JPS62122833A - 自動変速機の車両停止時制御装置 - Google Patents

自動変速機の車両停止時制御装置

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Publication number
JPS62122833A
JPS62122833A JP60263169A JP26316985A JPS62122833A JP S62122833 A JPS62122833 A JP S62122833A JP 60263169 A JP60263169 A JP 60263169A JP 26316985 A JP26316985 A JP 26316985A JP S62122833 A JPS62122833 A JP S62122833A
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JP
Japan
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pressure
boat
circuit
spool
valve
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Pending
Application number
JP60263169A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Kato
雄司 加藤
Yoshihiko Ishii
石井 良彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP60263169A priority Critical patent/JPS62122833A/ja
Publication of JPS62122833A publication Critical patent/JPS62122833A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60WCONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
    • B60W2552/00Input parameters relating to infrastructure
    • B60W2552/15Road slope

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は車両用の自動変速機に関し、とりわけ、車両停
止時に変速ギヤ位置を制御するようにした自動変速機の
車両停止時制御装置に関する。
従来の技術 一般に、車両用の自動変速機は車速、エンジン負荷等の
走行条件に基づいて変速段が自動切換されるようになっ
ており、従って、車両停止時には車速零に伴って自動的
に低速段(第1速段)に設定されるようになっている。
ところが、車両停止時にはトルクコンバータによりクリ
ープトルクか発生するため、このクリープトルクがギヤ
比の大きな前記低速段を介して駆動輸側に伝達され、ブ
レーキパッド又はブレーキライニングの寿命を低主させ
たり、車体振動を誘発したりする原因となる。
そこで、従来は実公昭60−35816号公報に示され
ているように、車両停止時は自動的に第2速段に設定さ
れるようになったものがある。尚、この場合でも発進時
には自動的に第1速に切換わるようになっている。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、このように第2速段で停止される場合は
、第1速段よりは小さいもののやはり大きなギヤ比を第
2速段が有しており、クリープトルクによる影響が少な
からずも残ってしまう。
そこで、車両停止時に設定されるギヤ位置をギヤ比が小
さな第3速段にすることが考えられるが、この場合は急
な上り勾配路面で停車した際、発進時には大きな変速シ
ョックが発生してしまう。即ち、発進時には第3速段か
ら第1速段に切換わって発進されるが、まずこの1段飛
びの変速が行なわれる以前に、第3速段でも車両が後退
しない程度までエンジン回転を上昇させる必要がある。
従って、上り勾配が急な場合は、第3速段で車両後退に
対抗させるためのトルク発生時にはエンジン回転数が著
しく大きくなっており、発進時にはこの状態で第1速段
に変速されるため前述したように大きな変速ショックが
発生してしまうという問題点がある。
そこで、本発明は車両停止時の勾配条件に応じて、設定
される変速段を変化させることにより、かかる従来の問
題点を解決するようにした自動変速機の車両停止時制御
装置を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 かかる目的を達成するために本発明の自動変速機の車両
停止時制御装置にあっては、第1図に示すように、複数
の変速段を備えた自動変速機(a)において、路面勾配
を検出する手段(b)と、この勾配検出手段(b)から
の検出値に基づいて車両停止時のギヤ位置を適宜選択し
て設定するギヤ位置制御手段(C)とを設けることによ
り構成しである。
作用 以上の構成により本発明にあっては、車両停止時におけ
る自動変速機(a)の変速ギヤ位置は、勾配検出手段(
b)からの検出値に基づいてギヤ位置制御手段(c)が
作動し、最適なギヤ位置に設定されることになる。
実施例 以下本発明の実施例を図に基づいて詳細に説明する。
即ち、第2図は本発明の車両停止時制御装置を用いた自
動変速機における液圧制御装置の一実施例を示す全体回
路図で、この液圧制御装置によって制御される自動変速
機の動力伝達列としては、たとえば第3図の概略図に示
すようなものがある。
即ち、この動力伝達列は、エンジン出力軸lがらの回転
を人力軸2に伝達するトルクコンバータ3、第1遊星歯
車組4、第2遊星歯車組5、出力軸6、及び後述の各種
摩擦要素により構成する。
トルクコンバータ3はエンジン出力軸1により駆動され
、オイルポンプO/Pの駆動にも用いられるポンプイン
ペラ3P、このポンプインペラにより内部作動流体を介
して流体駆動され、動力を入力軸2に伝達するタービン
ランナ3T、及びワンウェイクラッチ7を介して固定軸
上に置かれ、タービンランチ3Tへのトルクを増大する
ステータ3sで構成し、これにロックアツプクラッチ3
Lを付加した通常のロックアツプトルクコンバータとす
