JPS6260035B2 - - Google Patents

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JPS6260035B2
JPS6260035B2 JP16900783A JP16900783A JPS6260035B2 JP S6260035 B2 JPS6260035 B2 JP S6260035B2 JP 16900783 A JP16900783 A JP 16900783A JP 16900783 A JP16900783 A JP 16900783A JP S6260035 B2 JPS6260035 B2 JP S6260035B2
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JP
Japan
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timer
output
component
time
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Application number
JP16900783A
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English (en)
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JPS6058582A (ja
Inventor
Norihiko Nakamura
Koji Onomi
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Rhythm Watch Co Ltd
Original Assignee
Rhythm Watch Co Ltd
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Publication date
Application filed by Rhythm Watch Co Ltd filed Critical Rhythm Watch Co Ltd
Priority to JP16900783A priority Critical patent/JPS6058582A/ja
Publication of JPS6058582A publication Critical patent/JPS6058582A/ja
Publication of JPS6260035B2 publication Critical patent/JPS6260035B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04CELECTROMECHANICAL CLOCKS OR WATCHES
    • G04C3/00Electromechanical clocks or watches independent of other time-pieces and in which the movement is maintained by electric means
    • G04C3/14Electromechanical clocks or watches independent of other time-pieces and in which the movement is maintained by electric means incorporating a stepping motor
    • G04C3/146Electromechanical clocks or watches independent of other time-pieces and in which the movement is maintained by electric means incorporating a stepping motor incorporating two or more stepping motors or rotors

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Measurement Of Predetermined Time Intervals (AREA)
  • Electromechanical Clocks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は目安付時計構成とタイマ構成とを結合
