JPS6259397A - 気液二相流体分配器 - Google Patents
気液二相流体分配器Info
- Publication number
- JPS6259397A JPS6259397A JP19706285A JP19706285A JPS6259397A JP S6259397 A JPS6259397 A JP S6259397A JP 19706285 A JP19706285 A JP 19706285A JP 19706285 A JP19706285 A JP 19706285A JP S6259397 A JPS6259397 A JP S6259397A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid
- phase fluid
- inner cylinder
- gas
- cylindrical container
- Prior art date
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- Granted
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- Details Of Heat-Exchange And Heat-Transfer (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はボイラの蒸気−水二相流体の分配ニ用いられる
分配器、冷媒や化学プロセスにおける種々の気液二相流
体を取扱う熱交換器などに設けられる分配器に関する。
分配器、冷媒や化学プロセスにおける種々の気液二相流
体を取扱う熱交換器などに設けられる分配器に関する。
従来の気液二相流体分配器を第３図、第４図に基づいて
説明する。
説明する。
円筒容器２１の一端は閉じており、他端は直径が小さく
なって流入管２３が接続されている。円筒容器２１の側
壁には流出孔２２が多数穿たれており、流出孔２２の夫
々には中心が円筒容器２１の軸に垂直な同一の断面上に
ある流出管２４が接続されておシ、流出管２４は円筒容
器２１に流体密に固定されている。
なって流入管２３が接続されている。円筒容器２１の側
壁には流出孔２２が多数穿たれており、流出孔２２の夫
々には中心が円筒容器２１の軸に垂直な同一の断面上に
ある流出管２４が接続されておシ、流出管２４は円筒容
器２１に流体密に固定されている。
円筒容器２１ｉその閉じた端面が下方に、流入管２３が
上方になるように設置され、気液二相流体は流入管２３
を通って上方から円筒容器２１内に流入する。気液二相
流体は円筒容器２１の内部において、気体と液体の一度
差のために気体と液体に分離し流出孔２２のレベルに液
面２５が形成される。円筒容器２１内に流入する気液二
相流体が液面２５に衝突する際の衝撃により、液面２５
上の気体中にけ液滴が、液面２５下の液体中には気泡が
存在するが、それらの量は全体に比べるとわずかであり
、′各分配管流出管２４へは、おもに液面２５上から気
体が、液面２５下から液体が、流出孔２２を通って流出
′する。
上方になるように設置され、気液二相流体は流入管２３
を通って上方から円筒容器２１内に流入する。気液二相
流体は円筒容器２１の内部において、気体と液体の一度
差のために気体と液体に分離し流出孔２２のレベルに液
面２５が形成される。円筒容器２１内に流入する気液二
相流体が液面２５に衝突する際の衝撃により、液面２５
上の気体中にけ液滴が、液面２５下の液体中には気泡が
存在するが、それらの量は全体に比べるとわずかであり
、′各分配管流出管２４へは、おもに液面２５上から気
体が、液面２５下から液体が、流出孔２２を通って流出
′する。
従来の分配器において、流入管２３から流入する気液二
相流体の気体と液体が一様に“混合しているか、または
それらに分布があっても流入管２３の軸に対して対称、
すなわち全周均一である場合には９円筒容器２１の内部
の状態も全周均一になり、液面２５は半径方向には高低
は生じることはあっても周方向には同じ高さとなり、流
出孔２２に対する液面２５の高さはすべての流出孔２２
にづいて同じになる。したがって各流出管２４へ流出す
る気体、液体の童はすべての流出管２４で高じになり、
気液二相流体は均等に各流出管２４へ分配される。
相流体の気体と液体が一様に“混合しているか、または
それらに分布があっても流入管２３の軸に対して対称、
すなわち全周均一である場合には９円筒容器２１の内部
の状態も全周均一になり、液面２５は半径方向には高低
は生じることはあっても周方向には同じ高さとなり、流
出孔２２に対する液面２５の高さはすべての流出孔２２
にづいて同じになる。したがって各流出管２４へ流出す
