JPS6259000B2 - - Google Patents
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- JPS6259000B2 JPS6259000B2 JP54145046A JP14504679A JPS6259000B2 JP S6259000 B2 JPS6259000 B2 JP S6259000B2 JP 54145046 A JP54145046 A JP 54145046A JP 14504679 A JP14504679 A JP 14504679A JP S6259000 B2 JPS6259000 B2 JP S6259000B2
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Landscapes
- Loading And Unloading Of Fuel Tanks Or Ships (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は油交換装置に関する、より詳細に述べ
れば本発明は、着脱自在の蓋を取り付けた密閉容
器と、その蓋に装着されて密閉容器内に通ずる導
入管と通気管とを有し、当該導入管と真空排気装
置(油回転ポンプ及び油拡散ポンプ等)の油抜き
口より導かれた接続管とを連結し、また、通気管
とポンプとを連結して構成される油交換装置に関
する。 真空加熱炉において、放射性物質の熱処理およ
び焼結等の処理を行う場合、炉内および真空排気
装置内が放射性物質により汚染される。 一般に、加熱炉内を高真空雰囲気にするために
用いられる真空排気装置は、油回転ポンプと油拡
散ポンプとの併用である。真空加熱炉に放射性物
質を装荷して真空排気することにより放射性汚染
物質が油回転ポンプおよび油拡散ポンプにより吸
引され、ポンプの油の中に蓄積する。したがつ
て、油回転ポンプおよび油拡散ポンプの油は、特
に放射性物質で汚染される。 アルフア放射性の強い物質は、人体に対して非
常に有害であり、このような物質を真空加熱炉で
取り扱う場合には、油回転ポンプ等の油の中に吸
引される放射性汚染物が、回転ポンプの軸受など
から漏洩することのないような密閉性のすぐれた
エアタイト型あるいはヘリウムガス回収用などの
回転ポンプ等を使用し、さらに、同ポンプ等の排
気側から排出される空気はアルフア放射性物質で
汚染されているので、その排気系にはHEPAフイ
ルタ(高性能粉塵過機と称す)が設置されてい
る。 従来行われている真空排気装置(油回転ポンプ
および油拡散ポンプ等)のアルフア放射性物質な
どで汚染した油の交換あるいは回収操作は、真空
排気装置の下部に装着されている油抜き口のコツ
クを開放して、同装置内より油抜き口を通じて放
出される汚染油をポリ塩化ビニル製の瓶などに抜
き取り処置した後、同真空排気装置へ新たな油を
給入する操作は、同装置の上部に設置される給入
口の栓を取りはずして、その口から行なう。しか
し、これらの操作では放射性物質で汚染した油が
飛散して周囲を汚したりまた、人体内に放射性物
質を採取することがないように行わねばならな
い。したがつて、放射性物質で汚染した真空排気
装置の油の交換あるいは回収操作では、汚染油の
飛散や汚染物による汚れの拡大を防止するため、
同装置の周囲を塩化ビニル製シートで囲つて、そ
の中を局所的に換排気した状態下で行つている。
また、一方、アルフア放射性物質取り扱い施設に
おいては、汚染した真空排気装置の油を安全に処
置するための手段として、換排気した半密閉のグ
ローブ付箱型容器等(“簡易グローブボツクス
等”と称す)に真空排気装置を組込んで使用して
いる場合もある。 しかしながら、以上述べた真空排気装置を設置
し、使用するものにおいては、汚染した真空排気
装置の油を交換あるいは回収する場合、煩雑な操
作を判なう。すなわち、高濃度の放射能を含んだ
汚染油が飛散して周囲を汚すことのないような囲
いおよび換排気設備等の設置、あるいは簡易グロ
ーブボツクス等に組込んで使用されるものについ
ても共通して、汚染油を抜き取つた容器の密封、
