JPS6260708A - パレツト搬送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、部品等の搬送・位置決めを行なうパレット
搬送装置に関するものである。

〔従来の技術〕

第５図は、従来のパレット搬送装置の一実施例を示す平
面図である。図において、（１）は連続的に回動するた
め閉ループに構成されたチェーン、（２）はチェーン（
１）の駆動用スプロケット、（４）は１駆動部（図示せ
ず）に連結した駆動用スプロケット（２）の軸、（６）
ａチェーン（１）の回動用スプロケット、（８）ｉｆ１
スプロケット（６）の軸、（ｌＯはチェーン（１）のリ
ンク（１，０に直接取付けられ、部品等全載置して搬送
するためのパレットである。

従来のパレット搬送装置は上記のように構成され、制御
装置（図示せず）から指令を出し、駆動部により伝達機
！Ｒを介して軸（４）およびスプロケット（２）　？矢
印×の方向に回転させると、チェーン（１）はスプロケ
ット（２）の回転に同期して駆動され、間欠的あるいは
連続的にパレット（１）’を移動させて部品等を搬送す
る。

このような従来のパレット搬送装置では、チェーン（１
）トスプロケラト（２）、　（６）のみで構成されてい
るため、機能上脈動が必然的に発生する。第６図は、脈
動の発生を説明するための動作説明図である。図におい
て、スプロケット（２）は歯ａ　Ｎ　２＞Ｅ　６、溝数
が６で、ピッチ半径Ｒであると１する。またスプロケッ
ト（２）の溝（２２ａ）　〜（２２ｄ）とはチェーン（
１）のリンクαＯのローラ（２０ｍ）〜（２０ｄ）が係
合し、溝（２２ｅ）　、　（２２ｆ）は空の状態にある
。この場合、隣接する溝（２２ｍ）　、　（２２ｂ）　
　の軸（４）の中心に対する角度Ａは、歯数Ｎが６であ
るから６０°（３６０°／Ｎ　）となり、リンクαＯの
隣接するローラ（２０ｍ）〜（２０・）の間隔と、溝Ｃ
２２ａ）〜（２２ｅ）の間隔もＲとなる。

そして閉ループの平行するチェーン（１）のリンクα１
の上下のローラ（例えば（２０ｍ）　、　（２０ｄ）　
）　　の中心軸間の間隔ｃ以下回動間隔という）Ｈは２
Ｒになる。この第６図の状態から、第７図に示すように
スプロケット（２）　’に矢印Ｘの方向へ角度Ｂ０　だ
け回転させると、平行するチェーン（１）もそれぞれ矢
印２４ａおよび２４ｂの方向へ進行し、かつリンクαＯ
のローラ（２０ｍ）もスプロケット（２）の溝に係合し
・た状態で角度Ｂ０　だけ回転し、フ、リーの状態にあ
ったローラ（２０ｅ）は下方に回転してきたスプロケッ
ト（２）の溝（２２ａ）に係合する状態と々る。この場
合回Ｏｉｈ間隔ＳばＲωＳＢとなるから、回動間隔りは
Ｌ＝２Ｓ、つまりＬ＝２ＲＣＯ３Ｂとなり、第６図で示
した状態に比較して２ΔＨだけ小さくなる。さらにこの
第７図に示す状態からスプロケット（２）全矢印×の方
向へ回転し、平行するチェーン（１）ヲそれぞれ矢印２
４ａ、２４ｂの方向へ進行させると、ローラ（２０ａ）
　ｎスプロケットの溝（２２ｍ）との係合が外れ、ロー
ラ（２０ｂ）および（２０ｅ）は第６図に示すローラ（
２０ａ）および（２０ｄ）の位置と同じ位置になり、チ
ェーン（１）の回動間隔もＨとなる。このように、チェ
ーン（１）−回動間隔が最大でＨ−Ｌ＝２ΔＨの差だけ
くり返して変動し、チェーン（１）全脈動させる。その
結果チェーン（１）のリンクαＱに固定されているパレ
ット（６）もチェーン（１）の回動間隔の変位方向へ振
動する。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来のパレット搬送装置に以上のように構成されている
ので、パレット搬送時にパレットが振動して、パレット
の停止位置精度が不正確となるばかりでなく、チェーン
も脈動のために伸びるので摩耗がＯ・どくなってｆ＃度
の低Ｔｉ生じ常時メインテナンスの必要がある。さらに
騒音も発生し、高速搬送に不適当であるなど糧々の問題
があった。

