JPS6261246A - ビ−ムインデツクス方式カラ−陰極線管装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

本発明を以下の順序で説明する。 Ａ　産業上の利用分野 Ｂ　発明の概要 Ｃ従来の技術 Ｄ　発明が解決しようとする問題点 Ｅ　問題点を解決するための手段 Ｆ作用 Ｇ　実施例 ｃ−１構成（第１図〜第４図） Ｇ−２動作（第１図〜第３図） Ｈ発明の効果 Ａ　産業上の利用分野 本発明は、フロントパネル部に対向配置されたスクリー
ンパネル部の内面にインデックス螢光体ストライプとカ
ラー螢光体ストライプとを含む螢光面部が形成され、ス
クリーンパネル部の夕）面側でインデックス螢光体スト
ライプからの光が検出されるビー１３インデツクス方式
カラー陰極線管装置に関する。 Ｂ　発明の概要 本発明は、フロンＩ・パネル部に対向（７て設けられた
スクリーンパネル部の内面側にインデックス螢光体スト
ライプブとカラー螢光体ストライプとを含む螢光面部が
形成され、スクリーンパネル部の外面側にインデックス
螢光体ストライプからの光を受ける受光部が配されるビ
ームインデックス方式カラー陰極線管装置において、螢
光面部を、スクリーンパネル部の内面上Ｌに複数のイン
デックス螢光体ストライプが所定の間隔をもって配され
るとともに、インデックス螢光体ストライプブの間のス
クリーンパネル部の内面上１−に多孔質の無機物質層が
設けられ、これらインデックス螢光体ス１へライブ及び
無機物質層を被覆する金属反射膜が設けられ、その−１
−に複数のカラー螢光体ストラ・イブが所定の配列パタ
ーンのもとに配されて形成されるものとすることにより
、金属反射膜が不所望な隆起や剥離を４トシることなく
得られて、受光部において各インデックス螢光体ストラ
イプからの光が効率よく受けられるようにされるととも
に、フロントパネル部を１ｌｌＨ，て固視されるカラー
螢光体ストライプからの色光の色純度が改善され、さら
４ｍ、カラー螢光体ストライブの発光効率が実質的に高
められるようになされたものである。 Ｃ従来の技術 比較的小形のカラ−テレビジ１ン受像機等を構成するこ
とができるものとなるビー１、インデックス方式カラー
陰極線管装置において、）「】ントパネル部とそれに対
向するスクリーンパネル部とが段目られ、スクリーンパ
ネル部の内面側に、複数のインデックス螢光体ストライ
プブと複数の３片色カラー螢光体ストライプとを含む螢
光面部が形成され、フロントパネル部をｊｌｌしてカラ
ー画像が固視されるとともに、スクリーンパネル部の外
面側に螢光面部に欠１応して配された受光部により各イ
ンデックス螢光体ストライプからの光、即ち、インデッ
クス光が受けられるようになされた、所謂、反射形と称
されるものが知られている。 従来（に案されている反１・ｉ形のビームインデックス
方式カラー陰極線管装置においては、その螢光面部が、
例えば、第５図に示される如く、フロントパネル部１１
に対向配置されたスクリーンパネル部１３の内面上に、
電子ビームの照射を受けて紫外線光を発するインデック
ス螢光体ストライプ１５が、複数本、所定の間隔をおい
て配列されるとともに、仔いに隣合う２本のインデック
ス螢光体ストライプ］５の間の夫々にカーボンストライ
プ１７が形成され、さらに、各カーボンストライプ］　
７　、ｈに、電子ビームの照射を受けて夫々赤色光、青
色光及び緑色光を発する３原色カラー螢光体ストライプ
としての、赤色螢光体ストライプ１９Ｒ，青色螢光体ス
トライプ１９Ｂ及び緑色螢光体ストライブ１９Ｇのうち
の２本が、インデックス螢光体ストライプ１５の配列方
向に沿う方向に所定の位置関係をもって配置されて、形
成されている。また、このような螢光面部が内面側に形
成されたスクリーンパネル部１３の夕）表面側には、螢
光面部に対応して受光板２１が配されている。 この受光板２１ば、例えば、複数のインデックス螢光体
ストライブプ１５の夫々が発する紫外線光、即ち、イン
デックス光を受け、受ＣＪたインデックス光に応してフ
ォトダイオード等のインデックス光検出手段にとって好
都合な２次インデックス光を発し、それをフォトダイオ
ード等のインデックス光検出手段に導く。従って、受光
板２１は、言わば、各インデックス螢光体ストライプ１
５からのインデックス光を、波長変換してインデックス
光検出手段Ｇことって好都合な２次インデックス光とし
てインデックス光検出手段に導く役割を果たすものとさ
