JPS6241839B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6241839B2
JPS6241839B2 JP15335976A JP15335976A JPS6241839B2 JP S6241839 B2 JPS6241839 B2 JP S6241839B2 JP 15335976 A JP15335976 A JP 15335976A JP 15335976 A JP15335976 A JP 15335976A JP S6241839 B2 JPS6241839 B2 JP S6241839B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
current
arc
wire
peak
rectangular wave
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP15335976A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5377852A (en
Inventor
Mitsuhiro Sakagami
Kenichi Takanashi
Hironari Taguchi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Via Mechanics Ltd
Original Assignee
Hitachi Seiko Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Seiko Ltd filed Critical Hitachi Seiko Ltd
Priority to JP15335976A priority Critical patent/JPS5377852A/ja
Publication of JPS5377852A publication Critical patent/JPS5377852A/ja
Publication of JPS6241839B2 publication Critical patent/JPS6241839B2/ja
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  • Arc Welding Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はホツトワイヤ方式の非消耗電極式アー
ク溶接方法に関するものである。
第1図は本発明に係るホツトワイヤ方式の非消
耗電極式アーク溶接方法を説明するための溶接機
概略構成図であつて、図中1はタングステン電極
を示し、タングステンアーク溶接用電源4からの
供給電流によつて被溶接物2との間にプラズマア
ークを発生し、このアークにより被溶接物2を溶
融し、電源5により電流を供給されたワイヤ3に
よるアークによりワイヤを溶解して被溶接物2に
対して溶接作業を行なうものである。(特開昭50
−89235号参照) 上記従来の溶接方法に用いられる電源は、第2
図に示す如く直流電源が用いられており、タング
ステン電極を通る電流は第2図cのハの如く第2
図aのプラズマアーク電流イと第2図bのワイヤ
電流ロの重畳されたもので、その値も大きくな
る。したがつて、タングステン電極の消耗は増
し、かつ2種類の電流が流れているためそれが相
互に影響を与えアークブローの原因となつてい
た。
本発明の目的は、前記従来技術の欠点を除去
し、溶接トーチ容量に見合つた低い電流条件で適
正な溶接制御が行なえる溶接方法を提供すること
にある。
本発明は、アーク電流およびワイヤ電流に、同
一周波数の略矩形波電流すなわち矩形波、台形波
および矩形、台形の前後端部が実質上積分される
ことにより変形された波形の略矩形波電流で、そ
のピーク電流の位相が互いに半サイクルずれ、且
つ1サイクル内のアーク電流とワイヤ電流のピー
ク電流が重ならないようにピーク電流時間を調整
することを特徴とし、更に、上記アーク電流のピ
ーク時間(以下アーク時間という)と上記ワイヤ
電流のピーク時間(以下ワイヤ時間という)とを
違えさせ、またはアーク電流とワイヤ電流のピー
ク電流値を違え更に両電流を重畳することを特徴
とする。
以下本発明を第3図〜第8図に従つて詳細に説
明する。
第3図は本発明お溶接方法に用いる電源電流の
波形の一例を示したもので、第3図aはアーク電
流とワイヤ電流を矩形波として発生した場合の図
であつて、第3図bはタングステン電極を通る電
流を示しており。タングステン電極にはアーク電
流とワイヤ電流を重ね合せた電流が流れるが、第
3図aの如くアーク電流イとワイヤ電流ロのピー
ク電流の位相が互いに半サイクルずれていて、か
つアーク電流イとワイヤ電流ロのピーク電流時間
との和を1サイクル時間にとつているためタング
ステン電極に流れる電流は第3図bのハのように
低い値で一定電流となる。したがつて、タングス
テン電極の消耗は減り、また、2種類の電流を位
相をずらして供給しているためアークブローは解
消される。本図では、アーク電流イのアーク時間
がワイヤロのワイヤ時間よりも短かい場合を示
し、ワイヤ3の溶融を速くすることができる。
第4図〜第8図は本発明の溶接方法に用いる電
源電流波形の他の実施例を示したもので、第4図
はアーク電流とワイヤ電流のピークが異なる矩形
波電流を用いた場合である。アーク電流イに比較
してワイヤ電流ロの方が低いピーク電流になつて
いるので、タングステン電極に流れる電流もハの
如く矩形波形状を呈している。ワイヤ3の溶融量
は少いが、アーク電流により被溶接物2の溶け込
みを深くすることができる。
第5図は矩形波のアーク電流とワイヤ電流のピ
ーク電流時間を異とし、タングステン電極に流す
電流を低くおさえた場合の実施例である。第6図
はアーク電流とワイヤ電流にベース電流をもつ矩
形波電流を用いた場合の実施例である。ベース電
