JPS6260215A - 巻回型キヤパシタおよびその製造方法 - Google Patents

巻回型キヤパシタおよびその製造方法

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JPS6260215A
JPS6260215A JP61208078A JP20807886A JPS6260215A JP S6260215 A JPS6260215 A JP S6260215A JP 61208078 A JP61208078 A JP 61208078A JP 20807886 A JP20807886 A JP 20807886A JP S6260215 A JPS6260215 A JP S6260215A
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JP
Japan
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capacitor
core assembly
wound
electrodes
thermal energy
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JP61208078A
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バーナード ラベンヌ
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ELECTRON KONSEPUTSU Inc
Original Assignee
ELECTRON KONSEPUTSU Inc
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Publication date
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01GCAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES, LIGHT-SENSITIVE OR TEMPERATURE-SENSITIVE DEVICES OF THE ELECTROLYTIC TYPE
    • H01G2/00Details of capacitors not covered by a single one of groups H01G4/00-H01G11/00
    • H01G2/08Cooling arrangements; Heating arrangements; Ventilating arrangements
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01GCAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES, LIGHT-SENSITIVE OR TEMPERATURE-SENSITIVE DEVICES OF THE ELECTROLYTIC TYPE
    • H01G4/00Fixed capacitors; Processes of their manufacture
    • H01G4/002Details
    • H01G4/228Terminals
    • H01G4/236Terminals leading through the housing, i.e. lead-through
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/43Electric condenser making
    • Y10T29/435Solid dielectric type

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、フィルム状に巻かれた巻回型キャパシタに関
し、特に放熱特性の優れた高い熱エネルギー伝達を有す
るキャパシタに関する。
(従来の技術) 従来、コアの回りに金属化フィルムの層を巻くことによ
り、キャパシタを形成することが一般に良く知られてい
る。電流がこのようなキャパシタを通過すると、熱エネ
ルギーが発生し、高い電流が流された場合には、この熱
エネルギーが非常に大きくなり、キャパシタを劣化させ
る。このキャパシタを劣化させるという問題は、小さな
容量内に熱エネルギーが集中される小さなキャパシタに
おいて特に顕著である。
又、上記問題は、キャパシタが気密封止されている場合
に増加する。これは、キャパシタの気密封止によりキャ
パシタの外部へ熱を容易に放出できず、熱を消散するこ
とがより困難となるためである。一般に、気密封止され
たキャパシタの両端には金属力バーシールが配置される
。これによってキャパシタ外への熱エネルギーの放出が
多少とも増加されている。更に、上記カバーシールに孔
を設けることが良く知られている。このような孔は、キ