汚染油抜き口の汚染箇所の除染、および除染に用
いた資材の廃棄処置等、汚染した真空排気装置の
油の交換あるいは回収に伴なう操作が非常に煩雑
であり、又、同操作に多くの時間を要する。さら
に汚染油の交換あるいは回収操作の場合、真空排
気装置の周囲に設ける囲いや簡易グローブボツク
ス等は、完全な密閉型でないために、これらの内
部に露出された特にアルフア汚染物は、同物質よ
り生ずる微粒子が空気に混入して空気汚染とな
り、外部に漏洩するおそれがあるので、できるだ
け放置する期間をおかずに処置しなければならな
い等、多くの欠点があつた。 本発明は従来技術の前記欠点を除去すべく放射
性物質で汚染した真空排気装置の油を密閉状態下
で簡単に交換しうる油交換装置を提供することを
目的としている。 以下図面に基づいて本発明の構成を説明する。
第1図および第2図は本発明の一実施例を示すも
ので、油交換装置1と第1真空排気装置9の油抜
き口11および第2真空排気装置10の油抜き口
12から導かれた接続管の端部13,14とが連
結されて構成されている。前記油交換装置1は第
2図に拡大して示されるように密閉容器2、これ
の上面に取り付けた蓋3、その蓋3に装着した導
入管4と通気管5とを有し、その通気管5はポン
プ6とビニル管等7で連結されている。前記油交
換装置1の蓋3は、フランジ型に形成され、密閉
容器2の上面開口部にボルト8を介して着脱自在
に取り付けられている。前記油交換装置1の導入
管4と通気管5の端部は蓋3の上部に突き出して
他端部を密閉容器2内に挿入して装着し、該導入
管4の他端部は密閉容器2の底に接して油の導入
を妨げない形状であり、該通気管5の他端部は密
閉容器2内の上面部に一部突出している。前記構
成の油交換装置1は第1図に示される使用態様で
は、第1真空排気装置9の油抜き口11および第
2真空排気装置10の油抜き口12部にバルブ1
5,16を有して、該油抜き口11,12から導
かれた接続管の端部13,14をグローブボツク
ス等17の内部に挿入させて、その壁18に装着
させた該接続管の端部13,14と油交換装置1
の導入管4とをビニル管等7によつてグローブボ
ツクス等17の内側で連結されている。 そして、放射能で汚染した第1真空排気装置9
および第2真空排気装置10内の油を交換すると
きは、この実施例では、真空加熱炉19内とその
第1真空排気装置9および第2真空排気装置10
内を同圧力(大気圧)とし、油交換装置1の通気
管5と連結されたポンプ6を吸引状態で作動し、
ついで、第1真空排気装置9の油抜き口11およ
び第2真空排気装置10の油抜き口12部に設け
られたバルブ15,16を開放すると、油交換装
置1の密閉容器2内が減圧されて吸引状態となる
ので、導入管4を通じて密閉容器2内に、放射能
で汚染された第1真空排気装置9および第2真空
排気装置10内の油が密閉状態下で吸いあげられ
て容易に抜き取られる。 前記油交換装置1の密閉容器2内に抜き取られ
た油を取り出すときは、油交換装置1の通気管5
とポンプ6との連結部を切り離して、密閉容器2
内を大気圧とし、密閉容器2の蓋3を取りはずし
て、密閉容器2の開口部より油を所定の容器に移
す。 前記第1真空排気装置9および第2真空排気装
置10内に油を給入するときは、グローブボツク
ス等17に搬入した油を規定量だけ油交換装置1
の密閉容器2内に給油してから、蓋3を取り付
け、通気管5とポンプ6とをビニル管等7で連結
したのちに、ポンプ6を加圧操作で作動させる。
この操作により、油交換装置1の通気管5を通じ
て密閉容器2内の空間に圧力が加わり、密閉容器
2内の油が導入管4を通じて押し出されて、第1
真空排気装置9の油抜き口11および第2真空排
気装置10の油抜き口12より内部に圧入され、
油抜き口11,12部のバルブ15,16を閉じ
ることにより第1真空排気装置9および第2真空
排気装置10内に油が容易に給入されるので、放
射性物質で汚染された真空排気装置内の油の交換
あるいは回収操作が密閉状態下で容易に行うこと
ができる。 つぎに第3図は本発明を示すもので、第1図お
よび第2図に示される油交換装置1のポンプ6に