して通常の目安機能及びタイマ機能とは別に新規
なタイマ機能を構成したタイマ付時計装置に関す
る。
従来、時計構成とタイマ構成とを結合したタイ
マ付時計装置が創案されており、ひとつの時計装
置にて2つの機能を利用することができる利点を
生じている。
すなわち従来のタイマ付時計装置とは、基準回
転源のモータの回転を適位に減速し時刻表示を行
ないかつ設定された時刻に目安接点から目安出力
を発生させ目安動作を行なう時計構成と、タイマ
セツト表示板をセツト方向に回転させることによ
つて基準回転源としてのモータを動作させ、該モ
ータの回転を適位に減速してタイマセツト表示板
を非セツト方向に回転させることにより計時動作
を開始させ、セツト時間経過後にタイマ接点より
タイマ出力を発生させてタイマ動作を行なうタイ
マ構成部と、を結合したものである。そして、こ
のタイマ付時計装置においては時計構成部にて目
覚時計として利用ができ、一方、タイマ構成部と
しては風呂の沸き時間報知や料理時間報知等の利
用が行なえる。
本発明は上記従来のタイマ付時計装置における
タイマ機能を時計構成動作によつて制御する状態
と独立動作可能状態とを両構成の分離・結合によ
つて制御することにより、新規なタイマ機能の利
用を可能としたものである。
本発明の特徴的な構成は時計構成部とタイマ構
成部とを有するタイマ付時計装置において、時計
構成部とタイマ構成部とを分離・結合可能とする
と共に結合時には両構成の電気的導通を果たす接
合接点が付設され、両構成が結合して接合接点が
導通状態ではタイマ構成部の計時動作を鳴り止め
スイツチの動作不可能状の操作により禁止すると
共に動作可能状態の操作により禁止を解除し、分
離して接合接点が非導通状態ではタイマ構成部の
計時動作を独立動作可能とするタイマ機能切換回
路を構成したことにある。
また本発明においては、前記両構成が結合して
接合接点が導通状態ではタイマ構成部の計時動作
を鳴り止めスイツチの動作不可能状態の操作によ
り禁止すると共に動作可能状態の操作により禁止
を解除し、さらにタイマ動作は計時動作が開始さ
れた時からタイマ出力が発生するまで動作させ、
一方分離して接合接点が非導通状態ではタイマ構
成部の計時動作を独立動作可能とし、さらにタイ
マ動作はタイマ出力が発生した後に動作させるタ
イマ機能切換回路を構成しても良い。
以下図面に基づいて本発明の実施例を詳細に説
明する。
第1図は本発明の実施例としてのタイマ付時計
装置の結合している状態の外観図、第2図は分離
している状態の外観図であり、まず第3図に示す
第1実施例について説明する。
タイマ付時計装置2は時計構成部4とタイマ構
成部6とから構成され、両構成部4,6は分離・
結合可能であり、第2図に示す結合溝、突部を結
合挿入することにより結合される(第1図)。
時計構成部4は水晶振動子等を用いた基準信号
発生器8の高精度な基準信号が分周回路10にて
所望の周波数まで分周され、波形整形回路12に
より形成された1Hzのパルスをモータ14に供給
して該モータ14を回転駆動する。該モータ14
の回転が時計輪列16により適位に減速され、
時、分及び秒の表示剣による時刻表示18を可能
とする。目安接点20は使用者により設定された
時刻に目安出力を発生させるためのもので、例え
ば時計輪列16の時針車と目安車とで構成される
目安カム機構でのカム変位に基づいて接点板を閉
成制御させて出力Rに「H」の信号を20分程度発
生させる。この出力Rは鳴り止めスイツチ22の
出力Aと共にアンドゲート24に供給される。ア
ンドゲート24の出力Sは分周回路10からの一
定周期信号(例えば2048Hz)φと共にアンドゲ
ート26に供給され、このアンドゲート26の出
力Tが報知回路28に供給される。従つて鳴り止
めスイツチ22が閉状態にて目安接点20から目
安出力が出力Rに発生した時に目安動作が開始さ
れ、報知回路28からアラーム音が報知される。
タイマ機能切換スイツチ30は、時計構成部4
とタイマ構成部6とを結合させた時でも鳴り止め
スイツチ22の操作状態に関係なくタイマ動作を
行なわせるための制御スイツチであり、該スイツ
チ30の出力を鳴り止めスイツチ22の出力Aと
共に、タイマ機能切換回路32内のオアゲート3
4に供給している。オアゲート34の出力Bはタ
イマ構成部6に上記スイツチ22あるいは30の
出力を供給するための接合接点36に供給され、
