JPS6258783B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6258783B2
JPS6258783B2 JP57084695A JP8469582A JPS6258783B2 JP S6258783 B2 JPS6258783 B2 JP S6258783B2 JP 57084695 A JP57084695 A JP 57084695A JP 8469582 A JP8469582 A JP 8469582A JP S6258783 B2 JPS6258783 B2 JP S6258783B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hood
booth
scattering prevention
mist
spray gun
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP57084695A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58202067A (ja
Inventor
Kazuto Kurachi
Takayuki Yato
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ADETSUKU KK
Original Assignee
ADETSUKU KK
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Filing date
Publication date
Application filed by ADETSUKU KK filed Critical ADETSUKU KK
Priority to JP57084695A priority Critical patent/JPS58202067A/ja
Publication of JPS58202067A publication Critical patent/JPS58202067A/ja
Publication of JPS6258783B2 publication Critical patent/JPS6258783B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は塗装ガンに関し、塗装作業中における
塗料ミストの飛散を防止し、塗着効率向上及び環
境改善を図ると共に均一な塗膜形成を行うように
したものである。
従来から使用されているエアレス塗装及びエア
スプレー塗装では、塗料ミストの飛散が多く、特
に屋外塗装作業時における風向等には無防備であ
つた。従つて、塗料のロスが多く、均一な塗膜形
成が困難であるばかりでなく、環境汚染特に塗装
作業者に与える有機溶剤等の薬害は大きな社会問
題となつていた。
本発明はかゝる問題に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、塗料ミストの飛散を防
止し、塗着効率の向上及び環境改善を図ると共
に、作業者に特別な熟練度を要すことなく容易に
均一な塗膜を形成することができる塗装ガンを提
供することにある。
本発明の他の目的は、特に屋外塗装作業時等に
おいて、多少の風が吹いた状態でもこれに左右さ
れず均一な塗装ができる塗装ガンを提供すること
にある。
本発明の別の目的は、走行ロボツト等に装着す
ることにより、各種タンク、船舶の舷側、高層建
築の外装等の高所、危険個所での無人塗装も可能
な塗装ガンを提供することにある。
以下、本発明の一実施例を図面と共に説明す
る。
第1図において、1は塗装ガンAのブースフー
ドを示す。このブースフード1は筒部1aの前端
にテーパ状の拡開部1bを介して鍔部1cを設け
た構成を有し、筒部1aの後端は取付板2に溶接
等により固定されている。
取付板2の中心部には吹付ガン3の基端が固定
され、吹付ガン3のノズル孔3aの前方にはミス
トの飛散防止フード4を設け、ブースフード1と
の間に環状のミスト吸引路5を形成する。飛散防
止フード4はブースフード1と同様に小径筒部4
aの前端にテーパ状の拡開部4bを介して鍔状の
有孔盤4cを設けた構成を有し、有孔盤4cの外
周縁はブラケツト6を介してブースフード1の鍔
部1cに固定されている。
而して、飛散防止フード4の有孔盤4cにはフ
イルタ7をボルト8等により配設固定する一方、
ブースフード1の鍔部1cには、その外周縁部前
面に多数の空気噴出口9aを有するエアカーテン
形成用の環状パイプ9をU字ボルト10等により
固定すると共に、ブースフード1と飛散防止フー
ド4の筒部1a,4a間には通風路11を設け
る。12は通風路11の外部開口に設けたシヤツ
ターで、シヤツター12の開度を変えて通気量を
調節できるようにしてある。
一方、取付板2の後部には取付板13を介して
ミスト吸引フード14を取付け、フード14の口
金14aにはホース15を接続して後述する真空
ブロワBに連結する。また、吹付ガン3とフード
14の後壁14a間にはそれぞれガン操作用の圧
縮空気供給管16及び塗料供給管17を設け、両
供給管16,17の口金16a,17bにはそれ
ぞれホース18,19を接続する。20は環状パ
イプ9に接続された圧縮空気供給ホース、21は
ブースフード1に設けた把手である。
第2図は上記塗装ガンAを操作するためのブロ
ツク図である。即ち、ミスト吸引フード14のホ
ース15は、ミストセパレータ内蔵の検知器22
を介して真空ブロワBに接続されている。また、
圧縮空気供給ホース16及び20はコンプレツサ
ーCの配管23に分岐接続されており、配管23
には安全弁V1及び圧力調節弁V2を介装して一定
圧の圧縮空気を供給する。一方、塗料供給ホース
17は上記配管23に分岐接続した塗料ポンプ2
4の作動により吹付ガン3に塗料を圧送する。2
5は塗料貯槽、26はフイルタである。なお、M
はモータ、27は図示しない公知の自動制御回路
を備える操作盤、28は三方弁、29はエアカー
テンの操作弁であり、三方弁28により吹付ガン
3の作動、停止を操作し、また、エアカーテンが
不要の場合には操作弁29を閉じる。
上記構成において、操作盤27の図示しない電
源を入れ、真空ブロワB及びコンプレツサーCを
作動させ、塗装ガンAを使用する。
即ち、吹付ガン3のノズル3aから塗料を壁面
P等の被塗物に向けて吹付けるが、ブースフード
1と壁面P間に浮遊する塗料ミストは前記真空ブ
ロワBにより吸引されてフイルタ7に付着し、ブ
ースフード1の外部への飛散が確実に防止され
る。
この際、ブースフード1と壁面Pの間の空間に
於て、吹付ガン3から噴射された微粒化塗料の流
れに乱れ(主としてノズル3aからの噴出時に於
ける渦流)が生じ、塗膜の仕上りに悪影響を与え
る虞もあるが、かゝる場合には通風路11を介し
てブースフード1の外部から空気を取入れること
により微粒化塗料に自然な流れを生ぜしめ、ブー
