JPS6263251A - 自動変速機の変速制御装置 - Google Patents

自動変速機の変速制御装置

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JPS6263251A
JPS6263251A JP60202096A JP20209685A JPS6263251A JP S6263251 A JPS6263251 A JP S6263251A JP 60202096 A JP60202096 A JP 60202096A JP 20209685 A JP20209685 A JP 20209685A JP S6263251 A JPS6263251 A JP S6263251A
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pressure
boat
circuit
shift
spool
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Yuji Kato
雄司 加藤
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、車両運転状態に応じて予め設定された変速パ
ターンでギヤ切換えが行なわれるようになった自動変速
機の変速制御装置に関する。
従来の技術 一般に、自動変速機は予め設定された変速パターンに従
って、車両運転状態から得られた変速点を決定するため
の変速信号でギヤ切換えが行なわれるようになっている
。前記車両運転状態から得られる変速信号としては、通
常、アクセル開度と変速が用いられるようになっており
、なかには前記変速信号に他の信号を入力して変速制御
を行なうようにしたものがある。たとえば、日産自動車
株式会社発行の1982年版整備要領書[オートマチツ
クトランスミツンヨンjL4N71B型。
E4N71B型(昭和57年11月発行)第21頁に示
されているように、低温センサーを用い、この低温セン
サーで油圧制御装置の油温が15℃以下、つまりエンジ
ン作動が不安定になる機関冷間時では、高速段としての
オーバードライブ(4速)への変速が禁止されるように
なっている。
発明が解決しようとする問題点 しかしがなら、かかる従来の変速制御装置にあっては、
寒冷時のエンジン始動後油温カ月5℃まで上昇するまで
の間は、どのように高速走行してもオーバードライブへ
の変速を行なうことができなくなってしまう。従って、
この状態では3速段が最高段となり、この3速段で大幅
に高い高速走行状態に入るとエンジン回転が著しく」−
昇し、オーバードライブ走行と比較して騒音、走行性能
に異和感を生ずると共に、燃費の悪化が来たされてしま
うという問題点があった。
そこで、本発明はオーバードライブを含む変速点を温度
に応じてずらし、エンジン回転が安定される高回転域で
はオーバードライブ走行をも可能とすることにより、運
転性能を向上させるようにした自動変速機の変速制御装
置を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 かかる目的を達成するために本発明の自動変速機の変速
制御装置にあっては、第1図に示すように、予め設定さ
れた変速パターンに従い、車両運転状態から得られた変
速点を決定するための変速信号でギヤ切換えが行なわれ
るようになった自動変速機(a)において、車両運転に
影響する運転温度を検出する温度検出手段(b)と、こ
の温度検出手段(b)からの信号に基すいて前記変速信
号に対する補正値を算出する補正手段(c)とを備え、
該補正手段(C)から出力される補正信号に基ずいて変
速点を決定するように構成しである。
作用 以上の構成により本発明の変速制御装置にあっては、変
速パターンに従って変速点を決定する変速信号が補正手
段(c)によって温度補正され、この補正された信号が
前記変速パターンに従うことになり、1つの変速パター
ンであっても温度に応じて前記変速信号によって決定さ
れていた変速点を種々異ならせることができる。従って
、低温時には前記変速信号を小さく補正することにより
、変速点を実質上高く設定してエンジン回転が大幅に上
昇した場合には高速段への変速が可能となる。
実施例 以下本発明の実施例を図に基ずいて詳細に説明する。
即ち、第2図は本発明の変速制御装置によって作動され
る液圧制御装置の全体回路を示し、この液圧制御装置に
よって制御される自動変速機の動力伝達例としては、た
とえば第3図の概略図に示すようなものがある。即ち、
この動力伝達例は、エンジン出力軸1からの回転を入力
軸2に伝達するトルクコンバータ3、第1遊星歯車組4
、第2遊星歯車組5、出力軸6、及び後述の各種摩擦要
素により構成する。
トルクコンバータ3はエンジン出力軸1により駆動され
、オイルポンプO/Pの駆−動にも用いられるポンプイ
ンペラ3P、このポンプインペラにより内部作動流体を
介して流体駆動され、動力を入力軸2に伝達するタービ
ンランナ3T、及びワンウェイクラッチ7を介して固定
軸上に置かれ、タービンランチ3Tへのトルクを増大す
るステータ3Sで構成し、これにロックアツプクラッチ
3Lを付加した通常のロックアツプトルクコンバータと
する。そしてこのトルクコンバータ3はレリーズ室3R
から作動流体の供給を受け、アプライ室3Aより作動流
体を排除される間、ロックアツプクラッチ3Lを釈=4
− 放されてエンジン動力をポンプインペラ3P及びタービ
ンランナ3Tを介しくコンバータ状態で)入力軸2にト
ルク増大しつつ伝達し、逆にアプライ室3Aから作動流
体の供給を受け、レリーズ室3Rより作動流体を排除さ
れる間、ロックアツプクラッチ3Lを締結されてエンジ
ン動力をそのままこのロックアツプクラッチを介しくロ
ックアツプ状態で)入力軸2に伝達するものとする。な
お、後者のロックアツプ状態では、レリーズ室3Rから
の作動流体排除圧を減することにより、ロックアツプト
ルクコンバータ3のスリップ(ポンプインペラ3P及び
