JPS63264850A - ビ−ムインデツクス方式カラ−陰極線管装置 - Google Patents

ビ−ムインデツクス方式カラ−陰極線管装置

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JPS63264850A
JPS63264850A JP8508287A JP8508287A JPS63264850A JP S63264850 A JPS63264850 A JP S63264850A JP 8508287 A JP8508287 A JP 8508287A JP 8508287 A JP8508287 A JP 8508287A JP S63264850 A JPS63264850 A JP S63264850A
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JP
Japan
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index
light
phosphor
section
stripes
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Application number
JP8508287A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Kato
博 加藤
Reiko Saito
玲子 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPS63264850A publication Critical patent/JPS63264850A/ja
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  • Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
  • Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明を以下の順序で説明する。
A 産業上の利用分野 B 発明の概要 C従来の技術 D 発明が解決しようとする問題点 E 問題点を解決するための手段 F作用 G 実施例 c−t  構成(第1図〜第4図) G−2動作(第1図〜第3図) H発明の効果 A 産業上の利用分野 本発明は、フロントパネル部に対向配置されたスクリー
ンパネル部の内面にインデックス螢光体ストライプとカ
ラー螢光体ストライプとを含む螢光面部が形成され、ス
クリーンパネル部の外面側でインデックス螢光体ストラ
イプからの光が検出されるビームインデックス方式カラ
ー陰極線管装置に関する。
B 発明の概要 °本発明は、フロントパネル部に対向して設けられたス
クリーンパネル部の内面側にインデックス螢光体ストラ
イプとカラー螢光体ストライプとを含む螢光面部が形成
され、スクリーンパネル部の外面側にインデックス螢光
体ストライプからの光を受ける受光部が配されるビーム
インデックス方式カラー陰極線管装置において、螢光面
部を、スクリーンパネル部の内面上に複数のインデック
ス螢光体ストライプが所定の間隔をもって配されて、イ
ンデックス螢光体ストライプ及びそれらの間におけるス
クリーンパネル部の内面上を被覆する金属反射層が設け
られ、その金属反射層上に複数のカラー螢光体ストライ
ブがインデックス螢光体ストライプ上に位置することの
ない所定の配列パターンのもとに配されるとともに、金
属反射層上におけるカラー螢光体ストライプの間でがつ
インデックス螢光体ストライプ上とならない位置に光吸
収物質ストライプが配されて形成された・ものとするこ
とにより、螢光面部の作成が比較的容易で、しかも、受
光部において各インデックス螢光体ストライプからの光
が効率よく受けられ、かつ、カラー螢光体ストライプの
発光輝度が低下せしめられることなく、フロントパネル
部を通じて観視される螢光面部上におけるカラー画像の
コントラストの改善が図られるようにしたものである。
C従来の技術 比較的小形のカラーテレビジョン受像機等を構成するこ
とができるものとなる扁平形とされたビームインデック
