JPS6254082B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6254082B2
JPS6254082B2 JP53096244A JP9624478A JPS6254082B2 JP S6254082 B2 JPS6254082 B2 JP S6254082B2 JP 53096244 A JP53096244 A JP 53096244A JP 9624478 A JP9624478 A JP 9624478A JP S6254082 B2 JPS6254082 B2 JP S6254082B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aqueous solution
zeolite
alkali
concentration
particle size
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP53096244A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5524112A (en
Inventor
Isao Myanohara
Hiroshi Myazaki
Shinichi Hashimoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tosoh Corp
Original Assignee
Toyo Soda Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Soda Manufacturing Co Ltd filed Critical Toyo Soda Manufacturing Co Ltd
Priority to JP9624478A priority Critical patent/JPS5524112A/ja
Publication of JPS5524112A publication Critical patent/JPS5524112A/ja
Publication of JPS6254082B2 publication Critical patent/JPS6254082B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/19Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing inorganic ingredients
    • A61K8/26Aluminium; Compounds thereof
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/02Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by special physical form
    • A61K8/0241Containing particulates characterized by their shape and/or structure
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q11/00Preparations for care of the teeth, of the oral cavity or of dentures; Dentifrices, e.g. toothpastes; Mouth rinses
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K2800/00Properties of cosmetic compositions or active ingredients thereof or formulation aids used therein and process related aspects
    • A61K2800/40Chemical, physico-chemical or functional or structural properties of particular ingredients
    • A61K2800/41Particular ingredients further characterized by their size
    • A61K2800/412Microsized, i.e. having sizes between 0.1 and 100 microns

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Birds (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