よる吸引あるいは加圧作用のかわりにアルゴンガ
ス又はチツ素ガスあるいは圧縮空気等のボンベを
用いて、加圧気体を第1真空排気装置9および第
2真空排気装置10内に共給して、内部を加圧す
ること、又は油交換装置1の密閉容器2内に加圧
気体を送り込む作用の他は前記第1図および第2
図に示される場合と同様である。その構成は、グ
ローブボツクス等17の壁18から内側に通気管
23,24を突出させて装着し、その通気管2
3,24はグローブボツクス等17の壁18の外
側にバルブ25,26を有して、かつ、それらの
他端部が交わつて一体の通気口を形成し、HEPA
フイルター27を通つて、さらにボンベ28に連
結される。一方、グローブボツクス等17の内部
に設置されている真空加熱炉19には、その壁2
0から炉の内側に突出させて通気管29を装着
し、かつ、真空加熱炉壁20の外側に一部突出た
通気管29にはバルブ30が取り付けられてい
る。さらに前記通気管23と29とが連結され、
また前記通気管24と油交換装置1の通気管5と
が連結されて構成されている。 本発明は以上説明した構成、作用のものである
から、従来技術における煩雑な操作をなくして放
射性物質で汚染された真空排気装置の油の交換あ
るいは回収等を容易にし、本操作に要する時間を
短縮して、さらに密閉状態下で操作できる。すな
わち、放射能で汚染された油が真空排気装置から
導かれた接続管内を通つて、グローブボツクス等
の密閉された容器内に設けられた油交換装置によ
り処理されるので、グローブボツクス等におい
て、放射性物質を取り扱う場合と同じ操作によ
り、汚染された油の交換あるいは回収等の操作を
安全に実施することができる等、顕著な効果があ
る。
れば本発明は、着脱自在の蓋を取り付けた密閉容
器と、その蓋に装着されて密閉容器内に通ずる導
入管と通気管とを有し、当該導入管と真空排気装
置(油回転ポンプ及び油拡散ポンプ等)の油抜き
口より導かれた接続管とを連結し、また、通気管
とポンプとを連結して構成される油交換装置に関
する。 真空加熱炉において、放射性物質の熱処理およ
び焼結等の処理を行う場合、炉内および真空排気
装置内が放射性物質により汚染される。 一般に、加熱炉内を高真空雰囲気にするために
用いられる真空排気装置は、油回転ポンプと油拡
散ポンプとの併用である。真空加熱炉に放射性物
質を装荷して真空排気することにより放射性汚染
物質が油回転ポンプおよび油拡散ポンプにより吸
引され、ポンプの油の中に蓄積する。したがつ
て、油回転ポンプおよび油拡散ポンプの油は、特
に放射性物質で汚染される。 アルフア放射性の強い物質は、人体に対して非
常に有害であり、このような物質を真空加熱炉で
取り扱う場合には、油回転ポンプ等の油の中に吸
引される放射性汚染物が、回転ポンプの軸受など
から漏洩することのないような密閉性のすぐれた
エアタイト型あるいはヘリウムガス回収用などの
回転ポンプ等を使用し、さらに、同ポンプ等の排
気側から排出される空気はアルフア放射性物質で
汚染されているので、その排気系にはHEPAフイ
ルタ(高性能粉塵過機と称す)が設置されてい
る。 従来行われている真空排気装置(油回転ポンプ
および油拡散ポンプ等)のアルフア放射性物質な
どで汚染した油の交換あるいは回収操作は、真空
排気装置の下部に装着されている油抜き口のコツ
クを開放して、同装置内より油抜き口を通じて放
出される汚染油をポリ塩化ビニル製の瓶などに抜
き取り処置した後、同真空排気装置へ新たな油を
給入する操作は、同装置の上部に設置される給入
口の栓を取りはずして、その口から行なう。しか
し、これらの操作では放射性物質で汚染した油が
飛散して周囲を汚したりまた、人体内に放射性物
質を採取することがないように行わねばならな
い。したがつて、放射性物質で汚染した真空排気
装置の油の交換あるいは回収操作では、汚染油の
飛散や汚染物による汚れの拡大を防止するため、
同装置の周囲を塩化ビニル製シートで囲つて、そ
の中を局所的に換排気した状態下で行つている。
また、一方、アルフア放射性物質取り扱い施設に
おいては、汚染した真空排気装置の油を安全に処
置するための手段として、換排気した半密閉のグ
