JPS6259527B2 - - Google Patents

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JPS6259527B2
JPS6259527B2 JP5846680A JP5846680A JPS6259527B2 JP S6259527 B2 JPS6259527 B2 JP S6259527B2 JP 5846680 A JP5846680 A JP 5846680A JP 5846680 A JP5846680 A JP 5846680A JP S6259527 B2 JPS6259527 B2 JP S6259527B2
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capacitor
transistor
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resistor
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Takeshi Suwa
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Terasaki Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は過電流継電器に関し、特に、たとえ
ば主回路に過大電流が流れたとき、瞬時もしくは
所定の遅延時間後に引きはずし装置を駆動して主
回路をしや断するような過電流継電器に関する。
従来より、たとえば主回路の電流が所定値以上
になると、ある限時を有してあるいは瞬時に、こ
の主回路をしや断する過電流継電器が実用に供さ
れている。
第1図はこの発明の背景となる過電流継電器の
限時特性を示すグラフの一例であり、横軸に定格
電流に対する百分率「%」、縦軸に引きはずし動
作時間を示す。この一例の3要素引きはずし特性
においては、長限時および瞬時引きはずし要素の
設定値は固定されており、短限時要素の設定値は
500〜1000%の範囲で可変となつている。また、
各要素の時限は固定されている。
第2図は第1図に示す限時特性を有する過電流
継電器の一例を示す電気回路図である。この第2
図に示す例では、主回路として三相交流回路を示
す。したがつて、主回路には三相の電線1a〜1
cが設けられ、この各線1a〜1cには、後述の
引きはずしコイル10によつて駆動される回路し
や断器2が介挿される。そして、これら各線1a
〜1cには、それぞれの線に流れる電流を検出す
るための変流器3a〜3cが個別的に設けられ
る。各変流器3a〜3cの出力端には、その出力
電流をさらに小さくするため飽和型の中間トラン
ス4a〜4cの1次側が接続される。この中間ト
ランス4a〜4cの2次巻線の各一方端は、整流
回路5を構成するダイオード51a,52a,5
1b,52b,51c,52cに接続される。そ
して、この中間トランス4a〜4cの2次巻線の
各他方端は、個別的に2つのダイオード53,5
4に接続される。これらの変流器3a〜3cおよ
び中間トランス4a〜4cならびに整流回路5に
よつて入力回路が構成される。この入力回路は、
三相の電線1a〜1cを流れる各相電流のうち、
最大の絶対値を有する電流に相関する入力電流を
後続の回路に与えるためのものである。
前記整流回路5からの最大電流に相関する直流
電流は、ダイオード701と可変抵抗器625と
抵抗601とダイオード702とを介してコンデ
ンサ801を充電するとともに、ダイオード70
6を介してコンデンサ806を充電する。ここ
で、ダイオード706およびコンデンサ806の
直列回路と、可変抵抗器625、抵抗601およ
びダイオード702の直列回路とが並列接続され
ていることにより、コンデンサ806の両端電圧
は可変抵抗器625と抵抗601との両端電圧波
高値に等しくなる。なお、可変抵抗器625と抵
抗601との直列回路には、直列接続された3個
のツエナーダイオード703〜705が並列接続
されているため、可変抵抗器625と抵抗601
との両端電圧はツエナーダイオード703〜70
5のツエナー電圧の和によつて規定される。
前記コンデンサ801の充電電圧がトランジス
タ901のベースとアースとの間に接続されてい
るツエナーダイオード707,708のツエナー
電圧の和に達したとき、ダイオード702を介し
