JPS6263200A - 圧電フアン - Google Patents

圧電フアン

Info

Publication number
JPS6263200A
JPS6263200A JP20299885A JP20299885A JPS6263200A JP S6263200 A JPS6263200 A JP S6263200A JP 20299885 A JP20299885 A JP 20299885A JP 20299885 A JP20299885 A JP 20299885A JP S6263200 A JPS6263200 A JP S6263200A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piezoelectric
elastic plates
bent
longitudinal elastic
plates
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20299885A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Fujimoto
藤本 克巳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP20299885A priority Critical patent/JPS6263200A/ja
Publication of JPS6263200A publication Critical patent/JPS6263200A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は圧電ファンに関し、特にたとえばバイモルフ
振動子のような屈曲形圧電振動子を用いた、圧電ファン
に関する。
(従来技術) 従来の圧電ファンの一例が、たとえば、特開昭59−2
24500号公報に開示されている。この公報に開示さ
れている圧電ファンは、圧電体を貼り合わせてその横効
果または縦効果により屈曲振動を生じさせ、片持ち梁構
造の先端部にプラスチックや金属などの弾性体プレート
を配置して、その振動による変位を増幅させながら送風
する。
(発明が解決しようとする問題点) 一般に、圧電ファンでは、その振動周波数をf。
弾性体プレートの厚みをd、そして振動部分の長さすな
わち全長をlとすると、fCX−d/12の関係にある
。一方、圧電ファンの振動周波数が500〜1kHz以
上であるときは、その騒音が大きくなるので、一般的に
は振動周波数はより低い値に設定しなければならない。
したがって゛、上記の関係から、従来の圧電ファンでは
、その全長!が長くなってしまい、したがって小型化が
困難である。そればかりでなく、ファンの全長が長いと
いうことは、片持ち梁支持構造の強度の信頼性にも問題
を残す。
それゆえに、この発明の主たる目的は、全長を短くし得
る、圧電ファンを提供することである。
(問題点を解決するための手段) この発明は、その幅方向に並置された第1および第2の
屈曲形圧電振動子のそれぞれの一端を固定し、第1およ
び第2の圧電振動子のそれぞれの主面とほぼ平行になる
ように第1および第2の長手の弾性体プレートを設け、
対応している屈曲形振動子の他端側と長手の弾性体プレ
ートの一端側とを弾性結合し、そしてそれぞれの長手の
弾性体プレートの自由端が屈曲形圧電振動子の前記一端
の方向に延びて配置される、圧電ファンである。
(作用) 第1および第2の屈曲形圧電振動子が駆動されてそれぞ
れ屈曲撮動を生じる。それぞれの圧電振動子の屈曲振動
が弾性結合を介して対応の第1および第2の長手の弾性
体プレートの一端側に伝達され、それによってそれぞれ
の長手の弾性体プレートの自由端から送風される。
(発明の効果) この発明によれば、屈曲形圧電振動子と長手の弾性体プ
レートとをほぼ平行に配置し、それらを弾性結合してい
るので、全体の長さを、従来のものに比べて、大幅に減
じることができる。したがって、特に複数の長手の弾性
体プレートから送風させるような圧電ファンの小型化が
実現されるばかりでなく、支持構造の強度的な信頼性も
向上する。
この発明の好ましい実施例にしたがって、それぞれの長
手の弾性体プレートの一端を固定的に支持するようにす
れば、屈曲形圧電振動子と長手の弾性体プレートとの両
方が固定ないし支持されるため、その点でも、従来に比
べて構造的に強固となり、その信頼性がより一層向上す
る。
この発明の上述の目的、その他の目的、特徴および利点
は、図面を参照して行なう以下の実施例の詳細な説明か
ら一層明らかとなろう。
(実施例) 第1図はこの発明の一実施例を示す斜視図であり、第2
図はその平面図を、また第3図はその正面図を示す。圧
電ファン10は第1および第2のファンユニット12a
および12bを含み、それぞれのファンユニット12a
および12bは、第1および第2の長手の屈曲形圧電振
動子14aおよび14bを含む。これら屈曲形圧電振動
子14aおよび14bは、それぞれ1対の圧電素子を有
する。この圧電素子は、たとえばジルコン酸チタン酸鉛
(PZT)などの圧電セラミックからなり、それぞれの
両生面には、図示は省略したが、たとえばAg、Niあ