ス方式カラー陰極線管装置において、フロントパネル部
とそれに対向するスクリーンパネル部とが設けられ、ス
クリーンパネル部の内面側に、複数のインデックス螢光
体ストライプと複数のカラー螢光体ストライブとを含む
螢光面部が形成され、フロントパネル部を通じて力’t
 −画像が観視されるとともに、スクリーンパネル部の
外面側に螢光面部に対応して配された受光部により、各
インデックス螢光体ストライプからの光、即ち、インデ
ックス光が受けられるようになされた、所謂、反射形と
称されるものが知られている。
既に提案されている斯かる反射形のビームインデックス
方式カラー陰極線管装置においては、その螢光面部が、
例えば、第5図に示される如く、フロントパネル部1に
対向配置されたスクリーンパネル部2の内面上に、電子
ビームの照射を受けて紫外線光を発する複数のインデッ
クス螢光体ストライプIが所定の間隔をおいて配列され
、これらインデックス螢光体ストライプ■の夫々、及び
、隣合う2本のインデックス螢光体ストライプIの間に
おけるスクリーンパネル部2の内面を覆う金属反射層3
が設けられ、さらに、金属反射層3上に、電子ビームの
照射を受けて夫々赤色光、青色光及び緑色光を発する3
原色カラー螢光体ストライブを構成する緑色螢光体スト
ライプG、赤色螢光体ストライプR及び青色螢光体スト
ライプBが所定の配列パターンをもって配されて、形成
されている。インデックス螢光体ストライプIと緑色螢
光体ストライプG、赤色螢光体ストライプR及び青色螢
光体ストライプBとは、夫々平行に伸びるものとされて
おり、緑色螢光体ストライプG。
赤色螢光体ストライプR及び青色螢光体ストライプBは
、隣合う2本のインデックス螢光体ストライプIの間と
なる位置に2本づつ配されている。
また、このような螢光面部が内面側に形成されたスクリ
ーンパネル部2の外表面側には、螢光面部に対応して受
光板4が配されている。この受光板4は、例えば、複数
のインデックス螢光体ストライプ■の夫々が発する紫外
線光、即ち、インデックス光を受け、受けたインデック
ス光に応じてフォトダイオード等のインデックス光検出
手段にとって好都合な2次インデックス光を発し・それ
をフォトダイオード等のインデックス光検出手段に導く
・従って、受光板4は、言わば、各インデックス螢光体
ストライプIからのインデックス光を、波長変換してイ
ンデックス光検出手段にとって好都合な2次インデック
ス光としてインデックス光検出手段に導く役割を果たす
ものとされているのであり、例えば、インデックス螢光
体ストライプIからのインデックス光を吸収して2次イ
ンデックス光を発する特定の螢光体が分散混入されたア
クリル樹脂板で形成される。
斯かるビームインデックス方式カラー陰極線管装置にあ
っては、螢光面部が電子銃構体からの電子ビームにより
走査されるとき、緑色螢光体ストライプG、赤色螢光体
ストライプR及び青色螢光体ストライプBの夫々から発
せられてフロントパネル部1を透過する緑色光、赤色光
及び青色光に基づいてカラー画像の観視がなされる。ま
た、それとともに、各インデックス螢光体ストライプr
が発するインデックス光が、スクリーンパネル部2を透
過して受光板4に入射し、受光板4からインデックス光
検出手段に、受光板4に入射したインデックス光に応じ
た2次インデックス光が導かれる。そして、インデック
ス光検出手段から、2次インデックス光に基づいて、従
って、受光板4に入射したインデックス光に応じて、螢
光面部を走査する電子ビームをカラー映像信号によりそ
の走査位置に応じて適正に変調する制御を行うためのイ
ンデックス信号が得られる。
このような反射形のビームインデックス方式カラー陰極
線管装置においては、螢光面部における各インデックス
螢光体ストライプ■が発するインデックス光が、金属反
射層3により遮られてフロントパネル部1側には導出さ
れず、従って、緑色螢光体ストライプG、赤色螢光体ス
トライプR及び青色螢光体ストライプBの夫々から発せ
られる色光における色純度の低下が防止される。しかし
ながら、螢光面部における緑色螢光体ストライプG、赤
色螢光体ストライプR及び青色螢光体ストライプBのう
ちの隣合う2本の間には、金属反射層3がフロントパネ