れているのであり、例えば、インデックス螢光体ストラ
イプ１５からのインデックス光を吸収して２次インデッ
クス光を発する特定の螢光体が分散？Ｆｔ人されたアク
リル樹脂板で形成され斯かるビームインデックス方式カ
ラー陰極線管装置にあってＧ３１、螢光面部が電子銃構
体からの電子ビー１．によ幻走査さＩ９るとき、赤色螢
光体ストライプブ＋９１．４．青色螢光体ストライプ１
９１３及び緑色螢光体ス１ライプ１９Ｇの夫々から発せ
られてフロントパネル部１１を透過する赤色光２青色尤
及び緑色ｔに基づいてカラー画像の固視がなされる。ま
た、それとともに、名インデックス螢光体ストライプ１
５が発するインデックス光が、スクリーンパネル部１３
を透過して受光板２１に入射し、受光板２１からインデ
ックス光検出手段に、受光板２１に入射したインデック
ス光に応じた２次インデックス光が導かれる。そして、
インテ・ノクス尤検出手段から、２次インデックス光に
基づいて、従って、受光板２１に入射したインテ・ノク
ス尤に応して、螢光面部を走査する電子ビーｌ、をカラ
ー映像信りに、１．りその走査位置に応じて適止に変調
する制御を行うためのインデックス信号が得られる。 ［）　発明が解決しようとする問題点 上述の如くの従来提案された反射形のビームインデック
ス方式カラー陰極線管装置においては、赤色螢光体ス１
−ライプ１９Ｒ１青色螢光体ス１−ライプ１９８及び緑
色螢光体ストライプ１９Ｇの夫々からスクリーンパネル
部１３側に発セられる赤色光、青色光及び緑色光は、カ
ーボンストライプ１７により吸収され、それによって、
スクリーンパネル部１３を透過して受光板２１番こ入り
、インデックス光検出手段によって検出される２次イン
デックス光を発生させることが防止される。しかしなが
ら、各インデックス螢光体ストライプ１５から発セられ
るインデックス光は、スクリーンパネル部１３側に放射
されるとともにフロントパネル部１１側にも放射され、
フロントパネル部１１側に放射されたインデックス光は
受光板２１には入射セす、従って、インデックス光検出
手段によって検出される２次インデックス光を発ｌｔ：
させるものとＧ４ならない。即ち、各インデックス螢光
体ス］・ライプ１５から発せＣ））れるインデックス光
のうち、インデックス光検出手段によって検出される２
次インデックス光の生成に寄与するものは、各インデッ
クス螢光体ストライプ１５から発せられるインデックス
光全体に対して半減したものとなってしまうのである。 このため、受光板２１に入射し７て２次インデックス光
を発生さゼるインデックス光の強度が不足気味となって
、インデックス光検出１段によって検出される２次イン
デックス光の強度が不１−分となり、その結果、インデ
ックス光検出１段から充分な信号灯雑音比（Ｓ／間）を
有したインデックス信号が得られない事態が生しる虞れ
がある。 また、各インデックス螢光体ストライプ１５からフ１１
ントパネル部１１側へ放射されるインデックス光は、赤
色螢光体ストライプ１９Ｒ２青色螢光体ストライプ１９
Ｂ及び緑色螢光体ストライプ１９Ｇの人々から発セられ
る赤色光、青色光及び緑色光とともに固視さＪする、ニ
とになり、インデックス先番こは紫舊線光のみならず１
丁視光成分も含まれるので、結果的に、赤色螢光体スト
ライプ】９Ｒ１青色螢光体ストライブ１９Ｂ及び緑色螢
光体ストライプ１９Ｇの夫々から発セられる赤色光。 青色光及び緑色光の色純度を低下さセることになる不都
合を伴うものとなる。特に、受光板２１に入射するイン
デックス光の強度を増大ざゼるべく、各インデックス螢
光体ストライプ１５を励起する電子ビーム密度が比較的
太とされる場合には、各インデックス螢光体ストライプ
１５からフｒｌントパネル部Ｉｌ側に発せられて、赤色
螢光体ストライプ１９Ｒ，青色螢光体ス１−ライブ１９
Ｂ及び緑色螢光体ストライプ１９Ｇの夫々から発−υら
れる赤色光、青色光及び緑色光とともに固視されるイン
デックス光の強度も増大され、赤色螢光体ストライプ１
９Ｒ２青色螢光体ストライブ１９　Ｂ及び緑色螢光体ス
トライプ１−９　Ｇの夫々から発せられる赤色光、青色
光及び緑色光の色純度の低下が顕著になってしまう。さ
らに、斯かる場合には、カラー陰極線管における暗ビー
ノ、電流が増大されることになるので、画像の黒レベル
が−Ｌ昇せしめられること６二なり、そ相による画質劣
化がヰしろ不都合もある。 そこで、反射形のビー１、インデックス方式カラー陰極
