JPS626029A - 護岸面排水用構造物 - Google Patents

護岸面排水用構造物

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JPS626029A
JPS626029A JP14329685A JP14329685A JPS626029A JP S626029 A JPS626029 A JP S626029A JP 14329685 A JP14329685 A JP 14329685A JP 14329685 A JP14329685 A JP 14329685A JP S626029 A JPS626029 A JP S626029A
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JP
Japan
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water
box
seawall
casing
bottom plate
Prior art date
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Application number
JP14329685A
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English (en)
Inventor
Yuji Fukuda
裕二 福田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SAKAI ENG KK
Original Assignee
SAKAI ENG KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (a)  産業上の利用分野 本発明は海岸又は河川の護岸のシートパイルの塗装、補
修等の際に護岸面の水中部分を一時的に排水して、工事
を行うための構造物に関するものである。。
(b)  従来の技術 海岸や河川の護岸工法として、シートパイルによる護岸
が広く行なわれている。この鋼材よりなるシートパイル
は海水、河川水の汚染等により腐蝕が促進される。従来
は電気防蝕により腐蝕防止が行われていたが充分でなく
、特に汐の干満により水位が変動する場所の護岸では、
水位の変動範囲及び干汐位下約5Qcm迄の部分の腐蝕
が最も大きく、シートパイルが急速に厚みを減じ、放置
すれば穴があく虞れがある。従って、護岸築造後約30
年後には、再塗装等の補修を行う必要がある。
従来、護岸のシートパイルの水面下の部分を塗装する場
合には通常のドライエ法を行うことができないので水中
エポキシ塗料等の特殊水中塗料を水中で塗装する必要が
あり、更に腐蝕した場合には古いシートパイルの外側に
重ねて新しいシートパイルを打込む方法が行なわれてい
る。
(C)  発明が解決しようとする問題点従来の水中塗
料を用いる塗装では、塗膜の密着性が充分でなく、完全
な防蝕はむずかしく、水中での塗装工事は困難であり、
又特殊な水中塗料は高価であってコストが嵩むという問
題もあった。
又、小規模な河川等では河川全体を閉切って排水して、
ドライエ法で補修工事を行うことも可能であるが、工費
が嵩む。
従って、本発明は、護岸面の一部を部分的に排水して、
簡単にドライエ法で工事を行うことができる工事用の構
造物を提供することを目的とする。
(d)  問題点を解決するための手段上記目的を達成
すべく本発明者が研究を重ねた結果、上面及び一側面が
開放された函体の開放された側面を、工事をすべき護岸
面等の水中部分に密着して、函体内を排水することによ
り、護岸面から水を排除し、函体内で、通常のドライエ
法により、塗装等の工事を行うことができることを見出
し、本発明を完成するに到った。
即ち、本発明は少くとも上面及び一側面が開放された函
体よりなり、該函体の外周側面に、注排水バルブ及び給
気バルブを備えた密閉タンクを設け、該函体側壁下端縁
に沿って水底の地盤に没入するアンカー板を鉛直に設け
、更に該函体側壁下端より外側に張り出すように透水防
止ゴム板を設けると共に函体内部に排水用ポンプを備え
た護岸面排水用構造物を要旨とする。
次に図面により本発明の内容を詳細に説明する。
第1図は、本発明の護岸面排水用構造物の一例の平面断
面図、第2図は同AA断面図、第3図は同BB断面図で
ある。図面に於いて(1)は再塗装すべき護岸シートパ
イルである。(2)は鋼製の函体であって、その側壁(
3)の平面断面形状はコ字形をなし、側面の一方が開放
されている。函体のと面は開放され、函体(2)の底面
には必要に応じて底板(4)が設けられる。図面の例で
は底板(4)を設け、その底板(4)の一部を格子(5