  • Cosmetics (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、歯磨剤の基礎剤として好適なゼオラ
イトに関する。 更に詳しくは、アルミン酸アルカリ水溶液と比
較的希薄なケイ酸アルカリ水溶液とを反応させる
ことにより得る歯磨剤の基礎剤として好適なゼオ
ライトに関する。 ゼオライトは各種のタイプがあり、それ自体に
微細な孔を持ち、その細孔に適合する分子径を持
つ他物質を極めて効果的に吸着する能力を持つて
いる。また、ゼオライトを構成するアルカリ金属
は、他の1価または2価イオンと容易に置換する
性質を持つており、触媒としてもすぐれた機能を
有している。したがつて、これらの特性を応用
し、乾燥、触媒、分離精製、イオン交換など数多
くの用途が開発され工業的に利用されている。 歯磨剤は、歯刷子の補助として用いられ、歯牙
や口腔を清浄する作用を持ち、むしばの予防、歯
石沈着の減少、歯槽膿漏の治療等にも効果がある
とされている。 歯磨成分のうちで最も配合量の多いものは、基
礎剤であり、その作用は歯牙表面に沈着した種々
の汚染物を研磨により除去することである。 この基礎剤としては、一般に炭酸カルシウム、
第二リン酸カルシウムが用いられているが、それ
らは主に削磨剤としての働きをしている。 ゼオライトを基礎剤として用いた場合、削磨剤
としての働きの他に種々の効用が考えられる。 ゼオライトを歯磨の基礎剤として用いる場合、
その具備すべき特性としては、 1 歯牙および口腔粘膜を損傷することなく、付
着している歯石や歯垢を取り除くこと。 このためにはゼオライトの形状に鋭い角がな
く、しかも特定の粒子径をもつており、粒度分
布の幅が狭く二次凝集を起さない。 2 歯槽膿漏の成因に関与する歯石形成には、唾
液中のカルシウム塩が大きな役割りを果してい
る。従つて、このカルシウム分を除去する為に
ゼオライトがカルシウムとすばやくイオン交換
し、しかもその容量が大きい。 3 白色度が高い。 などの他に本来ゼオライトの持つ特性に由来する
ものとして、 4 歯磨剤の他成分である水溶性フツ化物と混合
した時、このフツ化物を水溶性のまま保持し、
活性を減退させない。 5 口腔中のアンモニア性口臭成分を吸着除去す
る。 などである。 本発明者らは、歯磨の基礎剤として用い得るゼ
オライトの製造法について検討を重ねた結果、あ
る条件下において製造したゼオライトは前記した
条件、特に1〜3を十分に満足し得ることを見出
し、本発明を完成した。 即ち、本発明はアルミン酸アルカリ水溶液およ
びケイ酸アルカリ水溶液を原料とし、これを混合
してゲルの生成反応を起させ、次いで、昇温によ
り結晶化させてゼオライトを得る方法において、
以下に述べるように、原料として用いるケイ酸ア
ルカリ水溶液を限定された濃度範囲として、反応
を行つて得たことを特徴とするものである。 本発明を更に詳しく説明する。 歯磨の基礎剤として適当なゼオライトは、一般
式0.9〜1.1Me2O・Al2O3・1.8〜2.2SiO2・nH2O
(式中Meはアルカリ金属を表わす)で表わされる
通称A型ゼオライトである。 アルカリ金属は、カリウムまたは特にナトリウ
ムである。 本発明では原料として用いるケイ酸アルカリ水
溶液の組成をSiO2濃度として20wt%以下、好ま
しくは5〜20wt%、更に好ましくは10〜16wt%
の範囲に調製することが必須である。 ケイ酸アルカリ水溶液中のSiO2濃度が20wt%
より大であると生成したゼオライトは凝集しやす
く、粗大粒子となり、分散性能に劣るなど、歯磨
の基礎剤として保持すべき前記した条件を満たす
ものとならない。また、本発明に用いるケイ酸ア
ルカリ水溶液は、高濃度のケイ酸ソーダ水溶液を
希釈して用いることもできるが、ケイ砂などの原
料を、例えばカセイソーダ水溶液で溶解し直接ケ
イ酸ソーダ水溶液として用いることが好ましい。
しかし、SiO2として5wt%より少ない希薄ケイ酸
アルカリ水溶液を用いることは経済的に不利とな
るので好ましくない。 一方の原料であるアルミン酸アルカリ水溶液の
組成は、Al2O3濃度として7wt%から20wt%以
下、特に15wt%までの範囲が好ましい。 濃度調整したアルミン酸アルカリ水溶液および
ケイ酸アルカリ水溶液は40〜70℃好ましくは50〜
70℃に予熱し、これらを反応槽に仕込んで混合
し、ゲル化反応に供する。混合物は撹拌しながら
混合開始時から0.5〜2時間、好ましくは0.5〜1.5
時間上記の温度を保持する。この温度範囲外でゲ
ル化反応を行うと生成ゼオライトはその粒子径が
粗大あるいは微細に偏ると共に粒子径分布が広く
なり、かつカルシウムイオン交換速度およびイオ
ン交換容量が小さくなるなど歯磨の基礎剤として
は不適当となるので好ましくない。次いでゲル化