この発明は、上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、無端伝導体から発生する脈りを最小におさ
えることにより、搬送時の振動、騒音を低くし、高速で
搬送することができると共にパレットの停止位ｆｔ精度
を高めたパレット搬送装ｆｆｊｔを得ることを目的とす
る。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明に係るパレット、１送装＃ニ、複数の歯付ブー
りに閉ループにＱした両面歯付ベルトと、両面歯付ベル
トの外側に后って閉ループに設けられたガイドと、両面
歯付ベルトの歯形に対応する係せ部とガイドに保持され
て移動可能な案内部とｋｅけたパレットとからなり、か
つパレットの係合部を両面歯付ベルトの歯Ｖこ係合し、
パレットの案内部をガイドに移動可能に保持させること
によりなるものである。

〔作用〕

この発明においては、パレットは両面歯付ベルトに係合
されているだけであり、その回動経路の位ｔは、ガイド
により規制され、かつ、隣接するパレット間は固定手段
により拘束されることは全く無いので、両面歯付ベルト
の脈動はパレットに伝達されず、かつ両面歯付ベルトＨ
チェーンより柔軟であるのでベルト自体の脈動も小さく
なる。

〔実施例〕

第１図ばこの発明の一実施例を示す部分平面図、第２図
はそのｉ−Ｉ断面図である。両図において、■に無端の
両面歯付ベルトであり、隣接する歯間のピッチは第５図
で示した従来装置のチェーン（１）の隣接するローラ（
２０ａ）〜（２０ｅ）間のピーチよりも小さく形ｇされ
、かつベルト自体も柔軟性が大きく屈曲自在になってい
る。Ｃ３３ｉ駆動用の歯付プーリ、（３２ａ）　ｉｊ歯
付プーリＣツの歯、（３２ｂ）は歯（３２ａ）間の溝、
（ロ）は歯付ブーＩＪ　（３３の動力伝達軸で、駆動部
（図示せず）に動力伝達機構金倉して接続されている。

ま之この装置には駆動用の歯付ブーＩＪ　Ｏａから所定
の距ａ’ｉ隔てＮ回動用の歯付プーリ（図示せず）が設
けられており、２つの歯付プーリ（至）（図示せず）間
に両面歯付ベルト（至）を懸架す−ることにより、閉ル
ープを形成する。側、（至）は両面歯付ベルト３２の外
側にそれと同形状の閉ループを構成して設けられた規制
ガイドで、それぞれ断面が凹状で連続しｆｅ布帯状ガイ
ド（３６ａ）　、　（３８ａ）が対向して設けられてい
る。ｔ４Ｑは断面り字状の板で、ラック（６）は両面歯
付ベルト（至）の＠（３０ａ）に係合する。■、榊はパ
レットｆ４Ｇの基部（ＡＱａ）の上面と下面に設けられ
たローラ付保持金４で、このローラーは規制ガイド°（
刻（至）のガイド（３６ａ）、　　（３８ｍ）に回動可
能に嵌合されている。

第３図は両面歯付ベルトｃｎが閉ループの直朦部分’に
進行している際のパンツｈ　ｉ４Ｇ　Ｑ”）　５ツク（
ロ）ト両面歯付ベル）−（至）の溝（３０ａ）との停台
状態？示す脱Ｆｙｉ囚である。図において、記号Ｋｉ両
面歯付ベルト（至）の進行方向、記号Ｎはラック（６）
の端面（１００）と両面歯付ベルト■のｇ（３０ａ）の
底面（１０２）　、！：の間隙、記号Ｍはラック（６）
と両面歯はベルト■ノ歯（３０ｂ）との歯合式である。

また、記号Ｔはパレット（４０の基部（４０ａ）の端面
（１０４）と両面歯付ベルト（至）の歯（６０ｂ）の端
面（１０６）との間隙である。このようにラック（６）
は間［Ｎ）、　（Ｔ）′ｔ−保持して、歯合式（Ｍ）に
より溝（３０ｍ）と係合しており、これらの間隙は、パ
レット（４０の基部（４０ｍ）の上下に設けたローラ付
保持金具（９）、（７）のローラｒ０１１ガイド叩。

