JPS6254164A - クロマトグラフ用カラム - Google Patents
クロマトグラフ用カラムInfo
- Publication number
- JPS6254164A JPS6254164A JP19470185A JP19470185A JPS6254164A JP S6254164 A JPS6254164 A JP S6254164A JP 19470185 A JP19470185 A JP 19470185A JP 19470185 A JP19470185 A JP 19470185A JP S6254164 A JPS6254164 A JP S6254164A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- column
- layer
- stationary phase
- surface layer
- porous silica
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野]
この発明ハ、ガラスクロマトグラフや液体クロマトグラ
フなどのクロマトグラフ用カラム(−関する。
フなどのクロマトグラフ用カラム(−関する。
近時、クロマトグラフ用カラムとして、ステンレス鋼製
カラム本体内り、石英ガラス製のカラムが用いられつつ
ある。これは、石英ガラス製カラムが不活性であり、移
動相との相互作用が少なく、これによって多くの極性の
大きな化合物を高い分解能で分離することができるため
である。
カラム本体内り、石英ガラス製のカラムが用いられつつ
ある。これは、石英ガラス製カラムが不活性であり、移
動相との相互作用が少なく、これによって多くの極性の
大きな化合物を高い分解能で分離することができるため
である。
しかしながら、このようC:優秀な石英ガラス製カラム
は、逆g二その表面の不活性さのため(:、石英ガラス
表面5二形成されたメチルシリコンなどの固定相の付着
力が十分でな(、剥離または脱落しやす(、方うふとし
ての寿命が短いとAう問題があり、また固定相の付mt
が少な(、分解能にも限界があった7 このため、カラ五本体の内面c:N々の表面活性層を形
成することが考えられている。この表面活性層としては
、例えば石英ガラスのカラム本体内面1ニホイスカー状
シリカ結晶を生成させるものがある。しη為しながら、
このホイスカー状シリカ結晶を生成させるものでは、例
えばニフツ化水素7ンモニウムの5幅メタノール溶液を
カラム本体内(:封じ込み、450℃の温匿で3時間以
上加熱する必要がち峠、その操作に手間を要し、長尺の
カラム本体内面を均一ζ二処理することは不可能I:近
いものであった。
は、逆g二その表面の不活性さのため(:、石英ガラス
表面5二形成されたメチルシリコンなどの固定相の付着
力が十分でな(、剥離または脱落しやす(、方うふとし
ての寿命が短いとAう問題があり、また固定相の付mt
が少な(、分解能にも限界があった7 このため、カラ五本体の内面c:N々の表面活性層を形
成することが考えられている。この表面活性層としては
、例えば石英ガラスのカラム本体内面1ニホイスカー状
シリカ結晶を生成させるものがある。しη為しながら、
このホイスカー状シリカ結晶を生成させるものでは、例
えばニフツ化水素7ンモニウムの5幅メタノール溶液を
カラム本体内(:封じ込み、450℃の温匿で3時間以
上加熱する必要がち峠、その操作に手間を要し、長尺の
カラム本体内面を均一ζ二処理することは不可能I:近
いものであった。
そこで、この発明C二あっては、カラ五本体内面C二条
孔質シリカからなる表面層を形成することにより、固定
相の付着力および付着tを増大させるととも5;、その
製造C二際しては長尺のカラム内面に均一な表面層が容
易(:形成できるようにした。
孔質シリカからなる表面層を形成することにより、固定
相の付着力および付着tを増大させるととも5;、その
製造C二際しては長尺のカラム内面に均一な表面層が容
易(:形成できるようにした。
以下、この発明の詳細な説明する2
図面はこの発明のクロマトグラフ用カラムの一例を示す
もので、図中符号1はカラム本体である。
もので、図中符号1はカラム本体である。
この介与ム本体1は、通常の合成石英ガラスや溶融石英
ガラスなどからなる石英ガラス製の細管であって、好ま
しくは重金属の含有分が少ないものが望ましい。
ガラスなどからなる石英ガラス製の細管であって、好ま
しくは重金属の含有分が少ないものが望ましい。
このカラム本体1のPI面には、多孔質シリカからなる
表面層2が一体5;形成されている。この表面層2は、
径が1〜50μm程度の多数の気泡が、合成シリカや溶
融シ11力などのシ11カ(Sin2)中に、均一(二
分散された多孔質のガラス膜であって、その膜厚が10
〜TO/1mの範囲のものである。気泡の径が1μm未
満では空隙の実質的な体積が少な(、固定相の付着量増
大l二効来がな(、一方50μmを越えると気泡径のバ
ラツキが太きくなって不都合である、また、表面層2の