る気体、液体の童はすべての流出管２４で高じになり、
気液二相流体は均等に各流出管２４へ分配される。
しかしながら、たとえば流入管２３の途中に曲りがある
場合１曲り部での遠心力によって密度が大きい液体は曲
りの外側の方へ、密度の小さい気体は曲り内側の方へ片
寄った流ｊ、となるが、このように気体、液体が片寄っ
たままで円筒容器２１に流入した場合には。
場合１曲り部での遠心力によって密度が大きい液体は曲
りの外側の方へ、密度の小さい気体は曲り内側の方へ片
寄った流ｊ、となるが、このように気体、液体が片寄っ
たままで円筒容器２１に流入した場合には。
液面２５にも片寄りが生じて全周均一とはならず、たと
えばある流出孔２２の側には液面′２５が□低く一＝
この流出孔２４のほぼ全体が液面２５上にあり１反対側
の流出孔２２の側は液面２５が高く、この流出孔２２の
ほぼ全体が液面２５下にあるといった状態になる０この
場合、流出管２４には気体が多く流出し。
えばある流出孔２２の側には液面′２５が□低く一＝
この流出孔２４のほぼ全体が液面２５上にあり１反対側
の流出孔２２の側は液面２５が高く、この流出孔２２の
ほぼ全体が液面２５下にあるといった状態になる０この
場合、流出管２４には気体が多く流出し。
反対側の流出−２４には液体が多く流出するので、気液
二相流体の均一な分配はできない°という問題がある。
二相流体の均一な分配はできない°という問題がある。
そ１こて本発明は、上記問題点を解決するために、下端
を閉じた円筒容器を垂直に立て、 ′その側壁に
円筒中心から放射状に多数の流也孔を穿設し、各流出孔
に流体密に流出管を取付けた気液二相流体分配器におい
て１円筒容器より小径の内筒の上端を円筒容器上部の流
入管に流体密に取付け、内筒の下端は流出孔より下方に
開放するよう円筒容器と円筒ξを同一軸線上に配した気
液二相流体分配そを提供する。
を閉じた円筒容器を垂直に立て、 ′その側壁に
円筒中心から放射状に多数の流也孔を穿設し、各流出孔
に流体密に流出管を取付けた気液二相流体分配器におい
て１円筒容器より小径の内筒の上端を円筒容器上部の流
入管に流体密に取付け、内筒の下端は流出孔より下方に
開放するよう円筒容器と円筒ξを同一軸線上に配した気
液二相流体分配そを提供する。
流入管から流入した片寄った流れの気液二相流体は２円
筒内部及−円筒外面と円筒容器内面との間の環状部を流
れる間に均一化、される０ 〔実施例〕 まず本発明を第１図の第１実施例に基づいて説明する。
筒内部及−円筒外面と円筒容器内面との間の環状部を流
れる間に均一化、される０ 〔実施例〕 まず本発明を第１図の第１実施例に基づいて説明する。
円筒容器１は従来のものと同様で一端は閉じており、他
端は直径が小さくなって流入管、３が接続されている。
端は直径が小さくなって流入管、３が接続されている。
円筒容器１の側壁には流出孔２が穿たｎ、でおり、それ
ぞれの流出孔２には流出管４が接続されている。
ぞれの流出孔２には流出管４が接続されている。
流出孔２と流出管４の横断面内での配置は。
従来の分配器と同様である。
流出孔２．その中心が円筒容器１の軸に垂直々同一の断
面上にあり、流出管４は円筒容器ｌに流体密に固定さ１
ている。円筒容器ｌの内部には円筒６が設置され、その
上端は流入 □管３に流体密に固定さねている。
面上にあり、流出管４は円筒容器ｌに流体密に固定さ１
ている。円筒容器ｌの内部には円筒６が設置され、その
上端は流入 □管３に流体密に固定さねている。
内筒６の下端は円筒容器１の内部で開口し、 ′
内管６の下端は流出孔２のレベルより下方に □あ
る。
内管６の下端は流出孔２のレベルより下方に □あ
る。
なお、流入管３と内筒６とは、流入筒３を円 □筒
容器１内【挿入、延長したような一体構造 □とし
てもよい。
容器１内【挿入、延長したような一体構造 □とし
てもよい。
流入！３から内筒６を通って円筒容器ｌに流入した気液
二相流体は内筒６下端と円筒容器 □ｌの底部との
間でＵターンして内筒６と円筒 □容器１との間に
形成される環状通路７を通って上昇し、流出孔２から流
出管４へ流出する。
二相流体は内筒６下端と円筒容器 □ｌの底部との
間でＵターンして内筒６と円筒 □容器１との間に
形成される環状通路７を通って上昇し、流出孔２から流
出管４へ流出する。
一般に曲りなどにより流れに片寄りが生じた場合１曲り
より下流側に十分な直管長かあね。
より下流側に十分な直管長かあね。
ば流れは均一化されて片寄りはなくなり９本例の場合、
内筒６と環状通路７を通ることで必要な直管長を得るこ
とができ、流ｊ、が均一化されるので、流出管４へ気液
二相流体を均等分配することができる。゛ なお、気液二相流体中の気体の割合が少なく環状通路７
での流速が比較的遅い場合には液面は５ａの位置、すな