線管装置におけるト述の如くの不都合を解消すべく、例
えば、スクリーンパネル部の内面上に配された複数のイ
ンデックス螢光体ストライプブ及びそれらの間のスクリ
ーンパネル部の内面を被覆する金属反射膜を了ルミュ・
リム膜等で形成１７、その上に複数の三原色カラー螢光
体ストライプをインデックス螢光体ストラーイプの（ｉ
７：置に関連し７た所定の配列パターンのもとに配して
螢光面部を形成し、各インデックス螢光体ストライプが
発する光を、金属反射膜のスクリーンパネル部側の面で
反射させてスクリーンパネル部の外面側に配された受光
部に効率よく入射させるとともに、フロントパネル部側
に対しては充分に減衰されるものとなし、また、各カラ
ー螢光体スＩライプが発する色光を、金属反射膜のフロ
ントパネル部側の面で反射さセて）１１ントパネル部側
に効率よく放射させるようになすことが考えられる。 斯かる金属反射膜を有する螢光面部が備えられる場合に
は、受光部で各インデックス螢光、体ス］ライプからの
光が充分に受けられるとともに、カラー螢光体ス１ライ
プの夫々が発“４る色光の色純度の伸子が回避され、さ
らに、力う一螢Ｗ１体スＩ・ライブの夫々の発光効率が
実質的ζこ向上されることになる。 しかしながら、十述の如くに各インデックス螢光体スト
ライプを被覆するものとされる金属反射膜が螢光面部に
設＋ｊられる場合には、上記の如くの問題を生じる。即
し、金属反射膜は、微細な破口等を伴わない滑らかな表
面を有するものとずべく、インデックス螢光体ス１−ラ
イブが配されたスクリーンパネル部の内面の全面にＩｆ
って、各インデックス螢光体ストライプの表面の凹凸、
即ち、インデックス螢光体粒子間の空隙を埋めて滑らか
な面を形成するための樹脂材料からなる中間膜が形成さ
れた後、その中間膜トに、例えば、真空蒸着により形成
される。そして、中間膜は、金属反射膜が形成された後
の螢光面部の形成Ｔ程におげろ加熱処理時に蒸発せしめ
られるが、そのとき、各インデックス螢光体ストライプ
の間におけるスクリーンパネル部の内面に接する中間膜
の部分が蒸発せしめられてイ

【、しる蒸気が、金属反射
膜に遮られて逃場を失い、金属反射膜を押し上げて隆起
させ、所謂、金属反射膜の火ふくれを生じさせる。 金属反射膜に斯かる火ぶくれが発生すると、滑らかで平
坦な表面を有する金属反射膜を得ることができなくなり
、また、火ふくれを４トした部分において金属反射膜の
破裂あるいは！、１１離が起こり易くなる不都合を生じ
る。 斯かる点にｉＪ、本発明は、フロントパネル部に対向配
置されたスクリーンパネル部の内面側に複数のインデッ
クス螢光体ストライプと複数のカラー螢光体ストライプ
とを含む螢光面部が形成されて、フロントパネル部を通
してカラー画像が固視されるとともに、スクリーンパネ
ル部の外面側に螢光面部に対応して配された受光部によ
り各インデックス螢光体ストライプからの光が受けられ
るようになされた反射形とされ、螢光面部が、インデノ
クス螢光体ストライプとカラー螢光体ストライプとの間
を仕切る滑らかで′ト＋ｉ（１な表面を有する金属反射
膜を備えるものとされ°Ｃ１各インデックス螢光体スト
ライブからの光をスクリーンパネル部を通して受光部に
効率、しく入射さ−せる、−とができ、かつ、カラー螢
光体ストライプの夫々が発する色光の色純度の低重が回
避され、さらに、カラー螢光体ストライプの夫々の発光
効率が実質的に向上されるものとされたビームインデッ
クス方式カラー陰極線管を（に供することを目的とする
。 Ｅ　問題点を解決するための手段 一ト述の目的を達成すべく、本発明に係るビームインデ
ックス方式カラー陰極線管装置は、〕「Ｊンシンネル部
と、フロントパネル部に対向して設けられたスクリーン
パネル部と、スクリーンパネル部の内面側に配されたイ
ンデックス螢光体ストライプを含む螢光面部と、スクリ
ーンパネル部の久面倒に螢光面部に対応して配されてイ
ンデックス螢光体ストライプからの光を受ける受光部と
を倫】　４ え、そのうちの螢光面部が、スクリーンパネル部の内面
ｌ−に複数のインデックス螢光体ストライプが所定の間
隔をもって配されるとともに、そわらの間におけるスク
リーンパネル部の内面上に多孔質の無機物質層が設けら
れ、これらインデックス螢光体ストライプ及び無機物質
層を被覆する金属反射膜が設けられて、この金属反射膜
−１に複数のカラー螢光体ストライプブが所定の配列パ