ル部1側に露出しており、螢°光面部にフロントパネル
部l側から入射する外光が斯かる露出した金属反射N3
によって反射され、その結果、フロントパネル部1を通
じて観視される螢光面部上におけるカラー画像のコント
ラストが低下してしまうという問題がある。。
斯かる事柄に関連し、上述のようにして生じる螢光面部
上におけるカラー画像のコントラストの以下を低減でき
るものとして、例えば、実開昭61−54665号に開
示されている如くの反射形のビームインデックス方式カ
ラー陰極線管装置が提案されている。この開示された反
射形のビームインデックス方式カラー陰極線管装置にお
ける螢光面部にあっては、金属反射層が、3原色カラー
螢光体ストライプの夫々とスクリーンパネル部の内面と
の間にのみ設けられて、3原色カラー螢光体ス、ドライ
ブのうちの隣合う2本の間においてフロントパネル部側
に露出することがないものとされ、3原色カラー螢光体
ストライプのうちの隣合う2本の間には、非発光物質も
しくはインデックス螢光体ストライプが配されている。
即ち、斯かる螢光面部においては、金属反射層が、3原
色カラー螢光体ストライプの夫々と等しい幅を有して3
原色カラー螢光体ストライプの夫々に沿って伸びるスト
ライプを形成するものとされているのである。
このように形成された螢光面部は、それが完成された状
態においては、確かに、前述のフロントパネル部を通じ
て観視される螢光面部上におけるカラー画像のコントラ
ストが低下してしまうという問題を回避できることにな
る。
D 発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上述の如くに螢光面部上におけるカラー
画像のコントラストの低下を回避し得るものとされた反
射形のビームインデックス方式カラー陰極線管装置にお
ける螢光面部においては、金属反射層が3原色カラー螢
光体ストライプの夫々と等しい幅を有して3原色カラー
螢光体ストライブの夫々に沿って伸びるストライプを形
成するものとされることになるが、螢光面部にこのよう
なストライプを形成する金属反射層を実際に作成するこ
とは極めて困難であり、実現されるにしても、コストが
著しく嵩む実用的でないものとなってしまう。
また、このようなストライプを形成する金属反射層が設
けられた螢光面部が得られたとしても、インデックス螢
光体ストライプが、金属反射層に覆われることなくフロ
ントパネル部側に露出することになるので、各インデッ
クス螢光体ストライプから発せられるインデックス光の
うちフロントパネル部側に放射されたインデックス光は
、スクリーンパネル部の外部に配される受光板には入射
しない。従って、各インデックス螢光体ストライプから
発せられて受光板に入射するインデックス光は、各イン
デックス螢光体ストライプから発せられるインデックス
光全体に対して半減したものとなってしまい、そのため
、充分な信号対雑音比(S/N)を有したインデックス
信号が得られない事態が生じる虞れがある。さらに、各
インデックス螢光体ストライプからフロントパネル部側
へ放射されるインデックス光は、3原色カラー螢光体ス
トライプから発せられる色光とともに観視されることに
なり、インデックス光には紫外線光のみならず可視光成
分も含まれるので、結果的に、3原色カラー螢光体スト
ライプの夫々から発せられる色光の色純度の低下が来さ
れることになる不都合もある。
斯かる点に鑑み、本発明は、フロントパネル部に対向配
置されたスクリーンパネル部の内面側に複数のインデッ
クス螢光体ストライプと複数のカラー螢光体ストライプ
とを含む螢光面部が形成されて、フロントパネル部を通
してカラー画像が観視されるとともに、スクリーンパネ
ル部の外面側に螢光面部に対応して配された受光部によ
り各インデックス螢光体ストライプからの光が受けられ
るようになされた反射形とされ、螢光面部が、インデッ
クス螢光体ストライプとカラー螢光体ストライプとの間
を仕切る金属反射層を備えるものとされて、各インデッ
クス螢光体ストライプからの光がスクリーンパネル部を
通して受光部に効率−よく入射せしめられるとともに、
カラー螢光体ストライプの夫々が発する色光の色純度の
低下が回避され、さらに、カラー螢光体ストライプの夫