タービンランチ3Tの相対回転)を任意に制御(スリッ
プ制御)することができる。
第1遊星歯車組4はサンギヤ43.リングギヤ4R。
これらの噛合するピニオン4P及びピニオン4Pを回転
自在に支持するキャリア4Cよりなる通常の単純遊星歯
車組とし、第2遊星歯車組5もサンギヤ5S、リングギ
ヤ5R,ピニオン5P及びキャリア5Cよりなる単純遊
星歯車組とする。
次に前記の各種摩擦要素を説明する。キャリア4Cはハ
イクラッチII/Cを介して入力軸2に適宜結合可能と
し、サンギヤ4sはバンドブレーキB/Bにより適宜固
定可能とする他、リバースクラッチR/Cにより人力軸
2に適宜結合可能とする。キャリア4Cは更に多板式の
ローリバースブレーキL R/ Bにより適宜固定可能
にすると共に、ローワンウェイクラッチLO/Cを介し
て逆転(エンジンと逆方向の回転)を阻止する。リング
ギヤ4Rはキャリア5cに一体結合して出力軸6に駆動
結合し、サンギヤ5sを入力軸2に結合する。リングギ
ヤ5RはオーバーランクラッチOR/Cを介して適宜キ
ャリア4cに結合可能とする他、フォワードワンウェイ
クラッチFO/C及びフォワードクラッチF/Cを介し
てキャリア4cに相関させる。フォワードワンウェイク
ラッチFO/CはフォワードクラッチF/Cの結合状態
でリングギヤ5Rを逆転方向(エンジン回転と逆の方向
)においてキャリア4Cに結合させるものとする。
ハイクラッチH/C、リバースクラッチR/C,ローリ
バースブレーキLR/B 、オーバーランクラッチOR
/C及びフォワードクラッチP/Cは夫々、油圧の供給
により作動されて前記の適宜結合及び固定を行なうもの
であるが、バンドブレーキB/Bは2速ザーポアプライ
室2S/A、 3速ザーボレリーズ室38/R及び4速
ザーボアプライ室4S/Aを設定し、2速ザーボアプラ
イ室23/八に2速選択圧P2が供給されると、バンド
ブレーキB/Bは作動し、この状態で3速ザーホレリー
ズ室33/Rにも3速選択圧P3が供給されると、バン
ドブレーキB/Bは非作動となり、その後4速サーボア
プライ室4S/Aにも4速選択圧P4が供給されると、
バンドブレーキB/Bは作動するようになっている。
かかる動力伝達列は、摩擦要素B/B、 +1/C,F
/C。
OR/C,LR/B、R/Cを次表に示す如く種々の組
合せで作動させることにより、摩擦要素PO/C,l、
0/Cの適宜差動と相俟って、遊星歯車組4.5を構成
する要素の回転状態を変え、これにより入力軸2の回転
速度に対する出力側6の回転速度を変えることができ、
次表に示す通りに前進4速後退l速の変速段を得ること
ができる。なお、次表中○印が作動(油圧流入)を示す
が、・[:、・印はエンジンブレーキが必要な時に作動
させるべき摩擦要素を示す。
そして、二]、印の如くオーバーランクラッチOR/C
が作動されている間、これに並置したフォワードワンウ
ェイクラッチFO/Cは非作動となり、ローリバースブ
レーキL R/ Bが作動している間これに並置したロ
ーワンウェイクラッチLO/Cが非作動になること勿論
である。
第1表 ところで、前記第2図に示した液圧側制御装置は、プレ
ッシャレギュレータ弁20.プレッシャモディファイア
弁22、ソレノイドバルブとしてのデユーティソレノイ
ド24、パイロット弁26、トルクコンバータレギュレ
ータ弁28、ロックアツプコントロール弁30、ツヤト
ル弁32、デユーティソレノイド34、マニュアル弁3
6、第1シフト弁38、第2−8= シフト弁40、第1シフトソレノイド42、第2シフト
ソレノイド44、フォワードクラッチコントロール弁4
6.3−2タイミング弁48.4−2リレー弁50.4
−2シークエンス弁52、■レンジ減圧弁54、シャト
ル弁56、オーバーランクラッチコントロール弁58、
第3シフトソレノイド60、オーバーランクラッチ減圧
弁63.2速サーボアプライ圧アキユムレータ64.3
速サーボレリーズ圧アキユムレータ66、本発明ショッ
ク軽減装置の要部を構成する4速サーボアプライ圧アキ
ユムレータ68、及びアキュムレータコントロール弁7
0を主たる構成要素とし、これらを前記のトルクコンバ
ータ3、フォワードクラッチP/C,ハイクラッチII
 / C、バンドブレーキB/B。
リバ・−スクラッチR/C,ローリバースブレーキLR
/B。
オーバーランクラッチOR/C,及びオイルポンプ0/
Pに対し図示の如くに接続して構成する。
プレッシャレギュレータ弁20はばね20aにより図中
左半部位置に弾支されたスプール20b及び該スプール
の図中下端面に突当てたプラグ20cを具え、基本的に
はオイルポンプ0/Pが回路71への吐出オイルをばね
20aのばね力で決まる成る圧力に調圧するも、プラグ
20cによりスプール20bが図中上向きの力を付加さ
れる時その分上記の圧力を上昇させて所定のライン圧に
するものである。この目的のためプレッシャレギュレー
タ弁20は、ダンピングオリフィス72を経て回路71
内の圧力をスプール20bの受圧面20dに受け、これ
でスプール20bを下向きに付勢されるよう構成し、ス
プール20bのストローク位置に応じ開閉されるボート
20e〜20hを設ける。ボート20eは回路71に接
続し、スプール20bが図中左半部位置から下降するに
つれボート20h、 2Ofニ通ずるよう配置する。ボ
ー1−2Ofはスプール20bが図中左半部位置から下
降するにつれ、ドレンボートとしたボート20gとの連
通が減じられ、これとの連通を断たれる時点でボート2
0eに連通され始めるよう配置する。そしてボート20
fを途中にブリード73が存在する回路74を経てオイ
ルポンプO/Pの容量制御アクチュエータ75に接続す
る。オイルポンプ0/Pは前記の如くエンジン駆動され
る可変容量ベーンポンプとし、偏心量をアクチュエータ
75に向かう圧力が成る値以」二になる時減じられて容
量が小さくなるものとする。
プレッシャレギュレータ弁20のプラグ20cはその図
