JPS625991B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS625991B2
JPS625991B2 JP6969878A JP6969878A JPS625991B2 JP S625991 B2 JPS625991 B2 JP S625991B2 JP 6969878 A JP6969878 A JP 6969878A JP 6969878 A JP6969878 A JP 6969878A JP S625991 B2 JPS625991 B2 JP S625991B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aluminum foil
elongation
yield strength
nip roll
width
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP6969878A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS555102A (en
Inventor
Kazuo Tejima
Isao Takahashi
Masahiro Nozu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Aluminum KK
Original Assignee
Toyo Aluminum KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Aluminum KK filed Critical Toyo Aluminum KK
Priority to JP6969878A priority Critical patent/JPS555102A/ja
Publication of JPS555102A publication Critical patent/JPS555102A/ja
Publication of JPS625991B2 publication Critical patent/JPS625991B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21FWORKING OR PROCESSING OF METAL WIRE
    • B21F9/00Straining wire

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Metal Rolling (AREA)
  • Heat Treatment Of Nonferrous Metals Or Alloys (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は改良された軟質アルミニウム箔及びそ
の製造方法に関し、詳しくは、伸びが小さく、耐
力の大きい軟質アルミニウム箔とその製造方法に
関する。
従来から、ヨーグルト、プリン等を充填するた
めの容器の蓋材として、軟質アルミニウム箔や、
これとプラスチツクその他の材料との複合材料に
印刷を施したものが使用されている。しかし、最
近になつて、成形、充填及び密封という複数の工
程を一連の機械で処理する所謂フオーム―フイル
―シール(Form―Fill―Seal)機が使用される
ようになるに従つて、印刷ピツチ精度の要求が高
くなり、例えば、従来であれば85mm−0+1.0mm
程度であつたものが、250mm−0〜+0.3mmのよう
な高い精度が要求されるようになつている。
しかし、従来の軟質アルミニウム箔は伸びが大
きすぎて、この要求を満たすことができず、しか
も、耐力も十分ではない。従つて、一部では、こ
の要求を満たすために、特殊な合金箔が用いられ
ているが、このような合金箔を製造するには、合
金の鋳造から始めなければならず、他の用途への
転用が困難なこともあつて、高価なものとなつて
いる。更に、合金箔は印刷インキ等に対する密着
性が悪い等の問題もある。
本発明は従来の軟質アルミニウム箔における上
記した問題を解決するためになされたものであつ
て、伸びが小さく、しかも、耐力の大きい改良さ
れた軟質アルミニウム箔とその製造方法を提供す
ることを目的とする。
本発明は、5.0〜7.5%の伸びと5.5〜8.5Kg/mm2
耐力を有する改良された軟質アルミニウム箔であ
つて、これを製造するため、軟質アルミニウム箔
に張力を付加して2〜10%伸長することを特徴と
する。
このように、軟質アルミニウム箔に張力を付加
して伸長することにより、軟質アルミニウム箔に
破断に至らない程度の変形を加え、一般に加工硬
化として知られる永久歪を生じさせることによ
り、熱処理によつて得られたものとは異なつた耐
力の高い伸びの小さいアルミニウム箔が得られる
のである。
軟質アルミニウム箔に張力を付加するために、
例えば、少なくとも二組のニツプロールを用い、
先行するニツプロールの周速を大きくする方法、
テンシヨンレベラーを用いる方法が採用される。
例えば、添付図面に示すように、アルミニウム
箔の巻き戻しロール3と巻き取りロール4との間
に、第一のニツプロール1と第二のニツプロール
2を設け、この間に好ましくはドラム5を配置し
その外周に沿わせてアルミニウム箔を走行させ
る。
本発明に従つて製造されたアルミニウム箔は、
伸び5.0〜7.5%、耐力(0.2%)5.5〜8.5Kg/mm2
有し、伸びが著しく小さいので印刷等の後工程で
の伸び代が少なくなり、また、耐力が高いこと、
更には引張りによるたるみがなくなつて材料が均
一になることと相まつて、前記した高いピツチ精
度の要求にも適し、ピツチ管理が非常に容易であ
る。
以下に実施例により本発明を具体的に説明す
る。尚、実施例においては、第二のニツプロール
の周速を第一のニツプロールの周速よりも2〜10
%先進させて、焼鈍したアルミニウム箔Aをこれ
