JPS6260892A - ステンレス鋼材の着色方法 - Google Patents
ステンレス鋼材の着色方法Info
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- JPS6260892A JPS6260892A JP20082585A JP20082585A JPS6260892A JP S6260892 A JPS6260892 A JP S6260892A JP 20082585 A JP20082585 A JP 20082585A JP 20082585 A JP20082585 A JP 20082585A JP S6260892 A JPS6260892 A JP S6260892A
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- Japan
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- stainless steel
- steel material
- permanganate
- sulfuric acid
- coloring
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- Chemical Treatment Of Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は着色ステンレス鋼材の製造方法に関するもので
ある。
ある。
〈従来技術とその問題点〉
ステンレス鋼板に着色する方法として、主に硫酸+クロ
ム酸混合液を用いたいわゆるlNC0法が知られている
。(特公昭52−32621、同52−9ζ017
開にリ一りI Q I ”7Nしかし、この方法はクロ
ム酸(6価クロム)を用いるため、公害的見地から溶液
の処理に経費がかかることから、6価クロムを用いない
着色液として硫順+過マンガン酸塩に浸漬着色する方法
が知られている(特公昭5l−40861)、これは硫
酸水溶液に過マンガン酸塩を添加し酸素ガスの発生が市
むまで反応させた溶液にステンレス鋼を90〜110″
Cの温度範囲で浸漬し、ブロンズ、黒褐色、黒色等の着
色皮膜を形成せしめる方法である。
ム酸混合液を用いたいわゆるlNC0法が知られている
。(特公昭52−32621、同52−9ζ017
開にリ一りI Q I ”7Nしかし、この方法はクロ
ム酸(6価クロム)を用いるため、公害的見地から溶液
の処理に経費がかかることから、6価クロムを用いない
着色液として硫順+過マンガン酸塩に浸漬着色する方法
が知られている(特公昭5l−40861)、これは硫
酸水溶液に過マンガン酸塩を添加し酸素ガスの発生が市
むまで反応させた溶液にステンレス鋼を90〜110″
Cの温度範囲で浸漬し、ブロンズ、黒褐色、黒色等の着
色皮膜を形成せしめる方法である。
硫酸と過マンガン酸塩の混合水溶液で浸漬着色する場合
90〜110℃という非常に高温で行うため、溶液の蒸
発による濃度変化が大きいので溶液の管理が難しい、ま
た蒸気がでるので作業者の安全衛生上問題があり、大規
模な排気処理設備を施す必要が生じ、これがコストを上
昇させる要因となる。
90〜110℃という非常に高温で行うため、溶液の蒸
発による濃度変化が大きいので溶液の管理が難しい、ま
た蒸気がでるので作業者の安全衛生上問題があり、大規
模な排気処理設備を施す必要が生じ、これがコストを上
昇させる要因となる。
クロム醜+硫酸の混合水溶液でステンレス鋼を着色する
。いわゆるI NCO法では「着色処理」と「誦■O棚
、運 1 小 9、霜9 T6九 し 1 − ^y
艙 々 表克服するため鋭意努力を毛ねた結果、−液中
で「交番電流電解」をする方法を発明し出願している(
特願昭59−247542)。これは−液中で陽極電解
と陰極電解を交互に繰り返し数10Hz以下で行うもの
である。
。いわゆるI NCO法では「着色処理」と「誦■O棚
、運 1 小 9、霜9 T6九 し 1 − ^y
艙 々 表克服するため鋭意努力を毛ねた結果、−液中
で「交番電流電解」をする方法を発明し出願している(
特願昭59−247542)。これは−液中で陽極電解
と陰極電解を交互に繰り返し数10Hz以下で行うもの
である。
〈発明の目的〉
本発明の目的は、従来技術の問題点を解消し。
この交番電流電解法を硫酸十過マンガン酸塩の混合水溶
液でステンレス鋼を着色する場合に適用したステンレス
鋼材の着色方法を提供しようとするにある。
液でステンレス鋼を着色する場合に適用したステンレス
鋼材の着色方法を提供しようとするにある。
〈発明の構成〉
すなわち、本発明は、30〜75重量%rim水溶液に
過マンガン酸塩をMnO4−として、0.5〜15重量
%添加して反応させた後温度範囲を40〜100℃とし
た溶液中でステンレス鋼材に陽極電流密度0.01〜0
.1A/d層2、陰極電流密度0.01〜0.1A/d
m2 、繰り返し数fOHz以下の交番電流電解を施す
ことを特徴とするステンレス鋼材の着色方法を提供する
ものであ°る。
過マンガン酸塩をMnO4−として、0.5〜15重量
%添加して反応させた後温度範囲を40〜100℃とし
た溶液中でステンレス鋼材に陽極電流密度0.01〜0
.1A/d層2、陰極電流密度0.01〜0.1A/d
m2 、繰り返し数fOHz以下の交番電流電解を施す
ことを特徴とするステンレス鋼材の着色方法を提供する
ものであ°る。
以下に本発明を更に詳細に説明する。
ここでいうステンレス鋼材とは、線材、管材、板材、塊
、異形断面材、粉粒体など任意の形状でよいが、以下の
説明は代表的に鋼板について行う。
、異形断面材、粉粒体など任意の形状でよいが、以下の
説明は代表的に鋼板について行う。
本発明のステンレス鋼の着色方法は30〜75重都%硫
酸水溶液に過マンガン酸塩をMnO4−として、0.5
〜15重量%添加1反応させた溶液にステンレス鋼を4
0〜100℃の温度範囲で交番電流電解を行わしむるこ
とにより発色させることを特徴とする方法である。硫酸
および過マンガン酸塩の濃度、溶液の温度範囲を限定し
た理由は以下の通りである。
酸水溶液に過マンガン酸塩をMnO4−として、0.5
〜15重量%添加1反応させた溶液にステンレス鋼を4
0〜100℃の温度範囲で交番電流電解を行わしむるこ
とにより発色させることを特徴とする方法である。硫酸
および過マンガン酸塩の濃度、溶液の温度範囲を限定し
た理由は以下の通りである。
(1)硫酸
30重量%未満では十分な着色効果が
得られず、75重量%を超えると着色
効果は得られるが反応が早すぎるので
抑制が困難となる。したがって、硫酸
の濃度は30〜75重量%の範囲とす
る。
(2)過マンガン酸塩
硫酸水溶液に対する過マンガン酸塩の
添加量はMnO4−として0.5重量%未満では着色力
が弱く、溶液の寿命も短 い。また15重量%を超えると着色力 が位相してしまう、したがって、過マ ンガン酸塩はNn04−として0.5〜15重量%の範
囲とする。
が弱く、溶液の寿命も短 い。また15重量%を超えると着色力 が位相してしまう、したがって、過マ ンガン酸塩はNn04−として0.5〜15重量%の範
囲とする。
なお、過マンガン酸塩としては、カリ
ウム、ナトリウム、リチウム、ルビジ
ウム、銀、マグネシウム等の過マンガ
ン酸塩を用いることができる。
(3)温度
40℃未満では反応性が乏しくほとん
ど着色せず、100℃を越えると着色
ムラを生じやずく、蒸気が多く生じ適
さない、したがって、電解液の温度は
40℃〜100℃の範囲とする。
交番電流電解の条件の限定理由は次の通りであ(1)陽
極*流密度 0.01 A/di 2未満テは着色せず、0.IA/
dm2を超えると色ムラのない均一な皮膜が得られない
ので、陽極電流密度 は0.01−0.I A/dm2の範囲とする。
極*流密度 0.01 A/di 2未満テは着色せず、0.IA/
dm2を超えると色ムラのない均一な皮膜が得られない
ので、陽極電流密度 は0.01−0.I A/dm2の範囲とする。
(2) 113極電流密度
0.01A/dm2未満では皮膜が非常にもろ< 、
0.I A/dm2を超えると着色皮膜が得られないの
で、陰極電流密度は0.01〜O0L A/dm2の範
囲とする。
0.I A/dm2を超えると着色皮膜が得られないの
で、陰極電流密度は0.01〜O0L A/dm2の範
囲とする。
(3)繰り返し数
10Hzを超えると着色しないので、
10Hz以下とする。
以上の条件で陽極電解と陰極電解を交互に繰り返すこと
によって着色を行うと、ブロンズ、黒褐色、金色等の着
色ステンレス鋼が得られる。
によって着色を行うと、ブロンズ、黒褐色、金色等の着
色ステンレス鋼が得られる。
この方法はバッチ式及び連続ラインどちらにおいても適
用することができる。
用することができる。
〈実施例〉
過マンガン酸カリウム(KMnO4)を添加し、酸素ガ
スの発生がおさまるまで攪拌を行った。この溶液を60
℃に加温し、脱脂後のSUS 304 BA (光輝焼
鈍)材を浸漬して交番型fitMl解を行った。
スの発生がおさまるまで攪拌を行った。この溶液を60
℃に加温し、脱脂後のSUS 304 BA (光輝焼
鈍)材を浸漬して交番型fitMl解を行った。
なお、比較の従来法は同−液における浸漬法により行っ
た。この時間は着色のみに要した時間を示す。この後に
硬膜処理(250g/!;Lクムロ酸と2.5 g/立
リン酸の混合液中で一〇、2 A/dm2 X 10分
)を施した。
た。この時間は着色のみに要した時間を示す。この後に
硬膜処理(250g/!;Lクムロ酸と2.5 g/立
リン酸の混合液中で一〇、2 A/dm2 X 10分
)を施した。
得られた結果を第1表に記す。
従来法では高温の上に「着色」 「硬膜」という2液2
工程で時間がかかるといった欠点があり、これらの点を
本発明法は改善して低温でl液1工程にて短時間処理が
可能である。
工程で時間がかかるといった欠点があり、これらの点を
本発明法は改善して低温でl液1工程にて短時間処理が
可能である。
〈発明の効果〉
従来の硫酸+過マンガン酸塩に浸漬着色する方法は90
〜110℃と非常に高い温度で行うため蒸発による濃度
変化、安全衛生上の問題があったが、本発明の交番電波
電解法で行うと低温で着色することができるため、上記
のような問題が解決された。
〜110℃と非常に高い温度で行うため蒸発による濃度
変化、安全衛生上の問題があったが、本発明の交番電波
電解法で行うと低温で着色することができるため、上記
のような問題が解決された。
Claims (1)
- 30〜75重量%硫酸水溶液に過マンガン酸塩をMnO
_4^−として、0.5〜15重量%添加して反応させ
た後温度範囲を40〜100℃とした溶液中でステンレ
ス鋼材に陽極電流密度0.01〜0.1A/dm^2、
陰極電流密度0.01〜0.1A/dm^2、繰り返し
数10Hz以下の交番電流電解を施すことを特徴とする
ステンレス鋼材の着色方法。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20082585A JPS6260892A (ja) | 1985-09-11 | 1985-09-11 | ステンレス鋼材の着色方法 |
DE8585905888T DE3583142D1 (de) | 1984-11-22 | 1985-11-22 | Verfahren zur herstellung gefaerbter rostfreier stahlmaterialien und vorrichtung zu deren kontinuierlichen herstellung. |
EP85905888A EP0204846B1 (en) | 1984-11-22 | 1985-11-22 | Method of manufacturing colored stainless steel materials and apparatus for continuously manufacturing same |
PCT/JP1985/000647 WO1986003229A1 (en) | 1984-11-22 | 1985-11-22 | Method of manufacturing colored stainless steel materials and apparatus for continuously manufacturing same |
US06/887,020 US4859287A (en) | 1984-11-22 | 1985-11-22 | Method for producing colored stainless steel stock |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20082585A JPS6260892A (ja) | 1985-09-11 | 1985-09-11 | ステンレス鋼材の着色方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6260892A true JPS6260892A (ja) | 1987-03-17 |
Family
ID=16430829
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20082585A Pending JPS6260892A (ja) | 1984-11-22 | 1985-09-11 | ステンレス鋼材の着色方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6260892A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100470926B1 (ko) * | 2002-07-12 | 2005-02-21 | 세유특강(주) | 스테인리스 강을 착색하기 위한 착색제 조성물 및 이를사용하여 스테인리스 강을 착색하는 방법 |
KR100783772B1 (ko) | 2006-07-31 | 2007-12-07 | 주식회사 대한티엘씨 | 스테인레스강의 칼라착색 피막방법 |
-
1985
- 1985-09-11 JP JP20082585A patent/JPS6260892A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100470926B1 (ko) * | 2002-07-12 | 2005-02-21 | 세유특강(주) | 스테인리스 강을 착색하기 위한 착색제 조성물 및 이를사용하여 스테인리스 강을 착색하는 방법 |
KR100783772B1 (ko) | 2006-07-31 | 2007-12-07 | 주식회사 대한티엘씨 | 스테인레스강의 칼라착색 피막방법 |
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