該接合接点36は両構成部4と6とを第1図の様
に結合した時に導通するものである。さらにタイ
マ機能切換回路32からは「H」の信号が、上記
接合接点36と同様な接合接点38に供給されて
いる。
一方タイマ構成部6は、時計構成部4と同様の
基準信号発生器39、分周回路40、波形整形回
路41及びモータ42を含み、モータ42の回転
がタイマ輪列44により適位に減速されてタイマ
表示板46を非セツト方向に回転されるものであ
る。このモータ42の回転動作はタイマ接点48
により制御され、タイマ表示板46をセツト方向
に回転させた時に出力Dが「H」となつてモータ
42が動作して計時動作が開始する。すなわち出
力Dはマルチプレクサ50を介してアンドゲート
52に供給されており、該アンドゲート52によ
つて波形整形回路40の出力パルスが制御されて
いる。
本実施例では計時動作が開始されてからタイマ
出力が発生するまでメロデイ音を報知する様にな
つており、メロデイ信号発生回路54が設けられ
ている。メロデイ信号発生回路54はアドレスカ
ウンタ56、メロデイROM58及びD−A変換
器60から成り、タイマ接点48の出力Eが
「H」の時にメロデイ信号を出力Mに発生して報
知回路62に供給する。アドレスカウンタ56は
そのリセツト端子Rに「H」の信号が供給される
と分周回路40からの一定周期信号φaをカウン
トし、メロデイROM58から符号化信号を読み
出す。読み出された符号化信号はD−A変換器6
0にて復号、補間等の処理が行なわれ、アナログ
信号に変換されたメロデイ信号が出力Mに発生し
て報知回路62から報知される。アドレスカウン
タ56のリセツト端子Rにはマルチプレクサ64
を介してタイマ接点48の出力Eが供給される。
この出力Eはタイマ時間をセツトした時からタイ
マ時間の計時が終了するまで「H」の信号を発生
し、タイマ時間経過後にはタイマ出力として
「L」の信号を発生するものである。
また本実施例では計時動作に基づいてメロデイ
の音量を低くする様になつており、報知回路62
に供給する電源電圧を計時動作に基づいて低くす
る電圧制御回路66が設けられている。電源出力
はP−MOSトランジスタ(以下トランジスタと
称す)68〜72、抵抗器74〜80から成る並
列回路である電圧制御回路66を介して報知回路
62に供給される。これによれば上記トランジス
タ68〜72全てがオン状態であれば並列回路の
合成抵抗が低く、従つて報知回路62には比較的
高い電圧が供給されるが、トランジスタ68〜7
2がオフ状態になる毎に合成抵抗は高くなり、従
つて報知回路62に供給される電圧は低くなる。
この結果報知回路62には4段階の電圧が供給さ
れるため、メロデイ音の音量も4段階で低くな
る。そしてトランジスタ68〜72のゲートには
タイマ接点48から出力N,O及びPがそれぞれ
供給され、出力N,O及びPが「H」となる毎に
トランジスタ68,70及び72がオフ状態とな
る。タイマ接点48の出力N,O及びPが「H」
となるのはそれぞれタイマ残時間が「40分以
下」、「20分以下」及び「10分以下」に設定されて
いる。なお上述のタイマ接点48はタイマ表示板
46の裏に配置された可動接点と、それに摺動す
る固定接点による周知のタイマ接点構成にて得ら
れるものである。
タイマ構成部6内に設けられたタイマ機能切換
回路82はマルチプレクサ50及び64、アンド
ゲート84及び86、さらにオアゲート88から
構成される。
マルチプレクサ50及び64は出力切換制御端
子Aに「L」が供給されると入力端子X1と出力
端子X0とを導通させ、「H」が供給されると入力
端子X2と出力端子X0とを導通させるもので、出
力切換制御端子Aにはオアゲート88の出力Cを
供給している。このオアゲート88は一方の入力
端がアースに接続され、他方の入力端は前述の接
合接点38と接続される。従つて時計構成部4と
タイマ構成部6とを結合すれば出力Cが「H」と
なり、分離すれば「L」となることがわかる。そ
してマルチプレクサ50は、入力端子X1にタイ
マ接点48の出力Dを、入力端子X2に出力Dと
共に接合接点36の出力が供給されるアンドゲー
ト84の出力Fをそれぞれ供給し、出力端子X0
の出力Gをアンドゲート52に供給する。またマ
ルチプレクサ64は、入力端子X1にタイマ接点
48の出力Eを、入力端子X2に出力Eと共に接
合接点36の出力が供給されたアンドゲート86
の出力Hをそれぞれ供給し、出力端子X0の出力
Lをアドレスカウンタ56のリセツト端子Rに供