膜厚が10μm未満では空隙体積が少なく、゛また長さ
方向での膜厚変動が大きぐなって好ましくな(,70μ
mを越えるとロー内径を得るためl二は結果的にカラム
外径が太(なり、カラムの曲げ半径を小さくできな(な
って不都合となる、 また、カラム本体1の表面にはコート層3が形成されて
いる。このコート層3は、ボリイはド、シリコーンゴム
、エポキシなどの耐熱性樹脂やアルミニウムミツケルな
どの金属、9化ケイ素などの七′ラミックスなどからな
るものである。コート層3は、カラムとしたときの補強
、吸湿防止として機能するものであり、その厚さは、5
〜50 tim程問とされ、その材質#C二よって適宜
決められる。
表面層2が一体5;形成されている。この表面層2は、
径が1〜50μm程度の多数の気泡が、合成シリカや溶
融シ11力などのシ11カ(Sin2)中に、均一(二
分散された多孔質のガラス膜であって、その膜厚が10
〜TO/1mの範囲のものである。気泡の径が1μm未
満では空隙の実質的な体積が少な(、固定相の付着量増
大l二効来がな(、一方50μmを越えると気泡径のバ
ラツキが太きくなって不都合である、また、表面層2の
膜厚が10μm未満では空隙体積が少なく、゛また長さ
方向での膜厚変動が大きぐなって好ましくな(,70μ
mを越えるとロー内径を得るためl二は結果的にカラム
外径が太(なり、カラムの曲げ半径を小さくできな(な
って不都合となる、 また、カラム本体1の表面にはコート層3が形成されて
いる。このコート層3は、ボリイはド、シリコーンゴム
、エポキシなどの耐熱性樹脂やアルミニウムミツケルな
どの金属、9化ケイ素などの七′ラミックスなどからな
るものである。コート層3は、カラムとしたときの補強
、吸湿防止として機能するものであり、その厚さは、5
〜50 tim程問とされ、その材質#C二よって適宜
決められる。
次(二、このようなカラムの製法5二ついて説明する。
まず、カラム本体lとなる石英ガラスからなる母管を用
意する。この母管も内径/外径比の大きいものが柔軟性
の高いカラムを得るために好ましく、内径/外径比が0
.7以上のものが通常使用される。ついで、この母管の
内壁面全面C二表面層2となる多孔質ガラス膜を形成す
る。この多孔質ガラス膜の形成は、倒えばC’VD 法
などC:よって行うことができる。前記ガラス母管を例
えばガラス旋盤に回転可能C:取り付ける。この母管内
C;5iC14などのガラス原料ガスとOウ ガスなど
を送り込み、母管外部からバーナーなどで加熱して母管
内壁面C791Q□のガラス微粉末を堆積さすてゆき、
これC:より多孔質のシリカガラス膜を母管内憶面l二
均−に形成する。。
意する。この母管も内径/外径比の大きいものが柔軟性
の高いカラムを得るために好ましく、内径/外径比が0
.7以上のものが通常使用される。ついで、この母管の
内壁面全面C二表面層2となる多孔質ガラス膜を形成す
る。この多孔質ガラス膜の形成は、倒えばC’VD 法
などC:よって行うことができる。前記ガラス母管を例
えばガラス旋盤に回転可能C:取り付ける。この母管内
C;5iC14などのガラス原料ガスとOウ ガスなど
を送り込み、母管外部からバーナーなどで加熱して母管
内壁面C791Q□のガラス微粉末を堆積さすてゆき、
これC:より多孔質のシリカガラス膜を母管内憶面l二
均−に形成する。。
ついで、常法C二よってこの、母管を溶融紡糸し、細径
の細管とし、直ちC二これを溶融金属槽や樹脂塗布槽中
区二:il+!!続的C:通過せしめてコート層3を形
成し、長尺の表面層2が0けられたカラ!、を得る。
の細管とし、直ちC二これを溶融金属槽や樹脂塗布槽中
区二:il+!!続的C:通過せしめてコート層3を形
成し、長尺の表面層2が0けられたカラ!、を得る。
このようなりロマト〃ラフ用カラムにあっては、カラム
本体10内面−一多孔質シ11力1−らなる表面また、
このような構造のカラムでは、これを製造する際、カラ
ム本体1となる母管内壁面に予め多孔質シリカの表面層
2となる多孔質シリカガラス膜を形成しておき、これを
常法で溶融紡糸する方法が採用できるため、長尺のカラ
ムを製造しても均一な多孔質シリカ表面層2が形成され
、特性(二バラツキのないカラムが得られるとともC二
與造効率も高い。
本体10内面−一多孔質シ11力1−らなる表面また、
このような構造のカラムでは、これを製造する際、カラ
ム本体1となる母管内壁面に予め多孔質シリカの表面層
2となる多孔質シリカガラス膜を形成しておき、これを
常法で溶融紡糸する方法が採用できるため、長尺のカラ
ムを製造しても均一な多孔質シリカ表面層2が形成され
、特性(二バラツキのないカラムが得られるとともC二
與造効率も高い。
以下、実験例をこの発明の作用効果を明確にする。
母管として、内径25Jli111.外径30Bの溶融
石英管を用意した。この母管内壁面にCVD 法喀二よ
っテ、多孔質のシリカガラス膜を形成した。カラス膜の
厚みFi3.6μrn七した。ついで、この母管を溶融
紡糸し、直ちにポリイミド樹脂塗布槽(二導き、コート
層を被覆して、カラムを製造した。得られたカラムは外