中下端面に回路76からのモディファイア圧を受けると
共に、受圧面20iに回路77からの後退選択圧を受け
、これら圧力に応じた図中上向きの力をスプール20b
に付加するものとする。
プレッンヤレギュレータ弁20は常態で図中左半部状態
となり、ここでオイルポンプ0/Pからオイルが吐出さ
れると、このオイルは回路71に流入する。スプール2
0bの左半部位置で回路71のオイルは御坊ドレンされ
ず、圧力−上昇する。この圧力はオリフィス72を経て
受圧面20dに作用し、スプール20bをばね20aに
抗して押下げ、ボート20eをボート20hに通ずる。
これにより」−記の圧力はボート20hより一部トレン
されて低下し、スプール20bがばね20aにより押戻
される。かかる作用の繰返しによりプレツソヤレギュレ
ータ弁20は基本的には回路71内の圧力(以下ライン
圧という)をばね20aのばね力に対応した値とする。
ところで、プラグ1l− 20cには回路76からのモディファイア圧による上向
きの力が作用してプラグ20cが図中右半部状態の如く
スプール20bに当接し、この上向き力がばね20aを
助勢するようスプール20bに及び、又モディファイア
圧が後述のように後退選択時以外で発生し、エンジン負
荷(エンジン出力トルク)に比例して高くなることから
、上記のライン圧は後退選択時以外でエンジン負荷の増
大に応じ高くなる。
後退選択時プラグ20cには上記モディファイア圧に代
え回路77からの後退選択圧(ライン圧と同じ値)によ
る上向き力が作用し、これがスプール20bに及ぶため
、ライン圧は後退選択時所望の一定値となる。オイルポ
ンプO/Pが成る回転数以上(エンジンが成る回転数以
上)になると、それにともなって増大するオイル吐出量
が過多となり、回路71内の圧力が調圧値以上となる。
この圧力はスプール20bを図中右半部の調圧位置より
更に下降させ、ボート20rをボート20eに通じ、ド
レンボート20gから遮断する。これによりボート20
eのオイルが一部ポート2Of及びブリード73より排
除されるが、回路74内にフィードバック圧を発生ずる
このフィードバック圧はオイルポンプ0/Pの回転数が
高くなるにつれ」−昇し、アクチュエータ75を介して
オイルポンプ0/Pの偏心量(容量)を低下させる。か
くて、オイルポンプ0/Pは回転数が成る値以上の間、
吐出量が一定となるよう容量制御され、オイルの必要以
上の吐出によってエンジンの動力損失が大きくなるのを
防市する。
上記のように回路71に発生したライン圧をライン圧回
路78によりパイロット弁26、マニュアル弁36、ア
キュムレータコントロール弁70及び3速ザーボレリー
ズ圧アキユムレータ66に供給する。
パイロット弁26はばね26aにより図中上半部位置に
弾支されるスプール26bを具え、ばね26aから遠い
スプール26bの端面を室26cに臨ませ、パイロット
弁26には更にドレンボート26dを設けると共に、ス
トレーナS/Tを有するパイロット圧回路79を持続す
る。そして、スプール26bに連通孔26eを設け、パ
イロット圧回路79の圧力を室26cに導き、図中右行
するにつれ、回路79を回路78からドレンボート26
dに切換接続するものとする。
パイロット弁26は常態で図中上半部状態となり、ここ
で回路78からライン圧を供給されると、回路79の圧
力を」−昇させる。回路79の圧力は連通孔26eによ
り室26cに達し、スプール26bを図中右行させ、ス
プール26bは下半部図示の調圧位置を越えるところで
、回路79を回路78から遮断すると同時にドレンボー
ト26dに通じる。この時回路79の圧力は低下され、
この圧力低下によりスプール26bがばね26aにより
押戻されると再び回路79の圧力が上昇する。かくてパ
イロット弁26は回路78からのライン圧をばね26a
のばね力で決まる一定値に減圧し、パイロット圧として
回路79に出力することができる。
このパイロット圧は回路79によりプレッシャモディフ
ァイア弁22、デユーティツレノド24.34、ロック
アツプコントロール弁30、フォワードクラッチコント
ロール弁46、シャトル弁32、第1.第2、第3シフ
トソレノイド42.44.60、シャトル弁56に供給
する。
デユーティツレノド24はコイル24a、スプリング2
4d及びプランジャ24bよりなり、オリフィス80を
介してパイロット圧回路79に接続した回路81を、コ
イル24aのON(通電)時ドレンボート24cから連
通ずるものとする。このデユーティツレノド24は図示
せざるコンピュータによりコイル24aを一定周期でO
N、OFFされると共に、該一定周期に対するON時間
の比率(デユーティ比)を制御されて、回路81内にデ
ユーティ比に応じた制御圧を発生させる。デユーティ比
は後退選択時以外でエンジン負荷(例えばエンジンスロ
ットル開度)の増大に応じて小さくし、これにより上記
の制御圧をエンジン負荷の増大につれ高くなす。又、後
退選択時デユーティ比は100%として、上記の制御圧
を0とする。
プレッシャモディファイア弁22はばね22a及び回路
81からの制御圧により図中下向きに付勢されるスプー
ル22bを具え、プレッシャモディファイア弁22には
更に前記の回路76を接続する出力ボート22C1パイ
ロツト圧回路79を接続する入カポ−ト22d、及びド
レンボート22eを設け、ばね22aから遠いスプール
22bの端面が臨む室22fに回路76を接続する。そ
してスプール22bの図中左半部位置で丁度ボート22
cがボート22d、 22eから遮断されるようこれら
ボートを配置する。
プレッシャモディファイア弁22は、ばね22aによる
ばね力及び回路81からの制御圧による力を夫々スプー
ル22bに図中下向きに受け、室22fに達したボート
22cからの出力圧による力をスプール22bに図中上
向きに受け、これら力がバランスする位置にスプール2
2bをストロークされる。ボート22cからの出力圧が
」二記下向き方向の力に見合わず不十分である場合、ス
プール22bは左半部図示の調圧位置を越えて下降する