ャパシタを清浄しかつ乾燥するために、密封前にキャパ
シタが焼かれた時生じるガス抜きをさせることにより、
キャパシタの製造を容易にしている。これらの孔は、連
続製造工程中にハンダを受容できるように適合されてい
る。
(発明の概要) 巻回型キャパシタは、高い電流容量を有し、このキャパ
シタの巻回層は高い熱伝導率を有しかつキャパシタの全
長に渡って延びるコアアッセンブリの回りに巻かれてい
る。電極は、キャパシタ巻きの両端に形成され、コアア
ッセンブリとキャパシタ巻きとがスリーブ内に挿入され
る。コアアッセンブリの両端は、巻回層を流れる電流に
よって生じる巻回層の熱を外部に放出するため端子より
も外側に突出し、これによってキャパシタの電流容量を
増加している。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する
。第1図及び第2図に、本発明による高電流容量を有す
る気密封止型キャパシタ10を示す。キャパシタ10は
、巻回層(キャパシタワインディング)20によって巻
かれた中空のコアアッセンブリ11を具備している。巻
回層20は、巻回層20を通過する電流により巻回層2
0内に生じた熱エネルギーをコアアッセンブリ11に伝
達する。コアアッセンブリ11は、巻回層20の両端よ
り突出し、かつ巻回層20からの熱エネルギーを消散す
る。巻回層20の両端は、電極28a,bである。巻回
層20、電8i28a.b 、及びカバーシール18a
,bはセラミックスリーブ22に囲まれている。キャパ
シタlOの両端部は、スリーブ22及びコアアッセンブ
リ11に気密封止されるカバーシール18a,’bによ
って密封される。
コアアッセンブリ11は、中空の金属チューブ12a、
bを具備し、この金属チューブ12a、bは好適には鉄
以外の抵抗特性(ESR)の良好な金属であっても良い
。なぜなら、鉄門には渦電流が発生して抵抗を増加させ
るためである。例えば、金属チューブ12a、bは真鍮
や銅であっても良い。金属チューブ12a、bは、各金
属チューブ12a、bを電気的に絶縁し、かつ各金属チ
ューブ12a、bを熱的に接続するための中空のセラミ
ックチューブ14の両端部と接続されるとともに、一方
ではコアアッセンブリ11の全長に渡って連続した通路
13を形成する。空気が貫通通路13を通過すると、こ
れによってキャパシタlOが冷却され、キャパシタlO
の電流容量が増加される。本実施例では、通路13の直
径は、約3 mm (178インチ)である。
電流が巻回層20に流されると、熱エネルギーが発生し
、キャパシタ10の温度が上昇する。キャパシタIOの
最も高温となる領域は、キャパシタ10の幾何学的中心
であり、セラミックチューブ14が配置されている領域
である。このように5コアアツセンブリ11は、直接キ
ャパシタIO内の最も高温な領域中を通され、該領域か
らの熱エネルギーをキャパシタ10の外部へ伝導する。
このことは、キャパシタ10に対して過度の加熱による
劣化を与えることなくより大きな電流を流すことができ
る。又、キャパシタ10の幾何学的中心は、コアアッセ
ンブリ】1が熱エネルギーを外部へ伝達するため、周囲
温度を超えて20℃以上の温度に上昇することはなく、
キャパシタ10は軍仕様書83421を満足する。キャ
パシタ10により安全に流される電流は、もし空気がキ
ャパシタIOを介して循環するならば、アンペアのオー
ダーである。コアアッセンブリ11を有するキャパシタ
10は、もし空気が例えば図示しないファンにより通路
13内を循環されるならば、中空のコアを有しない同様
のキャパシタよりも大きなアンペアオーダーの電流を安
全に扱うことができる。もし、空気が通路13内を循環
されないとしても、電流容量はコアアッセンブリ11を
有しない同様のキャパシタよりも5〜10倍程度増加す
る。
ここで第3図に、金属チューブ12aとセラミックチュ
ーブ14との接続関係を拡大して示す。金属チューブ1
2aの表面38は、コアアッセンブリ11の長子方向と
垂直であり、セラミックチューブ14の金属化層40の
表面39とはんだ付けにより接続される。セラミックチ
ューブの金属化層40は、表面39からセラミックチュ
ーブ14の内側に沿フて延びている。
キャパシタ10を形成するにあたフて先ずコアアッセン
ブリ11が組立てられる。コアアッセンブリ11の組立
てにおいては、少量のはんだが表面38、39間に配置
され、その接続部を加熱してセラミックチューブ14の
金属化層40及び金属チューブ12aが気密封止される
。金属化層40は、例えば金属粒子をセラミックチュー
ブ14の表面に溶着するような一般的な方法でセラミッ
クチューブI4上に形成される。金属チューブ12aは
、同様の方法で、金属チューブ12aが密封される端部
と対向するようにセラミックチューブI4の端部に密封
される。このような密封は、キャパシタ10の気密封止
を助長するが、強い機械的接続を提供するものではない
。選択的に、セラミックチューブ14が押圧されて金属
チューブ12a、bを適合するようにしても良い。他の