)としである。
(6)は函体(2)の側壁(3)外周に沿って設けた密
閉タンクであって、側壁(3)の外周全体に設けてもよ
いし、側壁(3)の外周の一部にのみ設けてもよい。タ
ンク(6)の底部近傍に、注排水バルブ(7)が設けら
れ、タンクの頂部に排気バルブ(8)及び給気バルブ(
9)がそれぞれ必要に応じ1個又は複数個設けられてい
る。α1は注排水バルブを上部より開閉操作するハンド
ルである。函体(2)の側壁(3)下端に沿ってアンカ
ー板α℃が連続して鉛直に設けられている。(2)は函
体(2)内部の底に設置した排水用水中ポンプである。
第1図及び第2図の実施例では、底板(4)の護岸面に
接する部分に沿って格子(5)を設け、格子(5)と底
板(4)の両会部分に沿って底板(4)に垂直に隔板0
3を設けである。格子(5)の下側の隔板(至)と護岸
面の間に第4図に示すようにゴム製の細長い空気袋αく
を取付ける。空気袋α傭よ給排気管QOを有し、空気を
送入、排出することにより膨張、収縮しうるようになっ
ている。
第5図は、本発明の構造物の実施態様を示す。
Q119は噴流水配管であって、函体(2)の側壁(3
)の下部に沿って水平に設けられ、その噴流水配管0・
より一定間隔で多数の噴流支管07)を鉛直下方に分岐
してその先端に設けたジェットノズル(至)をアンカー
板0υの下端近傍に下向きに開口する。水中ポンプ@か
らの排水管0りから分岐した配管が噴流用バルブ(1)
を経て噴流水配管αeに連通ずる。Cυは噴流用バルブ
翰を操作するハンドルである。
函体(2)の側壁(3)の護岸面のシートパイル0ηに
当接する端縁には、シール用のゴムパッキ:/ り翰I
t取付ける。翰はタンク(6)を貫通して函体(2)の
内外に連通ずる注水管であって、一端に注水用バルブ(
財)を取付る。(ハ)は透水防止ゴムであって、函体(
2)の側壁(3)の外側下端に沿って外側に張出すよう
に側壁外周全体に連続して設けられている。
上記の説明及び図面には函体(2)の平面断面形状がコ
字型をなす例を示したが、この断面形状はコ字型である
必要はなく、連続する側壁の一方が開放された形状であ
ればよく、例えば円弧状形状であってもよい。
(e)作用 次に本発明の護岸゛面排水用構造物を用いて護岸のシー
トパイルの塗装を行う場合を例にあげてその使用法を説
明する。
予め潜水夫により水底地盤面の石等を取除け、ジェット
ポンプ等によりほぼ平担に整地する。
本発明の護岸面排水用構造物は、タンクを排水してタン
クの浮力により水面に浮とさせて引船により曳航して、
所定の護岸面に函体(2)の開口部を当接させる。次に
タンクの注排水バルブ(7)及び給気バルブを徐々に開
き、タンク(6)内に注水をはじめ函体(2)全体を徐
々に沈下させる。
アンカー板αDが水底に達すると、排水バルブ(ホ)を
閉じたま5噴流用バルブ翰を開き水中ポンプ(2)を運
転すると、函体内の水は噴流水配管α・、及び噴流支管
αηを経て各ジェットノズル(至)から噴出して水底の
土砂を掘削し、アンカー板αυは更に沈下してゆく。函
体の底板(4)が水底(社)に達すると排水バルブ(ホ
)を開き、噴流用バルブ(1)を閉じジェットノズル(
至)の噴流水を止める。タンク(6)には満水迄注水し
、函体内を完全に排水する。函体内を排水中内外の水位
差が59cm程度になったとき、格子(5)下部の空気
袋Q4)に圧縮空気を導入して膨らませる。第4図で鎖
線で示す状態にあった空気袋q→が膨んでシートパイル
面の凹凸に沿ってぴったりと、密着するように格子の隙
間より目視しながら空気転倒するのを防止するために、
函体上部と、護岸のシートパイルの間にワイヤ又は鋼材
を張り渡し函体(2)を護岸面に引寄せるようにする。
これにより函体(2)の側壁(3)の端縁のゴムバッキ
ング(イ)がシートパイル(1)に密着し、この部分か
らの漏水を防止することができる。
函体(2)が水底に達すると透水防止ゴム板(ハ)は函
体(2)の周囲の水底上に密着し、この透水防止ゴム板
(ハ)と水底地中に沈埋されたアンカー板αηにより水
底の地盤を通しての漏水は防止され、更に格子(5)の
下の空気袋04)により函体底板(4)とシートパイル
(1)の間の隙間を塞ぎ、函体側壁(3)とシートパイ
ル(1)の間はゴムパツキウグ(イ)により密着される
ので、排水後函体(2)内べの漏水は少い。
函体(2)内を完全排水後は複数の水中ポンプ@のうち
一部のみを運転し、漏水してくる水を連続して排水する
塗装すべきシートパイルの表面をサンドブラスト又はウ
ォーターブラスト等により削り、地肌を露出させて、通
常の方法により塗装を行う。
塗装工事が終了後注水用バルブ(ハ)を開いて函体(2
)内に水を導入し、次いで給気バルブ(9)を開いてタ
ンク内に圧縮空気を導入し、注排水バルブ(7)を開い