。この時ボート22cはボート22dに通じ、回路79
からのパイロット圧の補充を受けて出力圧を上昇される
。逆に、この出力圧が上記下向き方向の力に見合わす高
過ぎる場合スプール22bは図中右半部位置方向へ上昇
する。
この時ボート22cはドレンボート22eに通じ、出力
圧を低下される。かかる作用の繰返しにより、ブー16
= レツシャモデイファイア弁22はボート22cからの出
力圧をばね22aのばね力及び回路81からの制御圧に
よる力の和硫に対応した値に調圧し、これをモディファ
イア圧として回路76よりプレッシャレギュレータ弁2
0のプラグ20cに供給する。ところで、制御圧が前記
の如く後退選択時以外エンジン負荷の増大につれ高くな
るものであり、後退選択時0であることから、この制御
圧をばね22aのばね力だけ増幅した値となるモディフ
ァイア圧も後退選択時以外でエンジン負荷の増大につれ
高くなり、後退選択時0となり、プレッシャレギュレー
タ弁20による前記のライン圧制御を可能にする。
トルクコンバータレギュレータ弁28はばね28aによ
り図中右半部位置に弾支されるスプール28bを具え、
該スプールが図中右半部位置及び図中左半部位置間でス
トロークする間ボート28cをボート28dに通じさせ
、スプール28bが図中左半部位置より上昇するにつれ
ボート28cをボート28dに対して連通度を減少、ボ
ート28eに対して連通度を増大させるものとする。ス
プール28bのストロークを制御するために、ばね28
aから遠いスプール端面が臨む室28fをスプール28
bに設けた連通孔28gによりボート28cに通じさせ
る。そして、ボート28cはレリーフ弁82を介して所
定の潤滑部に通じさせると共に、回路83によりロック
アツプコントロール弁30に接続し、ボート28dは回
路84によりプレッシャレギュレータ弁2oのボート2
0hに接続し、ボート28eは回路85によりロックア
ツプコントロール弁30に接続する。回路85は途中に
オリフィス86を有し、該オリフィス及びボート28c
間をオリフィス87を介して回路83に接続すると共に
回路88によりオイルクーラ89及び所定の潤滑部9o
に通じさせる。
トルクコンバータレギュレータ弁28は常態で図中右半
部状態となり、ここでプレッシャレギュレータ弁20の
ボート20hからオイルが回路84を経て供給されると
、このオイルは回路83より後述の如くにしてトルクコ
ンバータ3に向かう。そして、トルクコンバータへの供
給圧が発生すると、このトルクコンバータ供給圧は連通
孔28gを経て室28fに達し、スプール28bをばね
28aに抗して図中−1−昇させる。トルクコンバータ
供給圧の上昇でスプール28bが図中左半部位置より一
1―昇する時、ボート28eが開き、トルクコンバータ
供給圧を一部このボート28e及び回路88を経て排除
することにより、トルクコンバータ供給圧をばね28a
のばね力で決まる値に調圧する。回路88から排除され
たオイルはオイルクーラ89て冷却された後、潤滑部9
0に向かう。なお、トルクコンバータレギュレータ弁2
8の」1記調圧作用によってもトルクコンバータ供給圧
が上記の値を越える場合、レリーフ弁82が開き、圧力
過剰分を対応する潤滑部に逃してトルクコンバータ3の
変形を防止する。
ロックアツプコントロール弁30はスプール30a及び
プラグ30bを同軸に突合せて構成し、スプール30a
が右半部図示の限界位置の時回路83をトルクコンバー
タレリーズ室3Rからの回路91に通じさせ、スプール
30aが図中左半部位置に下降する時回路83を回路8
5に通じさせ、スプール30aが更に下降する時回路9
1をドレンボート30cに通じさせるものとする。かか
るスプール30aのストロークを制御するために、プラ
グ30aから遠いスプール30aの端面を室30dに臨
ませ、スプール30aから遠いプラグ30bの端面が臨
む室30eにオリフィス92を経て回路91の圧力を導
くようにする。なお、トルクコンバータアプライ室3A
からの回路93は、オリフィス86よりロックアツプコ
ントロール弁30に近い箇所において回路85に接続す
る。又、プラグ30bには更に回路79からのパイロッ
ト圧をオリフィス94を介して作用させることにより図
中下向きの力を付与し続け、これによりスプール30a
の脈動を防止する。
ロックアツプコントロール弁30は室30dに供給する
圧力によりスプール30aをストローク制御され、この
圧力が十分高い間スプール30aは図中右半部位置を保
つ。この時回路83からのオイルはトルクコンバータレ
ギュレータ弁28による調圧下で回路91.レリーズ室
3R,アプライ室3A、回路93、回路85に通流し、
回路88より排除される。かくてトルクコンバータ3は
コンバータ状態で動力伝達を行なう。室30d内の圧力
を低下させるにつれ、スプール30aはオリフィス92
.94からの圧力によりプラグ30bを介して図中下降
され、図中左半部位置より更に下降したところで、回路
83からの調圧オイルは回路85.93、アプライ室3
A、レリーズ室3R,回路91、ドレンボート30cへ
と流れるようになり、トルクコンバータ3は室30d内
の圧力低下につれスリップが減少するようなスリップ制
御状態で動力伝達を行なう。この状態より室30d内の
圧力を更に低下させると、スプール30aの更なる下降
により回路91はドレンボート30cに完全に連通され
てレリーズ室3Rの圧力を0にし、トルクコンバータ3
はロックアツプ状態で動力伝達を行なう。
シャトル弁32はロックアツプコントロール弁30を後
述するフォワードクラッチコントロール弁46と共にス
トローク制御するもので、ばね32aにより図中下半部
位置に弾支されたスプール32bを具え、このスプール
を室32c内の圧力により適宜図中上半部位置に切換え
る。そしてシャトル弁32は、スプール32bが図中下
半部位置の詩宗30dの回路95をパイロット圧回路7
9に通じさせると共に、フォワードクラッチコントロー