給している。
以下本実施例の特徴的な動作について説明す
る。
まず結合状態においては第5図のタイムチヤー
トに基づいて説明すると、結合状態であるので出
力Cは常時「H」であり、マルチプレクサ50及
び64では入力端子X2と出力端子X0とが導通し
ている。また初期状態においては鳴り止めスイツ
チ22及びタイマ機能切換スイツチ30が開状
態、さらにタイマ表示板46が第4図イに示す非
セツト状態であり、出力F及びHは共に「L」で
ある。そして時刻t1にてタイマ表示板46をセツ
ト方向に回転させて第4図ロの状態(タイマ時間
を30分にセツト)にすると、出力D及びEが
「H」となつてタイマ時間がセツトされる。しか
し出力Bは依然「L」のままであるので出力F及
びHは「L」を保持する。従つて出力G及びLも
「L」を保持しており、ここでは計時動作及びメ
ロデイ報知動作は行なわれない。なお出力Nは
「H」となりトランジスタ68はオフ状態であ
る。時刻t2において、例えば鳴り止めスイツチ2
2を閉状態とすると出力Bは「H」となり、出力
F及びHが「H」になる。この結果時刻t2から出
力G及びLが「H」となつて計時動作及びメロデ
イ報知動作が開始される。ここではトランジスタ
68がオフ状態であるため、メロデイ音はレベル
3で報知される。時刻t3ではタイマ表示板46が
第4図ハの状態になつたことを示し、ここでは出
力Oが「H」となつてトランジスタ70がオフ状
態となる。この結果時刻t3からはメロデイ音がレ
ベル2に下がつて報知される。さらに時刻t4では
タイマ表示板46が第4図ニの状態になつたこと
を示し、ここでは出力Pも「H」となつてトラン
ジスタ72がオフ状態となる。従つて時刻t4から
はメロデイ音がレベル1に下がつて報知される。
そして時刻t5はタイマ時間の計時が終了したとこ
ろであり、タイマ表示板46は第4図ホの状態と
なる。ここでは出力Eにタイマ出力が発生して
「L」となり、出力H及びLが「L」となつてメ
ロデイ報知動作を停止するが、出力D及びGは
「H」のままであり、タイマ表示板46はさらに
回転を継続する。なお出力N,O及びPは「L」
となる。そして時刻t5から1分程度経過して時刻
t6となるとタイマ表示板46は再び第4図イの非
セツト状態に戻るため出力Dが「L」となり、出
力F及びGも「L」となつて計時動作を終了す
る。その後時刻t7において出力Rに目安出力が発
生すると、出力Sが「H」となるため目安動作が
開始され出力Tにはアラーム信号が発生して報知
回路28からアラーム音が報知され、時刻t8にて
鳴り止めスイツチ22を開状態とすれば目安動作
を停止して初期状態に復帰する。
なお、ここではタイマ時間の計時が終了するま
でメロデイ音を報知させたが、鳴り止めスイツチ
22を開状態にするか、あるいは強制的にタイマ
表示板46を非セツト状態にすればメロデイ報知
動作及び計時動作を停止することもできる。さら
にはタイマ機能切換スイツチ30を閉状態とすれ
ば、鳴り止めスイツチ22の操作状態には関係な
く計時動作及びメロデイ報知動作を行なえるのは
明らかである。
この様に両構成4及び6を結合状態で使用する
と、寝る直前に上述の操作を行なえば所望の時間
だけメロデイを報知させることになり、これによ
つて目安動作を可能状態にしたことを確認できる
という効果の他に、メロデイによつて使用者の眠
気を誘うことも可能であり、1台の時計装置にて
心地良い眠りと快適な目覚めを使用者に提供する
ということが可能である。
次にタイマ構成部6を分離して使用する場合に
ついて第6図のタイムチヤートを用いて説明す
る。分離状態においては通常のタイマ機能と同様
に、タイマ時間をセツトしただけで計時動作を開
始する。すなわち出力Cは常時「L」であり、マ
ルチプレクサ50及び64は入力端子X1と出力
端子X0とが導通する。従つて時刻t1にて第4図ロ
に示す様にタイマ時間をセツトすると、直ちに出
力G及びLが「H」となつて計時動作及びメロデ
イ報知動作が開始される。以下は結合状態での動
作と同様であり、タイマ表示板46は時刻t2では
第4図ハ、時刻t3では第4図ニにす状態となり、
それぞれメロデイ音がレベル2、レベル1に下げ
られる。そしてタイマ表示板46が第4図ホの状
態になる時刻t4では出力Lが「L」となるためメ
ロデイ報知動作が停止し、さらに1分程度経過し
て時刻t5になるとタイマ表示板46は第4図イの
状態となつて計時動作も停止する。
この様にタイマ構成部6を分離して使用すれば