る。そしてこのトルクコンバータ3はレリーズ室3Rが
ら作動流体の供給を受け、アプライ室3Aより作動流体
を排除される間、ロックアツプクラッチ3Lを釈放され
てエンジン動力をポンプインペラ3P及びタービンラン
チ3Tを介しくコンバータ状態で)入力軸2にトルク増
大しつつ伝達し、逆にアプライ室3Aから作動流体の供
給を受け、レリーズ室3Rより作動流体を排除される間
、ロックアツプクラッチ3Lを締結されてエンジン動力
をそのままこのロックアツプクラッチを介しくロックア
ツプ状態で)入力軸2に伝達するものとする。なお、後
者のロックアツプ状態では、レリーズ室3Rがらの作動
流体排除圧を減することにより、ロックアツプトルクコ
ンバータ3のスリップ(ポンプインペラ3P及びタービ
ンランチ3Tの相対回転)を任意に制御(スリップ制御
)することができる。
第1遊星歯車組4はサンギヤ4S、リングギヤ4R。
これらの噛合するピニオン4P及びピニオン4Pを回転
自在に支持するキャリア4cよりなる通常の単純遊星歯
車組とし、第2遊星歯車組5もサンギヤ5s、リングギ
ヤ5R,ピニオン5P及びキャリア5cよりなる単純遊
星歯車組とする。
次に前記の各種摩擦要素を説明する。キャリア4Cはハ
イクラッチH/Cを介して入力軸2に適宜結合可能とし
、サンギヤ4sはバンドブレーキB/Hにより適宜固定
可能とする他、リバースクラッチR/Cにより入力軸2
に適宜結合可能とする。キャリア4Cは更に多板式のロ
ーリバースブレーキLR/Bにより適宜固定可能にする
と共に、ローワンウェイクラッチLO/Cを介して逆転
(エンジンと逆方向の回転)を阻止する。リングギヤ4
Rはキャリア5Cに一体結合して出力軸6に駆動結合し
、サンギヤ5Sを入力軸2に結合する。リングギヤ5R
はオーバーランクラッチOR/Cを介して適宜キャリア
4Cに結合可能とする他、フォワードワンウェイクラッ
チFO/C及びフォワードクラッチF/Cを介してキャ
リア4Cに相関させる。フォワードワンウェイクラッチ
l’o/CはフォワードクラッチF/Cの結合状態でリ
ングギヤ5Rを逆転方向(エンジン回転と逆の方向)に
おいてキャリア4Cに結合させるものとする。
ハイクラッチH/C,リバースクラッチR/C,ローリ
バースブレーキLR/B、オーバーランクラッチOR/
C及びフォワードクラッチF/Cは夫々、油圧の供給に
より作動されて前記の適宜結合及び固定を行なうもので
あるが、バンドブレーキB/Bは2速サーボアプライ室
2S/^、3速サーボレリーズ室3S/R及び4速サー
ボアプライ室4S/Aを設定し、2速サーボアプライ室
2Sハに2速選択圧P、が供給されると、バンドブレー
キB/Bは作動し、この状態で3速サーボレリーズ室3
S/Hにも3速選択圧P3が供給されると、バンドブレ
ーキB/Bは非作動となり、その後4速サーボアプライ
室4S/Aにち4速選択圧P4が供給されると、バンド
ブレーキB/Bは作動するようになっている。
かかる動力伝達列は、摩擦要素B/B、 It/C,F
/C。
OR/C,LR/B、 R/Cを次表に示す如く種々の
組合せで作動させることにより、摩擦要素PO/C,L
O/Cの適宜差動と相俟って、遊星歯車組4.5を構成
する要素の回転状態を変え、これにより入力軸2の回転
速度に対する出力側6の回転速度を変えることができ、
次表に示す通りに前進4速後退l速の変速段を得ること
ができる。なお、次表中○印が作動(油圧流入)を示す
が、・::印はエンジンブレーキが必要な時に作動させ
るべき摩擦要素を示す。
そして、::、印の如くオーバーランクラッチOR/C
が作動されている間、これに並置したフォワードワンウ
ェイクラッチFO/Cは非作動となり、ローリバースブ
レーキLR/Bが作動している間これに並置したローワ
ンウェイクラッチLO/Cが非作動になること勿論であ
る。
第1表 ところで、前記第2図に示した液圧側制御装置は、プレ
ッシャレギュレータ弁20、プレッシャモディファイア
弁22、デユーティソレノイド24、パイロット弁26
、トルクコンバータレギュレータ弁28、ロックアツプ
コントロール弁30、シャトル弁32、デユーティソレ
ノイド34、マニュアル弁36、第1シフト弁38、第
2シフト弁40、第1シフトソレノイド42、第2シフ
トソレノイド44、フォワードクラッチコントロール弁
46.3−2タイミング弁48.4−2リレー弁50.
4−2シークエンス弁52、■レンジ減圧弁54、シャ
トル弁56、オーバーランクラッチコントロール弁58
、第3シフトソレノイド60、オーバーランクラッチ減
圧弁63.2速サーボアプライ圧アキユムレータ64.
3速サーボレリーズ圧アキユムレータ66.4速サーボ
アプライ圧アキユムレータ68、及びアキュムレータコ
ントロール弁70を主たる構成要素とし、これらを前記
のトルクコンバータ3、フォワードクラッチF/C,ハ
イクラッチII / C、バンドブレーキB/B、リバ
ースクラッチR/CローリバースブレーキLR/B、オ
ーバーランクラッチOR/C,及びオイルポンプO/P
に対し図示の如くに接続して構成する。
プレッシャレギュレータ弁20はばね20aにより図中
左半部位置に弾支されたスプール20b及び該スプール
の図中下端面に突当てたプラグ20cを具え、基本的に
はオイルポンプO/Pが回路71への吐出オイルをばね
20aのばね力で決まる成る圧力に調圧するも、プラグ
20cによりスプール20bが図中上向きの力を付加さ
れる時その分上記の圧力を上昇させて所定のライン圧に
するものである。この目的のためプレッシャレギュレー
タ弁20は、ダンピングオリフィス72を経て回路71
内の圧力をスプール20bの受圧面20dに受け、これ
でスプール20bを下向きに付勢されるよう構成し、ス
プール20bのストローク位置に応じ開閉されるボート
20e〜20hを設ける。ボート20eは回路71に接
続し、スプール20bが図中左半部位置から下降するに
つれボー ) 20h、2Ofに通ずるよう配置する。
ボート20fはスプール20bが図中左半部位置から下
降するにつれ、ドレンボートとしたボート20gとの連
通が減じられ、これとの連通を断たれる時点でボート2
0eに連通され始めるよう配置する。そしてボート2O
fを途中にブリード73が存在する回路74を経てオイ
ルポンプO/Pの容量制御アクチュエータ75に接続す
る。オイルポンプ0/Pは前記の如くエンジン駆動され
る可変容量ベーンポンプとし、偏心量をアクチュエータ
75に向かう圧力が成る値以上になる時減じられて容量