わち流出管４のレベルに形成されるが、気体の割合が多
く、環状通路７での流速が比較的速い場合には、液面は
５ｂの位置、すなわち内筒６下端より下方に形成され、
環状通路７内は気体と液体とが混じり合って白濁したよ
う危状態となる。
内筒６と環状通路７を通ることで必要な直管長を得るこ
とができ、流ｊ、が均一化されるので、流出管４へ気液
二相流体を均等分配することができる。゛ なお、気液二相流体中の気体の割合が少なく環状通路７
での流速が比較的遅い場合には液面は５ａの位置、すな
わち流出管４のレベルに形成されるが、気体の割合が多
く、環状通路７での流速が比較的速い場合には、液面は
５ｂの位置、すなわち内筒６下端より下方に形成され、
環状通路７内は気体と液体とが混じり合って白濁したよ
う危状態となる。
次に第２図に示す第２実施例について説明する。
円筒容器１１．流入管１３．内筒１６ ｌｌ−を第１実
施例と同様に構成さｊている。
施例と同様に構成さｊている。
円筒容器１１の側壁には上下２段に流出孔１２゜１９が
穿たれており、それぞれ流出孔１２゜１９には流出管１
４．１８が接続されている。
穿たれており、それぞれ流出孔１２゜１９には流出管１
４．１８が接続されている。
第１実施例と同様に、流入管１３から円筒容器１１内に
流入した気液二相流体は、流れに片寄りがあっても内筒
１６内及び環状通路１７を流ｊ、る間に均一化さ名る。
流入した気液二相流体は、流れに片寄りがあっても内筒
１６内及び環状通路１７を流ｊ、る間に均一化さ名る。
この実施例は気液二相流体中の気体の割合が比較的多く
、環状通路１７での流速が速い場合に適用されるもので
、その場合、液面は１５ｂの位置、すなわち内筒１６の
下端より下方に形成され、環状通路１７ｔｆｉ気体と液
体が混じり合って白濁した状態になる。つまり、環状通
路１７内には液面はないので、各流出孔１２．１９へは
従来の分配器のように、液面下から液体が。
、環状通路１７での流速が速い場合に適用されるもので
、その場合、液面は１５ｂの位置、すなわち内筒１６の
下端より下方に形成され、環状通路１７ｔｆｉ気体と液
体が混じり合って白濁した状態になる。つまり、環状通
路１７内には液面はないので、各流出孔１２．１９へは
従来の分配器のように、液面下から液体が。
液面上から気体が流出するわけではなく、混ざり合って
白濁した気液二相流体が流出するので、この実施例のよ
うに流出孔１２． １９を２段に設置しても各流出管１
４．１８へ気液二相流体を均等に分配できる。
白濁した気液二相流体が流出するので、この実施例のよ
うに流出孔１２． １９を２段に設置しても各流出管１
４．１８へ気液二相流体を均等に分配できる。
流入管から流入した気液二相流体は、流れ−に片寄りが
あっても円筒内部及び内筒外面と円筒容器内面との間の
環状部を流れる□間に均一化さｊ、るので、すべての流
出管へ均等に分配される。
あっても円筒内部及び内筒外面と円筒容器内面との間の
環状部を流れる□間に均一化さｊ、るので、すべての流
出管へ均等に分配される。
第１図は本発明の第１実施例の縦断面図、第２図は本発
明の第２実施例の縦断面図、第３図は従来の分配器の縦
断面図、第４図は第３図中の■−■矢視図である。 １．１１．２１・・・円筒容器、２．１２，１９．２２
・・・流出孔、３，１３．２３・・・流入管、４，１４
，１８．２４・・・流出管、６，１６．２６・・・・内
筒。 謂２区 系３囚
明の第２実施例の縦断面図、第３図は従来の分配器の縦
断面図、第４図は第３図中の■−■矢視図である。 １．１１．２１・・・円筒容器、２．１２，１９．２２
・・・流出孔、３，１３．２３・・・流入管、４，１４
，１８．２４・・・流出管、６，１６．２６・・・・内
筒。 謂２区 系３囚
Claims (1)
- 下端を閉じた円筒容器を垂直に立て、その側壁に円筒中
心から放射状に多数の流出孔を穿設し、各流出孔に流体
密に流出管を取付けた気液二相流体分配器において、上
記円筒容器より小径の内筒の上端を上記円筒容器上部の
流入管に流体密に取付け、上記内筒の下端は上記流出孔
より下方に開放するよう、上記円筒容器と内筒とを同一
軸線上に配したことを特徴とする気液二相流体分配器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60197062A JPH0612165B2 (ja) | 1985-09-06 | 1985-09-06 | 気液二相流体分配器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60197062A JPH0612165B2 (ja) | 1985-09-06 | 1985-09-06 | 気液二相流体分配器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6259397A true JPS6259397A (ja) | 1987-03-16 |