た入力電流は、前記トランジスタ901のエミツ
タ−ベース間に接続された抵抗603を介してツ
エナーダイオード707および708を経てアー
スに至る。抵抗603に電流が流れたことによつ
て、その両端に電圧が生じ、コンデンサ801に
対して並列的に接続されたトランジスタ901が
導通する。トランジスタ901が導通状態になる
と、入力電流はトランジスタ901のエミツタ−
コレクタを介して抵抗602に流れる。また、抵
抗603による電圧降下は、トランジスタ901
のエミツタ−ベース間電圧降下VEBのほぼ0.6V
に保持される。したがつて、コンデンサ801の
端子電圧は一定の値(ツエナーダイオード70
7,708のツエナー電圧の和+0.6V)に保持
される。この電圧は入力電流の大きさに関係なく
一定電圧であり、このコンデンサ801の端子電
圧が後述のコンパレータ904,905の電源電
圧となる。また、前述の抵抗603およびツエナ
ーダイオード707を経て流れる電流によつてコ
ンデンサ802が充電され、その端子電圧はツエ
ナーダイオード708のツエナー電圧によつて規
定される一定電圧ES2となる。この電圧ES2は
後述のプログラマブルユニジヤンクシヨントラン
ジスタ(PUT)907の基準ゲート電圧にな
り、この電圧ES2を可変抵抗器605と抵抗6
04とによつて分圧された電圧ES1はコンパレ
ータ904と905との基準電圧になる。
一方、コンデンサ806は、抵抗601の端子
電圧波高値に等しい純直流電圧で充電され、その
電圧は主回路の大きさに比例する。その結果、ト
ランジスタ902のエミツタ側に接続されている
可変抵抗器607と抵抗606およびトランジス
タ906のエミツタ側抵抗613の両端に電圧が
生じる。この場合、可変抵抗器607と抵抗60
6とによる電圧降下は抵抗613の電圧降下に等
しく、その値はコンデンサ806の両端電圧より
ほぼ0.6V低い値になる。この第2図において
は、主回路に過電流が流れた場合、コンデンサ8
06の両端電圧を0.6Vに比べてかなり大きくと
つているので、結果的に可変抵抗器607と抵抗
606とによる電圧降下および抵抗613による
電圧降下の大きさは、ほぼ主回路電流に比例した
大きさとなる。したがつて、トランジスタ902
のエミツタ電流は、ほぼ主回路電流の大きさに比
例して流れ、ほぼエミツタ電流に等しいコレクタ
電流がトランジスタ902のコレクタ側に接続さ
れている抵抗609に流れる。
その結果、抵抗609の両端に生じる電圧が長
限時信号として、コンパレータ904の比較入力
端に与えられる。この信号すなわち抵抗609の
両端に生じた電圧が、コンパレータ904の基準
電圧ES1より大きくなる(主回路電流が長限時
引きはずしの設定値を超えることを意味する)
と、コンパレータ904からハイレベル信号が出
力され、ダイオード709を介して抵抗620に
印加される。その結果、後述の限時用コンデンサ
803は充電可能の状態となる。逆に、抵抗60
9の両端に生じた電圧がコンパレータ904の基
準電圧ES1より小さい(主回路電流が長限時回
路の設定値以下であることを意味する)場合、コ
ンパレータ904の出力信号はローレベルとな
り、コンデンサ803に充電されている電荷がダ
イオード710と抵抗620とを介して放電され
る。前述のごとく、主回路電流が長限時回路の設
定値を超え、コンデンサ803が充電可能状態に
あるとき、前記トランジスタ906のコレクタ電
流がコンデンサ803の充電電流となる。トラン
ジスタ906のコレクタ電流はほぼ自身のエミツ
タ電流に等しく、この場合、トランジスタ906
のエミツタ抵抗613によつて生じる電圧降下
は、前述のごとくほぼ主回路電流の大きさに比例
している。
一方、PUT907のゲート電極には、抵抗6
16を介してゲート電圧ES2が印加される。し
たがつて、PUT907はコンデンサ803の両
端電圧がゲート電圧に達したとき導通して、カソ
ードから抵抗617を介してサイリスタ908の
制御電極に制御電圧を印加する。それによつて、
サイリスタ908がターンオンして、コンデンサ
801に充電している電荷を引きはずしコイル
(ShT)10に放出する。サイリスタ908の制
御電極とアース間に接続されている抵抗618と
コンデンサ804との並列回路は、サイリスタ9
08のサージによる誤動作を防止するためのもの
であり、サイリスタ908のアノードとカソード
