JPS6257869A - 所定表面粗さの周面を有する小径シヤフト及びその表面仕上げ方法及びその表面仕上げ装置 - Google Patents
所定表面粗さの周面を有する小径シヤフト及びその表面仕上げ方法及びその表面仕上げ装置Info
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- JPS6257869A JPS6257869A JP19906285A JP19906285A JPS6257869A JP S6257869 A JPS6257869 A JP S6257869A JP 19906285 A JP19906285 A JP 19906285A JP 19906285 A JP19906285 A JP 19906285A JP S6257869 A JPS6257869 A JP S6257869A
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- roll
- small
- small diameter
- circumferential surface
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- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
- Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の技術分野]
この発明は、所定表面粗さの周面を有する小径シャフト
及びその表面仕上げ方法及びその表面仕上げ装置に係り
、王に、磁気テープに記録再生する装置及びその付」品
に使用されているテープガイド用の軸状又は筒状のシャ
フト、或いは、面記装置及びその付属品等に使用されて
いる回転体や駆動機構に用いられるシャフトの如き小径
シャフト及びその表面仕上げ方法及びその表面仕上げ装
置に関する。
及びその表面仕上げ方法及びその表面仕上げ装置に係り
、王に、磁気テープに記録再生する装置及びその付」品
に使用されているテープガイド用の軸状又は筒状のシャ
フト、或いは、面記装置及びその付属品等に使用されて
いる回転体や駆動機構に用いられるシャフトの如き小径
シャフト及びその表面仕上げ方法及びその表面仕上げ装
置に関する。
[発明の技術的背景とその問題点]
従来から、磁気テープに記録再生する装置及びその付属
品等に使用されているテープガイド用の小径シャフト及
び回転体又は駆動機構等に用いられている小径シャフト
は、ステンレス鋼の如き耐食性及び耐摩耗性を有する材
料にで形成されているのが大部分である。
品等に使用されているテープガイド用の小径シャフト及
び回転体又は駆動機構等に用いられている小径シャフト
は、ステンレス鋼の如き耐食性及び耐摩耗性を有する材
料にで形成されているのが大部分である。
そして、テープや軸受等にキズを付けないようにすべく
小径シャフトの周面を一般的に行なわれている各種仕上
げ加工方法によって表面仕上げを行なっているが次の通
りの欠点があった。
小径シャフトの周面を一般的に行なわれている各種仕上
げ加工方法によって表面仕上げを行なっているが次の通
りの欠点があった。
第16図(A)に示す如く、研削加工仕上げの場合、粗
さ測定機で見ると表面に鋭い白部分40が形成され、特
に、ステンレス鋼の如き難削性材料の場合にはむしり現
象が発生し、この鋭い白部分40が更に大きくなり、テ
ープや軸受等にキズを付ける要因となると共に、軸受部
分等に挿入して使用する場合においては初期摩耗の発生
があった。又、砥石のドレッシング直後と目づまり時と
では仕上げ面の表面粗さにばらつきがあって多数の小径
シャフトの周面仕上げを均一に行なうことは不可能であ
る欠点をも有する。
さ測定機で見ると表面に鋭い白部分40が形成され、特
に、ステンレス鋼の如き難削性材料の場合にはむしり現
象が発生し、この鋭い白部分40が更に大きくなり、テ
ープや軸受等にキズを付ける要因となると共に、軸受部
分等に挿入して使用する場合においては初期摩耗の発生
があった。又、砥石のドレッシング直後と目づまり時と
では仕上げ面の表面粗さにばらつきがあって多数の小径
シャフトの周面仕上げを均一に行なうことは不可能であ
る欠点をも有する。
第16図(B)に示すように、超仕上げ加工の際には、
難削性材料の場合に、加工時のかじり現象による鋭い突
起41が発生してこれがキズを付ける大きな要因となる
。
難削性材料の場合に、加工時のかじり現象による鋭い突
起41が発生してこれがキズを付ける大きな要因となる
。
そこで、前記欠点等を解消すべく、特願昭60−898
01号にて小径シャフトをローラーバニシング加工にて
仕上げる方法を提案した。
01号にて小径シャフトをローラーバニシング加工にて
仕上げる方法を提案した。
ところが、この方法で仕上げ加工を行なうと次の如き欠
点のあることが判明した。
点のあることが判明した。
すなわち、第16図(C)に示すように、窪み42の非
常に少ない平滑な仕上面が形成された。
常に少ない平滑な仕上面が形成された。
そのため、テープや軸受等にキズを付けることなく、又
、初期摩耗の発生も皆無となった。
、初期摩耗の発生も皆無となった。
ところが、ローラーバニシング加工を施したシャフトを
テープガイド用シャフト等に使用すると、窪み42が非
常に少ないためテープ等が逆に吸着する現象が発生する
ことが度々あり、滑りが悪くなってしまう。その結果、
テープが伸びたり、或いは走行ムラが発生したり、又、
軸受等の場合には回転抵抗が大きくなったりする故障が
起きている。
テープガイド用シャフト等に使用すると、窪み42が非
常に少ないためテープ等が逆に吸着する現象が発生する
ことが度々あり、滑りが悪くなってしまう。その結果、
テープが伸びたり、或いは走行ムラが発生したり、又、
軸受等の場合には回転抵抗が大きくなったりする故障が
起きている。
かと言って、逆に第16図(D>に示すように、特願昭
130−39215号及び特願昭60−71796号に
て提案したテープ走行シャフト周面に梨地模様を成形す
る方法により小径シャフト周面を梨地状に成形すれば、
凹部45に形成された細かい凹凸がテープに引掛る状態
となって滑らないので摩擦抵抗が大きくなってしまう欠
点がある。又、小径シャフトの周面をバレル研削して滑
り易い微小凹凸面にしようとしても、バレル研削前の周
面に鋭い突起等か散在していればバレル研削後にその突
起を皆無にすることはできずテープや軸受等にキズを付
けることとなる。更には、第16図(E)に示すように
、バレル研削後には打痕が付き易く、この打痕43の周
囲には必ず盛り上りの突起44がついて滑りを悪くした
り、テープや軸受は等にキズを付けてしまう等の欠点が
あった。
130−39215号及び特願昭60−71796号に
て提案したテープ走行シャフト周面に梨地模様を成形す
る方法により小径シャフト周面を梨地状に成形すれば、
凹部45に形成された細かい凹凸がテープに引掛る状態
となって滑らないので摩擦抵抗が大きくなってしまう欠
点がある。又、小径シャフトの周面をバレル研削して滑
り易い微小凹凸面にしようとしても、バレル研削前の周
面に鋭い突起等か散在していればバレル研削後にその突
起を皆無にすることはできずテープや軸受等にキズを付
けることとなる。更には、第16図(E)に示すように
、バレル研削後には打痕が付き易く、この打痕43の周
囲には必ず盛り上りの突起44がついて滑りを悪くした
り、テープや軸受は等にキズを付けてしまう等の欠点が
あった。
[発明の目的]
そこで、この発明は、上述した欠点等に鑑み、テープや
軸受等にキズを付けないような周面で且つテープ等が吸
着しない漬り易い周面を有する小径シャフトを連続的に
