JPS62581A - フエノ−ル性天然抗酸化性物質の製造方法 - Google Patents

フエノ−ル性天然抗酸化性物質の製造方法

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JPS62581A
JPS62581A JP60140056A JP14005685A JPS62581A JP S62581 A JPS62581 A JP S62581A JP 60140056 A JP60140056 A JP 60140056A JP 14005685 A JP14005685 A JP 14005685A JP S62581 A JPS62581 A JP S62581A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はゴマ種子処理物からセサミン類縁体構造物又は
セサモリン類縁体構造物を含有するフェノール性天然抗
酸化性物質を製造する方法に関する0 ゴマ油には、ゴマ特有の天然抗酸化性物質として、セサ
モリンやセサモールが、また他の植物油にも広く存在す
るトコフェロール類が含有され、これらの天然抗酸化性
物質がゴマ油の酸化安定性に大きく寄与していることが
知られている。しかし、ゴマ油の酸化安定性に関与する
その他の天然抗酸化性物質については不明のところが多
く、ましてやそのような天然抗酸化性物質を工業上有利
に取シ出すというようなことは殆んど行なわれていない
のが現状である。
本発明は、上記のような天然抗酸化性物質を工業上有利
に製造する方法に関するものである。
〈従来の技術、その問題点〉 本発明者らは先に、ゴマ種子処理物から抽出して得られ
る酸糖体類をβ−グルコシダーゼで酵素水解することに
よシ抗酸化性を有するアグリコン各種が得られることを
開示した(特開昭59−157173)oことで得られ
るアグリコンとしては、テトラヒドロ−1−〔6−ヒド
ロキシ−3゜4−(メチレンジオキシ)フェニル、) 
−4−(3゜4−(メチレンジオキシ)フェニル〕−I
H,3H−フロ(3,4−C)フラン(後記の式Aで示
されるジャスティゾリン)、テトラヒドロ−1−〔3−
メトキシ−4−ヒドロキシフェニル〕−4−(3,4−
(メチレンジオキシ)フェニル〕−1H,3H−70(
3,4−C〕フラン(後記の弐Bで示される化合物)、
テトラヒドロ−1−〔3−メトキシ−4−ヒドロキシフ
ェノキシ〕−4−(3,4−(メチレンジオキシ)フェ
ニル〕−IH,3H−フロI:3.4−C〕フラン(後
記の式りで示される化合物)等のセサミン類縁体構造物
又はセサモリン類縁体構造物である。
しかし、この従来法は、ゴマ種子処理物中において、上
記のような天然抗酸化性物質であるアグリコンが各種の
糖類とグリコシド結合をした配糖体として存在するので
、ゴマ種子処理物から該配糖体を抽出し、これをβ−グ
リコシダーゼで酵素水解するという方法であるが、該従
来法によると、アグリコンの収率が低く、操作も繁雑で
ある等、工業上の具体的実施には多くの問題点がある。
〈発明が解決しようとする問題点、その解決手段〉 本発明は、叙上の如き従来の問題点を解決する、フェノ
ール性天然抗酸化性物質の新たな製造方法を提供するも
のである。
しかして本発明者らは、以上の実情に鑑み、前記したよ
うなセサミン類縁体構造物又はセサミン類縁体構造物含
有の天然抗酸化性物質をゴマ処理物から工業上有利に直
接採取する方法について鋭意研究した結果、ゴマ処理物
を酸触媒処理することによって、前記したようなセサミ
ン類縁体構造物又はセサモリン類縁体構造物の含有量が
数倍乃至数十倍にまで増大し、特に元のゴマ処理物中に
は殆んど含有されないジャスティゾリンが大量に生成す
るという驚くべき発見をして、ここにセサミン類縁体構
造物又はセサモリン類縁体構造物を含有するフェノール
性天然抗酸化性物質の製造方法を確立するに到ったので
ある。
すなわち本発明は、 ゴマ種子処理物を酸触媒処理した後、抽出、蒸留及び/
又は吸着等の物理的手段で濃縮分離することを特徴とす
るセサミン類縁体構造物又はセサモリン類縁体構造物を
含有するフェノール性天然抗酸化性物質の製造方法に係
る。
本発明において、処理対象とするゴマ種子処理物には、
