JPS6261969A - アクリジニウムエステルの合成法 - Google Patents
アクリジニウムエステルの合成法Info
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- JPS6261969A JPS6261969A JP21051486A JP21051486A JPS6261969A JP S6261969 A JPS6261969 A JP S6261969A JP 21051486 A JP21051486 A JP 21051486A JP 21051486 A JP21051486 A JP 21051486A JP S6261969 A JPS6261969 A JP S6261969A
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- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D401/00—Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, at least one ring being a six-membered ring with only one nitrogen atom
- C07D401/02—Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, at least one ring being a six-membered ring with only one nitrogen atom containing two hetero rings
- C07D401/12—Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, at least one ring being a six-membered ring with only one nitrogen atom containing two hetero rings linked by a chain containing hetero atoms as chain links
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D219/00—Heterocyclic compounds containing acridine or hydrogenated acridine ring systems
- C07D219/04—Heterocyclic compounds containing acridine or hydrogenated acridine ring systems with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to carbon atoms of the ring system
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N33/00—Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
- G01N33/48—Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
- G01N33/50—Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
- G01N33/53—Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor
- G01N33/531—Production of immunochemical test materials
- G01N33/532—Production of labelled immunochemicals
- G01N33/533—Production of labelled immunochemicals with fluorescent label
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はアクリジニウムエステルの合成法に関する。
(従来技術)
アクリジニウムエステルはたとえばこれらを蛋白質また
は変性核酸に化学的に結合させることにより高分子を標
識するために使用できる化学発光化合物である(カンイ
ルら、欧州特許出願第0082636号:およびモツク
らの“標識核酸”と題する米国特許出願第766038
号明細書、本出願と同一の譲受人に譲渡:ここに参考と
して引用する)。この種の高分子にこれまで用いられて
きた放射性標識と比較して、この種のエステル標識は高