| JPH0612165B2 JPH0612165B2 (ja) | 1994-02-16 |
Family
ID=16368078
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60197062A Expired - Fee Related JPH0612165B2 (ja) | 1985-09-06 | 1985-09-06 | 気液二相流体分配器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0612165B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004113788A1 (en) | 2003-06-24 | 2004-12-29 | MORTEN MÜLLER LTD, ApS | Device for splitting a two-phase stream into two or more streams with the desired vapor/liquid ratios |
| US7261120B2 (en) | 2003-06-24 | 2007-08-28 | Morten Muller Ltd. Aps | Device for splitting a two-phase stream into two or more streams with the desired vapor/liquid ratios |
| JP2008076020A (ja) * | 2006-09-25 | 2008-04-03 | Babcock Hitachi Kk | 貫流式排熱回収ボイラ |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57104005A (en) * | 1980-10-30 | 1982-06-28 | Kraftwerk Union Ag | Distributor for two-phase mixture especially water- steam mixture of forced once-through boiler |
-
1985
- 1985-09-06 JP JP60197062A patent/JPH0612165B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57104005A (en) * | 1980-10-30 | 1982-06-28 | Kraftwerk Union Ag | Distributor for two-phase mixture especially water- steam mixture of forced once-through boiler |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004113788A1 (en) | 2003-06-24 | 2004-12-29 | MORTEN MÜLLER LTD, ApS | Device for splitting a two-phase stream into two or more streams with the desired vapor/liquid ratios |
| US7261120B2 (en) | 2003-06-24 | 2007-08-28 | Morten Muller Ltd. Aps | Device for splitting a two-phase stream into two or more streams with the desired vapor/liquid ratios |
| JP2007533419A (ja) * | 2003-06-24 | 2007-11-22 | モーテン・ミューラー・リミテッド・アンパルトセルスカブ | ２相ストリームを所望の気体／液体比を有する２つ以上のストリームに分割するためのデバイス |
| JP2008076020A (ja) * | 2006-09-25 | 2008-04-03 | Babcock Hitachi Kk | 貫流式排熱回収ボイラ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0612165B2 (ja) | 1994-02-16 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |