JPS63313674A - 消耗電極式ア−ク溶接方法 - Google Patents
消耗電極式ア−ク溶接方法Info
- Publication number
- JPS63313674A JPS63313674A JP15003287A JP15003287A JPS63313674A JP S63313674 A JPS63313674 A JP S63313674A JP 15003287 A JP15003287 A JP 15003287A JP 15003287 A JP15003287 A JP 15003287A JP S63313674 A JPS63313674 A JP S63313674A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- welding
- arcs
- arc
- shielding
- consumable electrode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000003466 welding Methods 0.000 title claims abstract description 75
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 12
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 22
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 abstract description 22
- 239000010949 copper Substances 0.000 abstract description 22
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 10
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 10
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 239000002253 acid Substances 0.000 description 2
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 2
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 238000013508 migration Methods 0.000 description 1
- 230000005012 migration Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Arc Welding In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は消耗電極式アーク溶接に適用される消耗電極式
アーク溶接方法に関する。
アーク溶接方法に関する。
従来例を第7図に示すように、これまでの消耗電極式ガ
スシールドアーク溶接に用いる溶接トーチは、シールド
ノズル05内に溶接電流を導く良導体のガイド08から
接手02で接続された一つの給電チップ01より図示し
ないワイヤ送給装置でもって消耗電極(以下、ワイヤと
呼ぶ)011に通電されて被溶接物を溶接するものであ
る。
スシールドアーク溶接に用いる溶接トーチは、シールド
ノズル05内に溶接電流を導く良導体のガイド08から
接手02で接続された一つの給電チップ01より図示し
ないワイヤ送給装置でもって消耗電極(以下、ワイヤと
呼ぶ)011に通電されて被溶接物を溶接するものであ
る。
前述のとおり高速溶接において正常など一ドを形成する
ためには、低速溶接に比較して多くの溶金量と多くの入
熱を要するが、1電極によるアーク溶接では溶金量、お
よび入熱が不足するために高速溶接ができないことの対
処策として、1溶接トーチを複数個用いる方法があるが
。
ためには、低速溶接に比較して多くの溶金量と多くの入
熱を要するが、1電極によるアーク溶接では溶金量、お
よび入熱が不足するために高速溶接ができないことの対
処策として、1溶接トーチを複数個用いる方法があるが
。
空間的に互いの溶接トーチが干渉し合って任意の電極配
置が得にくいこと、および溶接トーチのセツティングが
繁雑であることの問題点がある。更に、一つのアークに
一つのシールドノズルが対応し、アーク数すなわち、電
極数だけシールドノズルが必要であり、このシールドガ
スが不経済である。