実施例においても、金属チューブ12a、b 、セラミ
ックチューブ14は第1図から第3図の構成を有してい
ても良い。
セラミックチューブ14及び金属チューブ12a、bの
高い熱伝導率は、キャパシタ巻き20の全長に渡って熱
導体を与え、コアアッセンブリ11に対して巻回層20
内のキャパシタ10の幾何学的中心のホットスポット(
熱集中地点)からの熱エネルギーを伝達させるとともに
これを放出させる。これによって、熱エネルギーがコア
アッセンブリ11の端部で消散される。コアアッセンブ
リ11の両端は、巻回層20の両端よりも突出し、放熱
能力を増加させる。これによってキャパシタIOが冷却
されキャパシタ10の電流容量を増加している。なぜな
ら、金属はセラミックよりも高い熱伝導率を持っている
からであり、キャパシタ10の内部から外部への熱伝達
を増加させるために、金属チューブ16a、bはセラミ
ックチューブ14と比較して比較的大きい方が好ましい
。しかしながら、コストを考慮すれば、セラミックチュ
ーブI4が大きなサイズで形成されても良い。
コアアッセンブリ11がセラミックチューブ14と金属
チューブ12a、bとを接続しかつ気密封止して形成さ
れた後、キャパシタ10の形成の次のステップでは、直
接コアアッセンブリ11−トに巻回層20を形成する。
巻回層20は、コアアッセンブリIIに一般的な金属化
フィルムの層の端部なテープで張り付け、コアアッセン
ブリ11を回転させることにより形成されることができ
る。又、摩擦はコアアッセンブリ1】の最初の回転後に
金属化フィルムをグリップするのに依存される。次に巻
回層20の両端と対向する電極28a、bは、金属化フ
ィルムがコアアッセンブリ11に巻かれた後に形成され
る。電極28a、bを形成するために、巻回層20の両
端は電子アーク銃から生成されるスズの溶融良質粒子と
圧縮空気との混合でもってスプレーされるかあるいは電
極を形成するのに使用される他の一般的な方法でスプレ
ーされる。
巻回層20に電極28a、bが形成された際、カバーシ
ール18a、bがキャパシタIOの両端に配置され、電
8i28a、bと段差なく接触される。このように、キ
ャパシタ巻き20の各層は、各電極28a、又は28b
を介してカバーシール18a、又は+8bのいずれかと
熱的に接触する。電極28aJに対してしっかりとカバ
ーシール+8a、bを付勢するために、金属チューブ1
2a、bはそれぞれネジ部16a、bとナツト30a、
bとを具備しても良い。ネジ部16a、bのネジ出は6
.4 mmから1.3 mm(1/4〜l/20インチ
)である。ナツト30a、bが締め付けられた時、カバ
ーシール18a、bは電極28a、bに抗して内側にし
っかりと付勢され、これによって電極28a、bとカバ
ーシール!8a、bとの間の熱伝導が増加する。スリー
ブ22の両端は、カバーシール18a、bの外表面より
越えて外側へ延びている。
カバーシール18a、bは、電極28a、bの全ての外
表面域に対してしっかりと保持されているので、カバー
シール18a、bは巻回層20からの熱エネルギーを吸
収し、吸収された熱エネルギーをキャパシタ10の外部
へ伝達する。更に、カバーシール18a、bは巻回層2
0から吸収された熱エネルギーを金属チューブ+2a、
bに伝達する。金属チューブ12a、bもまた熱エネル
ギーを接続線(図中省略)を介してプリント回路基板へ
伝達し、熱エネルギーを消散させる。金属チューブ12
a、bはカバーシール18a、b及び電極28a、bよ
りも外側へ突出しているので、金属チューブ]2a、b
は電極28a 、 bを介してキャパシタ巻き20から
カバーシール18a、bによって吸収された熱エネルギ
ーを放出、消散させる。
選択的に、カバーシール18a、bはコスト節約のため
に省略しても良い。もし、カバーシール18a、bが無
いならば、コアアッセンブリ11と端子28a、bを有
する巻回層20とによって形成されるキャパシタ素子は
、スリーブ22に挿入され、エポキシで密封される。こ
のような選択的な実施例でも、大きな電流容量を持つだ
ろう。なぜなら、コアアッセンブリ11がキャパシタI
Oの幾何学的中心でホットスポットを通過しており、キ
ャパシタIOの外部へ熱エネルギーを伝達するからであ
る。
カバーシール18a、bは、金属チューブ12a、bの
外側に突出する部分を受容するために中央に開口を有す
るとともに、複数の穴24を有している。穴24は、カ
バーシール18a、bが電極28a、bに抗するように
配置された後、穴24に位置されるハンダビードを受容
するのに適合される。ハンダビードは、カバーシール1
8a、bと電極28a、bとの良好な電気的接触を達成
するために加熱される。穴24に配置されるハンダは、
カバーシール18a、bと電極28a、bとの間を流れ
、前記電気的接触と同様に熱伝達率を増加させる。電極
28a、bへのカバーシール18a、bハンダ付けは、
電極28a、bに対してしっかりとカバーシール18a
、bを押圧するようにナツト30が締め付けられている
間に成される。穴24の直径は、およそ0.8から3.