分子を他の高分子に対する結合性に著しい影響を与える
ことなく比較的安全に検出するのを可能にした。
は変性核酸に化学的に結合させることにより高分子を標
識するために使用できる化学発光化合物である(カンイ
ルら、欧州特許出願第0082636号:およびモツク
らの“標識核酸”と題する米国特許出願第766038
号明細書、本出願と同一の譲受人に譲渡:ここに参考と
して引用する)。この種の高分子にこれまで用いられて
きた放射性標識と比較して、この種のエステル標識は高
分子を他の高分子に対する結合性に著しい影響を与える
ことなく比較的安全に検出するのを可能にした。
アクリジニウムエステルの合成についてはウイークスら
により記述され(1983年、クリニカル・ケミストリ
ー、29 :1474)、第1図に示される。第1図を
参照すると一般に塩化アクリジン−9−カルボニル(種
3)が対応するアクリジン(種1)からレームシュテッ
トらの方法(ベリヒテ、1928.61:2044)に
より合成され、種3からまず保護基を付加しく種4)、
矢いで除去する(種5)二工程法により誘導された櫃6
をメチル化することにより目的とするエステル(種7)
が得られる。
により記述され(1983年、クリニカル・ケミストリ
ー、29 :1474)、第1図に示される。第1図を
参照すると一般に塩化アクリジン−9−カルボニル(種
3)が対応するアクリジン(種1)からレームシュテッ
トらの方法(ベリヒテ、1928.61:2044)に
より合成され、種3からまず保護基を付加しく種4)、
矢いで除去する(種5)二工程法により誘導された櫃6
をメチル化することにより目的とするエステル(種7)
が得られる。
(発明の構成)
本発明は蛋白質または変性核酸に直接に結合しつるアク
リジニウムエステルを合成するための改良法を提供する
。一般に、本発明方法においては、C=〇 〔式中82およびR5はそれぞれ無関係に、R4と下記
の式(2)のOH基との特異的結合の化学を妨げない置
換基であり、ルおよびpはそれぞれ無関係に1〜4であ
り、ただしR2およびR1はそれぞれ同一でも異なって
もよく:R4は脱離基、たとえばルーヒドロキシスクシ
ンイミド、イミダゾール、またはそれらの同族体(たと
えばトリアゾールもしくはテトラゾール)の残基または
ノ・ライドである〕の化合物を次式 %式%) 〔式中R6は上記の種またはこれが一部をなす分子の残
部と実質的に非反応性の置換基たとえばエチル、O−メ
チル、S−メチル、カルボキシメチル、N、N−ジメチ
ルアミド、)・ライド、アジド、NC8゜ υ または (式中81はH,tたは1〜30個の炭素原子を含む脂
肪族鎖であり、これはたとえばアルキル基アルケニル基
、アルキニル基またはアリール基により置換されていて
もよく;Xは無であるか、ハライドまたは脱離基、たと
えばバークロレート、フルオロスルホネート、ヨーシト
もしくはサルフェート残基であり;R5およびR7はそ
れぞれ無関係にHまたはアルキル基(炭素原子1〜30
個)であり、RoとR7は同一でも異なってもよい)で
あり:qは1〜4であり:各85はそれぞれ同−でも′
Aなってもよく;Zは誘導体化された核酸(モツクら、
前掲)または蛋白質上のアミン基と反応しつる基、たと
えば υ N、。
リジニウムエステルを合成するための改良法を提供する
。一般に、本発明方法においては、C=〇 〔式中82およびR5はそれぞれ無関係に、R4と下記
の式(2)のOH基との特異的結合の化学を妨げない置
換基であり、ルおよびpはそれぞれ無関係に1〜4であ
り、ただしR2およびR1はそれぞれ同一でも異なって
もよく:R4は脱離基、たとえばルーヒドロキシスクシ
ンイミド、イミダゾール、またはそれらの同族体(たと
えばトリアゾールもしくはテトラゾール)の残基または
ノ・ライドである〕の化合物を次式 %式%) 〔式中R6は上記の種またはこれが一部をなす分子の残
部と実質的に非反応性の置換基たとえばエチル、O−メ
チル、S−メチル、カルボキシメチル、N、N−ジメチ
ルアミド、)・ライド、アジド、NC8゜ υ または (式中81はH,tたは1〜30個の炭素原子を含む脂
肪族鎖であり、これはたとえばアルキル基アルケニル基
、アルキニル基またはアリール基により置換されていて
もよく;Xは無であるか、ハライドまたは脱離基、たと
えばバークロレート、フルオロスルホネート、ヨーシト
もしくはサルフェート残基であり;R5およびR7はそ
れぞれ無関係にHまたはアルキル基(炭素原子1〜30
個)であり、RoとR7は同一でも異なってもよい)で
あり:qは1〜4であり:各85はそれぞれ同−でも′
Aなってもよく;Zは誘導体化された核酸(モツクら、
前掲)または蛋白質上のアミン基と反応しつる基、たと
えば υ N、。