置が得にくいこと、および溶接トーチのセツティングが
繁雑であることの問題点がある。更に、一つのアークに
一つのシールドノズルが対応し、アーク数すなわち、電
極数だけシールドノズルが必要であり、このシールドガ
スが不経済である。
本発明は上記問題点を解決するために、複数の電極が互
いに電気的に絶縁されて一つのシールドノズル内に至近
距離でもって配置され、該電極にピーク電流または電圧
の位相をそれぞれずらすようにパルス電流または電圧を
流す制御器を設けた。すなわち、一つのシールドノズル
内に相互に電気的に絶縁した複数の電極を設け。
いに電気的に絶縁されて一つのシールドノズル内に至近
距離でもって配置され、該電極にピーク電流または電圧
の位相をそれぞれずらすようにパルス電流または電圧を
流す制御器を設けた。すなわち、一つのシールドノズル
内に相互に電気的に絶縁した複数の電極を設け。
各電極に加えるパルス状電圧またはパルス状電流の位相
を各電極ごとにピーク期間に略相当する大きさずつずら
せて溶接することを特徴とする消耗電極式アーク溶接方
法を提供するものである。
を各電極ごとにピーク期間に略相当する大きさずつずら
せて溶接することを特徴とする消耗電極式アーク溶接方
法を提供するものである。
本発明の消耗電極式アーク溶接方法は上記のような溶接
方法となるので、電極を複数にすることにより溶金量を
増加すると共に、各電極を近距離に配置することによυ
入熱の増加が図れ。
方法となるので、電極を複数にすることにより溶金量を
増加すると共に、各電極を近距離に配置することによυ
入熱の増加が図れ。
次いでスパッタ発生量を減少させるために、各電極を電
気的に独立させ、各電極のパルス溶接条件を変化させて
、各電極を流れる溶接電流によるアーク間の電磁力を減
少させることを可能とする溶接方法である。
気的に独立させ、各電極のパルス溶接条件を変化させて
、各電極を流れる溶接電流によるアーク間の電磁力を減
少させることを可能とする溶接方法である。
以下1本発明を図面に示す実施例に基づいて具体的に説
明する。第1図は本発明の一実施例に係る消耗電極式ア
ーク溶接方法に適用される溶接トーチ部を示す(、)図
は縦断面図、同(b)図は(a)図B−B矢視の横断面
図、同(c)図は(、)図C−C矢視の横断面図。第2
図は本実施例に係る第1図の分解構成を示しく、)図は
ワイヤ送給用銅パイプの配置の縦断面図、同(b)図は
(a)図A−A矢視の横断面図。第3図は本実施例に係
る第1図の分解構成を示しくa)図は冷却水用銅パイプ
とシールドガス用鋼パイプの配置の縦断面図、同(b)
図は(a)図A−A矢視の横断面図。第4図は本実施例
に係る消耗電極式アーク溶接装置による溶接状況の斜視
図。第5図は本実施例に係るパルス電圧波形の説明図。
明する。第1図は本発明の一実施例に係る消耗電極式ア
ーク溶接方法に適用される溶接トーチ部を示す(、)図
は縦断面図、同(b)図は(a)図B−B矢視の横断面
図、同(c)図は(、)図C−C矢視の横断面図。第2
図は本実施例に係る第1図の分解構成を示しく、)図は
ワイヤ送給用銅パイプの配置の縦断面図、同(b)図は
(a)図A−A矢視の横断面図。第3図は本実施例に係
る第1図の分解構成を示しくa)図は冷却水用銅パイプ
とシールドガス用鋼パイプの配置の縦断面図、同(b)
図は(a)図A−A矢視の横断面図。第4図は本実施例
に係る消耗電極式アーク溶接装置による溶接状況の斜視
図。第5図は本実施例に係るパルス電圧波形の説明図。
第6図は本実施例に係るパルス電流波形の説明図である
。以下にその説明をする。
。以下にその説明をする。
第1図から第4図において使用される記号を説明すると
、1は給電チップ、2は接手で9図示していないワイヤ
を案内する銅パイプ8とロウ付されており、給電チップ
1と螺合する。更に1図示していないターミナルによっ
て銅パイプ8は溶接電源に接続されているキャブタイヤ
ケーブルと電気的に接続されているため、銅パイプ8は
図示していないワイヤに給電する給電チップ1への電導
路でもある。
、1は給電チップ、2は接手で9図示していないワイヤ
を案内する銅パイプ8とロウ付されており、給電チップ
1と螺合する。更に1図示していないターミナルによっ
て銅パイプ8は溶接電源に接続されているキャブタイヤ
ケーブルと電気的に接続されているため、銅パイプ8は
図示していないワイヤに給電する給電チップ1への電導
路でもある。
3.4は絶縁物であり、複数の銅パイプ8を適当な間隔
で電気的に絶縁した状態に保持する。
で電気的に絶縁した状態に保持する。
絶縁物3,4と銅パイプ8のシールおよび金具6と絶縁
物3,4との固定は接着剤を用いている。