ル弁46の室46aから延在する回路96をデユーティ
ソレノイド34からの回路97に通じさせ、スプール3
2bが図中」−半部位置の時回路95を回路97に通じ
させると共に回路96を回路79に通じさせるものとす
る。
デユーティソレノイド34はコイル34a及びばね34
dで閉位置に弾支されたプランジャ34bよりなり、オ
リフィス98を介してパイロット圧回路79に接続した
回路97を、コイル34aのON(通電)時ドレンポー
ト34cに通じさせるものとする。このデユーティソレ
ノイド34は図示せざるコンピュータによりコイル34
aを一定周期でON、OFF制御されると共に、該一定
周期に対するON時間の比率(デユーティ比)を制御さ
れて回路97内にデユーティ比に応じた制御圧を発生さ
せる。ツヤトル弁32が図中上半部状態で回路97の制
御圧がロックアツプコントロール弁30のストローク制
御に供される場合ソレノイド34のデユーティ比は次の
ようにして決定する。即ちトルクコンバータ3のトルク
増大機能及びトルク変動吸収機能が絶対的に必要なエン
ジンの高負荷、低回転のもとでは、デユーティ比を0%
とし、これにより回路97の制御圧を元圧である回路7
9のパイロット圧と同じにする。この時制御圧は室30
dにおいてスプール30aを図中右手1 位1に保持し
、トルクコンバータ3を上記要求にかなうようコンバー
タ状態に保つ。トルクコンバータ3の上記両機能の要求
度が低くなるにつれ、デユーティ比を増大させて制御圧
を低下し、これによりロックアツプコントロール弁30
を介してトルクコンバータ3を要求にマツチしたスリッ
プ制御状態で機能させ、トルクコンバータ3の上記両機
能が不要なエンジンの低負荷、高回転のもとでは、デユ
ーティ比を100%とし、これにより制御圧を0として
ロックアツプコントロール弁30を介しトルクコンバー
タ3を要求通りロックアツプ状態に保つ。
なお、シャトル弁32が図中下半部状態で回路97の制
御圧がフォワードクラッチコントロール弁46のストロ
ーク制御に供される場合、ソレノイド34のデユーティ
比は後述の如<N−Dセレクトショックを軽減したり、
クリープを防止するよう決定される。
マニュアル弁36は、運転者のセレクト操作により駐車
(P)レンジ、後退(R)レンジ、中立(N)レンジ、
前進自動変速(D)レンジ、前進第2速エンジンブレー
キ(TI)レンジ、前進第1速エンジンブレーキ(1)
レンジにストロークされるスプール36aを具え、該ス
プールの選択レンジに応じライン回路78を次表の如く
にボート36D、 3611 、361 、36Hに通
じさせるものとする。なお、この表中○印がライン圧回
路78に通じるボートを示し、無印はドレンされている
ボートを示す。
第1シフト弁38はばね38aにより図中左半部位置に
弾支されたスプール38bを具え、このスプールは室3
8cへの圧力供給時図中右半部位置に切換えられるもの
とする。そして第1シフト弁38は、スプール38bが
左半部位置の時ボート38dをドレンポート38eに、
ボート38fをボート38gに、ボート38hをボート
38iに夫々通じさせ、スプール38bが図中右半部位
置の時ポート38dをボート38jに、ボー ) 38
fをボート38kに、ボート38hをボート38(に夫
々通じさせるものとず。
第2シフト弁40はばね40aにより図中左半部位置に
弾支されたスプール40bを具え、このスプールは室4
0cへの圧力供給時図中右半部位置になるものとする。
そして第2シフト弁40は、スプール40bが図中左半
部位置の時ポート40dをドレンボート40eに、ボー
ト40fをボート40gに、ボート40hをオリフィス
付ドレンポート40iに夫々通じさせ、スプール40b
が図中右半部位置の時ボート40dをボー) 40jに
、ボート40fをドレンボート40eに、ボート40h
をボート40kに夫々通じさせるものとする。
第1及び第2シフト弁38.40のスプール位置は夫々
第1シフトソレノイド42及び第2シフトソレノイド4
4により制御するようにし、これらシフトソレノイドは
夫々コイル42a、 44a及びプランジャ42b、 
44b、スプリング42d、 44dで構成する。第1
シフトソレノイド42は、オリフィス99を介してパイ
ロット圧回路79に接続され、室a8cに至る回路10
0を、コイル42ao′)ON (通電)時ドレンボー
ト42cから遮断して回路100内の制御圧を元圧であ
るパイロット圧と同じ値にし、これにより第1シフト弁
38を図中右半部状態に切換えるものとする。又第2シ
フトソレノイド44は、オリフィス+01を介してパイ
ロット圧回路79に接続され、室40cに至る回路10
2を、コイル44aのON(通電)時ドレンボート44
cから遮断して回路102内の制御圧を元圧のパイロッ
ト圧と同じ値にし、これにより第2シフト弁40を図中
右半部状態に切換えるものとする。
これらシフトソレノイド42.44のON、OF’Fの
組合せ、従ってシフト弁38.40の状態の組合せによ
り前進第1速乃至第4速を得ることができ、これを表に
まとめると次の如くである。
L:LL なお、この表中○印はシフト弁の図中右半部(1昇)状
態、X印はシフト便の図中左半部(下降)状態を夫々示
し、又シフトソレノイド42.44のON。
OFFは図示せざるコンピュータが予め定めた変速パタ
ーンを基に車速及びエンジン負荷から好適変速段を判別
し、この変速段に対応するよう決定するものとする。
フォワードクラッチコンピュータ弁46はスプール46
bを具え、このスプールにはオリフィス103を経て導
びかれる回路79からのパイロット圧を図中下向きに作
用させて、スプールの脈動を防止し、このスプールには
更にオリフィス104を経て回路105内におけるフォ
ワードクラッチF/Cの作動圧をフィードバックし、図
中下向きに作用させる。スプール46bはこれら圧力に
よる図中下向き方向の力と、室46a内の圧力による力
とがバランスする位置にストロークする。スプール46