した混合物は昇温し結晶化させる。この際、反応
液中のSiO2/Al2O3モル比は1.8〜2.2に調整する
ことが好ましい。 アルミン酸アルカリ水溶液とケイ酸アルカリ水
溶液の混合方法は、両液を同時に反応槽に仕込ん
で混合してもよいが、アルミン酸アルカリ水溶液
の全量または一部、好ましくは全量の5〜30wt
%の量を前もつて反応槽に仕込み、撹拌しなが
ら、その中にケイ酸アルカリ水溶液および分割し
た場合には残余のアルミン酸アルカリ水溶液を同
時に仕込む。 これらの仕込みは20分以内、好ましくは10分以
内に終えることが好ましい。 仕込み時間が20分を越えると生成したゼオライ
トは粒度分布の幅が広がり5μ以上の粗大粒子が
著しく増加し、かつ、カルシウムイオン交換速度
および交換容量が小さくなる。 結晶化が完了したゼオライトのスラリーは、過
剰のアルカリを含んでいるので水で十分に洗浄
し、これを除去する。水で1〜2回洗浄し大部分
のアルカリを除去した後、鉱酸あるいは炭酸ガス
を用いて残存している過剰のアルカリを中和する
こともできる。過剰のアルカリを除去して得たゼ
オライトは、乾燥し製品とする。 この方法により製造したゼオライトの特徴は形
状は丸味を帯び鋭い角がなく、粒度分布の幅が狭
く、1〜5μの粒度を持つものが80%以上であ
り、しかも、分散性が良いため二次凝集が起り難
い。 更に、カルシウムイオン交換速度ならびにイオ
ン交換容量が大きく、白色度も高いため歯磨の基
礎剤として適するものである。 次に実施例により本発明を説明する。 実施例 1 市販のアルミン酸ソーダ水溶液を水で希釈し、
カセイソーダ水溶液を加えてAl2O3濃度10.1wt
%、Na2O濃度12.6wt%に調製した。 ケイ酸ソーダ水溶液は、ケイ砂をカセイソーダ
水溶液で溶解しSiO2濃度12wt%、Na2O濃度
3.9wt%に調製した。 このアルミン酸ソーダ水溶液10.1Kgを60℃に予
熱し30の容量の反応器にその量の約10wt%の
量を仕込み撹拌しながら、残りのアルミン酸ソー
ダ水溶液と60℃に予熱したケイ酸ソーダ水溶液10
Kgを同時に、5分間かけて仕込んだ。 仕込み混合開始時から1時間、60℃に保ち、そ
の後昇温しながら30分後に80℃とした。更に、80
℃で8時間保持し結晶化を完了させた。 生成したスラリーからブフナーロートを用いて
ゼオライトを分離し、十分に水洗し過剰のアルカ
リ分を除去した後、乾燥し製品とした。得られた
ゼオライトの約100gを塩化アンモン飽和水溶液
デシケータに入れ真空下で一昼夜放置し所定の結
晶水(4.5水塩)を持つように調湿した。 この調湿したゼオライトの粒度分布、カルシウ
ムイオン交換量を測定し、各々表−1、表−2に
示した。また、顕微鏡観察の結果、丸味を帯び鋭
い角はなかつた。 この顕微鏡写真(10000倍)を図−1に示し
た。粒度分布の測定はパーテイクルサイズアナラ
イザー(日立製作所)を用いた。 カルシウムイオン交換量の測定は10-3モルの塩
化カルシウムを正確に秤量し、25℃の蒸留水に溶
解して1とし、25℃に保温した。 この塩化カルシウム水溶液1をマグネテイツ
クスターラーで撹拌しながらこの中に調湿したゼ
オライト(4.5水塩)365mgを投入し、2分後、4
分後、8分後、15分後に各々10mlずつ採取し、こ
れらをすばやくグラスフイルター(G−5)で
過し、液中の残存カルシウムの濃度を原子吸光
分析により求めた。 得られたゼオライトの白色度は刺激値直読式色
差計(スガ試験機社製)を用いてLabを測定し
Lab系における白色度の計算式から求めた結果
99.1であつた。また、得られたゼオライトは、
Na2O・Al2O3・2SiO2・3.5H2Oで表わされるもの
であつた。 実施例 2 市販のアルミン酸ソーダ水溶液を水で希釈し、
カセイソーダ水溶液を加えてAl2O3濃度15wt%、
Na2O濃度18.8wt%に調製した。ケイ酸ソーダ水
溶液はケイ砂をカセイソーダ水溶液で溶解し、
SiO2濃度10wt%、Na2O濃度3.1wt%に調製し
た。このアルミン酸ソーダ水溶液6.8Kgとケイ酸
ソーダ水溶液12Kgを用い実施例1におけると同じ
操作でゼオライトを製造した。このゼオライトの
粒度分布およびカルシウムイオン交換量を測定
し、その結果を表−1および表−2に示した。 顕微鏡観察の結果、丸味を帯び鋭い角はなかつ
た。 実施例 3 市販のアルミン酸ソーダ水溶液を水で希釈し、
カセイソーダ水溶液を加えてAl2O3濃度7wt%、
Na2O濃度9.5wt%に調製した。ケイ酸ソーダ水溶
液はケイ砂をカセイソーダ水溶液で溶解し、
SiO2濃度16wt%、Na2O濃度5wt%に調製した。
このアルミン酸ソーダ水溶液14.6Kgとケイ酸ソー
ダ水溶液7.5Kgを用い、実施例1におけると同じ
操作でゼオライトを製造した。このゼオライトの
