達
成したものである。
【作用1 前述したように、従来の制御にあっては、偏析を招く要
因は制御上及び設備上の何れの面においても多数存在し
ており、Hつ相互に干渉しあっている。これらを個々に
定員的に把握するのは極めて難しく、その有効な手段が
ないというのが実情である。仮に、個々の要素を定員的
に把握できたとしても、それらを全て制御に反映させる
のは極めて複雑なプログラムを必要とする。 一方、現在、小ベル円周上において装入偏差が現に生じ
ているのは、前述のように、この炉内分布制御にあって
は、固定ホッパ2.3からの原料排出速度と旋回シュー
ト9の旋回角度との2つの制御でき冑ない、あるいは不
確定な変化をする要素が含まれていることに大きく起因
していると考えられる。 そこで本発明では、この不確定な変化を実晴把押して、
この情報から高炉内の円周方向の原料分布についての実
績値を求め、この実績値を次の制御に反映させるように
したものである。 即ち、本発明では、固定ホッパ内からの原料排出速度及
び旋回シュートの旋回角度を検出することによって分布
実績モニタリングにて積付は実績を把握し、この実績値
を次の制御に反映させる。 これにより、次の制御にて順次偏析分を打消すフィード
バック制御を行うことが可能となり、種々の偏析要因の
如何に拘わらず、結果として良好な装入を行うことがで
きるようになる。 従って、原料重量、鉱種、粒度、鉱石/コークス比等の
如何に拘わらす偏析防止の効果が高く、常に適正な装入
物分布が待られると共に、円ifiなる原料装入を行う
ことができ、安定した高炉操業が確保できるものである
。 好ましい実施態様としては、前記原料排出速度を検出す
る手段が、固定ホッパ内の原料’l!徂の変化を検出す
るものとされていることである。これにより、原料排出
速度を正確に把握することができるようになる。 又、好ましい実施態様としては、前記実績値に基づいて
原料装入を行う手段が、数バッチ分電の各原料銘柄別の
原料1m、各固定ホッパ別の排出m1旋回シュートの正
転/逆転比、及び1バッチ当りの装入排出順の各累積値
が全旋回角度に亘って一定となるように装入タイミング
を逐次ダイナミックにフィードバック演等し、この演算
結果に従って原料装入を行うものとされていることであ
る。これにより、単に操業者にとって操業上の有効な指
標を提供するだけに留まらず、更に、自動的にR適な分
布制御を行うことができるようになる。 【実施例】 以下、図面に基づいて本発明の実施例を詳細に説明する
。 第1図に本発明に係る高炉の原料装入装置の実施例を示
す。 この実施例装置は、固定ホッパ2.3から排出される原
料を、旋回シュート9を介して高炉内に装入するように
した高炉の原料装入装置において、前記固定ホッパ2.
3内からの原料排出速度を検出するための!T!fft
計16.1計上6前記旋回シュート9の旋回角度を検出
するための位閂検出器18と、前記原料排出速度及び旋
回シュートの旋回角度の情報から、高炉内の円周方向の
原料分布についての実積値を求めるための分布実績モニ
タリング演算装置15どを備え、旦つ、該実績j直に基
づいて以降の原料装入の制御を行うための、炉頂装入シ
ーケンス制御装は19、次段の装入物分布演算装で21
、グーl−制御装置22等を備えたものである。なお、
本実施例装置において、従来と同一のR器については前
述した第5図に付した符号と同一の符号を付すに留め重
複説明を省略する。 前記分布実績モニタリング演算装置15は、炉頂装入シ
ーケンス制御装置19より、固定ホッパ2.3内に堆積
している原わ1の区別、即ち鉱石であるかコークスであ
るかの信号を°取込んでいる。 炉頂装入シーケンス制til+装置19では、貯鉱槽、
あるいは貯熱槽より一連の原料の流れをトラッキングし
ており、旋回シュート9にて小ベル10上に原料装入を
行うときの原料の区別を固定ホッパ2.3でのトラッキ
ング結果をもって分布実績モニタリング演算装置15に
送り込んでいる。 分布実績モニタリング演算装置15での演算結果は、プ