らのニツプロール間で2〜10%伸ばした。
実施例 1 アルミニウム純度99.3%、厚さ48μ、幅520
mm、引張り強さ7.5Kg/mm2、耐力(0.2%)3.0Kg/
mm2、伸び8.5%の軟質アルミニウム箔を周速57
m/分の第一のニツプロールと周速62m/分の第
二のニツプロールとの間で約8.7%伸長させたと
ころ、厚さ45μ、幅515.5mm、引張り強さ8.3Kg/
mm2、耐力(0.2%)7.3Kg/mm2、伸び5.6%の改良ア
ルミニウム箔を得た。
この引張り処理前のアルミニウム箔に二色印刷
を施したところ、印刷精度は160mm−0〜+0.25
mmであり、たるみがあつたが、本発明に従つて改
良されたアルミニウム箔の場合は、同一の印刷条
件下で印刷精度は160mm−0〜+0.1mm以内で、た
るみもなかつた。
実施例 2 アルミニウム純度99.3%、厚さ38μ、幅370
mm、引張り強さ7.3Kg/mm2、耐力(0.2%)2.9Kg/
mm2、伸び8.3%の軟質アルミニウム箔を周速57
m/分の第一のニツプロールと周速60m/分の第
二のニツプロールとの間で約5.2%伸長させたと
ころ、厚さ36μ、幅367mm、引張り強さ8.2Kg/
mm2、耐力(0.2%)6.9Kg/mm2、伸び5.5%の改良ア
ルミニウム箔を得た。
この引張り処理前のアルミニウム箔の印刷精度
は、右246mm−0.3〜+0.3mm、左246mm−0.15〜+
0.3mmでたるみがあつたが、改良されたアルミニ
ウム箔の場合は、右246mm−0〜+0.15mm、左246
mm−0〜+0.15mm以内であり、たるみもなかつ
た。
実施例 3 アルミニウム純度99.3%、厚さ48μ、幅520
mm、引張り強さ7.7Kg/mm2、耐力(0.2%)3.1Kg/
mm2、伸び8.5%の軟質アルミニウム箔を周速57
m/分の第一のニツプロールと、周速62.5m/分
の第二ニツプロールとの間で約9.6%伸長させた
ところ、厚さ45μ、幅515.5mm、引張り強さ8.5
Kg/mm2、耐力(0.2%)8.1Kg/mm2、伸び5.6%の改良
アルミニウム箔を得た。
この引張り処理前のアルミニウム箔に二色印刷
を施したところ、印刷精度は、160mm−0〜+
0.25でたるみがあつたが、改良されたアルミニウ
ム箔の場合は、印刷精度は160mm−0〜+0.1mm以
内であり、たるみもなかつた。
実施例 4 アルミニウム純度99.3%、厚さ37μ、幅370
mm、引張り強さ6.8Kg/mm2、耐力(0.2%)2.6Kg/
mm2、伸び7.5%の軟質アルミニウム箔を周速57
m/分の第一のニツプロールと周速58.2m/分の
第二のニツプロールとの間で約2%伸長させたと
ころ、厚さ36.5μ、幅368mm、引張り強さ7.4Kg/
mm2、耐力(0.2%)5.3Kg/mm2、伸び6.8%の改良ア
ルミニウム箔を得た。
この引張り処理前のアルミニウム箔の印刷精度
は、160mm−0〜+0.3でたるみがあつたが、改良
されたアルミニウム箔の場合は、160mm−0〜+
0.15mm以内であり、たるみもなかつた。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の方法を実施するのに適した装置
の一例を示す。 1…第一のニツプロール、2…第二のニツプロ
ール、3…巻き戻しロール、4…巻き取りロー
ル。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 5.0〜7.5%の伸びと5.5〜8.5Kg/mm2の耐力を有
    する改良された軟質アルミニウム箔。 2 軟質アルミニウム箔に張力を付加して2〜10
    %伸ばし、5.0〜7.5%の伸びと5.5〜8.5Kg/mm2の耐
    力を有する改良された軟質アルミニウム箔の製造
    方法。
JP6969878A 1978-06-06 1978-06-06 Manufacture of improved soft aluminum foil Granted JPS555102A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6969878A JPS555102A (en) 1978-06-06 1978-06-06 Manufacture of improved soft aluminum foil

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6969878A JPS555102A (en) 1978-06-06 1978-06-06 Manufacture of improved soft aluminum foil

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS555102A JPS555102A (en) 1980-01-16
JPS625991B2 true JPS625991B2 (ja) 1987-02-07

Family

ID=13410332

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6969878A Granted JPS555102A (en) 1978-06-06 1978-06-06 Manufacture of improved soft aluminum foil

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JP (1) JPS555102A (ja)

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Publication number Publication date
JPS555102A (en) 1980-01-16

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