成形できるようにして安価にて提供することを目的とし
て創出されたものである。
軸受等にキズを付けないような周面で且つテープ等が吸
着しない漬り易い周面を有する小径シャフトを連続的に
成形できるようにして安価にて提供することを目的とし
て創出されたものである。
[発明の概要]
叙上の目的を達成するため、この発明に係る所定粗さの
周面を有する小径シャフトは、磁気テープに記録再生す
る装置及びその付属品に使用されているテープガイド用
の輪状又は筒状のシャフト、或いは、前記装置及びその
付属品に使用されている回転体や駆動機構に用いられる
シャフトの如き小径シャフトにおいて、その周面を、鋭
い突起の無い平滑面の中に微小の窪みを散在させ、所定
精密粗さとしたことに存し、その表面仕上げ方法は、小
径シャフト材の周面を予め研削し、その後、このシャフ
ト材を、若干の間隙を設けて対向するように配した2個
のフィードロール間に載置して自転させながらフィード
ロールの軸線方向へ移動させ、最初に、小径シャフト材
の周面に硬質回転体の梨地状周面を圧接し、次に、小径
シャフト材の周面に、前記硬質回転体の圧接によって得
られた梨地模様が所定表面粗さとなるように突出部分を
潰すバニシングロールを圧接し、その際、フィードロー
ルの回転により小径シャフト材を介し硬質回転体及びバ
ニシングロールをそれぞれ連動回転させることに存し、
その表面仕上げ装置は、2個のフィードロールを若干の
間隙を設け対向させて共に同一方向に同一速度にて駆動
回転可能に設け、このフィードロールには、フィードロ
ール間に載置した周面研削加工済の小径シャフト材をフ
ィードロールに沿って軸方向へ移動させる移動手段を設
け、小径シャフト材に対してフィードロールの反対側に
は梨地状周面を有する硬質回転体と平滑周面を有するバ
ニシングロールとを、小径シャフト材に、最初に硬質回
転体の周面を圧接し次にバニシングロールの周面を適圧
にて圧接してこの小径シャフト材を介し共にフィードロ
ールと連動回転すべく配設したことに存する。
周面を有する小径シャフトは、磁気テープに記録再生す
る装置及びその付属品に使用されているテープガイド用
の輪状又は筒状のシャフト、或いは、前記装置及びその
付属品に使用されている回転体や駆動機構に用いられる
シャフトの如き小径シャフトにおいて、その周面を、鋭
い突起の無い平滑面の中に微小の窪みを散在させ、所定
精密粗さとしたことに存し、その表面仕上げ方法は、小
径シャフト材の周面を予め研削し、その後、このシャフ
ト材を、若干の間隙を設けて対向するように配した2個
のフィードロール間に載置して自転させながらフィード
ロールの軸線方向へ移動させ、最初に、小径シャフト材
の周面に硬質回転体の梨地状周面を圧接し、次に、小径
シャフト材の周面に、前記硬質回転体の圧接によって得
られた梨地模様が所定表面粗さとなるように突出部分を
潰すバニシングロールを圧接し、その際、フィードロー
ルの回転により小径シャフト材を介し硬質回転体及びバ
ニシングロールをそれぞれ連動回転させることに存し、
その表面仕上げ装置は、2個のフィードロールを若干の
間隙を設け対向させて共に同一方向に同一速度にて駆動
回転可能に設け、このフィードロールには、フィードロ
ール間に載置した周面研削加工済の小径シャフト材をフ
ィードロールに沿って軸方向へ移動させる移動手段を設
け、小径シャフト材に対してフィードロールの反対側に
は梨地状周面を有する硬質回転体と平滑周面を有するバ
ニシングロールとを、小径シャフト材に、最初に硬質回
転体の周面を圧接し次にバニシングロールの周面を適圧
にて圧接してこの小径シャフト材を介し共にフィードロ
ールと連動回転すべく配設したことに存する。
[発明の実施例]
以下、図面を参照しながらこの発明の詳細な説明すると
次の通りである。
次の通りである。
この発明に係る小径シャフトは磁気テープに記録再生す
る装置及びその付属品等に使用されているテープガイド
用の輪状又は筒状のシャフト、或いは、前記装置及びそ
の付属品等に使用されている回転体や駆動機構等に用い
られるものである。
る装置及びその付属品等に使用されているテープガイド
用の輪状又は筒状のシャフト、或いは、前記装置及びそ
の付属品等に使用されている回転体や駆動機構等に用い
られるものである。
そして、この小径シャフト1はステンレス鋼の如き耐食
、耐摩耗性に優れた材料にてなり、旋盤その他の工作機
械によって粗成形された後、周面の仕上げ加工が施され
る。
、耐摩耗性に優れた材料にてなり、旋盤その他の工作機
械によって粗成形された後、周面の仕上げ加工が施され
る。
その仕上げ加工は、周面研削工程、クレータ−加工工程
、バニシング加工工程の順に行なわれ完了する。
、バニシング加工工程の順に行なわれ完了する。
周面研削工程は、通常センターレスグラインダーの如き
研削装置にて研削され仕上がり寸法よりも若干大きい径
に仕上げられる。
研削装置にて研削され仕上がり寸法よりも若干大きい径
に仕上げられる。
このように研削された小径シャフト1の素材2は、第1
図に示すように、若干の間隙を設けて対向するように配
した2個のフィードロール3,3間に載置し、フィード
ロール3.3の回転により連動回転させられながらフィ
ードロール3の軸線方向へ移動する。そして、この移動
時に、クレータ−加工工程とバニシング加工工程とが連
続的に行なわれる。
図に示すように、若干の間隙を設けて対向するように配
した2個のフィードロール3,3間に載置し、フィード
ロール3.3の回転により連動回転させられながらフィ
ードロール3の軸線方向へ移動する。そして、この移動
時に、クレータ−加工工程とバニシング加工工程とが連
続的に行なわれる。
クレータ−加工工程は、素材2に、クレータ−ロール4
を圧接することで行なわれる。
を圧接することで行なわれる。
このクレータ−ロール4は、高硬度焼入鋼にて形成され
、その周面に乾式或いは湿式サンドブラスト加工を施し
て所定粗さの梨地状にしておく。
、その周面に乾式或いは湿式サンドブラスト加工を施し
て所定粗さの梨地状にしておく。
そして、このクレータ−ロール4を素材2に圧接させ、
フィードロール3,3の回転により素材2を介しクレー
タ−ロール4を連動回転させることにより、クレータ−
ロール4の梨地が素材2の周面に転写される。
フィードロール3,3の回転により素材2を介しクレー
タ−ロール4を連動回転させることにより、クレータ−
ロール4の梨地が素材2の周面に転写される。
ところが、このように素材2の周面が転写された状態で
は、その周面は第16図(D)に示すような形状となっ
ていて滑り難い梨地状である。そこで、次に、連続的に
バニシング加工工程を行なって素材2の周面を滑り易い
ように形成する。
は、その周面は第16図(D)に示すような形状となっ
ていて滑り難い梨地状である。そこで、次に、連続的に
バニシング加工工程を行なって素材2の周面を滑り易い
ように形成する。
このバニシング加工工程は、クレータ−加工後の素材2
の周面にバニシングロール5を圧接することで行なわれ
る。
の周面にバニシングロール5を圧接することで行なわれ
る。
このバニシングロール5は、高硬度焼入鋼にて形成され
、その周面は平滑面にしておく。そして、このバニシン
グロール5を圧接させ、フィードロール3,3の回転に
より素材2を介しバニシングロール5を連動回転させる
ことで、バニシングロール5の平滑面にて素材2の梨地
状周面の突出している部分を潰し所定表面粗さとしバニ
シング加工工程を完了する。
、その周面は平滑面にしておく。そして、このバニシン
グロール5を圧接させ、フィードロール3,3の回転に
より素材2を介しバニシングロール5を連動回転させる
ことで、バニシングロール5の平滑面にて素材2の梨地
状周面の突出している部分を潰し所定表面粗さとしバニ
