JPS6259224A - 医薬製剤 - Google Patents

医薬製剤

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JPS6259224A
JPS6259224A JP19926985A JP19926985A JPS6259224A JP S6259224 A JPS6259224 A JP S6259224A JP 19926985 A JP19926985 A JP 19926985A JP 19926985 A JP19926985 A JP 19926985A JP S6259224 A JPS6259224 A JP S6259224A
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JP
Japan
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drug
transdermal absorption
percutaneous absorption
incorporating
component
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Pending
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JP19926985A
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English (en)
Inventor
Yusuke Ito
祐輔 伊藤
Tetsuo Horiuchi
堀内 哲夫
Saburo Otsuka
大塚 三郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (、)産業上の利用分野 4=発明は薬物の経皮吸収性を高めた医薬製剤に関する
ものである。
(1〕)従来の技術 薬物の経皮投りは、経口、注射、生薬などに比べで投り
時の煩t)Lさが少なく、又肝臓での一次代謝を受けな
いこと、胃腸障害を生じないこと、薬物の放出速度が制
限されるので投り回数を減することができること、投与
時の苦痛がないなどの利点があり、今後ますます多種の
薬物が経皮投与されるJ:うになることが予想され、し
かも各種のタイプの貼付型医薬製剤が開発されるものと
考えられる。
しかし、−・般に生体内の外皮を形成する角質層は経皮
吸収性の異物の侵入に対して優れたバリアーfi能を有
しでおり、このために薬物を経皮吸収させる場合には、
」−記バリアー機能を低減させることが必要である。
このため、従来では薬物含有基剤中にツメチルスルホキ
シド、ドデシルピロリドン、ジメチルアルキルアミドの
ような経皮吸収促進助剤を配合することが提案されてい
る。
(c)発明が解決しようとする問題点 しかしながら、これらの経皮吸収促進助剤の使用は外皮
から薬物を生体内に効率良く吸収さ−ける。1気で極め
て優れでいるが、反面、これらの経皮吸収促進助剤も経
皮吸収されて多量に血中に入り、この経皮吸収促進助剤
の生体内での挙動や安全性がややもすると問題となる場
合があI)、その選択が煩雑になるなどの問題があった
((1)問題点をハイ決するための手段本発明者らはか
かる実状を考慮し、角質層のバリアー機能を低減させる
−・方、経皮吸収されにくい経皮吸収促進助剤を含有さ
せて成る薬物含有基剤について鋭意検討を重ねた結果、
特定の経皮吸収1に進助剤を含有させてなる薬物含有基
剤がこの要求を充足することを見い出し、本発明を完成
するに至ったものである。
即ち、本発明は高分子物質に経皮吸収性の薬物を含有さ
せて成る薬物含有基剤であって、該薬物含有基剤には下
記構造式 で示される経皮吸収促進助剤を配合し、これを柔軟な担
持体に形成したことを特徴とするものである。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明に用いられる高分子物質には粘着性を有しない高
