JPS6257774A

JPS6257774A - ２電極ガスシ−ルドア−ク溶接における開先倣い方法

Info

Publication number: JPS6257774A
Application number: JP19773185A
Authority: JP
Inventors: Yukihiko Sato; 之彦佐藤; Eiji Morishige; 森重　英治
Original assignee: NKK Corp; Nippon Kokan Ltd
Current assignee: JFE Engineering Corp
Priority date: 1985-09-09
Filing date: 1985-09-09
Publication date: 1987-03-13

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の技術分野〕この発明は、２電極ガスシールドアーク溶接における開
先倣い方法に関するものである。

〔従来技術とその問題点〕

従来、第３図に示すように、被溶接材１の開先幅方向に
間隔をあけて左側および右側ノズル２Ａ。

２Ｂ　　を設け、左側および右側ノズル２Ａ、２Ｂを通
して開先に向けて左側および右側溶接ワイヤ３Ａ。

３Ｂ　を、シールドガスと共に左側および右側ワイヤ供
給モータ５Ａ、５Ｂによって連続的に供給し、左側およ
び右側溶接ワイヤ３Ａ、３Ｂに溶接電源４から溶接電流
を供給して、左側および右側溶接ワイヤ３Ａ、３Ｂの先
端と被溶接材１との間に左側および右側アーク６Ａ、６
Ｂを発生させ、左側および右側ノズル２Ａ、２Ｂを開先
にそって連続的に移動させて被溶接材１を溶接する方法
があった。

上述した２電極ガスシールドアーク溶接法において、特
に重要なことは、開先倣いであり、簡単且つ正確に開先
倣いが行なえる方法が望まれているが、満足できる方法
は未だ提案されていない。

〔発明の目的〕

従って、この発明の目的は、簡単且つ正確に開先倣いが
行なえる、２電極ガスシールドアーク溶接における開先
倣い方法を提供するものである。

〔発明の概要〕

この発明は、被溶接材の開先幅方向に間隔をあけて左側
ノズルおよび右側ノズルを設け、前記左側ノズルおよび
右側ノズルを通して前記開先に向けて左側溶接ワイヤお
よび右側溶接ワイヤをシールドガスと共に供給し、前記
左側溶接ワイヤの先端と前記被溶接材との間に左側アー
クを発生させ、前記右側溶接ワイヤの先端と前記被溶接
材との間に右側アークを発生させ、前記左側ノズルおよ
び前記右側ノズルを前記開先にそって一体的に移動させ
て、前記被溶接材を溶接するに際して、前記左側溶接ワ
イヤのインピーダンス（ＺＬ）　　と前記右側溶接ワイ
ヤのインピーダンス（ＺＲ）との差（Ｚｔ。

−ｚｔ’ｔ）を演算し、そして、前記差（ＺＬ−ＺＲ）
が零になるように前記左側ノズルおよび前記右側ノズル
を一体的に前記開先の幅方向に移動させることに特徴を
有するものであ渇。

〔発明の構成〕

次に、この発明の一実施態様を図面を参照しながら説明
する。

第１図において、左側ノズル２人および右側ノズル２Ｂ
は、被溶接材１の開先幅方向に間隔をあけて設けられて
いる。左側溶接ワイヤ３Ａおよび右側溶接ワイヤ３Ｂは
、左側および右側ノズル２Ａ、２Ｂを通して開先に向け
て、左側ワイヤ供給モータ５Ａおよび右側ワイヤ供給モ
ータ５Ｂによって、シールドガスと共に連続的に供給さ
れる。左側および右側ノズル２Ａ、２Ｂは、左側および
右側溶接ワイヤ３Ａ。

３Ｂ　と電気的に導通しており、開先にそって一体的且
つ連続的に移動する。被溶接材１は、溶接電源４から左
側および右側溶接ワイヤ３Ａ、３Ｂに供給される溶接電
流によって、左側溶接ワイヤ３Ａの先端と被溶接材１と
の間に発生する左側アーク６Ａおよび右側溶接ワイヤ３
Ｂの先端と被溶接材ｌとの間に発生する右側アーク６Ｂ
によって溶接される。

左側インピーダンス検出器７Ａは、左側電流検出器８Ａ
と左側電圧検出器９Ａとから、左側ノズル２Ａの先端２
’Ａと被溶接材１との間のインピーダンス（ＺＬ）全検
出する。右側インピーダンス検出器７Ｂは、右側電流検
出器８Ｂと右側電圧検出器９Ｂと＋から、右側ノズル２
Ｂの先端２’Ｂ　と被溶接材１との間のインピーダンス
（ＺＲ）を検出する。

減算器１０は、左側インピーダンス検出器７Ａによって
検出されたインピーダンス（ＺＬ）　　と右側インピー
ダンス検出器７Ｂによって検出されたインピーダンスで
ＺＲ）との差（ＺＬ−ＺＲ）を演算する。