ローブ付箱型容器等(“簡易グローブボツクス
等”と称す)に真空排気装置を組込んで使用して
いる場合もある。 しかしながら、以上述べた真空排気装置を設置
し、使用するものにおいては、汚染した真空排気
装置の油を交換あるいは回収する場合、煩雑な操
作を判なう。すなわち、高濃度の放射能を含んだ
汚染油が飛散して周囲を汚すことのないような囲
いおよび換排気設備等の設置、あるいは簡易グロ
ーブボツクス等に組込んで使用されるものについ
ても共通して、汚染油を抜き取つた容器の密封、
汚染油抜き口の汚染箇所の除染、および除染に用
いた資材の廃棄処置等、汚染した真空排気装置の
油の交換あるいは回収に伴なう操作が非常に煩雑
であり、又、同操作に多くの時間を要する。さら
に汚染油の交換あるいは回収操作の場合、真空排
気装置の周囲に設ける囲いや簡易グローブボツク
ス等は、完全な密閉型でないために、これらの内
部に露出された特にアルフア汚染物は、同物質よ
り生ずる微粒子が空気に混入して空気汚染とな
り、外部に漏洩するおそれがあるので、できるだ
け放置する期間をおかずに処置しなければならな
い等、多くの欠点があつた。 本発明は従来技術の前記欠点を除去すべく放射
性物質で汚染した真空排気装置の油を密閉状態下
で簡単に交換しうる油交換装置を提供することを
目的としている。 以下図面に基づいて本発明の構成を説明する。
第1図および第2図は本発明の一実施例を示すも
ので、油交換装置1と第1真空排気装置9の油抜
き口11および第2真空排気装置10の油抜き口
12から導かれた接続管の端部13,14とが連
結されて構成されている。前記油交換装置1は第
2図に拡大して示されるように密閉容器2、これ
の上面に取り付けた蓋3、その蓋3に装着した導
入管4と通気管5とを有し、その通気管5はポン
プ6とビニル管等7で連結されている。前記油交
換装置1の蓋3は、フランジ型に形成され、密閉
容器2の上面開口部にボルト8を介して着脱自在
に取り付けられている。前記油交換装置1の導入
管4と通気管5の端部は蓋3の上部に突き出して
他端部を密閉容器2内に挿入して装着し、該導入
管4の他端部は密閉容器2の底に接して油の導入
を妨げない形状であり、該通気管5の他端部は密
閉容器2内の上面部に一部突出している。前記構
成の油交換装置1は第1図に示される使用態様で
は、第1真空排気装置9の油抜き口11および第
2真空排気装置10の油抜き口12部にバルブ1
5,16を有して、該油抜き口11,12から導
かれた接続管の端部13,14をグローブボツク
ス等17の内部に挿入させて、その壁18に装着
させた該接続管の端部13,14と油交換装置1
の導入管4とをビニル管等7によつてグローブボ
ツクス等17の内側で連結されている。 そして、放射能で汚染した第1真空排気装置9
および第2真空排気装置10内の油を交換すると
きは、この実施例では、真空加熱炉19内とその
第1真空排気装置9および第2真空排気装置10
内を同圧力(大気圧)とし、油交換装置1の通気
管5と連結されたポンプ6を吸引状態で作動し、
ついで、第1真空排気装置9の油抜き口11およ
び第2真空排気装置10の油抜き口12部に設け
られたバルブ15,16を開放すると、油交換装
置1の密閉容器2内が減圧されて吸引状態となる
ので、導入管4を通じて密閉容器2内に、放射能
で汚染された第1真空排気装置9および第2真空
排気装置10内の油が密閉状態下で吸いあげられ
て容易に抜き取られる。 前記油交換装置1の密閉容器2内に抜き取られ
た油を取り出すときは、油交換装置1の通気管5
とポンプ6との連結部を切り離して、密閉容器2
内を大気圧とし、密閉容器2の蓋3を取りはずし
て、密閉容器2の開口部より油を所定の容器に移
す。 前記第1真空排気装置9および第2真空排気装
置10内に油を給入するときは、グローブボツク
ス等17に搬入した油を規定量だけ油交換装置1
の密閉容器2内に給油してから、蓋3を取り付
け、通気管5とポンプ6とをビニル管等7で連結
したのちに、ポンプ6を加圧操作で作動させる。
この操作により、油交換装置1の通気管5を通じ
て密閉容器2内の空間に圧力が加わり、密閉容器