シング加工工程を完了する。
このようにして形成された小径シャフト1は、拡大する
と、第2図に示すように、その周面は、鋭い突起のない
平滑面6の中に微小の窪み7を散在させた形状となり、
その窪み7の散在によって所定の精密粗さとなるように
しである。この窪み7は、前述した如くクレータ−ロー
ル4によって梨地模様が転写された時に形成された凹部
であり、又、凸部の鋭った先端がバニシングロール5に
よって潰されることで平滑面6を形成したものである。
と、第2図に示すように、その周面は、鋭い突起のない
平滑面6の中に微小の窪み7を散在させた形状となり、
その窪み7の散在によって所定の精密粗さとなるように
しである。この窪み7は、前述した如くクレータ−ロー
ル4によって梨地模様が転写された時に形成された凹部
であり、又、凸部の鋭った先端がバニシングロール5に
よって潰されることで平滑面6を形成したものである。
この小径シャフト1は、凸部が潰されてその微小な山の
角も若干側方に盛り上るから、凹部が少しずつ狭くなっ
て窪み7が形成されるものである。
角も若干側方に盛り上るから、凹部が少しずつ狭くなっ
て窪み7が形成されるものである。
その結果、クレータ−加工工程によって形成された梨地
の表面粗さよりも、この梨地にバニシング加工を施した
方がその表面粗さが若干細かくなる。そして、全体的に
見ると平滑面6の中に微小の窪み7が散在した状態とな
るから突出している部分はなくテープT等にキズは付か
ず、又、微小の窪み7が散在するらかテープTが吸着す
ることもなく滑り易くなる。
の表面粗さよりも、この梨地にバニシング加工を施した
方がその表面粗さが若干細かくなる。そして、全体的に
見ると平滑面6の中に微小の窪み7が散在した状態とな
るから突出している部分はなくテープT等にキズは付か
ず、又、微小の窪み7が散在するらかテープTが吸着す
ることもなく滑り易くなる。
一方、前述したクレータ−加工工程及びバニシング加工
工程は、第3図に示す装置にて行なうものである。
工程は、第3図に示す装置にて行なうものである。
この装置は、取付台8上に2本のフィードロール3,3
が軸架保持しである。このフィードロール3.3同士は
、ある設定角を決めて相互に垂直方向で反対側に傾斜す
るように配しである。又、このフィードロール3,3同
士は、共に駆動回転すべく自在継手9含介して駆動ギヤ
ボックス10に連繋しである。
が軸架保持しである。このフィードロール3.3同士は
、ある設定角を決めて相互に垂直方向で反対側に傾斜す
るように配しである。又、このフィードロール3,3同
士は、共に駆動回転すべく自在継手9含介して駆動ギヤ
ボックス10に連繋しである。
そして、このフィードロール3,3同士の間に小径シャ
フト1の素材2をt置した時の素材2に対してフィード
ロール3.3の反対側にはロール支持装置11が配設し
である。
フト1の素材2をt置した時の素材2に対してフィード
ロール3.3の反対側にはロール支持装置11が配設し
である。
このロール支持装置11は、内部の抑圧手段に連繋され
て−F下動し且つ前面にクレータ−ロールヘッド12と
バニシングロールヘッド13とが取付けられているロー
ルベッド14を前面に配し、上部には加圧用送りハンド
ル15と、この加圧用送りハンドル15の回動に連動し
てロールベッド14の押下量をデジタル式に表示する押
下伍表示手段16とを配設して構成する。
て−F下動し且つ前面にクレータ−ロールヘッド12と
バニシングロールヘッド13とが取付けられているロー
ルベッド14を前面に配し、上部には加圧用送りハンド
ル15と、この加圧用送りハンドル15の回動に連動し
てロールベッド14の押下量をデジタル式に表示する押
下伍表示手段16とを配設して構成する。
クレータ−ロールヘッド12は、第4図に示すように、
クレータ−ロール4を押圧アーム17を介して下部に軸
架するものであり、クレーターロ゛−ル4を垂直方向で
微量移動すべくネジ等による微調整移動手段が配設して
あり、上部にはこの微調整手段に連繋した微調整ダイヤ
ル18が配設しである。又、バニシングロールヘッド1
3もこのクレータ−ロールヘッド12と同じ構造を呈し
ている。
クレータ−ロール4を押圧アーム17を介して下部に軸
架するものであり、クレーターロ゛−ル4を垂直方向で
微量移動すべくネジ等による微調整移動手段が配設して
あり、上部にはこの微調整手段に連繋した微調整ダイヤ
ル18が配設しである。又、バニシングロールヘッド1
3もこのクレータ−ロールヘッド12と同じ構造を呈し
ている。
微調整移動手段は、第3図及び第4図に示すように、ロ
ールベッド14にクレータ−ロールヘッド12とバニシ
ングロールヘッド13とを並設した時に微調整を行なう
ものであり、相互を整合させたり、或いは、クレータ−
ロールヘッド12とバニシングロールヘッド13との高
さを変化させて徐々に押下量を増大させたりすることが
できるようにするものである。尚、図中19は加圧用送
りハンドル15を固定するロックレバ−である。
ールベッド14にクレータ−ロールヘッド12とバニシ
ングロールヘッド13とを並設した時に微調整を行なう
ものであり、相互を整合させたり、或いは、クレータ−
ロールヘッド12とバニシングロールヘッド13との高
さを変化させて徐々に押下量を増大させたりすることが
できるようにするものである。尚、図中19は加圧用送
りハンドル15を固定するロックレバ−である。
又、第3図、第4図、第6図、第7図に示すように、ク
レータ−ロールヘッド12とバニシングロールヘッド1
3との各押圧アーム17の先端には、クレータ−ロール
4、バニシングロール5が各々軸架されている。クレー
タ−ロール4、バニシングロール5のそれぞれの両端に
は支持筒20が連接されである。この支持筒20にはフ
ィードロール3の反対側から、押圧アーム17に共に軸
架されている4個の支持ロール21をそれぞれ2個ずつ
当接させてあり、小径シャフト1の素材2にクレータ−
ロール4やバニシングロール5を圧接する際に補強の役
目を果すように形成されている。
レータ−ロールヘッド12とバニシングロールヘッド1
3との各押圧アーム17の先端には、クレータ−ロール
4、バニシングロール5が各々軸架されている。クレー
タ−ロール4、バニシングロール5のそれぞれの両端に
は支持筒20が連接されである。この支持筒20にはフ
ィードロール3の反対側から、押圧アーム17に共に軸
架されている4個の支持ロール21をそれぞれ2個ずつ
当接させてあり、小径シャフト1の素材2にクレータ−
ロール4やバニシングロール5を圧接する際に補強の役
目を果すように形成されている。
クレータ−ロール4及びバニシングロール5は、第4図
に示すように、円柱状の少なくとも一方の端部側周面を
外方に向うに従って次第に小径となるように大きなRの
テーパー状として衝え込み部22を形成し、その他の部
分ストレートの周面としである。
に示すように、円柱状の少なくとも一方の端部側周面を
外方に向うに従って次第に小径となるように大きなRの
テーパー状として衝え込み部22を形成し、その他の部
分ストレートの周面としである。
一方、フィードロール3,3は、全体をつづみ状に形成
してあり、このつづみ状は、フィードロール3,3の中
心線を相互に垂直方向で反対側に傾斜させ、その断面に
おけるフィードロール3゜3の周面の成す線が双曲線と
なるように形成したものが良い。この場合のフィードロ
ール3,3は小径シャフト1の移動軌跡が直線状になる
ように対向配置する。
してあり、このつづみ状は、フィードロール3,3の中
心線を相互に垂直方向で反対側に傾斜させ、その断面に
おけるフィードロール3゜3の周面の成す線が双曲線と
なるように形成したものが良い。この場合のフィードロ
ール3,3は小径シャフト1の移動軌跡が直線状になる