々か゛らの発光輝度が低下せしめられることなく、フロ
ントパネル部を通じて観視される螢光面部上におけるカ
ラー画像のコントラストの改善が図られ、しかも、螢光
面部の作成が比較的容易なものとされるビームインデッ
クス方式カラー陰極線管を提供することを目的とする。
E 問題点を解決するための手段 上述の目的を達成すべく、本発明に係るビームインデッ
クス方式カラー陰極線管装置は、フロントパネル部と、
フロントパネル部に対向して設けられたスクリーンパネ
ル部と、スクリーンパネル部の内面側に配されたインデ
ックス螢光体ストライプを含む螢光面部と、スクリーン
パネル部の外面側に螢光面部に対応して配されてインテ
・ノクス螢光体ストライブからの光を受ける受光部とを
備え、そのうちの螢光面部が、スクリーンパネル部の内
面上に複数のインデックス螢光体ストライプが所定の間
隔をもって配され、インデックス螢光体ストライプ及び
それらの間におけるスクリーンパネル部の内面上を被覆
する金属反射層が設けられ、金属反射層上に複数のカラ
ー螢光体ストライプがインデックス螢光体ストライプ上
に位置することのない所定の配列パターンのもとに配さ
れるとともに、金属反射層上におけるカラー螢光体スト
ライプの間でかつインデックス螢光体ストライプ上とな
らない位置に光吸収物質ストライプが配されて形成され
たものとなされて構成される。
F作用 このように構成された本発明に係るビームインデックス
方式カラー陰極線管装置あっては、その螢光面部におい
て、金属反射層により、各インデックス螢光体ストライ
プからフロントパネル部側へ発せられる光がスクリーン
パネル部側へ反射されるとともに、カラー螢光体ストラ
イプの夫々からスクリーンパネル部側へ発せられる色光
がフロントハネル部側へ反射される。そのため、受光部
には、各インデックス螢光体ストライブからスクリーン
パネル部側へ発せられた光とフロントパネル部側へ発せ
られて金属反射層によって反射された光とがスクリーン
パネル部を通して入射し、各インデックス螢光体ストラ
イプからの光が極めて効率良(受光部に入射せしめられ
ることになる。
また、フロントパネル部側へは、カラー螢光体ストライ
ブの夫々からフロントパネル部側へ発せられた色光とス
クリーンパネル部側へ発せられて金属反射層によって反
射された色光とが放射されるとともに、各インデックス
螢光体ストライプからの光が金属反射層を透過した極め
て弱められたものとされて放射されることになるので、
カラー螢光体ストライプの夫々の発光輝度が高められ、
かつ、フロントパネル部を通して観視されるカラー螢光
体ストライプの夫々が発する色光が色純度の低下を来さ
れないものとされる。そして、さらに、金属反射層上に
おけるカラー螢光体ストライプの間に配された、金属反
射層をフロントパネル部側に露出させないようになす光
吸収物質ストライブによって、螢光面部にフロントパネ
ル部側から入射する外光が吸収されるので、フロントパ
ネル部を通じて観視される螢光面部上におけるカラー画
像のコントラストが著しく改善される。
G 実施例 G−1構成(第1図〜第4図) 第1図は、本発明に係るビームインデックス方式カラー
陰極線管の一例の要部を示し、第2図及び第3図は第1
図に示される要部を有する例の全体構成を示す。
この例は、扁平型とされた反射形のビームインデックス
方式カラー陰極線管装置を構成するものとされており、
第2図及び第3図に示される如く、フロントパネル部1
1と、このフロントパネル部11に対向するスクリーン
パネル部13と、これらフロントパネル部11及びスク
リーンパネル部13に絞り部I5を介して連結されたネ
ック部17とを有して偏平に形成された管体19を備え
ている。フロントパネル部11は矩形平板状に形成され
て色光を透過させるものとされており、スクリーンパネ
ル部13は、フロントパネル部11に対応して矩形状を
なし、かつ、湾曲を有するものとされており、その内面
側にスクリーンパネル部13に沿って湾曲し、全体とし
て矩形をなす螢光面部21が設けられている。螢光面部
21は、複数のインデックス螢光体ストライプと複数の
3原色カラー螢光体ストライプとを含むものとされてい
る。また、ネック部17には電子銃構体23が内蔵され