リンタ20及び次段の分布制′n′am装置21に出力
される。 分布制御演n装置21では、前段での実際の積付は状況
の実績値を捉えて、最新の攻バッチ分電の鉱石、コーク
ス別の原料重量、固定ホッパ2と3との重是比(A/B
)、正転/逆転比(F/R)、装入排出順の各W、積値
が全旋回角度、即ち小ベル10の全ての円周において一
定となるように次回装入のスタートポイントを逐次ダイ
ナミックに演算する。 ゲート制御装置22は、前段の指令に基づいてシール弁
6.7及び引続きゲート4.5の間動作制御を行う。 本実施例装置は、このような構成からなり、固定ホッパ
2.3からの原料排出速度の変化及び旋回シュート9の
旋回角度を検出し、これに基づいて原料分布についての
実積値を求めながら、この実1値に従って次の制御にて
順次偏析分を打消すフィードバック制御を行う。 まず、分布実績モニタリング演算装置15での処理につ
いて説明する。第2図は本演算装置15での処理結果を
図解するものである。同図はプリンタ20への出力例と
見てよい、固定ホッパ2.3にそれぞれ設けた重量計1
6.17からのmff1信号の変化と炉頂装入シーケン
ス制御装置19からの原料の区別(鉱石、コークス)の
変化の入力信号と、もう1つの入力信号である旋回シュ
ート9の位置検出器18からの旋回角信号の変化との時
間的対応をとり、旋回角度と装入原料量との関係が導か
れている。装入原料量は、鉱石OとコークスC及び固定
ホッパ2の排出分([RA)と固定ホッパ3の排出分(
原料B)の4つの区分別としている。プリンタ20の出
力は横軸を旋回角度O°〜360°とし、縦軸に4つの
区分別の原料装入量変化Wを表現している。更に、原料
装入桁変化は、前回の装入予変化実積に順次fa層演篩
していく方式をとっている。 この!8理にて結果的には小ベル10及び大ベルを桂で
炉内に落下した装入原料の円周方向での積層状態、即ち
ストックラインを把握することができる。 操業者はプリンタ20の出力結果にて一目瞭然に装入状
況、ひいては円周@差の有無を判断することができる。 図の例では旋回角度80°と330°の周辺に原料装入
量の山ができており、又、220°と360゛の周辺に
谷が生じているのが判る。従って、操業者はこの出力結
果によって相応の対処を行うことができる。 プリンタ20への出力結果表示においては、長期間積層
表示を累積させると、山と谷の偏差が大きくなり過ぎる
こともあるので、指定により縦軸を零レベルに強制リセ
ットして再度積層表示スタートさせることができるよう
になっている。 次に、次段の分布制御演算装置21での演算制御内容を
第3図の演算概念図と第4図の制御フローチャートを用
いて説明する。 まず、第3図において、分布制御演算装置21へ前段の
分布実績モニタリング演W装置15より積付は状況の実
績値が入力される。分布制御演算装置21では一定角度
毎く本実施例では20°)サンプリングして取込み、且
つ現時点より刊る最新の一定装入バッチ数分く本実施例
では例えば32バッチ分)のデータをストックする。即
ち、新しい装入バッチのデータを取込むごとに最も古い
装入バッチのデータを1つずつ捨てていくことになる。 第3図において、tIf、回角度20°毎の垂直線と各
装入バッチ毎の積付は実績結果との交点値及びその変化
を逐一記憶していく。次に、このデータに基づいて鉱石
OとコークスC別に最新の一定装入バッチ数分当りの固
定ホッパ2.3の排出伍比(A/B比)、正転、逆転の
比(F/R比)、1バッチ当りの装入排出順を前半、中
間、後半に分けてその実情累積値、を一定0度毎に演算
して割出す。この結果のイメージを第3図の上部に示す
。 以上の一連の演算は第3図の分布1iIJ御演弾装M2
1内の記憶累積演算部21−1にて処理される。 ところで、小ベル10上での円周Iffをhくすために
は、前述の第3図の上部の線図が旋回角度に対して全て
一定、即ち横−直線となればよいことは容易に理解でき
る。全ての線図がこれを満足できれば原料のmff1.