次のようなゴマ油又はペースト状物等がある。ゴマの生
種子或いは焙煎種子から圧搾等で機械的に搾油した未精
製ゴマ油。該種子からヘキサン等の有機溶媒で抽出した
未精製ゴマ油。これらの未精製ゴマ油を脱酸、脱色又は
濾過等で化学的又は物理的に処理した精製ゴマ油。前記
種子を破砕乃至磨砕したペースト状物。
また本発明において、使用する酸触媒には、次のような
ブレンステッド酸、ルイス酸又は酸触媒能を有する固体
触媒等がある。塩酸、硫酸、リン酸、ホウ酸、パラトル
エンスルホン酸の如き種々の無機又は有機のブレンステ
ッド酸。塩化アルミニウム、塩化チタン、塩化スズ、三
7フ化ホウ素の如き種々のルイス酸。酸性白土、ゼオラ
イト、シリカ−酸化チタン、カチオン交換樹脂の如き種
々の酸触媒能を有する固体触媒。これらは適宜に、1種
又は2種以上を組合わせて使用することができるが、工
程操作の便宜上、酸触媒能を有する固体触媒を使用する
のが好ましい。
具体的に酸触媒処理は、例えば前記ゴマ種子処理物に酸
触媒を添加し、そのまま必要に応じて加熱攪拌しても(
室温〜210℃程度)、又は溶液系或いは分散液系の溶
媒系で加熱攪拌してもよい(温度は溶媒の沸点ま、で)
更に本発明において、酸触媒処理したものからフェノー
ル性天然抗酸化性物質を濃縮分離する手段には、次のよ
うな抽出、蒸留及び/又は吸着等の物理的手段があシ、
これらは適宜に組合わせて操作することができる。
かかる抽出には、酸触媒処理したものにゴマ油(脂肪酸
トリグリセライド)の溶解度の小さい極性有機溶媒(例
えばメタノール)を加えて目的物を抽出し、この抽出液
から極性有機溶媒を蒸留や蒸発等して濃縮分離する方法
又は、酸触媒処理したものに水酸化アルカリや炭酸アル
カリ等のアルカリ水溶液(或いはアルカリ水溶液/水溶
性溶媒の混合溶液)を加えて攪拌又は振とう抽出し、油
層と水層(或いは前記混合溶液層、以下省略)とを成層
分離させ、該水層に鉱酸又は有機酸を加えて中和し、更
に過剰の酸を加えて系を酸性とした後、水に不溶の有機
溶媒(例えば、酢酸エチル、ジエチルエーテル、キシレ
ン)で目的物を抽出シ、この抽出液から溶媒を蒸留や蒸
発等して濃縮分離する方法等がある。
また蒸留には、酸触媒処理した系に100〜200℃の
水蒸気を常圧又は減圧下に導入して蒸留することによシ
粗留出物を得、この粗密出物から遊離脂肪酸やグリセラ
イド等を前記抽出法で除去し、目的物を濃縮分離する方
法又は、酸触媒処理したものを分子蒸留する方法等があ
る。
そして吸着には、前記のような固体触媒で酸触媒処理し
たものから濾過や遠心分離等で目的物の吸着されている
固体触媒分を分離し、該固体触媒分から前記抽出法によ
って目的物を濃縮分離する方法又は、前記の酸触媒処理
したものから、有機溶媒の存在又は非存在下に、シリカ
ゲル、シリカ/アルミナ、アルミナ、アニオン交換樹脂
等で目的物を吸着処理しく必要に応じて数回繰シ返す)
、該吸着剤から前記抽出法によって目的物を濃縮分離す
る方法等がある0 詳しくは実施例によって後述するが、以上説明した抽出
、蒸留及び/又は吸着等のうちで、次のような濃縮分離
手段を採用(乃至併用)するのが好ましい。これらによ
って、フェノール性天然抗酸化性物質を高濃度に含有さ
せることができ石からである。すなわち、酸触媒処理し
たものから極性有機溶媒存在下にトリグリセライドを冷
却沈澱分離する手段(後述する実施例6のr)、酸触媒
処理したものから非極性有機溶媒(例えば炭化水素系有
機溶媒)と水系極性有機溶媒(例えば水と低級アルコー
ルとの混合溶媒、この場合アルカリ水系とするのが更に
よい)とで同時に又は別々に抽出する手段(後述する実
施例3の01同4のp1同5のq1同7の8)、酸触媒
処理したものから分子蒸留する手段(後述する実施例7
の3)。
かくして、本発明によシ濃縮分離されるフェノール性天
然抗酸化性物質には、これを同定すると、次のような化
学構造のセサミン類縁体構造物(A。
B、C)又はセサモリン類縁体構造物(D)等が含有さ
れる。
0CHa 尚、A)、 B)、 D)については前述した通シであ
るが、C)の学術名は、テトラヒドロ−1−〔3−メト
キシ−4−ヒドロキシフェニル)−4−(3−メトキシ
−4−ヒドロキシフェニル)−1H,3H−フロ(3,