分子物質(A)と、粘着性を有する高分子物質(B)の
両者が含まれる。
上記(A)に属する高分子物質としては、例えば軟質ポ
リ塩化ビニル、軟質ポリアミド、ポリオレフィン、ポリ
酢酸ビニル、ポリビニルアルコール、ポリアクリル系樹
脂、熱硬化又は室温加硫タイプのシリコーンゴム、エチ
レン−酢酸ビニル共重合体などが例示される。
」二記(rl)に属する高分子物質としては、各種粘−
3= 着性高分子物質を使用できるが、例えばポリビニルアル
キルエーテル、ポリ(メタ)アクリレート、ポリウレタ
ン、ポリエステル、ポリアミド、エチレン−酢酸ビニル
共重合体などの合成樹脂、スチレン−ブタンエンゴム、
ポリブテンゴム、ポリイソプレンゴム、ブチルゴム、ス
チレン−イソプレン(又はブタジェン)−スチレンブロ
ック共重合体ゴム、シリコーンゴム、天然ゴムなどの各
種のゴム類などを例示できる。
これらのうち好ましい高分子物質は、そのガラス転移温
度(Tg)が−70〜−10℃のものであり、Tgが−
55〜−25℃のものが更に好ましい。
Tgが上記範囲の場合には、基剤の保型性、高分子物質
中での薬物の拡散移動性に優れ、従って薬物の放出性が
良好となり、又密着性が良好で且つ皮膚面からの剥離時
に生じる物理的な刺激が弱いなどの利点があり好ましい
尚、上記高分子物質に流動パラフィンの如き相溶性のよ
い液状の軟化成分や、各種軟化剤などの一般に知られる
配合剤を添加してTgを調整することも任意である。
」1記高分子物質のうち、」1述の密着性、相溶性、溶
解性、放出性などの要件について、経皮吸収性の薬物と
の組合わせの系において好ましいものはアクリル系重合
物である。
このアクリル系重合物としては、例えば□アルキル基の
炭素数が4以上の(メタ)アクリル酸アルキルエステル
の単独重合物、或いは(メタ)アクリル酸アルキルエス
テルを少な(とも50重置部含む共重合物を挙げること
ができる。
−に記(メタ)アクリル酸アルキルエステルとしては、
例えば11−ブチルアクリレ−)、n−ブチルメタクリ
レート、ヘキシルアクリレート、2−エチルブチルアク
リレート、イソオクチルアクリレート、2−エチルへキ
シルアクリレート、2−エチルへキシルメタクリレート
、ウンデシルアクリレート、ウンデシルメタクリレート
、ドデシルアクリレート、ドデシルメタクリレート、ト
リデシルアクリレート、トリデシルメタクリレートなど
を挙げることができる。
また1、記(メタ)アクリル酸アルキルエステルとへ重
介する辿の千ツマ−としては、例えば(メタ)アクリル
酸、イタコン酸、゛?レイン酸、無水マレイン酸、ヒド
ロキシエチルアクリレート、ヒドロキシプロピルアクリ
レート、アクリルアミド、ツメチルアクリルアミド、ア
クリロニ1リル、(メタ)アクリ月酸ン゛メチノトアミ
ノエチノト、(メタ)アクリン(酸−1−ブチルアミ7
エチル、耐酸ビニル、ブし!ビAン酸ビニル、ビニルピ
ロリドンなどを挙げる、−とかできる。
〕れらの飢のモアマーの配合比1よ、一般的には″1.
:千77−成分中、打上しくけ3〜20重涌%、特:こ
好ましくは5=45重量%の範囲であるが、1゜記モノ
マーのうら西1酸ビニル、プロピオ〕/酸ビニルのよう
なビニルエステル系千/マーの配h 比1、を全モノマ
ー成分中、vT、lニジ<は3〜・10重量%、特に好
ましくは1()〜30重匪%の範囲で配合することが望
、上しい。これらのモアマーはその添加部数によって共
重合物の凝集性を変化させること力lできるので、基剤
からの薬物の放出速度又はmを制御でき、又モノマーの
種類を選択することによって共重合物の親木能を高める
ことができる。
−に配置分子物質には、経皮吸収性の薬物を含有させて
薬物含有基剤を形成する。
かかる薬物としては、皮膚面に適用した際に、経皮的に
体内に吸収されるものであれば特に制限を受けるもので
はなく、例えば次のものを例示することができる。
イ)フルチフステロイド類:例えばハイドロコーチシン
、プレ1tニゾロン、ベクロメタゾンプロビオネー1フ
ルメタシン、トリアムシノロン、トリアムシノロンアセ