ており、この電子銃構体23からの電子ビームによって
、螢光面部21がフロントパネル部11側から走査され
る。斯かる電子ビームによる螢光面部21の走査がなさ
れる際、螢光面部21がスクリーンパネル部13に沿っ
て湾曲していることによって、螢光面部21上の各部に
おいて電子ビームの入射角が極端に相違しないものとさ
れる。
管体19を構成するスクリーンパネル部13の外面側に
は、スクリーンパネル部13の内面側に設けられた螢光
面部21に対応して受光板25が配されている。そして
、受光板25の一端面部には、フォトダイオード等の光
検出素子を内蔵するインデックス光検出部27が取り付
けられる。
受光板25は、螢光面部21における各インデックス螢
光体ストライプからの光、即ち、インデックス光をスク
リーンパネル部13を通して受け、受けたインデックス
光に応じて、インデックス光検出部27におけるフォト
ダイオード等の光検出素子にとって好都合な2次インデ
ックス光を発し、それをインデックス光検出部27のフ
ォトダイオード等の光検出素子に導く。このように、螢
光面部21から受けるインデックス光に応じてインデッ
クス光検出部27のフォトダイオード等の光検出素子に
とって好都合な2次インデックス光を発生する受光板2
5は、例えば、螢光面部21からのインデックス光を吸
収して2次インデックス光を発する所定の螢光体が分散
混入されたアクリル樹脂板で形成される。
インデックス光検出部27は、フォトダイオード等の光
検出素子に導かれる受光板25がらの2次インデックス
光に基づいて、従って、受光板25にスクリーンパネル
部13を透過して入射する螢光面部21からのインデッ
クス光に応・じて、螢光面部21を走査する電子銃構体
23からの電子ビームを、カラー映像信号により、その
螢光面部21上での走査位置に応じて適正に変調する制
御を行うためのインデックス信号を発生する。
スクリーンパネル部13の内面側に配される螢光面部2
1は、第1図に詳細に示される如く、スクリーンパネル
部13の内面上に複数のインデックス螢光体ストライプ
■が所定の間隔をおいて配列されるとともに、これらイ
ンデックス螢光体ストライプ■の夫々、及び、隣合う2
本のインデックス螢光体ストライプlの間におけるスク
リーンパネル部13の内面、さらには、インデックス螢
光体ストライプ■のうちの最外側に位置するもののさら
に外側におけるスクリーンパネル部13の内面を覆う、
例えば、アルミニウム膜からなる金属反射層31が形成
されている。そして、金属反射層31上に、3原色カラ
ー螢光体ストライプを構成する緑色螢光体ストライプG
、赤色螢光体ストライプR及び青色螢光体ストライプB
が、インデックス螢光体ストライプ1上に位置すること
のない所定の配列パターンをもって配され、さらに、金
属反射N31上における緑色螢光体ストライプG、赤色
螢光体ストライプR及び青色螢光体ストライプBの間で
、かつ、インデックス螢光体ストライプI上とならない
部分に、複数の光吸収物質ストライプSが設けられてる
。インデックス螢光体ストライプIと、緑色螢光体スト
ライプG、赤色螢光体ストライプR及び青色螢光体スト
ライフへBと、光吸収物質ストライプSとは、夫々平行
に伸びるものとされており、緑色螢光体ストライプG、
赤色螢光体ストライプR及び青色螢光体ストライプBは
、隣合う2本のインデックス螢光体ストライプ■の間と
なる位置に2本づつ配されている。なお、螢光面部21
の端縁部のうちの、電子ビームによる水平走査の開始端
とされる部分には、所定数のインデックス螢光体ストラ
イプIのみが配されており、また、螢光面部21の端縁
部における金属反射層31上にも、インデックス螢光体
ストライプI上となる位置を除いて、光吸収物質ストラ
イプSが設けられている。従って、各インデックス螢光
体ストライプIに対応する位置を除き、緑色螢光体スト
ライプG、赤色螢光体ストライプR及び青色螢光体スト
ライプBの間及びそれらのうちの最外側に位置するもの
のさらに外側において、光吸収物質ストライプSにより
、金属反射層31がフロントパネル部ll側に露出する
ことが防止されていることになる。
緑色螢光体ストライプG、赤色螢光体ストライプR及び
青色螢光体ストライプBは、夫々、電子ビームにより励