(式中Vはアルキル基またはフェニル基であり、1≦ル
≦30であり、R8、R7およびXは前記のものである
)、 (式中くル≦30である)、 r) (式中1≦n≦30である)、 (式中Wはハロゲン原子、好ましくは臭素原子である)
、 チオシアネートまたけイミダゾール(またはその同族体
、たとえばトリアゾールおよびテトラゾール)である〕
の第2の種と無水ピリジンの存在下で反応させる。得ら
れる生成物を、極性分離(polar 5eparcL
tion) (フラッシュクロマトグラフィーな用いて
)により、または疎水性(逆相クロマトグラフィーを用
いて)により精製される。
≦30であり、R8、R7およびXは前記のものである
)、 (式中くル≦30である)、 r) (式中1≦n≦30である)、 (式中Wはハロゲン原子、好ましくは臭素原子である)
、 チオシアネートまたけイミダゾール(またはその同族体
、たとえばトリアゾールおよびテトラゾール)である〕
の第2の種と無水ピリジンの存在下で反応させる。得ら
れる生成物を、極性分離(polar 5eparcL
tion) (フラッシュクロマトグラフィーな用いて
)により、または疎水性(逆相クロマトグラフィーを用
いて)により精製される。
純粋なこの種を次いで好ましくはフルオルスルホン酸メ
チル、ヨウ化メチル、硫酸ジメチル、によリアルキル化
して、目的のアクリジニウムエステル; C#O を・構造する。
チル、ヨウ化メチル、硫酸ジメチル、によリアルキル化
して、目的のアクリジニウムエステル; C#O を・構造する。
上記の合成は保乃および脱保護の各工程を必要とぜずに
行われ、市販の出発物質を使用して、約25%の総数率
をもつ。
行われ、市販の出発物質を使用して、約25%の総数率
をもつ。
本発明の他の特色および利点は本発明の好ましい実施・
用様に[(Xコする下記の記述から、および特許請求の
範囲の記載から明らかであろう。
用様に[(Xコする下記の記述から、および特許請求の
範囲の記載から明らかであろう。
図面についてまずtlX)単に記述する。
2任11ヅIはウィークス島r蒲才h)≠:讐rコ述1
−六−アクリジニウムエステル合成に関する反応過程を
示す工程図である。
−六−アクリジニウムエステル合成に関する反応過程を
示す工程図である。
第2図はアクリジニウム合成に関する本発明の一般的反
応過程を示す工程図である。
応過程を示す工程図である。
構造
変性核酸の標識に有用なものを含めてアクリジニウムエ
ステルはウィークスら(前掲)、カン桑らの欧州特許m
0082636号、マツクカプラらの英国特許第1,4
61,877号、およびンーハンの米国特許第3,53
9.574芳容明細書に記載されている。これらをすべ
て0こに参考として引用する。本発明によるアクリジニ
ウムエステルは第2図にat IVとして示した一般式
をもつ。関連の基E1ZおよびXは後記のものである。
ステルはウィークスら(前掲)、カン桑らの欧州特許m
0082636号、マツクカプラらの英国特許第1,4
61,877号、およびンーハンの米国特許第3,53
9.574芳容明細書に記載されている。これらをすべ
て0こに参考として引用する。本発明によるアクリジニ
ウムエステルは第2図にat IVとして示した一般式
をもつ。関連の基E1ZおよびXは後記のものである。
種r
第2図を参照すると1.(重Iけ一般に種Iと■の特異
的結合を妨げることなく種IIIを与える非求核性の基
により置換されている;ウィークスら(前掲)の記載に
よる。硅・削には、R2およびR1はH、アルキル基(
炭素原子1〜30個の脂肪族鎖)ニジ置換アミン基(た
とえばジエチルアミノ基または炭素原子1〜30個の他
のアルキル置換体:その際アルキル基はそれぞれ同一で
も異なってもよい)、アルコキシ基、ニトロ基、または
ハライドであり:nおよびp¥′i、互いに無関係に1
〜4であり;R1およびR1はそれぞれ同一でも異なっ
てもよい。R4は離脱する基、たとえばN−ヒ下ロキシ
スクシンイミド、イミダゾール、またはハライドである
。
的結合を妨げることなく種IIIを与える非求核性の基
により置換されている;ウィークスら(前掲)の記載に
よる。硅・削には、R2およびR1はH、アルキル基(
炭素原子1〜30個の脂肪族鎖)ニジ置換アミン基(た
とえばジエチルアミノ基または炭素原子1〜30個の他
のアルキル置換体:その際アルキル基はそれぞれ同一で
も異なってもよい)、アルコキシ基、ニトロ基、または
ハライドであり:nおよびp¥′i、互いに無関係に1
〜4であり;R1およびR1はそれぞれ同一でも異なっ
てもよい。R4は離脱する基、たとえばN−ヒ下ロキシ
スクシンイミド、イミダゾール、またはハライドである
。
種[
第2図を参照すると、種■は一般に種Iと反応し、かつ