通常のタイマ機能と同様に動作させることがで
き、さらにはタイマ時間を計時している期間にお
いてメロデイ音が報知されるため、メロデイ音に
よつて時間の経過をある程度把握できるという効
果もある。
以上の様に本実施例においては、タイマ機能を
独立して使用する場合と時計構成部4の鳴り止め
スイツチ22の操作状態にて制限する場合とを時
計構成部4とタイマ構成部6とを分離するか結合
させるかにて制御でき、タイマ動作としてのメロ
デイ音を単なる計時動作音としてだけでなく、ス
リープ音として用いることを可能とする。
次に本発明の第2実施例について説明する。
第2実施例は第7図の回路ブロツク図に示さ
れ、基本的な構成は第1実施例と同様のため、同
一部材は同一符号を付して説明を省略する。
第1実施例との違いはタイマ構成部6において
タイマ動作がタイマ出力が発生した後に行なわれ
ることであり、第1実施例でのタイマ機能切換回
路82内に設けられたマルチプレクサ64の入力
端子X1及びX2の入力信号を変更したタイマ機能
切換回路92を設けたことである。具体的にはマ
ルチプレクサ64の入力端子X1にはタイマ接点
48の出力Dと反転した出力Eとが供給されるア
ンドゲート94の出力Jが供給され、入力端子
X2には出力D、反転した出力E及び接合接点3
6からの出力が供給されるアンドゲート96の出
力Iが供給される。そして出力端子X0からは出
力Lが分周回路40からの一定周期信号(例えば
2048Hz)φと共にアンドゲート90に供給され
る。このアンドゲート90の出力Qは報知回路6
2に供給され、出力Lが「H」になると出力Qに
タイマ報知信号を発生し、報知回路62からタイ
マ報知音を報知するものである。但し報知回路6
2には一定の電源電圧が供給されているので、タ
イマ報知音の音量は変化しない。
結合状態について第8図のタイムチヤートを用
いて説明すると、第1実施例と同様に、鳴り止め
スイツチ22及びタイマ機能切換スイツチ30が
開状態では、タイマ時間を第4図ロの様にセツト
しても計時動作は行なわれない(時刻t1)。時刻t2
において鳴り止めスイツチ22を閉状態とすれ
ば、出力F及びGが「H」となつて計時動作が開
始される。これは出力Cが「H」であり、従つて
マルチプレクサ50及び64では入力端子X2
出力端子X0とが導通しているからである。そし
てタイマ時間の計時が終了する時刻t3になりタイ
マ表示板46が第4図ホの状態になると、出力E
はタイマ出力が発生して「L」となり、これによ
つて出力Iが「H」となる。従つて出力Lも
「H」となり、出力Qにタイマ報知信号が発生さ
れて報知回路62からタイマ報知音が報知され
る。この報知音はタイマ表示板46が再び第4図
イの状態になる約1分後の時刻t4まで継続され
る。すなわち時刻t4では出力Dが「L」となり、
これによつて出力I及びLも「L」となるためで
ある。そしてこれと同時に出力F及びGも「L」
となつて計時動作が停止される。その後時刻t5
は出力Rに目安出力が発生して目安動作が開始し
て報知回路28からアラーム音が報知され、時刻
t6にて鳴り止めスイツチ22を開状態にすればア
ラーム音の報知が停止してタイマの計時動作は禁
止される。
この結合状態においては、アラーム時刻を最終
目的の時刻として設定し、その中間的な時間をタ
イマ時間としてセツトすることができ、2種類の
時間を鳴り止めスイツチ22にて管理することが
可能である。例えば夜遅くまで仕事をする場合に
は休憩時間等の管理が煩わしく、予定の行動がで
きないことが多いが、本実施例によれば上記の問
題も解することができる。翌朝起きなければなら
ない時刻をアラーム時刻として設定し、休憩時
間、例えば仮眠を取る時間をタイマ時間としてセ
ツトしておけば、いば仮眠を取る時に鳴り止めス
イツチ22を閉状態にするだけで良い。これによ
つてタイマ時間経過後には報知音が報知されて仮
眠から覚めることができる。そして目覚めたなら
ば、翌朝起きる時間のことを考える必要もなく、
すぐに仕事の続きをすることができ、さらには仕
事の終了時においても、翌朝起きる時間のことを
考える必要もなく、すぐに睡眠を取ることができ
る。すなわち、この例では鳴り止めスイツチ22
の操作のみで仮眠を取る時間及び翌朝起きる時間
を管理できるものである。また本実施例では計時
動作を一旦禁止できるため、延べの休憩時間を管
里することも可能である。
一方分離状態では通常のタイマと全く同じ動作
であり、第9図にその動作を示す。すなわち時刻