物3,4との固定は接着剤を用いている。
5はシールドノズルで金具6と螺合している。
更に、シールドノズル5と金具6は0(オー)リング7
によってシールされている。
によってシールされている。
9は冷却水を導く銅パイプであり、冷却水によって銅パ
イプ8.金具6.シールドノズル5およびシールドガス
を導く銅パイプ10は冷却されている。シールドガスは
銅パイプ10によって。
イプ8.金具6.シールドノズル5およびシールドガス
を導く銅パイプ10は冷却されている。シールドガスは
銅パイプ10によって。
シールドノズル5の内部に導かれる。
また、第4図における11はワイヤ、12はワイヤ送給
モーター、13はローラ、14はワイヤリール、15は
シールドガス、16は溶接アーク、17は被溶接材、1
8はトーチを固定する金具、19は溶接電源、20は溶
接電圧または溶接電流の設定器で、これによって十電極
である+1.+2および+3の出力を制御する。
モーター、13はローラ、14はワイヤリール、15は
シールドガス、16は溶接アーク、17は被溶接材、1
8はトーチを固定する金具、19は溶接電源、20は溶
接電圧または溶接電流の設定器で、これによって十電極
である+1.+2および+3の出力を制御する。
21はワイヤ送給モータ12の速度制御器で複数個ある
モータ(本実施例では8個)の速度を独立に制御する。
モータ(本実施例では8個)の速度を独立に制御する。
第4固気溶接電源の+1から出ているAおよび+2から
でているBは銅パイプ8へ図示していないキャブタイヤ
ケーブルによって接続されている。
でているBは銅パイプ8へ図示していないキャブタイヤ
ケーブルによって接続されている。
第5図のVは溶接電圧、tは時間を示し+ ”pIVB
ハ各々パルス電圧のピークおよびペース、更に*
T9 * TBはピーク時間およびベース時間を示す。
ハ各々パルス電圧のピークおよびペース、更に*
T9 * TBはピーク時間およびベース時間を示す。
tは1つのパルスの立下シと次のパルスの立上りまでの
時間を示す。
時間を示す。
第5図は第4図に示す溶接電源19の電流−電圧特性に
定電圧特性を用いる場合を示したが。
定電圧特性を用いる場合を示したが。
定電流特性の場合はVの替わりに工になる。
本実施例では電極が3個の場合を示したが。
2以上いずれの複数であってもかまわない。この時は電
極数をnとすれば、 TB≧nXTpの関係を常に満
足するものとする。
極数をnとすれば、 TB≧nXTpの関係を常に満
足するものとする。
次いで使用方法について述べると。
(1) ワイヤは銅パイプ8の内部を通過し、給電チ
ップ1へ導かれる。
ップ1へ導かれる。
(2)複数の銅パイプ8は各々電気的に絶縁されている
ため、溶接電源19から独立に(+1. +2゜+3)
電気エネルギが供給される。
ため、溶接電源19から独立に(+1. +2゜+3)
電気エネルギが供給される。
(3)上記(1)、 (2)によってアークが発生する
とき。
とき。
溶接アーク16および溶融池を大気から保護するために
、銅パイプ10によってシールドガス15をシールドノ
ズル5内へ導き、その後外部へ放出する。
、銅パイプ10によってシールドガス15をシールドノ
ズル5内へ導き、その後外部へ放出する。
(4) この結果、複数の独立した溶接アーク16゜
およびそれによる溶融池を一つのシールドノズル5で保
護することができる。
およびそれによる溶融池を一つのシールドノズル5で保
護することができる。
(5)複数のアーク(実施例では3個)が一つのシール
ドノズル5内で発生するために、シールドノズル5は水
によって冷却される。更に。
ドノズル5内で発生するために、シールドノズル5は水
によって冷却される。更に。
ワイヤ及び溶接電流の通路である銅パイプ8も水冷され
ている。
ている。
(6)シかし、複数のアークを同時に発生させると、ア
ークは電流が流れている導体と見なされるから、アーク
相互間の距離に反比例し。
ークは電流が流れている導体と見なされるから、アーク
相互間の距離に反比例し。
かつアークを流れている電流の相乗積に比例する電磁力
がアーク作用する。この時、アーク中を流れる電流が共
に同一方向の時は、アークは各電極を頂点とする多角形
の中心方向へ偏向させられる。2電極の場合は2極を結
)ぶ線分の中心方向へ偏向させられることは公知文献(
電磁就学l、岩披講座、第17回配本。
がアーク作用する。この時、アーク中を流れる電流が共
に同一方向の時は、アークは各電極を頂点とする多角形
の中心方向へ偏向させられる。2電極の場合は2極を結
)ぶ線分の中心方向へ偏向させられることは公知文献(
電磁就学l、岩披講座、第17回配本。