4−C,:lフラン(ビルジノール)である。
以下、実施例等によって本発明の構成及び効果をよシ具
体的にする。
〈実施例等〉 (1)ゴマ種子処理物の酸触媒処理による効果の実験例 生ゴマ種子を圧ぺんし、そのアセトン抽出液を40℃以
下で減圧蒸留してアセトンを留去させ、アセトン抽出生
ゴマ油(S−1)を調整した。別に、同じ生ゴマ種子を
圧ぺん搾油し、沖過して生搾夛ゴマ油(S−2>を調整
した。更に別に、生搾シゴマ油(S−2)に対し1重量
−の活性白土を加えて70℃で1時間攪拌下に処理し、
次いで活性白土を炉別して、酸触媒処理生搾シゴマ油(
S−3)を調整した。S−1,S−2,8−3の分析結
果を第1表に示した。
第1表(表中数値X 10−3重量%)注)A−Dはそ
れぞれ前記化学構造式のもの。EIri r −トコフ
ェロール、Fはセサモール。NDは検出せず、Tはトレ
ース。
分析方法は、高速液体クロマトグラフィー(力2ム:D
velosil+ 0DS−Ion 8mmφX250
jm)Kよシ、次の条件で行なった。
A、B、C,Dの場合:溶媒はメタノール/水=6/4
、流速は5stZ分、保持時間はAが11゜8分、Bが
6.4分、Cが2.7分、Dが8.6分。
Eの場合:溶媒はメタノール、流速は5xl/分、保持
時間は8.5分。
Fの場合:溶媒はメタノール/水=3/7、流速は4x
l/分、保持時間は10.4分。
これらの各法は以下同じ。
(2)実施例1 中国産生ゴマ種子をエキスベ2にて搾油し、濾過して、
生搾シゴマ油(a)を得た。次に、カセイソーダ水溶液
でアルカリ洗浄並びに水洗を行ない、共存する遊離の脂
肪酸を除去した。ここで得た精製ゴマ油(b)100k
gを70℃にて減圧下に脱水し、酸触媒として酸性白土
1kgを加えて70℃×30分間処理後、濾過して酸触
媒処理油(C) 98〜と酸性白±pさい(d)2kg
を得た。
前記(e)へ150〜160℃の水蒸気を導入しつつ減
圧下に水蒸気蒸留を行ない、水蒸気蒸留ゴマ油(e)と
水蒸気蒸留留出物(f)0.95kgを得た。
一方、前記(d) 100 fを500 txl三角フ
ラスコに採り、酢酸エチル300m1を加え、エアーコ
ンデンサーを装着して、湯浴上、60℃X30分間加温
した。室温まで冷却後、酸性白土pさいを炉別し、減圧
下に酢酸エチルを留去して、酢酸エチル抽出物<g) 
39 gを得た。同様の操作で、前記(d)から、n−
ヘキサン抽出物(h) 17.5 f、アセトン抽出物
(i) 22.Of、エタノール抽出物(j)5.1g
を得た。
(g)、(h)、(i)、(j)の分析結果を第2表に
示した。
(3)実施例2 実施例1の(f) 100 pを500ゴ三角フラスコ
に採シ、酢酸エチル300 palを加え、エアーコン
デンサーを装着して、湯浴上、60℃×30分間加温し
、10℃で一夜放置後、渥過し、脱溶媒して、酢酸エチ
ル抽出物(k) 80 fを得た。同様の操作で、実施
例1の(f)から、メタノール抽出物Cl>499、:
r−タノール抽出物(m) 61 fを得た0 (k) 、(1) 、(m)の分析結果を第2表に示し
た。
(4)実施例3 実施例1の(e) 100 f fn−ヘキサン200
−に溶解し、メタノール200m1を加えて振とう後、
静置して、メタノール層を分離した。このメタノール層
を脱溶媒し、抽出物(n)8.0gを得た。
別に、実施例1の(e)100gをn−へキサン200
 mlに溶解し、エタノール140m1と水60m1を
加えて撮とり後、静置して、エタノール/水の層を分離
した。このエタノール/水の層を脱溶媒し、抽出物(0
) 0.32 flを得た〇(n)、(0)の分析結果
を第2表に示した。
(5)実施例4 実施例1の(e) 100 qをn−ヘキサン200H
7に溶解し、エタノール140 mlと0.3N−カセ
イソーダ水溶液60m1を加えて振とう後、静置しテ、
エタノール/水の層を分離した。このエタノール/水の
層を塩酸にてpH2とし、エチルエーテル200 ml
を加え、振とう後に分液して得たエチルエーテル層を洗
浄水が中性になるまで水洗し、無水硫酸ナトリウムで脱
水後、濾過し、脱溶媒して、抽出物(p)0.77gを
得た。
(P)の分析結果を第2表に示した。
(6)実施例5 実施例1と同じ生ゴマ種子を焙煎し、搾油し、濾過して
