JPS625665Y2 - - Google Patents

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JPS625665Y2
JPS625665Y2 JP15738882U JP15738882U JPS625665Y2 JP S625665 Y2 JPS625665 Y2 JP S625665Y2 JP 15738882 U JP15738882 U JP 15738882U JP 15738882 U JP15738882 U JP 15738882U JP S625665 Y2 JPS625665 Y2 JP S625665Y2
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JP
Japan
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amplifier
multiplier
output
transformers
circuit
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JP15738882U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、三相電力計に係り、さらに詳しく
言えば、オートゼロ(自動零点調整)機能を有す
る三相電力計に関するものである。
三相電力の測定は、一般に2電力計法によつて
行なわれるが、これによると、線間電圧に比例し
た入力と線路電流に比例した入力とを掛算する2
つの掛算器と、その2つの掛算器の出力を加算す
る加算回路が必要とされる。さらに、掛算器の直
流オフセツト電圧の変動を抑えるには、その各々
に所謂オートゼロ回路を付加しなければならな
い。したがつて、従来のこの種の三相電力計は、
多くの構成部品を必要とするため、コスト的に
も、また、スペース的にも好ましくない。
この考案は、上記した従来の欠点に鑑みなされ
たもので、その目的は、オートゼロ機能を有する
回路構成がきわめて簡単な三相電力計を提供する
ことにある。
以下、この考案を添付図面に示された実施例を
参照しながら詳細に説明する。
第1図に示されているように、この三相電力計
は、3つの電線U,VおよびWを有する三相3線
において、例えば第1線Vを共通線としてその第
1線Vと他の第2線Wおよび第3線Uとの各線間
電圧に比例した電圧e1,e2をそれぞれ出力する第
1および第2の電圧トランスPT1,PT2を備え
ている。また、第2線Wにはその線路電流に比例
した電流i1を出力する第1の電流トランスCT1
が接続され、第3線Uにも同じくその線路電流に
比例した電流i2を出力する第2の電流トランス
CT2が接続されている。そして、この考案にお
いては、1つの掛算器1が設けられていて、その
電圧入力端子には上記した第1および第2の電圧
トランスPT1,PT2の出力端子がそれぞれスイ
ツチング回路2および3を介して接続されてい
る。同様に、掛算器1の電流入力端子には上記し
た第1および第2の電流トランスCT1,CT2の
出力端子がそれぞれスイツチング回路4および5
を介して接続されている。また、上記電圧入力端
子および電流入力端子の各々は、スイツチング回
路6,7を介して選択的に無信号点側(接地)に
接続されるようになされている。この掛算器1の
出力側には増巾器8が接続されている。この実施
例においては、増巾器8は並列接続された2つの
帰還抵抗R1とR2とを備えているが、この場
合、それらの間にはスイツチング回路9が介装さ
れている。そして、増巾器8の出力側には、この
増巾器8によつて増巾された掛算器1のオフセツ
ト電圧を積分するための積分回路10がスイツチ
ング回路11を介して接続されていて、さらにこ
の積分回路10の出力が上記した掛算器1に帰還
されるようになつている。また、この三相電力計
は、上記掛算器1にオートゼロ動作を行なわせな
がら、掛算器1に対する入力を高速で切替える制
御回路13を備えている。この実施例によると、
制御回路13は3つの制御端子a,b,cをも
ち、制御端子aは上記スイツチング回路3と5と
に接続され、また、制御端子bは上記スイツチン
グ回路2と4とに接続されている。一方、制御端
子cは上記スイツチング回路6,7,9および1
1の各々に接続されており、その場合、帰還抵抗
R1,R2間に介装されているスイツチング回路
9に対してはインバータ14を介して接続されて
いる。なお、第2図には各制御端子a,b,cか
ら出力されるパルスのタイミングチヤートが示さ
れており、これによると、a→c→b→cの順に
て各端子からそれに対応するスイツチング回路に
オン信号が供給されるようになつている。
次に、この考案の作用について説明する。制御
端子aからオン信号が出力される期間において
は、スイツチング回路3,5、および9がオンに
なり、その他のスイツチング回路はオフである。
したがつて、第3図に示す回路構成となり、第2
の電圧トランスPT2の2次側電圧e2と第2の電
流トランスCT2の2次側電流i2とが掛算器1に
入力され、被測定電線の一方の相の電力演算が行
なわれる。そして、この演算値は増巾器8にて増
