JPH0638136B2 - 光偏向器の軸受 - Google Patents

光偏向器の軸受

Info

Publication number
JPH0638136B2
JPH0638136B2 JP60135604A JP13560485A JPH0638136B2 JP H0638136 B2 JPH0638136 B2 JP H0638136B2 JP 60135604 A JP60135604 A JP 60135604A JP 13560485 A JP13560485 A JP 13560485A JP H0638136 B2 JPH0638136 B2 JP H0638136B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thrust
shaft
fluid passage
hollow
fixed shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP60135604A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61294409A (ja
Inventor
佑二 平岡
裕之 加治
Original Assignee
コパル電子株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by コパル電子株式会社 filed Critical コパル電子株式会社
Priority to JP60135604A priority Critical patent/JPH0638136B2/ja
Publication of JPS61294409A publication Critical patent/JPS61294409A/ja
Publication of JPH0638136B2 publication Critical patent/JPH0638136B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B26/00Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements
    • G02B26/08Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light
    • G02B26/10Scanning systems
    • G02B26/12Scanning systems using multifaceted mirrors
    • G02B26/121Mechanical drive devices for polygonal mirrors

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
  • Magnetic Bearings And Hydrostatic Bearings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は光偏向器の軸受に関するものであり、更に詳説
すれば静圧、動圧兼用の流体軸受に関する。
(従来の技術) 先づ従来例の静圧軸受を採用した光偏向器について説明
する。第5図において、上フレーム2、下フレーム4、
側面フレーム6により形成された筐体a内部に中空のス
ラスト孔10を有する固定軸8とこの固定軸の外側に嵌
挿された中空の回転軸22等が収容される。固定軸8の
ほぼ中央にスラスト方向に穿設した中空スラスト孔10
にはラジアル流体通路12,14が連通して、固定軸8
と中空の回転軸22とで形成する微小空隙cに開口す
る。中空スラスト孔10の上端部に設けたスラスト流体
通路16は同様に前記微小空隙cに連通する。更に中空
スラスト孔10の下端附近に中空スラスト孔10に連通
するラジアル流体通路15を設け、この流体通路15を
スラスト方向に折曲して流体通路18が形成され、この
通路の端部は、後述する回転軸22のスラスト受部材3
0方向に開口する。
前記ラジアル流体通路12,14,15及びスラスト流
体通路18は中空スラスト孔10を中心として放射状に
設けることもできる。回転軸22の上部には上蓋24、
下部にはスラスト受部材30が配設される。この回転軸
22は、固定軸8と微小空隙cを介して、その外周に回
転自在に嵌挿される。
前記回転軸22の上端附近の外周に多面鏡20が、又ほ
ぼ中央外周には、側面フレーム6内側に設けられたステ
ータ28に対面するように、マグネツト26が設けられ
る。マグネツトの下に前述のスラスト受部材30が配設
される。34はホール素子32を固着したホール素子基
板で、36は筐体側面に穿設した透光用窓孔である。4
0,42は外部への排出孔である。排出孔40は上蓋2
4の下方へ、又排出孔42は隙間cよりマグネット26
をラジアル方向へ貫通して筐体a内へ開口する。
励磁されたマグネツト26とステータ28との作用によ
り、回転軸22は多面鏡20と共に所定方向に回転する
に伴つて、流体供給装置(図示せず)の作動により固定
軸8の中空スラスト孔10より流入した流体は、中空ス
ラスト孔10にラジアル方向に設けた流体通路15のス
ラスト方向に折曲した流体通路18を通過してスラスト
受部材30をスラスト方向に押上げるよう作用して回転
軸22の負荷を支えると同時に、流体はスラスト流体通
路16を通過して固定軸8と回転軸22との微小空隙c
に流入し、回転軸22をスラスト方向に支持する。又中