得た焙煎ゴマ油100gに塩化アルミニウム1gを加え
、70℃で30分間加熱攪拌した〇室温まで冷却後、ヘ
キサン200t/、0.5N−カセイソーダ水溶液10
0.*/及びエタノール100IIlを加え、よく攪拌
し、エタノール/水の層を分離した。このエタノール/
水の層を塩酸でpH2とし、キシレン100 txlを
加え、振とう後、静置して得たキシレン層を洗浄水が中
性となるまで水洗し、無水硫酸ナトリウムで脱水して濾
過し、脱溶媒して、抽出物(q)2.2gを得た。
(q)の分析結果を第2表に示した。
(力実施例6 実施例1と同じ生ゴマ種子1kgをミルで破砕したペー
ストにメタノール31を加え、よく攪拌し、濾過して得
た抽出液を一20℃で一夜放置し、トリグリセライドを
析出させた。これを戸別後、35%塩酸10gを加え、
30分間還流し、室温まで冷却してキシレン2jと水2
1を加え、振とうし、キシレン層を分液した。このキシ
レン層を洗浄水が中性となるまで水洗し、脱溶媒して、
抽出物(r)8.1gを得た。
(r)の分析結果を第2表に示した。
(8)実施例7 実施例1と同一の方法で得た酸触媒処理油(C)100
#gを210℃×4鱈セの条件で分子蒸留し、留出物o
、 s kgを得た。この留出物をキシレン41に溶解
し、0.5N−カセイソーダ水溶液1tとイングロビル
アルコール31を加え、よく振とり後、静置し、分液し
て、イソプロピルアルコール/水の層を得、これを塩酸
にてpH2とし、キシレン21で抽出して、キシレン層
を洗浄水が中性となるまで水洗した後、脱溶媒して、キ
シレン抽出物220gを得た。このキシレン抽出物ヲヘ
キf711に分散し、30分間還流した後、静置してヘ
キサン可溶物を戸別し、ヘキサン不溶の抽出物(a)2
1fi+を得だ。
(8)の分析結果を第2表に示した。
第2表(重量%) (9)抗酸化性試験 本発明に係る一エノール性天然抗酸化性物質として、い
ずれも前記の、(g) 100iy、  (o) 40
ダ、(q) 4011111(s) 4qを、また比較
として、d/−α−トコフェロール4q、市販天然抗酸
化剤(ライオンマコーミック社製、5P−10)40ダ
を、各々100g?三角フラスコに採シ、各フラスコに
それぞれ、塩基性アルミナのカラムを通して精製した精
製大豆油20gを加え、よく振とうした。
これらを98℃のオーブン中に保存し、常法によって経
時的に過酸化物価(meq/に9. )を測定した0 結果を第3表に示した。
く作用、発明の効果〉 各実施例や各試験例及びそれらの結果(第1表〜第3表
)からも明らかなように、以上説明した本発明によると
、酸触媒処理及び引き続いての濃縮分離という工業上の
適応手段で、優れた抗酸化性を発揮す°るセサミン類縁
体構造物又はセサモリン類縁体構造物を高濃度に含有さ
せた、そして特にジャスティゾリンを大量生成して含有
させたフェノール性天然抗酸化性物質を製造することが
できる効果がある。
特許出願人   竹本油脂株式会社 代理人 弁理士 入 山 宏 正 手続補正書 昭和60年7月9日 1、事件の表示 2 発明の名称  フェノール性天然抗酸化性物質3、
補正をする者            ′)製造方法事
件との関係 特許出願人 晶゛″、妄 蚤り県漬蕊市霞町2番5号4、代理人 5、 補正命令の日付 6、 補正により増加する発明の数 7、補正の対象 8、補正の内容 (1)明細書第4頁第9行に記載された、「酸糖体類」
を、「配糖体類」と補正します。
(2)明細書第7頁第13行に記載された、「酸性白土
、ゼオライト、」を、「酸性白土、活性白土、ゼオライ
ト、」と補正します。
(3)明細書第9頁第16行に記載された、「アニオン
交換樹脂等」を、[アニオン交換樹脂、活性炭等の吸着
剤」と補正します。
(4)明細書第9頁第18行〜同第19行に記載された
、「目的物を濃縮分離する方法等がある。」を、「目的
物を濃縮分離する方法更には、固体触媒で酸触媒処理す
る際に吸着剤を併用して目的物を吸着処理し、該吸着剤
から前記抽出法によって目的物を濃縮分離する方法等が
ある。」と補正します。
手続補正書 昭和60年11月30日 昭和60年特許 願第140056号 2 発明の名称  フェノール性天然抗酸化性物質3、