昭45−7−10 )から既知である。
(7) この結果、ワイヤ11の先端から被溶接材1
7へ向う移行溶滴はその移行方向を偏向させられ、溶融
池へ達せずしてスパッタとなる。更に、複数の溶接アー
ク16によって形成された溶融池も、溶接アーク16が
不規則に変動するため不安定になシ、これが原因で溶融
池からスパッタが発生する。
7へ向う移行溶滴はその移行方向を偏向させられ、溶融
池へ達せずしてスパッタとなる。更に、複数の溶接アー
ク16によって形成された溶融池も、溶接アーク16が
不規則に変動するため不安定になシ、これが原因で溶融
池からスパッタが発生する。
(8) このようなアーク現象および溶融池の挙動に
基づくスパッタ発生を減少するために、第5図に示すよ
うな溶接電圧(または溶接電流)を用いる。
基づくスパッタ発生を減少するために、第5図に示すよ
うな溶接電圧(または溶接電流)を用いる。
(9)通常、細径ワイヤによる消耗電極式ガスシールド
アーク溶接では、溶接電源を定電圧特性とし、ワイヤを
定速で送給する方法が一般的であり2本実施例でもこの
方法を用いたので、溶接電源19の制御量として(8)
項に述べたように溶接電圧を示した。
アーク溶接では、溶接電源を定電圧特性とし、ワイヤを
定速で送給する方法が一般的であり2本実施例でもこの
方法を用いたので、溶接電源19の制御量として(8)
項に述べたように溶接電圧を示した。
QOLかしながら、溶接電源19から見たアーク負荷は
純抵抗とみなせるため、溶接電圧と溶接電流は大きさに
おいて線形な関係にあシ。
純抵抗とみなせるため、溶接電圧と溶接電流は大きさに
おいて線形な関係にあシ。
時間的には同相であるので、溶接電圧と溶接電流は相似
である。
である。
αη 第5図は溶接電圧(V)すなわち溶接電流(I)
をパルス状に変化させ、各電極の溶接電流の位相を故意
にずらせたものである。
をパルス状に変化させ、各電極の溶接電流の位相を故意
にずらせたものである。
(2)(6)項で述べたように、接近したアークには電
磁力が働くので2次に、前項αηの方法でアークに働く
力が小さくなることを示す。第6図において、二つの電
流+l、 12は大きさが等しく位相のみが異なってい
てお互いにパルスピークが重らないようにしておく。
磁力が働くので2次に、前項αηの方法でアークに働く
力が小さくなることを示す。第6図において、二つの電
流+l、 12は大きさが等しく位相のみが異なってい
てお互いにパルスピークが重らないようにしておく。
Ipはパルスピーク電流、 IBはペース電流。
Iaは平均電流9丁pはパルスピーク時間、TBはペー
ス時間、TはTp + TBの和である。
ス時間、TはTp + TBの和である。
次に、 Tp、/T = k(0<k<1 )とする
とIaは第(1)式のように表わせる。
とIaは第(1)式のように表わせる。
Ia = (Ip Tp+ In TB )/ (Tp
+Tn、)= kIp−1(1−k ) !B
、1(1)酸第(1)式から IB = (Ia−kIp )/(1−k)□オ(2)
酸二つのアークに働らく電磁力は二つのアーク間の距離
が同じであれば、お互いの電流の積に比例(前掲の公知
文献)するので、ここではパルス電流を用いた場合と用
いない場合に同じ平均電流下でアークに働くカと考えら
れ;b、 IB2とIp・IBとの大きさを比較する
。
+Tn、)= kIp−1(1−k ) !B
、1(1)酸第(1)式から IB = (Ia−kIp )/(1−k)□オ(2)
酸二つのアークに働らく電磁力は二つのアーク間の距離
が同じであれば、お互いの電流の積に比例(前掲の公知
文献)するので、ここではパルス電流を用いた場合と用
いない場合に同じ平均電流下でアークに働くカと考えら
れ;b、 IB2とIp・IBとの大きさを比較する
。
IB2−Ip IB = IB2−Ip・(Ia−kI
p)/(1−k)(第(2)式のInを代入) = (Ia−Ip) (Ia−に/(1−k)・Ip)
−↑(3)式パルス溶接においては必らずIa−Ip(
Oであるので、オ(3)式において、 Ia−に/(
1−k)−Ip<o。
p)/(1−k)(第(2)式のInを代入) = (Ia−Ip) (Ia−に/(1−k)・Ip)
−↑(3)式パルス溶接においては必らずIa−Ip(
Oであるので、オ(3)式において、 Ia−に/(
1−k)−Ip<o。
すなわち、 Ia/Ip<k/(1−k)になるよう
にl IatIp、IB、kを選択すれば、常にIB2
〉Ip・IBととなって、パルス溶接の方が同じ平均電
流でもアーク相互に働らく電磁力を小さくすることがで
きる。
にl IatIp、IB、kを選択すれば、常にIB2