ターンのもとに配されて形成されたものとなされて構成
される。 ｒ＝”作用 このように構成された本発明に係るビームインデックス
方式カラー陰極線管装置においては、スクリーンパネル
部の内面上に配された複数のインデックス螢光体及び多
孔質の無機物質層を被覆する金属反射膜は、スクリーン
パネル部の内面上のインデックス螢光体スｌ−ライブ及
び無機物質層の表面に樹脂＋Ａ料からなる中間膜が形成
された後、その中間膜上に、例えば、真空蒸着により形
成され、中間膜は、金属反射膜が形成された後の螢光面
部の形成工程Ｃコおける加熱処理時に蒸発−１！シめら
れる。斯かる中間膜の蒸発消滅時において、中間膜が蒸
発して発生する蒸気は、インデックス螢光体及び無機物
質層を透過して螢光面部外心こ放出される。従って、中
間膜が蒸発して発生ずる蒸気が逃場を失うことがなく、
金属反射膜が不所望に隆起−〇しめられる火ふくれを！
［じる事態が回避されて、金属反射膜は、滑らかで平田
な表面を有するものとされる。 そして、斯かる金属反射膜によって、各インデックス螢
光体ス］・ライブからフロントパネル部側へ発せられる
光がスクリーンパネル部側へ反射されるとともに、カラ
ー螢光体ストライプの夫々からスクリーンパネル部側へ
発−ローられる色光がフロントパネル部側へ反射される
。このため、受光部には、各インデックス螢光体スｌ〜
ライブからスクリーンパネル部側へ発せられた光とフｌ
、１ンｌ−パネル部側へ発セられて金属反射膜によっ−
Ｃ反射された光とがスクリーンパネル部を通して人９・
ｊシ、各インデックス螢光体ストライプからの光が極め
て効・ド良く受光部に入射・１直しめられるごとになる
。 また、フロントパネル部側へは、カラー螢光体ス］・ラ
イブの夫々からフロントパネル部側へ発せられた色光と
スクリーンパネル部側へ発−Ｕられて金属反射膜によっ
゛ζ反射された色光とが放射されるとともに、各インデ
ックス螢光体ストうイブからの光が金属反射膜を透過し
た極めて弱められたものとされて放射されるごとになる
ので、カラー螢光体ストライプの夫々の発光効率が著し
く高められ、かつ、フロントパネル部を１ｆｆｉシて固
視されるカラー螢光体ストライプの夫々が発する色光が
、各インデックス螢光体ストライプからの光に起因する
色純度の低下を来されないものとされる。 Ｇ　実施例 Ｇ−１構成（第１図〜第４図） 第１図は、本発明に係るビームインデックス方式カラー
陰極線管装置の一例の要部を示し、第２図及び第３図は
第１図に示される要部を有する例の全体構成を示す。 この例は、反射形のビー１、インデックス方す（カラー
陰極線管装置を構成するものとされでおり、第２図及び
第３図にＡくされる如く、）「Ｊントパ不ル部４１と、
このフロントパネル部４１に対向するスクリーンパネル
部４３と、これらフロントパネル部４１及びスクリーン
パネル部４３に絞り部４５を介して連結されたネック部
４７とを有して偏平に形成された管体４９を備えている
。フロントパネル部４Ｉは矩形平板状に形成されて色光
を透過さ・口るものとされており、スクリーンパネル部
４３は、フロントパネル 状をなし、かつ、若干の湾曲をイＪするものとされてお
り、その内面側にスクリーンパネル部４３に沿って湾曲
し、全体として矩形をなす螢光面部５１が設けられてい
る。螢光面部５１は、複数のインデックス螢光体ストラ
イプと複数の３原色カラー螢光体ストライプとを含むも
のとされている。 また、ネック部４７には電子銃構体５３が内蔵されてお
り、この電子銃構体５３からの電子ビー１、によって、
螢光１０１部５１がフロントパネル部４１側から走査さ
れる。肌かる電子ビーＪ、による螢光面部５１の走査が
なされる際、螢光面部５１がスクリーンパネル部４３４
こ沿って湾曲していることによって、螢光面部５１上の
各部において電子ビーＪ、の入射角が極端に相違しない
ものとされる。 管体４９を構成するスクリーンパネル部４３の外面側に
は、スクリーンパネル部４３の内面側に設けられた螢光
面部５１に対応して受光板５５が配されており、その一
端面部に、フォトダイオード等の光検出素子を内蔵する
インデックス光検出部５７が取り付けられている。受光
板５５は、螢光面部５１における各インデックス螢光体
ストライプからの光、即ら、インデックス光をスクリー
ンパネル部４３を通して受け、受けたインデックス光に
応Ｕ７て、インデックス光検出部５７におけるフォトダ
イオード等の光検出素子にとって好都合な２次インデッ