ノズル駆動モータ１１は、上記差（ＺＬ−ＺＲ）が零に
なるように、左側および右側ノズル２Ａ、２Ｂを被溶接
材１の開先幅方向に一体的に移動させる。

このように構成されている、この発明の一実施態様にお
いては、第２図（Ａ）に示すように、左側および右側ノ
ズル２Ａ、２Ｂ間の中央部と、被溶接材ｌの開先幅方向
中央部とが一致している場合には、左側インピーダンス
検出器マＡによって検出されるインピーダンス（ＺＬ）
　　と右側インピーダンス検出器７Ｂによって検出され
るインピーダンス（ＺＲ）　　とは等しい。

しかし、同図（Ｂ）に示すように、左側および右側ノズ
ル２Ａ、２Ｂ間の中央部が、開先幅方向中央部よシ左側
にずれると、右側ノズル２Ｂの下端２’Ｂから突出する
右側溶接ワイヤ３Ｂの長さＯＢ）　　は、左側ノズル２
Ａの下端２’Ａから突出する左側溶接ワイヤ３Ａの長さ
く１人）より長くなる。

ここで、左側および右側アーク６Ａ、６Ｂのインピーダ
ンスが等しいとすると、溶接ワイヤが長くなった分だけ
電気抵抗が増大するので、左側溶接ワイヤ３Ａを流れる
電流は、右側溶接ワイヤ３Ｂを沌れる電流に比べて増大
する。この結果、前記右側のインピーダンス（ＺＲ）は
、前記左側のインピーダンス（ＺＬ）より大きくなる。

　前記インピーダンス（ＺＲ）と（ＺＬ）との差（ＺＲ
−ＺＬ）は、減算器１０によって演算され、前記差（Ｚ
Ｒ−ＺＬ）が零になるようされる。

一方、同図（Ｃ）に示すように、左側および右側ノズル
２Ａ、２Ｂ間の中央部が、開先幅方向中央部よシ右側に
ずれた場合にも、上述した場合と同様の原理によって、
左側および右側ノズル２Ａ、２Ｂは、〔発明の効果〕以上説明したように、この発明によれば、簡単且つ正確
に開先倣いが行なえるといったきわめて有用な効果がも
たらされる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明の一実施態様のブロック図、第２図
（Ａ）は、左側および右側ノズル間の中央部が、開先幅
方向中央部と一致している状態を示す正面図、同（Ｂ）
図は、前記ノズル間の中央部が開先幅方向中央部より左
側にずれている状態を示す正面図、同（Ｃ）図は、前記
ノズル間の中央部が開先幅方向中央部より右側にずれて
いる状態を示す正面図、第３図は、従来の２電極ガスシ
ールドアーク溶接法を示す正面図である。図面において
、１・・・被溶接材、　　　　２人・・・左側ノズル、２
Ｂ・・・右側ノズル、　　　３Ａ・・・左側溶接ワイヤ
、３Ｂ・・・右側溶接ワイヤ、　　４・・・溶接電源、
５Ａ・・・左側ワイヤ供給子　５Ｂ・・・右側ワイヤ供
給モータ、　　　　　　　　　−タ、６Ａ・・・左側アーク、　　　６Ｂ・・・右側アーク、
７Ａ・・・左側インビーダン　７Ｂ・・・右側インピー
ダンス検出器、　　　　　　　ス検出器、８Ａ・・・左側電流検出器、　８Ｂ・−・右側電流検出
器、９Ａ・・・左側電圧検出器、　９Ｂ・・・右側電圧
検出器、１０・・・減算器、　　　　　１１・・・ノズ
ル駆動モータ。

Claims

【特許請求の範囲】

被溶接材の開先幅方向に間隔をあけて左側ノズルおよび
右側ノズルを設け、前記左側ノズルおよび右側ノズルを
通して前記開先に向けて左側溶接ワイヤおよび右側溶接
ワイヤをシールドガスと共に供給し、前記左側溶接ワイ
ヤの先端と前記被溶接材との間に左側アークを発生させ
、前記右側溶接ワイヤの先端と前記被溶接材との間に右
側アークを発生させ、前記左側ノズルおよび前記右側ノ
ズルを前記開先にそつて一体的に移動させて、前記被溶
接材を溶接するに際して、前記左側溶接ワイヤのインピ
ーダンス（Ｚ＿Ｌ）と前記右側溶接ワイヤのインピーダ
ンス（Ｚ＿Ｒ）との差（Ｚ＿Ｌ−Ｚ＿Ｒ）を演算し、そ
して、前記差（Ｚ＿Ｌ−Ｚ＿Ｒ）が零になるように前記
左側ノズルおよび前記右側ノズルを一体的に前記開先の
幅方向に移動させることを特徴とする、２電極ガスシー
ルドアーク溶接における開先倣い方法。