〉Ip・IBととなって、パルス溶接の方が同じ平均電
流でもアーク相互に働らく電磁力を小さくすることがで
きる。
03 本発明は上記(2)項で示した算式でも分かる
ように、第5図におけるτ(τ1. t2.τ3)をf
≧0とすることによって効果が大きくなる。しかし、τ
を大きくすることは溶接速度の方から限界がある。
ように、第5図におけるτ(τ1. t2.τ3)をf
≧0とすることによって効果が大きくなる。しかし、τ
を大きくすることは溶接速度の方から限界がある。
αΦ 本発明による効果は、アークおよびその近傍の高
速度写真による観測でも確められた。
速度写真による観測でも確められた。
〔発明の効果〕
以上、具体的に説明したように2本発明において、一つ
のシールドノズル内に、複数の給電チップを設け、接近
させてアークを発生させるために、従来の一つのシール
ドノズル内に一つしか給電チップを設けない電極トーチ
による複数アーク溶接方法に比較して、溶接トーチのセ
ット操作、およびアーク点のねらいが容易になると共に
シールドガスの節約になる。また、アーク相互の干渉に
基づくスパッタを減少させるために、各電極に流れる電
流をパルス化し、かつ位相差を設けることによって安定
なアーク状態を得ると共に、高速溶接に適したアーク入
熱分布を得ることができる。
のシールドノズル内に、複数の給電チップを設け、接近
させてアークを発生させるために、従来の一つのシール
ドノズル内に一つしか給電チップを設けない電極トーチ
による複数アーク溶接方法に比較して、溶接トーチのセ
ット操作、およびアーク点のねらいが容易になると共に
シールドガスの節約になる。また、アーク相互の干渉に
基づくスパッタを減少させるために、各電極に流れる電
流をパルス化し、かつ位相差を設けることによって安定
なアーク状態を得ると共に、高速溶接に適したアーク入
熱分布を得ることができる。
第1図は本発明の一実施例に係る消耗電極式アーク溶接
方法に適用される溶接トーチ部を示す(a)図は縦断面
図、同(b)図はB−B矢視の横断面図、同(c)図は
C−C矢視の横断面図、第2図は本実施例に係る第1図
の分解構成を示しく、)図はワイヤ送給用銅パイプの配
置の縦断面図、同(b)図はA−A矢視の横断面図。第
3図は本実施例に係る第1図の分解構成を示しく、)図
は冷却水用銅パイプとシールドガス用銅パイプの配置の
縦断面図、同(b)図はA−A矢視の横断面図。第4図
は本実施例に係る消耗電極式アーク溶接装置による溶接
状況の斜視図。第5図は本実施例に係るパルス電圧波形
の説明図。第6図は本実施例に係るパルス電流波形の説
明図。第7図は従来の消耗電極式アーク溶接に適用され
る溶接トーチ部の縦断面図である。 1・・・給電チップ、2・・・接手、3,4・・・絶縁
物。 5・・・シールドノズル、6・・・金具、7・・・0リ
ング。 8・・・ワイヤ送給用銅パイプ、9・・・冷却水用銅パ
イプ、10・・・シールドガス用銅パイプ、11・・・
ワイヤ、12・・・ワイヤ送給モータ、13・・・ロー
ラ。 14・・・ワイヤリール、15・・・シールドガス、1
6・・・溶接アーク、17・・・被溶接材、18・・・
固定金具。 19・・・溶接電源、 20・・・設定器、21・・
・ワイヤ送給速度制御器。
方法に適用される溶接トーチ部を示す(a)図は縦断面
図、同(b)図はB−B矢視の横断面図、同(c)図は
C−C矢視の横断面図、第2図は本実施例に係る第1図
の分解構成を示しく、)図はワイヤ送給用銅パイプの配
置の縦断面図、同(b)図はA−A矢視の横断面図。第
3図は本実施例に係る第1図の分解構成を示しく、)図
は冷却水用銅パイプとシールドガス用銅パイプの配置の
縦断面図、同(b)図はA−A矢視の横断面図。第4図
は本実施例に係る消耗電極式アーク溶接装置による溶接
状況の斜視図。第5図は本実施例に係るパルス電圧波形
の説明図。第6図は本実施例に係るパルス電流波形の説
明図。第7図は従来の消耗電極式アーク溶接に適用され
る溶接トーチ部の縦断面図である。 1・・・給電チップ、2・・・接手、3,4・・・絶縁
物。 5・・・シールドノズル、6・・・金具、7・・・0リ
ング。 8・・・ワイヤ送給用銅パイプ、9・・・冷却水用銅パ
イプ、10・・・シールドガス用銅パイプ、11・・・
ワイヤ、12・・・ワイヤ送給モータ、13・・・ロー
ラ。 14・・・ワイヤリール、15・・・シールドガス、1
6・・・溶接アーク、17・・・被溶接材、18・・・
固定金具。 19・・・溶接電源、 20・・・設定器、21・・
・ワイヤ送給速度制御器。
Claims (1)
- 消耗電極を用いるアーク溶接において、一つのシールド
ノズル内に相互に電気的に絶縁した複数の電極を設け、