粒度分布およびカルシウムイオン交換量を測定
し、その結果を表−1および表−2に示した。顕
微鏡観察の結果、丸味を帯び鋭い角はなかつた。 実施例 4 市販のアルミン酸ソーダ水溶液を水で希釈し、
カセイソーダ水溶液を加えてAl2O3濃度5wt%、
Na2O濃度8wt%に調製した。ケイ酸ソーダ水溶液
は市販のケイ酸ソーダ水溶液を水で希釈し、SiO
濃度20wt%、Na2O濃度6.5wt%に調製した。この
アルミン酸ソーダ水溶液20.4Kgとケイ酸ソーダ水
溶液6.0Kgを用い実施例1におけると同じ操作で
ゼオライトを製造した。このゼオライトの粒度分
布およびカルシウムイオン交換量を測定し表−1
および表−2に示した。顕微鏡観察の結果、丸味
を帯び鋭い角はなかつた。 実施例 5 市販の水酸化アルミニウムをカセイソーダ水溶
液で溶解し、Al2O3濃度20wt%、Na2O濃度23wt
%のアルミン酸ソーダを調製した。ケイ砂をカセ
イソーダ水溶液で溶解し、SiO2濃度7.9wt%、
Na2O濃度3.2wt%に調製した。このアルミン酸ソ
ーダ水溶液5.1Kgとケイ酸ソーダ水溶液15.2Kgを
用い実施例1におけると同じ操作でゼオライトを
製造した。このゼオライトの粒度分布およびカル
シウムイオン交換量を測定し、その結果を表−1
および表−2に示した。顕微鏡観察の結果、丸味
を帯び鋭い角はなかつた。 比較例 1 市販のアルミン酸ソーダ水溶液を水で希釈し、
カセイソーダ水溶液を加えてAl2O3濃度6.7wt
%、Na2O濃度8.2wt%のアルミン酸ソーダ水溶液
を調製した。ケイ酸ソーダ水溶液は市販のケイ酸
ソーダ水溶液を水で希釈し、SiO2濃度24wt%、
Na2O濃度7.8wt%に調製した。このアルミン酸ソ
ーダ水溶液15.3Kgとケイ酸ソーダ水溶液5Kgを用
い実施例1におけると同じ操作でゼオライトを製
造した。このゼオライトの粒度分布およびカルシ
ウムイオン交換量を測定し表−1および表−2に
示した。 また、顕微鏡観察の結果、角ばつており鋭い角
のあるものが見られた。この顕微鏡写真(10000
倍)を図−2に示した。 実施例 6 実施例1と同じ組成、同じ液量のアルミン酸ソ
ーダ水溶液とケイ酸ソーダ水溶液を用い実施例1
におけると同じ操作でゼオライトを製造した。 ただし、アルミン酸ソーダ水溶液とケイ酸ソー
ダ水溶液の予熱温度とこれらの液の混合開始時か
ら昇温開始時までの1時間は混合液の温度を70℃
に保持した。このゼオライトの粒度分布およびカ
ルシウムイオン交換量を測定し、表−1および表
−2に示した。顕微鏡観察の結果、丸味を帯び鋭
い角はなかつた。 実施例 7 実施例1と同じ組成、同じ液量のアルミン酸ソ
ーダ水溶液とケイ酸ソーダ水溶液を用い実施例1
におけると同じ操作でゼオライトを製造した。 ただし、アルミン酸ソーダ水溶液とケイ酸ソー
ダ水溶液の予熱温度とこれらの液の混合開始時か
ら昇温開始時までの1時間は混合液の温度を50℃
に保持した。このゼオライトの粒度分布およびカ
ルシウムイオン交換量を測定し表−1および表−
2に示した。顕微鏡観察の結果、丸味を帯び鋭い
角はなかつた。 実施例 8 実施例1と同じ組成、同じ液量のアルミン酸ソ
ーダ水溶液とケイ酸ソーダ水溶液を用い実施例1
におけると同じ操作でゼオライトを製造した。 ただし、アルミン酸ソーダ水溶液とケイ酸ソー
ダ水溶液の予熱温度とこれらの液の混合開始時か
ら昇温開始時までの1時間は混合液の温度を40℃
に保持した。このゼオライトの粒度分布およびカ
ルシウムイオン交換量を測定し表−1および表−
2に示した。顕微鏡観察の結果、丸味を帯び鋭い
角はなかつた。 実施例 9 実施例1と同じ組成、同じ液量のアルミン酸ソ
ーダ水溶液とケイ酸ソーダ水溶液を用い実施1に
おけると同じ操作でゼオライトを製造した。 ただし、アルミン酸ソーダ水溶液とケイ酸ソー
ダ水溶液の予熱温度を80℃にし、これらの液の混
合開始時から9.5時間は80℃に保持し結晶化を完
了させた。このゼオライトの粒度分布およびカル
シウムイオン交換量を測定し、表−1および表−
2に示した。顕微鏡観察の結果、丸味を帯び鋭い
角はなかつた。 実施例 10 実施例1と同じ組成、同じ液量のアルミン酸ソ
ーダ水溶液とケイ酸ソーダ水溶液を用い、実施例
1におけると同じ操作でゼオライトを製造した。 ただし、両水溶液を同時に投入開始してから昇
温開始時までの時間を1.5時間にした。このゼオ
ライトの粒度分布およびカルシウムイオン交換量
を測定し表−1および表−2に示した。顕微鏡観
察の結果、丸味を帯び鋭い角はなかつた。 実施例 11 実施例1と同じ組成、同じ液量のアルミン酸ソ
ーダ水溶液とケイ酸ソーダ水溶液を用い、実施例
1におけると同じ操作でゼオライトを製造した。 ただし、両水溶液を同時に投入開始してから昇
温開始時までの時間を30分にした。このゼオライ
トの粒度分布およびカルシウムイオン交換量を測