トニド、フルオシメロン、フルオシ70ンアセトニド、
フルオシメロンアセトニドアセテート、プロピオン酸ク
ロベタゾールなど、 口)鎮痛消炎剤:例えばアセトアミノ7エン、メフェナ
ム酸、フルフェナム酸、インドメタシン、シクロ7エナ
ツク、シクロ7エナックナトリウム、アルクロ7エナツ
ク、オキシフヱンブタゾン、フェニルフタメン、イブプ
ロフェン、フルルビブロアー 7エン、→ノリチル酸、サリチル酸メチル、 l−メン
1−ル、カン7アー、スリングツク、トルメチンナトリ
ウム、ナプロキセン、7エンブ7エンなど、 ハ)催眠鎮靜削:例えばフエメバルビタール、アモバル
ビタール、シフロバルビタール、1リアゾラム、ニトラ
ゼバム、ロラゼバム、ハロペリドールなど、 二)精神安定剤:例えばフル7エナ;メン、テオリタノ
ン、ジアゼパム、フルノアゼパム、フルニトラビパム、
ハロペリドール、クロルプロマノンなど、 ホ)抗高血圧剤:例えばクロニジン、塩酸クロニジン、
ピンドロール、プロプラノlff−ル、塩酸プロプラノ
ロール、ブクモロール、インデノロール、ニバシ゛ピン
、ニモジピン、ロアニジキシン、ニド[・ンジピン、ニ
プラノロール、ブクモロール、二フェニメビンなど、 ・・・)降圧利尿剤:例えばハイドロサイアザイド、ベ
ンドロア 71メ−1)イアザイド、シクロベンチアザ
イドなど、 ト)抗生物質:例えばペニシリン、テトラサイクリン、
オキシテトラサイクリン、硫酸フラノオマイシン、エリ
スロマイシン、クロラムフェニコールなど、 チ)麻酔剤:例えばリドカイン、塩酸ジブカイン、ペン
シカイン、アミノ安息香酸エチルなど、す)抗菌性物質
:例えば塩酸ベンザルコニウム、ニトロ7ラゾン、ナイ
スタチン、アセト又ルアアミン、クロトリマゾールなど
、 ヌ)抗真菌物質:例えばペンタマイシン、アムホf ’
)シンB1ビロールニドリン、タロトリマゾールなど、 ル)ビタミン剤:例えばビタミンA1エルゴカルシフエ
ロール、コレカルシフェロール、オクトチアシン、リボ
フラビン酪酸エステルなど、ワ)抗てんかん削:例えば
ニトラゼパム、メプロバメート、クロナゼバムなど、 ワ)冠血管拡張剤:例えばニトログリセリン、ニトログ
リコール、インソルビドジナイトレート、エリスリ1−
ルテ[ラナイル− +1ベニ/タエリスリトールテ1ラ
ナイトレート、プロパチルナイル−トなど、 力)抗ヒスタミン剤:例えば塩酸ノフェンヒドラミン、
クロルフェニラミン、’−”7rニルイミダゾールなど
、 ヨ)鎮咳剤:例えば臭化水素酸デキストロメトルファン
、硫酸テルブタソン、エフェドリン、塩酸エフェドリン
、硫酸サルブタモール、塩酸イソプロテレメール、硫酸
イソプロテレメールなど、夕)性ホルモン:例えばプロ
プステロン、エストラジオールなど、 1− )抗堂剤:例えばドキセビン ソ)脳循環改善剤:例えばヒデルギン、イアエンプロノ
ルなど、 ツ)制吐剤、抗t’64に剤:例えばメトクロプラミド
、クレボプライド、トンベリトン、スコポラミン、臭化
水素酸スコポラミンなど、 ネ)生体医薬:例えばポリペプチド類(TRIr、I、
II RHの誘導体)、ブロスタグランノン類など、ナ
)その他:例えば7エンタニール、ジゴキシン、デスモ
プレシン、ンヒドロエルゴタミンメタンスルホン酸、ジ
ヒドロエルゴタミン酒石酸、5−フルオロウラシル、メ
ルカプトプリンなど、が挙げられ、これらの薬物はIi
t独で又は溶解剤の如き配合剤との混合系で用いること
ができる。この溶解剤トンては、ベンジルアルコール、
ブチルベンゾエート、ミリスチン酸イソプロピル、オク
タツール、1.3−ブタンジオール、プロピレングリコ
ール、クロタミトン、ポリプロピレングリコール、エチ
レングリコール、グリセリンなどが挙げられる。
そして本発明の最も大きな特徴は、」二記薬物含有基剤
に下記構造式 で示され乙紅皮吸収泥進助剤を含有さぜた点にある。
上記構造式で示される経皮吸収促進助剤は角質層のバリ
アー機能を低減させて薬物の経皮吸収を促進させる−・
方、この経皮吸収促進助剤自身は高分子機であり経皮吸
収されに<<、極めて安全である〕とが認められた。