各電極に加えるパルス状電圧またはパルス状電流の位相
を各電極ごとにピーク期間に略相当する大きさずつずら
せて溶接することを特徴とする消耗電極式アーク溶接方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15003287A JPS63313674A (ja) | 1987-06-16 | 1987-06-16 | 消耗電極式ア−ク溶接方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15003287A JPS63313674A (ja) | 1987-06-16 | 1987-06-16 | 消耗電極式ア−ク溶接方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63313674A true JPS63313674A (ja) | 1988-12-21 |
Family
ID=15488008
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15003287A Pending JPS63313674A (ja) | 1987-06-16 | 1987-06-16 | 消耗電極式ア−ク溶接方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63313674A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1077102A2 (en) * | 1999-08-18 | 2001-02-21 | Lincoln Global, Inc. | Electric welding apparatus and method |
JP2002219571A (ja) * | 2001-01-19 | 2002-08-06 | Daihen Corp | 3電極アーク溶接制御方法 |
JP2010036241A (ja) * | 2008-08-08 | 2010-02-18 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | タンデムアーク溶接用トーチとそれを備えた溶接装置 |
WO2014102202A1 (en) * | 2012-12-28 | 2014-07-03 | Esab Ab | Arc welding method and arc welding arrangement with first and second electrodes |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5127613A (en) * | 1974-08-30 | 1976-03-08 | Daihatsu Motor Co Ltd | 2 saikurugasorinkikan |
JPS5232734A (en) * | 1975-09-08 | 1977-03-12 | Hirohisa Ogawa | Apparatus for supervising ball-circulation paths in a facility of indo or small ball games |
-
1987
- 1987-06-16 JP JP15003287A patent/JPS63313674A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5127613A (en) * | 1974-08-30 | 1976-03-08 | Daihatsu Motor Co Ltd | 2 saikurugasorinkikan |
JPS5232734A (en) * | 1975-09-08 | 1977-03-12 | Hirohisa Ogawa | Apparatus for supervising ball-circulation paths in a facility of indo or small ball games |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1077102A2 (en) * | 1999-08-18 | 2001-02-21 | Lincoln Global, Inc. | Electric welding apparatus and method |
JP2002219571A (ja) * | 2001-01-19 | 2002-08-06 | Daihen Corp | 3電極アーク溶接制御方法 |