が小さくなるものとする。
プレッシャレギュレータ弁20のプラグ20cはその図
中下端面に回路76からのモディファイア圧を受けると
共に、受圧面20iに回路77からの後退選択圧を受け
、これら圧力に応じた図中上向きの力をスプール20b
に付加するものとする。
プレッシャレギュレータ弁20は°常態で図中左半部状
部となり、ここでオイルポンプO/Pからオイルが吐出
されると、このオイルは回路71に流入する。スプール
20bの左半部位置で回路71のオイルは御坊ドレンさ
れず、圧力上昇する。この圧力はオリフィス72を経て
受圧面20dに作用し、スプール20bをばね20aに
抗して押下げ、ボート20eをボート20hに通ずる。
これにより上記の圧力はボート20hより一部ドレンさ
れて低下し、スプール20bがばね20aにより押戻さ
れる。かかる作用の繰返しによりプレッシャレギュレー
タ弁20は基本的には回路71内の圧力(以下ライン圧
という)をばね20aのばね力に対応した値とする。と
ころで、プラグ20cには回路76からのモディファイ
ア圧による上向きの力が作用してプラグ20cが図中右
半部状態の如くスプール20bに当接し、この上向き力
かばね20aを助勢するようスプール20bに及び、又
モディファイア圧が後述のように後退選択時以外で発生
し、エンジン負荷(エンジン出力トルク)に比例して高
くなることから、上記のライン圧は後退選択時以外でエ
ンジン負荷の増大に応じ高くなる。
後退選択時プラグ20cには上記モディファイア圧に代
え回路77からの後退選択圧(ライン圧と同じ値)によ
る上向き力が作用し、これがスプール20bに及ぶため
、ライン圧は後退選択時所望の一定値となる。オイルポ
ンプO/Pが成る回転数以上(エンジンが成る回転数以
上)になると、それにとらなって増大するオイル吐出量
が過多となり、回路71内の圧力が調圧値以上となる。
この圧力はスプール20bを図中右半部の調圧位置より
更に下降させ、ボート2Ofをボート20eに通じ、ド
レンボート20gから遮断する。これによりボー) 2
0eのオイルが一部ボート20f及びブリード73より
排除されるが、回路74内にフィードバック圧を発生す
る。
このフィードバック圧はオイルポンプO/Pの回転数が
高くなるにつれ上昇し、アクチュエータ75を介してオ
イルポンプO/Pの偏心量(容量)を低下させる。かく
て、オイルポンプO/Pは回転数が成る値以上の間、吐
出量が一定となるよう容量制御され、オイルの必要以上
の吐出によってエンジンのnも + 演 土 占く +
 シ /  すご 1 ^ を−吐 、L −← 1上
記のように回路71に発生したライン圧をライン圧回路
78によりパイロット弁26、マニュアル弁36、アキ
ュムレータコントロール弁70及び3速サーボレリーズ
圧アキユムレータ66に供給する。
パイロット弁26はばね26aにより図中上半部位置に
弾支されるスプール26bを具え、ばね26aから遠い
スプール26bの端面を室26cに臨ませ、パイロット
弁26には更にドレンボート26dを設けると共に、ス
トレーナS/Tを有するパイロット圧回路79を持続す
る。そして、スプール26bに連通孔26eを設け、パ
イロット圧回路79の圧力を室26cに導き、図中右行
するにつれ、回路79を回路78からドレンボート26
dに切換接続するものとする。
パイロット弁26は常態で図中上半部状態となり、ここ
で回路78からライン圧を供給されると、回路79の圧
力を上昇させる。回路79の圧力は連通孔26eにより
室26cに達し、スプール26bを図中右行させ、スプ
ール26bは下半部図示の調圧位置を越えるところで、
回路79を回路78から遮断すると同時にドレンボート
26dに通じる。この時回路79の圧力は低下され、こ
の圧力低下によりスプール26bがばね26aにより押
戻されると再び回路79の圧力が上昇する。かくてパイ
ロット弁26は回路78からのライン圧をばね26aの
ばね力で決まる一定値に減圧し、パイロット圧として回
路79に出力することができる。
このパイロット圧は回路79によりプレツンヤ′モディ
ファイア弁22、デユーティツレノド24.34、ロッ
クアツプコントロール弁30、フォワードクラッチコン
トロール弁46、シャトル弁32、第1.第2、第3シ
フトソレノイド42.44.60、シャトル弁56に供
給する。
デユーティソレノイド24はコイル24a、スプリング
24d及びプランジャ24bよりなり、オリフィス80
を介してパイロット圧回路79に接続した回路81を、
コイル24aのON(通電)時ドレンボート24cから
連通ずるものとする。このデユーティソレノイド24は
後述するコンピュータ200によりコイル24aを一定
周期でON、OFFされると共に、該一定周期に対する
08時間の比率(デユーティ比)を制御されて、回路8
1内にデユーティ比に応じた制御圧を発生させろ。デユ
ーティ比は後退選択時以外でエンジン負荷(例えばエン
ジンスロットル開度)の増大に応じて小さくし、これに
より上記の制御圧をエンジン負荷の増大につれ高くなす
。又、後退選択時デユーティ比は100%として、上記
の制御圧を0とする。
プレッシャモディファイア弁22はばね22a及び回路
81からの制御圧により図中下向きに付勢されるスプー
ル22bを具え、プレッシャモディファイア弁22には
更に前記の回路76を接続する出力ポート22c、パイ
ロット圧回路79を接続する入力ボート22d、及びド
レンボート22eを設け、ばね22aから遠いスプール
22bの端面が臨む室22fに回路76を接続する。そ
してスプール22bの図中左半部位置で丁度ボート22
cがボート22d、 22eから遮断されるようこれら
ボートを配置する。
プレッシャモディファイア弁22は、ばね22aによる
ばね力及び回路81からの制御圧による力を夫々スプー
ル22bに図中下向きに受け、室22fに達したボート
22cからの出力圧による力をスプール22bに図中上
向きに受け、これら力がバランスする位置にスプール2
2bをストロークされる。ボート22cからの出力圧が
上記下向き方向の力に見合わず不十分である場合、スプ
ール22bは左半部図示の調圧位置を越えて下降する。
この時ポート22Cはボート22dに通じ、回路79か
らのパイロット圧の補充を受けて出力圧を上昇される。
逆に、この出力圧が上記下向き方向の力に見合わす高過
ぎる場合スプール22bは図中右半部位置方向へ上昇す
る。
この時ポート22cはドレンボート22eに通じ、出力