クス光を発し、それをインデックス光検出部５７のフォ
トダイオード等の光検出素子にカく。このように、螢光
面部５１から受けるインデックス光にＩＩ６　Ｌ；てイ
ンデックス光検出部５７のフォトダイオード等の光検出
素子にと−、て好都合な２次インデックス光を発生ずる
受光板５５は、例えば、螢光面部５１からのインテ・７
クス光を吸収して２次インデックス光を発する所定の螢
光体が分散混入されたアクリル樹脂板で形成される。 そして、インデックス光検出部５７は、フォトダイオー
ド等の光検出素子に導かれる受光４Ｎ５５からの２次イ
ンデックス光に基づいて、従−９て、受光板５５にスク
リーンパネル部４３をｉ焉過して入射する螢光面部５１
からのインデックス光に応じζ、螢光面部５１を走査す
る電子銃構体５３からの電子ビーノ・を、カラー映像信
号により、その螢光面部５１上での走査位置に応して適
ｉＴ−′に変調する制御を行うためのインデックス信号
を発Ｌ１−する。 スクリーンパネル部４３の内面側に配される螢光面部５
１は、第１図に詳細に示される如く、スクリーンパネル
部４３の内面上に複数のインテ・２クス螢光体ストライ
プ５９が所定の間隔をおいて配列されるとともに、各イ
ンデックス螢光体ストライプ５９の間におけるスクリー
ンパネル部４３の内面上に多孔質の無機物質層６０が配
され、これらインデックス螢光体ストライプ５９の人々
及び無機物質層６０の夫々の表面を覆う金属反射膜６１
が設けられ、さらに、金属反射膜６Ｉ上に３原色カラー
螢光体ストライプを構成する赤色螢光体ストライプ６３
Ｒ１青色螢光体ス１−ライプ６３Ｉ３及び緑色螢光体ス
トライブｆｉ　３　Ｇが所定の配列パターンをもって配
されて、形成されている。インデックス螢光体ストライ
プ５９と赤色螢光体ストライプ６３Ｒ９青色螢光体ス１
へライプ６３Ｂ及び緑色螢光体ス］・ライプ６３（］と
は、夫々平行に伸びるものとされており、赤色螢光体ス
トライプ６３Ｒ２青色螢光体ストライブ６３　Ｆ（及び
緑色螢光体ス）・ライプ６３Ｇｔよ、隣合う２本のイン
デックス螢光体ス１−ライプ５９の間となる位置に、２
本ずつ配されている。 各インデックス螢光体ストライプ５９は、例えば、電子
ビー１、により励起されて紫外線領域にレヘルピークを
有する光を発する短残光性の螢光物質（Ｙ２　Ｓ　ｉ　
（’１５：　Ｃｅ）で形成される。 一方、多孔質の無機物質層６０の夫々は、インデックス
螢光体ストライプ５９を形成する螢光物質の粒子径と略
同程度の粒子径を有するものとされた酸化アルミニウム
で形成され、その層ＩＶがインデックス螢光体ストライ
プ５９の厚さに略等しいものとされて、インデックス螢
光体ストライプ５９の夫々及び無機物質層６０の夫々の
表向が略平田な面を形成するようにされる。なお、この
第１図〜第３図に示される例においては、螢光面部５１
の外周縁部にも多孔質の無機物質層６０が設けられてい
る。 また、金属反射膜６１は、例えば、５００〜１０００人
稈度の膜厚を有するアルミニつム膜とされ、電子銃構体
５３からの電子ビーＪ、の３原色螢光体ストライプ側か
らインデックス螢光体ス［・ライプ５９側への透過率が
適正なものとなるように設定される。この金属反射膜６
１ば、螢光面部５１の外周縁部に設けらねた無機物質層
６０の表面！−にも形成される。さらに、金属反射膜６
］、１−．４こ配さ４９た赤色螢光体ストライゾｆｉ　
３　Ｒ，青色螢光体ストライプ〔；３Ｂ及び緑色螢光体
ストライプ６３Ｇは、夫々、電子ビームにより励起され
て赤色光、青色光及び緑色光を発するものとされている
。 斯かる構成をイ１するものとされる螢光面部５１は、例
えば、次の如くにして形成される。先ず、スクリーンパ
ネル部４３−Ｆ−に）第１・レジスト（例えば、重り「
１）、酸アンモニラＪ、が添加されたボリヒ゛ニルア月
ど１−ルン容液）と、インデックスＭ光体スＩ−ライプ
５９を形成する螢光物質の粒子径と略同程度の粒子径を
有するものとされた酸化アルミニーツムとを含むものと
されたスラリーが塗布され、それがインデックス螢光体
ストライプ５９が形成されるべき（◇置に灯心する部分
を覆うフォトマスクが用いらねて露光され、その後現像
され、乾燥されて、スクリーンパネル部４３の内面上に
複数の酸化アルミニラＪ、の層、即ち、多孔質の無機物
質層６０が形成される。次に、無機物質層６０の表面及
び各無機物質層６０の間にお４Ｊるスクリーンパネル部
４３の内面上にフォトレジストが混入されたインデック