ように対向配置する。
尚、図示は省略したがフィードロール3,3は全体が截
頭円錐状、つまりテーパー状を呈するように形成し、軸
心をずらして平行にすると共に、それぞれの大径側を外
側に向(プ、且つテーパー面が対峙するように配しても
良い。この場合も前記つづみ状フィードロール3,3と
同様そのテーパー角度に応じて水平面に対づ−るフィー
ドロール3゜3の傾斜角度を変更せしめ、小径シャフト
1の通過路を直線状または緩かな曲線状としである。
頭円錐状、つまりテーパー状を呈するように形成し、軸
心をずらして平行にすると共に、それぞれの大径側を外
側に向(プ、且つテーパー面が対峙するように配しても
良い。この場合も前記つづみ状フィードロール3,3と
同様そのテーパー角度に応じて水平面に対づ−るフィー
ドロール3゜3の傾斜角度を変更せしめ、小径シャフト
1の通過路を直線状または緩かな曲線状としである。
フィードロール3.3にはフィードロール3゜3間に載
置した小径シャフト1をフィードロール3.3に沿って
小径シャフト1が自転しながら軸方向で移動する移動手
段を設ける。この場合の移動手段は、次の如くである。
置した小径シャフト1をフィードロール3.3に沿って
小径シャフト1が自転しながら軸方向で移動する移動手
段を設ける。この場合の移動手段は、次の如くである。
すなわち、これらフィードロール3,3間での小径シャ
フト1の連動回転によって得られる軸方向での移動分力
を自走力とする。つまり、つづみ状のフィードロール3
゜3にあっては、フィードロール3,3の中心線を相互
に垂直方向で反対側に傾斜させたことで得られる自走力
を、そして、テーパー状のフィードロール3,3にあっ
ては、これらの周面形状から得られる小径シャフト1の
自走力を移動手段としである。
フト1の連動回転によって得られる軸方向での移動分力
を自走力とする。つまり、つづみ状のフィードロール3
゜3にあっては、フィードロール3,3の中心線を相互
に垂直方向で反対側に傾斜させたことで得られる自走力
を、そして、テーパー状のフィードロール3,3にあっ
ては、これらの周面形状から得られる小径シャフト1の
自走力を移動手段としである。
そして、フィードロール3.3間に小径シャフト1の素
材2を供給すると前述した移動手段で移動する。そこで
、クレータ−ロール4とバニシングロール5とは、素材
2の移動方向で、移動している素材2が最初にクレータ
−ロール4に、そして、次にバニシングロール5に接触
するように配されている。この時に、クレータ−ロール
4、バニシングロール5に共に衝え込み部22が設けら
れであるから、この銜え込み部22側から素材2が接触
するように供給すべくクレータ−ロール4とバニシング
ロール5とを配しておけば、非常にスムーズに素材2の
表面仕上げを施すことができる。この場合に、フィード
ロール3,3が同一方向に同速度にて回転するのであれ
ば左右どちらかの方向に回転させても良い。但し、フィ
ードロール3.3の回転方向と傾斜方向とは小径シャフ
ト1の素材2の移動方向によって適宜設定するものであ
る。
材2を供給すると前述した移動手段で移動する。そこで
、クレータ−ロール4とバニシングロール5とは、素材
2の移動方向で、移動している素材2が最初にクレータ
−ロール4に、そして、次にバニシングロール5に接触
するように配されている。この時に、クレータ−ロール
4、バニシングロール5に共に衝え込み部22が設けら
れであるから、この銜え込み部22側から素材2が接触
するように供給すべくクレータ−ロール4とバニシング
ロール5とを配しておけば、非常にスムーズに素材2の
表面仕上げを施すことができる。この場合に、フィード
ロール3,3が同一方向に同速度にて回転するのであれ
ば左右どちらかの方向に回転させても良い。但し、フィ
ードロール3.3の回転方向と傾斜方向とは小径シャフ
ト1の素材2の移動方向によって適宜設定するものであ
る。
又、クレータ−ロール4とバニシングロール5とは、前
述の如く分離して形成せず第8図に示すように、連結し
て一体となるように形成しても同様の表面仕上げ加工を
施すことができる。この場合に、銜え込み部22−は少
なくともクレータ−ロール4側端に設けてあれば良い。
述の如く分離して形成せず第8図に示すように、連結し
て一体となるように形成しても同様の表面仕上げ加工を
施すことができる。この場合に、銜え込み部22−は少
なくともクレータ−ロール4側端に設けてあれば良い。
このように形成した装置に、研削加工工程終了後の素材
2を供給すれば、その表面は、第5図に示す如く表面形
状に仕上げられる。
2を供給すれば、その表面は、第5図に示す如く表面形
状に仕上げられる。
すなわち、第5図は粗さ測定機により測定された各工程
終了後の小径シャフト1表面の波形図であるが、研削加
工工程後の素材2の周面は、第5図(A)に示す如く、
不均一に鋭い突起23が形成されている。そして、表面
仕上げ装置に、この素材2を供給すると、最初にクレー
タ−ロール4の素材2への圧接回転によってクレータ−
加工工程が行なわれる。次に、第5図<8>に示す如く
、クレータ−24が均一に形成される。次に、素材2は
ベニジンゲロール5へ移動し同様にバニシング加工工程
が行なわれる。更に、第5図(C)に示す如く、前記突
起23がベニジンゲロール5によって潰しならされて潰
lノ面25が形成され、前記クレータ−24が残った分
が微小の窪み7として散在し、潰し而25にて形成した
平滑面6と窪み7とで所定粗さの表面を形成する。
終了後の小径シャフト1表面の波形図であるが、研削加
工工程後の素材2の周面は、第5図(A)に示す如く、
不均一に鋭い突起23が形成されている。そして、表面
仕上げ装置に、この素材2を供給すると、最初にクレー
タ−ロール4の素材2への圧接回転によってクレータ−
加工工程が行なわれる。次に、第5図<8>に示す如く
、クレータ−24が均一に形成される。次に、素材2は
ベニジンゲロール5へ移動し同様にバニシング加工工程
が行なわれる。更に、第5図(C)に示す如く、前記突
起23がベニジンゲロール5によって潰しならされて潰
lノ面25が形成され、前記クレータ−24が残った分
が微小の窪み7として散在し、潰し而25にて形成した
平滑面6と窪み7とで所定粗さの表面を形成する。
この表面粗さは、使用用途によって適宜設定するもので
、設定粗さに適合した梨地面を右するクレータ−ロール
4と平滑面を有するバニシング1コール5との圧接強さ
をそれぞれ選択、設定ずれば、それに見合った優れた表
面仕上げが施された小径シャフト1を得ることかできる
。
、設定粗さに適合した梨地面を右するクレータ−ロール
4と平滑面を有するバニシング1コール5との圧接強さ
をそれぞれ選択、設定ずれば、それに見合った優れた表
面仕上げが施された小径シャフト1を得ることかできる
。
この場合に、前記クレータ−ロール4を超硬合金にて形
成しその周面に放電加工を施して梨地状にす“れば耐久
性に優れるものであり、又、クレータ−ロール4の周面
にダイヤモンド砥粒、その他の高硬度砥粒を接着し或い
は埋め込んで形成すれば耐久性に優れ、しかも小径シャ
ツI−1が硬くとも十分に対応できる。
成しその周面に放電加工を施して梨地状にす“れば耐久
性に優れるものであり、又、クレータ−ロール4の周面
にダイヤモンド砥粒、その他の高硬度砥粒を接着し或い
は埋め込んで形成すれば耐久性に優れ、しかも小径シャ
ツI−1が硬くとも十分に対応できる。
一方、使用箇所によっては、摩耗が非常に大ぎい場合が
ある。この場合に、ステンレス鋼の如き材料では摩耗に
より周面のすり減りが非常に大きく耐久性に乏しい。そ
のため、第9図に示すように、バニシング加工工程終了
後の小径シャツ[−1の周面に、硬質クロムメッキの如
