JPS6253912B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6253912B2 JPS6253912B2 JP17025584A JP17025584A JPS6253912B2 JP S6253912 B2 JPS6253912 B2 JP S6253912B2 JP 17025584 A JP17025584 A JP 17025584A JP 17025584 A JP17025584 A JP 17025584A JP S6253912 B2 JPS6253912 B2 JP S6253912B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heating coil
- coil
- induction heating
- conductive material
- cooling water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 230000006698 induction Effects 0.000 claims description 14
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 claims description 7
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- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 description 4
- 239000010949 copper Substances 0.000 description 4
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Landscapes
- General Induction Heating (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
a 産業上の利用分野
本発明は加熱コイルに可撓性を持たせるととも
に被加熱物に対して自在に取付けることができる
誘導加熱装置に関する。
に被加熱物に対して自在に取付けることができる
誘導加熱装置に関する。
b 従来の技術
誘導加熱に用いられる加熱コイルは、銅パイプ
または銅板を、被加熱物の外形に沿うようにして
成形加工したものが一般に用いられている。これ
ら加熱コイルは電源側の変成器にボルト締め等に
より取付けられている。
または銅板を、被加熱物の外形に沿うようにして
成形加工したものが一般に用いられている。これ
ら加熱コイルは電源側の変成器にボルト締め等に
より取付けられている。
c 発明が解決しようとする問題点
このような誘導加熱コイルを、たとえば、被加
熱物である鋼管溶接部の後熱処理加熱に用いる場
合、鋼管の外径が種々異なると、それぞれの外径
に適合した誘導加熱コイルをその都度製作しなけ
ればならない。また、これらの誘導加熱コイルと
高周波等の電源との接続はボルトまたはねじ継手
であつて、スパナあるいはモンキースパナ等の道
具を用いて、締め付けまたは取り外しを行なつて
おり、その取り付け取り外しの作業に際してかな
りの時間と労力を要する。
熱物である鋼管溶接部の後熱処理加熱に用いる場
合、鋼管の外径が種々異なると、それぞれの外径
に適合した誘導加熱コイルをその都度製作しなけ
ればならない。また、これらの誘導加熱コイルと
高周波等の電源との接続はボルトまたはねじ継手
であつて、スパナあるいはモンキースパナ等の道
具を用いて、締め付けまたは取り外しを行なつて
おり、その取り付け取り外しの作業に際してかな
りの時間と労力を要する。
特に、この種の誘導加熱装置では、加熱コイル
の電気導体の継手と冷却水の継手が別々になつて
いるものが多いことから、接続作業が煩雑であつ
た。
の電気導体の継手と冷却水の継手が別々になつて
いるものが多いことから、接続作業が煩雑であつ
た。
本発明は、上記の問題点を解決するために、加
熱コイルに可撓性を持たせるとともに、該加熱コ
イルを着脱自在の継手を介して電源側に接続する
ことにより、被加熱物の径または形状に応じてこ
れに最適な加熱コイルを自在に変形させて用いる
ことができる誘導加熱装置を提供することを目的
とする。
熱コイルに可撓性を持たせるとともに、該加熱コ
イルを着脱自在の継手を介して電源側に接続する
ことにより、被加熱物の径または形状に応じてこ
れに最適な加熱コイルを自在に変形させて用いる
ことができる誘導加熱装置を提供することを目的
とする。
d 問題点を解決するための手段
以下図示の実施例を参照しながら本発明を詳細
に説明する。
に説明する。
第1図は、誘導加熱コイルの縦断面図、第2図
はは、誘導加熱装置の概念図、第3図は継手構造
を示す縦断面図である。1は可撓性加熱コイル
(以下加熱コイルと略称する)であり、この加熱
コイル1は、銅または銅合金等の導電性材料をじ
やばら状に形成したコイル本体2と、このコイル
