JPS626133A - 流体軸受のバランス調整方法 - Google Patents

流体軸受のバランス調整方法

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JPS626133A
JPS626133A JP14609485A JP14609485A JPS626133A JP S626133 A JPS626133 A JP S626133A JP 14609485 A JP14609485 A JP 14609485A JP 14609485 A JP14609485 A JP 14609485A JP S626133 A JPS626133 A JP S626133A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotating shaft
thrust
cutting
flange
rotation axis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14609485A
Other languages
English (en)
Inventor
Harumichi Kageyama
影山 陽道
Takaharu Sugishita
杉下 敬治
Hiroyuki Kaji
加治 裕之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Copal Electronics Co Ltd
Original Assignee
Copal Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Copal Electronics Co Ltd filed Critical Copal Electronics Co Ltd
Priority to JP14609485A priority Critical patent/JPS626133A/ja
Publication of JPS626133A publication Critical patent/JPS626133A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Testing Of Balance (AREA)
  • Sliding-Contact Bearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は流体軸受のバランス調整方法に関する。
(従来の技術) 従来例の流体軸受のノζランス調整方法として。
先づ非接触センサ、振動計等を用いて予め軸受の回転体
のアンバランス位置を検出したのち1回転体自体を取り
出し、アンノ々う/スの要因となる部分を切削加工する
方法が用いられていた。
以下図面に基づいてその一例を説明する。第3図は動圧
流体軸受の使用例全図示する。
筐体aは上フレームl、下フレーム2.側面フレーム3
とで構成され、その内部に、ランド部を有するヘリング
ゼーン溝5を外周に設けたシャフト4とこのシャフトの
外側に、回転自在に嵌挿された円筒中空状回転軸6並に
回転軸に装着した部材よりなる回転体几を収容する。回
転軸6のフランジ7に多面鏡8を支承固定する。回転軸
6のフランジ7の下側に外周にマグネット10を設け、
これに対向するように側面フし・−ム3にステータ11
を設ける。符号12はマグネット10の下に配設したス
ラスト受であり、更にスラスト受の下方のフレーム2上
にスラスト軸受13を設ける。
回転軸6の上部は上蓋14により閉鎖°される。又符号
15はマグネット10の磁極位置と回転軸6の回転数全
検出するホール素子16を保持する基板である。スラス
ト軸受13のスラスト受12に対向する面には第3図に
図示のようにランド11′を具えたスノぐイラル溝17
を刻設する。シャフト4の下方外側にセンサ部材1,8
ヲ装着し、このセンサより引出したコード20に振動計
(図示せず)を設ける。
先づステータ11のコイルを励磁するとこのステータと
回転軸に設けたマグネット10との共働作用により、回
転軸6が多面鏡8と共に回転する。
この回転に応じてヘリングゼーン溝5とスラスト軸受の
スパイラル溝17に流入した流体fにより動圧を発生す
るので、この圧力により回転軸6を浮上させつ\シャフ
ト4の外周を矢印方向に(第4図)円滑に回転させる。
ヘリングゼーン溝を通過する流体はラジアル方向に、又
スラスト軸受13のスパイラル溝17を通過する流体は
スラスト方向に、それぞれ回転軸6をシャフト4遍非接
触状態で支持しようとする力が働く。従ってシャフト4
と回転軸6との嵌合する空隙Cは非常に高い精度例えば
数ミクロンの精度を要し、又回転軸、シャフトとともに
真円度、表面あらさにサブミクロンの精度が要求される
。更に回転軸6の回転に起因する熱による焼き付を防止
するためにバランシングを保持するためにセンサ18の
コード20に振動計を設けてバランシングの測定を実施
しているが充分の効果が得られず、これに加えてシャフ
ト4の垂直度を保持する点等を考慮に入れなければなら
ない。従って関係部材の加工その他が煩鎖となりコ、X
ト高となる等の欠陥が存在する。
ノ々ランシングに直接関係する部材としてはシャフト1
4の端部に装着したセンサ18と振動計(図示せず)と
を連結する一コード20がある。この動圧流体軸受と回
転体とのバランシング方法として、動圧流体軸受に支承
されて回転する回転体の回転に対応して発生する振動を
振動計により測定しつ\徐々に回転数を増加せしめ、振
動の増加によるアンパ2ンシングの位置と程度が分るよ
うに振動計を構成しておけば、その回転数における回転
軸のパランシ/グ位置を検出することができる。
その後回転軸を取り出してアンバランスどなる要因を除
去するために切削加工を行う方法が採用されていた。
次に同じ動作を繰返して行えば、最後に使用回転数にお
けるノ2ランシングをとることができる。
(発明の解決しようとする問題点) 上述の従来例においては1回転軸の正常なバランシング
を設定するためにわざわざ回転体を取り出して切削加工
をせねばならない煩雑性があり、−回の切削加工により
完全なバランシングを設定できない際には数回に渉り同
様な方法を繰り返さねばならないので非能率的である等
の問題点があった。
(問題点を解決するための手段、作用)本発明において
は、流体軸受に回転軸ヲ組込んだま\、そのバランシン
グ状態を設定するように工夫されたもので、回転軸の外
周に装着した多面鏡を支承するフランジ又は回転軸の外
周に装着されたマグネツl−i支承するスラスト受の近
接位置に切削装置のバイトを設け、回転軸が流体の作用
により回転する際に、回転軸の傾斜偏心によって生じる
偏心部分を前記ノ9イトにより切削加工することにより
、組立てられたま\の状態で回転体の良好なバランシン
グ状態を維持できるよう矯正加工するものである。
(実施例) 以下添付図面を参照して、静圧軸受に、本発明の方法を
採用した一実施例を説明する。第1図において、上フし
・−ム(図示せず)、下フレーム40、測定用台48.
側面フし・−ム38により形成、された筐体内部に、本
発明に係る中空スラスト孔りを有する静圧固定軸22と
この固定軸の外側に嵌挿された中空の回転軸26等が収
容される。固定軸2zのほぼ中央にスラスト方向に穿設
した中空スラスト孔りにはラジアル通路22a、22b
が連通して、固定軸22と中空の回転軸26とで形成す
る微小空隙Cに開口する。更に中空スラスト孔りの下端
附近にコ字状のスラスト通路40aが形成され、この通
路の端部は41a、後述する回転軸26のスラスト受3
2方向に開口する。
前記ラジアル通路22a、22b及びスラスト通路40
aは中空スラスト孔h’6中心として放射状に設けるこ
ともできる。回転軸26の上部には上蓋34、下部には
コネクタ56を介して流体用チューブ54が連結される
。中空スラスト孔りの下端部にセンサ50が装着され、
これはコード52により振動計(図示せず)に連結され
る。この回転軸26は、固定軸22と微小空隙cを介し
て。
その外周に回転自在に嵌挿される。
前記回転軸26の上端附近の外周に多面鏡28が回転軸
26の外周に設けた一対のフランジ21゜23にはさま
れて装着され、又はぼ中央外周には、側面フレーム38
内側に設けられたステータ36に対面するように、マグ
ネット30が設けられる。
マグネットの下に前述のスラスト受32が配設される。
42はホール素子44を固着したホール素子基板で、2
6a、26bは外部への排出孔である。又46は測定用
台48と筐体との間に挾持したゴム板で外部からの不要
の振動を阻止するのに役立つ。
前記多面鏡28を支持するフランジ21に近接して切刃
58を具えたバイト60を有する第1切削装置62を矢
印方向に水平動自在に設ける。更に筐体側面38に穿設
した孔部64内に、スラスト受32に近接して切刃66
を位置せしめたバイト68を有する第2切削装置70を
矢印方向に水平動自在に設ける。
励磁されたマグネット30とステータ36との作用によ
り、回転軸26は多面鏡28と共に所定方向に回転する
に伴って、固定軸22の中空スラスト孔hヘチューブ5
4より流入した流体rは、スラスト通路40aを通過し
てスラスト受32をスラスト方向に押上げるよう作用し
て回転軸26の負荷を支えると同時に、中空スラスト孔
りより流入した流体はラジアル通路22a、22bをへ
て前記空隙Cに流入し、中空回転軸26のラジアル方向
支持に役立つ。従って回転軸26は多面鏡28と共にス
ラスト並にラジアル両方向に支承され、回転が可能とな
る。
然るに回転軸26がフランジ21,23.多面92Bと
共に回転中、回転軸26の軸心0に狂いが生じ、その軸
心がO′に移動した場合、前記回転部材は鎖線で図示の
ようにO′ヲ芯として偏心回転ftなすから、フランジ
21に近接して設けた第1切削装置62のバイト切刃5
8が偏心回転したフランジ21に接触してその一部を切
削する。同様にして回転軸26がスラスト通路40aよ
りの流体によシ、スラスト受32を介して、スラスト方
向に浮上しつ\回転する際に、軸心Oに狂いが生じ、そ
の軸心がO′に移動して、0′ヲ芯として回転する際に
、第2切削装置70に設けたバイト68の切刃66ノで
、回転軸26の外周に設けたスラスト受32の偏心部分
(鎖線で図示する)を切削する。この様に偏心部分を切
削することにより回転軸26自体のアンバランス状態が
矯正される。
(発明の効果) 本発明においては回転部材を流体軸受に組込んだま\の
状態で、回転部材のアンバランスを容易に矯正すること
ができ、従来例のように1組立て後回転部材をわざわざ
取外して加工゛する等の必要もなく能率向上に資する等
の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る一実施例の断面図。第2図は回転
軸の偏心状態を示す路線図。第3図は従来例の流体軸受
の断面図。第4図は第3図のスラスト軸受の上面図。 21・・・フランジ    22・・・固定軸23・・
・フランジ    26・・・回転軸28・・・多面鏡
     32・・・スラスト受58・・・切刃   
   60・・・バイト62・・・第1切削装置  6
4・・・孔部66・・・切刃     68・・・ノ々
イト70・・・第2切削装置