きもので膜厚1μ〜3μ程度の硬質薄被膜27を形成し
、耐摩耗性に優れたものとする。
ある。この場合に、ステンレス鋼の如き材料では摩耗に
より周面のすり減りが非常に大きく耐久性に乏しい。そ
のため、第9図に示すように、バニシング加工工程終了
後の小径シャツ[−1の周面に、硬質クロムメッキの如
きもので膜厚1μ〜3μ程度の硬質薄被膜27を形成し
、耐摩耗性に優れたものとする。
これは、第9図(A)、(B、)、(C)に示す如く、
研削加工工程、クレータ−加工工程、バニシング加工工
程が終了した小径シャツl−1周面に、第9図(D)に
示す如く、硬質薄被膜27を形成する。そうすると、硬
質薄被膜27は前記平滑面6及び窪み7の表面を覆う。
研削加工工程、クレータ−加工工程、バニシング加工工
程が終了した小径シャツl−1周面に、第9図(D)に
示す如く、硬質薄被膜27を形成する。そうすると、硬
質薄被膜27は前記平滑面6及び窪み7の表面を覆う。
ところが、この硬質薄被膜27の表面には微小の突起2
8ができてしまうことがある。そのため、第10図に示
ずように、再度へニシングロール26によって前記突起
2Bを凹ませるべくバニシング加工を施す。その結宋第
9図([)に示すように、硬質薄被膜27表面の突E2
8は硬質であるから潰れないが、小径シャ−ノ1−1自
体がある程度軟かいので突起28の部分が押されて小径
シャフト1自体の方が凹んで硬質薄被膜27表面は平滑
面どなる。
8ができてしまうことがある。そのため、第10図に示
ずように、再度へニシングロール26によって前記突起
2Bを凹ませるべくバニシング加工を施す。その結宋第
9図([)に示すように、硬質薄被膜27表面の突E2
8は硬質であるから潰れないが、小径シャ−ノ1−1自
体がある程度軟かいので突起28の部分が押されて小径
シャフト1自体の方が凹んで硬質薄被膜27表面は平滑
面どなる。
、−のように14.て形成する場合に、メッキ後のバニ
シング加工は、第11図に示す如く、特願昭60−89
801号にて提案した装置を使用すれば良いが、前述し
7た表面仕上げ装置におけるりIノーターロールヘッド
12のみを上貸させて小径シャフト1に接触しないよう
にして使用しても良い。尚、第11図に丞す装置は、第
3図に示す装置のクレータ−ロールヘッド12を除いた
ものと同様の装置である。
シング加工は、第11図に示す如く、特願昭60−89
801号にて提案した装置を使用すれば良いが、前述し
7た表面仕上げ装置におけるりIノーターロールヘッド
12のみを上貸させて小径シャフト1に接触しないよう
にして使用しても良い。尚、第11図に丞す装置は、第
3図に示す装置のクレータ−ロールヘッド12を除いた
ものと同様の装置である。
この場合に、ベニジンゲロール5を超硬合金や。
焼結アルミナ等を更に高硬度良質なものとして形成し、
た工業用ルビーの如きルビー等にて形成してお(」ば、
硬質薄被膜27の硬さに十分対応することができ、又、
フィードロール3も超硬合金やルビーにて形成しておく
か、或いは周面に前記硬質薄被膜27と同様の硬質被膜
を形成しておくかすれば硬質薄被膜27の硬さに十分対
応することができる。
た工業用ルビーの如きルビー等にて形成してお(」ば、
硬質薄被膜27の硬さに十分対応することができ、又、
フィードロール3も超硬合金やルビーにて形成しておく
か、或いは周面に前記硬質薄被膜27と同様の硬質被膜
を形成しておくかすれば硬質薄被膜27の硬さに十分対
応することができる。
このようにして形成した硬質薄被膜27を有する小径シ
ャフト1は、耐摩耗性に優れ、しかも、テープT等か吸
着しないで滑り易く且つテープT等にキズを付けない優
れた周面を有する。
ャフト1は、耐摩耗性に優れ、しかも、テープT等か吸
着しないで滑り易く且つテープT等にキズを付けない優
れた周面を有する。
一方、従来の小径シャフト1の一般的な硬質メッキ付【
プは、次の工程、で行なう。先ず、初めに周面を正規な
寸法より細くするための捨研削を行なう。次に、この周
面に硬質メッキを膜厚20μ〜30μに厚く付ける。そ
こで、メッキ厚のばらつきをとるための粗研削を行なう
。そして、次に、正規の寸法に仕上げるための仕上げ研
削を行ない、更に表面状態を良くするための何等かの超
仕上げ加工を施し完了するものである。
プは、次の工程、で行なう。先ず、初めに周面を正規な
寸法より細くするための捨研削を行なう。次に、この周
面に硬質メッキを膜厚20μ〜30μに厚く付ける。そ
こで、メッキ厚のばらつきをとるための粗研削を行なう
。そして、次に、正規の寸法に仕上げるための仕上げ研
削を行ない、更に表面状態を良くするための何等かの超
仕上げ加工を施し完了するものである。
これに対し、前述した硬質薄被膜27を有する小径シャ
フト1の表面仕上げ加工工程は、最初の研削加工工程の
み研削工程があるので、研削工程の回数が少なく、又、
硬質メッキの膜厚が薄いので、コストが易くばらつぎか
少なく、そして、非常に加工し難い硬質メッキ後の研削
加工、超仕上げ加工が無い等の種々の利点がある。
フト1の表面仕上げ加工工程は、最初の研削加工工程の
み研削工程があるので、研削工程の回数が少なく、又、
硬質メッキの膜厚が薄いので、コストが易くばらつぎか
少なく、そして、非常に加工し難い硬質メッキ後の研削
加工、超仕上げ加工が無い等の種々の利点がある。
このようにして形成された小径シャフト1は、次に示す
如く、各種使用されて優れた効果を奏する。
如く、各種使用されて優れた効果を奏する。
すなわち、小径シャフト1をテープTのガイド用シャフ
トとして使用すれば、12図に示すように、平滑面6の
中に窪み7が形成された形状となっているのでテープT
が吸着せず滑り易くなっている。又、鋭い突起等がない
からテープTにキズをつけることは全くない。尚、テー
プTの種類によっては、小径シャフト1の摩耗が大きい
場合があるが、この時には前記硬質薄被膜27を有する
小径シャフト1を使用した方が良好な結果が得られる。
トとして使用すれば、12図に示すように、平滑面6の
中に窪み7が形成された形状となっているのでテープT
が吸着せず滑り易くなっている。又、鋭い突起等がない
からテープTにキズをつけることは全くない。尚、テー
プTの種類によっては、小径シャフト1の摩耗が大きい
場合があるが、この時には前記硬質薄被膜27を有する
小径シャフト1を使用した方が良好な結果が得られる。
又、第12図に示すように、プーリー29を小径シャフ
ト1に外嵌させ接着剤30によって接着した際には、窪
み7が接着剤30溜りとなって接着剤30の保持が良好
となり、プーリー29と小径シャフト1との接着が強固
なものとなる。そして、この小径シャフト1を軸受31
に挿入して使用する場合、窪み7が散在しているので摩
擦抵抗が少なく、且つ鋭い突起がないので軸受31内面
にかじりやキズをつけることもない。又、鋭い突起が先
に摩耗してしまう初期摩耗もないため、非常に安定した
挿入状態を得ることができる。
ト1に外嵌させ接着剤30によって接着した際には、窪
み7が接着剤30溜りとなって接着剤30の保持が良好
となり、プーリー29と小径シャフト1との接着が強固
なものとなる。そして、この小径シャフト1を軸受31
に挿入して使用する場合、窪み7が散在しているので摩
擦抵抗が少なく、且つ鋭い突起がないので軸受31内面
にかじりやキズをつけることもない。又、鋭い突起が先
に摩耗してしまう初期摩耗もないため、非常に安定した
挿入状態を得ることができる。
更に、第13図に示すように、プーリー29に小径シャ
フト1を圧入して使用する場合等にも、小径シャフト1
周面に鋭い突起がないからプーリ−29内周面にかじり
やキズをつけることがない。
フト1を圧入して使用する場合等にも、小径シャフト1
周面に鋭い突起がないからプーリ−29内周面にかじり