ス螢光体スラリーが塗布され、それがスクリーンパネル
部４３の外面側からスクリーンパネル部４３を通して、
各無機物質層６０をフォトマスクとして露光され、その
後現像され、乾燥されて、各無機物質層６０の間におけ
ろスクリーンパネル部４３の内面１−に複数の・インデ
・ノクス螢光体ストライプ５９が固着される。 その後、第４図に示される如くに、スクリーンパネル部
４３の内面上に配された複数の無機物質層６０及び複数
のインデックス螢光体ス１−ライプ５９が形成する全体
として路下ｔ＋１な表面の全面が、無機物質層６０及び
インデックス螢光体ストライプ５９の夫々の表面の微細
な凹凸をなくすようにする、例えば、アクリル系樹脂等
の有機物質からなる中間膜６２で覆われ、その中間膜６
２１−に、アルミニウムが真空決着されて平坦な面を有
する金属反射膜６１が形成される。 そして、金属反射膜６１−■−にフオ（・レジストが混
入さ才また赤色螢光体スラリーが塗布され、所定のフォ
トマスクが用いられてｎ尤され、現像され、乾燥されて
、金属反射膜６１上に複数の赤色螢光体ストライプ６３
　Ｒが固着される。続いて、赤色螢光体ストライプブｆ
ｉ　３Ｒが配された金属反射膜６１１−にフォトレジス
トが？＃Ｌ人された青色螢光体スうり−が塗布され、所
定のフォトマスクが用いられて露光され、現像され、乾
燥されて、金属反射膜６１．１−の各赤色螢光体ス１−
ライプ６３　Ｒ間の位ｉηに複数の青色螢光体ストライ
プ６３Ｂが固着され、さらに、赤色螢光体ストライプ６
３　Ｒと青色螢光体ストライプ６３Ｂが配された金属反
射膜６１トにフォトレジストが混入された緑色螢光体ス
ラリーが塗布され、所定のフォトマスクが用いら相て露
光され、現像され、乾燥されて、金属反射膜６１上の青
色螢光体ストライプ６３Ｂと赤色螢光体ストライプ６３
Ｒとの間のイ装置に、複数の緑色螢光体ストライブ６３
　Ｇが固着される。 このようにし７゛ζ、螢光面部５１が形成されるが、ト
述の中間膜６２は、金属反射膜６１が形成された後の乾
燥のための熱処理上程において蒸発飛散せしめられ、完
成された螢光面部５１には存在しないものとなる。即ち
、中間膜６２は、金属反射膜６１が形成された後に行わ
れる螢光面部形成−「稈における加熱処理時に蒸発せし
められ、中間膜６２の蒸発によって生しる蒸気は、イン
デックス螢光体ス］−ライプ５９及び多孔質の無機物質
層６０を透過して螢光面部５】外に飛散せしめられる。 このとき、中間膜６２の蒸発によってＩＩ′しる蒸気は
、インデックス螢光体ストライプ５９及び多孔質の無機
物質層６０の存在により逃場を失うことがなく、従って
、金属反射膜６】を押しＦ−げて隆起さゼ、金属反射膜
６１に火ふくれを第１シさ一童！る虞がない。また、中
間膜６２が蒸発飛敗廿Ｕ７められることによ幻、金属反
射膜６１がインデックス螢光体ストライプ５９及び無機
物質層６０の表面に密着せしめられて、その表面がイン
デックス螢光体ストライプ５９及び無機物質層６０の表
面に応じて粗面となり、特に、螢光面部５１の外ＩＩ１
部に配された無機物質層６０十においてＩ１１而を有す
るものとされた金属反射膜６１は、螢光面部５１の外部
からの光に対する反射を弱め、螢光面部５１において形
成されるカラー画像に対する月光の悪影響を低減させる
ものとなる。 Ｇ−２動作（第１図〜第３図） 上述の如くの構成のもとに、第２図及び第３図に示され
る電子銃構体５３から発射された電子ビームにより螢光
面部５】が走査されるときには、複数のインデックス螢
光体ストライプ５９のうらの、金属反射膜６１を透過し
た電子ビームが入射したものが、それによって励起され
てインデックス光を発する。このインデックス光のうち
、スクリーンパネル部４３側に発セられたものは、直接
、スクリーンパネル部４３を透過して受光板５５に入射
し、また、金属反射膜６１側に発せられたものは、金属
反射膜６１を透過する一部分を除き、金属反射膜６１で
反射され、スクリーンパネル部４３を透過して受光板５
５に入射する。従って、各インデックス螢光体ストライ
プ５つが発するインデックス光が効率よく受光板５５に
入射ゼしめられることになり、受光板５５内で入射した
インデックス光に応じて充分な２次インデックスＷ４が
発−ロられて、インデックス尤検出部５７ζ二内蔵され
た光検出素子Ｇこ導かれる。 これにより、インデックス光検出部５７からは、光検出
素子が受ける２次インデックス尤に応１−７て、信り幻
