JPS6255068B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6255068B2
JPS6255068B2 JP10865181A JP10865181A JPS6255068B2 JP S6255068 B2 JPS6255068 B2 JP S6255068B2 JP 10865181 A JP10865181 A JP 10865181A JP 10865181 A JP10865181 A JP 10865181A JP S6255068 B2 JPS6255068 B2 JP S6255068B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exhaust gas
chamber
front chamber
radiant tube
dried
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP10865181A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5811375A (ja
Inventor
Hideyuki Nakanishi
Toyokazu Uno
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Osaka Gas Co Ltd
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Osaka Gas Co Ltd filed Critical Osaka Gas Co Ltd
Priority to JP10865181A priority Critical patent/JPS5811375A/ja
Publication of JPS5811375A publication Critical patent/JPS5811375A/ja
Publication of JPS6255068B2 publication Critical patent/JPS6255068B2/ja
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  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は無酸化乾燥炉に関し、特に鉛蓄電池用
陰極板などの乾燥炉として好適な無酸化乾燥炉に
関する。
第1図を参照して先行技術を説明する。乾燥炉
本体1は横方向に長く形成されており、入口2か
ら出口3に向けて連続的に搬送される各バスケツ
ト4内には鉛蓄電池用陰極板がそれぞれ装入され
ている。乾燥炉本体1内のたとえば上方にはラジ
アントチユーブバーナ5が設けられており、その
ラジアントチユーブバーナ5の遊端部には複数の
孔6が形成されている。しかも乾燥炉本体1の上
部には前記孔6から吹き出される燃焼排ガスが炉
内を循環するようにするための循環フアン7が設
けられている。さらに鉛蓄電池用極板の乾燥にあ
たつては、前記極板が変形するのを防止するため
に乾燥温度がたとえば115℃を超えないように制
御されている。また炉本体1内には、コンデンサ
8が設けられており、このコンデンサ8は、湿度
を低減する機能と、排ガス量を比較的大にするた
めの負荷としての機能とを果す。このような先行
技術では、コンデンサ8によつて奪われる熱量が
大であり、したがつて熱効率が劣つていた。
本発明は、上述の技術的課題を解決し、熱効率
を向上した無酸化乾燥炉を提供することを目的と
する。
以下、図面によつて本発明の実施例を説明す
る。第2図は本発明の一実施例の断面図である。
この無酸化乾燥炉10の炉本体11は横方向に長
く延設されており、炉本体11の内部には前室1
2および後室13が形成されている。バスケツト
14内に装入された被乾燥物たとえば鉛蓄電池用
陰極板は、入口15から前室12および後室13
を経て出口16に至るまでの間に、第1ラジアン
トチユーブバーナ17および第2ラジアントチユ
ーブバーナ18によつて加熱されることにより乾
燥する。
炉本体11の内部は仕切壁19によつて2分割
されており、それによつて前室12および後室1
3が形成される。なお仕切壁19の途中には後室
13から前室12へのガスの流通のみを許容する
逆止弁32が設けられており、仕切壁19の下部
にはバスケツト14が移動するための孔20が形
成されている。第1ラジアントチユーブバーナ1
7は前室12に設けられており、その排ガス出口
17aは炉本体11を貫通して外方に突出され
る。前室12に臨む炉本体11には循環フアン2
1が設けられるとともに、噴霧ノズル22が設け
られる。前室12内で蒸発した蒸気を導出する管
路23は混合器24に連結される。なお管路23
の途中には冷却器25が備えられる。
後室13に臨む炉本体11には第2ラジアント
チユーブバーナ18が設けられ、第2ラジアント
チユーブバーナ18の排ガス出口18aは炉本体
11から外方に突出される。しかもその排ガス出
口18aは管路26を介して混合器24に連結さ
れる。また後室13に臨んで炉本体11には循環
フアン34が設けられる。
第1ラジアントチユーブバーナ17の排ガス出
口17aは、導管27を介して後室13に連結さ
れる。この導管27の途中には除湿器28が備え
られる。除湿器28は、矢符29で示すように供
給される冷却水によつて導管27内を流通する燃
焼排ガスを冷却し、それによつて燃焼排ガス中の
含有水分を低減させる機能を有する。除湿器28
から導出された冷却水は矢符30で示すように冷
却器25に導かれ、この冷却器25においても管
路23内を流通する排ガスを冷却する。
第3図は混合器24の断面図である。混合器2
4には管路23,26が連結され、したがつて管
路23からのガスと管路26からの燃焼排ガスと
が混合されて排出される。しかも管路23の接続
部には、流通抵抗を大にして前室12内を大気圧
よりわずかに高い程度の加圧状態に保つための、
弁体31が設けられる。
上述のごとく構成された無酸化乾燥炉10にお
いて、運転開始時においては、第1および第2ラ
ジアントチユーブバーナ17,18の燃焼を開始
するとともに、噴霧ノズル22から前室12内に
向けて水を噴霧する。それによつて、前室12内
の空気を追い出して、前室12内を水蒸気霧囲気
にする。
次いで、約10%程度の水分を含む陰極板などの
被乾燥物をバスケツト14内に装入したまま、入