bは図中右半部位置の時回路+05をドレンボート46
Cに通じ、図中左半部位置の時回路105を回路106
に通じるものとし、回路105にはフォワードクラッチ
P/Cに向かう油圧に対してのみ絞り効果を発揮するワ
ンウェイオリフィス107を設け、回路106はマニュ
アル弁36のボート36Dに接続する。
3−2タイミング弁48はばね48aにより図中左半部
位置に弾支されたスプール48hを具え、このスプール
位置でボート48c及びオリフィス48f付のポート4
8a間を連通し、室48e内の圧力が高く、スプール4
8bが図中右半部位置になる時ボート48c、 48a
間を遮断するものとする。
4−2リレー弁50はばね50aにより図中左半部位置
に弾支されたスプール50bを具え、このスプール位置
でボート50cをオリフィス付ドレンボート50dに通
じ、室50e内に圧力が供給されてスプール50bが図
中右半部位置になる時ボート50cをボート50fに通
ずるものとする。
4−2シークエンス弁52はばね52aにより図中右半
部位置に弾支されるスプール52bを具え、このスプー
ル位置でボート52cをオリフィス付ドレンボート52
dに通じ、室52e内の圧力が高くてスプール52bが
図中左半部位置になる時ボート52cをボート52fに
通ずるものとする。
lレンジ減圧弁54はばね54aで図中右半部位置に向
は付勢されたスプール54bを具え、このスプール位置
で相互に連通するボート54c、 54dを設けると共
に、スプール5tbが図示左半部位置に上昇してボート
54dを閉じ終える時ボート54cに通じ始めるドレン
ボート54eを設ける。ばね54aから遠し1スプール
54bの端面が臨む室54fをオリフィス108を介し
てボート54Cに接続する。かくてlレンジ減圧弁54
は常態で図中右半部状態となり、ここでボート54dに
圧力が供給されるとボート54cより圧力が出力される
。この出力圧はオリフィス108を経てスプール54b
の図中下端面に作用し、出力圧が高まるにつれスプール
54bを図中」1昇させる。スプール54bが図中左半
部位置以上−上昇する時、ボート54cはドレンボート
54eに通じて、ボート54cからの出力圧を低下させ
る。この出力圧低下によりスプール54bが図中右半部
位置以」−下降すると、ボート54cはボー1−54d
に通じ、ボート54cからの出力圧を」1昇さUる。か
かる作用の繰返しによりボート54cからの出力圧はば
ね54aのばね力で決まる一定値に減圧される。
ツヤトル弁56ばばね56aにより図中左半部位置に弾
支されたスプール56bを具え、このスプールは室56
gへの圧力供給がある時この位置に保持されるが、室5
6gへの圧力供給がない間はボート56cからの圧力に
よる図中上向きの力が成る値以上の時図中右半部位置に
ストロークされる。図中左半部位置でボート56dを第
3シフトソレノイド60からの回路+09に通じさせる
と共に、ボート56eをドレンボート56fに通じ、図
中右半部位置でボート56dをパイロット圧回路79に
、ボート56eを回路109に通じるものとする。
第3ソフトソレノイド60はコイル60a及びプランジ
ャ60b、スプリング60dで構成し、オリフィス11
0を介してパイロット圧回路79に接続した回路109
を、コイル60aのON(通電)時ドレンボート60c
から遮断して、回路109内の制御圧を元圧であるパイ
ロット圧と同じ値になるものとする。なお、第3シフト
ソレノイド60のON、OFFは図示せざるコンピュー
タにより決定される。
オーバーランクラッチコンピュータ弁58ばばね58a
により図中左半部位置に弾支されたスプール58bを具
え、このスプールは室58cへの圧力供給時図中右半部
位置に切換わるものとする。又スプール58bは図中左
半部位置でボート58dをドレンボート58eに、又ボ
ート58fをボー1−58gに夫々通じ、図中右半部位
置でボート58dをボー) 58hに、又ボート58r
をドレンボート58eに通じるものとする。
オーバーランクラッチ減圧弁62ばばね62aにより図
中左半部位置に弾支されたスプール62bを具え、この
スプールには更にボート62cからの圧力がある時これ
により図中下向きの力を付加してスプール62bをこの
位置に保持する。ボート62cからの圧力流入がない間
、ボート62dに圧力が供給されると、この圧力はボー
ト62eからの出力圧を高める。この出力圧は室62f
にフィードバックされ、ばね62aのばね力に対応した
値になるところでスプール62bを図中右半部位置にし
てボート62d、62a間を断ち、オーバーランクラッ
チ減圧弁62はボート62eからの出力圧をばね62a
のばね力で決まる一定値に減圧するものとする。
2速ザーボアプライ圧アキユムレータ64は段付ピスト
ン64aをばね64bにより図中左半部位置に弾支して
構成し、段付ピストン64aの両端間に画成された室6
4cを大気開放とし、段付ピストンの小径端面及び大径
端面を夫々密閉室64d、 64eに臨ませる。
3速サーボレリーズ圧アキユムレータ66は段付ピスト
ン66aをばね66bにより図中左半部位置に弾支して
構成し、段付ピストンの両端間に画成された室66cを
前記のライン圧回路78に接続し、段付ピストンの小径
端面及び大径端面を夫々密閉室66d。
66eに臨ませる。
4速サーボアプライ圧アプライ圧68は段付ピストン6
8aをばね68bにより図中左半部位置に弾支して構成
し、段付ピストンの両端間に密閉室68cを画成すると
共に、段付ピストンの小径端面及び大径端面を夫々密閉
室68d、 68eに臨ませる。
アキュムレータコントロール弁70はばね70aにより
図中左半部位置に弾支されたスプール70bを具え、ば
ね70aから遠いスプール70bの端面が臨む室70c
に回路81の制御圧を導く。スプール70bは図中左半
部位置で出力ポードア0dをドレンボートToeに通じ
、室70cへの制御圧が高くなってスプール70bが図
中右半部位置以上に上昇する時ボート70dをライン圧