上記の高分子物質、薬物及び経皮吸収促進助剤の配合比
は重量比で大体20〜100.0.01・−20及び5
〜50の範囲が好ましく、又、これを柔軟な担持体」二
に形成するにあたり、該担持体1c+12当たり1〜1
00μとの薬物量となるように塗付又は転写などの手段
により形成するのが好ましい。
」二記担持体としては皮膚に適用したときに著しい異和
感を感じさせない程度に柔軟性を有するものであれば、
特に限定されるもめではなく、その好ましい具体例を示
すと、ポリオレフィン、ポリエステル、ポリウレタン、
ポリビニルアルコール、ポリ塩化ビニリデン、ポリアミ
ドなどのフィルム又はシート、ゴム及び/又は合成樹脂
製発泡シート・フィルム、不織布、織布、紙、金R箔又
はこれらの積層フィルムやシートなどが挙げられる。
又上記薬物や高分子物質の変質を防止するために金属を
蒸着した遮光性の担持体を使用することもできる。
そして、上記担持体には、物理的手法又は化学的手法に
より、孔、切れ目などを施してカユミや炎症等を防止す
るようにしてもよく、又該担持体は少なくとも10%、
好ましくは50%以」ユ、実用的には100〜800%
の伸縮性を有する材質を選択するか、或いは伸縮加工を
施した材料を使用することにより、皮膚の伸縮に連動し
て上記基剤が剥離しないようにするのが好ましい。
上記薬物含有基剤には当該基剤の保型性を保ったり、或
いは皮膚からの上記薬物の吸収能を高めで充分な薬理効
果を発揮させる等の目的をより一層確実に達成するため
に、充填剤を配合してもよい。
上記充填剤としては、微粉末シリカ、チタン白、炭酸カ
ルシラ!・、カリオン、ミョウバンなどを挙げる5:と
ができるが、−れらは上記基剤に対して?()爪X^%
1゛J、下の割合で配合される。
そして本発明の医薬製剤の皮膚へ、の適用に際しては、
高分子−物質として常温で感圧接着・I’lを有するも
のを用い、1−記ノ。!゛削自木がネ、11着性を有す
るときけ、その11(削側を皮膚にそのまま貼イ・11
ればより18、 )j、高分子物質として常温で感圧接着性を有しt、°
いものをjllい、1−記J1(削が粘着(IIをイj
しないときは、その〕11−削側を皮膚に当てると共に
担持体の3111111から枯Xfテープ−9で皮膚に
固定すればよいのr・ある。
なお、本発明の医薬製剤は、水分不透過性に優11乙包
装資材、例えばアルミニウム箔とブラスチンクフイルム
とのラミネートフィルムからできた袋I” 個づつ又は
一括して収納し、保存、浦1通に供す−るのが」:い。
((・)作用 本発明の医薬製剤にI;いてに記構造式で示される経皮
吸収促進助剤を使用したことにより薬物の経皮吸収が賓
しく促進されるにも拘わらず、当該経皮吸収捉進助3’
i11がほとんど経皮吸収されない理由は明確ではない
が、この経皮吸収促進助剤にはエステル結合を有17、
皮下脂肪と類似の構造を有するから、皮下脂肪となしみ
易く、この結果、角質を軟化してそのバリアー機能を低
1+、’12させ、これによって薬物の経皮吸収が着し
く促進される作用を有するものと角イされる。
一方、この経皮吸収促進助剤は、分子が大きく、こめた
め経皮吸収されにくい作用をも有するものと推考される
(r)実施例 以下、本発明を実施例に刈づき詳細に説明するが、本発
明はこれに限定されるものではない。
なお、実施例中、部又は%とあるのは総て重量部又は重
紙%を意味rる。
実施例1 アクリル酸−2−エチルヘキシル95部とアクリル酸5
部からなる配合物を重合開始剤である過酸化ベンゾイル
を用いて酢酸エチル中で公知の方法(二より入車介し1
、−れによって固形分濃度25%のアクリル系共重り物
のl’i+酸エチル溶液を11する。
次に、二〇溶液の固形分100部に対【、て下記構造式 で示される経皮吸収促進助剤10部及び冠血管拡張剤で
あるブロパチルナイトレー110部を配合して薬物含有
基剤の溶液を調整l2、これを厚さ80μ[0のポリエ
チレンフィルムの表面に乾燥後の厚みが50 /l +
n となるように塗布乾燥して本発明のIス薬製剤をイ