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、回転軸の外周に設けた部材が、流体軸受に組込まれ
    たまゝ回転する回転軸の偏心により偏心回転する際に、
    その偏心部分を切削装置により切除することにより、回
    転軸のアンバランスを矯正することを特徴とする流体軸
    受のバランス調整方法。 2、回転軸の外周に設けた部材はフランジ又は回転軸を
    スラスト方向に支持するスラスト受である特許請求の範
    囲第1項に記載の流体軸受のバランス調整方法。 3、前記フランジは多面鏡を支持するように回転軸外周
    に装着され、このフランジに近接する位置に設けた水平
    動自在の切削装置のバイト切刃により前記フランジの偏
    心部分を切削する特許請求の範囲第2項記載の流体軸受
    のバランス調整方法。 4、筐体側面に穿設した孔部を水平動自在の切削装置の
    バイト切刃によりスラスト受の偏心部分を切削する特許
    請求の範囲第2項に記載の流体軸受のバランス調整方法
JP14609485A 1985-07-03 1985-07-03 流体軸受のバランス調整方法 Pending JPS626133A (ja)

Priority Applications (1)

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JP14609485A JPS626133A (ja) 1985-07-03 1985-07-03 流体軸受のバランス調整方法

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JP14609485A JPS626133A (ja) 1985-07-03 1985-07-03 流体軸受のバランス調整方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS626133A true JPS626133A (ja) 1987-01-13

Family

ID=15399998

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JP14609485A Pending JPS626133A (ja) 1985-07-03 1985-07-03 流体軸受のバランス調整方法

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JP (1) JPS626133A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009244187A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Ihi Corp バランス修正装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009244187A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Ihi Corp バランス修正装置

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