とに並列接続されている抵抗619とコンデンサ
805との直列回路はサイリスタ908に流れる
電流を素早く保持電流以上にするためのものであ
る。また、サイリスタ908のアノードと引きは
ずしコイル10との間に介挿されているダイオー
ド711は、引きはずしコイル10の残留エネル
ギを放電させるためのものである。
ここで少しさかのぼつて、再度コンデンサ80
3への充電回路を考えてみる。前記トランジスタ
906のエミツタ抵抗613の両端電圧は、前述
のごとくほぼ主回路電流の大きさに比例し、もし
この抵抗613に並列接続されている抵抗614
とツエナーダイオード715および抵抗615と
ツエナーダイオード716がない場合、その充電
速度は回路電流に比例することとなり、結果的に
長限時回路の動作特性はIt=一定の反限時特性と
なる。しかしながら、保護対象機器の熱特性より
考えて、過電流継電器の保護特性はほぼI2t=一
定であることが望ましい。この実施例において
は、抵抗614とツエナーダイオード715およ
び抵抗615とツエナーダイオード716を抵抗
613に有機的に結びつけることにより、簡易的
にほぼI2t=一定の反限時回路を得ている。
次に、短限時検出回路について説明する。前記
トランジスタ902のエミツタ側に接続されてい
る可変抵抗器607は短限時引きはずし設定値調
整範囲を規定するものである。この可変抵抗器6
07によつて電圧が分圧されてトランジスタ90
3のベースに与えられる。トランジスタ903の
エミツタ側にはツエナーダイオード714と抵抗
608とが接続されている。したがつて、トラン
ジスタ903はコンデンサ806の端子電圧があ
る値になり、前記分圧された電圧がツエナーダイ
オード714のツエナー電圧を超えたとき、エミ
ツタ−コレクタを介して抵抗610に電流を流
す。この抵抗610の両端電圧は短限時検出回路
を構成するコンパレータ905の比較入力端に与
えられる。この信号すなわち抵抗610の両端に
生じた電圧がコンパレータ905の基準電圧ES
1より大きくなる(主回路電流が短限時引きはず
しの設定値を超えることを意味する)と、コンパ
レータ905からハイレベル信号が出力され、ダ
イオード712と抵抗611とを介して前記コン
デンサ803を充電する。なお、短限時引きはず
しの設定値は、長限時引きはずしの設定値より大
きいので、前記の状態においては長限時用コンパ
レータ904の出力がハイレベルにあり、コンデ
ンサ803を充電可能状態にしていることは当然
である。
次に、瞬時しや断回路について説明する。前記
トランジスタ901のコレクタと抵抗602との
接続点には、ツエナーダイオード718のカソー
ドが接続され、このツエナーダイオード718の
アノードは抵抗624を介して前記サイリスタ9
08のゲート電極に接続される。このツエナーダ
イオード718は抵抗602の両端に生じた電圧
が自身のツエナー電圧を超えたとき導通してサイ
リスタ908にゲート電圧を与える。前記ツエナ
ーダイオード718のツエナー電圧は、瞬時引き
はずし設定値に相当する入力電流が前記抵抗60
2を流れたとき、その両端に発生する電圧に等し
く選定される。同時に、前記ツエナー電圧は、制
御電源部に含まれるツエナーダイオード707と
708とによるツエナー電圧の和に比べて小さく
選ばれている。
したがつて、瞬時しや断電流が抵抗602に流
れても、トランジスタ901が飽和することなく
常に導通状態にあり、コンデンサ801の端子電
圧は常に一定に保たれ、引きはずしコイル10の
駆動用電源として用いることができる。
ところで、この第2図に示す過電流継電器にお
いて、引きはずしコイル10はコンデンサ801
に充電されている電荷によつて駆動されるが、こ
の動作を確実にするためには、コンデンサ801
から引きはずしコイル10に充分な電荷を放出す
る必要がある。そのためには、コンデンサ801
の容量を大きくするかあるいはコンデンサ801
の充電電圧を高くする必要がある。コンデンサ8
01の容量を大きくすると、コスト的に高くなる
とともに、容量を大きくしたことによつてその形
状が大型化するため取付スペースを広く必要とす
る。また、コンデンサ801の充電電圧を高くす
れば、トランジスタ901のエミツタ−コレクタ
間の電圧を高めることになる。ところが、コンデ
ンサ801に流れる入力電流が大きくなつた場
合、コンデンサ801の端子電圧が一定電圧にな