 梗類、粒度及び鉱石とコークスの比の何れの面におい
ても理想的な偏析防止が図られることになる。 この横−直線にする制御が次段の分布ff、!j胛演算
装買21内の偏析防止演算部21−2.21−3にて鉱
石とコークス別に行われる。この概要を第4図の制御フ
ローチャートに示す。鉱石とコークスどは規定値を除い
て全く同一の処理がなされる。 又、前回の装入バッチが終了するたびに、その結果を含
めたR新のデータが読込まれて処理がなされ、究極的に
は偏差の内容に応じて次回装入時のゲート4.5の間タ
イミングと旋回角との関係及び正転もしくは逆転の判定
が決定される。 順を迫って説明すると、前回装入バッチが終了すると、
記憶累積演算部21−1より最新のデータを取込み(ス
テップ101)、是、A/B比、F/R比、装入排出順
(前半、′中間、後半)の各々の偏差値を求める(ステ
ップ102)。そしてその1直が各々に別途設定した規
定値以上かどうかをステップ103〜106によって順
次比較判断していく。規定値をオーバーしている場合は
その偏差内容に応じて適切なるゲート4.5の間タイミ
ングと旋回角との関係を求める(ステップ107〜11
1)、例えば攪の偏差値は規定値以下であったがA/B
比偏比値差値定値以上の場合は、A/B比側差防止ゲー
ト間位置演算が行われてAZB比の偏差が高い部分(旋
回角)に重点的にゲート4もしくはゲート5の開位置タ
イミングが設定されることになる。 全ての偏差を同時に解消する解を求めるのは困難である
ため、ここではmの偏差、A/B比Ifa差、F/R比
偏差、装入排出順偏差の重′g:度の順に優先度を付け
ている。 全て規定値を満足する場合は、前述したようなQiKi
な定シフトスタートポイント方式がとられる。 何れかの処理にて決定された次回装入のゲート4.5の
間タイミングと旋回角との関係、及び正転か逆転かの判
断は、次段のゲート制御装置22に出力されて本制御フ
ローは一度休止しくステップ112)、この出力に基づ
く次回の装入バッチの実績結果を待つこ、とになる。 ゲート制御装置22は前段の分布制御ll演悼装置21
の指令に基づいて具体的にシール弁6.7及び引続きゲ
ート4.5の開動作を行う。分析実績モニタリング演算
装置15及び分布制御B演t3装置21は、同一のコン
ピュータ内で処理する構成とされている。 上記実施例によれば、分布実績モニタリングのみにても
操業者にとっては操業上の有効な指標を与えられること
になるが、更に自動的な最適分布制御まで行うようにし
てい・るため、一連の装入分布作業を最適な状態で自動
的に行うことができる。 なお、上記実施例においては、固定ホッパ2.3からの
原料排出速度を計るセンサとして、重量計を用いていた
が、本発明においては原料排出速度を計るセンサはこれ
に限定されるものではなく、例えば、これに原料落下タ
イミングを検出するセンサとして音響もしくは撮動セン
サを組合わせて信頼性向上を図ることも有効である。 又、固定ホッパ2.3からの原料排出タイミング、即ち
ff1ffi計16.17が反応するタイミングと旋回
シュート9に原料が到達し落下するタイミングとは時間
的なずれが生じるため、これを重量計16.17からの
重重信号の変化と旋回角信号との時間的対応において補
正するようにすると一層良好である。 [Fe明の効果] 以上説明した通り、本発明によれば、原料止爪、旅程、
粒度、鉱石/コークス比等の全ての面について、設備上
のばらつきの如何に拘わらず偏析防止装入を高い精度で
実行することができ、常に適正な装入物分布が得られ、
従って、安定した高炉操業を確保することができるよう
になるというbれた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る高炉の原料装入制御の実施例を
示す一部にブロック線図を含む概略断面図、第2図は、
上記実施例で用いられている分布実績モニタリング演算
装置での処理帖采を説明するための、旋回角変と重Mと
の関係を示す線図、第3図は、同じく分布制御II演算
装置での演暮内容を概念的に示す線図、第4図は、同じ
く分布制御演算装置での制御手順を示す流れ図、第5図
は、従来の高炉の原料装入装置を示す概略断面図、第6
図は、同装置の各要素の動作状態を時間軸に沿って示″
Ij線図、第7図及び第8図は、それぞれ従来の原料装
入制御の例を図式的に表現した線図である。 2.3・・・固定ホッパ、 4.5・・・ゲート、 6.7・・・シール弁、 8・・・固定シュート、 9・・・旋回シュート、 10・・・小ベル、 15・・・分布実績モニタリング演算装置、16.17
・・・重量計、 18・・・位置検出器、 21・・・分布制御演算装置、 22・・・ゲート制御装置。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)固定ホッパから排出される原料を、旋回シュート
    を介して高炉内に装入するようにした高炉の原料装入装
    置において、 前記固定ホッパ内からの原料排出速度を検出する手段と
    、 前記旋回シュートの旋回角度を検出する手段と、前記原
    料排出速度及び旋回シュートの旋回角度の情報から高炉
    内の円周方向の原料分布についての実績値を求める手段
    と、 該実績値に基づいて以降の原料装入を行う手段と、を備
    えたことを特徴とする高炉の原料装入装置。
  2. (2)前記原料排出速度を検出する手段が、固定ホッパ
    内の原料重量の変化を検出するものである特許請求の範
    囲第1項記載の高炉の原料装入装置。
  3. (3)前記実績値に基づいて原料装入を行う手段が、数
    バッチ分毎の各原料銘柄別の原料重量、各固定ホッパ別
    の排出量、旋回シュートの正転/逆転比、及び1バッチ
    当りの装入排出順の各累積値が全旋回角度に亘つて一定
    となるように、装入タイミングを逐次ダイナミックにフ
    ィードバック演算し、この演算結果に従つて原料装入を
    行うものである特許請求の範囲第1項又は第2項記載の
    高炉の原料装入装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020052120A (ko) * 2000-12-23 2002-07-02 이구택 고로 선회슈트의 장입각도 및 편하중 검사장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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