変性核酸または蛋白質に結合することができる。詳細に
は、R5は実質的に種■と非反応性である(従って種■
と■の反応は[1のR4と種1のOHで生じる)か、あ
るいは[11の残部と非反応性である(従って種■のジ
アミンは形成されない)ような基であればいずれの基で
もよい。
変性核酸または蛋白質に結合することができる。詳細に
は、R5は実質的に種■と非反応性である(従って種■
と■の反応は[1のR4と種1のOHで生じる)か、あ
るいは[11の残部と非反応性である(従って種■のジ
アミンは形成されない)ような基であればいずれの基で
もよい。
たとえばR5は下記のものである。エチル、Q−メチル
、S−メチル、カルボキシメチル、N、N−ジメチルア
ミド、ハライド、アジド、NC8゜または (式中R1はHlまたは1〜30個の炭素原子を含む脂
肪族鎖であり、これはアルキル基、アルケニル基、アル
キニル基またはアリール基により置換されていてもよく
:Xは無であるか、ハライドまたけ脱離基、たとえばフ
ルオルスルホン醒メチル残基であり:R6およびR7は
互いに無関係にHまたはアルキル基(炭素原子1〜30
個)であり、R6とR?は同一でも異なってもよい)。
、S−メチル、カルボキシメチル、N、N−ジメチルア
ミド、ハライド、アジド、NC8゜または (式中R1はHlまたは1〜30個の炭素原子を含む脂
肪族鎖であり、これはアルキル基、アルケニル基、アル
キニル基またはアリール基により置換されていてもよく
:Xは無であるか、ハライドまたけ脱離基、たとえばフ
ルオルスルホン醒メチル残基であり:R6およびR7は
互いに無関係にHまたはアルキル基(炭素原子1〜30
個)であり、R6とR?は同一でも異なってもよい)。
qは1〜4であり、各R5はそれぞれ同一でも異なって
もよい。Zは変性核酸(モツクら、前掲)またけ蛋白質
に結合しつる基、たとえば下記のものである。
もよい。Zは変性核酸(モツクら、前掲)またけ蛋白質
に結合しつる基、たとえば下記のものである。
NC8。
N、。
〔式中Vはアルキル基(好ましくは1〜4個の炭素原子
をもつもの)またはフェニル基であり、1≦ル≦30で
あり、Ro、R7およびXは前記のものである〕、 υ (式中l≦n≦30である)、 (式中1≦ル≦30である)、 −cH,−c−c4−w (u)(
式中Wはハロゲン原子、好壕しくけ臭素原子である)。
をもつもの)またはフェニル基であり、1≦ル≦30で
あり、Ro、R7およびXは前記のものである〕、 υ (式中l≦n≦30である)、 (式中1≦ル≦30である)、 −cH,−c−c4−w (u)(
式中Wはハロゲン原子、好壕しくけ臭素原子である)。
Zはさらに、チオシアネートまたはイミダゾールまたは
それらの同族体、たとえばトリアゾールおよびテトラゾ
ールであってもよい。
それらの同族体、たとえばトリアゾールおよびテトラゾ
ールであってもよい。
フェニル基は種【とHの特異的反応を妨げないスイーサ
ー分子を介してZに結合しつる。この種のスイーサーは
、希望しない目的外の反応に関与する反応性基、たとえ
ば水酸基、アミン基、カルボキシル基またはチオール基
を含まないことが好ましい。
ー分子を介してZに結合しつる。この種のスイーサーは
、希望しない目的外の反応に関与する反応性基、たとえ
ば水酸基、アミン基、カルボキシル基またはチオール基
を含まないことが好ましい。
種■をアルキル化剤でアルキル化して基R,X−(A’
+およびXは前記のものである)を導入する。
+およびXは前記のものである)を導入する。
好ましいアルキル化剤はフルオルスルホン酸メチル、ヨ
ウ化メチル−または硫酸ジメチルである。
ウ化メチル−または硫酸ジメチルである。
合成法
第2図を参照すると、種■は第1図に示すように対応す
るアタリジンまたは酸から容易に得られ(レームシュテ
ットら、前掲)、種■は容易に入手できる(アルドリッ
チ)。これらの2種を無水ピリジンの存在下で約15〜
60分間混合し、得られた種を精製する。この生成した
種(種■)を、一般に極性分離により、または疎水性に
よって、未反応の種Iおよび■から精製する。好ましい
方法はシリカゲルもしくは中性アルミナのクロマトグラ
フィーまたは逆相C−18クロマトグラフイーである。
るアタリジンまたは酸から容易に得られ(レームシュテ
ットら、前掲)、種■は容易に入手できる(アルドリッ
チ)。これらの2種を無水ピリジンの存在下で約15〜
60分間混合し、得られた種を精製する。この生成した
種(種■)を、一般に極性分離により、または疎水性に
よって、未反応の種Iおよび■から精製する。好ましい
方法はシリカゲルもしくは中性アルミナのクロマトグラ
フィーまたは逆相C−18クロマトグラフイーである。
最終のアルキル化反応はワイークら(前掲)に従って行
われる。この種の反応の例を以下に示す。