ると、それ以上の電流はトランジスタ901のエ
ミツタ−コレクタを介して抵抗602に流れるこ
とになり、トランジスタ901の発熱が多くな
る。そのため、トランジスタ901として大型の
パワートランジスタを用いる必要が生じ、コスト
的に高くなつてしまう。
それゆえに、この発明の主たる目的は、コンデ
ンサの端子電圧を一定にするためにトランジスタ
は小型のものであつても主回路に流れる電流が予
め定められた設定値を超えたとき高い電圧を引き
はずし装置に与えて確実に主回路をしや断しうる
過電流継電器を提供することである。
この発明は、要約すれば、コンデンサに対して
トランジスタを並列的に設けるとともに、コンデ
ンサの端子電圧が予め定める電圧以上になつたと
き導通してトランジスタに入力電流を流す少なく
とも2個の直列接続された定電圧素子を設ける。
そして、主回路に流れる電流が予め定める設定値
以下の場合は少なくとも1個の定電圧素子を側路
して、コンデンサの端子電圧を低くしておく。主
回路に流れる電流が設定値以上になつたとき、定
電圧素子の側路を解除してコンデンサの端子電圧
を高め、この高めた電圧で引きはずし装置を駆動
して確実に主回路をしや断するようにしたもので
ある。
この発明の上述の目的およびその他の目的と特
徴は以下に図面を参照して行なう詳細な説明から
一層明らかとなろう。
第3図はこの発明の一実施例の電気回路図であ
る。この第3図は以下の点を除いて第2図と同じ
であるため、この発明の特徴部分についてのみ説
明する。長限時検出回路を構成するコンパレータ
904の出力側の抵抗620に対して抵抗623
を直列接続する。そして、抵抗620と623と
の接続点はツエナーダイオード720を介して側
路状態解除手段を構成するトランジスタ909の
ベースに接続される。トランジスタ909のエミ
ツタは接地され、コレクタは抵抗622と621
とを介してコンデンサ801に接続されるととも
に、ダイオード721を介してトランジスタ91
0のベースに接続される。トランジスタ910の
コレクタはツエナーダイオード707のカソード
に接続され、エミツタはアノードに接続される。
すなわち、このトランジスタ910はコンデンサ
801の端子電圧を一定にするためのツエナーダ
イオード707と708のうち707を側路する
側路手段を構成する。また、抵抗621と622
との接続点にはツエナーダイオード719が接続
される。
電線1a〜1cに流れる電流が長限時設定値以
下である場合には、コンパレータ904の出力は
ローレベルとなつている。したがつて、抵抗62
0と623との接続点もローレベル以下の信号と
なり、ツエナーダイオード720が導通しないた
めトランジスタ909も非導通になつている。ト
ランジスタ909が非導通であるため、トランジ
スタ910のベースには抵抗621,622およ
びダイオード721を介してハイレベル信号が与
えられる。それによつて、トランジスタ910が
導通してツエナーダイオード707を無効化す
る。したがつて、コンデンサ801の端子電圧は
ツエナーダイオード708のツエナー電圧とトラ
ンジスタ901のベース−エミツタ間電圧との和
としての比較的低い電圧(たとえば10V)にな
る。この電圧は定常状態においてコンパレータ9
04,905を駆動するだけであるため、このよ
うな低い電圧であつても問題になることはない。
次に、電線1a〜1cに流れる電流が長限時設
定値あるいは短限時設定値以上になると、コンパ
レータ904からハイレベルの出力信号が導出さ
れる。このハイレベルの出力信号はダイオード7
09と抵抗620と623とに流れる。そして、
抵抗620と623とによつて分圧された電圧が
ツエナーダイオード720のツエナー電圧以上に
なると、トランジスタ909が導通する。トラン
ジスタ909が導通したことによつて、そのコレ
クタはローレベルとなり、トランジスタ910が
非導通になる。トランジスタ910が非導通にな
つたことによつて、ツエナーダイオード707の
側路状態が解除される。したがつて、コンデンサ
801の端子電圧はツエナーダイオード707と
708のツエナー電圧およびトランジスタ901
のベース−エミツタ間電圧の和としての比較的高
い電圧(たとえば30V)になる。
このようにコンデンサ801の端子電圧を高く
したことによつて、引きはずしコイル10を充分
に駆動することができるので回路しや断器2によ