るいはAlなどの印刷、めっきもしくは蒸着などの方法
で、薄膜電極が形成される。1対の圧電素子は、バイモ
ルフ振動子を形成し、それらの間には、第1および第2
の側断面り字状の弾性体プレー)16aおよび16bの
長辺側が挟まれる。すなわち、バイモルフ形圧電振動子
14aおよび14bは、弾性体プレート16aおよび1
6bのそれぞれの長辺側に固着される。
屈曲形圧電振動子14aおよび14bならびに弾性体プ
レー)16aおよび16bは、固定手段を構成する1対
の固定板■8によって挟持される。
この固定板18の材料としては、たとえば、Al、 C
uあるいはコバールなどの導電材料が利用される。した
がって、これら1対の固定板18を圧電素子のための電
気的な接続の手段として用いることができる。
このように、屈曲形圧電振動子14aおよび14bは、
固定板18によって固定的に支持され、固定板18の位
置は、これらの圧電振動子14aおよび14bのノード
点に設定される。
弾性結合のための手段として働く弾性体プレート16a
および16bの材料としては、たとえば、エリンバのよ
うな恒弾性材料が考えられる。したがって、それぞれの
圧電振動子14aおよび14bを構成する1対の圧電素
子め裏面電極がこの弾性体プレート16aおよび16b
を介し°て電気的に接続される。しかしながら、L字状
の弾性体プレート16aおよび16bの材料としては、
その他、ガラスエポキシ板のような弾性を有する樹脂も
利用可能である。この場合には、1対の圧電素子の間に
絶縁物が介挿されることになるので、画素子の裏面電極
どうしを接続するための別の手段が必要になろう。
屈曲形圧電振動子14aおよび14bの対応の側方には
、ファン部材として働く長手の弾性体プレート20aお
よび20bが、その主面が対応の圧電振動子14aおよ
び14bの主面と平行になるように、配置される。これ
ら長手の弾性体プレー)20aおよび20bのそれぞれ
の一端は、ピン22aおよび22bによって回動可能に
支持される。この実施例のように、圧電振動子14aお
よび14bおよび長手の弾性体プレート20aおよび2
0bの両方とも、固定板18およびピン22aおよび2
2bによって固定すれば、従来に比べて構造的な信頼性
が一層向上するのである。なお、長手の弾性体プレート
20aおよび20bもたとえばエリンバなどの恒弾性材
料で構成される。
しかし、その材料はまたガラスエポキシ板のような樹脂
材料であってもよい。
側断面り字状の弾性体プレート16aおよび16bの短
辺側先端が折り曲げられて、対応する長手の弾性体プレ
ート20akよび20bの一端側の自由端よりの部分(
ノード点の部分)で接合ないし結合される。このような
弾性体プレート16aおよび16bおよび20aおよび
20bの接合は、たとえば溶接や接着などによって達成
される。
そして、第4図に示すような回路接続で、駆動源24に
よってそれぞれの屈曲形圧電振訪子14aおよび14b
に振動が励起される。屈曲形圧電振動子14aおよび1
4bの屈曲振動が弾性体プレー)16aおよび16bを
通して、長手の弾性体プレート20aおよび20bの−
@側に伝えられる。したがって、長手の弾性体プレー)
20aおよび20bの自由端ではその振動が増幅されて
、従来と同じように、そこから送風される。
第1図〜第3図に示すような圧電ファンにおいて、第5
図を参照して、第1のファンユニット12aについてそ
の振動について説明する。なお、第2のファンユニット
12bについても同様であるので、その説明は省略する
圧電振動子14aは、第6図に示すような振動モードを
生じる。基本振動モードであるF1モードでは、圧電振
動子14aの先端部分における振動が小さく、したがっ
てこのような振動モードF1では長手の弾性体プレー)
20aによる送風は不可能である。
一方、より低次の振動モードF2が生じるが、このモー
ドF2は、圧電振動子14aの長さを11、長手の弾性
体プレー)20aの長さをり2とすると、次式で与えら
れる。
ただし、Eはヤング率、ρは密度、そしてαnは定数で
ある。上記式かられかるように、低次側の振動モードF
2は、長手の弾性体プレー)20aの長さ12によって
のみ決まる共振周波数であり、片持ち梁の式に一致する
。すなわち、モードF2は、ファン弾性体プレート20
aの共振周波数を意味し、これが基本振動モードF1に
近いほど振動効率が高くなり、したがって送風効率も高
くなる。たとえば商用周波数の60Hzで屈曲形圧電振
動子14aを駆動する場合、弾性体プレートとして、ガ
ラスエポキシ板を使用したとすると、その長さはβ2=
4.19cmとなる。また、モードF1をこのモードF
2に一致させるためには、1対の圧電素子のそれぞれの
厚みを0.6mmとすると、11#6.5cmとなる。
これに対して、先に挙げた従来技術であれば、ファン全
体の長さがそれらの長さ11と12との合計となってし
まい、その全長が10cm以上となる。
このように、この発明は、送風に適する振動モードがよ
り低次のモードF2にほかならないことに着目し、ファ
ンして作用する長手の弾性体プレートと圧電振動子とを
分離して並置し、−その間を弾性結合することによって
、従来と同様の送風効果があることを見いだし、それを