雑音比に優れたインデックス信号が得られる。そして、
得られたインデックス信号に基−ブいて、螢光面部５１
上における電子ビームの赤色螢光体ス［・ライブ６３Ｒ
，青色螢光体ストライプブ６３Ｂ及び緑色螢光体ストラ
イプＥｉ　３　Ｇの夫々に対しての位置が検出され、電
子ビーＪ、に対するその検出された位置Ｇこ応じてのカ
ラー映像信号による変調制御が行われて、変調された電
子ビー１２が赤色螢光体ストライブ６３Ｒ１青色螢光体
ス１−ライブ６３　Ｂ及び緑色螢光体ストライプ６３（
”、の夫々に入射せしめられる。 電子ビームが入射せしめられた赤色螢光体ストライプ６
３Ｒ１青色螢光体スＩ・ライブ６３　Ｂ及び緑色螢光体
ストライプブ６３Ｇは、夫々、変調された電子ビーノ、
の密度に応じた強度の赤色光、青色光及び緑色光を発す
る。これら色光のうち〕［２ントパぶル部４１側に発セ
られたものは、直接、フロントパネル部４１を透過して
管体４９の外部に達し、また、金属反射膜６１側に発せ
られたものは、金属反射膜６１で反射された後、フロン
１〜パネル部４１を透過して管体４９の外部に達する。 そして、これら）１１ン）・パネル部４１を透過して管
体４９の夕（部に達する色光により、フロントパネル部
４１側におけるカラー画像の固視が行われる。このよう
にして、赤色螢光体ストライブ６３Ｒ３青色螢光体ス］
・ライブ６３Ｂ及び緑色螢光体スＩ・ライブｆｉ　３　
Ｇの夫々からの色光は、フロントパネル部４１側に発・
ｌられたもののみならず、金属反射膜６】側に発せられ
たものも、金属反射膜６１で反射されて、フロン（−パ
ネル部４１側から固視されるカラー画像の形成に寄与す
るものとされるので、赤色螢光体ストライプ６３１２．
青色螢光体ストライプ６３Ｉ３及び緑色螢光体ストライ
プ６３Ｇの夫々の発光効率が実質的に著しく高められる
ことになる。 また、この場合、金属反射膜６１を透過してソロントパ
ネル部４１側に放射される各インデックス螢光体ストラ
イプ５９からのインデックス光は、極めて弱められたも
のとされるので、斯かるインデックス光の１ｉｆ視光成
分に起因する、赤色螢光体ストライプ６３Ｒ，青色螢光
体ストライプ６３Ｂ及び緑色螢光体ストライプブ６３Ｇ
の夫々からの色光における色純度の低下は著しく低減さ
れる。 さらに、上述の如く、各インデックス螢光体ストライプ
５９が発するインデックス光が効率よく受光板５５に入
射せしめられるので、インデックス光検出部５７から必
要なインデックス信号を得るに、各インデックス螢光体
ストライプ５９を励起する電子ビームの密度を比較的小
とできる。従って、暗ビーム電流を小として、カラー画
像における黒レベルの十Ｍを防ぎ、良質なカラー画像を
得ることができることになる。 Ｆ（発明の効果 以１の説明から明らかな如く、本発明によれば、フロン
トパネル部に対向配置されたスクリーンパネル部の内向
側るこ代数のインデックス螢光体ストライブと代数のカ
ラー螢光体ストライプブとを含む螢光面部が形成されて
、フロントパネル部を通し７てカラー画像が観視される
とともに、スクリーンパネル部の外面側に螢光面部Ｇこ
対応して配された受光部により各インデックス螢光体ス
トライブからの光が受けられるようにされた段剥形のビ
ームインデックス方式カラー陰極線管装置において、螢
光面部に、インデックス螢光体ストライブの配列部分と
カラー螢光体ストライプの配列部分との間を（−１切る
、不所望な隆起や剥離を生じることなく得られた滑らか
で平坦な表面を有する金属反射膜を備えさセる、−とが
できることになる。従って、各インデックス螢光体ス］
・ライブが発する光を極めて効率よく受光部に入射さセ
ることができるとともに、各インデックス螢光体ストラ
イブからの尤に起因し２て生じる、カラー螢光体ストラ
イプブの夫々が発する色光の色純度の低下を著しく低減
ず３す ることができる。 また、カラー螢光体ストライプの夫々が発する色光を、
極めて効率よく、フロントパネル部を通して観視される
カラー画像の形成に寄与、するものとできて、カラー螢
光体ストライプの夫々の発光効率を実質的に高めること
ができ、かつ、各インデックス螢光体ストライブが発す
る光を効率よく受光部に入射させることができることに
関連して、必要なインデックス信号を得るに、名インデ
ックス螢光体ストライプを励起する電子ビームの密度を
比較的小とでき、その結果、黒レベルの上昇が防がれた