スフードのない場合と同様な均一な塗膜を形成す
ることができる。この通風路11からの通気量は
シヤツター12の開度を変え、塗料の種類等に応
じて調節することができる。
一方、ブースフード1と壁面Pの間隔が足場等
の関係で大きい場合や屋外作業時に横風を受ける
場合等には上記飛散防止フード4のみではミスト
の飛散を完全に防止できない。この場合には、前
記操作弁29により環状パイプ9に圧縮空気を供
給し、その空気噴出口9aより壁面Pに向けて空
気を吹付け、環状のエアカーテンQを形成し、ブ
ースフード1内を外気と遮断する。これによつ
て、ブースフード1からのミストの飛散及び横風
による塗膜への悪影響を防止することができる。
このエアカーテンQの風量、圧力や真空ブロワB
による吸引風量等は上記の圧力調節弁V2等によ
り塗料の種類、塗装条件等に応じて最適条件を選
択できるようにしてある。
以上は吹付ガン1を囲繞するブースフード1を
ミスト吸引フード14と別々に設けた例について
説明したが、両者を一体化することもでき、また
ブースフード1に把手21を設けて携帯用とする
代りに、走行ロボツト(図示せず)に装着するた
めの取付金具等を設けるようにしてもよい。
本発明は上記したように、吹付ガンのノズル前
方にミストの飛散防止フードを設け、その外周に
ブースフードを設けて両フード間にミストの吸引
路を形成して、防止フード前方のフイルタを介し
ミストを吸引するようにしたので、ミストの飛散
を防止し、作業環境を改善することができる。ま
た、ミストの飛散防止フードとブースフード間に
は通風路を設け、該フード内の渦流等を防止し、
均一な塗膜を形成することができるので、作業者
は特に熟練を要することなく、容易に吹付塗装を
することができる。更に、ブースフードの前面に
は圧縮空気供給用の環状パイプを設け、壁面等の
被塗物との間にエアカーテンを形成するようにし
たので横風等に左右されず、均一な塗装とミスト
の飛散防止をなされ、従つて、これを走行ロボツ
ト等に装着することにより無人塗装が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す塗装ガンの要
部断面図、第2図はその操作をする際のブロツク
図である。 1……ブースフード、1a……筒部、1c……
鍔部、3……吹付ガン、3a……ノズル、4……
ミストの飛散防止フード、4c……有孔盤、5…
…環状のミスト吸引路、7……フイルタ、9……
エアカーテン形成用の環状パイプ、11……通風
路、14……ミスト吸引フード。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 塗料の吹付ガンのノズル前方にミストの飛散
    防止フードを設けると共に、吹付ガン及び飛散防
    止フードの外周にブースフードを設け、該ブース
    フードと飛散防止フードとの間に環状のミスト吸
    引路を形成する一方、ブースフードの後部にミス
    ト吸引フードを設け、前記飛散防止フードの前方
    に設けた鍔状の有孔盤にはフイルタを配設したこ
    とを特徴とする塗装ガン。 2 塗料の吹付ガンのノズル前方にミストの飛散
    防止フードを設けると共に、吹付ガン及び飛散防
    止フードの外周にブースフードを設け、該ブース
    フードと飛散防止フードとの間に環状のミスト吸
    引路を形成する一方、ブースフードの後部にミス
    ト吸引フードを設け、前記飛散防止フードの前方
    に設けた鍔状の有孔盤にはフイルタを配設し、前
    記ブースフードと飛散防止フードの間に通気量の
    調節可能な通風路を設けたことを特徴とする塗装
    ガン。 3 塗料の吹付ガンのノズル前方にミストの飛散
    防止フードを設けると共に、吹付ガン及び飛散防
    止フードの外周にブースフードを設け、該ブース
    フードと飛散防止フードとの間に環状のミスト吸
    引路を形成する一方、ブースフードの後部にミス
    ト吸引フードを設け、前記飛散防止フードの前方
    に設けた鍔状の有孔盤にはフイルタを配設し、前
    記ブースフードと飛散防止フードの間に通気量の
    調節可能な通風路を設け、更に前記ブースフード
    の前方に設けた鍔部の外周縁前面に空気噴出口を
    有するエアカーテン形成用の環状パイプを設けた
    ことを特徴とする塗装ガン。
JP57084695A 1982-05-20 1982-05-20 塗装ガン Granted JPS58202067A (ja)

Priority Applications (1)

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JP57084695A JPS58202067A (ja) 1982-05-20 1982-05-20 塗装ガン

Applications Claiming Priority (1)

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JP57084695A JPS58202067A (ja) 1982-05-20 1982-05-20 塗装ガン

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Publication Number Publication Date
JPS58202067A JPS58202067A (ja) 1983-11-25
JPS6258783B2 true JPS6258783B2 (ja) 1987-12-08

Family

ID=13837798

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JP57084695A Granted JPS58202067A (ja) 1982-05-20 1982-05-20 塗装ガン

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015047598A (ja) * 2013-09-04 2015-03-16 セントラル硝子株式会社 液体塗布装置
JP2015166482A (ja) * 2014-03-04 2015-09-24 株式会社ダイヘン 工業製品の製造方法、溶射システム

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JPS61155067U (ja) * 1985-03-15 1986-09-26
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KR102463092B1 (ko) * 2020-04-09 2022-11-03 한양대학교 산학협력단 도장용 집진 장치

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