2内の油が導入管4を通じて押し出されて、第1
真空排気装置9の油抜き口11および第2真空排
気装置10の油抜き口12より内部に圧入され、
油抜き口11,12部のバルブ15,16を閉じ
ることにより第1真空排気装置9および第2真空
排気装置10内に油が容易に給入されるので、放
射性物質で汚染された真空排気装置内の油の交換
あるいは回収操作が密閉状態下で容易に行うこと
ができる。 つぎに第3図は本発明を示すもので、第1図お
よび第2図に示される油交換装置1のポンプ6に
よる吸引あるいは加圧作用のかわりにアルゴンガ
ス又はチツ素ガスあるいは圧縮空気等のボンベを
用いて、加圧気体を第1真空排気装置9および第
2真空排気装置10内に共給して、内部を加圧す
ること、又は油交換装置1の密閉容器2内に加圧
気体を送り込む作用の他は前記第1図および第2
図に示される場合と同様である。その構成は、グ
ローブボツクス等17の壁18から内側に通気管
23,24を突出させて装着し、その通気管2
3,24はグローブボツクス等17の壁18の外
側にバルブ25,26を有して、かつ、それらの
他端部が交わつて一体の通気口を形成し、HEPA
フイルター27を通つて、さらにボンベ28に連
結される。一方、グローブボツクス等17の内部
に設置されている真空加熱炉19には、その壁2
0から炉の内側に突出させて通気管29を装着
し、かつ、真空加熱炉壁20の外側に一部突出た
通気管29にはバルブ30が取り付けられてい
る。さらに前記通気管23と29とが連結され、
また前記通気管24と油交換装置1の通気管5と
が連結されて構成されている。 本発明は以上説明した構成、作用のものである
から、従来技術における煩雑な操作をなくして放
射性物質で汚染された真空排気装置の油の交換あ
るいは回収等を容易にし、本操作に要する時間を
短縮して、さらに密閉状態下で操作できる。すな
わち、放射能で汚染された油が真空排気装置から
導かれた接続管内を通つて、グローブボツクス等
の密閉された容器内に設けられた油交換装置によ
り処理されるので、グローブボツクス等におい
て、放射性物質を取り扱う場合と同じ操作によ
り、汚染された油の交換あるいは回収等の操作を
安全に実施することができる等、顕著な効果があ
る。
第1図および第3図本発明の一実施例の使用状
態の縦断面図、第2図は同油交換装置の拡大縦断
面図。 1:油交換装置、2:密閉容器、3:蓋、4:
導入管、5,23,24,29:通気管、6:ポ
ンプ、7:ビニル管、8:ボルト、9,10:真
空排気装置、11,12油抜き口、13,14:
接続管端部、15,16,25,26,30:バ
ルブ、17:グローブボツクス、18:グローブ
ボツクス壁、19:真空加熱炉、20:真空加熱
炉壁、21,27:HEPAフイルター、22:排
気ダクト、28:ボンベ。
態の縦断面図、第2図は同油交換装置の拡大縦断
面図。 1:油交換装置、2:密閉容器、3:蓋、4:
導入管、5,23,24,29:通気管、6:ポ
ンプ、7:ビニル管、8:ボルト、9,10:真
空排気装置、11,12油抜き口、13,14:
接続管端部、15,16,25,26,30:バ
ルブ、17:グローブボツクス、18:グローブ
ボツクス壁、19:真空加熱炉、20:真空加熱
炉壁、21,27:HEPAフイルター、22:排
気ダクト、28:ボンベ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 (i) 上面開口部に着脱自在の蓋3を取り付け
た密閉容器2と、前記着脱自在の蓋に挿入させ
て一端部をその蓋の上部に突き出し他端部を密
閉容器内の底部に接して装着された導入管4
と、前記着脱自在の蓋に挿入させて一端部をそ
の蓋の上部に突き出し他端部を密閉容器内の上
部に突き出して装着された通気管5とを有し、 (ii) 前記導入管と第1真空排気装置9の油抜き口
11より導かれた接続管13および第2真空排
気装置10の油抜き口12より導かれた接続管
14とを連結し、 (iii) 前記通気管と作動により吸引操作または加圧
操作を行うポンプ6とを連結し、 (iv) 第1真空排気装置9の上方空間部および第2