巾されたのち出力e0される。なおこの場合、スイ
ツチング回路9がオンとなるため、増巾器8の帰
還抵抗はR1・R2/(R1+R2)である。次
に、制御端子cからオン信号が出力される。この
期間においては、スイツチング回路6,7、お
よび11がオンとなり、その他のスイツチング回
路がオフとなるため、その回路構成は第3図から
第4図の状態に変化する。したがつて、掛算器1
のオフセツト電圧は増巾器8にて増巾されたのち
スイツチング回路11を介して積分回路10に入
力される。そして、この積分回路10の出力が上
記掛算器1に帰還されてオートゼロ動作が行なわ
れる。この場合、スイツチング回路9はオフであ
るから増巾器8の帰還抵抗はR1のみとなる。し
たがつて、掛算器1のオフセツト電圧は高倍率で
増巾されて積分回路10に入力されるため、上記
したオートゼロ動作が有効に行なわれる。しかる
のち、制御端子bからオン信号が出力される。こ
の期間においては、スイツチング回路2,4、
および9がオンとなり、その他のスイツチング回
路はオフとなる。したがつて、第5図に示す回路
構成となり、第1の電圧トランスPT1の2次側
電圧e1と第1の電流トランスCT1の2次側電流
i1とが掛算器1に入力され、被測定電線の他方の
相の電力演算が行なわれる。この演算値は増巾器
8を介して出力e0される。そして、期間におい
ては、再び制御端子cからオン信号が出力され、
上記した期間と同様のオートゼロ動作が行なわ
れる。上記の如く、この考案においては、被測定
電線の一方の相の電力演算→オートゼロ動作→他
方の相の電力演算→オートゼロ動作が高速度にて
順次切替えられ、例えば上記増巾器8の出力e0
平滑して直流電圧とすることにより、被測定電線
の電力に比例した値が得られる。なお、積分回路
10の時定数が十分に大きいときには、一方の相
の電力演算→他方の相の電力演算→オートゼロ動
作の如くそのサイクルを入れ替えてもよい。参考
までに、第6図に上記した期間,における各
出力波形とそれらを合成した出力波形を示す。
上記した実施例の説明から明らかなように、こ
の考案によれば、1つの掛算器にて三相電力を測
定することができる。したがつて、それに付加す
るオートゼロ回路も1つでよく、しかも加算器を
必要としないため、従来の三相電力計に比べて回
路構成がきわめて簡単であつて安価に製造するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示した図路図、
第2図は第1図における制御回路の各端子から出
力されるパルスのタイミングチヤート、第3図な
いし第5図はこの考案の作用を説明するための回
路図、第6図は第1図における増巾器の出力波形
図である。 図中、PT1,PT2は電圧トランス、CT1,
CT2は電流トランス、1は掛算器、2〜7,9
〜11はスイツチング回路、8は増巾器、13は
制御回路である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 三相電路の一線を基準として他の二線との電圧
    を検出する2つの変圧器と、前記他の二線に流れ
    る電流を検出する2つの変流器とを備え、かつ、
    それらの変圧器と変流器とをそれぞれ1対として
    組合せてなる2電力計法電力計において、 前記各組の変圧器と変流器の出力を掛算する1
    つの掛算器と、該掛算器の出力を増巾する増巾器
    と、該増巾器の出力側に現われる前記掛算器のオ
    フセツト電圧を積分する積分回路と、該積分回路
    の出力を前記掛算器に帰還する帰還回路と、 前記掛算器を前記各組の変圧器、変流器もしく
    は無信号点(接地)へ順次切替接続する第1のス
    イツチ手段と、該第1のスイツチ手段により前記
    掛算器が前記無信号点側に切替られる際に前記増
    巾器の増巾度を増加させるとともにその増巾器の
    出力を前記積分回路に供給する第2のスイツチ手
    段とを備えてなる三相電力計。
JP15738882U 1982-10-18 1982-10-18 三相電力計 Granted JPS5962557U (ja)

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JP15738882U JPS5962557U (ja) 1982-10-18 1982-10-18 三相電力計

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JPS5962557U JPS5962557U (ja) 1984-04-24
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JP7149701B2 (ja) * 2017-12-13 2022-10-07 富士電機メーター株式会社 電流センサ及び電力量計
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JPS5962557U (ja) 1984-04-24

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