JP2010036241A (ja) * | 2008-08-08 | 2010-02-18 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | タンデムアーク溶接用トーチとそれを備えた溶接装置 |
WO2014102202A1 (en) * | 2012-12-28 | 2014-07-03 | Esab Ab | Arc welding method and arc welding arrangement with first and second electrodes |
CN104321157A (zh) * | 2012-12-28 | 2015-01-28 | 依赛彼公司 | 电弧焊方法以及具有第一和第二电极的电弧焊装置 |
KR20150101453A (ko) * | 2012-12-28 | 2015-09-03 | 이에스에이비 아베 | 아크 용접 방법, 및 제1 및 제2 전극을 가지는 아크 용접 배열체 |
US10486256B2 (en) | 2012-12-28 | 2019-11-26 | Esab Ab | Arc welding method and arc welding arrangement with first and second electrodes |
US11389889B2 (en) | 2012-12-28 | 2022-07-19 | Esab Ab | Arc welding method and arc welding arrangement with first and second electrodes |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3549857A (en) | Welding processes and apparatus | |
US3122629A (en) | Consumable electrode arcless electric working | |
US3483354A (en) | Method for depositing metal with a tig arc | |
US8461476B2 (en) | Method and device for plasma tap hole welding | |
SE8404314D0 (sv) | Gasbagsvetsningsforfarande | |
CN104245210B (zh) | 前后排列的掩弧焊 | |
KR910021284A (ko) | 소모전극식 아크용접 방법 및 장치 | |
CA2505731A1 (en) | Mig-plasma welding | |
CN102665993A (zh) | 焊接设备、焊条头和方法 | |
KR101290445B1 (ko) | 비소모성 전극 용접 시스템 및 그 용접 방법 | |
US4147917A (en) | Method and device for plasma-MIG-welding | |
US4048465A (en) | Method and torch for sustaining multiple coaxial arcs | |
JPS63313674A (ja) | 消耗電極式ア−ク溶接方法 | |
US4233489A (en) | Method of and device for plasma MIG-welding | |
SU1310146A1 (ru) | Способ двухдуговой сварки в защитных газах | |
US4087671A (en) | Device for plasma-MIG welding | |
JP3218341B2 (ja) | 消耗電極式アーク溶接方法及びその溶接機 | |
JPH01178373A (ja) | 消耗電極式アーク溶接方法 | |
US3385948A (en) | Seam welding method | |
GB1174089A (en) | Apparatus for Gas Shielded Arc Welding | |
CN114101856A (zh) | 一种载流热填丝的焊接方法 | |
JPH01122669A (ja) | 消耗電極式アーク溶接方法 | |
JPH0790364B2 (ja) | 消耗電極式ア−ク溶接方法 | |
JPS5820373A (ja) | 狭開先溶接方法およびその装置 | |
US3539764A (en) | Gas shielded electric arc welding |