本体2を被覆する電気絶縁性で、かつ耐熱性に優
れた、たとえばガラス繊維製あるいはセラミツク
スフアイバー製のスリーブ3とで構成されてい
る。41,42は加熱コイル1の両端と変成器5
に接続されている筒状のリード線61,62およ
び71,72との間を連結する着脱可能な継手
(自在継手と称する。)で、これは銅等の導電性材
料を用いて成形されたものである。
はは、誘導加熱装置の概念図、第3図は継手構造
を示す縦断面図である。1は可撓性加熱コイル
(以下加熱コイルと略称する)であり、この加熱
コイル1は、銅または銅合金等の導電性材料をじ
やばら状に形成したコイル本体2と、このコイル
本体2を被覆する電気絶縁性で、かつ耐熱性に優
れた、たとえばガラス繊維製あるいはセラミツク
スフアイバー製のスリーブ3とで構成されてい
る。41,42は加熱コイル1の両端と変成器5
に接続されている筒状のリード線61,62およ
び71,72との間を連結する着脱可能な継手
(自在継手と称する。)で、これは銅等の導電性材
料を用いて成形されたものである。
この自在継手41,42は、第3図のように、
加熱コイル1に接続されているリード線61,6
2に連結した筒状の雄金具8と、変成器5に接続
されているリード線71,72に連結した筒状の
雌金具9と、これら両金具8,9を連結する連結
用締付ナツト10とで構成されている。これら雄
金具8、雌金具9および連結用締付ナツト10は
それぞれ銅等の導電性材料で成形されており、雄
金具8の差込部中央部外周面には、テーパ部8b
が形成され、かつ雌金具9の受口先端部には外周
側に拡開する拡開部9bが設けられている。該拡
開部9b外周面には、連結用締付ナツト10によ
り雄金具8のテーパ部8bに押込まれる突起部9
cが設けられている。11は雌金具9内周面に設
けられた漏水防止用Oリングである。
加熱コイル1に接続されているリード線61,6
2に連結した筒状の雄金具8と、変成器5に接続
されているリード線71,72に連結した筒状の
雌金具9と、これら両金具8,9を連結する連結
用締付ナツト10とで構成されている。これら雄
金具8、雌金具9および連結用締付ナツト10は
それぞれ銅等の導電性材料で成形されており、雄
金具8の差込部中央部外周面には、テーパ部8b
が形成され、かつ雌金具9の受口先端部には外周
側に拡開する拡開部9bが設けられている。該拡
開部9b外周面には、連結用締付ナツト10によ
り雄金具8のテーパ部8bに押込まれる突起部9
cが設けられている。11は雌金具9内周面に設
けられた漏水防止用Oリングである。
一方、上記連結用締付ナツト10は、雄金具8
に対向する開口端部内周面の径を大きく形成する
とともに、該大径部10aに雄金具8に螺合する
ネジ部10a1を形成し、該大径部10aと小径部
10b相互間に上記拡開部9bの外周面に当接す
るテーパ部10cが設けられている。
に対向する開口端部内周面の径を大きく形成する
とともに、該大径部10aに雄金具8に螺合する
ネジ部10a1を形成し、該大径部10aと小径部
10b相互間に上記拡開部9bの外周面に当接す
るテーパ部10cが設けられている。
上記変成器5の内部でリード線71,72はリ
ード線121,122を介して高周波等の発振器
13に電気的に連結されており、かつ給水管14
1および排水管142を介して図示しない給排手
段に連結され、その内部に冷却水が供給される。
ード線121,122を介して高周波等の発振器
13に電気的に連結されており、かつ給水管14
1および排水管142を介して図示しない給排手
段に連結され、その内部に冷却水が供給される。
e 作用
上記構成による誘導加熱装置を使用する場合に
は、第4図のように、被加熱物15の周囲に保熱
材16を巻いてその上から加熱コイル1を巻回
し、該加熱コイル1の両端に装着した雄金具8を
雌金具9に差し込む。次に締付ナツト10を雄金
具8に螺合すると、締付ナツト10のテーパ部1
0cが雌金具9の拡開部9bに当接して、拡開部
9bを雄金具8のテーパ部8bに圧接させる。こ
うして、加熱コイル1は電源側に電気的に接続さ
れる。
は、第4図のように、被加熱物15の周囲に保熱
材16を巻いてその上から加熱コイル1を巻回
し、該加熱コイル1の両端に装着した雄金具8を
雌金具9に差し込む。次に締付ナツト10を雄金
具8に螺合すると、締付ナツト10のテーパ部1
0cが雌金具9の拡開部9bに当接して、拡開部
9bを雄金具8のテーパ部8bに圧接させる。こ
うして、加熱コイル1は電源側に電気的に接続さ
れる。
次に、給水管141から冷却水を供給するとと
もに、発振器13を作動させると、加熱コイル1
は、コイル本体2に通電されて、被加熱物15を
誘導加熱するとともに、コイル本体2内を流れる
冷却水によつて冷却される。
もに、発振器13を作動させると、加熱コイル1
は、コイル本体2に通電されて、被加熱物15を
誘導加熱するとともに、コイル本体2内を流れる
冷却水によつて冷却される。
f 他の実施例
なお、第5図は、加熱コイル1の他の実施例で
あり、この場合、コイル本体17として、導電性
を有する筒体18の外周面に螺旋状の凹条18a