空スラスト孔10より流入した流体は同時にラジアル流
体通路12,14をへて前記空隙cに流入し、中空回転
軸22のラジアル方向支持に役立つ。従つて回転軸22
は多面鏡20と共にスラスト並にラジアル両方向に支承
され、円滑回転が可能となる。
次に動圧流体軸受を採用した光偏向器について説明す
る。第6図乃至第8図において、筐体aは上フレーム
2、下フレーム4、側面フレーム6とで構成され、その
内部にランド46(第7図)を有するヘリングボーン溝
44,45を外周に設けた固定軸8とこの固定軸の外側
に、回転自在に嵌挿した円筒中空状回転軸22並にこの
回転軸に装着した回転多面鏡20、マグネツト26等を
収容する。回転軸22のフランジ23に多面鏡20を支
承する。回転軸22のフランジ23の下側外周に設けた
マグネット26に対向するように側面フレーム6にステ
ータ28を設ける。符号30はマグネツト26の下に配
設したスラスト受部材であり、更にスラスト受部材30
と下フレーム4との間にスラスト軸受31を設ける。回
転軸22の上部は上蓋24により閉鎖される。又符号3
4はマグネツト26の磁極位置と回転軸22の回転数を
検出するホール素子32を保持する基板である。スラス
ト軸受31のスラスト受部材30に対向する面には第8
図に図示のようにランド48を具えたスパイラル溝50
を刻設する。先づステータ28のコイルを励磁するとマ
グネツト26との関連作用により回転軸22が多面鏡2
3と共に回転する。この回転に応じてヘリングボーン溝
44,45とスラスト軸受のスパイラル溝50に、流入
した流体fが作用して動圧を発生する。この圧力により
回転軸22に浮上させつゝ、固定軸8の外周を矢印方向
に(第7図、第8図)円滑に回転させる。この際にヘリ
ングボーン溝44,45に作用する液体fはラジアル方
向に、又スラスト軸受31のスパイラル溝50に作用す
る流体fはスラスト方向に、それぞれ回転軸22を固定
軸8と非接触状態で支持しようとする力が働く。
(発明の解決しようとする問題点) 前述の従来例で説明した静圧流体軸受においては、流体
を介して、回転体を固定軸に対し無接触状態となして回
転を継続するものであるから、コンプレツサ等の流体供
給装置を用いて、回転中は、その速度に応じて、常時適
量の流体供給を継続しつづけねばならない等の技術上の
煩雑性が存在する。
次に動圧流体軸受装置においては、始動時には、スラス
ト受部材、スラスト軸受等の関連部材がスラスト方向に
接触状態にあるから、始動時より回転軸の所望の回転数
をうるためには部材間の摩擦摩耗がはげしくなる等の問
題点があつた。
(問題点を解決するための手段、作用) そこで本発明においては、静圧流体軸受と動圧流体軸受
を一つの光偏向器に組込み、前記二種類の軸受の長所を
利用して相乗的効果を期待する構成を提供するもので、
従来例の静圧流体軸受の固定軸の外周に動圧発生用の溝
例えばヘリングボーン溝を刻設し、光偏向器の回転始動
時には静圧を利用し、次に所定の回転数に達した際に
は、動圧駆動に切換えることにより、円滑な光偏向器の
回転を得ることができるもので、光偏向器の性能向上に
役立つ。
(実施例) 添付図面第1図、第2図、第3図、第4図を参照して本
発明に係る一実施例を説明する。
既に添付第5図に基いて説明した従来例の静圧軸受の固
定軸8の外周に複数のヘリングボーン溝44,45を刻
設している。従つて第5図と第1図に表示された符号が
同一の部材は、同一のものを指すので、これらの部材の
説明は省略する。第3図、第4図はフレーム4と流体通
路15,18との関係を図示する。下フレーム4の上面
には回転軸8をとりまいてスパイラル溝52を刻設し、
この溝の一部を貫通してスラスト流体通路18の排出口
を設ける。前記スラスト流体通路18は既に説明したよ
うに、ラジアル流体通路15の端部をスラスト方向に折
曲形成したものである。従って、中空スラスト孔10よ
りラジアル流体通路15へ供給されて、スラスト流体通
路18より排出する流体はスパイラル溝52とスラスト
受部材30に作用して、スラスト受部材30を浮上回転
せしめるのに役立つ。
本実施例の光偏向器を作動させるには、先づ静圧流体軸
受を利用して始動せしめ、光偏向器が所定の回転速度に
達したとき、回転軸の外周に設けたヘリングボーン溝に
流体を作用せしめて動圧流体軸受として作動させること
により光偏向器の回転軸を固定軸に対し、非接触状態
で、円滑回転を期するものである。
(効果) 本発明においては静圧流体軸受と動圧流体軸受とを光偏
向器の駆動に利用したもので、静圧、動圧流体軸受の長
所を兼ね具え、光偏向器を低速、高速駆動自在となし
て、その性能向上に役立つ等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る光偏向器の断面図で、ヘリングボ
ーン溝は鎖線で表示する。第2図はヘリングボーン溝と
通路との配設状態図。第3図は本発明に係る下フレーム
の上面図。第4図は下フレームの側面図。第5図は従来
例の静圧流体軸受を採用した光偏向器の断面図。第6図
は従来例の動圧流体軸受を採用した光偏向器の断面図。
第7図は第6図のヘリングボーン溝の拡大展開図。第8
図は第6図のスラスト軸受の上面図。 c…空隙、2…上フレーム、4…下フレーム 8…固定軸 10…中空スラスト孔、12…ラジアル流体通路 14…ラジアル流体通路、15…ラジアル流体通路 16…スラスト流体通路、18…スラスト流体通路 20…多面鏡、22…回転軸 26…マグネツト、28…ステータ 30…スラスト受部材、44…ヘリングボーン溝 45…ヘリングボーン溝、52…スパイラル溝