關のガイド（５６ａ）　、　　（１＋８ａ）に嵌合する
ことにより保持される。

一方両面歯付ベルト（至）がスプロケット３Ｊ　ト係合
して、両面歯付ベルト側が円弧状に回動すると、前記の
間隔（Ｔ）、　（紛、（Ｎ）も変化する。第４囚は両面
歯付ベルｂｗがスプロケッ１−１３つと係合して、円弧
状に変化した場合のラック（６）と歯（３０ｂ）　トの
係合状態を示した説明図である。図において、両面歯付
ベルト（７）が矢印Ｐ方向に円弧状に進行すると、パレ
ットｔ４Ｇ　＜２）位置が変位してパレット＋４（Ｉの
基部（４０ｍ）の端面（１０４）と歯（６０ｂ）の廂面
（１０６）との進行方向ＰのＩｉ＆１隙（Ｔ）は小さく
なる。しかもこの間ＰＪ（Ｔ）は間隙（Ｎ）によって決
まるから、両面歯付ベルト■が円弧状になっても端面ｒ
１０４）と端面（１０６）とが衝突しないように間！１
５１（Ｎ）金大きくしてパレット＋４０　ｋ保持する必
要がある。一方ラツク□□□ｋｉｌｌ（３０ａ）に係合
させて歯（３０ｂ　）から力を円滑にランク（６）に伝
達し、かつパレット（４１の搬送梼度ヲ向上させるには
、歯合式（Ｍ’）を大きくする必要がある。そこで、こ
の発明においては、両面歯付ベルトωが円弧状になって
も、端面（１０４）と端面（１０６）との間に一定の間
隙（Ｔ）を保持させ、かつ歯合式（川が最大となる位置
関係にパレット（４αのランク（６）全溝（３０ａ）を
係合して位置を保持させる。なお、第１図において、榊
は両面歯付ベルト■の内側近傍に設けられている受は板
である。

上記のように構成されたパレット搬送装置において、部
品等をパレット（４［）　Ｖｃ載装；−て１．駆動用の
歯付プーリＣ３ａを駆動させると、バレンｌ−＋４（ｎ
に両面歯付ベル１−（７）の回動に伴って閉ループを移
動する。

この際、パレットｔ４Ｇの移！！！ＩＭ％Ｂローラ付保
持金具ｎ、ｈｏのローラーを介してガイド（５６ｈ）　
、　　（３８ａ）によって正確に決められ、パレット（
４１のラック（６）も両面歯付ベルＩ−■の溝ｒ３０ｂ
）と係合しているだけなので、歯付両面ベルト（至）が
上記第６図に示す従来のパレット搬送装置のチェーン（
１）のよつ１α回動間隔（Ｈ）、化）が変化してもパレ
ット［４Ｇ自体はｑ　ｐｉ）することがない、、！！た
両画歯付ベルｌ＝　００の４啜する歯（３０ｂ）間のピ
ッチは、従来のチェーン（１）のコーラ（２０ａ）〜（
２０ｅ　）のピッチより小さく摺成さね。

ており、かつ両面歯付ベルト（至）が屈曲自在のベルト
であるため、チェーン（１）より本回効の際のｊ原動が
著しく低い。

ま念受は板ら峠が両面歯付ベルトｆ３Ｇの内側に設けら
れているので、両面歯付ベルトＢ５１）　ｋ回動させて
も回動間隔の変位は規制されて著しく微小化する。

なお、上記実症例では、パレット（イα灯無端の両面歯
付ベルト■と所定の関係を保持しつつ軌道内を搬送され
るが、パ１／ットｆ４１　ｉＫ搬送（＃動）を２・要と
するときのみ、パレットｔ４Ｇのラック（６）ト何面歯
付ベルト（３１の溝（３０ａ）と係合するような搬送形
態でもよい。まｔ、規制ガイド（鏝８例にレール等の他
の軌道方式でもよい。

さらに上記実施例では、両面歯付ベルト（至）の内側に
受は板（９）を設げているが、小さなプーリを適宜な間
隔で配設しても同様の効果を奏する。

〔発明の効果〕

この発明は以上説明したとおり、パレット’に両面歯付
ベルトに係合した状態で搬送するので、搬送中のノｌｌ
ｋ１ＭＪ全小さくでき、高速かつ高精度で搬送および位
置決めできるばかりでなく、メインテナンスが不要のパ
レット搬送装置が安価に得られる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例の部分平面図、第２図はそ
のＩ−ｉ断面図、第６図、第４図はこの発（側の動作説
明図、第５図は従来のパレット搬送装置の千面自、ｆｊ
ｆＪ６図、第７図は従来のパレット搬送装置の動作説明
図である。 図において、閃は両面歯付ベルト、（ハ）は歯付プーリ
、（ト）、關ハ規ｊｋｌＪガイド、（６６ａ）　、　（
３８ａ）　　Ｆｌガイド、：４０にパレット、鵠、（ト
）はローラ付ｉ持金ｘである。 なお各図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。 代理人　弁理士　　佐　藤　工　羊 ３０ｂ　　牛＝＝＝＝＝Ｋ ＷＥ　５個

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 パレットを無端伝導体により搬送するパレット搬送装置
   において、 複数の歯付プーリに閉ループに懸架した両面歯付ベルト
   と、この両面歯付ベルトの両側に沿って閉ループに設け
   られたガイドと、上記両面歯付ベルトの歯形に対応する
   係合部と上記ガイドに保持されて移動可能な案内部とを
   設けたパレットとからなり、上記パレットの係合部を上
   記両面歯付ベルトの溝に係合して上記パレットの案内部
   を上記ガイドに移動可能に保持させたことを特徴とする
   パレット搬送装置。