補正をする者            0製造方法事件
との関係特許出願人 フ9ガナ アイチ th期 L卦 住 所 愛知県蒲都市港町2番5号 4、代理人 6、 補正により増加する発明の数 8、補正の内容 (1)明細書の特許請求の範囲の欄を別紙の通シ補正し
ます。
(2)明細書第4頁第16行〜同第17行に記載された
、「後記の式Aで示されるジャスティゾリン」を、「後
記の式Aで示される化合物」と補正します。
(3)明細書第6頁第8行に記載された、「ジャスティ
ゾリン」を、「後記の式Aで示される化合物」と補正し
ます。
(4)明細書第21頁第8行に記載された、「ジャステ
ィゾリン」を、「前記の式Aで示される化合物」と補正
します。
2、特許請求の範囲 1 ゴマ種子処理物を酸触媒処理した後、抽出、蒸留及
び/又は吸着等の物理的手段で濃縮分離することを特徴
とするセサミン類縁体構造物又はセサモリン類縁体構造
物を含有するフェノール性天然抗酸化性物質の製造方法
2 セサミン類縁体構造物が、次の式A)、B)又はC
)で示される化合物の1種又は2種以上である特許請求
の範囲第1項記載のフェノール性天然抗酸化性物質の製
造方゛法。
CH3 3 セサモリン類縁体構造物が、次の式D)で示される
化合物である特許請求の範囲第1項記載のフェノール性
天然抗酸化性物質の製造方法0CHa 4 セサミン類縁体構造物が、式A)で示される化合物
を特徴とする特許請求の範囲第2項記載のフェノール性
天然抗酸化性物質の製造方法05 酸触媒が酸性白土、
ゼオライト、シリカ−酸化チタン、カチオン交換樹脂等
で代表される酸触媒能を有する固体触媒から選ばれる1
種又は2種以上である特許請求の範囲第1項〜第4項の
いずれか一つの項記載のフェノール性天然抗酸化性物質
の製造方法。
手続補正書 昭和60年12月12日 昭和60年特許 願第140056 号3、 補正をす
る者 事件との関係 特許出願人 代表者 竹 本 泰 − 4、代理人 6、 補正により増加する発明の数 7、補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄8、補
正の内容 (1)明細書第12頁第1行〜同5行に記載された、「
テトラヒドロ・・Cである。」を、「テトラヒドロ−1
,4−ビス[3−メトキシ−4−ヒドロキシフエニル]
 −18,3H−フロ[3゜4−C]フランである(慣
用名はビルジノール)、」と補正します。
(2)明細書第13頁の第1表において、区分S−1に
ついてのEの分析結果として記載された、rNDJを、
r44.8Jと補正します。
(3)明細書第13頁下から第12行に記載された、「
r−トコフェロール」を、「γ−トコフェロール」と補
正します。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ゴマ種子処理物を酸触媒処理した後、抽出、蒸留及
    び/又は吸着等の物理的手段で濃縮分離することを特徴
    とするセサミン類縁体構造物又はセサモリン類縁体構造
    物を含有するフェノール性天然抗酸化性物質の製造方法
    。 2 セサミン類縁体構造物が、次の式A)、B)又はC
    )で示される化合物の1種又は2種以上である特許請求
    の範囲第1項記載のフェノール性天然抗酸化性物質の製
    造方法。 B)▲数式、化学式、表等があります▼ C)▲数式、化学式、表等があります▼ 3 セサモリン類縁体構造物が、次の式D)で示される
    化合物である特許請求の範囲第1項記載のフェノール性
    天然抗酸化性物質の製造方法。 D)▲数式、化学式、表等があります▼ 4 セサミン類縁体構造物が、式A)で示される化合物
    であるジャスティゾリンを生成分とする特許請求の範囲
    第2項記載のフェノール性天然抗酸化性物質の製造方法
    。 5 酸触媒が酸性白土、ゼオライト、シリカ−酸化チタ
    ン、カチオン交換樹脂等で代表される酸触媒能を有する
    固体触媒から選ばれる1種又は2種以上である特許請求
    の範囲第1項〜第4項のいずれか一つの項記載のフェノ
    ール性天然抗酸化性物質の製造方法。
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