真空排気装置10の上方空間部をHEPAフイル
ター21を介して排気ダクト22に連結すると
ともに放射性物質の熱処理および焼結処理用の
真空加熱炉19に連結して構成されていること
を特徴とする油交換装置。 2 (i) 上面開口部に着脱自在の蓋3を取り付け
た密閉容器2と、前記着脱自在の蓋に挿入させ
て一端部をその蓋の上部に突き出し他端部を密
閉容器内の底部に接して装着された導入管4
と、前記着脱自在の蓋に挿入させて一端部をそ
の蓋の上部に突き出し他端部を密閉容器内の上
部に突き出して装着された通気管5とを有し、 (ii) 前記導入管と第1真空排気装置9の油抜き口
11より導かれた接続管13および第2真空排
気装置10の油抜き口12より導かれた接続管
14とを連結し、 (iii) グローブボツクス等の壁18の内側に通気管
23および通気管24を突き出して装着し、 (iv) 前記通気管23および通気管24は、前記壁
18の外側にバルブ25およびバルブ26を有
し、かつ外側で交わつて一体の通気口を形成
し、さらにHEPAフイルター27を通つてボン
ベ28に連結され、 (v) 前記グローブボツクス等の内部に設置されて
いる真空加熱炉19には、その壁20から炉の
内側に突き出して通気管29を装着し、 (vi) 前記通気管29は、真空加熱炉壁20の外側
にバルブ30を有し、かつ前記通気管23に連
結され、 (vii) 前記通気管24が密閉容器2の通気管5に連
結されて構成されていることを特徴とする油交
換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14504679A JPS5674498A (en) | 1979-11-09 | 1979-11-09 | Oil exchanger |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14504679A JPS5674498A (en) | 1979-11-09 | 1979-11-09 | Oil exchanger |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5674498A JPS5674498A (en) | 1981-06-19 |
JPS6259000B2 true JPS6259000B2 (ja) | 1987-12-09 |
Family
ID=15376128
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14504679A Granted JPS5674498A (en) | 1979-11-09 | 1979-11-09 | Oil exchanger |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5674498A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01305800A (ja) * | 1988-06-03 | 1989-12-11 | Mitsubishi Electric Corp | 音響装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5849999Y2 (ja) * | 1977-04-21 | 1983-11-14 | 章 折笠 | 液体類の注入・排出装置 |
-
1979
- 1979-11-09 JP JP14504679A patent/JPS5674498A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01305800A (ja) * | 1988-06-03 | 1989-12-11 | Mitsubishi Electric Corp | 音響装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5674498A (en) | 1981-06-19 |
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