われる。この種の反応の例を以下に示す。
実施例
アクリジン−9−カルボン酸(870■)を塩化チオニ
ル(10m)に添加し、混合物を油浴中で3時間還流し
た。反応混合物を真空中で回転蒸発器により蒸発させ、
乾燥した残渣を無水ピリジン(som)に60℃以下に
加熱しながら再溶解した。Cの溶液を水浴中で約20℃
に冷却した。
ル(10m)に添加し、混合物を油浴中で3時間還流し
た。反応混合物を真空中で回転蒸発器により蒸発させ、
乾燥した残渣を無水ピリジン(som)に60℃以下に
加熱しながら再溶解した。Cの溶液を水浴中で約20℃
に冷却した。
p−ヒドロキシフェニルプロピオン酸ルーヒドロキシス
クシンイミドエステル(1,F)を無水ピリジン(10
mg)に溶解し、上記の塩化アクリジン−9−カルボン
酸−ピリジン溶液に撹拌下に添加した。反応混合物を1
5〜30℃に約30分間撹拌し、次いで氷水(250m
/)に撹拌下に注入した。この混合物を分液ろうとに移
し、酢酸エチル(250t/)で抽出した。有機相を分
離し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、真空中
で蒸発させた。残渣を無水トルエン(5Qm)から3回
蒸発させ、無水ジメトキシエタン(15M)に再溶解し
た。得られた溶液を15〜30℃で約15時間、遮光容
器に入れた。このインキュベーノヨン期間中に沈殿が生
じた場合は戸去し、溶液をシリカゲルカラム(300g
)に施し、酢酸エチルおよびヘキサン(2:1)を溶離
液として用いるフラッシュクロマトグラフィー(ダブリ
ュー・シー・ステイルら、ジャーナル・オブ・オーガニ
ック・ケミストリー(1978年)、43巻、2923
頁)により精製した。純粋な両分を合わせてテフロン製
の47正、0.45μmのフィルターで濾過し、真空中
で蒸発させた。収率は約36%であった。これを無水ク
ロロホルム(25mA’)に溶解し、混合物にフルオル
スルホン酸メチル(1ytmg)を添加し、これを15
〜30℃で約20時間撹拌した。生じた沈殿を戸別し、
無水トルエンで3回、無水ジメトキシエタンで2回洗浄
した。乾燥した結晶を乾燥状態で遮光下に一20′Cで
保存した。最終的な総数1には純アクリジンエステル約
556nそ(25%)である。
クシンイミドエステル(1,F)を無水ピリジン(10
mg)に溶解し、上記の塩化アクリジン−9−カルボン
酸−ピリジン溶液に撹拌下に添加した。反応混合物を1
5〜30℃に約30分間撹拌し、次いで氷水(250m
/)に撹拌下に注入した。この混合物を分液ろうとに移
し、酢酸エチル(250t/)で抽出した。有機相を分
離し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、真空中
で蒸発させた。残渣を無水トルエン(5Qm)から3回
蒸発させ、無水ジメトキシエタン(15M)に再溶解し
た。得られた溶液を15〜30℃で約15時間、遮光容
器に入れた。このインキュベーノヨン期間中に沈殿が生
じた場合は戸去し、溶液をシリカゲルカラム(300g
)に施し、酢酸エチルおよびヘキサン(2:1)を溶離
液として用いるフラッシュクロマトグラフィー(ダブリ
ュー・シー・ステイルら、ジャーナル・オブ・オーガニ
ック・ケミストリー(1978年)、43巻、2923
頁)により精製した。純粋な両分を合わせてテフロン製
の47正、0.45μmのフィルターで濾過し、真空中
で蒸発させた。収率は約36%であった。これを無水ク
ロロホルム(25mA’)に溶解し、混合物にフルオル
スルホン酸メチル(1ytmg)を添加し、これを15
〜30℃で約20時間撹拌した。生じた沈殿を戸別し、
無水トルエンで3回、無水ジメトキシエタンで2回洗浄
した。乾燥した結晶を乾燥状態で遮光下に一20′Cで
保存した。最終的な総数1には純アクリジンエステル約
556nそ(25%)である。
池の実施9桶もiiI記の特許請求の範囲に包含される
。
。
第1図は先行技術によるアクリジニウムエステル合成に
関する反応過程を示す工程図である。 第2図はアクリジニウム合成に関する本発明の一般的反
応過程を示す工程図である。 代 理 人 弁理士 湯 浅 恭 三−呵一一一□1
1 (外5名)
関する反応過程を示す工程図である。 第2図はアクリジニウム合成に関する本発明の一般的反
応過程を示す工程図である。 代 理 人 弁理士 湯 浅 恭 三−呵一一一□1
1 (外5名)
Claims (10)
- (1)種 I および種II、すなわち次式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中R_2およびR_3はそれぞれ無関係に、種 I
と種IIとの目的とする特異的結合の化学を妨げない置換