定し表−1および表−2に示した。顕微鏡観察の
結果、丸味を帯び鋭い角はなかつた。 実施例 12 実施例1と同じ組成、同じ液量のアルミン酸ソ
ーダ水溶液とケイ酸ソーダ水溶液を用い、実施例
1におけると同じ操作でゼオライトを製造した。 ただし、両水溶液を同時に投入開始してから昇
温開始までの時間を2時間にした。このゼオライ
トの粒度分布およびカルシウムイオン交換量を測
定し表−1および表−2に示した。顕微鏡観察の
結果、丸味を帯び鋭い角はなかつた。 実施例 13 実施例1と同じ組成、同じ液量のアルミン酸ソ
ーダ水溶液とケイ酸ソーダ水溶液を用い、実施例
1におけると同じ操作でゼオライトを製造した。 ただし、両水溶液を同じに混合開始してから昇
温開始までの時間を3時間にした。このゼオライ
トの粒度分布を測定し表−1に示した。 顕微鏡観察の結果、丸味を帯び鋭い角はなかつ
た。 実施例 14 実施例1と同じ組成、同じ液量のアルミン酸ソ
ーダ水溶液とケイ酸ソーダ水溶液を用い、実施例
1におけると同じ操作でゼオライトを製造した。 ただし、両水溶液を同時に混合してから昇温開
始までの時間を15分にした。このゼオライトの粒
度分布およびカルシウムイオン交換量を測定し表
−1および表−2に示した。顕微鏡観察の結果、
丸味を帯び鋭い角はなかつた。 実施例 15 実施例1と同じ組成、同じ液量のアルミン酸ソ
ーダ水溶液とケイ酸ソーダ水溶液を用い、実施例
1におけると同じ操作でゼオライトを製造した。 ただし、両水溶液の反応槽への投入時間を10分
にした。このゼオライトの粒度分布およびカルシ
ウムイオン交換量を測定し表−1および表−2に
示した。顕微鏡観察の結果、丸味を帯び鋭い角は
なかつた。 実施例 16 実施例1と同じ組成、同じ液量のアルミン酸ソ
ーダ水溶液とケイ酸ソーダ水溶液を用い、実施例
1におけると同じ操作でゼオライトを製造した。 ただし、両水溶液の反応槽への投入時間を20分
にした。このゼオライトの粒度分布およびカルシ
ウムイオン交換量を測定し表−1および表−2に
示した。顕微鏡観察の結果、丸味を帯び鋭い角は
なかつた。 実施例 17 実施例1と同じ組成、同じ液量のアルミン酸ソ
ーダ水溶液とケイ酸ソーダ水溶液を用い、実施例
1におけると同じ操作でゼオライトを製造した。 ただし、両水溶液の反応槽への投入時間を30分
にした。このゼオライトの粒度分布およびカルシ
ウムイオン交換量を測定し表−1および表−2に
示した。顕微鏡観察の結果、丸味を帯び鋭い角は
なかつた。 実施例 18 市販のケイ酸ソーダ水溶液(SiO2濃度28.6wt
%)を水で希釈し、更にアルミン酸ソーダ水溶液
を水で希釈し、実施例1と同じ組成、同じ液量に
調製した。これら両液を用い実施例1におけると
同じ操作でゼオライトを製造した。このゼオライ
トの粒度分布およびカルシウムイオン交換量を測
定し表−1および表−2に示した。顕微鏡観察の
結果、丸味を帯び鋭い角はなかつた。
【表】
【表】
【表】
【表】 表−2で2分および4分の残存カルシウム濃度
は小さい程カルシウムイオン交換速度が大きいこ
とを意味し、また15分の残存カルシウム量は小さ
い程イオン交換容量が大きいことを意味する。
【図面の簡単な説明】
図−1および2は、実施例1および比較例1で
得たゼオライトの形状を表わす電子顕微鏡写真で
ある。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 アルミン酸アルカリ水溶液とSiO2濃度20wt
    %以下のケイ酸アルカリ水溶液とを混合し、結晶
    させて得た歯磨剤用ゼオライト。 2 SiO2濃度が5〜20wt%の範囲のケイ酸アル
    カリ水溶液を用いて得た特許請求の範囲第1項記
    載の歯磨剤用ゼオライト。 3 アルミン酸アルカリ水溶液およびケイ酸アル
    カリ水溶液を40〜70℃で混合撹拌し、その温度で
    0.5〜2時間保持し、その後75℃以上に昇温し結
    晶化を行わせて得た特許請求の範囲第1または第
    2項記載の歯磨剤用ゼオライト。 4 アルミン酸アルカリ水溶液およびケイ酸アル
    カリ水溶液を混合して結晶化させるに際し20分以
    内で両水溶液を混合して得た特許請求の範囲第1
    〜第3項いずれか記載の歯磨剤用ゼオライト。 5 一般式0.9〜1.1Me2O・Al2O3・1.8〜
    2.2SiO2・nH2O(Meはアルカリ金属を表わす)
    で表わされ、かつ、粒径1〜5μのものが80%以
    上である特許請求の範囲第1〜4項いずれか記載
    の歯磨剤用ゼオライト。
JP9624478A 1978-08-09 1978-08-09 Dentifrice zeolite Granted JPS5524112A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9624478A JPS5524112A (en) 1978-08-09 1978-08-09 Dentifrice zeolite