2 ++on (1/32から178インチ)である。
このように形成された組立体は、コアアッセンブリ11
と、両端に電極28a、bを有する巻回層20と、電極
28a、bにハンダ付けされるとともにナツト30によ
って締め付けられたカバーシール1.8a、bとから成
り、該組立体はセラミックスリーブ22に挿入される。
巻回層20の外表面とスリーブ22の内表面との間の空
間26は、例えばセラミックのような高い熱伝導率を有
する物質で充填される。このようにして、カバーシール
18a、bはセラミックスリーブ22に気密封止され、
これによって金属デユープ+2a、bは端子12a、b
を形成する。ナツト30a、bは、この気密封止前に取
り外されても良い。尚、ここでは図示しない端部キャッ
プをコアアッセンブリ11とスリーブ22の端部を封止
するために、該端部に配置してもよい。
セラミックスリーブ22は、その外端部にカバーシール
+8a、bを取り巻く金属化層32を有している。キャ
パシタ10の素子がスリーブ22内に挿入される際、カ
バーシール18a、bをスリーブ22に気密封止するた
めに、カバーシール18a、bの外周が金属化層32に
ハンダ付けされる。更に、カバーシール+8a、bの内
周34.36は、金属チューブ12a、bの部分を取り
囲み突出する端子12a、bの開[−1を形成し、それ
ぞれ端子12a、bを形成する各金属チューブ12a、
bにハンダ付けされカバーシール18a、bを金属チュ
ーブ+2a、bに気密封止させる。
このように、キャパシタ10は全てに渡って気密封止さ
れるが、巻回層20と電極28a、bは熱にさらされる
。ハンダ付けは、カバーシール18a、bとスリーブ2
2間の接合部及びカバーシール18a、bと金属チュー
ブ12a、b間の接合部の直径に対応した各ハンダリン
グを配置し、この接合部を加熱することにより接合部上
のハンダリングを加熱接合して行なわれる。
カバーシール+8a、bの外周を完全に取り巻く金属化
層32と、金属チューブ+2a、bの部分を取り巻く内
周34.36と、セラミックチューブ14の金属化層4
0に結合される金属チューブ12a、bの表面38は、
すべて密封され、これによって完全にキャパシタ10を
気密封止するが、一方では通路13を介して空気を通過
させてキャパシタIOを冷却する。
キャパシタlOの寸法は、おおよそ9.5 X 1.3
 mm(378X ]772インチから38x 76m
m(]%×3インチ)の範囲である。キャパシタ10の
静電容量レンジは、0.1μF乃至50μFである。
次に第4図を参照すると、第2の実施例によるキャパシ
タIOが示されている。第2の実施例では、巻回層42
が巻かれたコアアッセンブリ55を具備するキャパシタ
IOaが示されている。電極54a、bは一般的な技術
によって巻回層42の両端に形成される。前記技術は、
例えば前述したようにスズの溶融粒子と圧縮空気とを高
速で溶射(スプレー)するものである。コアアッセンブ
リ55が組立てられる際、巻回層42がコアアッセンブ
リ55の回りに取り巻かれる。このようにして、コアア
ッセンブリ55はキャパシタ]Oaの幾何学的中心でホ
ットスポットを通過する連続的な熱伝導体を形成し、キ
ャパシタ]Oaの幾何学的中心からの熱エネルギーをキ
ャパシタ10aの外部へ伝導する。
電tIIi54 a 、 bは、一般的な技術によって
巻回層42の対向端に形成され、これによって形成され
たキャパシタ素子がスリーブ44内に挿入される。巻回
層42の外表面とスリーブ44の内表面との間の空間5
0は、例えばセラミック粒子のような高い熱伝導率を有
する物質で充填されても良い。
カバーシール48a、bは、電極54a、bと段差なく
接触されるように、巻回層42の両端に配置される。カ
バーシール48a、bは、電IIji54a、bに対し
て滑り嵌めされる。ハンダビードは、カバーシール48
a、bの孔52に位置され、各カバーシール48a、b