または凸条18bを形成して可撓性を持たせたも
ので、外周面はスリーブ3で覆い、内部を冷却水
の通路19にしたものである。この実施例の場合
も、コイル本体17は可撓性を有しているので自
在に変形させることが可能である。
あり、この場合、コイル本体17として、導電性
を有する筒体18の外周面に螺旋状の凹条18a
または凸条18bを形成して可撓性を持たせたも
ので、外周面はスリーブ3で覆い、内部を冷却水
の通路19にしたものである。この実施例の場合
も、コイル本体17は可撓性を有しているので自
在に変形させることが可能である。
g 発明の効果
以上述べたように、本発明による誘導加熱装置
によれば、被加熱物の径または形状に応じて、加
熱コイルを自在に変形させて用いることができる
ので、外径の異なる各種の鋼管の突合せ溶接部お
よびT型溶接部の後熱処理等の作業能率の向上を
図ることができる。また、内部に冷却水の通路を
形成した導電性の自在継手を使用するので、加熱
コイルの着脱が容易であるとともに、被加熱物の
径に応じた長さの加熱コイルを選択して用いるこ
とができる。
によれば、被加熱物の径または形状に応じて、加
熱コイルを自在に変形させて用いることができる
ので、外径の異なる各種の鋼管の突合せ溶接部お
よびT型溶接部の後熱処理等の作業能率の向上を
図ることができる。また、内部に冷却水の通路を
形成した導電性の自在継手を使用するので、加熱
コイルの着脱が容易であるとともに、被加熱物の
径に応じた長さの加熱コイルを選択して用いるこ
とができる。
第1図ないし第3図は本発明による誘導加熱装
置の一実施例を示し、第1図は、可撓性加熱コイ
ルの縦断面図、第2図は、誘導加熱装置の概念斜
視図、第3図は自在継手の縦断面図、第4図は、
可撓性加熱コイルを被加熱物に巻回した状態を示
す斜視図、第5図は可撓性加熱コイルの他の実施
例を示す縦断面図である。 1……可撓性加熱コイル、2……コイル本体、
3……スリーブ、41,42……自在継手、5…
…変成器、8……雄金具、9……雌金具、10…
…連結用締付ナツト。
置の一実施例を示し、第1図は、可撓性加熱コイ
ルの縦断面図、第2図は、誘導加熱装置の概念斜
視図、第3図は自在継手の縦断面図、第4図は、
可撓性加熱コイルを被加熱物に巻回した状態を示
す斜視図、第5図は可撓性加熱コイルの他の実施
例を示す縦断面図である。 1……可撓性加熱コイル、2……コイル本体、
3……スリーブ、41,42……自在継手、5…
…変成器、8……雄金具、9……雌金具、10…
…連結用締付ナツト。
Claims (1)
- 1 筒状の導電性材料の外周面をじやばら状に形
成し、もしくは筒状の導電性材料の外周面に凹条
または凸条を螺旋状に形成して可撓性加熱コイル
を構成し、この可撓性加熱コイルの両端に導電性
材料で形成した中空の継手部の一方を装着し、こ
れら継手部の他方を、冷却水および高周波電流を
供給する高周波電源側に設けたことを特徴とする
誘導加熱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17025584A JPS6149395A (ja) | 1984-08-15 | 1984-08-15 | 誘導加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17025584A JPS6149395A (ja) | 1984-08-15 | 1984-08-15 | 誘導加熱装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6149395A JPS6149395A (ja) | 1986-03-11 |
JPS6253912B2 true JPS6253912B2 (ja) | 1987-11-12 |
Family
ID=15901547
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17025584A Granted JPS6149395A (ja) | 1984-08-15 | 1984-08-15 | 誘導加熱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6149395A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2721517B2 (ja) * | 1988-09-24 | 1998-03-04 | 株式会社日立製作所 | 高周波誘導加熱用コイル |
JP4064985B2 (ja) * | 2005-01-20 | 2008-03-19 | 星野楽器株式会社 | 弦楽器用ナット及び弦楽器 |
-
1984
- 1984-08-15 JP JP17025584A patent/JPS6149395A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6149395A (ja) | 1986-03-11 |
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