て空気圧によりタンク内の水を排水すると、タンクの浮
力により、構造物全体が、水面に浮上する。
上記実施例において、函体の底板(4)及び空気袋α→
は必ずしも必要ではなく、水底の地盤が透水性が小さい
場合は底板(4)を設けず、函体内から直接排水しても
よい。又、水底の地盤からの透水量が多い場合には、そ
の水圧により構造物全体が浮上る危険性があるので、底
板(4)に減圧バルブ(ハ)を備えた水抜孔を設ける。
(f)  発明の効果 本発明の護岸面の排水用構造物によれば、護岸のシート
パイルの再塗装等の場合に護岸面の必要な部分のみを簡
単に排水して、通常のドライエ法により簡単に塗装を行
うことができる。その構造物自体は、タンク内の注排水
により、水面に浮上させて曳航し、必要な場所に簡単に
運搬し、所定個所に容易に設置することができる。アン
カー板等により函体内への漏水を最小に抑え、連続して
排水することにより、任意の必要な期間護岸面から水を
排除した状態を保つことができる。
本発明の護岸面の排水用構造物は、護岸シートパイルの
塗装だけでなく、小規模な護岸の築造補修工事等でコン
クリート打設、溶接等のため護岸面から水を排除する必
要のある場合にも用いることができ、又護岸面だけでな
く、船舶や、海上作業用デツキ等、水中に浸漬された垂
直な壁面を有する建造物の垂直な外壁面の塗装、補修等
の際にその水中の外壁面から水を排除するためにも用い
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の護岸面の排水用構造物の平面断面図、
第2図は同AA断面図、第3図は同BB断面図、第4図
は同AA断面の一部拡大図である。 第5図はジェットノズルを備えた本発明の構造物の実施
態様の断面図である。 (1)・・・シートパイル、(2)・・・函体、(3)
・・・側壁、      (4)・・・底板、(5)・
・・格子、(6)・・・タンク、(7)・・・注排水バ
ルブ、  (8)・・・排気バルブ、(9)・・・給気
バルブ、QO,01:・・・ハンドル、αυ・・・アン
カー板    (6)・・・水中ポンプ、αト・・隔板
、      α→・・・空気袋、αQ・・・給排気管
、    αQ・・・噴流水配管、αη・・・噴流支管
、    (至)・・・ジェットノズル、(1傷・・・
排水管、      翰・・・噴流用バルブ、(イ)・
・・ゴムバッキング、 (ハ)・・・注水管、(財)・
・・注水用バルブ、  @・・・透水防止ゴム板、(1
)・・・排水バルブ、   (イ)・・・水底、(ホ)
・・・減圧バルブ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少くとも上面及び一側面が開放された函体よりな
    り、該函体の外周側面に注排水バルブ及び給気バルブを
    備えた密閉タンクを設け、該函体下端縁に沿つて水底の
    地盤に没入するアンカー板を鉛直に設け、更に該函体側
    壁下端より外側に張り出すように透水防止ゴム板を設け
    ると共に、函体内部に排水用ポンプを備えたことを特徴
    とする護岸面排水用構造物。
  2. (2)該函体が底板を備え、底板の護岸面に近接する辺
    に沿つて、底板下面に底板と護岸面の間の水密用の空気
    袋を備えた特許請求の範囲第1項記載の護岸面排水用構
    造物。
  3. (3)該アンカー板の下端縁に沿つて適当な間隔で下向
    きに水を噴射する水底地盤堀削用ジェットノズルを複数
    個備えた特許請求の範囲第1項記載の護岸面排水用構造
    物。
JP14329685A 1985-06-29 1985-06-29 護岸面排水用構造物 Pending JPS626029A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0293330U (ja) * 1989-01-11 1990-07-25
JPH0489308U (ja) * 1990-07-31 1992-08-04
JPH06180059A (ja) * 1993-03-04 1994-06-28 Hiroshi Hirata 水中における作業空間創出維持装置
JPH09119U (ja) * 1996-08-29 1997-03-11 弘 平田 水中における作業空間創出維持装置
JP2010001615A (ja) * 2008-06-18 2010-01-07 Ihi Amtec Co Ltd 止水箱の設置方法および止水箱
JP2022165458A (ja) * 2021-04-20 2022-11-01 Jfeスチール株式会社 既存岸壁の改良構造及び改良方法

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