圧を低下される。かかる作用の繰返しにより、プレッシ
ャモディファイア弁22はボート22cからの出力圧を
ばね22aのばね力及び回路81からの制御圧による力
の相位に対応した値に調圧し、これをモディファイア圧
として回路76よりプレッシャレギュレータ弁20のプ
ラグ20cに供給する。ところで、制御圧が前記の如く
後退選択時以外エンジン負荷の増大につれ高くなるもの
であり、後退選択時Oであることから、この制御圧をば
ね22aのばね力たけ増幅した値となるモディファイア
圧も後退選択時以外でエンジン負荷の増大につれ高くな
り、後退選択時Oとなり、プレッシャレギュレータ弁2
0による前記のライン圧制御を可能にする。
トルクコンバータレギュレータ弁28はばね28aによ
り図中右半部位置に弾支されるスプール28bを具え、
該スプールが図中右半部位置及び図中左半部位置間でス
トロークする間ポート28cをボート28dに通じさせ
、スプール28bが図中左半部位置より上昇するにつれ
ボート28cをボート28dに対して連通度を減少、ボ
ート28eに対して連通度を増大させるものとする。ス
プール28bのストロークを制御するために、ばね28
aから遠いスプール端面が臨む室28rをスプール28
bに設けた連通孔28gによりボート28cに通じさせ
る。そして、ボートHcはレリーフ弁82を介して所定
の潤滑部に通じさせると共に、回路83によりロックア
ツプコントロール弁30に接続し、ボート28dは回路
84によりプレッシャレギュレータ弁20のボート20
hに接続し、ボート28eは回路85によりロックアッ
プコントロール弁30に接続する。回路85は途中にオ
リフィス86を有し、該オリフィス及びポート28c間
をオリフィス87を介して回路83に接続すると共に回
路88によりオイルクーラ89及び所定の潤滑部90に
通じさせる。
トルクコンバータレギュレータ弁28は窩部で図中右半
部状態となり、ここでプレッシャレギュレータ弁20の
ボート20hからオイルが回路84を経て供給されると
、このオイルは回路83より後述の如くにしてトルクコ
ンバータ3に向かう。そして、トルクコンバータへの供
給圧が発生すると、このトルクコンバータ供給圧は連通
孔28gを経て室28fに達し、スプール28bをばね
28aに抗して図中上昇させる。トルクコンバータ供給
圧の上昇でスプール28bが図中左半部位置より上昇す
る時、ボート28eが開き、トルクコンバータ供給圧を
一部このボート28e及び回路88を経て排除すること
により、トルクコンバータ供給圧をばね28aのばね力
で決まる値に調圧する。回路88から排除されたオイル
はオイルクーラ89で冷却された後、潤滑部90に向か
う。なお、トルクコンバータレギュレータ弁28の上記
調圧作用によってもトルクコンバータ供給圧が上記の値
を越える場合、レリーフ弁82が開き、圧力過剰分を対
応する潤滑部に逃してトルクコンバータ3の変形を防止
する。
ロックアツプコントロール弁30はスプール30a及び
プラグ30bを同軸に突合せて構成し、スプール30a
が右半部図示の限界位置の時回路83をトルクコンバー
タレリーズ室3Rからの回路91に通じさせ、スプール
30aが図中左半部位置に下降する時回路83を回路8
5に通じさせ、スプール30aが更に下降する時回路9
1をドレンボート30cに通じさせるものとする。かか
るスプール30aのストロークを制御するために、プラ
グ30aから遠いスプール30aの端面を室30dに臨
ませ、スプール30aから遠いプラグ30bの端面が臨
む室3Geにオリフィス92を経て回路91の圧力を導
くようにする。なお、トルクコンバータアプライ室3A
からの回路93は、オリフィス86よりロックアツプコ
ントロール弁30に近い箇所において回路85に接続す
る。又、プラグ30bには更に回路79からのパイロッ
ト圧をオリフィス94を介して作用させることにより図
中下向きの力を付与し続け、これによりスプール30a
の脈動を防止する。
ロックアツプコントロール弁30は室30dに供給する
圧力によりスプール30aをストローク制御され、この
圧力が十分高い間スプール30aは図中右半部位置を保
つ。この時回路83からのオイルはトルクコンバータレ
ギュレータ弁28による調圧下で回路91、レリーズ室
3R、アプライ室3A、回路93、回路85に通流し、
回路88より排除される。かくてトルクコンバータ3は
コンバータ状態で動力伝達を行なう。室30d内の圧力
を低下させるにつれ、スプール30aはオリフィス92
.94からの圧力によりプラグ30bを介して図中下降
され、図中左半部位置より更に下降したところで、回路
83からの調圧オイルは回路85.93、アプライ室3
A、レリーズ室3R1回路91、ドレンボート30cへ
と流れるようになり、トルクコンバータ3は室30d内
の圧力低下につれスリップが減少するようなスリップ制
御状態で動力伝達を行なう。この状態より室30d内の
圧力を更に低下させると、スプール30aの更なる下降
により回路91はドレンボート30Cに完全に連通され
てレリーズ室3Rの圧力を0にし、トルクコンバータ3
はロックアツプ状態で動力伝達を行なう。
シャトル弁32はロックアツプコントロール弁30を後
述するフォワードクラッチコントロール弁46と共にス
トローク制御するもので、ばね32aにより図中下半部
位置に弾支されたスプール32bを具え、このスプール
を室32c内の圧力により適宜図中上半部位置に切換え
る。そしてシャトル弁32は、スプール32bが図中下
半部位置の時車3(ldの回路95をパイロット圧回路
79に通じさせると共に、フォワードクラッチコントロ
ール弁46の室46aから延在する回路96をデユーテ
ィソレノイド34からの回路97に通じさせ、スプール
32bが図中上半部位置の時回路95を回路97に通じ
させると共に回路96を回路79に通じさせるものとす
る。
デユーティソレノイド34はコイル34a及びばね34
dで閉位置に弾支されたプランジャ34bよりなり、オ
リフィス98を介してパイロット圧回路79に接続した
回路97を、コイル34aのON(通電)時ドレンポー
ト34Cに通じさせるものとする。このデユーティソレ
ノイド34はコンピュータ200によりコイル34aを
一定周期でON、OFF制御されると共に、該一定周期
に対するON時間の比率(デユーティ比)を制御されて
回路97内にデユーティ比に応じた制御圧を発生させる
。シャトル弁32が図中上半部状態で回路97の制御圧