t1でタイマ時間を第4図ロの様にセツトすると、
出力D及びGが「H」となつて計時動作が直ちに
開始される。ここでは出力Cが「L」であり、従
つてマルチプレクサ50及び64では入力端子
X1と出力端子X0とが導通しているからである。
そしてタイマ時間の計時が終了する時刻t2になり
タイマ表示板46が第4図ホの状態になると、出
力Eはタイマ出力が発生して「L」となり、これ
によつて出力Jが「H」となる。従つて出力Lも
「H」となり、報知回路62からタイマ報知音が
報知される。この報知音はタイマ表示板46が再
び第4図イの状態になる約1分後の時刻t3まで継
続される。すなわち時刻t3では出力Dが「L」と
なり、これによつて出力J及びLも「L」となる
ためである。そしてこれと同時に出力F及びGも
「L」となつて計時動作が停止される。
以上の様に本実施例においても、タイマ機能を
通常のタイマとして独立して使用する場合と時計
構成部4の鳴り止めスイツチ22の操作状態にて
制限する場合とを時計構成部4とタイマ構成部6
とを分離するか結合させるかにて制御でき、タイ
マ動作としてのタイマ報知音を単なるタイマ時間
経過音としてだけでなく、アラーム音報知までの
中間チエツク等として用いることを可能とする。
次に本発明の第3実施例について説明する。
第3実施例は第1実施例をさらに改良したもの
で、結合状態ではタイマ動作としてのメロデイ報
知動作を計時動作開始時からタイマ出力発生時ま
で動作させ、一方分離状態ではメロデイ報知動作
をタイマ出力発生後に動作させるタイマ機能切換
回路98が設けられている。なおタイマ機能切換
回路98以外は第1実施例と同様であるので、タ
イマ機能切換回路98のみを第10図に示す。
タイマ機能切換回路98は第1実施例における
タイマ機能切換回路82において、マルチプレク
サ64の入力端子X1に出力Dと反転した出力E
とが供給されるアンドゲート100の出力Kを供
給しただけで構成される。
結合状態においては、出力Cが「H」となつて
マルチプレクサ50及び64の入力端子X2と出
力端子X0とが導通する。従つてこの状態での動
作は第1実施例の結合状態での動作と全く同じた
め説明を省略する。
一方分離状態においては、出力Cは「L」とな
つてマルチプレクサ50及び64の入力端子X1
と出力端子X0とが導通し、以下第11図のタイ
ムチヤートを用いて説明する。時刻t1において第
4図ロの様にタイマ時間をセツトすると、出力D
及びEが「H」となり、これによつて出力Gも
「H」となる。しかし出力Kは「L」のままであ
るため、出力Lも「L」を保持する。従つて時刻
t1では計時動作のみ開始され、第1実施例とは違
つてメロデイ報知動作は行なわれない。そしてタ
イマ時間の計時が終了する時刻t2にタイマ表示板
46は第4図ホの状態になり出力Eはタイマ出力
が発生して「L」となり、これによつて出力Kが
「H」となる。従つて出力Lも「H」となり、出
力Mにメロデイ信号が発生して報知回路62から
メロデイ音が報知される。なおここではタイマ接
点48の出力N,O及びPは「L」であるためト
ランジスタ68〜72はオン状態であり、従つて
メロデイ音はレベル4で報知される。このメロデ
イ報知音はタイマ表示板46が再び第4図イの状
態になる約1分後の時刻t3まで継続される。すな
わち時刻t3では出力Dが「L」となり、これによ
つて出力K及びLも「L」となるためである。そ
してこれと同時に出力F及びGも「L」となつて
計時動作が停止される。
以上の様に本実施例においては、タイマ機能を
独立して使用する場合と時計構成部4の鳴り止め
スイツチ22の操作状態にて制限する場合とを時
計構成部4とタイマ構成部6とを分離するか結合
させるかにて制御できると共に上記2種類の使用
時においては、それぞれの使用に適合した時期に
タイマ動作としてのメロデイ報知動作を行なうこ
とができ、一つのタイマ付時計装置2によつて多
種の状況でも使用を可能とする。
なお上述の実施例においては、タイマ動作とし
てメロデイ報知及びタイマ報知を用いたが、他の
タイマ動作、例えばラジオ、テレビ等の電気機器
の電源のオン、オフを制御する装置を設けても同
様な効果が得られる。
以上の説明の様に、本発明は、時計構成部とタ
イマ構成部とを分離・結合可能に構成し、両構成
を分離させた時にはタイマ構成部のタイマ機能を
独立にて動作できる様にし、一方結合させた時に
はタイマ機能を時計構成部の鳴り止めスイツチの
動作可能状態の操作では禁止することによつて、