と、端子54a、bとの間の電気的接続を良好にするた
めに加熱される。選択的に、カバーシール48a、bを
省略し、キャパシタ]Oaをエポキシで密封しても良い
電極54aとカバーシール48aとの間の物理的接触及
び電極54bとカバーシール48bとの間の物理的接触
は、前述したように電極54a、bとカバーシール48
a、bとの間の熱伝達を増加させる。巻回層42から吸
収された熱エネルギーは、コアアッセンブリ55の金属
シェル56a、bに伝導される。金属シェル56a、b
は、実質的にカバーシール48a、bよりも突出してい
る。
キャパシタlOaは気密封止されることができる。セラ
ミックスリーブ44は、内側の面の両端に金属化層68
を具備し、この金属化層68は、カバーシール48a、
bの外周を覆っている。このためカバーシール48a、
bの外周は、前述したようにハンダリングを加熱接合す
ることにより金属化層68にハンダ付けされる。カバー
シール48a、bの内周の面49a、bは、コアアッセ
ンブリ55の金属シェル56a、bを取り巻き、金属シ
ェル56a、bにハンダ付けされる。これによりて端子
56a、bが形成される。更に、キャパシタ]Oaを気
密封止することに加えて、カバーシール48a、bの面
49a、bと端子58a、bとのハンダ接合は、カバー
シール48a、bと端子56a、b間の熱伝導を増加さ
せる。
次に第5図を参照すると、同図にはコアアッセンブリ5
5の拡大図が示されている。同図に示すように、コアア
ッセンブリ55は、例えばセラミックのような高い熱伝
導率を有する物質から形成される中心部62、即ち非電
導性棒材を具備している。
中心部62は、熱伝導性であり、巻回層42は、中心部
62が巻回層42の幾何学的中心の最大熱集中領域とな
るように、中心部62の回りに巻かれる。それ故、中心
部62は、電流がキャパシタ巻き42を流れた際に巻回
層42に生じる熱エネルギーを吸収する。又、非電導性
の中心部62は、2つの金属化層64を有し、各金属化
層64は、中心部62の長手方向に垂直な面66を有し
ている。
非電導性の中心部62の両端は、金属シェル56a、b
で封止される。このため非電導性の中心部62は、金属
シェル56a、bと熱的には接続されるが、電気的には
絶縁されている。金属シェル56a、bは、頭部60a
、bを有するリード部58a、bを受容し、頭部60a
、bはリード部58a、bを金属シェル56a 、 b
に結合する。金属シェル56a、bが非電導性の中心部
62の両端に配置された際、金属化層64の垂直面66
が金属シェル56a、bのリムにハンダ付けされ、その
結果コアアッセンブリ55が組立てられる。コアアッセ
ンブリ55は巻回層42が巻かれる前に組立てられる。
高い熱伝導率を有する中心部62は、キャパシタ]Oa
の内部からの熱エネルギーを、端子54a、b及びカバ
ーシール48a、bよりも実質上突出している金属シェ
ル56a、bに伝導し、これによってキャパシタIOa
の内部からの熱エネルギーをキャパシタ]Oaの外部へ
放出し、キャパシタ10aの電流容量を増加させる。カ
バーシール48a、bは、キャパシタlOaの巻回層4
2からの熱エネルギーを吸収し、この熱エネルギーをキ
ャパシタ10aの外部と、金属シェル56a、bへ放出
し、金属シェル56a、bはキャパシタ10aの外部へ
受取った熱エネルギーを放出する。
次に第6図乃至第8図を参照すると、キャパシタ10の
第3の実施例であるキャパシタIObが示されている。
キャパシタ]Obは、コアアッセンブリ84に巻かれ、
両端に電極82a、bを有する巻回層76を具備してい
る。コアアッセンブリ84は、細孔が設けられた非電導
性の中心部78により好適に受容される金属ロッド72
a、bを具備している。電極82a、bは、前述した一
般的な方法で巻回層76の両端に形成される。このよう
にして形成されたキャパシタ素子は、スリーブ68に挿
入され、カバーシール70a、bによって気密封止され