がロックアツプコントロール弁30のストローク制御に
供される場合ソレノイド34のデユーティ比は次のよう
にして決定する。即ちトルクコンバータ3のトルク増大
機能及びトルク変動吸収機能が絶対的に必要なエンジン
の高負荷、低回転のもとでは、デユーティ比を0%とし
、これにより回路97の制御圧を元圧である回路79の
パイロット圧と同じにする。この時制御圧は室30dに
おいてスプール30aを図中右半部位置に保持し、トル
クコンバータ3を上記要求にかなうようコンバータ状態
に保つ。トルクコンバータ3の上記両機能の要求度が低
くなるにつれ、デユーティ比を増大させて制御圧を低下
し、これによりロックアツプコントロール弁3oを介し
てトルクコンバータ3を要求にマツチしたスリップ制御
状態で機能させ、トルクコンバータ3の上記両機能が不
要なエンジンの低負荷、高回転のもとでは、デユーティ
比を100%とし、これにより制御圧を0としてロック
アツプコントロール弁3oを介しトルクコンバータ3を
要求通りロックアツプ状態に保つ。
なお、シャトル弁32が図中下半部状態で回路97の制
御圧がフォワードクラッチコントロール弁46のストロ
ーク制御に供される場合、ソレノイド34のデユーティ
比は後述の如<N−4Dセレクトシヨツクを軽減したり
、クリープを防止するよう決定される。
マニュアル弁36は、運転者のセレクト操作により駐車
(P)レンジ、後退(R)レンジ、中立(N)レンジ、
前進自動変速(D)レンジ、前進第2速エンノンブレー
キ(n)レンジ、前進第1速エンジンブレーキ(I)レ
ンジにストロークされるスプール36aを具え、該スプ
ールの選択レンジに応じライン回路78を次表の如くに
ボート36D、 3611 、361 、36Rに通じ
させるものとする。なお、この表中○印がライン圧回路
78に通じるボートを示し、無印はドレンされているボ
ートを示す。
第1ンフト弁38はばね38aにより図中左半部位置に
弾支されたスプール38bを具え、このスプールは室3
8cへの圧力供給時図中右半部位置に切換えられるもの
とする。そして第1ンフト弁38は、スプール38bが
左半部位置の時ポート38dをドレンポート38eに、
ボート38fをボート38gに、ボート38hをボート
38iに夫々通じさせ、スプール38bが図中右半部位
置の時ポート38dをボート38jに、ボート38rを
ボート38にニ、ボート38hをボート38Q、ニ夫々
通じさせるものとす。
第2シフト弁40はばね40aにより図中左半部位置に
弾支されたスプール40bを具え、このスプールは室4
0cへの圧力供給時図中右半部位置になるしのとする。
そして第2シフト弁4oは、スプール40bが図中左半
部位置の時ボー) 40dをドレンボー)40ef:、
ボート40rをボート40 g +、:、、ボート40
hをオリフィス付ドレンポート40iに夫々通じさせ、
スプール40bが図中右半部位置の時ポート40dをボ
ート40jに、ボート40fをドレンボート40eに、
ボート40hをボート40kに夫々通じさせるものとす
る。
第1及び第2シフト弁38.40のスプール位置は夫々
第1シフトソレノイド42及び第2シフトソレノイド4
4により制御するようにし、これらンフトソレノイドは
夫々コイル42a、 44a及びブランツヤ42b、 
44b、スプリング42d、 44dて構成する。第1
シフトソレノイド42は、オリフィス99を介してパイ
ロット圧回路79に接続され、室38cに至る回路10
0を、コイル42aのON(通電)時ドレンボート42
cから遮断して回路100内の制御圧を元圧であるパイ
ロット圧と同じ値にし、これにより第1シフト弁38を
図中右半部状態に切換えるものとする。又第2ンフトソ
レノイド44は、オリフィスLotを介してパイロット
圧回路79に接続され、室40 c 1.ニー至る回路
102を、コイル44aのON(通電)時ドレンボー)
44cから遮断して回路102内の制御圧を元圧のパイ
ロット圧と同じ値にし、これにより第2シフト弁40を
図中右半部状態に切換えるものとする。
これらシフトソレノイド42.44のON、OF’Fの
組合せ、従ってシフト弁38.40の状態の組合せによ
り前進第1速から第4速までの変速を得ることができ、
これを表にまとめると次の如くである。
尚、本実施例にあっては、第1速を低速段、第2速を中
速段、第3速および第4速を高速段として扱うものとす
る。
以下余白 第3表 なお、この表中○印はシフト弁の図中右半部(上昇)状
態、X印はシフト便の図中左半部(下降)状態を夫々示
し、又シフトソレノイド42.44のON。
OFFはコンピュータ200が予め定めた変速パターン
を基に車速及びエンジン負荷から好適変速段を判別し、
この変速段に対応するよう決定するものとする。
フォワードクラッチコントロール弁46はスプール46
bを具え、このスプールにはオリフィス103を経て導
びかれる回路79からのパイロット圧を図中下向きに作
用させて、スプールの脈動を防止し、このスプールには
更にオリフィス104を経て回路105内におけるフォ
ワードクラッチF/Cの作動圧をフィードバックし、図
中下向きに作用させる。スプール46bはこれら圧力に
よる図中下向き方向の力と、室46a内の圧力による力
とがバランスする位置にストロークする。スプール46
bは図中右半部位置の時回路105をドレンボート46
cに通じ、図中左半部位置の時回路105を回路106
に通じるものとし、回路105にはフォワードクラッチ
F/Cに向かう油圧に対してのみ絞り効果を発揮するワ
ンウェイオリフィス107を設け、回路106はマニュ
アル弁36のボート36Dに接続する。
3−2タイミング弁48ばばね48aにより図中左半部
位置に弾支されたスプール48bを具え、このスプール
位置でボート48c及びオリフィス48f付のボート4
8a間を連通し、室48e内の圧力が高く、スプール4
8bが図中右半部位置になる時ボート48c、 48a
間を遮断するものとする。
4−2リレー弁50はばね50aにより図中左半部位置
に弾支されたスプール50bを具え、このスプール位置
でボート50cをオリフィス付ドレンボート50dに通
じ、室50e内に圧力が供給されてスプール50bが図
中右半部位置になる時ボート50cをボート50fに通
ずるものとする。
4−2シークエンス弁52はばね52aにより図中右半
部位置に弾支されるスプール52bを具え、このスプー
ル位置でボート52cをオリフィス付ドレンボー) 5