基であり、nおよびpはそれぞれ無関係に1〜4であり
、ただし各R_2はそれぞれ同一でも異なつてもよく、
各R_3はそれぞれ同一でも異なってもよく;R_4は
脱離基である)の種 I 、および次式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中R_5は種 I または種IIと実質的に非反応性の
置換基であり;qは1〜4であり、R_5はそれぞれ同
一でも異なつてもよく;Zは誘導体化された核酸のアミ
ノ基と反応しうる基である)の種IIの2種からアクリジ
ニウムエステルを合成する方法であつて、 種 I と種IIを共通の溶剤中で反応させて次式▲数式、
化学式、表等があります▼ の第3の種、すなわち種IIIを製造し、 種IIIを精製し、そして 精製された種IIIをアルキル化剤と反応させてアクリジ
ニウムエステルを製造する、 ことよりなる方法。 - (2)精製が酢酸エチルによる抽出からなる、特許請求
の範囲第1項に記載の方法。 - (3)精製がさらにフラッシュクロマトグラフィーまた
は逆相クロマトグラフィーからなる、特許請求の範囲第
2項に記載の方法。 - (4)溶剤、種 I および種IIを15〜30℃で10〜
60分間混合する、特許請求の範囲第1項に記載の方法
。 - (5)種IIIおよびアルキル化剤を15〜30℃で15
〜25時間混合する、特許請求の範囲第1項に記載の方
法。 - (6)アルキル化剤がフルオルスルホン酸メチル、ヨウ
化メチル、または硫酸ジメチルである、特許請求の範囲
第1項に記載の方法。 - (7)R_5がエチル、O−メチル、S−メチル、カル
ボキシメチル、N,N−ジメチルアミド、ハライド、ア
ジド、NCS、 ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ または ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中R_1はHまたは1〜30個の炭素原子を含む脂
肪族鎖(アルキル基、アルケニル基、アルキニル基また
はアリール基1個または2個以上で置換されていてもよ
い)から選ばれ;Xは無であるか、ハライドであるか、
または脱離基、すなわちバークロレート、フルオルスル
ホネート、ヨージドおよびサルフェート残基の1つであ
り;R_6およびR_7は互いに無関係にHまたは1〜
30個の炭素原子を含むアルキル基であり、R_6とR
_7は同一でも異なつてもよい〕である、特許請求の範
囲第1項に記載の方法。 - (8)Zが下記のアミノ−反応性官能基、すなわち▲数
式、化学式、表等があります▼; ▲数式、化学式、表等があります▼; −N_3; ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中Vはアルキル基またはフェニル基であり、1≦n
<30であり、R_6およびR_7は互いに無関係にH
または1〜30個の炭素原子を含むアルキル基であり、
R_6とR_7は同一でも異なつてもよく、Xは無であ
るか、ハライドまたは脱離基である)、 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中1≦n≦30である)、 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中1≦n≦30である)、 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中Wはハロゲン原子である)、 チオシアネート、またはイミダゾールもしくはその同族
体の残基の1つを含む、特許請求の範囲第1項に記載の
方法。 - (9)溶剤が無水ピリジンである、特許請求の範囲第1
項に記載の方法。 - (10)R_4がN−ヒドロキシスクシンイミド、イミ
ダゾールまたはその同族体(たとえばテトラゾール)の
残基またはハライドである、特許請求の範囲第1項に記
載の方法。
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-
1986
- 1986-09-06 JP JP21051486A patent/JPS6261969A/ja active Pending
- 1986-09-08 EP EP86306911A patent/EP0216553A3/en not_active Withdrawn
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EP0216553A3 (en) | 1989-03-15 |
EP0216553A2 (en) | 1987-04-01 |
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