る。
キャパシタJobを封止するために、金属ロッド72は
カバーシール70aの開ロア4aを通されるとともに、
カバーシール70bの開ロア4bを通される。
更に第9図に示すように、カバーシール70a、bは電
極82a、bに対してしっかりと付勢される。金属化層
80a、bは、カバーシール70a、bの外周を取り巻
き、カバーシール74a、bの外表面にハンダ付けされ
る。金属ロッド72a、bを取り巻くカバーシール70
a、bの内周は、それぞれ金属ロッド72a、bにハン
ダ付けされ、これによって端子72a、bが形成される
とともにキャパシタ]Obが気密封止される。
中心部78とロッド72a、bの高い熱伝導率は、巻回
層7日に生じた熱エネルギーをキャパシタ]Obの外部
へ伝導し、実質上カバーシール70a、bよりも突出す
るロンドア2a、bの両端から放熱させる。電極82a
、bを介してカバーシール70a、bによって巻回層7
6から吸収された熱エネルギーは、カバーシール70a
、bによってキャパシタ10bの外部へ放出された熱エ
ネルギーと同様にロッド72a、bに伝導される。ロッ
ド72a、bは、キャパシタ10bの内部からの熱エネ
ルギーをキャパシタIObの外部へ効果的放出するのに
有効であるとともに、図示しないリード線を介してこの
熱エネルギーをプリント回路基板に伝導するのに有効で
ある。
次に、第1O図A乃至第10図Cを参照すると、これら
の図にはコアアッセンブリ84の3つの選択的な変形例
が示されている。コアアッセンブリ84aは、金属ロッ
ド72c、dと非電導性の中心部78aとを具備してい
る。金属ロッド72c、dは、中心部78aを好適に受
容するために細孔が設けられている。コアアッセンブリ
84aの両端には、雄ネジ部86即ちネジ山部が形成さ
れている。
コアアッセンブリ84bは、非電導性の中心部78a 
 を介してそれぞれ接続される金属ロッド72e、fを
具備している。金属ロッド72eは、雄ネジ部86を具
備し、ロッド72fは雌ネジ部88を具備している。コ
アアッセンブリ84cは、非電導性の中心部78aを介
して接続される金属ロッド72g、hを具備している。
金属ロッド72g、hは2つの雌ネジ部88を具備して
いる。雌ネジ部88は、もしキャパシタJobが気密封
止されないのであれば、より効果的に封止するエポキシ
をグリップするために刻み(ナーリング)が設けられて
も良い。
このように、キャパシタ10bのコアアッセンブリは、
2つの雄ネジ部86、又は雄ネジ部86と雌ネジ部88
、あるいは2つの酸ネジ部88を具備する。
従ってキャパシタ10bは、雄ネジ部86を雌ネジ部8
Bにネジ締めすることにより他のキャパシタ10bに取
付けられることができ、これによって2つのキャパシタ
10bを機械的にかつ電気的に接続することができる。
更に、雄ネジ部86と酸ネジ部88は、例えばナツトや
雌ネジ部88のような雌部がボルトのような雄部を受容
するような、雄ネジ部86がネジ締めによって受容され
るキャパシタ10bにリード線を電気的に接続するのに
用いられる。このようなコアアッセンブリ84a、b、
cは、キャパシタ巻き76に巻かれ、前述したコアアッ
センブリ84のようにスリーブ68に挿入される。
(発明の効果) 本発明によれば、放熱特性の優れた、高い電流容量を有
するキャパシタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の巻回型キャパシタの断面図、第2図は
第1図のキャパシタのコアアッセンブリを示す図、第3
図は第2図のコアアッセンブリの接続部の拡大図、第4
図は第1図のキャパシタの第2の実施例を示す図、第5
図は第4図のキャパシタのコアアッセンブリの拡大図、
第6図は第1図のキャパシタの第3の実施例を示す図、
第7図は第6図のキャパシタの分解図、第8図は第6図
のキャパシタの断面図、第9図は第8図のキャパシタの
拡大断面図、第10図A−Cは第8図のコアアッセンブ
リの各変形例を示す図である。 10−・キャパシタ、11・−コアアッセンブリ、12
a、b =金属チューブ、13・−通路、14−・・セ
ラミックチューブ、16a、b−ネジ部、18a、b−
一カバーシール、20−・・巻回層、22−・・セラミ
ックスリーブ、28a、b−電極、30a、b−−−ナ
ツト。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)キャパシタの全長に渡って延び、かつキャパシタ
    内の熱エネルギーを外部へ伝達するため連続的な通路を
    全体の長さに渡って有する中空のコアアッセンブリと、 第1及び第2の電極を有し、前記コアアッセンブリに巻
    かれる巻回層とを具備し、 前記コアアッセンブリは、各々電気的に絶縁されるとと
    もに熱的に接続され、しかも第1及び第2の電極と各々
    電気的に接続されてキャパシタの第1及び第2の端子を
    形成する第1及び第2の金属部を具備したことを特徴と
    する放熱特性の優れた巻回型キャパシタ。
  2. (2)前記第1及び第2の金属部が、中空の非電導性部
    に結合されることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の巻回型キャパシタ。
  3. (3)前記キャパシタが、第1及び第2の端子と各々接
    触して配置される第1及び第2のカバーシールを具備し
    、各カバーシールは前記コアアッセンブリの両端が第1
    及び第2のカバーシールよりも外側に突出するように、
    前記コアアッセンブリの通過用の開口を有することを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の巻回型キャパシタ
  4. (4)前記キャパシタにはスリーブが提供され、該スリ
    ーブは各第1、第2のカバーシールの外周を取り巻くよ
    うに結合される第1、第2の金属化層を有し、第1、第
    2のカバーシールの内周が第1、第2の金属部に結合さ
    れてキャパシタが気密封止されることを特徴とする特許
    請求の範囲第3項記載の巻回型キャパシタ。
  5. (5)キャパシタの全長に渡って高い熱伝導率を有し、
    かつキャパシタの内部から外部へ熱エネルギーを伝達す
    るため全長に渡って連続した通路を有する中空のコアア
    ッセンブリを形成するステップと、 コアアッセンブリの回りに金属化フィルムを巻き、その
    巻回層の両端に第1及び第2の電極を形成するステップ
    と、 第1及び第2の電極と各々接触して第1及び第2のカバ
    ーシールを配置し、第1及び第2のカバーシールを各々
    第1及び第2の電極に電気的に接続するステップとから
    成ることを特徴とする、放熱特性の優れた巻回型キャパ
    シタの製造方法。
  6. (6)キャパシタの全長に渡って延びるコアアッセンブ
    リと、 第1及び第2の電極を有するコアアッセンブリの回りに
    巻かれる巻回層と、 キャパシタの中央から熱エネルギーを吸収するためキャ
    パシタの中央に配置される熱伝導手段とを具備し、 前記コアアッセンブリは第1及び第2の電極とそれぞれ
    接続される第1及び第2の金属部を具備してキャパシタ
    の第1及び第2の端子を形成し、2つの第1及び第2の
    金属部は、少なくともキャパシタの両端から内側にほぼ
    キャパシタの中央に隣接して延び、熱伝導手段から熱エ
    ネルギーを吸収するため該熱伝導手段を介してお互いに
    電気的に分離され、キャパシタの外部へ熱エネルギーを
    伝達することを特徴とする放熱特性の優れた巻回型キャ
    パシタ。
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