2dに通じ、室52e内の圧力が高くてスプール52b
が図中左半部位置になる時ボート52cをボート52r
に通ずるものとする。
■レンジ減圧弁54はばね54aで図中右半部位置に向
は付勢されたスプール54bを具え、このスプール位置
で相互に連通するボート54c、 54dを設けると共
に、スプール54bが図示左半部位置に上昇してボート
54dを閉じ終える時ボート54cに通じ始めるドレン
ボート54eを設ける。ばね54aから遠いスプール5
4bの端面が臨む室54fをオリフィス108を介して
ボート54cに接続する。かくてIレンジ減圧弁54は
常態で図中右半部状態となり、ここでボート54dに圧
力が供給されるとボート54cより圧力が出力される。
この出力圧はオリフィスlQ8を経てスプール54bの
図中下端面に作用し、出力圧が高まるにつれスプール5
4bを図中上昇させる。スプール54bが図中左半部位
置以上上昇する時、ボー ) 54cはドレンボート5
4eに通じて、ボート54cからの出力圧を低下させる
。この出力圧低下によりスプール54bが図中左半部位
置以上下降すると、ボート54cはボート54dに通じ
、ボート54cからの出力圧を上昇させる。かかる作用
の繰返しによりボート54cからの出力圧はばね54a
のばね力で決まる一定値に減圧される。
シャトル弁56ばばね56aにより図中左半部位置に弾
支されたスプール56bを具え、このスプールは室56
gへの圧力供給がある時この位置に保持されるが、室5
6gへの圧力供給がない間はボート56cからの圧力に
よる図中上向きの力が成る値以上の時図中右半部位置に
ストロークされる。図中左半部位置でボート56dを第
3シフトソレノイド60からの回路109に通じさせる
と共に、ボート56eをドレンポート56「に通じ、図
中右半部位置でボート56dをパイロット圧回路79に
、ボート56eを回路109に通じるものとする。
第3シフトソレノイド60はコイル60a及びプランジ
ャ60b、スプリング60dて構成し、オリフィス11
0を介してパイロット圧回路79に接続した回路109
を、コイル60aのON(通電)時ドレンポート60c
から遮断して、回路109内の制御圧を元圧であるパイ
ロット圧と同じ値になるものとする。なお、第3シフト
ソレノイド60のON、OFFはコンピュータ200に
より決定される。
オーバーランクラッチコントロール弁58はばね58a
により図中左半部位置に弾支されたスプール58bを具
え、このスプールは室58cへの圧力供給時図中右半部
位置に切換わるものとする。又スプール58bは図中左
半部位置でボート58dをドレンポート58eに、又ボ
ートsgrをボート58gに夫々通じ、図中右半部位置
でボート58dをボート、58hに、又ボート58fを
ドレンポート58eに通じるものとする。
オーバーランクラッチ減圧弁62はばね62aにより図
中左半部位置に弾支されたスプール62111を具え、
このスプールには更にボート62cからの圧力がある時
これに上り図中下向きの力を付加してスプール62bを
この位置に保持する。ボート62cからの圧力流入がな
い間、ボート62dに圧力が供給されると、この圧力は
ボート62eからの出力圧を高める。この出力圧は室6
2fにフィードバックされ、ばね62aのばね力に対応
した値になるところでスプール62bを図中右半部位置
にしてボート62d、62c間を断ち、オーバーランク
ラッチ減圧弁62はボート62eからの出力圧をばね6
2aのばね力で決まる一定値に減圧するものとする。
2速サーボアプライ圧アキユムレータ64は役付ピスト
ン64aをばね64bにより図中左半部位置に弾支して
構成し、段付ピストン64aの両端間に画成された室6
4cを大気開放とし、段付ピストンの小径端面及び大径
端面を夫々密閉室64d、 64eに臨ませる。
3速サーボレリーズ圧アキユムレータ66は段付ピスト
ン66aをばね66bにより図中左半部位置に弾支して
構成し、段付ピストンの両端間に画成されJ+−ウ n
a −六  六4 丑コ 小 二  ノ  1. ロゴ
 開 リ々 ’1.QI−枳(5し l      の
 !什ピストンの小径端面及び大径端面を夫々密閉室6
6d。
66eに臨ませる。
4速サーボアプライ圧アプライ圧68は段付ピストン6
8aをばね68bにより図中左半部位置に弾支して構成
し、段付ピストンの両端間に密閉室68cを画成すると
共に、役付ピストンの小径端面及び大径端面を夫々密閉
室68d、 68eに臨ませる。
アキュムレータコントロール弁70はばね70aにより
図中左半部位置に弾支されたスプール70bを具え、ば
ね70aから遠いスプール70bの端面が臨む室7Qc
に回路81の制御圧を導く。スプール70bは図中左半
部位置で出力ポードア0dをドレンポート70eに通じ
、室70cへの制御圧が高くなってスプール70bが図
中右半部位置以上に上昇する時ボート70dをライン圧
回路78に切換接続するものとする。そして、出力ポー
ドア0dを回路111によりアキュムレータ室64d、
68cに接続すると共にばね70aを収納した室?Of
にも接続する。
かくてアキュムレータコントロール弁70は後退選択時
以外室70cへの制御圧によりスプール70bを図中右
半部位置以上に上昇される。これにより回路78からの
ライン圧が回路I11に出力され、この回路111内の
圧力が上記制御圧に対応した値になるところで、スプー
ル70bは図中右半部位置に弾支される。これがため回
路111の圧力は制御圧に対応した値に調圧されるが、
制御圧が前記の如く後退選択時以外エンジン負荷(エン
ジン出力トルク)の増大に応じて高くなるため、回路1
11からアキュムレータ64.68の室64d、 68
cにアキュムレータ背圧として供給される圧力もエンジ
ン出力トルクの増大に応じ高くなる。なお、後退選択時
は制御圧が0のため、回路ittへは圧ツノが出力され
ない。
次に油圧回路網を補足説明するに、マニュアル弁36の
ボート36Dから延在する回路106は途中を第1シフ
ト弁38のボート38g及び第2シフト弁40のボート
40gに接続すると共に、回路106より分岐した回路
112を経てシャトル弁56のボート56c及びオーバ
ーランクラッチコントロール弁58のボート58gにも
接続する。第1シフト弁38のボート38fは回路11
3により4−2リレー弁50のボート50rに接続する
と共に、ワンウェイオリフィス114を介してアキュム
レータ室64e及び2速サーボアプライ室23/Aに接
続し、ボート50[は回路115によりシャトル弁32
の室32cにも接続する。更に第1シフト弁38のボー
ト38hi、t:回路116 ニよ?)4−21JL、
−弁5oノ室50e及びオーバーランクラッチコントロ
ール弁58のボー ト58hi、:接続し、4−2リレ
ー弁5(1(7)ボート50cは回路117により第2
シフト弁40のボート40kに接続する。第1シフト弁
38のボート38に、 3H2を第2シフト弁40のボ
ート40「と共に回路118によりハイクラッチH/C
に接続し、その途中に一対の相互に逆向き配置としたワ
ンウェイオリフィス119.120を挿入する。これら
オリフィスとハイクラッチII/Cとの間において回路
118より分岐した回路121はワンウェイオリフィス
122を介して3速サーボレリーズ室3S/R及びアキ
ュムレータ室66eに接続し、ワンウェイオリフィス1
22をバイパスする回路123中にボート48c、 4
8dを接続して3−2タイミング弁48をこの回路12
3中に挿入する。ワンウェイオリフィス122及び3速
サ一ボレリーズ室3S/R間において回路【21より分
岐する回路124を4−2シークエンス弁52の室52
eに接続し、4−2シークエンス弁52のボート52c
、52fを夫々第1シフト弁38のボート381及び第
2ノフト弁40のボート40hに接続する。
第1ンフト弁38のボート38jを回路125により第
2ノフト弁40のボート40dに接続し、ボート38d
を回路126によりシャトルポール127の一方の入口
ボートに接続する。ンヤトルボール127の他方の人口
ボートは回路128により一方で前記の回路77と共に
マニュアル弁36のボート36Rに接続し、他方でワン
ウェイオリフィス129を介してリバースクラッチR/
C及びアキュムレータ室68dに接続し、シャトルボー
ル127の出口ボートは回路130によりローリバース
ブレーキLR/Bに接続する。第2ンフト弁40のボー
ト40jは回路131によりIレンジ減圧弁54のボー
ト54c及び室54fに接続し、ルンジ減圧弁54のボ
ート54dを回路132によりマニュアル弁36のボー
ト361に接続する。
タイミング弁48の室48eに接続し、ボート56dは
回路134によりオーバーランクラッチコントロール弁
58の室58cに接続する。オーバーランクラッチコン
トロール弁58のボート58dは回路135によりアキ
ュムレータ室66dに接続すると共に、ワンウェイオリ
フィス136を介してアキュムレータ室88e及び4速
サーボアプライ室4S/Aに接続する。そしてオーバー
ランクラッチコントロール弁58のボート58rは回路
137によりオーバーランクラッチ減圧弁62のボート
62dに接続し、該減圧弁62のボート62eを回路1
38によりオーバーランクラッチOR/Cに接続し、回
路137.138間にチェックバルブ139を設ける。
オーバーランクラッチ減圧弁62のボート62cは回路
140によりマニュアル弁36のボート3611及びシ
ャトル弁56の室56gに接続する。
ところで、第4図は本発明の一実施例を示す車両停止時
制御装置201で、この停止時制御装置201は車体の
前後傾斜を測定する等して路面の勾配を検出する勾配検
出手段202と、この勾配検出手段9 n 9 aSユ
小鈴中ノ舌旦I一式イhプ宙出盾山n都ハゼ島位置を決
定するギヤ位置制御手段203とを備えている。該ギヤ
位置制御手段203は前記デユーティソレノイド24.
3’4および第1.第2.第3シフトソレノイド42.
44.60を電子制御するコンピュータ200内に組込
まれ、車両停止時には前記ギヤ位置制御手段203から
のギヤ切換信号により前記第1、第2シフトソレノイド
42.44を駆動するようになっている。前記コンピュ
ータ200には車両走行時のギヤ位置を切換えるために
、車速検出手段204からの車速信号およびスロットル
開度等によりエンジン負荷を検出するスロットル開度検
出手段205からのスロットル信号が人力されている。
このスロットル信号は後述するスロットル全閉を検出す
る信号としても用いられる。更に、前記コンピュータ2
00には前記勾配検出手段202からの勾配信号が入力
されているのは勿論のこと、駆動トルク検出手段206
からのトルク信号も人力されている。そして、前記コン
ピュータ20Gからは前記デユーティソレノイド24.
34および前記第1.第2、第3シフトソレノイド42
.44.60に夫々駆動信号が出力されるようになって
いる。
以上の構成により本実施例の自動変速機は、自動運転レ
ンジ(Dレンジ)で走行させる場合、車速信号およびス
ロットル信号に基づいて第1.第2シフトソレノイド4
2.44を、前記第3表に示したようにON、OFF作
動し、第1.第2シフト弁38、40を同表に示すよう
に切換える。すると、各摩擦要素B/B、 H/C,F
/C,OR/C,LR/B、 R/Cは前記第1表に示
すように作動、非作動を行ない、第1速から第4速が適
宜選択されて走行条件に沿った最適な変速段が得られる
ようになっている。
ところで、車両停止時には車速か一定値以下となること
により、前記ギヤ位置制御手段203が機能し、アイド
リング状態で停止中には該ギヤ位置制御手段203から
の信号により第1.第2シフトソレノイド42.44が
作動し、中速段としての第2速又は高速段としての第3
速にアイドリング制御されるようになっている。尚、こ
の第2速又は第3速は前記勾配検出手段202からの勾
配信号に基づいて選択されるようになっており、急な上
り勾配時には第2速に設定され、かつそれ以外の勾配時
、つまり緩い上り勾配、平坦路および下り勾配にあって
は、第3速に設定されるようになっている。
第5図は本実施例のギヤ位置制御手段203で行なうプ
ログラムのフローチャートを示し、先ずステップ■に上
り車速信号に基づいて車速が一定値以下(停車状態)か
どうかを判断する。そして、一定値以下でない場合(N
O)はステップHに進んで、コンピュータ200により
車両走行条件(車速信号。
スロットル信号)に基づいた通常のシフト制御を行ない
、一定値以下である場合(YES)はステップ■に進む
。このステップ■ではアイドリング制御中かどうかつま
りギヤ位置制御手段203によるギヤ位置制御を行なっ
ているかどうかを判断し、アイドリング制御中でない(
No)ならばステップ■に進み、スロットル信号に基づ
いてスロットル開度は全開かどうか、つまりエンジン負
荷は発生していないかどうかを判断し、スロットル全開