起されて緑色光、赤色光及び青色光を発するものとされ
ており、また、各インデックス螢光体ストライプ■は、
例えば、電子ビームにより励起され紫外線領域に亙る光
を発する短残光性の螢光物質で形成される。
また、金属反射層31は、例えば、500−1000人
程度0層厚を有するアルミニウム層とされ、電子銃構体
23からの電子ビームの緑色螢光体ストライプG、赤色
螢光体ストライプR及び青色螢光体ストライプB側から
インデックス螢光体ストライプ■側への透過率が適正な
ものとなるように設定される。この金属反射J131は
、各インデックス螢光体ストライプIが発するインデッ
クス光を、スクリーンパネル部13側の面で反射させて
スクリーンパネル部13の外面側に配された受光板25
に効率よく入射させるとともに、フロントパネル部ll
側に対しては充分に減衰せしめられるものとなし、緑色
螢光体ストライプG、赤色螢光体ストライプR及び青色
螢光体ストライプBの夫々が発する色光を、フロントパ
ネル部11側の面で反射させてフロントパネル部ll側
に効率よく放射させる。それにより、受光板25で各イ
ンデックス螢光体ストライプIからのインデックス光が
充分に受けられるとともに、緑色螢光体ストライプG、
赤色螢光体ストライプR及び青色螢光体ストライプBの
夫々が発する色光の色純度の低下が回避され、緑色螢光
体ストライプG、赤色螢光体ストライフ’R及び青色螢
光体ストライプBの夫々の発光輝度が実質的に向上する
ことになる。
一方、光吸収物質ストライプSは、例えば、炭酸マンガ
ン(MnCOt)もしくは蓚酸マンガン(MnCz(4
)が焼成されることにより黒色の酸化マンガン(tnO
z)とされて形成され、その厚みが緑色螢光体ストライ
プG、赤色螢光体ストライプR及び青色螢光体ストライ
プBの夫々の厚みと略等しいものとされる。
斯かる光吸収物質ストライプSの形成にあたっては、例
えば、第4図Aに示される如く、螢光面部21の形成工
程における、スクリーンパネル部13の内面上に複数の
インデックス螢光体ストライプIが形成されて、それら
インデックス螢光体ストライプIの夫々及びスクリーン
パネル部13の内面を覆う金属反射層31が配され、さ
らに、金属反射層31上に緑色螢光体ストライプG、赤
色螢光体ストライプR及び青色螢光体ストライプBが配
された過程において、第4図Bに示される如く、先ず、
螢光面部21の略全面に互って、感光性樹脂に炭酸マン
ガンが分散混入せしめられてなる炭酸マンガンスラリー
、もしくは、感光性樹脂に蓚酸マンガンが分散混入せし
められてなる蓚・  酸マンガンスラリーが1〜2■/
cI112程度の均一・  な厚みをもって塗布され、
炭酸マンガン層もしくは蓚酸マンガン層Ssが形成され
る。次に、炭酸マンガン層もしくは蓚酸マンガンMSs
が、フォトマスク41が用いられたもとで所定の光源か
らの光Lpにより露光される。その際、フォトマスク4
工は、それに形成された多数のスリット状開口部41a
が、螢光面部21において光吸収物質ストライプSが形
成されるべき位置において炭酸マンガン層もしくは蓚酸
マンガン層Ssに対向するものとされ、各スリット状開
口部41aを通過した光源からの光Lpによる炭酸マン
ガン層もしくは蓚酸マンガンIssに対しての露光がな
される。そして、露光がなされた炭酸マンガン層もしく
は蓚酸マンガンNSsに対する現像処理が行われて、緑
色螢光体ストライプG、赤色螢光体ストライプR及び青
色螢光体ストライプB上、及び、インデックス螢光体ス
トライプIを覆う金属反射[31上の余分な部分が除去
され、フォトマスク41のスリット状開口部41aに対
応した所定の位置にのみ炭酸マンガン層もしくは蓚酸マ
ンガン層Ssがストライプ状に残される。その後、スト
ライブ状に残された炭酸マンガン層もしくは蓚酸マンガ
ン層Ssが、例えば、430℃程度の温度のもとに焼成
されて、黒色のストライプ状酸化マンガンの層とされ、
それにより、光吸収物質ストライプSが形成されること
になる。
炭酸マンガンスラリーの具体的−例は、炭酸マンガン4
20 g 、感光性樹脂であるポリビニルアルコール(
PVA) 25 g、及ヒ、重クロム酸アンモニウム(
(NH4)zcrJt ) Igを、水550m1に溶