やキズをつけることがない。
又、小径シャフト1を、第14図に示す如く、ビデオ装
置のダイレクトドライブヘッド32の駆動シャフトとし
て使用し、この小径シャフト1にモーターのカーボンブ
ラシ33を接触させるようにすれば、第15図に示す如
く、平滑面6の中に窪み7が散在させた状態で且つ平滑
面6がバニシングロール5によって潰されて形成されて
いるから・通電性に優れ、しかも、平滑面6と窪み7と
の角が丸みをおびていて非常に滑り易くなっているため
カーボンブラシ33の摩耗が少なくカーボンブラシ33
の寿命が延ばすことができる。この場合に、前記硬質薄
被膜27を有する小径シャフト1を使用すれば、小径シ
ャフト1自体の摩耗も穫端に少なくなり、ダイレクトド
ライブヘッド32の精度及び耐久性を向上させることが
できる。
置のダイレクトドライブヘッド32の駆動シャフトとし
て使用し、この小径シャフト1にモーターのカーボンブ
ラシ33を接触させるようにすれば、第15図に示す如
く、平滑面6の中に窪み7が散在させた状態で且つ平滑
面6がバニシングロール5によって潰されて形成されて
いるから・通電性に優れ、しかも、平滑面6と窪み7と
の角が丸みをおびていて非常に滑り易くなっているため
カーボンブラシ33の摩耗が少なくカーボンブラシ33
の寿命が延ばすことができる。この場合に、前記硬質薄
被膜27を有する小径シャフト1を使用すれば、小径シ
ャフト1自体の摩耗も穫端に少なくなり、ダイレクトド
ライブヘッド32の精度及び耐久性を向上させることが
できる。
尚、前述したように、小径シャフト1の表面粗さは、そ
の使用用途によって適宜設定すれば良い。
の使用用途によって適宜設定すれば良い。
[発明の効果〕
叙上の如く構成したこの発明は、磁気テープTに記録再
生する装置及びその付属品に使用されているテープガイ
ド用の輪状又は筒状のシャフト、或いは、前記装置及び
その付属品に使用されている回転体や駆動機構に用いら
れるシャフトの如き小径シャフト1において、その周面
を、鋭い突起の無い平滑面6の中に微小の窪み7を散在
させ、所定精密粗さとした小径シャフト1であるから、
窪み7が散在しているため、テープT等が吸着してしま
って滑りか悪くなることがなくFJta抵抗が少ない。
生する装置及びその付属品に使用されているテープガイ
ド用の輪状又は筒状のシャフト、或いは、前記装置及び
その付属品に使用されている回転体や駆動機構に用いら
れるシャフトの如き小径シャフト1において、その周面
を、鋭い突起の無い平滑面6の中に微小の窪み7を散在
させ、所定精密粗さとした小径シャフト1であるから、
窪み7が散在しているため、テープT等が吸着してしま
って滑りか悪くなることがなくFJta抵抗が少ない。
しかも、窪み7以外は平滑面6となっているのでテープ
T等にキズのつくことがない。
T等にキズのつくことがない。
又、この小径シャフト1にプーリー29の如ぎものを外
嵌して接着剤30にて接着する時等には、窪み7が接着
剤30溜りとなって接着剤30を保持する為、非常に強
固に小径シャフト1とプーリー29とを接着することが
できる。
嵌して接着剤30にて接着する時等には、窪み7が接着
剤30溜りとなって接着剤30を保持する為、非常に強
固に小径シャフト1とプーリー29とを接着することが
できる。
更に、前述の如く摩擦抵抗が少ないのでダイレクトドラ
イブヘッド32の駆動軸として使用することで、カーボ
ンブラシ33の摩耗をも最小限に押えて寿命を伸ばすこ
とができるものである。
イブヘッド32の駆動軸として使用することで、カーボ
ンブラシ33の摩耗をも最小限に押えて寿命を伸ばすこ
とができるものである。
そして、この小径シャフト1は、小径シャフト材の周面
を予め研削し、その後、このシャフト材を、若干の間隙
を設けて対向するように配した2個のフィードロール3
,3間に載置して自転させながらフィードロール3の軸
線方向へ移動させ、最初に、小径シャフト材の周面に硬
質回転体の梨地状周面を圧接し、次に、小径シャフト材
の周面に、前記硬質回転体の圧接によって得られた梨地
模様が所定表面粗さとなるように突出部分を潰すバニシ
ングロール5を圧接し、その際、フィードロール3.3
の回転により小径シャフi−材を介し硬質回転体及びバ
ニシングロール5をそれぞれ連動回転さセることで表面
仕−にげを行なうから、平滑面6と窪み7との角は丸み
をおびてテープT等の接触[こ対して全く引掛ることが
ない。しかも、フィードロール3.3間に研削した小径
シャフト1の素材2を順次載置づ′れば、一連の連続1
稈にて自動的に表面仕りげが完了するのでコメ1−ダウ
ンを図ることができる。
を予め研削し、その後、このシャフト材を、若干の間隙
を設けて対向するように配した2個のフィードロール3
,3間に載置して自転させながらフィードロール3の軸
線方向へ移動させ、最初に、小径シャフト材の周面に硬
質回転体の梨地状周面を圧接し、次に、小径シャフト材
の周面に、前記硬質回転体の圧接によって得られた梨地
模様が所定表面粗さとなるように突出部分を潰すバニシ
ングロール5を圧接し、その際、フィードロール3.3
の回転により小径シャフi−材を介し硬質回転体及びバ
ニシングロール5をそれぞれ連動回転さセることで表面
仕−にげを行なうから、平滑面6と窪み7との角は丸み
をおびてテープT等の接触[こ対して全く引掛ることが
ない。しかも、フィードロール3.3間に研削した小径
シャフト1の素材2を順次載置づ′れば、一連の連続1
稈にて自動的に表面仕りげが完了するのでコメ1−ダウ
ンを図ることができる。
又、このように行なう表面仕上げ工程は、2個のフィー
ドロール3.3を若干の間隙を設け対向させて共に同一
・方向に同一速度にて駆uJ回転可能に設け、このフィ
ードロール3,3には、フィードロール3.3間に載置
した周面研削加工流の小径シA・)1〜材をノイードロ
ール3,3に沿って軸方向へ移動させる移動手段を設け
、小径シャフト材に対してフィードロール3,3の反対
側には梨地状周面3有する硬質回転体と平滑周面を右す
るバニシングロール5とを、小径シャフト材に、最初に
硬質回転体の周面を圧接し次にバニシングロール5の周
面を適圧にて圧接してこの小径シャフト材を介し共にフ
ィードロール3,3と連動回転すべく配設しである装置
にて行なうので、特願昭60−89801号で提案した
装置を若干改良する!どけて実施することができ、設備
面においても費用を最小限に抑えることが可能である。
ドロール3.3を若干の間隙を設け対向させて共に同一
・方向に同一速度にて駆uJ回転可能に設け、このフィ
ードロール3,3には、フィードロール3.3間に載置
した周面研削加工流の小径シA・)1〜材をノイードロ
ール3,3に沿って軸方向へ移動させる移動手段を設け
、小径シャフト材に対してフィードロール3,3の反対
側には梨地状周面3有する硬質回転体と平滑周面を右す
るバニシングロール5とを、小径シャフト材に、最初に
硬質回転体の周面を圧接し次にバニシングロール5の周
面を適圧にて圧接してこの小径シャフト材を介し共にフ
ィードロール3,3と連動回転すべく配設しである装置
にて行なうので、特願昭60−89801号で提案した
装置を若干改良する!どけて実施することができ、設備
面においても費用を最小限に抑えることが可能である。
そして小径シャフト1の表面粗さも、v11間転体の梨
地の粗さを適宜設定することにより容易に選択すること
ができるから、使用用途によっ−C異なる表面粗さを必
要としても十分に対応することができる。
地の粗さを適宜設定することにより容易に選択すること
ができるから、使用用途によっ−C異なる表面粗さを必
要としても十分に対応することができる。
更に、口のようにして形成された小径シャフト1は、一
連のクレータ−加工工程及びバニシング加工工程を経て