実現したものである。
第4図に示す駆動回路構成によれば、第1および第2の
ファンユニットを構成する第1および第2の屈曲形圧電
振動子14aおよび14bが、互いに、逆相で振動する
ことになり、したがって、第1および第2の長手の弾性
体プレート20aおよび20bの自由端は、第1図の矢
印で示すように、互いに逆方向に変位を生じる。
このように、逆相振動を生じさせるための駆動回路構成
の変形例が第7図(A)〜(C)に示される。
しかしながら、2つの屈曲形圧電振動子14aおよび1
4bが同相で励起され、したがって長手の弾性体プレー
ト20aおよび20bの自由端が同じ方向に変位するよ
うにしてもよいことは勿論である。
第8図はこの発明の他の実施例を示す正面図である。こ
の実施例は、弾性体プレート16aおよび16bが共通
の基部16cから平行に延びている、という点で第1図
〜第3図実施例と異なる。
すなわち、弾性体プレート16aおよび16bは、1枚
の弾性体プレートにスリットが形成され、それによって
分割された部分として形成される。この実施例によれば
、実質的に2枚のアクチュエータ(圧電振動子)を1枚
のプレートによって構成できるので、より構造が簡単か
つコンパクトになるばかりでなく、その製造も簡単にな
る6
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す斜視図である。 第2図は第1図の平面図であり、第3図は正面図である
。 第4図は駆動回路の一例を示す回路図である。 第5図は振動モードを説明するための部分図であり、第
6図はこの実施例の振動モードを示すグラフである。 第7図(A)〜(C)はそれぞれ駆動回路の他の例を示
す回路図である。 第8図はこの発明の他の実施例を示す正面図である。 図において、10は圧電ファン、12aおよびL2bは
ファンユニット、14aおよび14bは屈曲形圧電振動
子、16aおよび16bは弾性結合のための弾性体プレ
ート、18は固定板、20aおよび20bはファンのた
めの長年の弾性体プレート、22aおよび22bはピン
を示す。 特許出願人 株式会社 村田製作所 代理人 弁理士 山 1) 義 人 (ばか1名)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 その幅方向に並置されて、そのそれぞれの一端にお
    いて固定された第1および第2の屈曲形圧電振動子、 前記第1の屈曲形圧電振動子と並置される第1の長手の
    弾性体プレート、 前記第2の屈曲形圧電振動子と並置される第2の長手の
    弾性体プレート、および 前記第1および第2の屈曲形圧電振動子のそれぞれの他
    端側と前記第1および第2の長手の弾性体プレートのそ
    れぞれの一端側とを弾性結合するための手段を備え、 前記第1および第2の長手の弾性体プレートのそれぞれ
    の自由端は前記第1および第2の屈曲形圧電振動子の前
    記一端の方向に延びて配置される、圧電ファン。 2 前記第1および第2の長手の弾性体プレートのそれ
    ぞれの一端を固定するための手段を含み、前記弾性結合
    するための手段は前記第1および第2の屈曲形圧電振動
    子のそれぞれの前記他端側と、前記第1および第2の長
    手の弾性体プレートのそれぞれの前記一端より前記自由
    端側とを結合する、特許請求の範囲第1項記載の圧電フ
    ァン。 3 前記弾性結合するための手段はそれぞれの両端部が
    前記第1および第2の屈曲形圧電振動子のそれぞれの前
    記他端側と、前記第1および第2の長手の弾性体プレー
    トのそれぞれの前記一端側とに接続される第1および第
    2の弾性体プレートを含む、特許請求の範囲第1項また
    は第2項記載の圧電ファン。 4 前記第1および第2の弾性体プレートは側断面L字
    状の弾性体プレートを含み、前記L字状のそれぞれの一
    辺上に前記第1および第2の屈曲形圧電振動子が固着さ
    れ、前記L字状のそれぞれの他辺に前記第1および第2
    の長手の弾性体プレートが接続される、特許請求の範囲
    第4項記載の圧電ファン。 5 前記側断面L字状の弾性体プレートは共通の基部か
    ら平行に延びた第1および第2の弾性体プレートを含む
    、特許請求の範囲第5項記載の圧電ファン。
JP20299885A 1985-09-12 1985-09-12 圧電フアン Pending JPS6263200A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20299885A JPS6263200A (ja) 1985-09-12 1985-09-12 圧電フアン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20299885A JPS6263200A (ja) 1985-09-12 1985-09-12 圧電フアン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6263200A true JPS6263200A (ja) 1987-03-19