解し、さらに、分散剤0.2 gを添加したものとされ
る。
また、蓚酸マンガンスラリーの具体的−例は、蓚酸マン
ガン270g 、感光性樹脂であるポリビルアルコール
(PVA)28g、及び、重クロム酸アンモニウム((
NH<)zcrzOフ) Igを、水370m1にされ
る。
なお、炭酸マンガン及び蓚酸マンガンは、焼成前におい
ては、夫々、茶色及び白色を呈しており、従って、蓚酸
マンガンが用いられる場合には、露光工程における光吸
収がなく、炭酸マンガンが用いられる場合に比して、露
光目的がより効果的に達成される利点が得られる。
このようにして、比較的容易な工程のちとに、金属反射
N31上における緑色螢光体ストライプG、赤色螢光体
ストライプR及び青色螢光体ストライプBの間、及び、
螢光面部21の端縁部における金属反射層3.1上で、
かつ、インデックス螢光体ストライブ状上とならない部
分に設けられる光吸収物質ストライプSによって、各イ
ンデックス螢光体ストライプIに対応する位置を除き、
金属反射層31がフロントパネル部11側に露出するこ
とが防止され、螢光面部21にフロントパネル部11側
から入射する外光が吸収されて、フロントパネル部11
側から観視される螢光面部21におけるカラー画像のコ
ントラストが向上せしめられる。
G−2動作(第1図〜第3図) 上述の如くの構成のもとに、第2図及び第3図に示され
る電子銃構体23から発射された電子ビームにより螢光
面部21が走査されるときには、複数のインデックス螢
光体ストライプ■のうちの、金属反射層31を透過した
電子ビームが入射したものが、それによって励起されて
インデックス光を発する。このインデックス光のうち、
スクリーンパネル部13側に発せられたものは、直接、
スクリーンパネル部13を透過して受光板25に入射し
、また、金属反射層31側に発せられたものは、金属反
射層31を透過する一部分を除き、金属反射層31で反
射され、スクリーンパネル部13を透過して受光板25
に入射する。従って、各インデックス螢光体ストライプ
■が発するインデックス光が効率よく受光板25に入射
せしめられることになり、受光板25内で入射したイン
デックス光に応じて充分な2次インデックス光が発せら
れて、インデックス光検出部27に内蔵された光検出素
子に導かれる。
これにより、インデックス光検出部27からは、光検出
素子が受ける2次インデックス光に応じて、信号対雑音
比に優れたインデックス信号が得られる。そして、得ら
れたインデックス信号に基づいて、螢光面部21上にお
ける電子ビームの緑色螢光体ストライプG、赤色螢光体
ストライプR及び青色螢光体ストライプBの夫々に対し
ての位置が検出され、電子ビームに対するその検出され
た位置に応じてのカラー映像信号による変調制御が行わ
れて、変調された電子ビームが緑色螢光体ストライプG
、赤色螢光体ストライプR及び青色螢光体ストライプB
の夫々に入射せしめられる。
電子ビームが入射せしめられた緑色螢光体ストライプG
、赤色螢光体ストライプR及び青色螢光体ストライプB
は、夫々、変調された電子ビームの密度に応じた強度の
緑色光、赤色光及び青色光を発する。これら色光のうち
フロントパネル部11側に発せられたものは、直接、フ
ロントパネル部11を透過して管体19の外部に達し、
また、金属反射層31側に発せられたものは、金属反射
層31で反射された後、フロントパネル部11を透過し
て管体19の外部に達する。そして、これらフロントパ
ネル部11を透過して管体19の外部に達する色光によ
り、フロントパネル部11側におけるカラー画像の観視
が行われる。このようにして、緑色螢光体ストライプG
、赤色螢光体ストライプR及び青色螢光体ストライプB
の夫々からの色光は、フロントパネル部21側に発せら
れたもののみならず、金属反射層31側に発せられたも
のも、金属反射層31で反射されて、フロントパネル部
11側から観視されるカラー画像の形成に寄与するもの
とされるので、緑色螢光体ストライプG、赤色螢光体ス
トライプR及び青色螢光体ストライプBの夫々の発光に
7度が実質的に高められることになる。
また、この場合、金属反射層31を透過してフロントパ
ネル部ll側に放射される各インデックス螢光体ストラ