流イは、タングステン電極1、または供給ワイヤ
3と被溶接物2との間に発生するアークを保持す
る程度の微小電流で良く、このベース電流により
アークが安定化し、さらに良好に溶接を行うこと
ができる。
第7図はアーク電流とワイヤ電流のピーク電流
時間の和が1サイクル時間以下になるような矩形
波電流を用いた場合の実施例である。また、第8
図はアーク電流、ワイヤ電流が略矩形波の場合を
示し、矩形波、台形波の前後端が丸味を帯びた形
状となつた略矩形波電流においても、電流値の高
い部分(ピーク電流と総称する)が相互に重なら
なければタングステン電極1に過大な電流が流さ
れることは無いのでタングステン電極の消耗は減
少し、アークグローも解消される。
以上述べたように本発明によれば、アーク電流
とワイヤ電流として、同一周波数の略矩形波電流
で、そのピーク電流の位相が互いに半サイクルず
れ、かつ1サイクル時間におけるアーク電流とワ
イヤ電流のピーク電流が重ならないようにピーク
電流時間を制御した電流を用いるので、従来の一
定電流を用いた場合に比べ、アークの広がりが大
きくワイヤの曲がりの許容範囲が広くとれ、かつ
幅広のビードが得られる。また、同一時間にアー
ク電流とワイヤ電流が流れることがないためアー
クブローも防止できる。したがつて本発明はピー
ク電流時間や周波数の調整によりあらゆる溶接姿
勢にも対応できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はホツトワイヤ方式による非消耗電極式
アーク溶接方法を説明するための溶接機概略構成
図、第2図は従来のホツトワイヤ方式によるガス
タングステンアーク溶接方法に用いられる電流波
形図、第3図は本発明の溶接方法に用いる電流波
形の一例図、第4図〜第7図は本発明の他の実施
例における電流波形図である。 1……タングステン電極、2……被溶接物、3
……供給ワイヤ、4,5……電源。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ホツトワイヤ方式の非消耗電極式アーク溶接
    方法において、電極と被溶接物間に流れるアーク
    電流および電極と供給ワイヤ間に流れるワイヤ電
    流を同一周波数で略矩形波状の電流とし、上記一
    方の略矩形波電流のピーク電流が互いに他の略矩
    形波電流のピーク電流に重ならないようにピーク
    電流時間を調節し、且つ、アーク電流及びワイヤ
    電流を相互に調節することを特徴とするホツトワ
    イヤ方式による非消耗電極式アーク溶接方法。
JP15335976A 1976-12-22 1976-12-22 Unconsumed electrode system arc welding method by hot wire system Granted JPS5377852A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15335976A JPS5377852A (en) 1976-12-22 1976-12-22 Unconsumed electrode system arc welding method by hot wire system

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15335976A JPS5377852A (en) 1976-12-22 1976-12-22 Unconsumed electrode system arc welding method by hot wire system

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Publication Number Publication Date
JPS5377852A JPS5377852A (en) 1978-07-10
JPS6241839B2 true JPS6241839B2 (ja) 1987-09-04

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ID=15560722

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JP15335976A Granted JPS5377852A (en) 1976-12-22 1976-12-22 Unconsumed electrode system arc welding method by hot wire system

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56131071A (en) * 1980-03-18 1981-10-14 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd All position tig welding method
JPS57142775A (en) * 1981-02-27 1982-09-03 Mitsubishi Electric Corp Method and device for wire electroheating type arc welding
JPS58138569A (ja) * 1982-02-13 1983-08-17 Babcock Hitachi Kk ホットワイヤスイッチングtig溶接方法
CN102500885A (zh) * 2011-11-09 2012-06-20 天津大学 一种非熔化极气体保护焊接系统及焊接方法

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JPS5377852A (en) 1978-07-10

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