つて主回路を確実にしや断することができる。ま
た、定常状態においてツエナーダイオード707
が側路されているため、コンデンサ801の端子
電圧を低くすることができ、トランジスタ901
で消費される電力を小さくすることができるの
で、トランジスタ901は小型のものであつても
充分に用いることができる。
なお、ツエナーダイオード707の側路状態を
解除したとき、コンデンサ801の端子電圧が高
くなつてトランジスタ901にも高い電圧が印加
されるが、この場合には回路しや断器2によつて
主回路がしや断されるので、トランジスタ901
に高い電圧が印加される時間が極めて短かくな
る。そのため、トランジスタ901の温度上昇が
それほど大きくはならない。
以上のように、この発明によれば、主回路に流
れる電流が定常状態のときには、少なくとも2個
直列接続された定電圧素子のうちの少なくとも1
個を側路してコンデンサに充電される電圧を低く
しておき、主回路に流れる電流が予め定める設定
値を超えたとき定電圧素子の側路状態を解除して
コンデンサの充電電圧を高くするようにしている
ため、この高い電圧によつて引きはずし装置を確
実に作動させることができる。また、定常状態に
おいて、コンデンサの充電電圧が低いため、この
コンデンサに並列接続された少なくとも2個の定
電圧素子とともに定電圧電源を構成するトランジ
スタを小型化することができる。それによつて、
コスト的にも安価にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の背景となる過電流継電器の
限時特性を示すグラフである。第2図は第1図に
示す限時特性を有する従来の過電流継電器を示す
電気回路図である。第3図はこの発明の一実施例
を示す具体的な電気回路図である。 図において、1a〜1cは主回路の線路導体、
2は回路しや断器、3a〜3cは変流器、4a〜
4cは中間トランス、5は整流回路、601〜6
24は抵抗、701,702,706,709〜
713,717,721,723はダイオード、
703〜705,707,708,712,71
4〜716,718〜720,722はツエナー
ダイオード、801〜806はコンデンサ、90
1〜903,906,909,910はトランジ
スタ、904,905はコンパレータ、907は
プログラマブルユニジヤンクシヨントランジス
タ、908はサイリスタ、10は引きはずしコイ
ルを示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 主回路に流れる電流が予め定められた設定値
    を超えたとき、引きはずし装置を作動させて前記
    主回路をしや断するしや断器用過電流継電器であ
    つて、 前記主回路に接続された変流器よりの2次電流
    を受け、それに応じた大きさの入力電流を発生す
    る入力電流発生手段、 前記入力電流によつて充電されるコンデンサ、 前記コンデンサの端子電圧が予め定める電圧以
    上になつたことに応じて導通する少なくとも2個
    の直列接続された定電圧素子と、該コンデンサに
    対して並列的に設けられかつ前記少なくとも2個
    の定電圧素子が導通したことに応じて前記入力電
    流を流すトランジスタとを含み、該コンデンサの
    端子電圧を一定にする定電圧手段、 前記定電圧手段に含まれる直列接続された前記
    少なくとも2個の定電圧素子のうちの少なくとも
    1個を定常的に側路する側路手段、 前記入力電流に基づいて前記設定値以上の電流
    が前記主回路に流れたことを検知する検知手段、 前記検知手段の検知出力に応じて前記側路手段
    による前記少なくとも1個の定電圧素子の側路状
    態を解除する手段、および 前記検知手段の検知出力に基づいて前記コンデ
    ンサの充電電圧を電源として前記引きはずし装置
    を駆動する手段を備えた、過電流継電器。 2 前記側路手段は、定常状態において導通して
    前記少なくとも1個の定電圧素子の両端を側路す
    る第1のトランジスタを含み、 前記側路状態解除手段は、前記検知手段出力に
    応答して導通して前記第1のトランジスタを非導
    通にする第2のトランジスタを含む、特許請求の
    範囲第1項記載の過電流継電器。
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