Family

ID=16466636

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20299885A Pending JPS6263200A (ja) 1985-09-12 1985-09-12 圧電フアン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6263200A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010067909A (ja) * 2008-09-12 2010-03-25 Fujikura Ltd ピエゾファンおよび放熱モジュール

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010067909A (ja) * 2008-09-12 2010-03-25 Fujikura Ltd ピエゾファンおよび放熱モジュール

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100330337B1 (ko) 압전액추에이터,적외선센서및압전광편향기
CN101313628B (zh) 电声变换器
US4780062A (en) Piezoelectric fan
JP5136644B2 (ja) 圧電発電装置
JP5892240B2 (ja) 圧電ファン
JP3446732B2 (ja) 加速度センサ
JPS6263200A (ja) 圧電フアン
KR970070958A (ko) 진동 자이로스코프
JP2921218B2 (ja) 光スキャナ
JP3189620B2 (ja) 圧電振動子
WO2020170938A1 (ja) 振動装置
JPH0821828B2 (ja) 縦水晶振動子
JP3418840B2 (ja) 無音振動型警報器
JPS61244899A (ja) 圧電フアン
JPS6255500A (ja) 圧電フアン
JPS59224500A (ja) 圧電フアン
JPS6067815A (ja) 角速度センサ
JPH064079Y2 (ja) 圧電ファン
JPH10308543A (ja) 圧電振動子
JPH064080Y2 (ja) 圧電ファン
JPH09304081A (ja) 圧電振動角速度計用振動子
JPH0993965A (ja) 超音波振動子及び該超音波振動子を用いた超音波 モータ
JPH10270767A (ja) 圧電トランス
JP2014055552A (ja) 圧電ファン
JP2003110400A (ja) 輪郭水晶振動子