加工されるので、クレータ−ロール4及びバニシングロ
ール5を交換しなければ、品質はほとんど変化がない状
態を保つことができ、表面粗さのばらつきによる不良を
無くせるものであり、又、大伍生産にも最適で大幅なコ
ストダウンを図る口とができる。
連のクレータ−加工工程及びバニシング加工工程を経て
加工されるので、クレータ−ロール4及びバニシングロ
ール5を交換しなければ、品質はほとんど変化がない状
態を保つことができ、表面粗さのばらつきによる不良を
無くせるものであり、又、大伍生産にも最適で大幅なコ
ストダウンを図る口とができる。
以上説明したように、この発明によればテープ等にキズ
をつけないようにすべく小径シャフトの内面を平滑面と
すると逆にテープ等が密着して滑りが悪・(なってしま
う欠点を解消し、滑りが良く、且つテープ等にキズをつ
けないようにする小径シjt 17 lへを形成するこ
とができ、更には、軸受やモーターのカーボンブラシ等
に接触するシャフトとして使用すれば摩耗が少なく周辺
機器の寿命を延ばし、小径シャフトにプーリーやギヤ等
を接着する際には窪みが接着剤溜りとなって強固な接着
を可能にする等の使用用途範囲も広くなるものであり、
しかも、その製造の大幅なコスト−ダウンも図り得る等
の種々の優れた効果を奏する。
をつけないようにすべく小径シャフトの内面を平滑面と
すると逆にテープ等が密着して滑りが悪・(なってしま
う欠点を解消し、滑りが良く、且つテープ等にキズをつ
けないようにする小径シjt 17 lへを形成するこ
とができ、更には、軸受やモーターのカーボンブラシ等
に接触するシャフトとして使用すれば摩耗が少なく周辺
機器の寿命を延ばし、小径シャフトにプーリーやギヤ等
を接着する際には窪みが接着剤溜りとなって強固な接着
を可能にする等の使用用途範囲も広くなるものであり、
しかも、その製造の大幅なコスト−ダウンも図り得る等
の種々の優れた効果を奏する。
第1図乃至第7図はこの発明の実施例を示ずもので、第
1図は小径シャフトの加工状態を示す概略わ1視図、第
2図は小径シャフトの要部拡大断面図、第3図は表面仕
」二げ装置の正面図、第4図は同じく加工状態を示す要
部正断面図、第5図は小径シャフトの各加工工程後にお
ける表面粗さ波形図、第6図は小径シャフトにバニシン
グロールを圧接させた状態を示す側断面図、第7図はク
レータ−ロールの支持状態を示す要部概略斜視図であり
、第8図は他の実施例の加工状態を示ず要部正断面図、
第9図は表面性トげ方法の他の実施例における各加工工
程後の小径シャツ(−の要部拡大断面図、第10図は同
じく硬質被膜形成後のバニシング加工工程を示す要部正
断面図、第11図は従来のバニシング装置の正面図、第
12図乃至第15図は小径シャフトの使用状態を示す正
断面図、第16図は従来の周面仕上げ加工により成形さ
れたシャフトの仕上げ状態の表面粗さを示す波形図であ
る。 T・・・テープ、 1・・・小径シャフト、2・・・素材、3・・・フィー
ドロール、4・・・クレータ−ロール、5・・・バニシ
ングロール、6・・・平滑面、7・・・窪み、8・・・
取付台、9・・・自在継手、10・・・駆動ギヤボック
ス、11・・・「1−ル支持装置、12・・・クレータ
−ロールヘッド、13・・・バニシングロールヘッド、
14・・・ロールベッド、15・・・加圧用送りハンド
ル、16・・・押下量表示手段、17・・・押圧アーム
、18・・・微調整ダイヤル、19・・・ロックレバ−
120・・・支持筒、21・・・支持ロール、22・・
・銜え込み部、23・・−突起、24・・・クレータ−
125・・・潰し面、26・・・バニシングロール、2
7・・・硬質薄被膜、28・・・突起、29・・・プー
リー、30・・・接着剤、31・・・軸受、32・・・
ダイレクトドライブヘッド、33・・・カーボンブラシ
、 40・・・白部分、41・・・突起、42・・・窪み、
43・・・打痕、44・・・突起、45・・・凹部。 特許出願人 三相ニードルベアリング 株式会社@6図 第7図 @12図 第14図 第15図
1図は小径シャフトの加工状態を示す概略わ1視図、第
2図は小径シャフトの要部拡大断面図、第3図は表面仕
」二げ装置の正面図、第4図は同じく加工状態を示す要
部正断面図、第5図は小径シャフトの各加工工程後にお
ける表面粗さ波形図、第6図は小径シャフトにバニシン
グロールを圧接させた状態を示す側断面図、第7図はク
レータ−ロールの支持状態を示す要部概略斜視図であり
、第8図は他の実施例の加工状態を示ず要部正断面図、
第9図は表面性トげ方法の他の実施例における各加工工
程後の小径シャツ(−の要部拡大断面図、第10図は同
じく硬質被膜形成後のバニシング加工工程を示す要部正
断面図、第11図は従来のバニシング装置の正面図、第
12図乃至第15図は小径シャフトの使用状態を示す正
断面図、第16図は従来の周面仕上げ加工により成形さ
れたシャフトの仕上げ状態の表面粗さを示す波形図であ
る。 T・・・テープ、 1・・・小径シャフト、2・・・素材、3・・・フィー
ドロール、4・・・クレータ−ロール、5・・・バニシ
ングロール、6・・・平滑面、7・・・窪み、8・・・
取付台、9・・・自在継手、10・・・駆動ギヤボック
ス、11・・・「1−ル支持装置、12・・・クレータ
−ロールヘッド、13・・・バニシングロールヘッド、
14・・・ロールベッド、15・・・加圧用送りハンド
ル、16・・・押下量表示手段、17・・・押圧アーム
、18・・・微調整ダイヤル、19・・・ロックレバ−
120・・・支持筒、21・・・支持ロール、22・・
・銜え込み部、23・・−突起、24・・・クレータ−
125・・・潰し面、26・・・バニシングロール、2
7・・・硬質薄被膜、28・・・突起、29・・・プー
リー、30・・・接着剤、31・・・軸受、32・・・
ダイレクトドライブヘッド、33・・・カーボンブラシ
、 40・・・白部分、41・・・突起、42・・・窪み、
43・・・打痕、44・・・突起、45・・・凹部。 特許出願人 三相ニードルベアリング 株式会社@6図 第7図 @12図 第14図 第15図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、磁気テープに記録再生する装置及びその付属品に使
用されているテープガイド用の軸状又は筒状のシャフト
、或いは、前記装置及びその付属品に使用されている回
転体や駆動機構に用いられるシャフトの如き小径シャフ
トにおいて、その周面を、鋭い突起の無い平滑面の中に
微小の窪みを散在させ、所定精密粗さとしたことを特徴
とする所定表面粗さの周面を有する小径シャフト。 2、小径シャフトの周面には、突起の無い硬質薄被膜を
形成した特許請求の範囲第1項記載の所定表面粗さの周
面を有する小径シャフト。 3、小径シャフト材の周面を予め研削し、その後、この
シャフト材を、若干の間隙を設けて対向するように配し
た2個のフィードロール間に載置して自転させながらフ
ィードロールの軸線方向へ移動させ、最初に、小径シャ
フト材の周面に硬質回転体の梨地状周面を圧接し、次に
、小径シャフト材の周面に、前記硬質回転体の圧接によ
つて得られた梨地模様が所定表面粗さとなるように突出
部分を潰すバニシングロールを圧接し、その際、フィー
ドロールの回転により小径シャフト材を介し硬質回転体
及びバニシングロールをそれぞれ運動回転させることを
特徴とした所定表面粗さの周面を有する小径シャフトの
表面仕上げ方法。 4、フィードロールは、その中心線を相互に垂直方向で
反対側に傾斜させ、その断面におけるフィードロールの
周面のなす線が双曲線となるような全体つづみ状にして
小径シャフト材の移動軌跡が直線とするように形成する
特許請求の範囲第3項記載の所定表面粗さの周面を有す
る小径シャフトの表面仕上げ方法。 5、硬質回転体は、少なくとも小径シャフト材の銜え込