口15から前室12内に搬入する。前室12内に
2〜3個のバスケツト14が搬入され被乾燥物か
ら水分が蒸発し始めたとき、噴霧ノズル22から
の水噴霧を停止し、それ以後、定常運転に入る。
定常運転状態において、前室12内で被乾燥物
は炉内水蒸気の凝縮伝熱により急速に加熱され、
被乾燥物の水分が蒸発する。しかも、前室12内
は前述の弁体31の働きによつて加圧状態となつ
ているので、外部から空気が侵入することはな
く、前室12内はほぼ水蒸気雰囲気となる。水蒸
気のプラントル数は、空気や燃焼排ガスに比べて
大であるので、境膜伝熱係数が大であり、したが
つて被乾燥物と水蒸気との間で対流伝熱が促進さ
れる。それに応じて、前室12内での被乾燥物の
昇温速度が向上する。
前室12から管路23に導出されたガスは冷却
器25で冷却された後、混合器24に導かれる。
そのため混合器24から排出される燃焼排ガス中
に含まれる水蒸気の量は少なく、しかも管路26
からの燃焼排ガスと混合して昇温するので、燃焼
排ガスによつて白煙が生じることが防止される。
被乾燥物は、前室12内においてその水分をほ
とんど全部蒸発させて乾燥し、後室13にもたら
される。第1ラジアントチユーブバーナ17の燃
焼排ガスは、導管27を介して後室13に導入さ
れるが、その途中で除湿器28で除湿される。し
たがつて後室13内に導入される燃焼排ガス中に
水分はほとんど含まれない。しかも後室13内の
雰囲気は乾燥しており、酸素濃度は約0.2%程度
に抑えられる。この後室13において、被乾燥物
中の残余のわずかな水分が蒸発されて被乾燥物が
乾燥し、出口16から取り出される。
第4図は本発明の他の実施例の断面図であり、
第1図〜第3図の実施例に対応する部分には同一
の参照符を付す。この実施例では、前室12に装
入する前に、被乾燥物は予熱室35を通過する。
この予熱室35には、前室12から水蒸気が導入
されており、その水蒸気の凝縮伝熱により、被乾
燥物が効率良く予熱される。また第1ラジアント
チユーブバーナ17からの燃焼排ガスを後室13
に導く導管27の途中には、第1除湿器36と第
2除湿器37とが備えられる。第1除湿器36と
空冷ラジエター38との間には矢符で示すように
冷却水が循環し、第2除湿器37は電力によつて
冷却する除湿器である。この実施例によれば、冷
却水の使用量が低減される。しかも前室12の水
蒸気の蒸発潜熱が予熱室35で回収されるので、
熱効率が向上する。
本発明によれば、炉本体内部を前室と後室とに
分離し、被乾燥物をほぼ水蒸気雰囲気である。室
でほぼ乾燥し、次いで水分をほとんど含まない燃
焼排ガス雰囲気にある後室に導くようにしたの
で、被乾燥物が効率良く乾燥され、したがつてエ
ネルギ消費量が低減される。
【図面の簡単な説明】
第1図は先行技術の断面図、第2図は本発明の
一実施例の断面図、第3図は第2図の混合器24
の断面図、第4図は本発明の他の実施例の断面図
である。 10……無酸化乾燥炉、11……炉本体、12
……前室、13……後室、14……バスケツト、
17……第1ラジアントチユーブバーナ、18…
…第2ラジアントチユーブバーナ、19……仕切
壁、22……噴霧ノズル、27……導管、28…
…除湿器、36……第1除湿器、37……第2除
湿器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 仕切壁によつて分離された前室および後室を
    有し、被乾燥物が前記仕切壁を貫通して前室から
    後室に搬送される炉本体、 炉本体の前室に設けられ排ガス出口が炉本体の
    外方に突出される第1ラジアントチユーブバー
    ナ、 炉本体の後室に設けられ排ガス出口が炉本体の
    外方に突出される第2ラジアントチユーブバー
    ナ、 第1ラジアントチユーブバーナの排ガス出口お
    よび炉本体の後室を連結する導管、 前記導管の途中に設けられ導管内を流通する燃
    焼排ガスを冷却して除湿する除湿器、ならびに 前記前室内に向けて水を噴霧するための噴霧ノ
    ズルを含むことを特徴とする無酸化乾燥炉。
JP10865181A 1981-07-10 1981-07-10 無酸化乾燥炉 Granted JPS5811375A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10865181A JPS5811375A (ja) 1981-07-10 1981-07-10 無酸化乾燥炉

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10865181A JPS5811375A (ja) 1981-07-10 1981-07-10 無酸化乾燥炉

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5811375A JPS5811375A (ja) 1983-01-22
JPS6255068B2 true JPS6255068B2 (ja) 1987-11-18

Family

ID=14490208

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10865181A Granted JPS5811375A (ja) 1981-07-10 1981-07-10 無酸化乾燥炉

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5811375A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01222179A (ja) * 1988-02-29 1989-09-05 Matsushita Refrig Co Ltd 冷蔵庫

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01222179A (ja) * 1988-02-29 1989-09-05 Matsushita Refrig Co Ltd 冷蔵庫

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Publication number Publication date
JPS5811375A (ja) 1983-01-22

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