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筐体内に収容した回転軸の内側に、この軸
    と所定の空隙を保持するように下フレームに立設した固
    定軸の中心部にスラスト方向に穿設した中空スラスト孔
    と、この中空スラスト孔にそれぞれラジアル方向に連通
    する流体通路群と前記固定軸の下端において中空スラス
    ト孔にラジアル方向に連通する別の流体通路とを設け、
    回転軸の上端外周には、多面鏡並びに筐体側面フレーム
    内側に設けたステータと対向するマグネットとを設け、
    固定軸の外周面に動圧を発生させるヘリングボーン溝を
    刻設し、固定軸の下端付近において、中空スラスト孔に
    ラジアル方向に連通する前記流体通路の端部をスラスト
    方向に折曲し、固定軸の周りの下フレーム上面に刻設し
    たスパイラル溝の一部を貫通して、スラスト受部材方向
    に開口し、中空スラスト孔より、前記流体通路へ供給さ
    れ、スラスト受部材方向の開口より排出する流体の作用
    により回転軸をスラスト方向へ浮上させ、固定軸に対し
    て非接触状態で回転せしめることを特徴とする光偏向器
    の軸受。
JP60135604A 1985-06-21 1985-06-21 光偏向器の軸受 Expired - Fee Related JPH0638136B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60135604A JPH0638136B2 (ja) 1985-06-21 1985-06-21 光偏向器の軸受

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60135604A JPH0638136B2 (ja) 1985-06-21 1985-06-21 光偏向器の軸受

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61294409A JPS61294409A (ja) 1986-12-25
JPH0638136B2 true JPH0638136B2 (ja) 1994-05-18

Family

ID=15155695

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60135604A Expired - Fee Related JPH0638136B2 (ja) 1985-06-21 1985-06-21 光偏向器の軸受

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0638136B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2870749B2 (ja) * 1987-10-31 1999-03-17 株式会社島津製作所 航空機の空気調和装置
JPH0352716U (ja) * 1989-09-29 1991-05-22
JP5446528B2 (ja) * 2009-07-14 2014-03-19 コニカミノルタ株式会社 光偏向装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59204441A (ja) * 1983-05-04 1984-11-19 Canon Inc 軸受
JPS6047921B2 (ja) * 1982-10-16 1985-10-24 有限会社木村創芸 袋帯地

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6047921U (ja) * 1983-09-09 1985-04-04 エヌ・テ−・エヌ東洋ベアリング株式会社 軸給気形静圧気体軸受
JPS6090417U (ja) * 1983-11-28 1985-06-20 株式会社東芝 回転装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6047921B2 (ja) * 1982-10-16 1985-10-24 有限会社木村創芸 袋帯地
JPS59204441A (ja) * 1983-05-04 1984-11-19 Canon Inc 軸受

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61294409A (ja) 1986-12-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3609258B2 (ja) モータ
US4200344A (en) Magnetic disc stores
KR880014712A (ko) 낮은 코깅 토오크를 갖는 디스크 드라이브 스핀들모터
JPS61118720A (ja) スキヤナ
JPH0638136B2 (ja) 光偏向器の軸受
JP3076903B2 (ja) 正逆回転気体動圧軸受
JP2003009462A (ja) スピンドルモータ
US6933642B2 (en) Hydrodynamic gas bearing
JPS62140271A (ja) 流体軸受式デイスク駆動装置
JPS61112547A (ja) デイスク駆動モ−タ
JPH1169711A (ja) スピンドルモータ、及びスピンドルモータを回転体の駆動源とした回転体装置
JPH02168835A (ja) スピンドルモータ
JPH10295057A (ja) ヘリンボンタイプのスラストベアリングを備えたスピンドルモータ
JPH01141228A (ja) 磁気駆動装置
JP2873901B2 (ja) スピンドルモータ
JPS61259224A (ja) 光偏向器の流体軸受
JPH04337110A (ja) 磁気軸受
JPS61138916A (ja) 光偏向器の軸受装置
KR100305428B1 (ko) 반구베어링을 갖는 스핀들 모터
JPS60121509A (ja) 回転ドラム装置
JP2001208046A (ja) ディスク装置用流体軸受装置
JPS6143294A (ja) 立軸ポンプ
JPS61112544A (ja) デイスク駆動モ−タ
JPS5857515A (ja) 回転機の軸受
JP2001140865A (ja) 流体動圧軸受及びスピンドルモータ

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees