JPS6254526A - 熱間曲げ成形金型 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、鍛造により荒加工した半製品を複雑な形状に
曲げ加工すると共に仕上げ成形すなわち整形加工をする
熱間曲げ成形金型に関し、−例として、自動車の前輪の
ナックルの加工に利用される。

（従来の技術） ワークに曲げ部分が複数個所ある場合、従来は各曲げ部
分ごとに曲げ加工をしていたが工程数が多く非能率であ
った。また、移動型をもたない金型による加工は、曲げ
Ｒが大ぎい場合は、ずれを生じ易く位置決めが困難であ
った。

（発明が解決しようとする問題点） 本発明は、前記従来技術の欠点を克服するため、位置決
めを容易確実にし、１ストロークで曲げ及び仕上げ成形
加工できる金型を得ることを目的とするものである。

（問題点を解決するための手段） 本発明は、下型本体の一部に縦方向の案内孔を設け、該
案内孔に案内されて上下動する移動型を設け、移動型の
下降位置において該移動型の上面の成形面に連続して横
に延び、かつ縦方向に曲がる曲面をもつ曲げ成形面を下
型本体に設（プ、上型には前記移動型の成形面及び曲げ
成形面に対応する成形面及び曲げ成形面を設けてなり、
移動型を上昇させて該移動型と上型の成形面でワークの
一部を挾持した後、上型及び移動型を同時に下降して、
上型及び下型の曲げ成形面で曲げ下降及び仕上げ成形加
工をすると共に上型及び移動型でワークの前記一部を仕
上げ成形加工することによって前記目的を達したもので
ある。

（実施例） 図面は、ワークが自動車前輪のナックルである場合の例
を示すものである。ナックル（１）は、本発明金型によ
る加工前は、第４図及び第５図（ａ）に示すように、セ
ンターボス（２）からナックルアーム（３）、タイロッ
ドアーム（４）、キングピンボス（５）、キャリバーブ
ラケット（６）、（６）が延びている＆？造品であり、
キングピンボス（５）は、あらかじめ直角に曲げた状態
で成形されておりナックルアーム（３）の先端は曲げ成
形を容易にするために（ニ）の部分で予備的な曲げ加工
を受けている。ナックルアーム（３）のボス寄りの部分
には軽量化のため上下から満（７）が形成されており、
この部分では断面形状がｌｌ形になっている。センター
ボス（２）の上下には凹部（８）、〈９）が形成されて
いる。実施例は、このナックル（１）を、ナックルアー
ム（３）の部分で所定の曲線形状となるように曲げると
共に、全体的な整形加工を行うものであるが、本発明は
、ナックル加工のみに限定されるものではなく、複雑な
曲面を持つ類似Ｊ　　゛る物品に適用できるものである
。

第１図において、（１０はボルスタで、これに下ベース
板Ｇ１１金型ホルダＯｚによって下型本体（１３が固定
され、ラム（Ｉ＠には、上ベース板（Ｉ５１１金型ホル
ダＣＩｅによって上型本体０が固定される。（１８゜（
１ツは下型（４）のノックアウトピンで、ノックアウト
プレート■に固定され、押出しＯラド■によってＩｌｌ
する。■はノックアウトピン（ｌｅの頂部に固定した１
字形の頭部であって、ビン０ｅの摺動部を覆うことによ
って該摺動部にスケール粉末が介入するのを防止する。

■、Ｑ＠、■は上型（＋７１のノックアウトビンで、ノ
ックアウトプレート■、押出しロッド■によって駆動さ
れる。

下型本体ａ３には移動型■用の案内孔ωと該案内孔をと
りまいて４箇のバランサ案内孔■が穿設され、両案内孔
ω、■の下部は段部■まで大きくくり抜かれ、移動板■
が上下動できる空室（３２ａ）が形成されいる。移動型
■は、案内孔ωに摺動自在に挿入され、下端が移動台■
にボルト■で固着されており、更に、移動型■の中心孔
■に摺動自在に挿入された位置決め中子Ｇ７）を備える
。

下型本体ａ３の移動型案内孔ω、移動型■の上面■、位
置決め中子■の側面■、ノックアウトビン■の頭部■の
表面によって形成される曲面は、ナックル〈１）のセン
ターボス（２）の下面（外側面）に当接する成形面とな
る。

下型本体（１３の上面には、アーム台（イ）が固定され
、その上面にはナックルアーム（３）の下半部が入る溝
（４１）とナックルアーム（３）の下側の満（′Ｉ＞に
入るリブ＠が形成されており、これに対向する上型本体
（１７１の下面には、ナックルアーム（３）の上半部が
入る満（ハ）と上側の溝（７）に入るリブ■が形成され
ている。更に、溝■の外端に対向して曲げカム（ハ）が
上形本体（＋７）の下面に固定され、該カム■には斜面
Ｉ及び垂直面■が形成される。一方、移動型■に対向す
る部分は、ボス（りの上面を受ける凸部（至）とキング
ピンボス（５）を受ける凹部Ｇ９が形成されている。

前記４箇のバランサ案内孔■には、スライドバランサω
の大径部６ｖが摺動自在に挿入され、小径部■は第２図
に示ずように移動台■に設けた案内孔ω内にＦｕ　ｌｊ
ｔするようになっており、作業時に移動型■、移動台■
が傾斜するのを防止１−る。移動台■と大径部６ｖとの
間にはバネωを介在させ、スライドバランサωを下型本
体（１３の上面から若干距離突出させて上型圧下時の衝
撃を緩和させる。バネ■は］イルバネであるが衝撃が大
ぎい機種では皿バネが有利ぐある。また、小径部■を移
動板■の下面を越えて下方に延ばし、かつ案内孔■より
も大径の頭部を設けて抜（プ止めとし、大径部が上部に
突出づる距離を規制ずれば、バラン＋Ｊωによる緩衝及
びスライド案内の開始時期が完全に一致するため有利で
ある。

下型の上面は、第３図に示すように下型本体（１：１．
ｇ動型■、アーム台（１）によって形成され、ここにナ
ックル（１）が載置される。図中（４′）、（６′）、
（６′）は移動型■及び下型本体１１：）に刻設された
タイロッドアーム及びキャリパ−ブラケットの使用して
いない受は溝を示し、これらの受は満（４′）、（６′
）、（６′）は、図示のナックル（１）とは反対側にあ
る車輪の対称形のナックルを加工する際に使用される。

移動型■を上下動するため、３箇の油圧シリンダ■が第
３図に示すようにほぼ等間隔で配置され、ピストン軸ω
が移動台■にピン■で固定される。

移動台■は下端位置で下型本体■と一体化された移動台
ベース■上に着座する。

（作　用） 移動台（至）を油圧シリンダ■の加圧ににって段部■ま
で上昇させて移動型■を位置決め中子Ｇ７１と共に下型
本体（１：ｔから突出させ、約８００℃に加熱したナッ
クル（１）を、第３図及び第５図（ａ）に示すように載
置し、センターボス（２）の凹部（９）を位置決め中子
Ｇ７）に嵌合し、アーム（３）をアーム台酷の溝Ｉ４ｐ
に嵌合して上型本体（１７＋を下降させてボス（２）の
四部（８）に凸部（ト）を嵌合し、上下型によってボス
（２）を挟着保持し、そのまま上型本体（＋７１、移動
型■、中子■を下降させると、ナックルアーム（３）は
、アーム合着の頂部に支えられているため、第５図（ｂ
）のように（づ部で上向ぎに曲がり始め、次に同図（Ｃ
）で示すように曲げ力ムリの斜面（１）に押されて（ロ
）からＱ〜にかけて曲がり、次に同図（ｄ）に示すよう
に曲がり部仁）が垂直面□□□に係合し、ナックルアー
ム（３）の中間部は上型の溝■及び上下のリブ■、卿と
の嵌合を深めながら同図（ｄ）に至り、曲げ及び整形が
完了する。

この間、ナックル（１）の表面の凹凸や不整形状は上下
型の成形面に押圧されて平滑化及び修正されて所望形状
に仕上げ成形される。

（発明の効果） 初めに移動型によってワークの一部を挾持するからワー
クの保持が確実であって位置ずれがなく、曲げ吊が大き
くても１ストロークで曲げ加工ができ、同時に仕上げ成
形加工すなわら整形加工することができる。

第２図はスライドバランザ部の部分断面図、第３図は下
型の平面図、第４図はワークとしてのナックルの平面図
、第５図（ａ）　、（ｂ）　、（ｃ）、（ｄ）　、（ｅ
）は加工順序の説明図である。

（Ｉｅ・・・下型本体　　　　　　　（ｌＤ・・・上形
本体■・・・案内孔　　　　　　　　■・・・移動型Ｇ
７）・・・位置決め中子　　　　　（１）・・・アーム
台第１図 第２図 第４図 第５図　で

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 下型本体の一部に縦方向の案内孔を設け、該案内孔に案
   内されて上下動する移動型を設け、移動型の下降位置に
   おいて該移動型の上面の成形面に連続して横に延び、か
   つ縦方向に曲がる曲面をもつ曲げ成形面を下型本体に設
   け、上型には前記移動型の成形面及び曲げ成形面に対応
   する成形面及び曲げ成形面を設けてなり、移動型を上昇
   させて該移動型と上型の成形面でワークの一部を挾持し
   た後、上型及び移動型を同時に下降して、上型及び下型
   の曲げ成形面で曲げ下降及び仕上げ成形加工をすると共
   に上型及び移動型でワークの前記一部を仕上げ成形加工
   することを特徴とする熱間曲げ成形金型。