回路78に切換接続するものとする。そして、出力ポー
ドア0dを回路111によりアキュムレータ室64d、
 68cに接続すると共にばね70aを収納した室70
fにも接続する。
かくてアキュムレータコントロール弁70は後退選択時
以外室70cへの制御圧によりスプール70bを図中右
半部位置具」二に上昇される。これにより回路78から
のライン圧が回路111に出力され、この回路111内
の圧力が上記制御圧に対応した値になるところで、スプ
ール70bは図中右半部位置に弾支される。これがため
回路111の圧力は制御圧に対応した値に調圧されるが
、制御圧が前記の如く後退選択時以外エンジン負荷(エ
ンジン出力トルク)の増大に応じて高くなるため、回路
1.11からアキュムレータ64.88の室64d、 
68cにアキュムレータ背圧として供給される圧力もエ
ンジン出力トルクの増大に応じ高くなる。なお、後退選
択時は制御圧がOのため、回路111へは圧力が出力さ
れない。
次に油圧回路網を補足説明するに、マニュアル弁36の
ボート36Dから延在する回路106は途中を第1シフ
ト弁38のボート38g及び第2シフト弁40のボート
40gに接続すると共に、回路106より分岐した回路
112を経てシャトル弁56のボート56C及びオーバ
ーランクラッチコントロール弁58のボート58gにも
接続する。第1シフト弁38のボート38fは回路+1
3により4−2リレー弁50のボート50fに接続する
と共に、ワンウェイオリフィス+14を介してアキュム
レータ室64e及び2速サーボアプライ室2S/Aに接
続し、ボート50fは回路115によりンヤトル弁32
の室32cにも接続する。更に第1ソフト弁38のボー
ト38hは回路+16により4−2リレー弁50の室5
0e及びオーバーランクラッチコントロール弁58のボ
ート58hに接続し、4−2リレー弁50のボート50
cは回路117により第2シフト弁40のボート40k
に接続する。第1シフト弁38のボート38に、 38
ρを第2シフト弁40のボート40fと共に回路118
によりハイクラッチH/Cに接続し、その途中に一対の
相互に逆向き配置としたワンウェイオリフィス119.
120を挿入する。これらオリフィスとハイクラッチH
/Cとの間において回路118より分岐した回路121
はワンウェイオリフィス122を介して3速ザーボレリ
ーズ室38/R及びアキュムレータ室66eに接続し、
ワンウェイオリフィス122をバイパスする回路123
中にボート48c、 48dを接続して3−2タイミン
グ弁48をこの回路123中に挿入する。ワンウェイオ
リフィス122及び3速サ一ボレリーズ室as/R間に
おいて回路121より分岐する回路124を4−2シー
クエンス弁52の室52eに接続し、4−2シークエン
ス弁52のボート52c、 52fを夫々第1シフト弁
38のボート38i及び第2シフト弁40のボート40
hに接続する。
第1シフト弁38のボート38jを回路125により第
2シフト弁40のボート40dに接続し、ボート38d
を回路126によりシャトルボール127の一方の入口
ボートに接続する。シャトルボール127の他方の入口
ボートは回路128により一方で前記の回路77と共に
マニュアル弁36のボート36Rに接続し、他方でワン
ウェイオリフィス129を介してリバースクラッチR/
C及びアキュムレータ室611dに接続し、シャトルボ
ール127の出口ボートは回路130に上りローリバー
スブレーキL R/ Hに接続する。第2シフト弁40
のボート40jは回路131によりIレンジ減圧弁54
のボート54c及び室54fに接続し、■レンジ減圧弁
54のボート54dを回路132によりマニュアル弁3
6のボート361に接続する。
一′A6− シャトル弁56のボート56eは回路133により3−
2タイミング弁48の室48eに接続し、ボート56d
は回路134によりオーバーランクラッチコントロール
弁58の室58cに接続する。オーバーランクラッチコ
ントロール弁58のボート58dは回路135によりア
キュムレータ室66dに接続すると共に、ワンウェイオ
リフィス136を介してアキュムレータ室68e及び4
速サーボアプライ室4S/Aに接続する。そしてオーバ
ーランクラッチコントロール弁58のボート58fは回
路137によりオーバーランクラッチ減圧弁62のボー
ト62dに接続し、該減圧弁62のボート62eを回路
138によりオーバーランクラッチOR/Cに接続し、
回路137.138間にチェックバルブ139を設ける
。オーバーランクラッチ減圧弁62のボートB2cは回
路140によりマニュアル弁36のボート3611及び
シャトル弁56の室56gに接続する。
ところで、第4図は本発明の一実施例を示す変速制御装
置200の概略図で、車速センサ201とスロットルセ
ンサ202を有し、車センサ201によって車速を検出
すると共に、スロットルセンサ202によつてエンジン
負荷を検出し、これら検出信号は、変速点を決定するた
めの変速信号として夫々用いられる。そして、前記両セ
ンザ201.202からの信号はマイクロコンピュータ
203の演算手段204に入力され、予め決定された第
5図の変速パターンに従って、前記第1.第2シフトソ
レノイド42.44に駆動信号を出力するようになって
いる。ところで、前記マイクロコンピュータ203には
補正手段205が設けられ、この補正手段205には車
両運転に影響する運転温度としての液圧制御装置Aの作
動液温つまり作動油温を検出する油温センサ206から
の温度信号が入力されるようになっている。そして、前
記補正手段205は前記温度信号に基ずいて車速センサ
201からの車速信号を補正し、この補正信号を前記演
算手段204に出力するようになっている。
第6図は前記マイクロコンピュータ203で処理するた
めのプログラムを実行するフローチャートを示し、まず
ステップ■、ステップ■によって変速信号としての車速
(Vsp)およびスロットル開度(Tb)を読み込む。
次に、ステップ■で油温(To)を読み込み、この油温