イプlからのインデックス光は、極めて弱められたもの
とされるので、斯かるインデックス光の可視光成分に起
因する、緑色螢光体ストライプG、赤色螢光体ストライ
プR及び青色螢光体ストライプBの夫々からの色光にお
ける色、純度の低下が回避される。
さらに、螢光面部21にフロントパネル部11側から入
射する外光が光吸収物質ストライプSにより吸収されて
、螢光面部21における外光のフロントパネル部11側
への反射が極めて小とされるので、フロントパネル部1
1側から観視される螢光面部21におけるカラー画像の
コントラストが著しく向上せしめられる。
H発明の効果 以上の説明から明らかな如く、本発明に係るビームイン
デックス方式カラー陰極線管装置は、フロントパネル部
に対向配置されたスクリーンパネル部の内面側に複数の
インデックス螢光体ストライプと複数のカラー螢光体ス
トライプとを含む螢光面部が形成されて、フロントパネ
ル部を通じてカラー画像が観視されるとともに、スクリ
ーンパネル部の外面側に螢光面部に対応して配されたS
先部により各インデックス螢光体ストライプかぐの光が
受けられるようにされたもとで、各インデックス螢光体
ストライプが発する光を極めて効イよく受光部に入射さ
せることができるとともに、各インデックス螢光体スト
ライプからの光に起巨して生じる、カラー螢光体ストラ
イプの夫々が悄する色光の色純度の低下を著しく低減す
ること力でき、さらに、カラー螢光体ストライプの夫々
力らの発光輝度を低下せしめることなく、フロントパネ
ル部を通じて観視される螢光面上におけるカラー画像の
コントラストを著しく向上させることができ、しかも、
螢光面部の作成が比較的容易tjものとされることにな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るビームインデックス方式カラー陰
極線管装置の一例の要部を示す断面図、第2図及び第3
図は本発明に係るビームインデッζ  クス方式カラー
陰極線管装置の一例の全体を示す辷  一部断面を含む
側面図及び平面図、第4図は第1)  図に示される例
における螢光面部の形成工程の説′  明に供される断
面図、第5図は、従来のビームインデックス方式カラー
陰極線管装置の一部を示す断面図である。 1   図中、11はフロントパネル部、13はスクリ
ーンパネル部、21は螢光面部、25は受光板、【  
31は金属反射層、■はインデックス螢光体ストライプ
、Gは緑色螢光体ストライプ、Rは赤色螢光体ストライ
ブ、Bは青色螢光体ストライブ、Sは光吸収物質ストラ
イブである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 色光を透過させるフロントパネル部と、 該フロントパネル部に対向して設けられたスクリーンパ
    ネル部と、 該スクリーンパネル部の内面上に複数のインデックス螢
    光体ストライプが所定の間隔をもって配され、該インデ
    ックス螢光体ストライプ及びそれらの間における上記ス
    クリーンパネル部の内面上を被覆する金属反射層が設け
    られ、該金属反射層上に複数のカラー螢光体ストライプ
    が上記インデックス螢光体ストライプ上に位置すること
    のない所定の配列パターンのもとに配されるとともに、
    上記金属反射層上における上記カラー螢光体ストライプ
    の間でかつ上記インデックス螢光体ストライプ上となら
    ない位置に光吸収物質ストライプが配されて形成された
    螢光面部と、 上記スクリーンパネル部の外面側に上記螢光面部に対応
    して配され、上記インデックス螢光体ストライプからの
    光を受ける受光部と、 を備えて構成されたビームインデックス方式カラー陰極
    線管装置。
JP8508287A 1986-12-29 1987-04-07 ビ−ムインデツクス方式カラ−陰極線管装置 Pending JPS63264850A (ja)

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JP31115686 1986-12-29
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