径500/Jm、カラム本体外径450μm、カラム本
体内径250μm1表面層膜厚50μmであった。表面
層中の気泡の大きさはほぼ10〜20μmの範囲であっ
た。この方ラムは従来のシ゛リカ微粒子を固定相に分散
混合させてカラム本体内(;充填したカラムに比べて保
持愈が5〜10倍C:増加して分解能が増し、寿命が2
〜3倍に延びた。
石英管を用意した。この母管内壁面にCVD 法喀二よ
っテ、多孔質のシリカガラス膜を形成した。カラス膜の
厚みFi3.6μrn七した。ついで、この母管を溶融
紡糸し、直ちにポリイミド樹脂塗布槽(二導き、コート
層を被覆して、カラムを製造した。得られたカラムは外
径500/Jm、カラム本体外径450μm、カラム本
体内径250μm1表面層膜厚50μmであった。表面
層中の気泡の大きさはほぼ10〜20μmの範囲であっ
た。この方ラムは従来のシ゛リカ微粒子を固定相に分散
混合させてカラム本体内(;充填したカラムに比べて保
持愈が5〜10倍C:増加して分解能が増し、寿命が2
〜3倍に延びた。
以上説明したよう(二、この発明のクロマトグラフ用カ
ラムは、カラ五本体内面に多孔質71j力からなる表面
層を形成し友ものであるので、固定相が表面層の多孔質
シIJカガラス中の気泡中に浸透することC二より固定
相の付着力、付着量が増大し、カラふとしての寿命が延
び、分解能が向上する。
ラムは、カラ五本体内面に多孔質71j力からなる表面
層を形成し友ものであるので、固定相が表面層の多孔質
シIJカガラス中の気泡中に浸透することC二より固定
相の付着力、付着量が増大し、カラふとしての寿命が延
び、分解能が向上する。
特に付着力が増大するので、固定相として不活性なパラ
フィン油、シリコーン油などを使用するの3−好適なも
のとなるなどの優れた利点を有するものである。
フィン油、シリコーン油などを使用するの3−好適なも
のとなるなどの優れた利点を有するものである。
図面は、この発明のクロマトグラフ用カラムの一例を示
す概略断面図である、 l・・・・・・カラム本体、2・・・・・・多孔質シリ
カρ為らなる −表面層。
す概略断面図である、 l・・・・・・カラム本体、2・・・・・・多孔質シリ
カρ為らなる −表面層。
Claims (1)
- カラム本体の内面に多孔質シリカからなる表面層が形成
されてなることを特徴とするクロマトグラフ用カラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19470185A JPS6254164A (ja) | 1985-09-03 | 1985-09-03 | クロマトグラフ用カラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19470185A JPS6254164A (ja) | 1985-09-03 | 1985-09-03 | クロマトグラフ用カラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6254164A true JPS6254164A (ja) | 1987-03-09 |
Family
ID=16328826
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19470185A Pending JPS6254164A (ja) | 1985-09-03 | 1985-09-03 | クロマトグラフ用カラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6254164A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05139757A (ja) * | 1991-11-22 | 1993-06-08 | Toyo Glass Co Ltd | ガラス容器の内表面強化方法および装置 |
JPH06145761A (ja) * | 1992-11-13 | 1994-05-27 | Nippon Steel Corp | 電気炉の羽口配置構造 |
-
1985
- 1985-09-03 JP JP19470185A patent/JPS6254164A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05139757A (ja) * | 1991-11-22 | 1993-06-08 | Toyo Glass Co Ltd | ガラス容器の内表面強化方法および装置 |
JPH07112931B2 (ja) * | 1991-11-22 | 1995-12-06 | 東洋ガラス株式会社 | ガラス容器の内表面強化方法および装置 |
JPH06145761A (ja) * | 1992-11-13 | 1994-05-27 | Nippon Steel Corp | 電気炉の羽口配置構造 |
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