み側の端部が外方に向うに従い次第に小径になるように
窄めてある特許請求の範囲第3項又は第4項記載の所定
表面粗さの周面を有する小径シャフトの表面仕上げ方法
。 6、バニシングロールは、少なくとも小径シャフト材の
銜え込み側の端部が外方に向うに従い次第に小径になる
ように窄めてある特許請求の範囲第3項又は第4項又は
第5項記載の所定表面粗さの周面を有する小径シャフト
の表面仕上げ方法。 7、硬質回転体とバニシングロールとを一体にし、少な
くとも硬質回転体側の一端が外方に向うに従い次第に小
径になるように窄めてある特許請求の範囲第3項又は第
4項記載の所定表面粗さの周面を有する小径シャフトの
表面仕上げ方法。 8、小径シャフト材の周面にバニシングロールを圧接し
た後、この周面に硬質薄被膜を形成し、更に、その後、
硬質被膜に発生した微小突起のみを潰すバニシングロー
ルを圧接し、フィードロールの回転により小径シャフト
材を介し、バニシングロールをそれぞれ連動回転させる
特許請求の範囲第3項又は第4項又は第5項又は第6項
又は第7項記載の所定表面粗さの周面を有する小径シャ
フトの表面仕上げ方法。 9、2個のフィードロールを若干の間隙を設け対向させ
て共に同一方向に同一速度にて駆動回転可能に設け、こ
のフィードロールには、フィードロール間に載置した周
面研削加工済の小径シャフト材をフィードロールに沿つ
て軸方向へ移動させる移動手段を設け、小径シャフト材
に対してフィードロールの反対側には梨地状周面を有す
る硬質回転体と平滑周面を有するバニシングロールとを
、小径シャフト材に、最初に硬質回転体の周面を圧接し
次にバニシングロールの周面を適圧にて圧接してこの小
径シャフト材を介し共にフィードロールと連動回転すべ
く配設したことを特徴とする所定表面粗さの周面を有す
る小径シャフト表面仕上げの装置。 10、小径シャフト材の移動手段は、フィードロールの
中心線を相互に垂直方向で反対側に傾斜させ、その断面
におけるフィードロールの周面のなす線が双曲線となる
ように全体つづみ状にして小径シャフト材の移動軌跡が
直線状となるように形成した特許請求の範囲第9項記載
の所定表面粗さの周面を有する小径シャフトの表面仕上
げ装置。 11、硬質回転体は、少なくとも小径シャフト材の銜え
込み側の端部が外方に向うに従い次第に小径になるよう
に窄めた特許請求の範囲第9項又は第10項記載の所定
表面粗さの周面を有する小径シャフトの表面仕上げ装置
。 12、バニシングロールは、少なくとも小径シャフト材
の銜え込み側の端部が外方に向うに従い次第に小径にな
るように窄めた特許請求の範囲第9項又は第10項又は
第11項記載の所定表面粗さの周面を有する小径シャフ
トの表面仕上げ装置。 13、硬質回転体とバニシングロールとを一体にし、少
なくとも硬質回転体側の一端が外方に向うに従い次第に
小径になるように窄めた特許請求の範囲第9項又は第1
0項記載の所定表面粗さの周面を有する小径シャフトの
表面仕上げ装置。 14、硬質回転体は、高硬度焼入鋼にて形成され、その
周面に乾式或いは湿式サンドブラスト加工を施して梨地
状にした特許請求の範囲第9項又は第10項又は第11
項又は第12項又は第13項記載の所定表面粗さの周面
を有する小径シャフトの表面仕上げ装置。 15、硬質回転体は、超硬合金の周面に放電加工を施し
て梨地状にした特許請求の範囲第9項又は第10項又は
第11項又は第12項又は第13項記載の所定表面粗さ
の周面を有する小径シャフトの表面仕上げ装置。 16、硬質回転体は、その周面にダイヤモンド砥粒、そ
の他の高硬度砥粒を接着し、或いは埋め込んで形成した
特許請求の範囲第9項又は第10項又は第11項又は第
12項又は第13項記載の所定表面粗さの周面を有する
小径シャフトの表面仕上げ装置。 17、バニシングロールは、高硬度焼入鋼又は超硬合金
又はルビーにて形成した特許請求の範囲第9項又は第1
0項又は第11項又は第12項又は第13項又は第14
項又は第15項又は第16項記載の所定表面粗さの周面
を有する小径シャフトの表面仕上げ装置。 19、フィードロールは、高硬度焼入鋼又は超硬合金に
て形成した特許請求の範囲第9項又は第10項又は第1
1項又は第12項又は第13項又は第14項又は第15
項又は第16項又は第17項又は第18項記載の所定表
面粗さの周面を有する小径シャフトの表面仕上げ装置。 20、フィードロールは、金属の表面に硬質クロムメッ
キの如き表面加工を施して硬質被膜を形成した特許請求
の範囲第9項又は第10項又は第11項又は第12項又
は第13項又は第14項又は第15項又は第16項又は
第17項又は第18項記載の所定表面粗さの周面を有す
る小径シャフトの表面仕上げ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19906285A JPS6257869A (ja) | 1985-09-09 | 1985-09-09 | 所定表面粗さの周面を有する小径シヤフト及びその表面仕上げ方法及びその表面仕上げ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19906285A JPS6257869A (ja) | 1985-09-09 | 1985-09-09 | 所定表面粗さの周面を有する小径シヤフト及びその表面仕上げ方法及びその表面仕上げ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6257869A true JPS6257869A (ja) | 1987-03-13 |
Family
ID=16401474
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19906285A Pending JPS6257869A (ja) | 1985-09-09 | 1985-09-09 | 所定表面粗さの周面を有する小径シヤフト及びその表面仕上げ方法及びその表面仕上げ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6257869A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007081109A (ja) * | 2005-09-14 | 2007-03-29 | Jtekt Corp | ガイドローラ装置及びガイドローラ装置の製造方法 |
JP2011521789A (ja) * | 2008-06-05 | 2011-07-28 | ヘゲンシャイト−エムエフデー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディト ゲゼルシャフト | 転造ローラヘッド |
US10385801B2 (en) | 2012-06-20 | 2019-08-20 | Ngk Insulators, Ltd. | Heat-insulation film, and heat-insulation-film structure |
Citations (4)
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JPS5964771A (ja) * | 1982-10-05 | 1984-04-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | キヤプスタンの製造方法 |
-
1985
- 1985-09-09 JP JP19906285A patent/JPS6257869A/ja active Pending
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