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9624478A JPS5524112A (en) 1978-08-09 1978-08-09 Dentifrice zeolite

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5524112A JPS5524112A (en) 1980-02-21
JPS6254082B2 true JPS6254082B2 (ja) 1987-11-13

Family

ID=14159805

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9624478A Granted JPS5524112A (en) 1978-08-09 1978-08-09 Dentifrice zeolite

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5524112A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101181379B1 (ko) * 2003-06-27 2012-09-19 라이온 가부시키가이샤 치약 조성물

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5242484A (en) * 1975-07-25 1977-04-02 Huber Corp J M Method of manufacturing inorganic crystalline base exchange substances having large exchange capacity

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5242484A (en) * 1975-07-25 1977-04-02 Huber Corp J M Method of manufacturing inorganic crystalline base exchange substances having large exchange capacity

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5524112A (en) 1980-02-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4122160A (en) Toothpaste compositions containing improved amorphous precipitated silicas
JPS6217968B2 (ja)
JPH0796447B2 (ja) 高純度シリカの製造方法
JPS6049133B2 (ja) 陽イオン交換性の微粒状水不溶性珪酸塩の製法
JPH08508003A (ja) 微細な粒子状のゼオライト型アルカリ金属アルミニウムシリケートの製造方法
JPH0239446B2 (ja)
JPH0258204B2 (ja)
JPS63233910A (ja) 第2燐酸カルシウム2水化物をベースとするねり歯磨並びにねり歯磨用磨剤およびその製造法
JPS6254082B2 (ja)
AU673474B2 (en) Amorphous aluminosilicate and process for producing the same
JP4016118B2 (ja) アルミノシリケート
JP3362793B2 (ja) シリカゾルの製造方法
JP3270156B2 (ja) 無機ビルダー
JPH0242767B2 (ja)
JPS6217016A (ja) ゼオライトの製造方法
JP3308309B2 (ja) アモルファスアルミノシリケートの製造方法
JP3505730B2 (ja) 無定形アルミノシリケート及びその用途
JPH0764550B2 (ja) アモルフアスアルミノシリケ−トの製造方法
JPH05362B2 (ja)
JPS58156527A (ja) 無定形アルミノケイ酸塩の製造方法
JPH04362011A (ja) 非晶質アルミノ珪酸塩およびその製造方法
JP3611185B2 (ja) 微粒子ゼオライトの製造方法
JPH09202613A (ja) 非晶質アルミノシリケートおよびその製造方法
JPS629523B2 (ja)
JP3228831B2 (ja) カルシウムイオンの溶出が抑制されたリン酸水素カルシウムの製造方法