良質なカラー画像を得ることができることになる。 さらに、螢光面部における金属反射膜が平坦な表面を有
するものとされるので、その表面上に形成される複数の
カラー螢光体ストライプの配列を均一なものとすること
ができるという利点も得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るビームインデックス方式カラー陰
極線管替［ａの−・例の要部を示す断面図、第２図及び
第３図は本発明に係るビーＪ、インデックス方式カラー
陰極線管装置の−・例の全体を示す一部断面を含む側面
図及び平面図、第４図は第１図に示される例におりる螢
光面部の形成過程の説明に（ｉｔされる断面図、第５図
は、従来のビー１、インデックス方式カラー陰極線管装
置の−・部を示ず断面図である。 図中、４１は〕ｒ１ンＩ−パネル部、４３はスクリーン
パネル部、５１は螢光面部、５５は受光板、５９はイン
デックス螢光体ストライブ、６１は金属反射膜、６２は
無機物質層、６３Ｒは赤色螢光体ストライプ、６３Ｂは
青色螢光体ストライプ、６３　Ｇは緑色螢光体ストライ
プである。 ４１フロンドパ木ル部 ６１金属反射膜 スクリーンパネル部 螢光面部の形成過程の説明図 第４図 螢光面部 実施例の平面図 第３図 手続補正書 昭和４０年　７０月　２１ヨ１ 昭和４０年９り／２日提出の特許願（，２）２、発明の
名称 ビームインデックス方式カラー陰極線管装置３、補正を
する者 事件との関係　　　特許出願人 住　　所　　東東部品用区北品用乙丁目７番３５号名　
称　　（，２／ｇ）ソニー株式会社代表者大賀典雄 ６、　補正により増加する発明の数　な　しく＋１　　
明細書中、第１２０１２行１滑らかな表面を１とあるを
１￥−Ｉｌｌな表面を」に訂正する。 （２）同、第１２＠１９行〜第１３頁１行及び第１６頁
１〜２行［−金属反射膜が形成された後の螢光面部の形
成工程における加熱処理時に」とあるを［螢光面部が形
成された後に行われるスクリーンパネル部に対する加熱
処理時に−１に訂１１−する。 （３）同、第１３頁７〜８行、第１４＠２行、第１６頁
９行及び第３１頁１４行「滑らかで１を削除する。 （４）同、第１４頁１０行「カラー陰極線管を−１とあ
るを１カラー陰極線管装置を−１に訂＋Ｆする。 （５）同、第２２頁１〜２行［紫外線領域にレヘルピー
クを有する光を−１とあるを［紫外線領域に亙る光を」
に訂正する。 （６）同、第２５頁２０行１金属反射膜６ｍ＋とあるを
１螢光面部５１」に訂ｔトする。 （７）同、第２６頁２行［完成された螢光面部５１には
−１とあるを［完成された管体４９の螢光面部５１には
」に耐ＩＦする。 （８）同、第２　ｆｉ　Ｎ’ｊ　：（〜５行］金属反射
膜６１が形成さねた後に５行われる螢光面部形成−［−
稈における力１１熱処理時に−１とあるを１１？４尤而
部５１が形成さ第１た後に打わｔするスクリーンパネル
部に対する加熱処理時に」に６１１１−する。 （９）　　同、第２’ＮＪｊ２４Ｉｌ尤に対する［とあ
るを１光及び赤色螢光体ス］・ライブ（ｉ　：（Ｒ、青
色螢光体ストライプ６３Ｂ、及び、緑色螢光体スト；ラ
イブ６３　Ｇが発する各色光に対する１に訂正する。 ００１　　同、第２７貞；３〜４行Ｉり（光の悪影響を
−１とあるを１外光及び赤色螢光体ストライプ６３Ｒ１
青色螢光体ストライプ６３■３、及び、緑色螢光体スト
ライプ６３Ｇが発する各色光の反射光の悪影響を−１に
訂１Ｆする。 （１０図面中、第１図を別紙のｊＩ￥ｌり補ｌ［する。 以十

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 色光を透過させるフロントパネル部と、 該フロントパネル部に対向して設けられたスクリーンパ
   ネル部と、 該スクリーンパネル部の内面上に複数のインデックス螢
   光体ストライプが所定の間隔をもって配されるとともに
   、該インデックス螢光体ストライプの間の上記スクリー
   ンパネル部の内面上に多孔質の無機物質層が設けられ、
   該無機物質層及び上記インデックス螢光体ストライプを
   被覆する金属反射膜が設けられて、該金属反射膜上に複
   数のカラー螢光体ストライプが所定の配列パターンのも
   とに配されて形成された螢光面部と、 上記スクリーンパネル部の外面側に上記螢光面部に対応
   して配され、上記インデックス螢光体ストライプからの
   光を受ける受光部と、 を備えて構成されたビームインデックス方式カラー陰極
   線管装置。