出力に基すいてステップ■で補正係数(TR)は補正手
段205に予め記憶された例えば第7図のデータマツプ
に従って決定される。
即ち、このデータマツプは低温時には補正係数(TR)
を小さく(TR=O05)、高温時には太きく (TR
−1,5)なるように段階的に設定されている。そして
、このようにステップ■で補正係数(TR)が算出され
ると、ステップ■で前記車速(Vsp)に対する補正値
(Vspx−Vsp−TR)を算出し、この補正信号を
ステップ■に出力して、このステップ■では第5図の変
速パターンに従ってギヤ位置(Gp)を判断するように
なっている。即ち、該第5図の変速パターンは、実線が
シフトアップ時の変速境界線、破線がシフトダウン時の
変速境界線で、前記補正値(Vspx)に対するスロッ
トル値(Th)のプロット点が前記夫々の変速境界線を
越えるときにシフトアップ又はシフトダウンされるよう
になっている。そして、このようにギヤ位置(Gp)が
判断されると、このギヤ位置に基ずいてステップ■から
前記液圧制御袋−39= 置の第1.第2シフトソレノイド42.44に駆動信号
が出力されるようになっている。即ち、これら第1.第
2シフトソレノイド42.44への駆動信号は前記第3
表に示したように出力され、第1.第2シフト弁38.
40を作動する。
このように、本実施例にあっては油温(TO)に応じて
車速信号(Vsp)を補正し、この補正信号(Vspx
)とスロットル開度信号(Th)とによってギヤ位置を
判断するようにしたので、前記補正信号(Vspx)を
算出する補正係数(TR)の値によって第5図の変速パ
ターンに沿ったシフトスケジュールを変化させることが
できる。即ち、油温(To)が低い場合は第7図に示す
ように補正係数(TR)が0.5と小さくなっているた
め、前記補正信号(VSI)X)は減少し、変速境界線
を通過する時の変速は実質上高くなる。
従って、低温時のシフトアップ、シフトダウンの変速点
はエンジンの高回転状態で設定され、たとえば3速段か
ら4速段のオーバードライブ設定は、エンジン回転が安
定する高回転時に可能となる。
このため、低温時の高速走行時にあってもオーバ一ドラ
イブ制御が可能となり、走行性能および燃費の向上が図
られることになる。
更に、本実施例にあっては油温(To)が高い場合は、
補正係数(Th)が1.5と大きくなっているため、前
記低温時とは逆に変速点のエンジン回転数を低く設定し
てエンジン負荷を少なくシ、オーバーヒート等を防止す
ることができる。
尚、前記第7図、第5図に示すマツプデータは、これに
限ることなく、各エンジンに即して補正係数特性および
変速境界線特性を設定できることはいうまでもない。ま
た、本実施例では車両運転温度に影響する運転温度とし
て、液圧制御装置の油温(To)を検出し、この油温に
基ずいてシフトスケジュールを変化させるようにしたも
のを開示したが、この油温以外にエンジン壁温、冷却水
温、触媒温度等を運転温度として検出するようにしたも
のでもよい。
また、前記実施例では運転温度に応じて第5図に示す変
速パターンの全シフトスケジュールを変化させるように
なっているが、これに限ることなく特定のシフトスケジ
ュールたとえばl速→2速および3速→4速若しくは3
速→4速のみを変化させるようにしたものでもよい。
発明の詳細 な説明したように本発明の自動変速機の変速制御装置に
あっては、運転温度に応じて変速点を決定するための変
速信号を補正し、この補正信号に基ずいて予め設定され
た変速パターンに沿って変速するようにしたので、予め
備わった全変速段を、エンジン回転が安定する領域で使
用することができ、たとえば、低温時の高速走行時にあ
っては最高速段の使用が可能となって不必要なエンジン
負荷が作用するのを防止でき、走行性能および燃費を大
幅に向上することができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の自動変速機の変速制御装置の概念を示
す概略図、第2図は本発明の変速制御装置が用いられる
自動変速機の液圧制御装置の一実施例を示す全体回路図
、第3図は第2図に示す液圧制御装置か適用される自動
変速機の動力伝達列の一実施例を示す概略図、第4図は
本発明の自動変速機の変速制御装置の一実施例を示すシ
ステム図、第5図は本発明に用いられる変速パターンの
一実施例を示す特性図、第6図は第4図に示す変速制御
装置のプログラムを実行する一実施例のフローチャート
、第7図は本発明の変速制御装置に用いられる補正係数
の一実施例をポケ特性図である。 200  変速制御装置、201・・車速センサ(変速
信号)、202・・・スロットルセンサ、203・マイ
クロコンピュータ、204・演算手段、205・・補正
手段、206油温センザ(温度検出手段)。 Vspx

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)予め設定された変速パターンに従い、車両運転状
    態から得られた変速点を決定するための変速信号でギヤ
    切換えが行なわれるようになつた自動変速機において、
    車両運転に影響する運転温度を検出する温度検出手段と
    、この温度検出手段からの信号に基ずいて前記変速信号
    に対する補正値を算出する補正手段とを備え、該補正手
    段から出力される補正信号に基ずいて変速点を決定する
    ようにしたこと特徴とする自動変速機の変速制御装置。
JP60202096A 1985-09-12 1985-09-12 自動変速機の変速制御装置 Granted JPS6263251A (ja)

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JPS63190650U (ja) * 1987-05-29 1988-12-08
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