ilた。
比較例1u 実施例1;二おいてに記構造式で示される経皮吸収促進
助剤に代えて1.メメチルアセトアミドから戊る経皮吸
収促進助剤を用いたものを試料とした。
比較例11〕 実施例1にJ5いて経皮吸収促進助剤を全く用いないも
のを試料とした。
実施例2 アクリル酸−2−エチルヘキシル94部、アクリル酸ヒ
ドロキシエチル5部及びメタアクリル酸グリシジ゛ルエ
ーテル1部からなる配合物を、重合開始剤である過酸化
ベンゾイルを用いて酢酸エチル中で公知の方法にJ: 
リJ(重合1−1これによって固形分濃度20%のアク
リル系共重合物の酢酸エチル溶液を得た。
次にこの溶液の固形分100部に実施例1と同様の経皮
吸収促進助剤15部及び精神安定剤であるノアゼパムを
100μFi/cm2となるように配合して薬物含有基
剤の溶液を調整1−5これを厚さ1211 +nのポリ
エステルフィルム面に乾燥後の厚みが40μmnとなる
ように塗布乾燥して本発明の医薬製剤をイlた。
比較例2u 実施例2においてその経皮吸収促進助剤に代えでジメチ
ルスルホキシドからなる経皮吸収促進助剤を用いたもの
を試料とした。
比較例21+ 実施例2において経皮吸収促進助剤を全く使用しないも
のを試料とした。
実施例3 ポリアクリル酸ソーダ25部、グリセリン25部、ミョ
ウバン3部及び水50部からなる溶液に抗高血圧剤であ
る塩酸プロプラノロール5部、及び実施例1と同様の経
皮吸収促進助剤5部を各々配合して薬物含有基剤の溶液
を形成し、これを、シリコーン処理して成る剥離紙」ユ
に厚さ0.51111となるように塗布、乾燥し、更に
、この薬物含有基剤の露出面に厚さ0.7+amのナイ
ロン不織布を積層する。これを、常温で24時間エージ
ングすることによりゲル化を完結し、これによって本発
明の医薬製剤を得た。
比較例3a 実施例3においてその経皮吸収促進助剤に代えてメチル
ビリドンから成る経皮吸収促進助剤を使用したものを試
料とした。
比較例3b 実施例3において経皮吸収促進助剤を全く用いないもの
を試料とした。
第1表 m1表中の血中濃度の測定は、各実施例及び各比較例の
試験片(4cmX 4. coo)をうさぎの背面脱毛
部位に貼り付けて3時間経過後に当該うさぎから採血(
2m/)L、この血液中の薬物及び経皮吸収促進助剤の
hlを〃スクロマトグラフイーで測定した。
第1表より、本発明の医薬製剤はその経皮吸収促進助剤
によって角質層のバリアー機能を低減し、これによって
、薬物の経皮吸収性を向上させるが、この経皮吸収促進
助剤自身の血中・\の移行は着しく低く、この結果、安
全性が極めで高いことが認められる。
(g)発明の効果 本発明の医薬製剤はその経皮吸収促進助剤として、薬物
の経皮吸収性を高めるが、この経皮吸収促進助剤自身は
経皮吸収されにくいものを用いたものであり、したがっ
て薬物の血中濃度が簡単に有効領域に達するが、この助
剤はほとんど生体内に吸収されず、この結果、優れた薬
効を有すると共に、至極安全で、何人も安心して使用し
うる等の効果を奏するのである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 高分子物質に経皮吸収性の薬物を含有させて成る薬物含
    有基剤であって、該薬物含有基剤には下記構造式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で示される経皮吸収促進助剤を配合し、これを柔軟な担
    持体に形成したことを特徴とする医薬製剤。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0460866U (ja) * 1990-10-04 1992-05-25
US5409640A (en) * 1990-10-12 1995-04-25 The Procter & Gamble Company Cleansing compositions

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