タイマ構成部を通常のタイマ機能として用いる場
合と、スリープ機能、中間チエツク機能等の新規
なタイマ機能として用いる場合と、を両構成の分
離・結合によつて制御できるものであり、極めて
実用価値の大なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る実施例としてのタイマ付
時計装置の時計構成部とタイマ構成部とを結合さ
せた状態を示す外観図。第2図は第1図における
タイマ付時計装置の時計構成部とタイマ構成部と
を分離させた状態を示す外観図。第3図は本発明
に係る第1実施例の回路ブロツク図。第4図は実
施例に係るタイマ表示板46の動作を示す図。第
5,6図は第1実施例の動作を示すタイムチヤー
ト。第7図は本発明に係る第2実施例の回路ブロ
ツク図。第8,9図は第2実施例の動作を示すタ
イムチヤート。第10図は本発明に係る第3実施
例の回路ブロツク図。第11図は第3実施例の動
作を示すタイムチヤート。 2……タイマ付時計装置、4……時計構成部、
6……タイマ構成部、20……目安接点、22…
…鳴り止めスイツチ、34……タイマ機能切換回
路、36,38……接合接点、46……タイマ表
示板、48……タイマ接点、82,92,98…
…タイマ機能切換回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 基準回転源のモータの回転を適位に減速し時
    刻表示を行ないかつ設定された時刻に目安接点か
    ら目安出力を発生させ目安動作を行なう時計構成
    部と、タイマセツト表示板をセツト方向に回転さ
    せることによつて基準回転源としてのモータを動
    作させ、該モータの回転を適位に減速してタイマ
    セツト表示板を非セツト方向に回転させることに
    より計時動作を開始させ、セツト時間経過後にタ
    イマ接点よりタイマ出力を発生させてタイマ動作
    を行なうタイマ構成部と、を有し、時計構成部に
    は目安動作の動作可能状態と動作不可能状態とを
    切換操作できる鳴り止めスイツチが構成され、一
    方、時計構成部とタイマ構成部とは分離・結合可
    能に構成されると共に結合時に両構成の電気的導
    通を果たす接合接点が付設され、前記両構成が結
    合して接合接点が導通状態ではタイマ構成部の計
    時動作を鳴り止めスイツチの動作不可能状態の操
    作により禁止すると共に動作可能状態の操作によ
    り禁止を解除し、分離して接合接点が非導通状態
    ではタイマ構成部の計時動作を独立動作可能とす
    るタイマ機能切換回路を構成したことを特徴とす
    るタイマ付時計装置。 2 基準回転源のモータの回転を適位に減速し時
    刻表示を行ないかつ設定された時刻に目安接点か
    ら目安出力を発生させ目安動作を行なう時計構成
    部と、タイマセツト表示板をセツト方向に回転さ
    せることによつて基準回転源としてのモータを動
    作させ、該モータの回転を適位に減速してタイマ
    セツト表示板を非セツト方向に回転させることに
    より計時動作を開始させ、セツト時間経過後にタ
    イマ接点よりタイマ出力を発生させてタイマ動作
    を行なうタイマ構成部と、を有し、時計構成部に
    は目安動作の動作可能状態と動作不可能状態とを
    切換操作できる鳴り止めスイツチが構成され、一
    方、時計構成部とタイマ構成部とは分離・結合可
    能に構成されると共に結合時に両構成の電気的導
    通を果たす接合接点が付設され、前記両構成が結
    合して接合接点が導通状態ではタイマ構成部の計
    時動作を鳴り止めスイツチの動作不可能状態の操
    作により禁止すると共に動作可能状態の操作によ
    り禁止を解除し、さらにタイマ動作は計時動作が
    開始された時からタイマ出力が発生するまで動作
    させ、一方分離して接合接点が非導通状態ではタ
    イマ構成部の計時動作を独立動作可能とし、さら
    にタイマ動作はタイマ出力が発生した後に動作さ
    せるタイマ機能切換回路を構成したことを特徴と
    するタイマ付時計装置。
JP16900783A 1983-09-12 1983-09-12 タイマ付時計装置 Granted JPS6058582A (ja)

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