ならば(YES)ステップ■に進み、勾配信号に基づい
て上り勾配は一定値以上あるかどうか、つまり急な上り
勾配かどうかを判断する。そして、該ステップVで上り
勾配が急である(Y E S )と判断した場合は、ス
テップ■に進み第1シフトソレノイド42をOFF、第
2シフトソレノイド44をONにしてアイドリング時の
ギヤ位置を第2速とする一方、前記ステップ■で急な上
り勾配でない(NO)と判断した場合は、ステップ■に
進んで第1.第2シフトソレノイド42.44を夫々O
FFにしてアイドリング時のギヤ位置を第3速とする。
このように、車両停止時には通常第3速に設定され、急
な上り勾配時のみ第2速に設定されるようになっている
。従って、通常第3速に設定されることによって、変速
機のギヤ比が著しく小さなものとなり、クリープトルク
による影響を大幅に低減することができる。また、急な
上り勾配時には第2速に設定されることにより、発進時
に車両後退を阻止するためのトルク(後述する解除トル
ク)を小さなエンジン回転数で得ることができ、発進動
作時の第1速への変速がスムーズに行なわれることにな
る。
ところで、前記フローチャートにおいて、ステップ■で
現在がアイドリング制御中である(YES)と判断され
た場合は、ステップ■に進み勾配信号に基づいてギヤ位
置制御手段203によるアイドリング制御を解除する時
の解除トルク(TX)を演算する。即ち、この解除トル
クは、アイドリング制御により設定された第2速又は第
3速で、ブレーキ制動を解除しても車両後退を防止する
に必要なエンジントルク値を意味し、上り勾配の傾斜量
が大きい程解除トルク値は大きくなっている。そして、
前記ステップ■で解除トルク(Tx)が演算されると、
ステップIIに進み該解除トルクと駆動トルク検出手段
206からのトルク信号から得られる現在の駆動トルク
とを比較し、この駆動トルクが前記解除トルクより小さ
いかどうかを判断する。
この結果、駆動トルクの方が小さい場合(Y E S 
)は、前記ステップ■に戻り第2速又は第3速でのアイ
ドリング制御を行ない、一方解除トルクの方が大きい場
合(No)はステップXに進んでアイドリング制御を解
除すると共に、前記ステップHに進んで通常のシフト制
御、つまり第1速に戻ってから発進動作される。更に、
前記ステップ■でスロットル開度が全閉でないと判断さ
れた場合(No)は、エンジン負荷が発生している場合
であるから前記ステップXおよびステップHに進んで通
常のシフト制御が行なわれるようになっている。
尚、本実施例の車両停止時制御装置は、変速を決定する
第1.第2シフト弁38.40が第1.第2シフトソレ
ノイド42.44を介して電子制御される液圧制御装置
に本発明は適用したものを開示したが、これに限ること
なく機械的に発生する液圧により第1.第2シフト弁を
作動させるようにした液圧制御装置に本発明を適用させ
てもよいことはいうまでもない。
また、本実施例では低速段を第1速、中速段を第2速そ
して高速段を第3速としたものを開示したが、本発明は
かかる変速段に限定することなく低速段、中速段、高速
段へとギヤ比が順に小さくなるような変速段を設定する
こともできる。
ところで、本実施例にあっては急な上り勾配時には、ア
イドリング制御を第2速に設定するようにしたが、この
ようにアイドリング制御を第2速にした場合、解除トル
ク(Tx)発生時にエンジン回転数を少なくすることが
できるのは勿論のこと、勾配が急なため車輪側からの逆
トルクによりクリープトルクか減少され、該クリープト
ルクによる影響を少なくすることができる。また、更に
急な上り勾配時には、低速段である第1速を選択するよ
うにしてもよい。次に、平坦路等では第2速。
急な上り勾配時には第1速を選択するようにしてもよい
。更に、下り勾配時にはクリープトルクによる車輪駆動
力を最少にするため、最高速段である第4速に設定し、
ブレーキに作用するトルクを最小にすることもできる。
発明の詳細 な説明したように本発明の自動変速機の車両停止時制御
装置にあっては、車両停止時の路面勾配に応じて停止時
ギヤ位置が制御されるようになっており、急な上り勾配
以外の時つまり緩い上り勾配時、平坦路、下り勾配時に
はギヤ比を小さく設定することができるため、クリープ
トルクによる車体側への影響、たとえば車体振動を大幅
に低減することができる。また、急な上り勾配時にはギ
ヤ比を大きく設定することにより、所定の解除トルクつ
まり車両後退を防止するに必要なトルクを発生するため
のエンジン回転数を少なくすることができる。従って、
発進時の低速段に変速されるときの変速ショックを大幅
に少なくすることができる。また、このように停止時ギ
ヤ位置がギヤ比の大きな段の時は急な上り勾配時である
ため、車輪側からの逆トルクによりクリープトルクを低
減させることができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の自動変速機の車両停止時制御装置を示
す概念図、第2図は本発明の車両停止時制御装置が用い
られる自動変速機の液圧制御装置の一実施例を示す全体
回路図、第3図は第2図に示ず液圧制御装置が適用され
る自動変速機の動力伝達列の一実施例を示す概略図、第
4図は本発明の車両停止時制御装置の一実施例を示すシ
ステム図、第5図は第4図に示す車両停止時制御装置の
プログラムを実行する一実施例のフローチャートである
。 42・・第1シフトソレノイド、44・・・第2シフト
ソレノイド、200・・・コンピュータ、201・・・
車両停止時制御装置、202・・・勾配検出手段、20
3・・・ギヤ位置制御手段、206・・・駆動トルク検
出手段。 外2名 第3図 第4図 201gMイーhlJコ1−vすWa、II’第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数の変速段を備えた自動変速機において、路面
    勾配を検出する手段と、この勾配検出手段からの検出値
    に基づいて車両停止時のギヤ位置を適宜選択して設定す
    るギヤ位置制御手段とを設けたことを特徴とする自動変
    速機の車両停止時制御装置。
JP60263169A 1985-11-22 1985-11-22 自動変速機の車両停止時制御装置 Pending JPS62122833A (ja)

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